急性重症看護 - 北海道専門看護師の会

平成 27 年度領域別 活動計画 急性・重症患者看護分野
平成 27 年 6 月 7 日
活動目標
1.
急性・重症患者看護専門看護師としての専門的知識および実践力の維持・向上を図る
2.
北海道内における急性・重症患者看護専門看護師のネットワークを拡大する
3.
専門看護師課程修了者の資格取得を支援する体制を構築する
4.
臨床における認定看護師および他看護師との協働に関する課題を整理する
活動内容
1.
急性・重症患者領域のメンバーでメーリングリストを作成する
当領域は臨床で実践している専門看護師よりも大学教員の方が占める割合が高い。そのため、
専門的知識や経験した事例などを領域メンバー内で常に共有できる場を設ける。
※ 時期:6 月にメーリングリストを作成し、領域内で活用方法を共有する
2.
大学院教育課程修了者、在学中の大学院生なども含め、当領域のネットワークを拡大する
当領域の教育機関は道内に 2 校となり、修了者は増えている。研究会としての活動だけでは
なく、他施設の現状や個人の経験などを共有するメリットは大きい。これを実施することで他
の活動目標がより効果的になることも期待できる
3.
教育課程修了者の資格取得に向け、有資格者を交えて事例検討を行う
専門看護師の受験に必須である実践報告書を作成するにあたり、経験した実践内容を言語化
するための能力向上を図る。これは、有資格者にとっても事例検討する有意義な機会にもなる。
※ 時期:今年度の申請〆切(実践報告書)は 9 月 1 日 15 時のため、7~8 月に開催予定
4.
臨床における専門看護師としての実践活動を行う上での課題を明らかにする
昨年度、
「CNS と CN との恊働に関する問題−効果的なコラボレーション実現のために−」と
いうテーマのワークショップを行った。認定看護師との連携だけではなく、組織内で協働する
ための方法(組織分析、時間の確保など)に関する課題などが見えてきた。しかし、具体的な
活動方針をメンバー各々が明確にできるほどの検討には至っていない。さらに、昨年度に実施
予定であった「クリティカル期とポストクリティカル期の橋渡し行なう CNS の実践的活動とは
何か」をテーマとするワークショップも開催できなかったこともあり、今年度も継続して実施
予定とする。
※ 時期:8~10 月に開催予定