第581回 議事録

マイナンバー制度のポイント」
い!
「これだけはおさえておきた
あるかの確 認ができなかっ
か確認でき ず、同一人物で
な く な る ( 現 状で は 氏 名 し
保 険料 や 税 金 の 徴 収 漏 れ を
イナンバー 提供を受け る必
性が あるた め、 在職中 にマ
す るこ と が 困 難 に な る 可 能
成 時 に マイ ナ ン バ ー を 取 得
り返し使 用す るこ とは 違法では
号確 認が 必 要。 再 取得せず に 繰
は 取 得す る 都 度 、 身 元確 認 と 番
外部の個人支払い先について
更新す る場合は 再 取得を 省略で
なく、再取得しない場合、身元
2.マイナンバーの取得・利用・
きる。一度取得した外部の方で、
要がある。
とは限らないため 。)
)
個 人番 号 の記 載が な さ れ
提供のポイント
た 同( 性 同 名 で も 同 一 人 物
日時:平成二十七年九月一日
るのは、① 通知カード 、②
企 業 が 個 人番 号 の 提 供 を
犯 す 意 思 故( 意 が) な い 場 合
は処罰されない。
られて い る 。しかし、 罪を
度)には 、 直罰 規定が 設け
番 号 法 ( マイ ナ ン バ ー 制
あ る が 、 入 社 時 に運 転 免 許 証 等
際 に 身 元確 認 を 実 施す る 必 要 が
後 最 初 に 個 人番 号 提 供 を 受 け る
て の 社 員 に つ いて は 、 制 度 開 始
新入社員・中途採用を 除くすべ
いれば それ 以降は 軽減でき る。
じ て 入 社 時 等 に し っ か りや っ て
認は 、 国税分野の本人確認 に準
運 転免 許 証を 利 用し た 身 分確
た 等 を 記 載す る 。 記 録は 事 務 が
書き 加えた、訂正した、削除し
定 個 人 番 号フ ァ イ ル を 参 照 し た 、
い つ 、 だ れ が 、 な ん の 目 的で 特
した場合には必ず記録を残す 。
特定個人番 号ファイルを利 用
を条件に再取得を省略できる。
囲で 保)存している場合、同一人
物 で あ るこ と が 確 認 で き るこ と
個 人 番 号 を 法( 定 保 存 期 間 の 範
確認と番 号確認は 不要。契 約を
日本情報 経済社
マ イ ナ ン バー 制 度 は 行 政
受けて も 良 いのは 、自 社が
で 身 元 確 認 を し て い る場 合 に は 、
電 子化され て い る場 合 、 シ ス テ
(火)
一般財団法人
の三点である。
の た め の 制 度で あ る 。 マ イ
給与や 報酬 、 借 地料 、 配 当
身 元確 認 を 省 略で き る 。 新 入 社
ムログ、アクセスログ等で もよ
若泉
こ と を 確 認 す るた め の 番 号
個 人番 号 カ ー ド 、 ③ 住 民 票
会推進協会 J(IPDEC )
マイナ ンバー 対 応 プロ ジ ェク
ナ ン バ ー は 、複 数の 行 政 機
な ど を 支 払 う 個 人だ け に 限
員 等 は 採 用 が 決 定 し て 雇( 用 契
個 人 番 号 の 電 子 デ ー タ が 変わ っ
副室長
関 に 存 在す る 個 人 の 情 報 が
られる。短期のアルバイト、
約締結時 、)個人番号の提供を受
け る際 に 身 分確 認 が 必 要 。 面接
て い る 、 あ る いは 個 人番 号 の 記
1.マイナンバー制度の概要
ト
“同一人物 の情報 ”で ある
年度
契約社員など平成
28
中 に 契 約が 満 了す る 人 に つ
時の取得はできない。
和彦 氏
である。マイナンバー が導
いて は 翌 年 の 源 泉徴 収 票作
い。記録が 残って いな いのに、
入 さ れ るこ と に よ り 、 社 会
いる。要員の監督、要員も教育
しい罰則がある。
て 、 ガ イ ドラ イ ン が 提 示 さ れ て
個 人番 号は 削 除 ・ 消 去 し な け れ
な くて もわ か るだ ろ う 」 で は 情
おり、その遵守が求められる。
載 さ れ た 書 類が 書 き 換わ って い
特 定 個 人 番 号 フ ァ イ ル 個( 人
報を守れない。
「言わなければな
・ シ ス テ ム の 改 修や 新 規 導 入 を
・政府から安全管理措置につい
んや 書 類 のす り 替え な ど 、 重 要
ら な い 」 を 前 提 に 「 わ か って い
予定して いる場合、マイナンバ
を徹底する必要がある。
「言われ
な事故の可能性がある。重大事
番 号 を) 廃 棄 し た 場 合 に は 必 ず
記憶を残す 。廃棄を外部に委託
て も 何 度 も 念 押し 」す る 必 要が
ばならない。
故を早期に発見す るためにも利
す る 場 合 には 、 廃 棄 し た 旨 の 報
ー を 必 要 の 範 囲 を 超 え て 利 用で
る場合、外部からのデータ改ざ
用の記録は重要である。
ある。
企 業 が 保有 し て い る マイ ナ ン
6.実務上の課題と対応策
等ができ な いような措置を講じ
当者以外が、照会・出力・ 更新
き な いよ う な 措 置 を 講 じ る 、 担
告 書 マ( ニ フ ェ ス ト を) 必 ず 受 取
り証拠として保管する。
・従業員及びその扶養家族の個
バーを社外に提供でき るのは ①
4.マイナンバー委託のポイン
る。盗用などの事故がおきない
マ イ ナ ン バ ー を 取 り 扱う 事 務 を
他の事業者に委託する場合、②
人番 号の 提 供を いか に円滑 に受
委託先の監督義務は委託した
・従 業員以外の個人の支払先か
ト
企業にある。①委託先の適切な
らの提供をいかに円滑に受ける
マイ ナ ン バ ー が 記 載さ れ た 書 類
を役 所に提出す る場合である。
選定、②安全管理措置に対す る
か。
5 . マイ ナ ン バ ー の 安 全 管 理 措
る。
う 全て の 事 業 者 を 対 象 に し て い
以上
よ う な 措 置 を 講 じ る 必 要 が あ る。
何時、誰が、なんの目的で誰に
委 託 契 約の 締 結 、 ③ 委 託 先 に お
7.まとめ
けるか
提 出 提( 供 し) た の を 必 ず 記 録 に
残す必要がある。
況 の 把 握 等 を し っ か りや ら な け
・要員の教員・訓練
3 . マイ ナ ン バ ー の 保 管 ・ 廃 棄
ればならない。
け る 特定 個 人情報 の 取 り 扱 い 状
のポイント
の 元デ ー タ は 、 保 存して よ いが
置
・ 番 号 法 は 、 個 人 番 号を 取 り 扱
期 限が 切 れ た ら か な ら ず 廃 棄 ・
・直罰 規定があり、従 業員によ
法定保存期間のある帳票とそ
消 去 を 行う 。 社 内 の 文 書 規 程 で
る 盗 用な ど が 起 き た 場 合 には 厳
情報漏洩の事故の
%は内
80
部 不 正 等 の 人的 要員で 発生して
も っ と な が く 保 管 す る場 合 で も 、