別紙3 電気工作物の運転及び操作に関し必要な事項は、次の各号に

別紙3
電気工作物の運転及び操作に関し必要な事項は、次の各号に掲げるとおりとする。
1
遮断機、開閉器その他機器の操作順序
(1)平常時
(イ)運転開始
電源側から開閉器―遮断器―低圧側主開閉器―手元開閉器の順に操作
(ロ)停止
負荷側から手元開閉器―低圧側主開閉器―遮断器―開閉器の順に操作
ただし、日常運転においては電源側開閉器は投入のままとする。
(2)異状又は事故等
(イ)受電用開閉器が故障の場合
受電区域の関係電気事業者へ急報し、配電線の送電停止を要求し、停電され
たことを確認してから、受電用開閉器を配電線から切り離して処置する。
(ロ)受電用開閉器の負荷側(高圧)に事故が発生した場合
受電用遮断器を開放し(受電用遮断器が故障の場合は他の開閉器、遮断器等
に よ り 負 荷 を 零 又 は な る べ く 減 少 し た 後 )、 前 記 の 電 気 事 業 者 に 速 や か に 連 絡
してから、受電用開閉器を開放して事故箇所を切り離して処置する。
(ハ)進相用コンデンサ(SC)事故の場合
受電用遮断器を開放してから、コンデンサ用開閉器を開放して切り離す。
(ニ)その他の高圧配電線に事故が発生した場合
前記の(ロ)に準じて適切に行う。
(ホ)低圧側事故の場合
該当回路の開閉器及び遮断器を開放する。
( ヘ ) 前 記 の ( イ )( ロ )( ハ )( ニ ) の そ れ ぞ れ の 措 置 を 行 つ た 後 、 速 や か に 主 任 技
術者及び管理責任者に連絡する。なお、必要に応じて工事業者に連絡し、修理又
は応急処置を施工させるものとする。
2
事故の際の連絡
(1)連絡先
(イ) 管理責任者
(ロ) 主任技術者
(ハ) 保安業務責任者
(ニ) 関係電気事業者
(ホ) 九州経済産業局資源エネルギー環境部電力事業課
(ヘ) 所轄警察署
(ト) 所轄消防署
(2)事故の軽重による報告方法及び報告先
報告先
所轄経済 1
産業局長 2
3
事故の種類
報告
の
方式
報告期限
速報
詳細
感電死傷事故
速 報 事故の発生
電気火災事故
及 び を知った時
電 気 工 作 物 の 欠 陥 、 損 傷 若 し く は 詳報 から48時
破壊又は電気工作物を操作すること
間以内
により人を死傷させた事故又は他の
物を著しく損壊させた事故(前2号
に 掲 げ る も の を 除 く 。)
事故の発生
を知った日
から起算し
て30日以
内
所轄経済
一般電気事業者の一般電気事業の用 速 報 事故が発生
産業局長 に 供 す る 電 気 工 作 物 と 電 気 的 に 接 続 さ 及 び した時から
れ て い る 電 圧 3 、 0 0 0 ボ ル ト 以 上 の 詳報 48時間以
自家用電気工作物の故障、損傷、破壊
内
等により、一般電気事業者に供給支障
事故を発生させた事故
事故が発生
した日から
起算して3
0日以内
経済産業
電 気 工 作 物 の 工 事 中 に 発 生 し た 重 大 詳報
大臣及び な事故又は社会的に重大な影響を及ぼ
所轄経済 した事故であつて、経済産業大臣が指
業局長
定するもの
経済産業大
臣が指定す
る期限
所轄経済
電 気 工 作 物 の 工 事 中 に 発 生 し た 事 故 詳報
産業局長 又 は 社 会 的 に 影 響 を 及 ぼ し た 事 故 で あ
って、所轄経済産業局長が指定するも
の
所轄経済産
業局長が指
定する期限
(3)事故報告担当者
主任技術者