第13号

第13号:平成27年5月5日発行
デイサービス
発行責任者:
合同会社 優悠
デイサービス横須賀悠々の里
管理者 増田吉孝
ゆうゆう
横須賀
悠 々 の里 通信
目を楽しませてくれた満開の桜の花も今や葉桜となり、八十八夜も過ぎて、気候も
安定して暖かく、大変過ごしやすいシーズンになりました。
心地よい風と若葉の緑が目立つ、さわやかな季節です。
5 月6日は、暦の上では(二十四節気では)
「立夏」ということで、これからは夏
に向かっていきます。
しかし、低気圧が来ると寒くなる日もあります。
体調には十分に注意してお過ごし下さい。
「デイサービス 横須賀悠々の里通信」第13号をお届け致します。
前回は口腔ケア(お口のお手入れ)についてのお話でしたが、今回は、
口腔ケアの一部である「滑舌」について調べてみました。
舌も年を取ると衰えてきます。舌の奥の方は、気管の入り口にフタをする非常に重要な役割を果
たしています。この気管のふたは喉頭蓋(こうとうがい)と呼ばれるものです。
上顎(うわあご)を押し上げる力で舌の根元に圧力がかかると、喉頭蓋が倒れて気管を塞さぎ、
食べたものが気管に入り込む「誤嚥(ごえん)」が起こらないようにします。
舌の上顎を押し上げる力である舌圧(ぜつあつ)の年齢別平均値を見ると、80 歳代の平均値は
20 歳代の人の半分以下に低下してしまうそうです。
こうなると物を飲み込むときに上手く気管に蓋(ふた)をすることが出来ず、気管に食べたもの
を入れてしまう誤嚥(ごえん)が発生してしまいます。
舌も筋肉で出来ているため使わないと衰えてきます。舌を鍛えましょう。
横須賀悠々の里では、デイサービスの中でお食事の前には滑舌の訓練も行っています。
舌の機能のチェックをするには、
「カ」
「タ」
「パ」それぞれを 10 秒間に何回言えるかを計測して
判断するそうです。
「カ」の音を発音する時の舌の奥の動きは、食べ物
を飲み込む時の動きに似ているとされており、この
「カ」の発音で飲み込む機能をチェックします。
80 歳代以上は 62 回以下になってしまいますが、
60~70 歳代は 63~70 回発声できないといけな
いそうです。
「タ」の音は舌先で歯の裏側をはじく動きになり、
舌先は食べた物を捕らえた時に歯の上に乗せたり、喉に送り込む時に重要な働きをしており、80
歳代以上は 64 回以下になってしまいますが、60~70 歳代は 65~73 回発声できないといけ
ないそうです。
「パ」は唇を閉じてはじく動きです。食べ物を飲み込む時には唇をしっかりと閉めなければなり
ませんので、食べる時には大変重要な役割を果たし、80 歳代以上は 64 回以下になってしまい
ますが、60~70 歳代は 65~70 回発声できないといけないそうです。
上記の数字を少しでも上回るように、カカカカカカ・・タタタタタタ・・ パパパパパパ・・と大
きな声で発生し、舌を鍛えましょう。
最近の横須賀悠々の里のお花畑の様子です。
これからも、お花を増やして行きます。
今月は、お二人の方がお誕生日を迎えました。
いつものように、ケーキにロー
ソクを立てて皆でハッピーバー
スデーを歌ってお祝いし、ちょ
っとしたプレゼントもお贈りし
ました。
4月には、紙で貼り絵を制作しました。
富士山と桜です。皆で色紙を細かく切り、桜の花びらやチューリップを作りました。
送迎の途中で、桜の美しい場所
でチョット下車し、記念撮影を
しました。