消防科学研究所報 27号(平成2年) 各種畳 における燃焼性につ いて Burmngc h a ract ar i s t i c sf o re v r yk i n dofj appaneseMatts 清水栄 f 宮 ・ 中 屋 敷 知 陣・ 概 要 近年.従来の『わら f lJの他に'化学位,t称する 。ポリスチレン 7,ームや.イン γ ュ νーシヨンアア イパーポードを主たる点"とした伎が多〈生産されている圃 しかし ,それらの燃焼性等に閣する但樹 U あまりなされてい伝い状況である.従って。今回はそれら の基礎的回料を得るため.各舗のl'!について ‘い〈つかの燃焼実験を実施 し,一般的なわら世と比較 検 討を行ゥた. また, 位の繍J良識材 のーつであるポリスチレ /7 ~ ームは成 h1 闘のオ ゾン層破療の原因とされるアロン ガスが発泡測として使われていることかり.それらの磁惚についても併せて策絡した. そ の l i ' ; : ! l ! 鍍の燈焼世 l よ 栂わらの存在によヲて大き〈奥なり わら世に比べ化学自は燃焼速度や有害 ガスの舞金状況専において危険性が高いことがわかうた. しかし新しい録制む樹わらと組み合わせること により‘ぞれらの危険性がある仰度組制されることも また 2種矧の畳に必いて waされた. フロ ン1 2がポリスチレンフ. ムの発砲制として. (吏閉されていた. Wemadesomee x p e r i m e nt sone v c r yk i n do fj a p p a ne!'樗 M a t ts .l no r d e rt oknowt h eb u r n i n g b e h a v i o ro rthem 渇u l t .weo b t a i n dt h ef o! lo wingf a c t s Asar e h a T a c t a r i s t i c so nj a p p 3 n e s eM a t t sv a r yw it he x i s t e n sofs trow s u r n川 市 c 2 Andn o nS l r o wl i p eh a v ear i s u k ui nr a t eo fb u r ni n n gi l n dt o x i c i t yo ff i r g a s es 3 Towk i nd0 1themi scomposedo f凹 r i s u t i r e n ef o r m .a n dt h a ti su 詑 dr u r n e l 2 {Oi c h l o f Od i f l o r o 5ab l o w i n gi l R e n t m e t h a l叫 a l はじめに 後術の進歩左生活様式の多様化により .我々の 生活ヨ笹川n は 得々な物品が 1 1 .ち込ま れている現状 に注目し.新 しい鷺材を使用している 各1l1I'化学 坐』と従来からの Tわら畳」についてい〈つかの "陵地笑取を行いーこれ らの燃焼性状等について検 制を行った. にある.そしてこ礼ら物品の憾機性扶の迎い.有 また .坐の構成策材の一つに成則阻のオゾン階 警ガスの発生状況.またfI地状況の良資事.'.火 厳績の原因とされるフロンガスが発泡剤として使 災広大の源開ともなり ,選雌耐や栴防活動耐に除 われていると苛われており.これらの櫨犯につい いて大き な膨縛を与えていると 考えられ.防火対 てむ併せて実施したので,その結果について概要 策上1 1 1 要な問題である. を報告する昭 従って。当研究所ではこれら生活 1 1M,専につい 2 畳の種類 て燃焼兆厳令行い.その燃t 燐柱状.及び鰭焼生成 ガスの様性に聞する研究を i 1 lbてきたところであ る. 主位慌の割煩 l ; tf記に示す 6!f鰍である.(畳床 の縄煩 と形状については国 lに示す.) 