技術資料 - コンピューテックス

PALMiCE3 RX 関連
ターゲット・インターフェース
技術資料
2015-11-27
第 10 版
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外国為替及び外国貿易法に従って必要な手続きをお取りください。

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
本書の内容、および仕様に関しては将来予告なしに変更することがあります。
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
本書に関する疑問点や誤り、本書の記載もれ、ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら当社までご連絡ください。

本書で取り上げる CPU 名などは、一般に各メーカの商標または登録商標です。

PALMiCE および COMPUTEX は、(株)コンピューテックスの登録商標です。
Copyright (C)2010 (株)コンピューテックス
変更履歴
第1版
第2版
2010-12-14
2010-12-28
第3版
2011-04-01
第4版
2012-03-12
第5版
2012-06-01
初版
・ RX62N グループ / RX621 グループ
RX62T グループ
トレース端子のない一部のパッケージの場合は、CSIDE の外部端子トレース機能を使用できないという注釈
を追加しました。
・ CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.01.00)にて対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
RX630 グループ
RX63N グループ
・ 対応コネクタ
コネクタの画像イメージを追加しました。
・ 以下の説明のページを追加しました。
ターゲット・プローブ仕様
・ 各グループのページの適合機種欄
対応モデル名を追加しました。
(PALMiCE3-RX は HUDI140 モデルには対応していません。)
・ 誤記訂正 – ターゲット・インターフェース 見出し
【正】Mictor コネクタ 【誤】MDR コネクタ
・ ターゲット・プローブ仕様 – Mictor プローブ
RSTOUT_GND プローブが脱着可能なタイプに変更しました。
・ RX610 グループ
RX62N グループ / RX621 グループ
RX62T グループ
信号表
CPU 端子番号部分を抜き出し、別表としての記載に変更しました。
MD0、MD1 端子の属性を変更しました。それに伴いターゲット接続参考図も変更しました。
【変更前】入力 【変更後】入出力
ターゲット接続参考図
RESET 回路の出力をオープンコレクタ出力に変更しました。
MD0、MD1 端子のプルアップ処理を削除しました。
MD0、MD1、EMLE 端子に”動作モード設定回路”を追加しました。
接続時の注意 – MD0、MD1 端子について
接続例を変更しました。
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合
【変更前】プルアップ処理
【変更後】使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
【変更前】MD0 端子はプルアップ処理
【変更後】MD0 端子も MD1 端子と同様にスイッチにてプルアップ、またはプルダウンを選択
・ RX630 グループ
コネクタのインターフェースの詳細を公開しました。
・ CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.02.02)にて、対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました
CPU グループの追加
・ RX631 グループ
RX63N グループ – CPU 型名の追加
・ R5F563NA
・ R5F563ND
・ R5F563NE
RX630 グループ – CPU 型名の追加
・ R5F56307
・ R5F5630A
・ R5F5630B
・ R5F5630D
・ CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.03.00)にて対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
CPU グループの追加
・ RX62G グループ
RX631 グループ – CPU 型名の追加
・ R5F5631P
・ R5F5631N
・ R5F5631M
・ RX63N グループ / RX631 グループ
コネクタのインターフェースの詳細を公開しました。
第6版
2013-06-07
第7版
2013-11-15
第8版
2014-03-18
・ 対応コネクタ
注釈を追加しました。
・ RX610 グループ
RX62N グループ / RX621 グループ
RX62T グループ
RX62G グループ
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
接続時の注意 – MD0、MD1 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
・ RX630 グループ
RX63N グループ / RX631 グループ
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD=High に制御します。
接続時の注意 – MD 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD=High で使用します。
・ CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.04.00)にて対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
RX631 グループ – CPU 型名の追加
・ R5S56310
・ RX631 グループ
接続時の注意 – MD、PC7 端子について
RX631 グループ ROM レス品に関する説明を追加しました。
・ RX630 グループ
RX63N グループ / RX631 グループ
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】PC7 【変更後】UB
上記、名称を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
・ 「接続時の注意 - MD7、PC7 端子について」
【変更前】PC7 【変更後】UB
ターゲット参考回路図
・ TRST信号に関する注釈を追加しました。
・ RX63N グループ / RX631 グループ
CPU 端子番号表 – パッケージを追加しました。
・ TFLGA177
・ LFBGA176
・ TFLGA145
・ TFLGA64
・ LQFP64
・ CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.07.00)にて対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
CPU グループの追加
・ RX64M グループ
・ RX610 グループ
RX62N グループ / RX621 グループ
RX62T グループ
RX630 グループ
RX63N グループ / RX631 グループ
RX62G グループ
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】TRSYNC 【変更後】TRSYNC
上記、名称を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
第9版
2015-02-27
第 10 版
2015-11-27
・ CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.09.00)にて、対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
RX631 グループ – CPU 型名の追加
・ R5F56316
・ R5F56317
・ R5F56318
・ R5F5631F
・ R5F5631G
・ R5F5631J
・ R5F5631K
・ R5F5631W
・ R5F5631Y
RX63N グループ – CPU 型名の追加
・ R5F563NF
・ R5F563NK
・ R5F563NW
・ R5F563NY
・ RX64M グループ
コネクタのインターフェースの詳細を公開しました。
・ シリーズ、CPU グループの追加
・ RX700 シリーズ - RX71M グループ
・ CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. V6.12.00)にて対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
CPU グループの追加
・ RX63T グループ
・ RX634 グループ
対応コネクタ
* : 各グループにより対応状況は異なります。各グループのページに記載されている“適合コネクタ”欄を参照してください。
(コネクタの詳細寸法は各コネクタメーカの資料を参照してください。)
38 ピン Mictor コネクタ
推奨コネクタ
メーカ名: AMP
型式 :
Mictor connector
2-767004-2 / 767054-1 / 767061
(ターゲット・システム上面図)
14 ピン MIL コネクタ
推奨コネクタ
メーカ名: オムロン株式会社
型式 :
XG4C-1431
(ターゲット・システム上面図)
※ ピン配置図をご覧のうえ、必ずピン番号のつけ方を確認してください。
またあわせて各ページに掲載されている信号表のピン番号およびそれに対応する信号名も確認してください。
ターゲット・プローブ仕様
ターゲット・システムに
搭載するコネクタ
必要なターゲット・プローブ
38 ピン Mictor コネクタ
Mictor プローブ
14 ピン MIL コネクタ
HUDI ケーブル
ターゲットプローブ仕様
PALMiCE3 本体に接続して使用します。
ターゲット・システム
ターゲット・プローブ
Mictor プローブ
製品名 : P3-RE-PRB-MIC38-MIC38
PALMiCE3 AUD360 本体をターゲット・システム上の
38 ピン Mictor コネクタに接続するためのプローブ。
Mictor プローブと RSTOUT_GND プローブで構成されて
います。
HUDI ケーブル
製品名 : P3-CB-MIL14-MIL14
PALMiCE3 HUDI141 本体をターゲット・システム上の
14 ピン MIL コネクタに接続するためのプローブ。
PALMiCE3
RX600 Series
RX610 グループ
RX62N グループ / RX621 グループ
RX62T グループ
RX630 グループ
RX63N グループ / RX631 グループ
RX63T グループ
RX634 グループ
RX62G グループ
RX64M グループ
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX610 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
■ RX610 グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX610
R 5
CPU 型名
R5F56108 R5F56107
F 56
10
8 V
R5F56106 R5F56104
N FP
パッケージ外形
FP
: LQFP
BG
: LFBGA
特性コード
N
: 通常仕様品
D
: 広温度範囲仕様品
ピン数
V
W
: 144 ピン
: 176 ピン
ROM 容量 / RAM 容量 / データフラッシュ容量
8
:2M バイト / 128K バイト / 32K バイト
7
:1.5M バイト / 128K バイト / 32K バイト
6
:1M バイト / 128K バイト / 32K バイト
4
:768K バイト / 128K バイト / 32K バイト
RX610 グループ
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
CPU 端子番号表
CPU 端子名
MDE
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
MD0
MD1
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
CPU 端子番号
LFBGA176
F4
E3
G1
E2
B2
C3
A1
C1
F2
F1
R8
M7
N7
R7
P7
M9
LQFP144
13
10
19
11
144
2
1
6
16
15
58
52
53
54
55
60
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX610 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD1*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
MD0*3
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
CPU の VCC 電源に接続してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX610 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
信号名
MD0*3
N.C.
TRCLK
MD1*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
CPU の VCC 電源に接続してください。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX610 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX610 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
■ MD0、MD1 端子について
MD 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD0、MD1 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することで MD 端子を制御する方法があり
ます。
デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
以下は MD0、MD1 端子の接続例です。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD0、MD1 端子を制御します。
ただし、デバッガは High 出力もしくは入力(Hi-Z)の機能切り替えに限ります。Low 出力機能はありません。
MD0、MD1 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD0、MD1 端子を制御します。
デバッグ時は、MD0、MD1 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルアップしてください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX610 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
変更履歴 (RX610 グループ)
第1版
第2版
2010-12-14
2011-04-01
第3版
2012-03-12
第4版
2013-06-07
第5版
2014-03-18
初版
適合機種
対応モデル名を追加しました。(PALMiCE3-RX は HUDI140 モデルには対応していません。)
信号表
CPU 端子番号部分を抜き出し、別表としての記載に変更しました。
MD0、MD1 端子の属性を変更しました。それに伴いターゲット接続参考図も変更しました。
【変更前】入力 【変更後】入出力
ターゲット接続参考図
RESET 回路の出力をオープンコレクタ出力に変更しました。
MD0、MD1 端子のプルアップ処理を削除しました。
MD0、MD1、EMLE 端子に”動作モード設定回路”を追加しました。
接続時の注意 - MD0、MD1 端子について
接続例を変更しました。
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合
【変更前】プルアップ処理
【変更後】使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
【変更前】MD0 端子はプルアップ処理
【変更後】MD0 端子も MD1 端子と同様にスイッチにてプルアップ、またはプルダウンを選択
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
接続時の注意 – MD0、MD1 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】TRSYNC 【変更後】TRSYNC
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62N グループ / RX621 グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
■ RX62N グループ / RX621 グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX62N
RX621
R 5
CPU 型名
R5F562N8
R5F56218
F 56
R5F562N7
R5F56217 R5F56216
2N 7
B D BG
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
BG
: LFBGA176-0.80
LE
: TFLGA145-0.65
FB
: LQFP144-0.50
FP
: LQFP100-0.50
LD
: TFLGA85-0.65
A : CAN なし
B : CAN × 1 チャネル
ROM / RAM / データフラッシュ容量
8
: 512K バイト / 96K バイト / 32K バイト
7
: 384K バイト / 64K バイト / 32K バイト
6
: 256K バイト / 64K バイト / 32K バイト
グループ名
2N
: RX62N グループ
21
: RX621 グループ
シリーズ名
(RX600 シリーズ)
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
CPU 端子番号表
CPU 端子名
MDE
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
MD0
MD1
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
LFBGA176
G4
D1
H4
K3
M1
J3
L1
K4
G3
G2
F15
H12
G14
F13
E12
F12
TFLGA145
F4
D1
H4
K4
J2
K3
K1
H2
G4
G3
L8
M7
N7
L9
M10
K8
CPU 端子番号
LQFP144
13
10
19
31
30
28
29
25
16
15
58
51
52
64
65
63
LQFP100*1
4
2
10
22
21
19
20
16
7
6
-------------
このパッケージにはトレース端子がありませんので CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
TFLGA85*1
D1
D2
D4
H3
G3
H1
H2
E3
D3
C7
-------------
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62N グループ / RX621 グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD1*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
MD0*3
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
CPU の VCC 電源に接続してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62N グループ / RX621 グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
MD0*3
N.C.
