Flash ムービーを作る(2)

Flash ムービーを作る(2)
2015/04/22
Parafla を使う
作成済みのファイルを読み込む
 Parafla を開いておき、作成済みのプロジェクトファイル(拡張子が pfl)を、Parafla のウ
ィンドウ左下部分(登録エリア)にドラッグ&ドロップする。
ParaFla で作成の際は
 ParaFla のプロジェクトファイル(pfl)と部品の画像ファイル(bmp, jpg, png, pdr など)
を同じフォルダーに入れて保存するのがよい。
 別々にすると、あとでファイルを移動やコピーして保存場所を変えた際に、部品を見つ
けられずにおかしなことになる可能性がある。
 プロジェクト(作品)ごとにフォルダーを作っておくと整理が簡単。
ウィンドウサイズ
 ウィンドウサイズを素材の大きさに合わせておく方がよい。ウィンドウが小さすぎると全体
を表示できないし、大きすぎると余白ができてしまう。
 メインのウィンドウサイズ
⇒ [ファイル]メニュー> 「プロジェクトのプロパティ」で指定する。
 スプライトのウィンドウサイズ
⇒ 登録エリアで右クリック>「プロパティ」(ファイルのプロパティ)で指定する。
スプライト
 フラッシュアニメの中に入れる、別の“フラッシュアニメの固まり”のようなもの。
 例: ① 「犬が足踏み」しているスプライトを作る。
② そのスプライトを右から左に動かす。
③ すると、犬が足踏みしながら右から左に動いて見える。
 メインの流れの中にスプライトを入れることになる。スプライトの中にスプライトを入れる
こともできる
フレーム(frame)
 フラッシュアニメーションの一画面(一コマ)のこと。
 1 秒間に何フレーム表示するか ⇒ FPS (frame per second) と呼ぶ。
 FPS の値はフラッシュ作成の最初に指定しておく。
⇒ [ファイル]メニュー> 「プロジェクトのプロパティ」で指定する。
 FPS の値が大きいほど滑らかに動くように見えるが、大きすぎても PC の能力を越える
と意味がない。
⇒ FPS の値は 10~80 程度?
 イベント(画像)のフレームカウントを設定して、そのイベントの画面表示時間を調整する。
 フレームカウント → そのイベントを何フレームの間、表示するかという数値。
⇒ イベントエリアで右クリック>「プロパティ」(イベントのプロパティ)で指定する。
ロールバック(rollback)
 アニメーションの進み具合をバックさせることができる。
 これを利用すると、同時に 2 つ以上のイベント(画像やスプライトなど)を実行したり表示し
たりできる。
 ロールバックさせたいタイミングで、
イベントエリアで右クリック>「アクションを挿入」で「<ロールバック>」を選ぶ。
さらに、戻したいフレーム数を負の数(例: -20)で指定する。
 イベントを 2 つ同時に表示させるときは深度に注意!
⇒ 同じ深度には 1 つのイベントしか表示できない。
画像を移動させる
 Parafla では自作の画像を移動させることが簡単にできます
 画像素材をイベントとして登録し、そのプロパティで設定します。
 フレームカウント(何コマの間、表示させるか)を「1」より大きくすると、
「描画位置」(=開始位置)と「移動先」が指定できるようになる。
このウィンドウ
の表示スケール
を変更できる。
このボタン < >
をクリックする
と、右側のウィン
ドウが開いたり閉
じたりする。
 X は横軸の座標(左端が 0、右に行くほど大きくなる)、Y は縦軸の座標(上端が 0、下
に行くほど大きくなる)である。
 「サイズ」は画像の元の大きさを 1 としたときの大きさ(倍数)になる。
 「角度」は回転角度。360 以上を指定すると 1 回転以上になる。
 「不透明度」は、100 で完全不透明、0 で完全透明になる。
 「中心位置」がどこにあるかで移動の座標や、回転の見え方が変わるので注意。
 「速度変化」は移動速度の変化。値を大きくすると徐々に減速、小さくすると徐々に加
速になる。
 右側のウィンドウでは、移動の場所・中心位置・サイズなどをマウスで指定できます。
 [描画位置]・[移動先]ボタンを使うと、どちらを対象にするか切り替えられる。
 [ガイド]ボタンをクリックすると、移動の道筋(パス)を確認できる。
 パスの線の上で右クリックすると、頂点(アンカー)を追加できる。
追加したアンカーはドラッグで位置を変更できる。
描画位置と移動先
のどちらを操作す
るか指定する。
 [ガイド]ボタンの右の▼をクリックして、「ガイドを曲線にする」を指定すると、
パスが曲線になる。