今1 ' . ! l! 1,我々 の生活に w i傍な関係である r rb ( 1 ) わら畳 間 イ〆 γ ュν γ ョンファイパーボードサ ン ドウィッテ悦 ( 1 B三胸} 第二研究宅 1 4 7 ) 1 3 ) 1 5 1 イ ン シ ユ レ ← シ ョ ン フ ァ イ パー ボード 畳 ([B) ション 77イパー ボー ド ポ インシュレ (1B.FPSサンド リステレンフ ォー ム 世 1 4 ) ポ リ ス チ ν ンプ, ウィッチ) ムサ〆ドウィッチ畳 1 6 1 ポリスチレノフ z ム 筆 (FPS) (FPS三層} 蜘<ン シ 5 レ -~ .ν" ィ , , ー , 也 : -~., . . 空E ・,. EZ F1 j 型 ", パ - "' -~ 巴t ( J I $ ' S 9 1 2】 TM " ' 1 > .ι H ν-: -• "7イ , " " I t !( J I S尚 制 " . q I ・ a 】 9 ! ・・ T 4 シタル多 νH 置 " 主 " ・ $ .ac‘ . a面倒 J i , . ト "山' ~',固" t t 1B -5 4 alrara ︽ alde " ι壷慶 ( . J ,,~ . ,<< ' . ,山川 ( " u 合 . , …, , 柑 l ι ル ‘ H 山 U H z EM M ¥ 柑鎚 ' 急' ' wt "t り ・ 向 ・P A I L VF 4- . . T レ︼倶 2 yv , 0 田 ヲヲ 1 : ' .. " ' • 6 ( ' j " ~ , 10) と " 川底 1 9 . 噌 ス . レン ゴ , , ー r ~ . sg l < ・ " _ _ _ 1 " '1¥1 一 ・ ・ hv S7 レ れ 一 、く 8P 3 ︾ AhH a 二 時 E-4曹 白 咽 ば旬、﹄ 1 1b M aLZ ;引 υ.s 1・ i l -. . 一 一不1 . F ' " 一 一 51 h 1・ 、 す 忽闘 笹じ 主 " ・ .60911 吻 . "‘ 。 , , , 、 g e s-v, 'I , F 合 "e " U的 ω m 一 4 7 川 h'tM E舗掴鴨 , 一 a庭 内 , , 相 一一一一 ﹁ ↑ El﹂ 信 ぬ主 a - ・ 下 電以 % o ;: 。 : j j z :; 00 i t 主 a -1 :j 3 b j7s α ・ 円 イν" パー す - ; : ; ! .困 医 3 -. … " ' ! 1 rpS¥OO!ll¥川 0 1 " ' - tl l . 】 回 l 畳床の積婚 と形状 ガス涯の状況についての氾復する. (密閉笠 3 実験方法 間内の燃焼実験 実 験 日 ( 21 火衡の i 盆いによる各種畳の燃焼挙動に つい よ記に示 す 6櫨 鎖の畳を玖験体 とし .次 に 褐 1 ; 実験 1 1 1 る内容の確認を主たる目的として 、燃焼実験を実 て 割巴復す る。(自由空間の燃焼実験 絡した. 公 お 方 法 の 詳 細 に つ い て は 表 1に示す. 川室内で世が燃焼した場合の燃焼拳動および 表 1 実験方法 • •• 胃 . M ' 市 U団 M v um 同 信 圃U E 't ・. " ' ' ' ' 調 恥 ‘ " 附 . . u. ・ n r n ,, 1 四 民俗 位 R " , ー. . V 勾 . . . ' " ・・ ・ . .. ム 穂 - . . 署 聞圃 ︻ .司 . τ .. . • • R a 山 田町 H U -a ・ ・ が睡 ・ a R " ' a ・ ' a -a z- a ・ ・ : │ z e l ' , 色 - . . " ' . 巴 ・ " ・ ・・ ・ R・ 皿 山門間叫吋帥山の │: : ; : :;紘一 l L A ; ぷ沿:? の │ぷ; 24LUF.醐,..~.."・ .. . .. ‘ < J且 H " .. "令、~. al. Jι 』厚別 _ >L~ ~ 一 山 一 , - ~ ..・ 酬 し ・ 品川崎剛 . 山 . ,・・食 _ : 1 示日 :? : : R . 