TRCLK*5
MD1*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC*5
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
*5:
CPU の VCC 電源に接続してください。
パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62N グループ / RX621 グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62N グループ / RX621 グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
■ MD0、MD1 端子について
MD 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD0、MD1 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することで MD 端子を制御する方法があり
ます。
デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
以下は MD0、MD1 端子の接続例です。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD0、MD1 端子を制御します。
ただし、デバッガは High 出力もしくは入力(Hi-Z)の機能切り替えに限ります。Low 出力機能はありません。
MD0、MD1 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD0、MD1 端子を制御します。
デバッグ時は、MD0、MD1 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルアップしてください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62N グループ / RX621 グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
変更履歴 (RX62N グループ / RX621 グループ)
第1版
第2版
2010-12-14
2010-12-28
第3版
2011-04-01
第4版
2012-03-12
第5版
2013-06-07
第6版
2014-03-18
初版
トレース端子のない一部のパッケージの場合は、CSIDE の外部端子トレース機能を使用できないという注釈を
追加しました。
適合機種
対応モデル名を追加しました。(PALMiCE3-RX は HUDI140 モデルには対応していません。)
信号表
CPU 端子番号部分を抜き出し、別表としての記載に変更しました。
MD0、MD1 端子の属性を変更しました。それに伴いターゲット接続参考図も変更しました。
【変更前】入力 【変更後】入出力
ターゲット接続参考図
RESET 回路の出力をオープンコレクタ出力に変更しました。
MD0、MD1 端子のプルアップ処理を削除しました。
MD0、MD1、EMLE 端子に”動作モード設定回路”を追加しました。
接続時の注意 - MD0、MD1 端子について
接続例を変更しました。
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合
【変更前】プルアップ処理
【変更後】使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
【変更前】MD0 端子はプルアップ処理
【変更後】MD0 端子も MD1 端子と同様にスイッチにてプルアップ、またはプルダウンを選択
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
接続時の注意 – MD0、MD1 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】TRSYNC 【変更後】TRSYNC
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62T グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
■ RX62T グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX62T
R 5
CPU 型名
R5F562TA
F 56
R5F562T7 R5F562T6
2T A B D FH
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
FH
:LQFP112-0.65
FP
:LQFP100-0.50
FF
:LQFP80-0.65
FM
:LQFP64-0.50
A
B
D
E
:
:
:
:
5V 対応、CAN
3V 対応、CAN
5V 対応、CAN
3V 対応、CAN
× 1 チャネル
× 1 チャネル
なし
なし
ROM / RAM / データフラッシュ容量
A
:256K バイト / 16K バイト / 32K バイト
7
:128K バイト / 8K バイト / 8K バイト
6
:64K バイト / 8K バイト / 8K バイト
グループ名
2T
: RX62T グループ
シリーズ名
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
CPU 端子番号表
CPU 端子名
MDE
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
MD0
MD1
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
CPU 端子番号
LQFP112
4
2
10
28
27
112
26
111
7
6
54
55
56
57
58
59
LQFP100
4
2
10
22
21
19
20
18
7
6
23
24
25
26
27
28
LQFP80*1
3
1
9
20
19
17
18
16
6
5
-------------
このパッケージにはトレース端子がありませんので CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
LQFP64*1
2
1
6
16
15
13
14
12
5
4
-------------
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62T グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD1*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
MD0*3
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
CPU の VCC 電源に接続してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62T グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
MD0*3
N.C.
TRCLK*5
MD1*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC*5
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
*5:
CPU の VCC 電源に接続してください。
パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62T グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62T グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
■ MD0、MD1 端子について
MD 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD0、MD1 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することで MD 端子を制御する方法があり
ます。
デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
以下は MD0、MD1 端子の接続例です。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD0、MD1 端子を制御します。
ただし、デバッガは High 出力もしくは入力(Hi-Z)の機能切り替えに限ります。Low 出力機能はありません。
MD0、MD1 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD0、MD1 端子を制御します。
デバッグ時は、MD0、MD1 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルアップしてください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62T グループ)
2014-03-18 (第 6 版)
変更履歴 (RX62T グループ)
第1版
第2版
2010-12-14
2010-12-28
第3版
2011-04-01
第4版
2012-03-12
第5版
2013-06-07
第6版
2014-03-18
初版
トレース端子のない一部のパッケージの場合は、CSIDE の外部端子トレース機能を使用できないという注釈を
追加しました。
適合機種
対応モデル名を追加しました。(PALMiCE3-RX は HUDI140 モデルには対応していません。)
信号表
CPU 端子番号部分を抜き出し、別表としての記載に変更しました。
MD0、MD1 端子の属性を変更しました。それに伴いターゲット接続参考図も変更しました。
【変更前】入力 【変更後】入出力
ターゲット接続参考図
RESET 回路の出力をオープンコレクタ出力に変更しました。
MD0、MD1 端子のプルアップ処理を削除しました。
MD0、MD1、EMLE 端子に”動作モード設定回路”を追加しました。
接続時の注意 - MD0、MD1 端子について
接続例を変更しました。
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合
【変更前】プルアップ処理
【変更後】使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理
・ MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
【変更前】MD0 端子はプルアップ処理
【変更後】MD0 端子も MD1 端子と同様にスイッチにてプルアップ、またはプルダウンを選択
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
接続時の注意 – MD0、MD1 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】TRSYNC 【変更後】TRSYNC
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX630 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
■ RX630 グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX630
R 5
CPU 型名
R5F56307
F 56
30
R5F56308
R5F5630A R5F5630B
R5F5630D
R5F5630E
7 C D FN
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
FC : LQFP / 176 / 0.50
BG : LFBGA / 176 / 0.80
LC : TFLGA / 177 / 0.50
FB : LQFP / 144 / 0.50
LK : TFLGA / 145 / 0.50
FP : LQFP / 100 / 0.50
LA : TFLGA / 100 / 0.50
FN : LQFP / 80 / 0.50
D:
広温度範囲仕様品(.-40~+85℃)
C : CAN モジュールなし
D : CAN モジュールあり
ROM / RAM / E2 データフラッシュ容量
E:
2M バイト / 128K バイト / 32K バイト
D:
1.5M バイト / 128K バイト / 32K バイト
B:
1M バイト / 96K バイト / 32K バイト
A:
768K バイト / 96K バイト / 32K バイト
8:
512K バイト / 64K バイト / 32K バイト
7:
384K バイト / 64K バイト / 32K バイト
グループ名
30
: RX630 グループ
シリーズ名
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX630 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
CPU 端子番号表
CPU 端子名
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
UB*2
MD
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
*2:
CPU 端子番号
LQFP176
10
21
35
34
30
31
17
76
(PC7)
18
116
111
113
121
123
119
LQFP144
10
19
31
30
28
29
25
60
(PC7)
16
58
51
52
64
65
63
LQFP100*1
2
10
22
21
19
20
16
45
(PC7)
7
-------------
LQFP80*1
2
9
20
19
17
18
15
35
(PC7)
6
-------------
このパッケージにはトレース端子がありませんので CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なります。各端子番号の下に該当するポート
が記載されていますのでご参照ください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX630 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
UB*5
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時、ICE は MD=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプ
ルアップのみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX630 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
UB*6
N.C.
TRCLK*5
MD*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
*6:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時、ICE は MD=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプルアップ
のみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX630 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX630 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
■ MD、UB 端子について
MD 端子および UB 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD、UB 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することでモード端子を制御する方法がありま
す。なお、RX631 グループ ROM レス品をデバッグする場合は、MD 端子の接続が必須です。
デバッグ時は、MD=High で使用します。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD=Low で使用します。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なりますので、
使用する CPU のユーザーズマニュアル ハードウェア編 動作モードの章を参照してください。
以下は MD、UB 端子の接続例です。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD 端子を制御します。なお、UB 端子は入力(Hi-Z)の機能のみです。
MD、UB 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD、UB 端子を制御します。
デバッグ時は、MD、UB 端子をプルアップしてください。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD 端子をプルダウンして
ください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX630 グループ)
2014-03-18 (第 5 版)
変更履歴 (RX630 グループ)
第1版
第2版
2011-04-01
2012-03-12
第3版
2013-06-07
第4版
2013-11-15
第5版
2014-03-18
初版
コネクタのインターフェースの詳細を公開しました。
CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.02.02)にて、対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
・ R5F56307
・ R5F5630A
・ R5F5630B
・ R5F5630D
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD=High に制御します。
接続時の注意 – MD 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD=High で使用します。
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】PC7 【変更後】UB
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
・ 「接続時の注意 - MD7、PC7 端子について」
ターゲット参考回路図
・ TRST信号に関する注釈を追加しました。
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】TRSYNC 【変更後】TRSYNC
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63N グループ / RX631 グループ)
2015-02-27 (第 7 版)
■ RX63N グループ / RX631 グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX63N
RX631
R 5
CPU 型名
R5F563NA R5F563NB R5F563ND R5F563NE R5F563NF R5F563NK
R5F5631A R5F5631B R5F5631D R5F5631E R5F5631P R5F5631N
R5F56316 R5F56317 R5F56318 R5F5631F R5F5631G R5F5631J
R5F5631Y
F 56
R5F563NW R5F563NY
R5F5631M R5S56310
R5F5631K R5F5631W
3N A C D FP
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
FC : LQFP / 176 / 0.50
BG: LFBGA / 176 / 0.80
LC : TFLGA / 177 / 0.50
FB : LQFP / 144 / 0.50
LK : TFLGA / 145 / 0.50
LJ : TFLGA / 100 / 0.65
FP : LQFP / 100 / 0.50
LH : TFLGA / 64 / 0.65
FM : LQFP / 64 / 0.50
FL : LQFP / 48 / 0.50
D:
G:
動作周囲温度(.-40~+85℃)
動作周囲温度(.-40~+105℃)
H : CAN モジュールあり / DEU モジュールあり / PDC なし
D : CAN モジュールあり / DEU モジュールなし / PDC なし
G : CAN モジュールなし / DEU モジュールあり / PDC なし
C : CAN モジュールなし / DEU モジュールなし / PDC なし
S : CAN モジュールなし / DEU モジュールなし / PDC あり
F(64 ピン TFLGA のみ) : CAN モジュールあり / DEU モジュールなし / PDC なし
ROM / RAM / E2 データフラッシュ容量
F:
2M バイト / 256K バイト / 32K バイト
K:
2M バイト / 192K バイト / 32K バイト
E:
2M バイト / 128K バイト / 32K バイト
J:
1.5M バイト / 256K バイト / 32K バイト
G:
1.5M バイト / 192K バイト / 32K バイト
D:
1.5M バイト / 128K バイト / 32K バイト
Y:
1M バイト / 256K バイト / 32K バイト
W:
1M バイト / 192K バイト / 32K バイト
B:
1M バイト / 128K バイト / 32K バイト
A:
768K バイト / 128K バイト / 32K バイト
8:
512K バイト / 128K バイト / 32K バイト
7:
384K バイト / 128K バイト / 32K バイト
6:
256K バイト / 128K バイト / 32K バイト
P:
512K バイト / 64K バイト / 32K バイト
N:
384K バイト / 64K バイト / 32K バイト
M:
256K バイト / 64K バイト / 32K バイト
0:
0 バイト / 128K バイト / 0 バイト
グループ名
3N
: RX63N グループ
31
: RX631 グループ
シリーズ名
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
S : ROM レス版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63N グループ / RX631 グループ)
2015-02-27 (第 7 版)
CPU 端子番号表
CPU
端子名
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
UB*2
MD
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
*2:
TFLGA177
E2
H3
L3
K4
J4
K3
G4
N10
(PC7)
G3
G12
H15
G13
E14
E13
F13
LFBGA176
E2
H3
L3
K4
J4
K3
G4
N10
(PC7)
G3
G12
H15
G13
E14
E13
F13
LQFP176
10
21
35
34
30
31
17
76
(PC7)
18
116
111
113
121
123
119
CPU 端子番号
TFLGA145
LQFP144
E4
10
G2
19
K2
31
K1
30
K3
28
J4
29
J1
25
N9
60
(PC7)
(PC7)
G3
16
L8
58
N7
51
K5
52
M9
64
K9
65
N10
63
LQFP100*1
2
10
22
21
19
20
16
45
(PC7)
7
-------------
TFLGA64*1
C3
D2
G2
D3
E4
E3
H2
G6
(PC6)
C2
-------------
LQFP64*1
1
6
16
15
18
14
17
27
(PC7)
3
-------------
このパッケージにはトレース端子がありませんので CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なります。各端子番号の下に該当するポート
が記載されていますのでご参照ください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63N グループ / RX631 グループ)
2015-02-27 (第 7 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
UB*5
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。但し、RX631 グループ ROM レス品の場合は、ICE によって MD=Low に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプ
ルアップのみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63N グループ / RX631 グループ)
2015-02-27 (第 7 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
UB*6
N.C.
