第4回川根本町ICT利活用検討委員会 会議録

様式第2号(第8条関係)
会 議 録(議事概要)
1
会議の名称
第4回
川根本町ICT利活用検討委員会
2
会議日時
平成27年3月4日(水)
13時30分から
16時00分まで
川根本町役場3F
3
開催場所
4
出席した者の氏名
(1)
委員長
森田
雅文
委
芹澤
慎一郎、薗田
清水
史郎、山田
(2)
5
会議室
員
執行機関
議題
靖邦、坂本
典秀、澤本
(事務局)企画課課長
山本
勝、飯野
潤子
英季、
銀男
企画課
広報情報室室長
山田
貴之
企画課
広報情報室主任主査
根本
訓徳
企画課
広報情報室主任主査
森下
忠明
「かわねフォン」の運用開始時期について(工事進捗状況の報告)
「かわねフォン」利用者へのサポート体制について
中間のまとめについて
6
会議資料の名称
工事進捗状況表
かわねフォン利用者へのサポート体制
一般世帯におけるかわねフォン設置状況の報告
かわねフォン画面イメージ
検討委員会中間のまとめ(委員長案)
第3回 利活用検討委員会 会議録
川根本町人口構成図
(年代別、年齢別・産業別就業人口構成、産業別・年代別就業人口)
7
発言の内容
(事務局)
当初の予定では3月24日に行う予定であったが、かわねフォンのサービス提供の
遅れが明らかになった。委員長と協議のうえ、急きょ委員会を開催することとした。
(委員長)
この委員会を通じて、工事の進捗状況と町の考えを説明していただきたい。
(事務局)
配付資料「工事進捗状況表」により工事の進捗状況を説明
運用開始が当初の想定よりも3か月~6か月遅れる。この間に利用者(特に高齢者)
への説明会や戸別訪問を行い、本格運用に備えたい。
一般住宅では9割以上が設置に同意している。事業への理解は得ている。
(委
員)
工事の遅れの主な原因は何か。
(事務局)
当初の想定より電柱管理者との調整に時間がかかった。
補強が必要な電柱などがあり、自立柱を建てる必要も出てきている。
(委員長)
運用開始が3か月以上延びるが、利活用について検討するための時間であると前向
きにとらえることにしたい。
(委
員)
事業スケジュールを整理し、ここからはしっかりと進めていただきたい。
(委員長)
工事の遅れについての議論はこれまでとし、端末機の利活用についてのご意見を伺
いたい。
(事務局)
サポート体制について説明
① 端末機の設置時に渡す取り扱い説明書を用意する。
② 各地区集会所や公共施設から優先的に工事を行う。それらの施設の端末機を使用
して町職員や運営事業者による説明会を行う。
③ 各地域でサポーターを育成していく。協力していただける地区から対応する。
④ できるだけ身近な者が高齢者をサポートする体制づくりを進める。
(委員長)
第3回委員会では、端末機の使いやすさ、触っていただくための方策など色々なアイ
ディアが出た。今回は端末機に慣れていただく (習熟度を高める) ための提案が事
務局から提示された。この提案についてご意見をいただきたい。
(委
員)
「本庁や総合支所に端末機を設置し、町民が触れることができる環境を用意できる
か」といった意見が、それは出たがどうなったか。
(事務局)
庁舎の窓口の近くに設置するよう検討している。
(委
員)
操作手順書(説明書)は、高齢者が使用する際に困るポイントを洗い出すなど、わか
りやすいものとしていただきたい。
サポーターについては、初めは町の職員が参加した方が高齢者は安心する。
(委
員)
手順書は、イラストや写真を載せる、あるいは操作方法を動画で見ることができる
といった可視化を行った方がよい。
(委
員)
町の職員がサポーターとして説明を行うが人数に限りがあるため、町民にも手伝っ
ていただくという形でなければ、町民からの理解を得ることはできない。
(事務局)
配付資料「かわねフォン画面イメージ」により説明
・緊急情報の配信(例:土砂崩れが発生した場合)
今後は、音声と文字だけでなく、発生場所の地図も表示させることができる。
・臨時放送(例:小学校の運動会が雨天により延期する場合)
グループ機能により学区内への一斉放送が可能
(委員長)
事務局からの説明はあくまでもイメージであり、今後も引き続き検討していただき
たい。
(委員長)
配付資料「利活用検討委員会中間のまとめ(委員長案)」の説明
年度末を区切りとして中間のまとめを行い、来年度の委員会につなげていきたい。
(事務局)
現時点では、双方向性の機能は限られている。
(委
員)
拡張性がある部分について、今後前向きに検討していくこととしたい。
(委
員)
かわねフォンについて、初期段階でできることがはっきりしていない。
(事務局)
検討委員会でのご意見や地域創生のICT利活用計画の状況を踏まえ、上位の優先
順位で予算要求をしていくことを想定している。
(委員長)
中間のまとめとしては、
利活用を検討するためには、利用者や利用期間を想定する必要があること。
◎高齢者が操作手順に慣れる期間、本格的運用までの試行期間の設定が必要
◎高齢者が利用したくなるような情報提供とサポート体制の整備が必要
◎地区や個人から発信する情報については、できる限り簡素化する。
次に、高速通信ネットワークの利活用については、
◎先行事例となる日本各地での高度情報化の取組みの調査が必要
◎地方企業で行われているインターネットを活用した具体的な手法の調査が必要
◎今後のインターネットの利用状況を想定し、無線LAN環境の整備の検討が必要
利活用については、「町民全体の健康や安全」を考える場合と、「就業や定住などの
若者向け対策」を分けて考えていく。
(委
員)
インターネット加入数を増やす方法についても、検討する必要はないか。
(委
員)
スマートフォンやタブレット端末により駅や公共施設、観光施設で便利に、かつ簡
単につなげることができるようしていく必要性はある。設置する場所や使用する方
法について色々と検討する必要があり、それは不可欠なものである。
(委
員)
現在、県内においても外国からの観光客は増加している。最も不平不満となってい
るのはWi-Fiが使える環境整備が遅れていることである。川根本町として先進
的に対応していただきたい。
(委
員)
このような提案が出ているため、これで議論を終わらせるのではなく、町としても
無線LAN基地局の整備について調査し、委員会で検討する材料を提供していただ
きたい。
(委員長)
担当課だけで調べるのには限界がある。委員会として専門分野から知恵を借り、い
ただいた提案について検討していきたい。
中間のまとめについて、委員の皆さんから色々なご意見をいただいた。ここまでの
議論をまとめ、来年度につなげたい。
次回委員会では、素案の表現や内容についてご意見をいただき、まとめていきたい。
次回委員会を、平成27年3月24日(火) 午後1時30分から開催する。
上記に相違なことを確認する。
委員長
森田雅文