研究大学強化促進事業 B.研究環境改革の取組 研究情報の積極的な国際発信 海外への研究者派遣/海外からの研究者受入れプログラム 概要: 若手研究者を中心に、国際共著論文の執筆など、今後の展開が期待できる計画を支援するこ とにより、本学における国際共同研究の機会を増加させ、大阪大学の研究力の強化を促進する。 本プログラムの特徴と支援内容 若手研究者・女性研究者を特に支援。 原則として40歳未満の研究者を申請対象とするが、H27年 度から、職位や年齢に関する申請要件を一部緩和し、対象範 囲を拡大。 派遣・受入れ実績 平成25年度:派遣12名、受入れ19名 相手校: マサチューセッツ工科大学、国際労働機関、 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン 他 実施計画に柔軟に対応。 派遣・受入れともに、短期枠と長期枠(年度をまたぐことも 可能。)を設定。 大学による研究者受入れ支援。 在留資格認定証明書交付申請や宿舎手配を、本学のサポートオフィス が支援。 支援内容: 派 遣 長期 300万円以内 短期 100万円以内 派遣される本学研究者の旅費・滞在費 受入れ 長期 450万円以内 短期 150万円以内 本学にて受け入れる相手国研究者の旅費・滞在費 ※当該年度では、全教員を対象として公募。 工学研究科・福原助教 (平成25年度マサチューセッ 平成26年度:派遣9名、受入れ3名 ツ工科大派遣) 相手校: コロンビア大学、オックスフォード大学、 スタンフォード大学 他 平成27年8月現在:派遣7名、受入れ1名 相手校: ボルドー大学、スイス連邦工科大学チュー リッヒ校、アメリカ国立がん研究所、 ブルガリア科学アカデミー 他 理学研究科若手研究者より:日本への長期滞在を希望する 採択者の声 海外の研究者にとって大変良い機会となり、海外の研究室 との共同研究体制構築に役立った。 医学系研究科若手研究者より:若手研究者が海外の優秀な研究者と一緒に 研究する貴重な機会となるとともに、研究環境や関係する制度についても 多くの意見交換ができた。 基礎工学研究科若手研究者より:次世代のネットワーク形成の礎となる交 流が可能となり、本学の将来的な研究力向上につながる。研究の進展に役 立つとともに、外国の研究者の価値観や研究の進め方を学ぶことができた。 ・査読付き共著論文の発表 投稿雑誌の一例: Scientific Reports Journal of Physics B ・合同シンポジウムの実施 ・書籍の共同出版、寄稿 ・部局間協定の締結 経済学研究科・松村准教授 (平成26年度スタンフォード 大派遣) 成果の一例
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