TRCLK*5
MD*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
*6:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。但し、RX631 グループ ROM レス品の場合は、ICE によって MD=Low に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプルアップ
のみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63N グループ / RX631 グループ)
2015-02-27 (第 7 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63N グループ / RX631 グループ)
2015-02-27 (第 7 版)
■ MD、UB 端子について
MD 端子および UB 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD、UB 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することでモード端子を制御する方法がありま
す。なお、RX631 グループ ROM レス品をデバッグする場合は、MD 端子の接続が必須です。
デバッグ時は、MD=High で使用します。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD=Low で使用します。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なりますので、
使用する CPU のユーザーズマニュアル ハードウェア編 動作モードの章を参照してください。
以下は MD、UB 端子の接続例です。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD 端子を制御します。なお、UB 端子は入力(Hi-Z)の機能のみです。
MD、UB 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD、UB 端子を制御します。
デバッグ時は、MD、UB 端子をプルアップしてください。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD 端子をプルダウンして
ください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63N グループ / RX631 グループ)
2015-02-27 (第 7 版)
変更履歴 (RX63N グループ / RX631 グループ)
第1版
第2版
2011-04-01
2012-03-12
第3版
2012-06-01
第4版
2013-06-07
第5版
2013-11-15
第6版
2014-03-18
第7版
2015-02-27
初版
CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.02.02)にて、対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
CPU グループの追加
・ RX631 グループ
RX63N グループ – CPU 型名の追加
・ R5F563NA
・ R5F563ND
・ R5F563NE
コネクタのインターフェースの詳細を公開しました。
CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.03.00)にて、対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
RX631 グループ – CPU 型名の追加
・ R5F5631P
・ R5F5631N
・ R5F5631M
CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.04.00)にて、対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
RX631 グループ – CPU 型名の追加
・ R5S56310
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD=High に制御します(但し、RX631 グループ ROM レス品は除く)。
接続時の注意 – MD 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD=High で使用します。
接続時の注意 – MD、PC7 端子について
RX631 グループ ROM レス品に関する説明を追加しました。
CPU 端子番号表 – パッケージを追加しました。
・ TFLGA177
・ LFBGA176
・ TFLGA145
・ TFLGA64
・ LQFP64
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】PC7 【変更後】UB
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
・ 「接続時の注意 - MD7、PC7 端子について」
ターゲット参考回路図
・ TRST信号に関する注釈を追加しました。
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】TRSYNC 【変更後】TRSYNC
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
CSIDE for PALMiCE3 RX (Ver. 6.09.00)にて、対応 CPU が追加されましたので、本書にも追加しました。
RX631 グループ – CPU 型名の追加
・ R5F56316
・ R5F56317
・ R5F56318
・ R5F5631F
・ R5F5631G
・ R5F5631J
・ R5F5631K
・ R5F5631W
・ R5F5631Y
RX63N グループ – CPU 型名の追加
・ R5F563NF
・ R5F563NK
・ R5F563NW
・ R5F563NY
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63T グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
■ RX63T グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX63T
R 5
CPU 型名
R5F563T4
F 56
R5F563T5
3T E
A D
R5F563T6
R5F563TB
R5F563TC
R5F563TE
FB
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
FB : LQFP / 144 / 0.50
FA : LQFP / 120 / 0.50
FH : LQFP / 112 / 0.65
FP : LQFP / 100 / 0.50
FM : LQFP / 64 / 0.50
FL : LQFP / 48 / 0.50
D:
G:
動作周囲温度(.-40~+85℃)
動作周囲温度(.-40~+105℃)
A:
B:
D:
E:
5V 版、CAN あり
3V 版、CAN あり
5V 版、CAN なし
3V 版、CAN なし
ROM / RAM / データフラッシュ容量
E:
512K バイト / 48K バイト / 32K バイト
C:
384K バイト / 32K バイト / 32K バイト
B:
256K バイト / 24K バイト / 32K バイト
6:
64K バイト / 8K バイト / 8K バイト
5:
48K バイト / 8K バイト / 8K バイト
4:
32K バイト / 8K バイト / 8K バイト
グループ名
3T
: RX63T グループ
シリーズ名
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63T グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
CPU 端子番号表
CPU
端子名
LQFP144
LQFP120
CPU 端子番号
LQFP112
LQFP100*1
LQFP64*1
LQFP48*1
48
EMLE
3
3
2
2
1
RES
16
12
10
10
6
2
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
46
45
37
44
36
9
(P00)
10
59
5
13
51
58
4
24
23
21
22
20
7
(P00)
8
58
59
60
61
62
63
28
27
112
26
111
6
(P00)
7
54
55
56
57
58
59
22
21
19
20
18
6
(P00)
7
-------------
16
15
13
14
12
12
11
9
10
8
---
---
5
-------------
1
-------------
UB*2
MD
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
*2:
このパッケージにはトレース端子がありませんので CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なります。各端子番号の下に該当するポート
が記載されていますのでご参照ください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63T グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
UB*5
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。但し、RX631 グループ ROM レス品の場合は、ICE によって MD=Low に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。なお、パッ
ケージにより端子がない場合、N.C.としてください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプ
ルアップのみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63T グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
UB*6
N.C.
TRCLK*5
MD*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1: 入出力はターゲット・システム基準です。
*2: デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3: デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。但し、RX631 グループ ROM レス品の場合は、ICE によって MD=Low に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4: CPU の VCC 電源に接続してください。
*5: パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
*6: 現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。なお、パッ
ケージにより端子がない場合、N.C.としてください。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプルアップ
のみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63T グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63T グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
■ MD、UB 端子について
MD 端子および UB 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD、UB 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することでモード端子を制御する方法がありま
す。なお、RX631 グループ ROM レス品をデバッグする場合は、MD 端子の接続が必須です。
デバッグ時は、MD=High で使用します。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD=Low で使用します。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なりますので、
使用する CPU のユーザーズマニュアル ハードウェア編 動作モードの章を参照してください。
以下は MD、UB 端子の接続例です。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD 端子を制御します。なお、UB 端子は入力(Hi-Z)の機能のみです。
MD、UB 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD、UB 端子を制御します。
デバッグ時は、MD、UB 端子をプルアップしてください。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD 端子をプルダウンして
ください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX63T グループ)
変更履歴 (RX63T グループ)
第1版
2015-11-27
初版
2015-11-27 (第 1 版)
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX634 グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
■ RX634 グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX634
R 5
CPU 型名
R5F5634B
F 56
34
R5F5634D
E
R5F5634E
Y D FB
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
LQFP / 144 / 0.50
D:
広温度範囲仕様品(.-40~+85℃)
Y:
C:
5V 版
3V 版
ROM / RAM / E2 データフラッシュ容量
E:
2M バイト / 128K バイト / 32K バイト
D:
1.5M バイト / 128K バイト / 32K バイト
B:
1M バイト / 128K バイト / 32K バイト
グループ名
34
: RX634 グループ
シリーズ名
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX634 グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
CPU 端子番号表
CPU
端子名
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
UB*1
MD
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
CPU 端子番号
LQFP144
10
19
31
30
28
29
25
60
(PC7)
16
58
51
52
64
65
63
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なります。各端子番号の下に該当するポート
が記載されていますのでご参照ください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX634 グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
UB*5
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。但し、RX631 グループ ROM レス品の場合は、ICE によって MD=Low に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプ
ルアップのみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX634 グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
UB*5
N.C.
TRCLK
MD*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。但し、RX631 グループ ROM レス品の場合は、ICE によって MD=Low に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプルアップ
のみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX634 グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX634 グループ)
2015-11-27 (第 1 版)
■ MD、UB 端子について
MD 端子および UB 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD、UB 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することでモード端子を制御する方法がありま
す。なお、RX631 グループ ROM レス品をデバッグする場合は、MD 端子の接続が必須です。
デバッグ時は、MD=High で使用します。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD=Low で使用します。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なりますので、
使用する CPU のユーザーズマニュアル ハードウェア編 動作モードの章を参照してください。
以下は MD、UB 端子の接続例です。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD 端子を制御します。なお、UB 端子は入力(Hi-Z)の機能のみです。
MD、UB 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD、UB 端子を制御します。
デバッグ時は、MD、UB 端子をプルアップしてください。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD 端子をプルダウンして
ください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX634 グループ)
変更履歴 (RX634 グループ)
第1版
2015-11-27
初版
2015-11-27 (第 1 版)
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62G グループ)
2014-03-18 (第 3 版)
■ RX62G グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX62G
R 5
CPU 型名
R5F562G7
F 56
R5F562GA
2G A
A D FH
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
FH
:LQFP112-0.65
FP
:LQFP100-0.50
A : 5V 対応、CAN × 1 チャネル
D : 5V 対応、CAN なし
ROM / RAM / データフラッシュ容量
A
:256K バイト / 16K バイト / 32K バイト
7
:128K バイト / 8K バイト / 8K バイト
グループ名
2G
: RX62G グループ
シリーズ名
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
CPU 端子番号表
CPU 端子名
MDE
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
MD0
MD1
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
CPU 端子番号
LQFP112
4
2
10
28
27
112
26
111
7
6
54
55
56
57
58
59
LQFP100
4
2
10
22
21
19
20
18
7
6
23
24
25
26
27
28
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62G グループ)
2014-03-18 (第 3 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD1*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
MD0*3
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
CPU の VCC 電源に接続してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62G グループ)
2014-03-18 (第 3 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
MD0*3
N.C.