1 1 T 2 ~同 町 H臨 民 ・a0 s 1 1 : . " " . . …一14 : : i i ! ? ?l f i : i ; : : n . ,. 醐 ・ ! I 町. . . , ' -. 凶 ". ,喝 ' <v 副 剛 山" "..・山叫.畑 E ・E・ ~". 園... " ,. ・~ " . 1. 'HI iL _ ( 48 ) 山 叩 . 即. ,・ a 2・ ・ "・ . ' " " . . ,. " '" 帽 付 , , 1 M ".輔 ア 織機状況 6-8分の 各世の着炎時聞は,点火から 聞であり .それほど大 きな温いほ無かで3た 1 1 0 1.0 1 1. . . . . . <> 問 :=2・ 2 叩 l ものの,従来のわ ら慢 に比べ析しい:11"の 哨 • 可 E 一 恨の方が早い若炎 傾向 を示した. また 後存勉に おいては.わ ら l : !や稲わら との併用タイプである 18三綱畳.そ して FPS三回鍾の輪 場合で全体の4 0-6 0%.ぞ れに対し他の世の場合 は 1 . . . . . . . . 3 %程度であ り 燃焼性の違いを更に示した. ょの結集から .伎の織成におりる稲わら の存在が,燃能性 に強〈関与しているもの と考えられ. 当然のことながら偲曙掲の表 面温度や室内 温 度 に おいてむその 進 いが はっき り舵めら れた . ( 回 4多照) 包盆 一 ー ・. 一 一 ー ー . . . ・ . , 回 2 実世僚奏 一 叫 一 . . " ・ ・ H ・ ・ 1・ 1 ど • a 淘口 l iH j i ! 日 •• 恒 品 jh , ず ーラ ヒー ター 畳 イ ト優 上からの統況 向日・ H =E E d “ 2 “'慰、 2eM⋮ 品 ; 寸 - - - - !h TE j1zl EHLP- •• ,. ii i ) ・: 'd ー “ す; 戸もず司 !l l・ 宅 e叩14 一 … 一 一 吋 守 i pFi f z raj TIll- Illl ' ‘ , 守 一 一 一 一 一 一 一 一 一 9 0 ,戸::'.-.'::= -ー-~,..,~.."...........、、 国 三三.--一'ー一 園 " 図, 陸 -、ーニニム、、 . . ‘ ー μ e 。 、 明 白B ,~ :l!内温度変化 なお備わらが使われてい る伎の場合.実 験の後半から纏問。こ近い健焼状態で彼移し 位 . ていることが回復に よって班Eされている. 患の発生挟況 イ 圃 煙量の舞金は 位の玄な情成策材がポリス 明 幽 チ νンフォーム .繍わら.インシュ からの紋況 J ν ショ ファイパーボー ドの願で高〈なり 。特に ポリスチレ y フ珂ームは会民支系特有の燥を 伴った . jQ~~程が発 生して泊り 守 目 視観察 に結いて IB'PPSf 量{泌 5 ) . FP5畳 {地 6)の 2鍾須健全〈見通しのきかない 図 3 燃焼裳:11 状衝であった. (囲 s 審開) ( <l ヨ煤は殆 どの有償問から健生 τるが. 4 実験結果と考務 物質構造による登が大さし 木材 伝どのセ 1 1 実験 1 ルロ 信拠の概要を 表 2に.鰻照笛拠を袋 3にー そ ス系物質からの発生 U比鮫的少 佐 〈 ポリスチレンのようにペノゼン核や。 ポリ 溢化ピ ニルのように二 i l l鯖合を有する 物質 して燃焼状況の写誕を別俸に示す. 以下各項 gについて説明を加える. は符に多いと習われている. ( 4 9 ) { イ ) CO ,( 二酸化炭紫) CO,について は貸の醤類 によって 5 % 以 上 も の 発 生 (!B'PPS悦(No5) . 、 、、 FPS畳 1 " "引 が 毘 め ら れ た . E、 司 一‘組 事 叫 喜 CO,その ものの様性はあまり大きくな いがこのような淘度と留ると血圧の上昇 や呼吸数の噌加等。身体に強い最 多曹を与 えるIl!