「どんぐりポイント制度」事業運営規程

どんぐりポイント制度
「どんぐりポイント制度」事業運営規程
平成 27 年 4 月 1 日
どんぐり事業事務局
1
(通則)
第1条
「見える化」制度連携活性化事業費補助金の補助を受けた「どんぐりポイント制
度」事業(以下「本事業」という。)の運営については、「見える化」制度連携活性化事
業事補助金交付要綱(20130712 財産第 6 号。以下「交付要綱」という。
)及び「見える化」
制度連携活性化事業ポイント補助金交付規程(平成 27 年 4 月 1 日。以下「交付規程」と
いう。
)に準拠するとともに、本規程にしたがって実施するものとする。
(目的)
第2条 本規程は、カーボンフットプリント(以下「CFP」という。)を活用したカーボ
ン・オフセットについての認証を受けた製品・サービス(以下「どんぐりマーク製品等」
という。
)の流通を促し、ポイントが付与されたラベル(以下「どんぐりポイントラベル」
という。
)の収集や消費者コミュニティ(以下「どんぐりポイントコミュニティ」という。)
への還元を通して、どんぐりマーク製品等に対する消費者の購買意欲を高め、低炭素製
品の普及拡大や省エネルギー・低炭素化等の取組を促進するため、本事業の運営に必要
な事項を定め、本事業の適切かつ確実な運営を図ることを目的とする。
(定義)
第3条
本規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めると
ころによる。
① 協賛事業者 どんぐりポイントラベルを添付した製品を製造・販売する又はサービス
を提供する者
② 交換商品提供事業者
どんぐりポイントコミュニティが収集したどんぐりポイント
ラベルをどんぐりポイントコミュニティに製品あるいはサービスとして還元する製
品又はサービスを提供する者
③ どんぐりポイントコミュニティ どんぐりポイントラベルを収集し、どんぐり事業事
務局(以下「事務局」という。
)に送付する者
④ どんぐりポイントサポーター
どんぐりポイントコミュニティがより効率的にどん
ぐりポイントラベルの収集ができるように、どんぐりポイントコミュニティを支援す
る者
⑤ どんぐりポイント寄付団体
どんぐりポイントコミュニティが収集したどんぐりポ
イントを環境活動に役立てるために事務局に資金として活用できるよう申請し、事務
局から提供された資金によって環境活動を実施する者
(どんぐり事業事務局の業務)
第4条
事務局は、協賛事業者、交換商品提供事業者及びどんぐりポイントコミュ二ティ
の募集、勧誘、どんぐりポイントコミュニティが収集したどんぐりポイントの集計、管
2
理並びに交換商品提供事業者に対する代金の支払い等、本事業の運営に必要な業務を行
う。
2
事務局は、本事業の認知度の向上及びどんぐりマーク製品等の普及促進を図るため、
キャンペーン、イベント等の実施、ホームページ、パンフレット等の作成並びに民間団
体等が本事業に参加するため必要な手続等に係る支援等を行う。
3 事務局は、
「CFPを活用したカーボン・オフセット製品等」事業の事務局と協力しな
がら本事業を行う。
(実施要領)
第5条
協賛事業者は、あらかじめ、事務局に、どんぐりポイントラベルを添付した製品
の数量及び単位当たりのポイント数を届け出た上で、どんぐりポイントラベルを添付し
た製品を出荷、又はサービスを提供する。
2
協賛事業者は、どんぐりマーク製品等に添付したどんぐりポイントラベルの発行数に
応じた金額(1 ポイント=1円と定める。以下「ポイント費用」という。
)及び「事務手
数料」を協賛金として事務局に支払わなければならない。
3
事務局は、協賛金のうち、事務手数料については事務局の運営経費の一部に充て、ポ
イント費用については、どんぐりポイントコミュニティへの商品又はサービスの還元等
に用いる費用及びどんぐりポイント寄付団体への寄付金(以下「どんぐりポイントコミ
ュニティ還元費」という。
)として管理しなければならない。
4
どんぐりポイントコミュニティは、消費者からどんぐりポイントを収集、集計し、事
務局が指定する様式に従って、事務局に提出する。
5
