A.製紙産業の将来と富士市の明日-ナノセルロースが紙のまちを変える

富士市議会議員
太田やすひこ 議会レポート
平成 27 年 No.15-01
製紙産業の将来と
富士市の明日
-新素材ナノセルロースが
紙のまちを変えるー
紙 のまちとして 100 年を超える歴史を刻ん
できた富士市は、家庭紙から産業用紙に至るま
で幅広い用途の紙の生産を誇ってきました。
しかし、急速なペーパーレス化の進展により、
国内の紙需要は減少傾向にあります。
樹木とセルロースナノファイバーの関係
日本製紙ホームページより
セ ルロースナノファイバー(CNF)と言わ
れる新素材が、もっとも注目される技術として、
北欧、北米、そして日本で、その研究と技術開
発が進められています。セルロースナノファイ
バーとは、木質組織を化学的、機械的に処理し
てナノ(10-9)サイズまで細かく解きほぐした
極細繊維状物質を言います。
紙合計の 2015 年需要予測
日本製紙連合会ホームページより
製 紙産業が持続的成長を続けていくために
は、事業構造の転換が必要であり、それには製
紙産業が保有する技術を最大限活用すること
が求められています。
その展開の一つとして、森林バイオマスの利
活用技術があります。製紙産業が蓄積してきた
技術を活かし、高機能材料や機能化学品製造の
事業を創出するものです。
私は、11 月定例会の一般質問では、富士市
の産業支援の在り方の一つとして、この新素材
について言及しています。
太田やすひこ HP http://web.thn.jp/ootayasuhiko/
発
住
行:太田やすひこ後援会
会長 諸星 秀一
所:富士市錦町1丁目9番5号
(℡)0545-53-2148
CNFの特長と用途
日本製紙ホームページより
今 年 1 月 29 日、富士市において、『CNF(セ
ルロースナノファイバー)産業振興セミナー』
が静岡県企業局の主催により開催されました。
まさに、『21 世紀の紙』が、富士市を「21
世紀の紙のまち」へと大転換させる時です。
太田やすひこ
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太田康彦
所属委員会 総務市民委員会 委員
議会運営委員会 副委員長
議会改革検討委員会 委員
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