幼児心理カウンセラー News Letter

幼児心理カウンセラー News Letter
2013 年度は、幼児心理カウンセラー資格認定制度がスタートして7年目。
No. 4
年度別認定者数
6期生となる認定者の方々が加わり、全国の幼児心理カウンセラーも
(2013 年 4 月現在)
2007 年度 3 名
100 名を超えました!
2008 年度 19 名
1期生の認定者の方々は、認定後5年を経てなおご活躍中。資格の更新をされています。
2009 年度 26 名
2010 年度 20 名
秋には初の「幼児心理カウンセラー大会」が開催され、多くの幼児心理カウンセラー
2011 年度 23 名
が一堂に会する機会となりました。
2012 年度 24 名
計
「資格取得ガイダンス」への登壇
* 参加者VOICE *
(幼児カウンセリング講座ビギナー講座)
毎年、各地のビギナー講座にて、
「幼児心理カウンセラー」の資格
を取得された “先輩” として、受講生にメッセージを伝えていただ
いています。 今年度お話いただいたのは…
林 美智代先生(10 認定)
2013 年度 シンポジウム
(東京・秋期キャリアアップ講座にて)
・実際に資格を取得された方の声だったので、
近い存在に感じられた。
・実際に資格を取得された先生の生のお話に、
関心が高まり意欲がわいてきた。
東京 7/24 安齋 朋子先生(10 認定)
大阪 8/5 115 名
・基礎テストの勉強が心配。学びたいが勉強する時間がない…。
・どうしたら資格が取れるか、具体的に知りたくなった。
シンポジウム「幼児心理カウンセラーからの提言」も5回目となり、
毎年恒例のプログラムとなりました。
今年度のシンポジストは、
9 月 14 日
参加者数 幼児心理カウンセラー:10 名
鈴木孝枝先生 (09 認定 ) と松田聖子先生 (10 認定 )。
一般:33 名
鈴木先生には、“ことばの教室” から “LD等発達通級指導教室” 入級に
* 参加者VOICE *
・同じ問題を抱えているだけに勉強になった。
・お二人のシンポジストの事例とその対応を
聞いて、 自分自身の振り返りができた。
・同じ悩みを持つ仲間と語り合え、また、
専門家の先生方からも深いお話を聞かせて
いただけて良かった。
いたるまでの関連機関との連携について、
松田先生には、気になる在園児の母親と専門機関との間を幼稚園がつなぐ、
三者の連携について、話題提供をいただきました。
お二人ともそれぞれの現場にて、幼児心理カウンセラーとして地域の
専門機関との連携に尽力されている事例でした。
今回は、フロアの参加者の方々がグループ討論を行う時間を設けたことに
より、例年以上に積極的な意見交換が見られました。
2013 年度 アドバンス講座
A-1 実 践 報 告 会
8 月 7 日(大阪会場)参加者数:5 名
8 月 8 日(大阪会場)2 名
A-3 スーパービジョンの体験
9 月 14 日(東京会場)2 名
11 月 16 日(東京会場)2 名
幼児心理カウンセラーとしての日頃の実践を報告し合います。
実践報告会・事例検討会に参加された後、ステップアップの講座
今年度は初めて大阪会場でも開催。
として、スーパーバイザーによる個別指導(お一人 50 分)が
今回参加されたのは関西・東海地区の幼児心理カウンセラーの
受けられます。
先生方でした。少人数の会でしたので、参加者全員の事例を
今年度は、大阪会場で中村淳子先生、東京会場で中村孝太郎先生
1つ1つ全員で共有して検討しました。
によるスーパーバイズが行われました。専門家から個別に指導を
お一人 10 分程度の報告時間と 15 分程度の検討時間。
受けることのできる機会はなかなか得られないものです。
その後、研究所のコーディネーターからのコメントがありました。 自身の幼児心理カウンセラーとしての支援や関わりについて改め
発達の遅れや問題行動の見られる子どもとその保護者や家族に
てふり返り、方向性を確認したり、より専門性を高めていくため
保育士としてどのように関わり、他機関といかに連携するかが
にぜひこの講座をご利用ください。
皆さんに共通するテーマだったようです。
裏面に続きます→
A-2 事例検討会
11 月 16 日 参加者数:26 名
1つの事例について、参加者全員でカンファレンスを行います。
*参加者 REPORT *
今回は、鈴木栄子先生(10 認定)から “友だちとの関わりに
個別の援助が必要な児に対してどのように関わっていくか” と