合がある a なお.l'lの鍾績の;;)いによる CO ,の発 c oとほぼ悶織であった 固 生傾向は . , . " 白 ウ ・ u 4 a e 11M( , J l 帥 O← ( 駿 掛 欠 乏 鹿 実務は燃焼現象そのものと直緩に関連 図 5 煙i ・度宜化 しており ,勉 の 喝 舎 も 特 に 燃 焼 の 複 し 燃焼生成ガスの発生状況 かったポリスチレンフ*ームが主体の畳 c o(酸化炭繁) 問 の場合は H ~15% 台の浪度に至った. co の発生は,高い場合で 0 . 6 0 9 活(FP な>;この程 度 の 浪 度 低 下 で は 直 ち に s 畳 ( ぬ6 1.低い場合で0.25%(わら n 危険な状徹に至るとは雪えないが.吐き ( 地1 ).FPS三間畳(地 4 1 1 左いず 気。頭筏等の症扶を与 る.そして般家欠 0分 - 1時間繰穏で危腫または致死 れも 3 乏は即効性があると言われており,燃焼 般的な 6 量によっては大きな危険要因になると考 に至る高;o,置を示して;;り. 畳間おいて%畳程度の盆の燃b うをでも危険 えら11.る. 一方,稲わらが使われている鐸の場合 な状徹に至るむのと言える. なお量の径頬の違いによる検度差は, は.燃焼が緩慢な為。後気とのバランス イの燃焼峨況で述べた傾向 とほぼ同様で から酸素欠乏の危険性は少ないと思われ あり 相わらが使われている場合の方が る. 低検度であった。(阿 6参照) 同その他のガス HCN (シアン化水繁)や陰イオン系 このことは。燃焼速度,即ち燃焼に近 いゆっくりとした燃焼と.念激な燃焼の のがスの発生は微小であった. 迎いによるものが大き伝要因と考えられ 発生Iitがー番大であヲた Ha1 極化水 索〕でも IOppm以下であり.その他は 5 る 。 ppm以下と身体に影梅を与えるような符 箪する濃度には至らなかった.しかしこ ' " 者、 れらのガスの発生状況は. 合成系の素材 の方が若干多い傾向を示している。 ー .. ー 叫 なお . FP5 盛(No.6 )はポリスチ ν ンフ才 ムの発泡斉唱として使用されてい 彦容か,ふっ素化物が痕 るフロンガスの g 5 さ 。υ 一 一 崎明 一 一, ,,一一情 一 " 首 唱 。 、 . , 砂 '・ 跡程度検出した固 , ',..-ー 一 剛l e " 1 7 1 使刷の有無 一 一十 ー 五戸!jt:~.-:::;''''-<; こンー 点 エ プロンガスの存在 j 円三~<:: FPS三闘世(ぬ 0, FPS畳(No.6 ) .,...,~.~-- " ・ー 刷 出 ・ ω 図 6 CO~温度変化 の発泡ポりスチ νン鰯分に註争衡を差込 み任意にガス を録取 し分析したところ. それぞれ 230ppm,的 600ppmのフロン 1 5 0 1 消火しないものと F想される。 本備考 方. [B.FPSサンドウイツチ畳 発泡ポリスチレンは製j r 去の違いにより . 押出しポ ド色型やきボ ( N o .5)については ドの 2種 類 まれたポリスチレンアォ があり.発泡剤として 7 ロンガスを使 燃焼しており,パ 用しているものは伸出ボードで.主に 霊長(陥 6)に歪つては句者炎後急激に火 きボードは烹にプタンガスが使用され 1 ゅの也大を示した。そしてバーナの火炎 ており今回の実験においては IB' F の有無に間わらず燃焼が継続し。実験開 PSサ/ドウィッチ坦(No.5)が該当 5 分間で全体の 9割以 始から終了までの 1 している. 点 ムが遺沢的に ナの火炎を取 り除い た後も懲焼の広大傾向を示した. . FPS アロン 1 2が使用きれている.な芯型や 1 2 (化学式 世の中央部分に決 ょが消失した. c a 霊 協定変化は制定点をパ←ナ下部の畳 F" 分子治 1 2 0仏 訓 の中庖部分としたが 30σC)を験出 した。 十 イ ) 燃抽時におりる発生 FPS畳{ぬ 6)において . 実験の写 化に比べ非常に緩慢な上昇であった. 並検出した. 期に少i しかし熱源を取り除いてもよ昇傾向を示 これは。