平成 27 年 9 月東北各県審判委員長殿東北大学ﾊﾞﾚｰﾎﾞｰﾙﾘｰｸﾞ戦参加チーム各位東北大学ﾊﾞﾚｰﾎﾞｰﾙ連盟競技委員長小田嶋充審判委員長佐々木克之「ワイピング行為」に関わる特別処置についてワイピング行為については、本連盟が規定する「競技上の確認・審判上の注意事項」に、以下のように規定されています。 10. ワイピング行為について（1）クイックモッパーがいないチームでゲーム中のワイピングは、原則としてコートの選手が行うのでワイピング用の布を用意すること。（2）クイックモッパーは 2 名までチームから選出することが出来る。服装はプレーヤーと異なる統一されたもので、ベンチの両側に 1 名ずつ待機し迅速に行うこと。（3）クイックモッパーは、ワイピングに徹すること。（4）クイックモッパーの応援ならびにチームのマネージメント行為（ドリンク・アイシング作り等）は一切禁止とする。それらの行為は警告の対象となるので、注意すること。（5）モップを扱う場合は、安全性を考慮して床に置いておくこと。（6）試合開始前、タイムアウト及びセット間におけるワイピングはベンチの控え選手または、クイックモッパーが必ず行うこと。しかしながら、気温あるいは湿度が高い状況下で試合が行われる場合、10（1）の適用に関しては大会運営上の問題があることが、チーム及び審判員から指摘されています。【問題点】 ① 人数不足等によりクイックモッパーが確保できないチームが、コート上の選手だけでワイピングする場合、気温あるいは湿度等でタオルが濡れることによりワイピングの効果が低下し、時間的ロスが生じる。 ② ①により、ラリー間の 6～8 秒が確保できなくなり（5 ﾎﾞｰﾙｼｽﾃﾑ）、試合のリズムが崩れ、大会運営にも支障をきたす。 ③ ワイピングにしっかり時間をかけないと危険である。この件に関し、本連盟の競技委員長、審判委員長が検討した結果、クイックモッパーが確保できないチームに対して、特別処置を設けることにします。尚、この特別処置は、本連盟主催の大会のみに適用されます。【特別処置】気温あるいは湿度が高い状況下で試合が行われる場合、クイックモッパーが確保できないチームに対しては、以下のような特別処置を設けることとする。 1）ラリー間のワイピングは、コート上の選手が行うことを原則とするが、審判員により許可された場合は、登録選手がベンチまたはウォーミング・アップ・ゾーンからコートに入り、速やかにワイピングすることとする。ワイピング終了後は直ちにベンチまたはウォーミング・アップ・ゾーンに戻ること。 2）この場合、ワイピングのみに徹し、ベンチからの指示等（警告の対象）を行ってはならない。以上