繊 維 い し か わ

企業の持っている「商品力」「得意技」をご紹介するコーナーです。
これにより、産地内の連携が行われて、「新商品開発」や「販路開拓」の促進に
役立てて戴ければと糸軸(撚糸 仮撚 準備等)縫製・企業を中心にご紹介いたします。
このヨコ連携により石川産地の活性化に繋げたいと考えております。
企業名
株式会社アサヒゴウセン
住 所
石川県能美市粟生町ツ20
代表者
代表取締役社長 田中 寛史
業 種
仮撚り・丸編み
問い合わせ先
TEL 0761-57-1341
繊 維
2015.11月号
い し か わ
【会社概要】
旭化成の基幹工場として産元商社の生産部門として昭和39年設立、
ナイロン6の仮撚りを開始、同時に丸編みもスタートさせる。
昭和62年、産元の整理の為、父である田中寛太郎が社長となり独立。
現在、㈱アサヒゴウセン、㈱アクアテドリ、㈲夢工房の仮撚丸編に係わる関連企業3社を経
営。3社を合わせての従業員数は71名、最長で70歳まで活躍できる。
【社長紹介】
三谷産業を退職し平成7年にアサヒゴウセンに入社、平成
17年より現職。能美市出身、50歳。趣味はゴルフ、読書
【得意技】(仮撚り)
創業当初から仮撚りと丸編みを同時に開始しているが、ア
サヒゴウセン内での仮撚り→丸編みの連携した事業はほと
んどないというから意外だった。というのも、仮撚りの扱う素
材はポリエステル、ナイロン、セルロースと様々で、特に複合仮撚(セルロースと合成繊維・合
成繊維同士)とナイロンの仮撚りを得意としている。
糸種は8d~450dまで、用途も衣料から資材まで幅広い。
原糸供給メーカーも旭化成だけでなく、東レなど国内及びアジアなど海外
(丸編み)丸編みはポリエステルをメインに使用し、ハイゲージ関連に特化。シングル機とダブ
ル機を保有している。短繊維・長繊維どちらも扱い、隙がない!
【今後の方針】
多種多様な素材・用途展開に対応すべく、『メイド・イン・ジャパン』としてこだわったモノ作りで
下請・生産工場に徹する覚悟でいる。
取組先様とは、アサヒゴウセンの価値を認めてもらえるよう、品質管理・開発に全力を注ぎ、
毎年の設備投資・人材教育・技術の研鑽は欠かせない!と意気込む
姿勢に自信を感じた。
一般社団法人 石川県繊維協会
平成27年度石川県繊維産業優良永年勤続者表彰式(2015.11.9)
今月の内容
1.平成27年度・繊維リソースセンター連絡会議
2.石川県長期構想策定・検討会議
3.第8回・アパレル産業連絡懇談会
4.2016AW向け新素材展示商談会
10 月 の 活 動 報 告
以下その概要をお知らせ致します。
11 月 の 活 動 予 定
(日程)
「平成27年度・繊維リソースセンター連絡会議」
が開催されました
毎年一回リソースセンターの連絡会が開催されます。本年も下記
の通り開催されました。
開 催 日・・・平成27年10月26日(月)
会 場・・・東京墨田区 国際ファッションセンター
参加団体・・・国際ファッションセンター(東京) 今治繊維リ
ソースセンター 倉敷ファッションセンター
繊維リソースいしかわ
当方出席者・・伊藤社長 吉田専務
この連絡会は相互の情報交換会でありますが、経済産業省の繊維
課 クリエイティブ産業課 中小機構も参加致しております。
この会議で経産省・中小機構より施策説明のあった中で一部を以
下の通りご紹介申し上げます。
1.第一回会議・・・平成27年 6月19日(金)
2.第二回会議・・・平成27年10月 6日(火)
3.第三回会議・・・平成27年11月16日(月)予定
4.第四回会議・・・平成28年 3月頃予定
年度内に長期構想策定し公表予定(パブリックコメントを経て)。
構想を推進するに当たり、其の基本目標と8つの重点戦略が以下
の通り示されております。
「第8回・アパレル産業連絡懇談会」を開催いたします
毎年開催致しております、アパレル業界と石川繊維産地との交流
機会である「第8回・アパレル産業連絡懇談会」を以下の通り執り
行います。
消費者に近いアパレル業界との取引を目標に、参加企業の企画
