まちづくり地区懇談会(大出区)会議録 地 区 名:大出区 日 時:平成27年5月20日(水)19:00~20:40 会 場:大出コミュニティセンター 町参加者:町長・副町長・中村課長・百瀬課長・柴課長・向山課長・唐澤課長・ 三井担当課長・中谷課長補佐・鈴木係長・地域支援スタッフ(柴宮住民係長)・ 菊池・清水 参加人数:27人(男性26人:女性1人 うち第4次振興計画期間中の区長 3 人参加)※町・主催者、報道機関を除く 報道機関:- 主な発言:※要約・箇条書きにて記録 【第 4 次振興計画の検証】区長 ・区民総参加 ⇒ 昭和 48 年から区民が増加し町内では4番目に大きな区となった。 大出地区と山口地区の区民の一体感が深まった。ふれあいサロンを30回 開催し参加者や区内サークルの交流ができた。 区民の集いの場として運動競技場の建設を予定していたが、ながたドー ムが建設され建設はなくなった。区民運動会もながたドームや北小学校グ ラウンドで開催し区民の交流場となっている。 ・地域環境の整備 ⇒ 遊休荒廃農地割合が平成 23 年 2.14%から平成 26 年 0.95%と改善した。 平成 18 年からにこりこ周辺が観光農園、農産物加工場、グリンツーリズ ムに利用され、町の荒廃農地の解消の中核地となっている。 ・基盤整備 ⇒ 雨水排水事業に早期から着工した。山口地区の排水路整備が課題として 残っている。 生活道路の改良については、ベルシャイン伊北店周辺の一方通行の解消 が課題。通学路の歩道整備についは、安全対策に取組んでいる。 防災関係では、防災マップの見直しを行い 17 組に防火水槽を設置した。 ・生活環境の整備 ⇒ ゴミの不法投棄が絶えない。根絶が課題。 アレチウリ対策は区役員、分館役員が中心になり年2回行ってきた。地 権者の協力も必要だと感じる。 安全安心なまちづくりについては、成果がある取組みを行ってきた。子 ども見守り隊の高齢化が問題で、PTA、学校へ申告している。通学路を LED街灯に整備している。 資源収集場を山口地区に設置した。 助け合いマップを平成 26 年に見直しした。区で避難訓練を行っているが、 今後は区単独訓練のほか、沢区・八乙女区と合同の避難訓練を計画。 ・史跡、自然の保存 ⇒ 分館主催で史跡、かつらの木めぐりを開催し参加区民に知識を深めても らった。現在、町天然記念物のかつらの木周辺が地すべりのため近づけな い。対応必要。 大文字行事継承していくため、今後は区が全面的に支援することも検討。 深沢川の水辺公園については 10 年前に県の事業として話があがった。改 造の仕方によっては活性化が見込まれる。 懇談『大出区と箕輪町の未来を考える』~現在の区・町の課題について~ 参加者)5組の世帯が増え住宅地が広がっている。火事のとき消火栓で対応で きるか。防火水槽を設置したらどうか。 区役員)平成 22 年に町へ要望したときは、水道管の口径の都合により消火栓増 設はできないと回答があった。防火水槽のほうが有効。 参加者)にこりこ周辺は果樹地帯として充実している。たべりこも賑わっい県 外ナンバーも見られる。夏場暑いときに「休憩したい」と思える木陰のある 環境整備をしたらどうか。山梨県北杜市の直売所は涼しい環境の中にありよ かった。 町長)知らない人は通り過ぎる。広告看板でPRもできるが景観も大事。通っ たときに「一休みしたい」と思える環境必要。また、地元の方に、にこりこ へ出荷をお願いしたい。 参加者)JA選果場と、にこりこの販売物がダブっている。改善したらどうか。 少し工夫するなど前向きに検討してほしい。 町長)JAとも話しをしている。JAは季節営業だがにこりこは通年を通して 営業。近くにあるので協力して一体としてやっていければと思う。 区)にこりこは、入っても楽しみがない。カフェスペースもあるが休んでいこ うという気にならない。生産者もあじーなやグリンファームへ持っていく。 客が楽しめるよう地域協力隊の4人の知恵をもらってしたらどうか。 生産物が入ってこないと選択できず手を入れる必要があると思う。 たべりこは、地元の野菜をふんだんに食べれよい。