TRCLK*5
MD1*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC*5
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*3:
デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
*4:
*5:
CPU の VCC 電源に接続してください。
パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ターゲット上に MDE 端子を制御する回路を設けてください。
ターゲット接続参考図では、スイッチによりエンディアンモードを切り替える回路です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62G グループ)
2014-03-18 (第 3 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62G グループ)
2014-03-18 (第 3 版)
■ MD0、MD1 端子について
MD 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD0、MD1 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することで MD 端子を制御する方法があり
ます。
デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
以下は MD0、MD1 端子の接続例です。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD0、MD1 端子を制御します。
ただし、デバッガは High 出力もしくは入力(Hi-Z)の機能切り替えに限ります。Low 出力機能はありません。
MD0、MD1 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD0、MD1 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD0、MD1 端子を制御します。
デバッグ時は、MD0、MD1 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルアップしてください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX62G グループ)
2014-03-18 (第 3 版)
変更履歴 (RX62G グループ)
第1版
第2版
2012-06-01
2013-06-07
第3版
2014-03-18
初版
信号表
注釈 3 の文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時、ICE は MD0=High、MD1=High に制御します。
接続時の注意 – MD0、MD1 端子について
下記文章を変更しました。
【変更前】デバッグ時は、シングルチップモードで使用します。MD0=High、MD1=High に設定します。
【変更後】デバッグ時は、MD0=High、MD1=High で使用します。
CPU 端子名、信号名の表記を変更しました。
【変更前】TRSYNC 【変更後】TRSYNC
上記、CPU 端子名、信号名を変更したことに伴う更新を行いました。
・ ターゲット参考回路図
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX64M グループ)
2015-02-27 (第 2 版)
■ RX64M グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX64M
R 5
CPU 型名
R5F564ML R5F564MJ
F 56
R5F564MG
R5F564MF
4M L C D FC
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
FC : LQFP / 176 / 0.50
BG: LFBGA / 176 / 0.80
LC : TFLGA / 177 / 0.50
FB : LQFP / 144 / 0.50
LK : TFLGA / 145 / 0.50
FP : LQFP / 100 / 0.50
LJ : TFLGA / 100 / 0.65
D:
G:
動作周囲温度(.-40~+85℃)
動作周囲温度(.-40~+105℃)
D:
H:
C:
G:
暗号モジュールなし
暗号モジュールあり
暗号モジュールなし
暗号モジュールあり
/ SDHI モジュールあり
/ SDHI モジュールあり
/ SDHI モジュールなし
/ SDHI モジュールなし
コードフラッシュメモリ / RAM / データフラッシュメモリ容量
L:
4M バイト / 512K バイト / 64K バイト
J:
3M バイト / 512K バイト / 64K バイト
G:
2.5M バイト / 512K バイト / 64K バイト
F:
2M バイト / 512K バイト / 64K バイト
グループ名
4M
: RX64M グループ
シリーズ名
RX600 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX64M グループ)
2015-02-27 (第 2 版)
CPU 端子番号表
CPU
端子名
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
UB*2
MD
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
*2:
LQFP176
10
21
35
34
30
31
17
76
(PC7)
18
116
111
113
121
123
119
CPU 端子番号
LQFP144
10
19
31
30
28
29
25
60
(PC7)
16
58
51
52
64
65
63
LQFP100*1
2
10
22
21
19
20
16
45
(PC7)
7
-------------
このパッケージにはトレース端子がありませんので CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なります。各端子番号の下に該当するポート
が記載されていますのでご参照ください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX64M グループ)
2015-02-27 (第 2 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
UB*5
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプ
ルアップのみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX64M グループ)
2015-02-27 (第 2 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
UB*6
N.C.
TRCLK*5
MD*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
*6:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプルアップ
のみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX64M グループ)
2015-02-27 (第 2 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX64M グループ)
2015-02-27 (第 2 版)
■ MD、UB 端子について
MD 端子および UB 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD、UB 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することでモード端子を制御する方法がありま
す。なお、RX631 グループ ROM レス品をデバッグする場合は、MD 端子の接続が必須です。
デバッグ時は、MD=High で使用します。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD=Low で使用します。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なりますので、
使用する CPU のユーザーズマニュアル ハードウェア編 動作モードの章を参照してください。
以下は MD、UB 端子の接続例です。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD 端子を制御します。なお、UB 端子は入力(Hi-Z)の機能のみです。
MD、UB 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD、UB 端子を制御します。
デバッグ時は、MD、UB 端子をプルアップしてください。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD 端子をプルダウンして
ください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX64M グループ)
変更履歴 (RX64M グループ)
第1版
第2版
2014-03-18
2015-02-27
初版
コネクタのインターフェースの詳細を公開しました。
2015-02-27 (第 2 版)
RX700 Series
RX71M グループ
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX71M グループ)
2015-02-27 (第 1 版)
■ RX71M グループ
適合機種および適合コネクタ
適合機種
適合コネクタ
(デバッガ用コネクタ)
PALMiCE3-RX (HUDI141 モデル / AUD360 モデル)
MIL コネクタ (14 ピン仕様)
Mictor コネクタ (38 ピン仕様)
CPU グループ名および型名
CPU グループ名
RX71M
R 5
CPU 型名
R5F571MF R5F571MG
F 57
R5F571MJ
R5F571ML
1M L C D FC
パッケージ外形/ ピン数/ ピンピッチ
FC : LQFP / 176 / 0.50
BG: LFBGA / 176 / 0.80
LC : TFLGA / 177 / 0.50
FB : LQFP / 144 / 0.50
LK : TFLGA / 145 / 0.50
FP : LQFP / 100 / 0.50
LJ : TFLGA / 100 / 0.65
D:
G:
動作周囲温度(.-40~+85℃)
動作周囲温度(.-40~+105℃)
D:
H:
C:
G:
暗号モジュールなし
暗号モジュールあり
暗号モジュールなし
暗号モジュールあり
/ SDHI モジュールあり
/ SDHI モジュールあり
/ SDHI モジュールなし
/ SDHI モジュールなし
コードフラッシュメモリ / RAM / データフラッシュメモリ容量
L:
4M バイト / 512K バイト / 64K バイト
J:
3M バイト / 512K バイト / 64K バイト
G:
2.5M バイト / 512K バイト / 64K バイト
F:
2M バイト / 512K バイト / 64K バイト
グループ名
1M
: RX71M グループ
シリーズ名
RX700 シリーズ
メモリの種類
F : フラッシュメモリ版
ルネサスマイコン
ルネサス半導体
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX71M グループ)
2015-02-27 (第 1 版)
CPU 端子番号表
CPU
端子名
EMLE
RES
TDO
TCK
TMS
TDI
TRST
UB*2
MD
TRCLK
TRDATA3
TRDATA2
TRDATA1
TRDATA0
TRSYNC
*1:
*2:
LQFP176
10
21
35
34
30
31
17
76
(PC7)
18
116
111
113
121
123
119
CPU 端子番号
LQFP144
10
19
31
30
28
29
25
60
(PC7)
16
58
51
52
64
65
63
LQFP100*1
2
10
22
21
19
20
16
45
(PC7)
7
-------------
このパッケージにはトレース端子がありませんので CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なります。各端子番号の下に該当するポート
が記載されていますのでご参照ください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX71M グループ)
2015-02-27 (第 1 版)
ターゲット・インターフェース
■ MIL コネクタ
MIL コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
信号名
TCK
TRST
TDO
MD*3
TMS
TDI
RES
入出力*1
入力
入力
出力
入出力
入力
入力
入出力
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
信号名
GND
EMLE*2
N.C.
VCC*4
UB*5
GND
GND
入出力*1
入出力
出力
入出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1: デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタ
します。
*2: RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
*3: 「接続時の注意」も必ず参照してください。
*4: ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプ
ルアップのみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX71M グループ)
2015-02-27 (第 1 版)
■ Mictor コネクタ
Mictor コネクタ仕様については本書に掲載されている「対応コネクタ」を参照してください。
信号表
ピン No.
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
33
35
37
信号名
N.C.
EMLE*2
GND
N.C.
RES
TDO
N.C.
TCK
TMS
TDI
TRST
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
ピン No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
入出力
入出力
出力
入力
入力
入力
入力
信号名
UB*6
N.C.
TRCLK*5
MD*3
N.C.
VCC*4
VCC*4
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
TRDATA3*5
TRDATA2*5
TRDATA1*5
TRDATA0*5
TRSYNC
N.C.
N.C.
N.C.