いう事例が提供されました。
・グループでの話し合いはとても有意義で、
大事な機会と思う。
もう少し時間を配分してほしい。
・1つの事例でも、様々なものの見方ができ、いろんな面から、
違うとらえ方があって参考になった。
①事例提供の後は、概要についての質疑応答
・初めて参加したが、ターゲットを決めて押さえ込んでいく
②コーディネーターから見立てのヒント
という手法が新鮮だった。
③まずは一人でじっくり考えを深めてみる時間、その後、数名の
・検討の方向性がはっきりしてよかった。
グループに分かれて、互いの考えを共有し検討し合う時間を設定
・カウンセリングを含みながらのコンサルテーションを
④各グループで検討されたことの報告と提案
取り入れた方法も指導してほしいと思う。
⑤コーディネーターからのアドバイス
幼児心理カウンセラー大会第1回総会
11 月 17 日 午前
参加者数 幼児心理カウンセラー:50 名
一般:2 名
(A-4)
幼児心理カウンセラー大会の初開催にあたり、大川一郎副所長が挨拶。
◇全体会グループ分け◇
大会の大きな目的は、全国で 100 名超となった幼児心理カウンセラーどうしのつながり。
A-東京① 5 名
このような会を通じて、その後、地域ごとに幼児心理カウンセラーのネットワークなども
B-東京② 6 名 広がっていくとよいのではないかと願っています。
そのような趣旨もあり、全体会では地域ごとに、A ~ I のグループに分かれて
ディスカッションを1時間行いました。
テーマは、
「今困っていることへの、幼児心理カウンセラーとしての対応」について、
「対 子ども」
「対 保護者」
「対 園や同僚」
「対 地域」の中から1つ選びます。
C-東京③・神奈川 6 名
D-千葉・埼玉 E-東北・北陸・甲信越 6 名
F-愛知①・静岡 6 名 G-愛知②・三重・岐阜 6 名
H-大阪・和歌山 6 名
その後、各グループ 5 分程度で、話し合いの内容を発表していただきました。
I-京都・岡山・福岡 5 名
*参加者 REPORT *
・グループの形式が良かった。地域性や保育所の運営なども似かよった所があり、
話し合いがスムーズにできたし、盛り上がった。
・情報交換ができて何より。悩みは地域にかかわらず、同じなんですね。
・今回は近隣の県の先生方でのグループ形式だったので、次回はランダムな形式での
グループ形式でも参加してみたい。
・各々の現場の現状や取り組みを多く知ることができ、参考になることが多かったが、
時間的なしばりの中で、講師陣からのコメントや助言をもっと受けられると良かったと思う。
(A-1 実践報告会) 11 月 17 日 午後 参加者数:42 名
幼児心理カウンセラーとしての日頃の実践を報告し合います。
◆懇親会◆
30 分を1つのセッションとし、4セッション行います。
シンポジウムやアドバンス講座の終了後は、認定者の方
いずれかのセッションで必ず一度「発表者」になり、
どうし、そして研究所のコーディネーターとがお互いに
「フロア参加者」との質疑応答、意見交換を行いました。
*参加者 REPORT *
親睦を深め情報交換を行う機会として、懇親会を
行っています。
回を重ねるごとに、幼児心理カウンセラーの方々の意外な
・少人数なので、一人一人の意見や情報がもらえ、とても良い。
一面(?)も垣間見えるようになってきたような…?
・大変楽しく参加させて頂いた。自分も発表するというのはドキドキ
遠方にお住まいの方はなかなか参加が難しいこともある
したが、いろいろな考え方を聞くことができ、とてもためになった。
ようです。
・それぞれの事例をそれぞれの視点から聞けて良かった。
日程やご案内方法などできる限り調整・工夫して、
「そうそう」と思うこともあり、共感は勇気になる。
より多くの方がご一緒できるようにしたいと考えています。
・午後の形式は、自由に話せるが、時間が短いと感じた。
これからも皆さまのご参会をお待ちしています。(事務局)
「幼児心理カウンセラー財団法人田中教育研究所」資格認定の詳細についてお知りになりたい方は、2014 年度版「資格認定のご案内」を
下記ホームページよりダウンロードしていただくか、田中教育研究所までお問い合わせください。
一般財団法人田中教育研究所 TEL 03‐5940‐6817( 月~金 9:30 ~ 17:30) FAX 03‐5940‐6829 URL http://www.maroon.dti.ne.jp/tier/