発砲剤 として内包きれていた した. フロンガスが位の惰成索材の燃焼 によ旬 また [B畳{ぬ 3)に結いては。 1 0分 開放され発生したものと考えられる。 81 .8 てに遣しており。前記の世に 時占で 1 信お FPS三制畳(No.~ )に お い て " 比べ早い温底上昇を示し,そして以降む 検出し なかったー 何れにしても製品円のフロ 上梓傾向を示した. y ガスは少 一方.ポリスナレンフ z ムを 量であり,特に問題になるのは製造行慢 におりるフロ nの構 成業材の 1部とした FPS三 回世['"け y ガスの取り敏いであると FPSサンドクィッチ笹(No5 ) と [B. 官える. は加熱 1 0分 後 h こそれぞれの緑町温度. [ 2 1 実駁 H 6 2 8 .9"(, 6 8 9. ] " Cに宅ったが。黙語複合取 3循矧の火淑による燃焼実験結集(実験 り除いた後は下降傾向を示した.そして 1, 2, 3) の概要をそれぞれ表 4, 5, 6に示す.以下各実験ごとに説明を加える. ア 実聡 1 (大火仮による位の燃焼挙動) で ポリスチレンフ牟ームが主な織成業牢4 ある FPS:l1(陥 6) 比 そ の 傾 向 が 更 に鎖停であり,加存在 8分後の時点で段高 燃焼速度および限集結裂から. 6種 類 0 5 . 5 ' Cに湿している. 温度 8 の位のうち,わら畳(地 1), [8三 的畳 以上の結!l!から 。 わら1'1ゃ帽わらと組 N o .3)の 3橿煩は,概 { 地 21. [s畳 ( み合わせた鐙およ びインシュレ ねパーすの炎を受けている場所のみが係 ボ 焼しており,総焼がパーナの炎から舛fJe ゾヨ J ドを主と芸術成繁材どした世について は.通常の温度雰囲気下で比般的大きな ると。自然。こ消炎状態となり,急搬な燃 火炎を受付ても急激な延焼危険は少ない 焼拡大傾向は示きセかっ た。また ド PS と冒える。 三隔世(No.4)は,一部自の績を伝わり しか しポリスチ レンフす 延 焼 の 傾 向 を 示 し た が 全 般 的 に は 前詑 ムを偶成素 材とした税わらタイプの鈍は.一且稲火 の坐とほぼ同様の傾向と会った. なお k すると有炎燃焼が継続し延燐広大危障が 1 04盛 期の告は,有炎燃焼 には韮らな かったものの わら位(~o. 1)と IB三間盟{他 21 は.10 分間の加烈で 8 .8 "C 41.8"Cと他の畳の温度変 それぞれ 8 大である。 何れ も燃焼状惣を継続し イ 実験 2 アイロ ンを火煉とした仕の燃焼 ており,確実信消火を行わない限り白己 挙動) [ 5 ) ) 練火以外の火獅としてアイロンを使用し の可能性は少ないと脅える. ワ 実験 3 , (J 、火iII!による畳の終焼拳動) た績調実験の給梁.何れの盤も発炎鎗焼に タバコによる悠援実"では,何れの位 L は;;らず.繍焼状噂で綜鈎した. そして加 然絡了後の状態は 3信矧のグル プに分 小範囲の燃焼にとどまり自己消火し.燃焼 かれた. 鉱大に 11至らなかった. その第 lグループ札わら盟(No.1) 、 FP 温度測定位聞は笑験 1と同峨,錐の中開 s ; ; ; ; ; 胤 畳 { 地 り の よ う に. しばらくの問 郎分としたため .火傍が中心部塩到途ぜず 機焼状組員が継厳し.以後自己消火したもの 大きな温度上界は認められなかった. 第 2グループは. 1s三月副畳(No.2, ) 1B しかし,わ ら畳 ( ぬ け と稲わらと組み 鐙{出 3 ) . 1B.FPSサ ン ドウィッチ盤 合わぜたタイプの畳{陥 2."巴<)の温度 ( 出 5)のように繊焼が安時間継続したも を見ると ‘非常にめ っ〈りした温度上昇で の。そ して第 3グループとして ド PS坐 あ る が 約 3時 間 弱 で 最 尚 渇 度 ( 2 7 .9 "C ( 出 6)のように加撚終了と同時に自己消 3 0 .2 "C ) に王り ,以後降 Fした. 