事務局は、どんぐりポイントコミュニティ還元費を、前項により送付されたどんぐり
ポイントラベルの数量に応じてどんぐりポイントコミュニティごとに管理しなければな
らない。
6
事務局は、前項により事務局に送付されたどんぐりポイントラベルを整理、集計し、
その結果を協賛事業者に報告する。
7
事務局は、どんぐりポイントコミュニティが、どんぐりポイントコミュニティへの商
品あるいはサービスの還元を希望する場合は、当該どんぐりポイントコミュニティのど
んぐりポイントコミュニティ還元費をもって、交換商品提供事業者から製品又はサービ
スを購入し、どんぐりポイントコミュニティ等に送付する。また、どんぐりポイントコ
ミュニティが、どんぐりポイント寄付団体に寄付することを希望するときは、当該どん
ぐりポイントコミュニティのどんぐりポイントコミュニティ還元費をもって、どんぐり
ポイント寄付団体に送金する。
8
前項の規定により事務局が交換商品提供事業者から製品又はサービスを購入したとき
は、交換商品提供事業者は、交換商品提供事業者協賛金を事務局に支払わなければなら
ない。
3
9
事務局は、第2項の規定により協賛事業者から事務局に支払われた協賛金のうちどん
ぐりポイントコミュニティ還元費に充てられた費用について、当該協賛金が支払われた
会計年度の翌年度末に、当該どんぐりポイントコミュニティ還元費に充てられた金額か
ら第6項の規定により報告されたどんぐりポイントの数量に応じた金額を差し引いた金
額に残額あるいは不足がある場合、当該年度末から1ヶ月以内に協賛事業者に返還ある
いは請求を行う。なお、不足金が多い場合は、支払時期方法等について別途協議する。
(どんぐりポイントコミュニティ還元費に係る補助)
第6条
協賛事業者は、前条第2項の規定により協賛金を支払った場合において、当該協
賛金のうちどんぐりポイントコミュニティ還元費に充てられる費用に係る補助を受けよ
うとするときは、交付規程に基づき、事務局に申請しなければならない。
2
前項の申請が適切であると認められるときは、事務局は、当該協賛事業者が支払った
協賛金のうち、どんぐりポイントコミュニティ還元費に充てられる費用に交付要綱に規
定する間接補助費に係る補助率を乗じた金額を補助金として支払わなければならない。
ただし、本事業の執行状況を勘案し、間接補助費に係る国からの補助金が不足するおそ
れがある場合には、補助率を引き下げることができる。
3
前項ただし書の場合において、事務局は、あらかじめ経済産業省に協議しなければな
らない。
4.第2項の規定により補助金の支払いを受けた協賛事業者が、前条第9項の規定による
協賛金の返還を受けた場合、当該返還を受けた日から1か月以内に、返還を受けた金額
に第2項の補助率を乗じた金額を事務局に返還しなければならない。
5
事務局は、前項の返還を受けた場合、経済産業大臣に実績報告書を改めて提出しなけ
ればならない。
6
前項の実績報告書の提出を受け、経済産業大臣が交付すべき補助金の額を確定し、既
に交付された補助金を超える部分の返還の命令を受けた場合には、命令を受けた日から
20日以内に命令に係る補助金を事務局は経済産業大臣に返還しなければならない。
(協賛事業者)
第7条
協賛事業者になろうとする者は、どんぐりポイントラベルを添付しようとするど
んぐりマーク製品等及びどんぐりマーク製品等一単位ごとに付与しようとするポイント
数その他事務局の定める事項を記載した書類を事務局に提出し、承認を受けなければな
らない。
第8条
協賛事業者は、どんぐりポイントラベルを添付しようとするどんぐりマーク製品
等を追加する場合又はどんぐりマーク製品等一単位ごとに付与しようとするポイント数
を変更しようとする場合には、事務局の承認を受けなければならない。
4
第9条
事務局は、次のいずれかに該当する場合には、第7条第1項の承認を取り消すこ
とができる。
①
どんぐりポイントラベルを添付したどんぐりマーク製品等に係るCFPを活用し
たカーボン・オフセットについての認証を取り消されたことにより、協賛事業者が製
造し、又は提供するどんぐりポイントラベルを添付したどんぐりマーク製品等がなく
なった場合
