学務規則についてはこちら(PDF:522KB)

FCSL 学務規則
A. LL.M.学位取得条件
卒業要件:
指定 11 科目全ての単位(26 単位)を取得し、GPA が 2.30 以上であること。
単位取得要件:
各科目、D評価以上、または、P(Pass)評価の成績(グレード)を獲得すること。
P 評価は、受講期間中、最大 2 科目まで取得が認められます。
F 評価(Fail)の科目に対しては、単位は付与されず、再履修が必要となります。
但し、I または F 評価を 2 度取得した科目に関しては 3 年間の受講期間以内であっても再履修が認められませ
ん。
受講期間:
上記要件は FCSL の受講期間である 3 年以内に充足する必要があります。
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CA 州司法試験出願には、必須科目である Professional Responsibility を含む 20 単位の取得が求められているのみで、
LL.M.の取得自体は受験条件とはされていません。
WA 州司法試験出願には、必須科目である Legal Analysis、Constitutional Law、Civil Procedure、Professional
Responsibility の単位取得に加えて LL.M.の取得が受験要件となります。
Incomplete(「I」Grade)については後述の 「F. Incomplete について」を参照してください。
B. 出席要件について
各科目において、期末試験(Final Exam)開始予定日の 7 日前までに、80%以上の出席率が求められます。期末試験開始予定
日の 7 日前までに 80%以上の出席要件を充たしていない場合、期末試験を受験することはできません。出席の確認方法は、ログイン履
歴、講義中に実施されるクイズ、コメントや質問入力等、様々な方法で確認されます。(詳細につきましては、各科目の講義シラバスに
記載されます。)
C. 履修登録(Online Self-enrollment)について
各学期の履修登録受付期間に、学生本人が履修希望科目の登録を FCSL サイト(Student Portal)より行う必要があります。受付
期間に履修登録を行っていない場合、講義受講ができません。
D. 履修中止/追加期間(Drop/Add Period)について
学期ごとに「履修中止、及び、履修追加の受付期間(Drop/Add Period)」が設けられます。履修中止/追加の受付期間に、履修
中止の申請(Drop 申請)を行った場合、成績証明書にはいかなる成績も記載されません。
E. 期末試験について
学期末に約2週間の Exam Period(期末試験実施期間)が設けられます。学生は、期末試験実施期間の任意の時点で、任意の
科目の期末試験を開始できます。期末試験の実施にあたり「Softest」という無料アプリケーションソフトをインストールする必要があります。
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Softest の使用により生じたコンピューターの障害については、解答情報の消失も含め、FCSL は責任を負いません。
学生は、OS やウィルス対策ソフトのアップデートを行うなど、コンピューターが適切に動作するよう処置しておく義務があります。
試験中に試験用ソフトウェアの不具合が発生した場合、不具合が発生していた時間に応じて試験終了時刻が延長されます。
FCSL は試験中のハードウェアの不具合についての責任は負いません。
FCSL 側の責めに帰すべきオペレーショントラブルやシステムトラブルを原因として、試験を受けることができなかった場合、
原則、同一試験期間内に再試験が行われ、通常の成績(A~F)で評価されます。
試験中トラブルが生じた場合には、直ちに FCSL にご連絡下さい。
F. Incomplete について
履修中止/追加の受付期間(Drop/Add Period)に履修中止の申請を行わず、且つ、期末試験を受験しなかった場合
Incomplete の成績(I)が成績証明書に記されます。次学期以降に当該科目を再履修した場合でも、Incomplete の成績は成績
証明書から削除されませんのでご留意ください。
また、Incomplete の成績は、F の成績とは異なり、GPA には算入されません。期末試験を受験せず、I の成績が付与された科目につい
ては、FCSL 受講期間である 3 年以内に再履修ください。
ただし、I を 2 度取得した科目については、3 年の受講期間内であっても 3 度目の再履修は認められません。期末試験を受験しないこと
が明らかな科目については、Incomplete の成績(I)がつくことを避けるため、Drop/Add Period 内に必ず履修中止の連絡をするよう
ご留意ください。
G. 成績評価について
成績評価:
成績評価は、担当教授により行われます。
期末試験や成績評価基準についての詳細はコースシラバスに記載されます。
成績分布基準:
成績評価は担当教授の専権であり責任です。成績評価は相対評価で行われます。教授ごとの評価の偏りを
防止し、統一的な評価基準を確立するため、各科目の GPA が 3.00(誤差±0.10 以内)となるように調整
されます。
P/F 評価申請
試験実施期間の開始までに、FCSL へ Email で申請を行うことで、通常の A~F の成績ではなく、最大2科
目まで Pass/Fail の成績評価を受けることができます。Pass を取得した場合 GPA には影響しません。ただし、
Pass グレードを取得できるのは、最大 2 科目までに制限されます。(P/F 評価申請は、Fail とはならないもの
の良い成績が取得できないと判断した場合などに最大2回まで利用できる制度です。GPA を高く維持したい
場合などに利用を検討ください。)
※
Letter Grade
Grade Point
A
AB+
B
BC+
C
CD+
D
F
I
P
4.0
3.67
3.33
3.00
2.67
2.33
2.00
1.67
1.33
1.00
0.00(0.00 で GPA に算入)※
Incomplete(GPA 不算入)※
Pass(GPA 不算入)
I または F 評価については項目 F,G をご参照ください。
H. Leave of Absence について
WA 州 Bar Exam 受験予定者が FCSL 入学後、ある特定の学期において 1 科目も履修をしない、または期末試験を 1 科目も受験し
ない場合には、各学期の開始から 3 週間後までに「Change Request Form」を記入の上、プログラムディレクターとアシスタントにメール
添付で提出しなければなりません。Drop/Add Period 期間内に履修登録した全ての科目を Drop した場合でも、Form の提出が必要
となりますのでご注意ください。
I. 除籍について(Academic Dismissal)
以下の場合、除籍となります。

20 単位取得または 10 科目を履修した時点で、GPA が 2.20 に満たない場合

20 単位取得以降の GPA が 2.20 を下回った場合
※
不合格の成績(F)を取得した科目については、再履修が必要となります。ただし、不合格の成績とそのグレードポイントは削除さ
れません。再履修後に取得した成績とともに GPA に算入されます。また、F を 2 度取得した科目については、3 年の受講期間内で
あっても 3 度目の再履修は認められません。
※
6 単位取得時点または 3 科目を履修した時点で GPA2.00 に満たない学生にはプログラムディレクターより学習指導が実施されま
す。
J. 再入学について
上記 I の規定に該当し、除籍になってしまった場合でも、除籍になった学期の翌々学期以降であれば、1 学期に限り、再入学が認められ
る場合があります。
再入学を希望される場合は、除籍になった時点から 14 日以内にプログラムディレクターとアシスタントへメールにて学業が疎かになった理由
等を添えて必要書類を提出しなければなりません。先方で書類受領後、FCSL より再入学の許可に関する結果が報告されます。
尚、プログラムに再入学した生徒の GPA は除籍時の GPA が引き継がれますが、復学した学生が GPA2.3 以上という要件を満たした場
合は、LL.M.学位の取得が認められます。