一方,脱わらタイプの長(No.3.陶 5 . 火したものであった. また第 2グループの中でも IB三階型左 ' "6)は 2 0分前後 k比般的早い時間で段 IB畳の 2橿 須 ".加然終 7後も温度よ鼻 尚溢度 が認められ.将に IB 畳に ついては水によ (28 . 6' C~40.2・ C) に至り。以後は 徐々に低下または繍 4 まい状慾で焼始した. る消火金行っても繍焼状闘が畏時間際続し { 出 3とぬ 5の伎は 2 0分以降やや低下した 留〈政置すると再び火"の回復が認められ ものの.微小ではあるが再び上昇傾向を示 ずと. し的 3時間経過 i t 27"(代で彼移 したJ 以上の結果から.i1の綱成紫材のうちイ 以上の結架から.何礼の1lIも小火源に対 y シュレーションボードほ稲わらより 蓄 熊 しては比較的安全で"る. 効果が大であり.蒲炎に"韮らないものの しかし.わらを織成紫材 とした貸のよう 嬬焼し易い素材であると 曾える. なおポリ に,微小ながら絡控が長時間総統している スチ νンプ,-ムについては熱により裕融 1 1 1合も見受 b すられ.火桶が蓄黙されるよう し閥囲に空調加分が出来るゐ目U しろ断書事 信条件下では 出火の可能性も考えられる. 抽梁となり着炎に至ら伝い限り .絶 後S 陸続 •• h 伺 ,, . , ! II B三 ," B 1 ' 12 結 果 の 織 要 ( 実験 1 ) . 前 Gl . , ./ < ' I I 蝿 且揖". 守 " .。 IB FPS ‘ I S . / . . 01 . . . F P S r I UH' .脳 【軍} 恨. . 刷 U 持 品" 削 "湖 s ー “ I9 1 1 ‘ l拘 2 ω 7時 " . UII l自 I . t I ・ a 凶 , .粉 -梅 “ ' " ・1 間 ( "】 . . 史 国 調‘持 . . . 儲】 掴 6j l '2 1 静 Z m 刷 1 t 11 珊 . , α 鴻 " 1 I j '1 , m0 ロ 別 ' . 1 1 1 ,. 7骨時曽 ‘ . 。晶" .n ‘ " , y) { 剖' ) 1 ' ; 1 , ‘ . 4 IFPS: : ! .. . OlSl' ' ' ' D%> I~ ー "..f 肉 . 3 ‘ • • . " . " " ' " " . . . . . . 園 高 " . n " ' " . " • '''•• . "•• " 1 $ ' . 白 川 " . " 0. : 1 51' . . Ol : UI " " 咽量 H . . 巾 民鳳鯛 It { ・ . ・・ ,・ "・a 1 .曹 置 " .•崎 ' " 体罰 B・ 叫鬼 剛 胆 出 掴 I JI 'J 1 ・・ 1 61 '1 . . ・ 冊 、 刷 剛 ‘ ・ ・ 3・ . , ",) . 2・ 間 ,~, 聞 ー- ,, 問】 開 ,~, 剛 1 1 1' ) Ut '1 ' " ・ 1 IU a ね凶ヴ w . ) ( 1 ' )I 置 陥 問 l 以下 叫下 1 以下 1 悦3 干 予 " ' Hlf '"下 S肝 . , ゆ え l T , '"下 S悶下 l l : I T ~tcl' 5悶T 五以下 l d l ' j 下 S臥V Hff U:H , . , 桝 , .牌 帥 崎 嗣 剛邑制民1;11 1(,酎色 岡町 ゐ, ",.肉岨"'..II"I.IHf"輔 の . U. 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' " . 健 γしヌー 印 何れの .':111 τ 同 酬1 :1 1 量らず笛 生危険.そして避錐危投等の各項目を考慮する と. 従来からのわら畳より新しい素材で焼成された化 学畳の方が火災危険性が高いと 言 える. なお今回は生活物品の 1っと して畳の燃焼往に ,レ- Y 3ンファイパー ド@掴わらの順で高〈 削!IJ ' " 1 1こ れ 身 明則 事 院"開怖か勺的 3分で ・ 2 1 . J 骨 』 大危険は.