アルミニウム製庇 - 施工要領書

T1D014011501
アルミニウム製 庇
オプション
大型樋付先端見切KG型
施
工
要
領
この度は、ダイケン製品をご採用いただき、ありがとうございます。
確実な施工を行い、製品の安全を確保するため、施工前にこの「施工要領」を必ずお読みください。
―
目
次
―
施工上の注意点
――――――――――――――――――――――――――――――
1
部材名称
――――――――――――――――――――――――――――――
2
施工手順
――――――――――――――――――――――――――――――――――
3
先端見切が2本以上つながる場合 ――――――――――――――――――――――――
4
集水枡
5
取付手順
――――――――――――――――――――――――――――――
既存庇に取り付ける場合
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6
施工上の注意点
□ 転落や破損の恐れがありますので、庇に乗ったりぶらさがったりしないでください。
□ ねじやボルトは全て確実に締めてください。
□ 施工後、ねじやボルトにゆるみやガタつき、その他使用上危険な箇所等がないか確認してください。
□ 庇の角度は指定角度範囲内で使用してください。
□ 正規の施工方法以外での取付けや、改造等は行わないでください。
※ 改良のため、予告なく製品の一部を変更する場合があります。御了承ください。
1
■ 部材名称
標準仕様
全蓋仕様
集水枡を付ける場合
大型先端見切が2本
以上つながる場合
(部材名称 一覧表)
番号
部 材 名 称
備 考
①
大型樋付先端見切 KG 型
②
KG 型先端ブラケット
L=80、L=300、L=400、L=480
③
KG 型小口蓋
左右各 1 枚
④
KG 型ジョイントカバー材(上)
⑤
KG 型ジョイントカバー材(下)
⑥
先端見切用止水テープ
⑦
先端見切取付ねじ
十字穴付きなべドリルねじ φ4×13 ステンレス製
⑧
先端ブラケット取付ねじ
十字穴付きトラスタッピンねじ φ4×25(ガイド付)ステンレス製
⑨
小口蓋取付ねじ
十字穴付き皿タッピンねじ φ4×16(小頭 D6、ガイド付)ステンレス製
⑩
ジョイントピン
SUS410 ナイロックピン 3.5×16
⑪
KG型ジョイント材取付ねじ
十字穴付き皿タッピンねじ φ4×16(小頭 D6、ガイド付)ステンレス製
⑫
KG型集水枡
⑬
KG型集水桝パッキン
⑭
KG型集水桝取付ねじ
アルミ板製
十字穴付き皿タッピンねじ φ4×16(小頭 D6、ガイド付)ステンレス製
※サイズにより、付属しない物や、本体に付属する場合が有ります。
※取付順序については、次頁「施工手順」を参照してください。
2
■ 施工手順
※本体の施工要領書を併せて参照ください
1
先端ブラケットを取付けます。
先端ブラケットを先端ブラケット取付ねじで固定します。
※別紙「先端ブラケット割付図」に従って固定してください。
【側面図】
KG 型先端ブラケット
先端ブラケット取付ねじ
(用意するもの)
KG 型先端ブラケット、先端ブラケット取付ねじ
2
先端見切材を取付けます。
引っ掛ける
①
①先端見切をやや上向きにし、正面から先端ブラケットに
引っ掛けます。
②水平に先端見切を押し込みます。
※拡大図の状態になっていることを確認してください。
③先端見切取付ねじで固定します。
大型樋付先端見切 KG 型
②
※ねじ固定時に先端ブラケットと先端見切の間に切粉が
押し込む
入らないよう注意してください。
(用意するもの)
先端見切取付ねじ
大型樋付先端見切 KG 型、先端見切取付ねじ
【拡大図】
③
先端見切取付ねじ
中間材目地
先端見切 V 溝
※先端見切取付ねじは、中間材目地の位置に先端見切の V 溝
に沿って取付けてください。
※先端見切取付ねじは 400mmピッチ程度で取付てください。
3
3
小口蓋を取付けます。
小口蓋を小口蓋取付ねじ付で取付けます。
小口蓋
(用意するもの)
KG 型小口蓋、小口蓋取付ねじ
小口蓋取付ねじ
警
告
標準仕様
全蓋仕様
小口蓋の水抜穴はふさがないでく
ださい。水漏れの原因になります。
水抜き穴
【 先端見切が 2 本以上つながる場合 】
先端見切ジョイント材 取付手順
1
①先端見切の片側に「ジョイントピン」を差し込み、先端見
切同士を合わせます。
②施工手順2-③同様に先端見切を固定します。
③先端見切目地部分に先端見切用止水テープを貼り付
先端見切同士
を合わせる
けます。
※先端見切用止水テープは隅角部に隙間が出来ないよ
うに押さえてください。(下図参照)
ジョイントピン
(用意するもの)
ジョイントピン、先端見切用止水テープ
屋根面
先端見切用止水テープ
先端見切用止水テープ
天井面
隙間が出来る場合は
防水シール等で塞ぐ
4
2
KG 型ジョイント材取付ねじ
ジョイント材を取付けます。
①KG 型ジョイント材(上)を上から嵌め込み、
KG 型ジョイント材(上)
KG 型ジョイント材取付ねじで固定します。
②KG 型ジョイント材(下)先端の溝に差し込み、
KG 型ジョイント材取付ねじで固定します。
【拡大図】
KG 型ジョイント材(下)
(用意するもの)
KG 型ジョイント材(上)、KG 型ジョイント材(下)
先端部の溝にジョイント材
を挿し込む
KG 型ジョイント材取付ねじ
KG 型ジョイント材取付ねじ
【 集水枡を取付ける場合 】 KG 型集水枡 取付手順
小口蓋 標準仕様の場合
1
8m以内
8m以内
8m以内
先端見切/天井面に集水桝の位置を決めます。
※先端見切端部から集水桝までの距離は8m以内にし
小口蓋 全蓋仕様の場合
てください。
また、集水桝間の距離も8m以内にしてください。
8m以内
8m以内
50mm
小口蓋が全蓋仕様の場合は先端見切端部から 50mmの
位置に集水桝を設定します。
2
【先端側】
集水枡の決めた位置から、左右 32 ㎜以内に
φ20 を 4 箇所
穴加工を行います。
(右図参照)
※漏水等の原因になりますので、穴加工は所定の大きさ・
穴加工
(現場)
数量を守ってください。
【中間材側】
先端見切 天井面
5
3
先端見切 天井面
集水枡を取付けます。
KG型集水桝パッキン
先端見切とKG型集水枡の間にKG型集水桝パッキン
を挟み、KG型集水桝取付ねじで固定してください。
(右図参照)
(用意するもの)
KG型集水枡、KG型集水桝パッキン、
KG型集水桝取付ねじ
KG型集水桝取付ねじ
KG型集水枡
【 既存庇に取り付ける場合】
1
低頭ねじ
①先端見切材、先端ブラケットを取り外します。
ねじ穴跡
庇本体の施工要領書を参照ください。
②中間材に開いたねじ穴跡に低頭ねじを取付け塞ぎます。
③本紙施工手順 1 に戻ります。
中間材
(用意するもの)
先端見切材、先端ブラケットを取り外す
低頭ねじM4×5
6