1月のほけんだより - 武蔵野市子ども協会

1月のほけんだより
平成 27 年1月1日発行
千川保育園
あけましておめでとうございます。年末年始のお休みはいかがでしたか?
不規則な生活習慣がついてしまった……というお子さんはいませんか?
毎朝冷え込み、体調を崩しやすい時期です。気持ちも新たに、健康管理に留意しましょう。
インフルエンザ?と思ったら
「かぜ」と「インフルエンザ」
どう違う?
★受診して確認を
かぜとインフルエンザの違いは、主にウ
イルスの種類と症状です。
かぜと区別しにくいので
すが、今は検査でインフ
ルエンザかどうかわかる
ようになりました。受診
して確認しましょう。
●かぜは、アデノウイルス、ライノウイルス、
RSウイルスなどが原因で、微熱、鼻やのど
の痛み、くしゃみ、鼻水、などが主な症状。
●インフルエンザは、インフルエンザウイルス
が原因で、40℃前後の高熱、悪寒、のどの痛
み、せき、鼻水のほか、関節痛や筋肉痛を伴
うのが特徴。
★脱水症状に注意
高熱が出たり、下痢を起
こすと脱水症状が出やす
くなります。水分補給に
は十分注意しましょう。
冬の肌荒れ対策
空気が乾燥する冬は、お肌も乾燥する季節。特に
子どもは、肌のバリア機能が未発達のため、荒れ
やすいのです。日々のケアを心がけ、デリケート
な肌を守りましょう。
外あそびや手洗いのあと、
保湿クリームを塗る。
★熱が下がって3日間は登園停止
冬の寒風に地肌を
さらさない。
インフルエンザは、「解
熱して3日を経過する
までは登園停止」と決め
られています。無理をす
るとぶり返したり、まだ
人にうつす可能性が残
っているからです。この
期間を守り、家庭でゆっ
くり療養してください。
(長そで・長ズボンの着用)
今月の行事
7 日(水) 幼児身体測定
8 日(木) 乳児身体測定
14日(水) ゆり組 視力検査
16日(金) ゆり組 視力検査
19日(月) 全体健診
※裏面に、乳幼児に多い感染症及び登園停止期間を
掲載しています。
こどもに多い感染症の症状および登園停止期間の基準
症状
病名
感染
~発病
感染経路
初期症状
特
徴
主 な
合併症
登園停止期間
(登園時医師
許可証必要)
麻
疹
(はしか)
7~11 日
飛
沫
コブリック氏斑(頬の内側に
風邪の症状
できる粘膜疹)
発熱、咳、鼻汁、 発熱3~4 日後に赤い小さな
目やに等
発疹が耳の前後から全身に
ひろがる
風
疹
(三日ばしか)
2~3
週間
飛
沫
発熱と同時に
はしかに似た
発疹ができる
はしかより軽い
コプリック氏斑がない
頚部等のリンパ腺がはれる
な
し
発疹が消退するまで
水 痘
(水ぼうそう)
2~3
週間
接
飛
触
沫
発熱と同時に発
疹が始まり、胸、 新しい水泡が次々とできる
腹、背中から全 乾くと黒くなる
身におよぶ
脳
炎
すべての水泡が
かさぶたになるまで
沫
軽い発熱
食べものをかむ
と痛む
耳の下が急にはれる
口をあけても痛む
脳 炎
睾丸炎
卵巣炎
膵臓炎
耳下腺、顎下腺又は
舌下腺の腫脹が発現
した後5日を経過
し、かつ、全身状態
が良好になるまで
1~2 週間後、
咳は強くなり、
咳の終りにヒューヒュー息 肺
炎
を吸う
ヘルニア
普通、熱はない
流
行
性
耳 下 腺 炎
(おたふくかぜ)
百
日
咳
イ ン フ ル エ ン サ ゙
インフルエンザ様
かぜを含む
咽頭結膜熱
(プール熱)
10~14
日
飛
解熱した後 3 日を経
過するまで
10 日
飛
沫
風邪の症状
咳は初め、
夜間に多い
1~3 日
飛
沫
悪寒、高熱、頭
痛、腹痛、下痢
腰痛、関節痛
肺 炎
中耳炎
発熱、咽頭痛、
結膜炎、下痢
高熱が続いて目が赤くなる
と同時にのどが腫れて痛む
な
4~6 日
飛 沫
接 触
(プールを
介して)
結
核
流行性角結膜炎
急性出血性結膜炎
腸管出血性大腸菌
感染症
肺 炎
中耳炎
脳 炎
し
特有の咳が消失する
まで又は5日間の適
正な抗菌性物質製剤
による治療が終了す
るまで
発症した後5日を経
過し、かつ、解熱し
た後3日を経過する
まで
主要症状が消退した
後、2 日を経過する
まで
感染の恐れがないと
医師が認めるまで
3~5 日
経口感染
(便に汚染
された食
品、水など
による)
その他の感染症
突発性発疹 手足口病 ヘルパンギーナ
マイコプラズマ肺炎
伝染性紅斑
溶連菌感染症 伝染性膿痂疹 急性結膜炎
感染性胃腸炎 ウイルス性肝炎
見やすいところにはっておきましょう。
腹痛、水様の下
痢、嘔吐、発熱
嘔吐・下痢が続く場合は、脱
水に注意
血便(出血性大腸炎としての
症状)が表れた場合は、重症
合併症の危険性あり
溶血性尿
感染の恐れがないと
毒症症候
医師が認めるまで
群(HUS)
これらの感染症は、医師が集団生活可能と判断した場合のみ登園が可能です。
(ただし症状が重い場合、又は集団生活の管理上、必要な場合等には医師の判断に
より作成する。
)
武蔵野市育成課
H25.4.1