①ポリス 素材のうち.着火後の経焼事E ボ 4時間 憤 . ・ " " 実験 1の結泉から, 畳 を街脅威する主な 3磁頬の ム②イン y f . , 5 まとめ チレンフ ォ つ . 要 ( 実 験 J) 慨 2 J .J 諸. 7 哨 艶 向 」 , .之唖舗の合傘で ア f",.1 '市 嗣自 拭f ・ . ,^ ヂ ν ンZ 沖 が 市 岨 L喧 喧, ' .晶 , l l. ' 幻 錨 開<c " , 2 6 . 9 州 ザヌチー,ン帽仲"甫圏直 化 " ' ア " ' I",~,.、"酬の金 同1 : 1 .. " ' 1 t 多t J tI : . :6 〈ん骨量叩揖+日間副大. 7<ロ V 4ι 層m ,E 4 d REar 檀匝L.t~ Sgu' C 5 8 1. 1 I ' t :下 2時 間 憧 ,~し P 下.岬 ~') )I チ V ン 陣骨副市融 "量じ •• 幽 f t l 'a 1 , 2 J. t i 'C 6 結果の 表 2 6 ~.I ntl 持 2_~ 1R c <<.6'.瞳 Ll:. T. fロンか吋圃 申 告 園出前雌 ••. " 4酬 S F f ' S n 1 . 1 1'阿 れ s '"且 ついて検証を行ったが, 般に延組危険が少ない これ ら素材の偶成剛 と考えられでいた坐においても生産性 ・銭能性を 含の違いによって畳の燃雌性が大き〈臭会り ,特 求め,新しい後補による新務材等が次々に生産さ に稲わらで椀成されていない量ほど燃え易しそ れている状況にあり , その傾向は他の物品にお い > ( ; 0 を代表する有害ガスの発生も多段と れに伴 ' ても同織であると予想きれる.そして .それらが なることが確寵された E また実験 Hの結果から畳 火災に造過した喝合,今古と追った新しい草険要 の燃明は 因が生じる可能性も考えられ,今後も我々の身近 火原の種類の遣いや大小によ っても 燃 焼性が微妙に異なっているため 各慢 について函 な生活問品等に役目 し研究を重ねていく考えであ 的に火災危険性告評価する ことは溢当でないが る 。 緊急性を主眼として延焼危険.有害ガスー煙の発 ( 5 4 ) 写真 iー 1 わ勺畳の開後状 ' R 写真 2-1 写真 1-1 わ勺畳の殺存紋現 IB三層畳の燃焼状,兄 写奥 2-2 tB三局畳白残存状,毘 戸「ヤー見向? J , . . . ,、λ ニ 下 戸'匝司 己 、 〉ウ. ~ ". ‘ ' 写真 3 -. 1 I8畳の鰐焼状, 兄 , 写真 3- 2 写真 4- 1 FPS三届畳の惜規紋況 写真 4- 2 ( 5 5 ) JB畳の筏存欽況 FPS三局畳の筏存状況 写真 5-1 !B.FPSサノドつ.,." " )テ畳の鰐 写真 5 - 2 I B.FPSサ ノドウィ ッテ畳の政 焼状,兄 存状況 写真 6-1 写騎 6-2 FPS畳の磁存状 ' R FPS畳の閉1 免状 ' R I~ ) 6 参考文献 ( 1 ) I P~ 火 史学会 M : ¥ 01l 火!見閲覧珂 J t;illl ~ t ! l < J ! Jj ( il " l l i J i I i 治I 1 J' Iア切冗所 プ fえ叫 < I W i J令 :l H N 1 3 1 1 1 1 1 1 1 i )人 1 I本則的協会 ' 1 . 1 ; (~ R;ttQ研究所 " J t m ! l ヒック:;..-J ' ズ フロ ~ゾ J 町内敏厳司 間取引消 flJ li 火 型下山本.n~< M f i ; : t共 [ ,i J fit にお 11 ろ火災位向心解 VII 僻ろを~ ~nJ!r.øJ.A r t 伝 : f "火 と伺とfl.1 i T I J l ? " . .J1只 ハ J ドプッ ク i l\m目 1~l í系 日 ( 5 6 )
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