講演の感想を紹介します あかまつ 学校便り NO.6 平成 27 年 6 月発行 美星小学校 校長室 豊かな心をもち,たくましく生きる美星っ子の育成 校訓「やりぬく力」 やりぬく心・やりぬく仲間・やりぬく身体づくり 子どもたちをネット被害から守るために 6 月18日(木)に嶋田亜紀先生(NIT情報技術推進ネットワーク所属兵庫県警察サイバ ーパトロールモニター)を講師に迎え,児童生徒と保護者のそれぞれに講演をしていただき ました。5・6年生の児童と美星中学校の全生徒を対象に「ゲーム機やスマホに潜む危険と トラブル~仕組みを知って被害を防ごう~」,保護者を対象に「スマホ時代の子どもたちのた めに~今,大人ができること~」という演題でした。5・6 年生は,最新の情報に目と耳を 集中させて聞いていました。初めて知ったことも多かったが,おもしろくよく分かったとい う感想が多かったようです。保護者の方は,幼・小・中を合わせて100人以上参加していた だき会場がいっぱいになりました。実際にネットにつないでの講演だったので,リアルであ りネット被害を身近に感じられた方も多かったと思います。 ~嶋田先生の講演の内容~ ○子どもたちに向けて 自分と大切な人を守るためにゲーム機やスマホで気をつけること ① 設定をすること ② ニックネームで登録すること ③ 顔写真は出さない GPS も切っておく ④ 検索されて困る投稿はしない *スマホに触らない時間を作る→心や体を充実させるための大切な時間 ○大人に向けて ①子どもと一緒に使ってほしい。→親子の会話を増やす。子どもがどんな人とつな がり,だれと仲が良いのかがわかる。 ②動画の投稿のトラブルが多い。→何を投稿して良いのか,いけないのかを子ども たちに今学習させておくことが大切 ③残虐な動画→洗脳性が高い。影響を受けて考え方がかたよってくる。 フィルタリングで防ぎきれない。 児童の感想 子どもたちの感想の主なものをまとめました。 ○スマホやタブレットには,他の人に知られてはいけない個人情報や他の人がいやな気 持ちになるような事を書き込んだりしてはいけないことが分かった。 ○スマホを使わない時間をつくることも大切だと思った。ゲーム機やスマホに熱中する より,読書をした方が集中力がアップしていくと聞いたので,1日1冊本を読むよう に,これからがんばろうと思った。 ○ユーチューブやラインをしていないので自分は大丈夫だと思っていたが,DS なども 危険と聞いて驚いた。ネットの書き込みは消えないことや,動画投稿は内容によって は将来に影響が出ることがよく分かった。 ○ゲーム機などでは,ニックネームで登録をすることや顔写真を出さないことが自分や 友達を守るために大切だと分かった。 ○こわい動画を見ないようにしたい。こわい動画の影響で人を傷つけたくなったり,日 本以外のところで大変なことを起こしたりしたくなったらいけない。 保護者の方の感想 アンケートに書いていただいた内容をまとめました。 ○スマホやゲーム機の危険性について知らせ,理解させてから持たせたい。 ○子どもとしっかり話をし,家族のルールを作っていくことが大切。 (時間・使う場所・ モラル等) ○まずは,ゲーム機の使用時間を自分でコントロールできるようにルールを決めていき たい。そして,スマホを使うようになってもそれが生かせるような力をつけていきた い。 ○スマホを持たせるときには,家族と一緒にするなど練習期間を設けてから持たせた い。 ○会話を大切にし,子どもの心の声を聞き取れる親でいたい。 ○この講演でネット被害についていろいろな情報を得て,大変勉強になった。大人も使い 方を考えないといけない。
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