力・技術力を駆使した新作を発表(コンテスト形式)して、川中―
川下業界の取り組みを強化する事により商量拡大に繋げる事業であ
{基本目標}
ります。
「個性、交流、安心のふるさとづくり」
昨年までの実績は、約6億5,000万円の成約を得ており双方のウ
{目指すべき将来像}
インウインの関係が構築されております。
①魅力と誇りが実感できる「いしかわ」
また、他産地では例のない事業となっておりアパレル業界との恒
②活力ある産業と働き甲斐が実感できる「いしかわ」
常的取り組みが形成されております。
③暮らしやすさが実感できる「いしかわ」
{重点戦略}
「第8回・アパレル産業連絡懇談会」
①交流が盛んな特色ある地域づくり。
1.「新・産業構造ビジョン」に向けた意見交換会を行っている。
②個性を生かした文化と学術の地域づくり。
・・・「資料−1」を添付致しますのでご覧ください。
③自立した持続可能な地域づくり。
2.TPPの情報。「各国繊維製品の関税撤廃状況」の資料
④競争力のある元気な産業づくり。
・・・「資料−2」を添付致しますのでご覧ください。
⑤魅力ある産業としての農林水産業づくり。
3.「海外子会社経営管理にお困りの方に」相談に対応致します。
⑥安全で潤い豊かな環境づくり。
・・・「資料−3」を添付しますのでご覧ください。
⑦みんなで支える安らぎのある社会づくり。
4.「ものづくり企業の連携を支援します」の公募資料です。
⑧未来を拓く心豊かな人づくり。
・・・「資料−4」を添付しますのでご覧ください。
①開 催 日・・・平成27年11月24日(火)
②会 場・・・ANAクラウンプラザホテル金沢 3F
③参加企業・・・アパレル企業 12社 20名
地元企業 15社 30名
「2016AW向け新素材展示商談会」を開催いたしました
上記の通り、「アパレル産業連絡懇談会」事業により大手アパレ
委員として参加しております伊藤石川県繊維協会会長よりは以下
ルとは石川産地との交流基盤が出来上がっております。当該の事業
の提案を致しております・・・ご参考までに。
はこれの延長線上にある事業であります。アパレル業界との交流を
より深堀する事を目指して、実務者・現場ベースの本格的商談会を
「石川県長期構想策定・検討会議」が設定されております
現在石川県では新たな県政の長期構想を策定致しております。
平成8年に策定された構想は平成19年の改定を経て、その目標年
次を平成27年度としております。そこで環境変化に伴う新たな長
期構想の策定をする事になっております。現在委員会が設けられて
策定の為の意見聴取作業が頭記の会議で進められております。
今後10年間に石川県が進むべき方向を指し示し羅針盤となる構
想を創り上げる目的であります。その為に経済界・学会・文化福祉
*繊維産地の構造改革を推進している現状で、“都市圏アパレル
の企業誘致施策”をこの構想の中に入れるよう提案したい。
石川県繊維協会・繊維リソースいしかわでは昨年当初より取
り組んでおります。
*この案件は、“地域の過疎対策”、“人口減少の対策”にも資す
るテーマでもあり今回のような長期戦略に列するテーマである
と考えます。
*更に、県としての企業誘致の受け入れメニューは準備されてお
東京で開催するものであります。
約100社余の(社)日本アパレル・ファッション産業協会の会員企
業を中心に72社、約200名の来場がありました。
内容は以下の通りであります。
「2016AW向け新素材展示商談会」
①開 催 日・・・平成27年11月5日(木)∼6日(金)
団体・学識経験者を募り意見を聞くための「石川県長期構想策定・
り不満は無いが人手不足の中での“必要な労働力の配備”の遺
②会 場・・・文化ファッションセンター(東京都渋谷)11F
会議」が招集されております。繊維業界から伊藤石川県繊維協会長
漏なき対応が必要になりますので対応をお願いしたい。
③来 場 者・・・(一社)日本アパレル・ファッション産業協会
が参加を致しております。
*この件を構想の中に盛り込むよう御検討戴きたい。
会員企業のバイヤー及びデザイナー。