楽しみのある店。 町長)ハード面は直せないが工夫していく。 区民)観光農園の状況は。 産業振興課長)観光農園として、捥ぎ取りまでは行っていない。構想としては ながた温泉までつながる観光としたい。 区民)観光農園で収穫されたものはどうしているのか。 産業振興課長)にこりこへ出荷の仕組みの手をうっている。 区民)午後にこりこへ行くと品物がない。売れ切れなのか、もともと置いてな いのか。たべりこへ来た人が流れるようにしたらどうか。 ながた温泉の食堂もガラガラしてる。来た人にお金を落としてもらえるよう に。 平林公園も公園らしく寛げる整備を。山口地区は人口増加している。西山周 辺の開発をお願いしたい。 町長)にこりこ・たべりこからながた温泉へ回遊できるよう開発が必要。 区民)沢保育園が老朽化しているが建設の予定は。あわせて周辺道路の整備は。 町道 51 号、52 号線の状況は。 山口、大出は心は一体感あるが土地の距離がある。中間を住宅造成したらど うか。 活性化交付金で公園を整備している。今後も拡充を。 町長)沢保育園の建替えは、木下保育園統合と同列に考えている。大出・山口 の距離遠く人家離れている。土地利用を考えることを検討。農振が足かせと なっている状況だが考えていきたい。 建設課長)51 号 52 号は平成 25 年に要望があった。住民説明会を行ってきた。 今後は交安や建設事務所の協議を行う。国の補助をもらっての事業。詳細を 説明後、用地取得を行う。平成 29 年終了を予定している。 区民)幹線道路が5本走っている。1本は住宅地の中を走っており、重量のあ るトラックが通ると振動する。規制できるか。郊外へ誘導すれば住環境は良 くなるのでは。 建設課長)国道バイパスができても国道の交通量は変わりない。道路改良につ いては県に要望していく。 区民)20 年前に道路改良してもらったが、その後、下水道の宅内引き込みのた め道路横断し掘削したあとの填圧が不十分だったのでは。 区長)長年の問題である。県へ要望していただきたい。 区民)元気づくり支援金の活用を。地域に密着した交付金だが提出書類作成が 複雑で難しい。役場の書類を借りるなどサポートしてもらえる環境づくりを お願いしたい。 町長)箕輪町はお金があるのか支援金を取りに行かない。関係団体が元気なの か。もっと仕事をつくりだして、交付金を取りにいくべき。 区民)町の活性化交付金が充実しいるが、もらえるものはもらいたい。 町長)事業をやるには知恵を出して。 区民)地域の人も考えないといけない。役場まかせにしてはいけないが、内容 がわからないことがある。 町長)町と住民と一緒になって考えなければならない。 区民)地区へ情報、ヒントをもらいたい。 区長)町の自主財源の確保を。人口減少により予算縮小だが企業誘致が必要で はないか。産業をおこして人を残す必要がある。人口減少対策をして財政確 保をお願いしたい。 町長)働く場所がないと人が出て行く。若い女性の転出率が高い。なぜか。若 い女性の働く場所、楽しみをつくらなければならない。 南箕輪村や宮田村は郡内移動が多いが、箕輪町は県外移動が多い。今後分 析していく。 区民)人口減少をとめる取組みを。 区民)図書館建設の状況は。 町長)2月検証結果を出した。現在は凍結状態。庁内に図書館建設のチームを つくった。検討は専門家を入れて行うが、その材料集めを行う。いづれにし ても財源措置が必要。 区民)荒廃農地を解消したいが、何をつくったらよいか。町のブランド力をア ップする特産品を考える必要がある。大出に養命酒の研究所がある。タイア ップしたらどうか。 区民)区費600世帯集めているが、実際は700以上世帯があり150世帯 近く未加入。対策できないか。 区役員)行政の捉えている数字とのギャップがある。区に入らない考え方が出 始めている。法的効力もない。 町長)常会のあり方、区のあり方について、いろんな意見をもらっている。 区長)住民自治基本条例がある。ボランティア的な考えをもってもらいたい。 以上。
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