入出力*1
入出力
出力
入出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
出力
・ 表中 N.C.端子は未接続としてください。
*1:
*2:
*3:
*4:
*5:
*6:
入出力はターゲット・システム基準です。
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
デバッグ時は、ICE によって MD=High に制御します。但し、RX631 グループ ROM レス品の場合は、ICE によって MD=Low に制御します。
詳細については「接続時の注意」を参照してください。
CPU の VCC 電源に接続してください。
パッケージによりトレース端子がない場合、N.C.としてください。その際、CSIDE の外部端子トレース機能を使用することはできません。
現在、デバッガでは使用していませんが将来の拡張のため接続することをおすすめします。詳細については「接続時の注意」を参照してください。
ターゲット接続参考図
*1:
*2:
*3:
*4:
デバッガがリセットを出力します。またデバッガは CPU のRES端子をモニタします。
RESET 発生回路はオープンコレクタ出力にしてください。
「接続時の注意」も必ず参照してください。
ホットプラグイン未使用の場合、 TRST 端子は未接続で 4.7kΩ~10kΩプルアップ
のみも可能です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX71M グループ)
2015-02-27 (第 1 版)
接続時の注意
■ EMLE 端子について
デバッグ時は、EMLE 端子の状態を High にする必要があります。
それ以外の CPU 単体動作で使用する場合は Low にする必要があります。
ターゲット上に EMLE 端子を High と Low に切り替える回路を設けるか、またはデバッガに接続することで EMLE 端子を制御す
る方法があります。
ターゲット接続参考図では、EMLE 端子とデバッガ用コネクタを接続することにより、デバッガで EMLE 端子を制御する回路(ホ
ットプラグインを使用する場合)としています。
スイッチは、ホットプラグインを使用する場合にプルアップするため、またデバッグ時以外の CPU 単体動作で使用する場合にプ
ルダウンするために必要です。
以下は EMLE 端子の接続例です。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続する場合(ホットプラグインを使用しない場合)
デバッガが EMLE 端子を制御します。ただし、ホットプラグインを使用しない場合に限ります。
EMLE 端子を 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。

デバッガ用コネクタと EMLE 端子を接続しない場合(ホットプラグインを使用しない場合)
ターゲット上の回路で EMLE 端子を制御します。ホットプラグインは使用できません。
デバッグ時は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
この場合、デバッグ用コネクタの EMLE 端子(MIL14 コネクタの 4 ピン、Mictor38 コネクタの 3 ピン)は未接続です。

ホットプラグインを使用する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが EMLE 端子を制御します。
ホットプラグインを使用する場合は EMLE 端子を 1KΩ~3KΩでプルアップ処理してください。
デバッグ時以外の CPU 単体動作時には 4.7KΩ~10KΩでプルダウン処理してください。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX71M グループ)
2015-02-27 (第 1 版)
■ MD、UB 端子について
MD 端子および UB 端子は CPU のモード端子です。
ターゲット上に MD、UB 端子を制御する回路を設けるか、またはデバッガに接続することでモード端子を制御する方法がありま
す。なお、RX631 グループ ROM レス品をデバッグする場合は、MD 端子の接続が必須です。
デバッグ時は、MD=High で使用します。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD=Low で使用します。
UB 端子は、各種ブートモードへエントリさせるためのポートです。どのポートが UB 端子であるかは CPU により異なりますので、
使用する CPU のユーザーズマニュアル ハードウェア編 動作モードの章を参照してください。
以下は MD、UB 端子の接続例です。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続する場合 (ターゲット接続参考図と同じ接続方法)
ターゲット接続参考図と同じ接続方法です。
デバッガが MD 端子を制御します。なお、UB 端子は入力(Hi-Z)の機能のみです。
MD、UB 端子を使用する CPU の動作モードにあわせてプルアップ、またはプルダウン処理してください。

MD、UB 端子をデバッガ用コネクタに接続しない場合
ターゲット上の回路で MD、UB 端子を制御します。
デバッグ時は、MD、UB 端子をプルアップしてください。但し、RX631 グループ ROM レス品は、MD 端子をプルダウンして
ください。
この場合、デバッガ用コネクタの MD 端子(MIL14 コネクタの 10 ピンおよび 7 ピン、Mictor38 コネクタの 2 ピンおよび 8 ピン)
とは未接続です。
ターゲット・インターフェース 技術資料 (RX71M グループ)
変更履歴 (RX71M グループ)
第1版
2015-02-27
初版
2015-02-27 (第 1 版)
PALMiCE3 HUDI141 モデル
ハードウェア・マニュアル
(第 4 版)
Copyright (C)2011 (株)コンピューテックス
使用上の注意事項
本製品をご使用になる前に必ずお読みください。
本製品を輸出する(日本国外への持出含む)場合、またはソフトウェアを国内非居住者に提供する場合は外国為替及び外国
貿易法に従って必要な手続きをお取りください。
本製品および付属のマニュアル、ソフトウェア等の一部、または全部を無断で使用することや、複製することはできません。
本製品の内容、および仕様に関しては製品の信頼性、機能、設計の改良により将来予告なしに変更することがあります。
本製品は万全の注意を払って生産されていますが、ご利用になった結果について当社は一切の責任を負いかねますのでご了承
ください。
本製品は機能および性能においてきわめて高い信頼性・安全性が求められ、その故障や誤動作が直接人命に影響を与えたり
危害をおよぼす恐れのある用途もしくは社会的に甚大な影響を与える恐れのある用途(軍事関連機器、原子力関連機器、航
空・宇宙関連機器、交通関連機器、燃焼制御関連機器、医療関連機器、発電制御用機器、海底機器、各種安全装置
等)での使用は意図しておりません。これらの用途に使用されたことにより発生した損害などにつきましては当社は一切の責任を
負いかねますのでご了承ください。
水、湿気、ほこり、油煙などの多い場所に設置しないでください。火災、故障、感電などの原因となることがあります。
た正しい電源・電圧でお使いください。
SuperHTM は、ルネサス エレクトロニクス株式会社の日本、米国及びその他の国における登録商標または商標です。
CSIDE に関する著作権は(株)コンピューテックスに帰属します。
CSIDE、PALMiCE および COMPUTEX は、(株)コンピューテックスの登録商標です。
その他本書で取り上げる会社名および製品名などは、一般に各メーカーの商標、または登録商標です。
表示され
目 次
第 1 章 はじめに .......................................................................................................... 1
1.1 はじめに ................................................................................................................................................................... 2
1.2 製品構成 ............................................................................................................................................................... 3
1.3 使用構成 ............................................................................................................................................................... 4
第 2 章 PALMiCE3 HUDI141 ハードウェア仕様 ............................................... 5
2.1 PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア仕様............................................................................................ 6
2.2 HUDI141 モデル仕様 ........................................................................................................................................... 6
2.3 各部の名称と働き................................................................................................................................................ 7
2.3.1 RSTOUT_GNDプローブ ......................................................................................................................... 7
2.3.2 ハードウェア・レビジョン........................................................................................................................... 8
レビジョン・シールの読み方......................................................................................................................................................................................8
第 3 章 ターゲット・インターフェース仕様 ............................................................... 9
3.1 はじめに .................................................................................................................................................................10
3.2 H-UDIインターフェース ........................................................................................................................................10
3.2.1 デバッガ用コネクタの形状...................................................................................................................10
3.2.2 H-UDIケーブルの寸法 .........................................................................................................................10
3.2.3 RSTOUT_GNDプローブの寸法 .........................................................................................................10
3.2.4 H-UDIインターフェース信号仕様 ......................................................................................................11
3.2.5 RSTOUT信号 .......................................................................................................................................11
3.2.6 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース.....................................................................................11
3.2.7 ADP-P3-V850-MIL14-MIL14 アダプタ ........................................................................................12
寸法およびターゲット・インターフェース .............................................................................................................................................................. 12
第1章 はじめに
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
1
1.1 はじめに
PALMiCE3 HUDI141 モデルは、ルネサス製マイクロコンピュータに対応したオンチップ・デバッガです。
主な特長は以下のとおりです。
PALMiCE3 への電源供給不要(VBus 対応)
外部フラッシュメモリへのダウンロード、およびデバッグ対応
内蔵フラッシュメモリ対応
汎用性
USB 規格 Revision2.0 ハイスピード、フルスピードに対応
最新 CSIDE をインターネット上よりダウンロード可能
手のひらサイズ・軽量・コンパクト設計
Info.
本製品は、ルネサス エレクロトニクス製 CPU の各シリーズをサポートします。
よって、本書にはご使用の CPU 名以外の名称が記載されています。
本書とあわせてお使いの製品に添付されているユーザーズ・マニュアル(PDF 形式)も必ず参照してください。
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
2
1.2 製品構成
PALMiCE3 HUDI141 モデルの製品構成は以下のとおりです。
・PALMiCE3 HUDI141 モデル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 台
・H-UDI ケーブル (PALMiCE3 専用)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 本
・USB ケーブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 本
・製品名シール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 枚
・ソフトウェア(CD-ROM)
*1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 枚
*1 : ご購入のデバッガ・ソフト CSIDE により名称が異なります。
■PALMiCE3 SuperH、PALMiCE3 RX ご購入の場合
上記の製品構成に以下のプローブが付属されます。 PALMiCE3 HUDI141 モデル本体に接続して使用します。
・RSTOUT_GND プローブ(HUDI141 用/約 35cm)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 本
■PALMiCE3 V850 ご購入の場合
上記の製品構成に以下の変換アダプタが付属されます。 H-UDI ケーブルに接続して使用します。
・ADP-P3-V850-MIL14-MIL14 (PALMiCE3 V850 専用) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 個
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
3
1.3 使用構成
PALMiCE3 とホスト・パソコンは、付属の USB ケーブルで接続します。PALMiCE3 とターゲット・システムとは、付属の H-UDI
ケーブルで接続します。また、必要に応じて RSTOUT プローブを接続します。RSTOUT プローブおよびターゲット・インターフェ
ースの詳細については、次章を参照してください。
Note
PALMiCE3 を使用するためには、ターゲット・システムにあらかじめ、PALMiCE3 用のインターフェース・コネクタを設け
る必要があります。
■PALMiCE3 H8 使用時
■PALMiCE3 RX 使用時
■PALMiCE3 SH 使用時
使用構成
■PALMiCE3 V850 使用時
使用構成
Note
ハードウェアの接続時、コネクタに強い力を加えると破損する恐れがあります。
コネクタに強い力を加えないよう、ご注意ください。
Note
PALMiCE3 専用 H-UDI ケーブルについて
・ 必ず、当社製 PALMiCE3 専用 H-UDI ケーブル をご使用ください。
・ 接続する際、タグ(図中[1]) がついているコネクタをターゲット・システムへ接続してください。
Info.
