大井川源流だより vol.13 - 大井川源流域森林再生協議会 事務局

大井川源流だより
大井川源流 だより vol.13
大井川源流域森林再生協議会機関紙
2015年6月23日 発行
第 5 回通常総会で
回通常総会 で 解散を
解散 を 決議
森林整備は
森林整備は静岡市アドプト
静岡市アドプトにゆだねることに
アドプトにゆだねることに
静岡市アドプト
静岡市アドプトへのご
アドプトへのご協賛
へのご協賛をお
協賛をお願
をお願いします
5月26日、第5回通常総会を静岡市産学交流センターで開催し、当協議会の
解 散 が 決 議 さ れまし た 。
当 協議会 は 、 井川 地区 の 森林整 備 に よる 山 地 保 全 や 地 域活 性化 、 さら には 木 材 の
有 効活用 によ る 地球 温暖 化対策 など を 目的 に 平 成 23 年 3 月 に 発 足 し ました 。 会員
各 位 のご 支援 をいた だき 、 4 年 間 に わたり 活動 をして まい りまし た 。
し かしな がら 、 末永 く 森 林整備 に 対 する 支 援 を 継続 す るた めには 民間 組織 で は 限
界 がある こと から 、 会員 各位 に は 静 岡市 の 森林 環境 ア ドプ ト 事業 にご 協賛 を お 願 い
す ること とし 、 当協 議会 は 解散 をす ること とし たもの です 。
4 年間 の 活動 で 井川 地区 におい て 227ha の 間 伐 と 7 , 67 6 m もの 作業道 の 開
設 を 行 う こと ができ まし た 。 こ れも 偏 に 会 員各 位 の 多 大 な るご 支 援 の 賜物 で あり 、
厚 く 御礼 申 し 上 げま す 。
な お 、 当協 議会 は 解散 し ました が 、 引 き 続 き 静 岡市森 林環 境 アド プト 事業 に 対 し
ご 支援 を たま わりま すよ う 、 お 願 い 申 し 上 げま す 。
栗原会長あいさつ
関心は高まっている。しかし、現実に森
林整備は難しい。
私は設立総会で協議会の活動を大井川
から他の河川流域に広げていきたいとあ
いさつをした。アドプトへの協賛は、安
倍川、興津川への広がりとなる。
会員各位には、今後は静岡市森林環境
アドプト事業への協賛をお願いします。
田辺市長あいさつ
民間による大規模な森林整備という新
しい取り組みとして4年間活動してきた。
大きな成果を残すことができたが、民間
だけでは無理があり、昨年から私も参加
して静岡市の同様の取り組みである森林
環境アドプト事業との調整に取り組んで
きた。
水利用という観点から、上流域に対する
大井川源流域森
林再生協議会の意
志を受け継ぐ決意
を示しながらごあ
いさつを申し上げ
たい。
協議会の取り組
みは全国的にも
先駆的な取り組みであったと、私も思って
いる。市を代表してお礼を申し上げたい。
私の市政運営のキーワードは連携。協
議会の取り組みは、民間企業と地域、行
政が融和した取り組みであり、感慨深く
感じている。
これからも井川地区で「あるもの探し」
を行い、見つけたものを磨き上げていく。
そして活性化につなげていきたい。
静岡県 松本理事あいさつ
協議会の活動は、
地理的に不利な井
川地区において利
用間伐を積極的に
行い地域雇用に貢
献する先駆的な取
り組みだったと思
うし、作業道の開
設、木材の有効活
用は、素晴らしい功績だったと思う。
森林整備には、その恩恵を受ける都市
部住民の理解が必要。協議会の活動によ
ってその礎ができたと評価したい。
井川出身 スーパーGT
スーパーGTトムス
GTトムスチーム
トムスチーム監督
チーム監督
関谷正徳氏講演
一般的にド
イツ車に対す
るあこがれが
強いが、日本
車には非常に
高い信頼性が
あって世界を
席巻している
し、ドイツメ
ーカーも真似
をしている。世界でレースをしてきて、
日本は食事も美味しいし、安全だし、便
利だし、こんなに素晴らしい国はない。
私たちは、そろそろ日本は世界一だとい
うことを自負する時期だ。
井川地区にも、ものすごい資源がある。
モータースポーツの観点で言えば、ラリ
ーを開催して数万人を動因することも可
能だ。
自動車産業は日本の基幹産業だが、モ
ータースポーツに対する理解は低い。現
在モータースポーツの本場はヨーロッパ
だが、そろそろ日本に世界の人が集まる
ようにしたい。それが私の目標だ。
森林所有者の声
望 月
さん
間伐で災害に強い
林になりました。お
かげさまで、昨年の
大雪にも耐えて、風
の通る素晴らしい林
になりました。支援
していただき、あり
がとうございました。
協 議 会 の支 援 地 である静 岡 市 井 川 出 身 で、カ
ーレーサーとしてル・マン 24 時間レースで総合
優勝されるなど活躍し、現在はスーパーGTトム
スレーシングチーム監 督 の関 谷 正 徳 氏 にご講
演をいただきました。
井川の峠道で自然に腕が磨かれ、仲間
で出場していた草レースからプロに転向
することになった。
弱小メーカーだったホンダは世界一に
なった。レースはカネがかかり無駄だと
いって出場しなかった会社はいつの間に
か淘汰されていた。志を高く、世界一に
なろうとそれに向けた準備をしてきた人
でないと、結局は世界では戦えない。
喜 裕
望 月
重 雄
さん
植えて 50 年も経つ
と木が大きくなり、
自分では手入れが
できずどうしようと
思っていました。こ
の事業で間伐をして
いただき、安心でき
ました。本当にあり
がとうございました。
発行責任者:大井川源流域森林再生協議会 会長:栗原績 協議会HP:http://www.ohigawa-reforestation.com/
発 行 人 : 鈴 木 康 平 ( 〒 427-0 0 4 5 静 岡 県 島 田 市 向 島 町 4 3 7 9 番 地 1 / 0547-36-5 1 6 0 )