②
協賛事業者が、正当な理由なく、協賛金を支払わなかった場合
③
協賛事業者から申出があった場合
(交換商品提供事業者)
第10条
交換商品提供事業者になろうとする者は、本事業において販売しようとする製
品又は提供しようとするサービスその他事務局の定める事項を記載した書類を事務局に
提出し、承認を受けなければならない。
2
事務局は、前項により販売しようとする製品又は提供しようとするサービスが環境に
配慮した製品又はサービスでないことその他本制度の趣旨に照らして不適切であると認
められるときは、前項の承認をしてはならない。
第11条
事務局は、次のいずれかに該当する場合には、前条第1項の承認を取り消すこ
とができる。
①
交換商品提供事業者が販売しようとする製品又は提供しようとするサービスが環
境に配慮した製品又はサービスでないことその他本制度の趣旨に照らして不適切で
あると認められるに至った場合
②
交換商品提供事業者が、正当な理由なく、交換商品提供事業者協賛金を支払わなか
った場合
③
交換商品提供事業者から申出があった場合
(どんぐりポイントコミュニティ)
第12条
どんぐりポイントコミュニティになろうとする者は、どんぐりポイントコミュ
ニティとなる目的及びどんぐりポイントを収集する方法その他事務局の定める事項を記
載した書類を事務局に提出し、承認を受けなければならない。
2 事務局は、次の場合には、前項の承認をしてはならない。
①
どんぐりポイントコミュニティになろうとする者が、次に掲げるいずれの者でもな
い場合
イ
地方公共団体、公益社団法人、公益財団法人、一般社団法人、一般財団法人、特
定非営利活動法人、学校法人
5
ロ
どんぐりポイントコミュニティになろうとする者へのどんぐりポイントコミュニ
ティ還元費が公共のために行われない等、本事業の趣旨に反するおそれがない者
②
どんぐりポイントコミュニティとなる目的又はどんぐりポイントを収集する方法
が適切ではないと認められる場合
第13条
事務局は、次のいずれかに該当する場合には、前条第1項の承認を取り消すこ
とができる。
①
どんぐりポイントコミュニティが前条第2項各号に該当するに至った場合
②
どんぐりポイントコミュニティから申出があった場合
(どんぐりポイントサポーター)
第14条
どんぐりポイントサポーターになろうとする者は、事務局の定める事項を記載
した書類を事務局に提出し、承認を受けなければならない。
2
事務局は、前項により提出された書類の内容が本制度の趣旨に照らして不適切である
と認められるときは、前項の承認をしてはならない。
第15条
事務局は、次のいずれかに該当する場合には、前条第1項の承認を取り消すこ
とができる。
①
どんぐりポイントサポーターの活動が、本制度の趣旨に照らして不適切であると認
められるに至った場合
②
どんぐりポイントサポーターから申出があった場合
(どんぐりポイント寄付団体)
第16条
どんぐりポイント寄付団体になろうとする者は、本事業において支援を受けよ
うとする環境活動について、事務局の定める事項を記載した書類を事務局に提出し、承
認を受けなければならない。
2
事務局は、前項により提出された活動が環境に配慮した活動でないことその他本制度
の趣旨に照らして不適切であると認められるときは、前項の承認をしてはならない。
第17条
事務局は、次のいずれかに該当する場合には、前条第1項の承認を取り消すこ
とができる。
①
どんぐりポイント寄付団体が前条第1項により提出された書類に記載された環境
活動以外に事務局から提供した資金を活用しようとした場合
②
どんぐりポイント寄付団体から申出があった場合
第18条 本規程に定めるもののほか、本事業の実施に必要な事項は事務局が定める。
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本規程は、2013年11月1日から施行する。
2013 年 11 月 1 日制定
2014 年 4 月 1 日改訂
2015 年 4 月 1 日改訂
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