ターゲット・システムへの接続には、変換アダプタ等のオプションも用意されています。
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
4
第2章 PALMiCE3 HUDI141 ハードウェア仕様
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第2章
PALMiCE3 HUDI141 ハードウェア仕様
5
2.1 PALMiCE3 HUDI141 モデル
ハードウェア仕様
PALMiCE3 は、ルネサス製 CPU に内蔵されているオンチップ・デバッグ機能を活用するための専用デバッガです。
オンチップ・デバッグ機能を使用することにより、以下の機能を実現します。
ユーザ・プログラムの実行、ブレーク
任意のアドレス、データの一致によるブレーク
ユーザ・プログラムの強制ブレーク
トレース、ステップ実行
メモリ、レジスタ、I/O の参照、変更
本章では、PALMiCE3 のハードウェア仕様について説明します。
2.2 HUDI141 モデル仕様
項目
対応 CPU
コネクタ仕様
ターゲット・システム側 コネクタ仕様
ターゲット・インターフェース電圧
LED
外形寸法
インターフェース
*2
使用環境
USB ホスト・インターフェース
AC アダプタ
消費電流
重量
HUDI141 モデル仕様
SH-Mobile
SuperH ファミリ *1
H8SX ファミリ
H8S ファミリ
R8J ファミリ
RX ファミリ
V850
14 ピン MIL コネクタ (ケーブル長約 20cm)
OMRON 製 XG4C1431 (14 芯)
1.65V∼5.5V (ターゲット追従)
・PWR ・BSY ・STS
95mm(W)×70mm(D)×21mm(H) (ただし、コネクタ部は除く)
動作温度 :5℃∼40℃
動作湿度 :35%∼85%RH 結露なし
USB(Ver2.0)
不要(Vbus 対応)
DC5V ±5% 最大約 250mA (USB VBus 対応)
78g
*1 : SH7050 シリーズは除く。
*2 : オプション製品の変換アダプタにより、36 ピン MDR コネクタと 38 ピン Mictor コネクタにも対応可能です。
Note
MIL コネクタ
: H-UDI インターフェースに対応した 14 ピンコネクタ
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第2章
PALMiCE3 HUDI141 ハードウェア仕様
6
2.3 各部の名称と働き
以下に PALMiCE3 HUDI141 モデルの外観図を示します。
[1]
PWR LED
PALMiCE3 に電源が供給されている時、点灯します。電源はホスト・パソコンか
ら USB ケーブルで供給されます。
[2]
BSY LED
PALMiCE3 とターゲット CPU が通信中に点灯します。
[3]
STS LED
通常はユーザ・プログラム実行中に点灯します。
また、エラー通知のために点滅する場合があります。
詳細についてはユーザーズ・マニュアルを参照してください。
[4]
TARGET コネクタ
PALMiCE3 とターゲット・システムを接続する 14 ピンコネクタです。
[5]
RST
RSTOUT_GND プローブ(RSTOUT 側)を接続してターゲット・システムのリセッ
ト回路に接続します。
また、ホットプラグイン・デバッグに対応している機種については
RSTOUT_GND プローブ(GND 側)を接続してホットプラグイン・デバッグを行
います。
[6]
EXT
現在、未使用です。
[7]
電源スイッチ
PALMiCE3 の電源の入切を行います。電源入力状態は、[1] PWR LEDで確認できます。
[8]
USB コネクタ
USB ケーブルを接続します(mini-B 仕様)。
2.3.1 RSTOUT_GND プローブ
RSTOUT_GND プローブは、RSTOUT 側と GND 側で構成されています。
RSTOUT 側は PALMiCE3 HUDI141 モデルを使用してターゲット・システ
ムにリセット信号を出力する時に使用します。PALMiCE3 SH をご使用の際
に使用します。
GND 側は PALMiCE3 HUDI141 モデルを使用してホットプラグイン・デバッグを行う時に使用します。
ホットプラグイン・デバッグは PALMiCE3 RX に対応しています。詳細については「PALMiCE3 RX ユーザーズ・マニュアル」もしく
は PALMiCE3 RX の「CSIDE ヘルプ」を参照してください。
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第2章
PALMiCE3 HUDI141 ハードウェア仕様
7
2.3.2 ハードウェア・レビジョン
PALMiCE3 本体の裏面に、PALMiCE3 の情報を記したシールが貼付されています。
PALMiCE3 本体 裏側
レビジョン・シールの読み方
上側の数字と黒く塗りつぶしたアルファベットの一番最後のものを読み取ります。
例 1) : ハードウェア・レビジョン 1-B
1
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
例 1)の場合、PALMiCE3 のハードウェア・レビジョンは 1-B となります。
例 2) : ハードウェア・レビジョン 2-0
2
A
B
C
F
D
E
G
H
I
J
K
L
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
アルファベットが塗りつぶされていない例 2)の場合、PALMiCE3 のハードウェア・
レビジョンは 2-0 となります。
第2章
PALMiCE3 HUDI141 ハードウェア仕様
8
第3章 ターゲット・インターフェース仕様
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
9
3.1 はじめに
本章では、PALMiCE3 HUDI141 とターゲット・システムを接続するための H-UDI インターフェースの仕様を説明します。
3.2 H-UDI インターフェース
PALMiCE3 HUDI141 とターゲット・システムを接続するためのインターフェースについて説明します。
ターゲット・インターフェースは CPU 毎に異なります。
3.2.1 デバッガ用コネクタの形状
ターゲット・システム側に実装するデバッガ用コネクタ(14 ピン MIL コネクタ)の形状は、以下のとおりです。
(コネクタの詳細寸法はメーカーの資料を参照してください。)
3.2.2 H-UDI ケーブルの寸法
PALMiCE3 HUDI141 とターゲット・システムを接続する H-UDI ケーブルの寸法は、以下のとおりです。
(コネクタの詳細寸法はメーカーの資料を参照してください。)
3.2.3 RSTOUT_GND プローブの寸法
RSTOUT_GND プローブの寸法は、以下のとおりです。
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
10
3.2.4 H-UDI インターフェース信号仕様
VIL
VIH
VOL
VOH
入力電圧レベル
出力電圧レベル
ターゲット電圧 ÷ 2 ‒ 0.35
ターゲット電圧 ÷ 2 + 0.35
0.2V 以下
ターゲット電源に追従 (1.65V∼5.5V)
3.2.5 RSTOUT 信号
ターゲット・システムのリセット用信号で、トランジスタのオープンコレクタ信号です。
この信号は、CPU 及び周辺を含めたターゲット・システム全体のリセット回路に接続してください。CSIDE 起動時の同期化に必
要です。
接続できない場合は、ターゲット・システムのリセット・スイッチを押すかパワーオンリセットでも可能です。
3.2.6 PALMiCE3 側
ターゲット・インターフェース
PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェースについて説明します。
No.
備考
1
33Ω Series
3
33Ω Series
5
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
7
100Ω Series 10KΩ Pull-up*1
9
33Ω Series
11
33Ω Series
13
100Ω Series 100KΩ Pull-down
*1 : ターゲット VCC 電位にプルアップしています。
No.
2
4
6
8
10
12
14
備考
GND
33Ω Series 100KΩ Pull-down
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
550KΩ Pull-down
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
GND
GND
Note
ターゲット接続参考図については、当社ホームページ( http://www.computex.co.jp/ )に掲載されている PALMiCE3 技術
資料 を参照してください。
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
11
3.2.7 ADP-P3-V850-MIL14-MIL14 アダプタ
■PALMiCE3 V850 使用時
ご使用の機種が PALMiCE3-V850 の場合、ターゲット・システムとの接続には”ADP-P3-V850-MIL14-MIL14 変換アダプタ”
が必要となります。 H-UDI ケーブルに接続して使用します。
寸法およびターゲット・インターフェース
(単位 : mm)
No.
備考
1
33Ω Series
3
33Ω Series
5
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
7
33Ω Series
9
33Ω Series
11
100Ω Series 10KΩ Pull-up*1
13
100Ω Series 100KΩ Pull-down
*1 : ターゲット VCC 電位にプルアップしています。
No.
2
4
6
8
10
12
14
備考
GND
33Ω Series 100KΩ Pull-down
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
550KΩ Pull-down
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
GND
GND
Note
ターゲット接続参考図については、当社ホームページ( http://www.computex.co.jp/ )に掲載されている PALMiCE3 技術
資料 を参照してください。
PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
12
PALMiCE3 HUDI141 モデル
ハードウェア・マニュアル 変更履歴
日付
2011-03
2011-07
2011-12
版
1
2
3
2012-03
4
内容
初版
書式を変更しました。
・ 「使用上の注意事項」を更新しました。
・ 「3.2.6 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース」 表中、備考を修正しました。
4 ピン
【正】33Ω Series 100KΩ Pull-down
【誤】GND
・ PALMiCE3 V850 専用「ADP-P3-V850-MIL14-MIL14 変換アダプタ」に関する記載を追加しました。
・ 「1.2 製品構成」
はじめにお読みください (導入ガイド) を削除しました。
株式会社コンピューテックス
本 社
〒605-0846 京都市東山区五条橋東 4-432-13 對嵐坊ビル
TEL:075-551-0528(代) FAX:075-551-2585
東京営業所
TEL:03-5753-9911(代) FAX:03-5753-9917
テクニカルセンタ
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PALMiCE3 HUDI141 モデル ハードウェア・マニュアル
2012 年 3 月 第 4 版
CM1031(D)1203
PALMiCE3 AUD360 モデル
ハードウェア・マニュアル
(第 9 版)
Copyright (C)2008 (株)コンピューテックス
使用上の注意事項
本製品をご使用になる前に必ずお読みください。
本製品を輸出する(日本国外への持出含む)場合、またはソフトウェアを国内非居住者に提供する場合は外国為替及び外国
貿易法に従って必要な手続きをお取りください。
本製品および付属のマニュアル、ソフトウェア等の一部、または全部を無断で使用することや、複製することはできません。
本製品の内容、および仕様に関しては製品の信頼性、機能、設計の改良により将来予告なしに変更することがあります。
本製品は万全の注意を払って生産されていますが、ご利用になった結果について当社は一切の責任を負いかねますのでご了承
ください。
本製品は機能および性能においてきわめて高い信頼性・安全性が求められ、その故障や誤動作が直接人命に影響を与えたり
危害をおよぼす恐れのある用途もしくは社会的に甚大な影響を与える恐れのある用途(軍事関連機器、原子力関連機器、航
空・宇宙関連機器、交通関連機器、燃焼制御関連機器、医療関連機器、発電制御用機器、海底機器、各種安全装置
等)での使用は意図しておりません。これらの用途に使用されたことにより発生した損害などにつきましては当社は一切の責任を
負いかねますのでご了承ください。
水、湿気、ほこり、油煙などの多い場所に設置しないでください。火災、故障、感電などの原因となることがあります。
た正しい電源・電圧でお使いください。
SuperHTM は、ルネサス エレクトロニクス株式会社の日本、米国及びその他の国における登録商標または商標です。
CSIDE に関する著作権は(株)コンピューテックスに帰属します。
CSIDE、PALMiCE および COMPUTEX は、(株)コンピューテックスの登録商標です。
その他本書で取り上げる会社名および製品名などは、一般に各メーカーの商標、または登録商標です。
表示され
目 次
第 1 章 はじめに .......................................................................................................... 1
1.1 はじめに ................................................................................................................................................................... 2
1.2 製品構成 ............................................................................................................................................................... 3
1.3 使用構成 ............................................................................................................................................................... 4
1.3.1 AUDプローブ使用時............................................................................................................................... 4
1.3.2 Mictorプローブ使用時........................................................................................................................... 5
第 2 章 PALMiCE3 AUD360 ハードウェア仕様................................................. 6
2.1 PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア仕様............................................................................................. 7
2.2 AUD360 モデル仕様............................................................................................................................................. 7
2.3 各部の名称と働き................................................................................................................................................ 8
2.3.1 ハードウェア・レビジョン........................................................................................................................... 9
レビジョン・シールの読み方......................................................................................................................................................................................9
第 3 章 ターゲット・インターフェース仕様 .............................................................10
3.1 はじめに .................................................................................................................................................................11
3.2 RSTOUT信号......................................................................................................................................................11
3.3 AUDプローブ..........................................................................................................................................................11
3.3.1 デバッガ用コネクタの形状...................................................................................................................11
3.3.2 AUDプローブの寸法 .............................................................................................................................12
3.3.3 インターフェース信号仕様...................................................................................................................12
3.3.4 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース.....................................................................................12
3.4 Mictorプローブ......................................................................................................................................................13
3.4.1 デバッガ用コネクタの形状...................................................................................................................13
3.4.2 Mictorプローブの寸法..........................................................................................................................13
3.4.3 インターフェース信号仕様...................................................................................................................14
3.4.4 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース.....................................................................................14
3.5 PALMiCE3 V850 専用Mictorプローブ .........................................................................................................15
3.5.1 デバッガ用コネクタの形状...................................................................................................................15
3.5.2 Mictorプローブの寸法..........................................................................................................................15
3.5.3 インターフェース信号仕様...................................................................................................................16
3.5.4 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース.....................................................................................16
付録 旧Mictorプローブ仕様 ..................................................................................17
Mictorプローブの寸法................................................................................................................................................18
インターフェース信号仕様 .........................................................................................................................................18
PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース ..........................................................................................................18
第1章 はじめに
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
1
1.1 はじめに
PALMiCE3 AUD360 モデルは、ルネサス エレクロトニクス製マイクロコンピュータに対応したオンチップ・デバッガです。
主な特長は以下のとおりです。
PALMiCE3 への電源供給不要(VBus 対応)
外部フラッシュメモリへのダウンロード、およびデバッグ対応
内蔵フラッシュメモリ対応
汎用性
USB 規格 Revision2.0 ハイスピード、フルスピードに対応
最新 CSIDE をインターネット上よりダウンロード可能
手のひらサイズ・軽量・コンパクト設計
Info.
