私たちの活動 ユニカスとCWC 児童施設 カンボジアは今

私たちの活動
ユニカスとCWC 児童施設
2006 年 8 月,宮前代表(JICA シニア海外
ボランティアとして 2 年間ユニカス児童施設に
赴任)を中心に女性 6 人で【ユニカス会】を設立し,赴任期間中にでき
首都プノンペンから車で 1 時間、
赤土の村の中に【ユニカス児童施設】
(Unaccompanied Association) が あ
ります。約 100 人の子どもと 20 人く
らいのスタッフが、広い土地で畑を
耕し、豚、鶏の世話をし、サッカーを
[施設で英語の授業 先生は年長児]
楽しみ、ミサンガを作り、元気に学校へ通っています。
プノンペン市内の【CWC 児童施
設】(Child Welfare of Cambodia
Organization) は約 30 人の子
ども達が スタッフと共に生活
をしています。2010 年に出発し
たばかりでまだ手探り状態です。
若い施設長が頑張っています。
ユニカス セラー園長
CWC ボパー園長
カンボジアは今
カンボジアと言えば紛争、地雷、エイズ、
学校不足等のイメージが先行していますが、
最近は安い労働力を求めて外国資本が入り高層ビルが建ち並ぶよう
になりました。しかしインフレ率は高騰し続け、仕事に就けない人々
の暮らしは益々苦しくなっています。その為か外国支援に頼らざるを
得ない孤児院が増え続け“孤児院産業”と揶揄されているという矛盾
がおきています。カンボジアには一体どのような支援が必要なのでし
ょうか。このままで良いとはとても思えません。
なかった子どもたちの栄養面
を少しでも改善したいと概ね
10 年間という期限を設けて活
動を始めました。現在は 2 か所
の児童施設に「手と口」と「お
足」を出しています。
子どもたちの手作りです
ミサンガ(ユニカス児童施設)
ブレスレット,ストラップ,
ペットの首飾りにもなりますよ
ユニカス児童施設に太陽光発 アクリルたわし(CWC児童施設)
電設置支援 停電もしばしば。
洗剤いらずで
「贅沢」ではない。安全安心な
環境にやさしい
生活環境を保障しよう。そんな
いつでもどうぞ
思いから、施設と共同で取り組
み始めています。ぜひご協力を!
【 資 金 】 会費と各種のイベントに参加して子ども達の手作り品及
びカンボジア製品を販売してその収益金等を当てています。
【ユニカス会】 年に 2~3 度、現地を訪ね、子どもたちや施設のスタ
ッフの声を聴き提言もしながら、子どもたちの将来を一緒に考えてい
ます。毎年の総会、毎月の運営委員会が大きな役割を果たしています。
<運営委員を募集しています>
【目標】 2016 年の活動終期までに両施設が自立への確かな足がかり
が掴めるように、そして、彼らが、カンボジアも「児童の権利条約(*)」
の締約国である事を知り、その理念が実現されるような土壌づくりに
貢献できるようになればと願っています。
*18歳未満の児童の権利について定められた国際条約