団体名：ＪＡ高岡地場農産物直売運営委員会 代表者： 穴 田 甚 朗 所在地： 富山県高 岡 市 あ わ ら 町 〔ポイント〕 「 畑 で パ ー ト ！ 自 家 菜 園 で 50 万 円 」 を ス ロ ー ガ ン に 掲 げ 、 平 成 14 年 ７ 月 に 会 員 ２ ５ ０ 名 参 加 で 直 売 組 織 を 設 立 （ 現 会 員 が ７ ２ ７ 名 （ 平 成 １ ９ 年 度 末 ））。 15 年 ８ 月 に 活 動 の 拠 点 と な る 直 売 所「 食 彩 広 場 」を オ ー プ ン 。現 在 は ５ カ 所 を 運 営 。 ま た 、 量 販 店 で の イ ン シ ョ ッ プ へ の 出 荷 も 取 り 組 み 、 平 成 14 年 の ２ 企 業 ４ 店 舗 か ら 現 在 、 ６ 企 業 15 店 舗 に 出 店 。 【活動内容】 １ ． 女 性 と 高 齢 者 の 就 業 の 場 づ く り と 地 域 の 活 性 化 の た め に 、「 農 産 加 工 部 会 」 に発展させ、多様な農産加工品の生産・販売に取り組んでいる。直売所を基点 に農産加工を行う女性起業組織が新たに発足し、地元農産品を使用した加工・ 販売の取組が進んでいる。 ２．ト レ − サ ビ リ テ ィ − に よ る 安 全 ・ 安 心 な 農 産 物 の 生 産 と し て 、 全 生 産 者 で 栽 培管理日誌の記帳を進め、集荷場内に生産者毎の栽培日誌をファイリングする とともに、直売所の巡回等を行い、トレーサビリティシステムの構築や出荷方 法の統一に取り組んでいる。 ３．高岡市内では地場野菜の生産量が少ないため、大型量販店などに出回ることが少な く、多くの消費者が地場野菜を目にしながらも、購入する機会が少なかった。ＪＡ等 関係者の間では、市場価格の低迷の恒常化や水稲に特化した生産構造など、農業の 現状に危機感が高まっていたことから、 ① 家庭菜園規模の農家を販売農家として育成するとともに、比較的安定した単価に より販売することで経営の安定化を目指す。 ② 多くの消費者が集う量販店で地場産野菜がふんだんに陳列販売される流通構造を 構築する。 ③ 生産者の意志が価格決定に反映される販売システムで園芸作物の生産意欲の高揚 を図る。 ことなどを目的に、活動に取り組むこととなった。 ４．平成１７年に「花き部会」を設置し、より多くの人に販売活動に参加し、花 卉の生産拡大につなげている。
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