本製品は、ルネサス エレクロトニクス製 CPU の各シリーズをサポートします。
よって、本書にはご使用の CPU 名以外の名称が記載されています。
本書とあわせてお使いの製品に添付されているユーザーズ・マニュアル(PDF 形式)も必ず参照してください。
PALMiCE3 AUD360 モデルに対応しているターゲットシステム上に実装するコネクタ・タイプは以下のとおりです。
36 ピン MDR コネクタ
38 ピン Mictor コネクタ
コネクタ・タイプにより、使用するプローブおよび対応製品が異なります。
使用プローブ
対応製品
36 ピン MDR コネクタ
AUD プローブ
PALMiCE3 SH
PALMiCE3 SH7055
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
38 ピン Mictor コネクタ
Mictor プローブ
PALMiCE3 SH
PALMiCE3 RX
PALMiCE3 V850
第1章
はじめに
2
1.2 製品構成
PALMiCE3 AUD360 モデルの製品構成は以下のとおりです。
・PALMiCE3 AUD360 モデル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 台
・PALMiCE3 専用 ターゲット・プローブ
*1
・USB ケーブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 本
・製品名シール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 枚
・ソフトウェア(CD-ROM)
*2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 枚
*1 : ターゲットシステム上に実装されているコネクタ・タイプおよびご購入された製品によって、付属されるターゲット・プローブが異なります。
コネクタ・タイプ
36 ピン MDR コネクタ
購入製品
PALMiCE3 SH
付属されるターゲット・プローブ
AUD プローブ
PALMiCE3 SH7055
38 ピン Mictor コネクタ
PALMiCE3 SH
・Mictor プローブ
・Mictor プローブ付属 RSTOUT_GND プローブ
(AUD360 用/約 25cm)
PALMiCE3 RX
PALMiCE3 V850
PALMiCE3 V850 専用 Mictor プローブ
*2 : ご購入のデバッガ・ソフト CSIDE により名称が異なります。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
3
1.3 使用構成
PALMiCE3 とホスト・パソコンは、付属のUSBケーブルで接続します。PALMiCE3 とターゲット・システムとは、付属のプローブ
で接続します。また、必要に応じてRSTOUTプローブ等を接続します。RSTOUTプローブおよびターゲット・インターフェースの
詳細については、「第 3 章 ターゲット・インターフェース仕様」を参照してください。
Note
PALMiCE3 を使用するためには、ターゲット・システムにあらかじめ、PALMiCE3 用のインターフェース・コネクタを設け
る必要があります。
1.3.1 AUD プローブ使用時
■PALMiCE3 SH 使用時
■PALMiCE3 SH7055 使用時
PALMiCE3 AUD360 モデル 使用構成
(AUD プローブ使用時)
Note
ハードウェアの接続時、コネクタに強い力を加えると破損する恐れがあります。
コネクタに強い力を加えないよう、ご注意ください。
Info.
ターゲット・システムへの接続には、変換アダプタ(オプション製品)も用意されています。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
4
1.3.2 Mictor プローブ使用時
■PALMiCE3 SH 使用時
■PALMiCE3 RX 使用時
PALMiCE3 AUD360 モデル 使用構成
(Mictor プローブ使用時)
Note
RSTOUT プローブについて
ご使用の CSIDE が「CSIDE for PALMiCE3 SH」で、CSIDE を起動する際に必要なターゲット・リセットを自動的に行う場
合にターゲット・システムに接続します。
ご使用の CSIDE が「CSIDE for PALMiCE3 RX」の場合はご使用できません。
GND プローブについて
ご使用の CSIDE が「CSIDE for PALMiCE3 RX」で、ホットプラグインを使用する場合にターゲット・システムに接続しま
す。 ホットプラグインの詳細については「PALMiCE3 RX ユーザーズ・マニュアル」を参照してください。
ご使用の CSIDE が「CSIDE for PALMiCE3 SH シリーズ」の場合はご使用できません。
Note
ハードウェアの接続時、コネクタに強い力を加えると破損する恐れがあります。
コネクタに強い力を加えないよう、ご注意ください。
Info.
ターゲット・システムへの接続には、変換アダプタや ICE-ADP 等のオプションも用意されています。
■PALMiCE3 V850 使用時
PALMiCE3 V850 AUD360 モデル 使用構成
Note
ハードウェアの接続時、コネクタに強い力を加えると破損する恐れがあります。
コネクタに強い力を加えないよう、ご注意ください。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第1章
はじめに
5
第2章 PALMiCE3 AUD360 ハードウェア仕様
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第2章
PALMiCE3 AUD360 ハードウェア仕様
6
2.1 PALMiCE3 AUD360 モデル
ハードウェア仕様
PALMiCE3 は、ルネサス エレクロトニクス製 CPU に内蔵されているオンチップ・デバッグ機能を活用するための専用デバッガ
です。
オンチップ・デバッグ機能を使用することにより、以下の機能を実現します。
ユーザ・プログラムの実行、ブレーク
任意のアドレス、データの一致によるブレーク
ユーザ・プログラムの強制ブレーク
トレース、ステップ実行
メモリ、レジスタ、I/O の参照、変更
大容量のタイム・スタンプ機能付き CPU トレース
本章では、PALMiCE3 のハードウェア仕様について説明します。
2.2 AUD360 モデル仕様
項目
対応 CPU
CPU トレース・メモリ
タイム・スタンプ(CPU トレース・メモリ)
コネクタ仕様
インターフェース
*1
ターゲット・システム側 コネクタ仕様
ターゲット・インターフェース電圧
LED
外形寸法
使用環境
USB ホスト・インターフェース
AC アダプタ
消費電流
重量
AUD360 モデル仕様
SH-Mobile
SuperH ファミリ
RX ファミリ
V850
最大 512K フレーム
32 ビット (クロック 1uS もしくは 50nS を選択)
・36 ピン MDR コネクタ (対応プローブ長約 43cm)
・38 ピン Mictor コネクタ (対応プローブ長約 43cm)
・36 ピン MDR コネクタ :
3M 製 10236-52A2JL
・38 ピン Mictor コネクタ : AMP 製 2-767004-2/767054-1/767061
第 3 章に各プローブごとの「インターフェース信号仕様」が記載されています。
そちらを参照してください。
・PWR ・BSY ・STS
95mm(W)×70mm(D)×21mm(H) (ただし、コネクタ部は除く)
動作温度 :5℃∼40℃
動作湿度 :35%∼85%RH 結露なし
USB(Ver2.0)
不要(Vbus 対応)
DC5V ±5% 最大約 350mA (USB VBus 対応)
78g
*1 : オプション製品の変換アダプタにより、14 ピン MIL コネクタにも対応可能です。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第2章
PALMiCE3 AUD360 ハードウェア仕様
7
2.3 各部の名称と働き
以下に PALMiCE3 AUD360 モデルの外観図を示します。
[1]
PWR LED
PALMiCE3 に電源が供給されている時、点灯します。電源はホスト・パソコンか
ら USB ケーブルで供給されます。
[2]
BSY LED
PALMiCE3 とターゲット CPU が通信中に点灯します。
[3]
STS LED
通常はユーザ・プログラム実行中に点灯します。
また、エラー通知のために点滅する場合があります。
詳細についてはユーザーズ・マニュアルを参照してください。
[4]
TARGET コネクタ
PALMiCE3 とターゲット・システムを接続する 38 ピンコネクタです。
[5]
EXT
現在、未使用です。
[6]
電源スイッチ
PALMiCE3 の電源の入切を行います。電源入力状態は、[1]PWR LED で確認できます。
[7]
USB コネクタ
USB ケーブルを接続します(mini-B 仕様)。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第2章
PALMiCE3 AUD360 ハードウェア仕様
8
2.3.1 ハードウェア・レビジョン
PALMiCE3 本体の裏面に、PALMiCE3 の情報を記したシールが貼付されています。
PALMiCE3 本体 裏側
レビジョン・シールの読み方
上側の数字と黒く塗りつぶしたアルファベットの一番最後のものを読み取ります。
例 1) : ハードウェア・レビジョン 1-B
1
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
例 1)の場合、PALMiCE3 のハードウェア・レビジョンは 1-B となります。
例 2) : ハードウェア・レビジョン 2-0
2
A
B
C
F
D
E
G
H
I
J
K
L
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
アルファベットが塗りつぶされていない例 2)の場合、PALMiCE3 のハードウェア・
レビジョンは 2-0 となります。
第2章
PALMiCE3 AUD360 ハードウェア仕様
9
第3章 ターゲット・インターフェース仕様
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
10
3.1 はじめに
本章では、PALMiCE3 AUD360 とターゲット・システムを接続するための各プローブのインターフェースの仕様を説明します。
3.2 RSTOUT 信号
ターゲット・システムのリセット用信号で、トランジスタのオープンコレクタ信号です。
この信号は、CPU 及び周辺を含めたターゲット・システム全体のリセット回路に接続してください。CSIDE 起動時の同期化に必
要です。
接続できない場合は、ターゲット・システムのリセット・スイッチを押すかパワーオンリセットでも可能です。
3.3 AUD プローブ
■PALMiCE3 SH 使用時
■PALMiCE3 SH7055 使用時
PALMiCE3 AUD360 とターゲット・システムを接続するためのインターフェース(36 ピンタイプ)について説明します。
ターゲット・インターフェースは CPU 毎に異なります。
3.3.1 デバッガ用コネクタの形状
ターゲット・システム側に実装するデバッガ用コネクタ(36 ピン MDR コネクタ)の形状は、以下のとおりです。
(ターゲット・システム上面図)
推奨コネクタ
メーカ : 3M
型式 : 10236-52A2JL
(コネクタの詳細寸法はメーカの資料を参照してください。)
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
11
3.3.2 AUD プローブの寸法
PALMiCE3 AUD360 とターゲット・システムを接続する AUD プローブの寸法は、以下のとおりです。
3.3.3 インターフェース信号仕様
VIL
VIH
VOL
VOH
入力電圧レベル
出力電圧レベル
3.3.4 PALMiCE3 側
ターゲット電圧 ÷ 2 ‒ 0.35
ターゲット電圧 ÷ 2 + 0.35
0.2V 以下
ターゲット電源に追従 (1.2V∼3.6V)
ターゲット・インターフェース
PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェースについて説明します。
No.
