別府市障害のある人もない人も安心して安全に暮らせる条例の制定(PDF

平成27年調査
タイトル
別府市障害のある人もない人も安心して安全に
暮らせる条例の制定
子育て・福祉・健康
自主条例の活用
団 体 名
別府市(大分県)
121,865 人
人 口
166
○
事 例 の
ポイント
別府市は障害者施策の総合的推進に取り組んでおり、誰もが相互に人格と個性
を尊重し支え合う社会の実現を目指すための独自条例を制定。
○ 市長が差別や虐待と思われる事案に対して「助言・あっせん」、「勧告」等を
行うことを可能としたほか「親亡き後等の問題(障がい者を支える保護者などが
障がい者の将来を思って抱く不安)」を解決するための検討の実施を規定。
別府市は、身体障害者福祉モデル都市や住みよい福祉のまちづくりの指定を受け、障
がいのある人のため、公共施設のスロープ設置や車椅子トイレの設置などを進める等、生
背景・目的 活環境の改善等に取り組んできた。
さらに差別や偏見の解消が進むよう、平成 25 年 9 月に「別府市障害のある人もない人も
安心して安全に暮らせる条例」を制定した(平成 26 年 4 月施行)。
<条例の特徴>
・個々の差別事案等を解決するため、市長が差別や虐待と思われる事案に対して「助言・
あっせん」、「勧告」等を行うことを可能とした。
・障害者自立支援協議会条例制定作業部会(条例制定のため設置され、障害当事者や
その家族も含め構成)の中で最も切実な問題として取り上げられた「親亡き後等の問題」な
どの課題に対し、先進的に解決策の検討を行うことを規定した。
内
効
容
果
担 当 課
関連サイト
<条例制定に当たって工夫した点>
条例は、「地域はそこに住む地域住民がつくるもの」という考え方の下、障がいのある
人、その家族及び関係者等、地域で障がいに関わる人たちの声を、市民アンケート及び
前述の条例制定作業部会の議論の中で把握した。検討過程では、市はアドバイザー的な
役割に徹し、市民の声を最大限尊重するよう努めた。条例案については、パブリックコメン
トの募集のほか、幅広い市民の方々の声を直接聞く場、そして理解を深めていただく場と
して、一般向けのタウンミーティングに加え、中学生向けのタウンミーティングを行った。
条例施行時に行ったアンケートで、「条例を皆で意義あるものにしたい」、「条例を意識し
て生活していきたい」、「条例に協力していきたい」などの感想が寄せられ、条例が市民の
間で肯定的に捉えられている。
また、市は、市営温泉を利用する体幹機能障がいのある人の求めに応じ、洗い場に手す
りを設置するなど、条例に沿って具体的な合理的配慮を実践しているところである。
今後も市民や事業者への普及・啓発を進めることで、障がいのある人の暮らしやすさが
徐々に向上し、別府市が目指す「共生社会」が実現されるものと考える。
別府市福祉保健部障害福祉課
http://www.city.beppu.oita.jp/03gyosei/syogai/aru_nai/index.html