備考
1
33Ω Series
3
33Ω Series
5
33Ω Series
7
33Ω Series
9
33Ω Series
11
33Ω Series
13
33Ω Series
15
33Ω Series
17
33Ω Series
19
33Ω Series
21
33Ω Series
23
33Ω Series
25
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
27
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
29
100Ω Series
31
100Ω Series 100KΩ Pull-down
33
100Ω Series
35
33Ω Series
*1 : ターゲット VCC 電位にプルアップしています。
No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
備考
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
GND
Note
ターゲット接続参考図については、当社ホームページ(http://www.computex.co.jp/)に掲載されている PALMiCE3 技術資
料 を参照してください。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
12
3.4 Mictor プローブ
■PALMiCE3 RX 使用時
■PALMiCE3 SH 使用時
PALMiCE3 AUD360 とターゲット・システムを接続するためのインターフェース(38 ピンタイプ)について説明します。
ターゲット・インターフェースは CPU 毎に異なります。
3.4.1 デバッガ用コネクタの形状
ターゲット・システム側に実装するデバッガ用コネクタ(38 ピン Mictor コネクタ)の形状は、以下のとおりです。
(ターゲット・システム上面図)
推奨コネクタ
メーカ : AMP
型式 : Mictor connector
2-767004-2 / 767054-1 / 767061
(コネクタの詳細寸法はメーカの資料を参照してください。)
3.4.2 Mictor プローブの寸法
PALMiCE3 AUD360 とターゲット・システムを接続する Mictor プローブおよび RSTOUT_GND プローブの寸法は、以下のとお
りです。
Info.
RSTOUT_GND プローブが Mictor プローブに直付けされているタイプの製品の場合は RSTOUT_GND プローブ部分の長さ
は約 300mm となります。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
13
3.4.3 インターフェース信号仕様
VIL
入力電圧レベル
1.65V
2.3V
3.0V
4.5V
1.65V
∼
∼
∼
∼
∼
1.95V
2.7V
3.6V
5.5V
1.95V
ターゲット電圧 × 0.35
0.7
0.8
ターゲット電圧 × 0.3
ターゲット電圧 × 0.65
2.3V ∼ 2.7V
3.0V ∼ 3.6V
VIH
1.7
2
4.5V ∼ 5.5V
ターゲット電圧 × 0.7
0.2V 以下
VOL
出力電圧レベル
VOH
3.4.4 PALMiCE3 側
V
ターゲット電圧に追従
ターゲット・インターフェース
PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェースについて説明します。
No.
備考
1
33Ω Series 100KΩ Pull-up*1
3
33Ω Series 100KΩ Pull-down
5
100Ω Series
7
N.C.
9
100Ω Series 100KΩ Pull-down
11
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
13
N.C.
15
33Ω Series
17
33Ω Series
19
33Ω Series
21
33Ω Series
23
N.C.
25
N.C.
27
N.C.
29
N.C.
31
N.C.
33
N.C.
35
N.C.
37
N.C.
*1: ターゲット VCC 電位にプルアップしています。
No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
備考
100KΩ Pull-up*1
N.C.
33Ω Series
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
N.C.
33Ω Series
33Ω Series
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
Note
ターゲット接続参考図については、当社ホームページ(http://www.computex.co.jp/)に掲載されている PALMiCE3 技術資
料 を参照してください。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
14
3.5 PALMiCE3 V850 専用 Mictor プローブ
■PALMiCE3 V850 使用時
PALMiCE3 V850 AUD360 モデルをご使用の場合は、専用 Mictor プローブが用意されています。
本項では PALMiCE3 V850 AUD360 モデルとターゲット・システムを接続するためのインターフェース(38 ピンタイプ)について
説明します。
3.5.1 デバッガ用コネクタの形状
ターゲット・システム側に実装するデバッガ用コネクタ(38 ピン Mictor コネクタ)の形状は、以下のとおりです。
(ターゲット・システム上面図)
推奨コネクタ
メーカ : AMP
型式 : Mictor connector
2-767004-2 / 767054-1 / 767061
(コネクタの詳細寸法はメーカの資料を参照してください。)
3.5.2 Mictor プローブの寸法
PALMiCE3 V850 AUD360 モデルとターゲット・システムを接続する Mictor プローブの寸法は、以下のとおりです。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
15
3.5.3 インターフェース信号仕様
VIL
入力電圧レベル
1.65V
2.3V
3.0V
4.5V
1.65V
∼
∼
∼
∼
∼
1.95V
2.7V
3.6V
5.5V
1.95V
ターゲット電圧 × 0.35
0.7
0.8
ターゲット電圧 × 0.3
ターゲット電圧 × 0.65
2.3V ∼ 2.7V
3.0V ∼ 3.6V
VIH
1.7
2
4.5V ∼ 5.5V
ターゲット電圧 × 0.7
0.2V 以下
VOL
出力電圧レベル
VOH
3.5.4 PALMiCE3 側
V
ターゲット電圧に追従
ターゲット・インターフェース
PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェースについて説明します。
No.
備考
1
100Ω Series 100KΩ Pull-up*1
3
33Ω Series
5
33Ω Series
7
33Ω Series
9
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
11
33Ω Series
13
33Ω Series
15
33Ω Series
17
33Ω Series
19
N.C.
21
33Ω Series
23
33Ω Series
25
33Ω Series
27
33Ω Series
29
33Ω Series
31
33Ω Series
33
33Ω Series
35
33Ω Series
37
GND
*1: ターゲット VCC 電位にプルアップしています。
No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
備考
GND
33Ω Series 100KΩ Pull-down
33Ω Series
100Ω Series 100KΩ Pull-down
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
GND
Note
ターゲット接続参考図については、当社ホームページ(http://www.computex.co.jp/)に掲載されている PALMiCE3 技術資
料 を参照してください。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
第3章
ターゲット・インターフェース仕様
16
付録 旧 Mictor プローブ仕様
旧 Mictor プローブ 「製品名 : P3-SH-PRB-MIC38-MIC38」(RSTOUT プローブ付)の仕様について説明します。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
付録 旧 Mictor プローブ仕様
17
Mictor プローブの寸法
PALMiCE3 AUD360 とターゲット・システムを接続する Mictor プローブの寸法は、以下のとおりです。
インターフェース信号仕様
VIL
VIH
VOL
VOH
入力電圧レベル
出力電圧レベル
ターゲット電圧 ÷ 2 ‒ 0.35
ターゲット電圧 ÷ 2 + 0.35
0.2V 以下
ターゲット電源に追従 (1.2V∼3.6V)
PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース
PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェースについて説明します。
No.
備考
1
N.C.
3
GND
5
33Ω Series
7
N.C.
9
100Ω Series 10KΩ Pull-down
11
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
13
N.C.
15
33Ω Series
17
33Ω Series
19
33Ω Series
21
33Ω Series
23
N.C.
25
N.C.
27
N.C.
29
N.C.
31
N.C.
33
N.C.
35
N.C.
37
N.C.
*1: ターゲット VCC 電位にプルアップしています。
No.
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
34
36
38
備考
N.C.
N.C.
33Ω Series
33Ω Series 10KΩ Pull-up*1
N.C.
100Ω Series AUD 用電源
100Ω Series HUDI 用電源
N.C.
N.C.
N.C.
N.C.
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
33Ω Series
Note
ターゲット接続参考図については、当社ホームページ(http://www.computex.co.jp/)に掲載されている PALMiCE3 技術資
料 を参照してください。
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
付録 旧 Mictor プローブ仕様
18
PALMiCE3 AUD360 モデル
ハードウェア・マニュアル 変更履歴
日付
2008-01
2008-02
版
1
2
2008-07
3
2010-05
4
2011-01
5
2011-02
6
2011-03
7
2011-07
2012-03
8
9
内容
初版
「2.2 AUD360 モデル仕様」
ターゲット・インターフェース電圧 : 出力 【正】 1.2V∼3.6V (ターゲット追従) または 3.3V 固定
【誤】 3.3V
USB ホスト・インターフェース : USB(Ver1.1)の表記を削除しました。
重量 : 【正】78g 【誤】70g
「3.2.2 AUD プローブの寸法」
寸法図に RSTOUT プローブを追加しました。
「3.2.3 AUD インターフェース信号仕様」
出力電圧レベル-VOH 【正】 ターゲット電圧に追従(1.2V∼3.6V) 【誤】 ターゲット電圧に追従(1.8V∼3.6V)
「3.2.5 PALMiCE3 側 ターゲット・インターフェース」 信号表
35 ピン 備考欄 【正】 33Ω Series 【誤】 33Ω Series 10KΩ Pull-up
「2.2 AUD360 モデル仕様」 ターゲット・インターフェース電圧
「3.2.3 AUD インターフェース信号仕様」 出力電圧レベル
TRST信号 出力レベル変更に伴い、注釈を追加しました。
「3.2.2 AUD プローブの寸法」
AUD プローブの寸法を変更しました。
ターゲット・システム上の実装コネクタ 38 ピン Mictor コネクタに対応したことによる更新。
「1.2 製品構成」
Mictor プローブ追加
「1.3 使用構成」
Mictor プローブ選択時の使用構成図を追加
「2.2 AUD モデル仕様」
コネクタ仕様 に 38 ピン Mictor コネクタを追加
「3.3 AUD インターフェース(38 ピンタイプ)」 の追加
奥付
東京営業所の移転に伴い住所等が変更になりました。
PALMiCE3 RX 対応による説明追加、変更
「1.1 はじめに」
「2.2 AUD360 モデル仕様」
「3.4 Mictor プローブ」
Mictor プローブ("RSTOUT_GND プローブ付") 追加による説明追加、変更
「1.3 使用構成」
「3.4 Mictor プローブ」
Mictor プローブ("RSTOUT プローブ付"/従来品) 用 PALMiCE3 側ターゲットインターフェース表
信号名を削除しました。信号名の詳細につきましては技術資料を参照してください。
備考の内容を一部変更しました。
5 ピン 【変更前】100Ω Series 【変更後】33Ω Series
18 ピン 【変更前】33Ω Series
【変更後】33Ω Series
従来品 Mictor プローブより、RSTOUT_GND プローブ部分が脱着可能となりました。それに伴う変更および章の追加を
行いました。
「1.2 製品構成」
「1.3.2 Mictor プローブ使用時」
「3.4.3 Mictor プローブ("RSTOUT_GND プローブ付")」
「付録 旧 Mictor プローブ仕様」 を追加
書式を変更しました。
「使用上の注意事項」
内容を更新しました。
PALMiCE3 V850 対応による説明追加、変更
「1.1 はじめに」
「1.2 製品構成」
「2.2 AUD360 モデル仕様」
「3.4 Mictor プローブ」
「1.2 製品構成」
はじめにお読みください (導入ガイド) を削除しました。
「3.5 PALMiCE3 V850 専用 Mictor プローブ」
項を追加しました。
株式会社コンピューテックス
本 社
〒605-0846 京都市東山区五条橋東 4-432-13 對嵐坊ビル
TEL:075-551-0528(代) FAX:075-551-2585
東京営業所
TEL:03-5753-9911(代) FAX:03-5753-9917
テクニカルセンタ
TEL:075-551-0373 FAX:075-551-2585
PALMiCE3 AUD360 モデル ハードウェア・マニュアル
2012 年 3 月 第 9 版
CM814(I)1203