資料3

笠間市放課後児童クラブ施設整備計画について
1.日的
放課後児童クラブは、保護者の就労等により、就学後の児童を保育することができない
時間に遊びや生活の場を提供し、その健全な育成を図る事業です。
女性の就労の増加や少子化が進行する中、仕事と子育ての両立支援、児童の健全育成対
策として重要な役割を担っており、これまで小学校14か所で基本的に3年生以下を1部
屋最大60人の定員とし、民間団体に運営委託することにより実施してまいりました。
今回、子ども子育て支援制度の導入により平成27年度から対象学年を6年生までとし、
1部屋定員も概ね40人以下とする笠間市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関
する基準を定める条例(以下「条例」という。)を制定したことから、既存の児童クラブ
を制度に整合させるための整備計画を次の通りとします。
2.計画期間
条例の経過措置期間は5年間ですが、余裕教室での対応が可能なことから、子育て支援
を推進するため、平成27年度から平成28年度までの2年間を計画期間とします。
3.整備の考え方
児童の安全と早期の対応の実現を目指し、できるだけ学校敷地内の整備を進め、第−に
余裕教室での対応、次に敷地内での施設整備を行います。
4.整備スケジュール及び概算整備費
(単位:千円)
児童クラブ名
友部第二小児童クラブ
27年度
改修
1,100
28年度
概算整備費
エアコン設置、座卓 テーブル、靴箱、 ロッカー、畳等購入
岩間第一小児童クラブ
改修
岩間第三小児童クラブ
600
改修
1,000
余裕教室改修費合計
友部小児童クラブ 施設整備
備 考
2,700
23,000 子ども・子育て支援 !整備交付金を活用 欄i助対象経費 上施設整備資 !・開所に伴う揃品 l(国 ̄1/3、県1/3補助)
笠間小児童クラブ
北川根小児童クラブ
施設整備
130,000
施設整備
施設整備費合計
23,000
176,000
5.各クラブの課題と改修方法
児童クラブ名
笠間小児童クラブ
定員
l 200
総 合 的 な 課 題
l 受入れ体制をとり現在、仮施設で対応している。・平成28工
有
小学校の統廃合により、平成27年度以降は200人規模の−
度に笠間幼稚園跡地に新設で計画する。
稲田小児童クラブ
43
鉦
1クラス定員43人の余裕教室で運営をして ̄いるが、今後、
定員を超える希望は見込めないため、現状のままでの対応と
する。
南小児童クラブ
名臣 員を超える希望は見込めないため、現状のままでの対応とす
30人定員の2クラスの専用室で運営をしており、今後、定
60
る。
3重での専用室で運営しているが、現在は4年生までの受
友部小児童クラブ
有
定員150人で60人クラスが2室、30人クラスが1重の
入れしかできず、待機児童も増えている状況。6年生まで′
150
大するには40人程度の受入れができる整備が必要となるた
め、1部屋の新設を予定。平成27年度予算計上済み。
大原小児童クラブ
37
宍戸小児童クラブ
60
友部第二小児童
クラブ
名主
1クラス定員37人の余裕教室で6年生までの対応で運営を
しており、変更の必要はない。
鉦
30人定員の2クラスの専用室で6年生までの対応で運営
をしており、変更の必要はない。
有 2室での専用室で運営をしているが、現在は5年生までの
定員80人で50人クラスが1重、30人クラスが1室の
80
受入れしかできず、待機児童も増えている状況。余裕教室1
室を改修により対応する。
有
ス40人の新制度と6年生までの受入れ拡大の点から、受け
定員49人の1クラス専用室で運営をしているが、1クラ
北川根小児童
49
クラブ
入れができる整備が必要となる。余裕教室がないため、1。
屋の新設を計画する。
岩間第一小児童
クラブ
定員58名の1クラス余裕教室で運営をしているが、6年 ▼
生までに拡大することと設備の面積基準の点から、22人
程度の追加受入れが必要な状況。現在の定員数も検討し、
58
有
余裕教室1室を改修により対応する。
岩間第二小児童
38
クラブ
しており、変更の必要はない。
岩間第三小児童
55
クラブ
鉦
1クラス定員38人の余裕教室で6年生までの対応で運営を
有 生までに拡大することと設備の面積基準の点から、25人
定員55名の1クラス余裕教室で運営をしているが、6年
程度の追加受入れが必要な状況。現在の定員数も検討し、
余裕教室1室を改修により対応する魚
6.児童クラブの現状
入所状況 (平成27年4月1日現在)
児童クラブ名
定員
笠間小児童クラブ
利用者数
入 所 児 童 数
1年
200
稲田小児童クラブ
155
43
南小児童クラブ
60
友部小児童クラブ
150
大原小児童クラブ
49
6
150
46
友部第二小児童クラブ
80
北川根小児量クラブ
49
岩間第一小児童クラブ
58
岩間第二小児童クラブ
14
35
3
8
13
5
21
14
16
7
4
21
24
13
58
17
16
5
0
0
0
0
13
0
0
6
2
2
11
8
0
12
12
20
0
10
9
16
9
0
5
49
55
10
6
26
55
13
10
23
24
6年
2
6
13
5年
22
48
80
38
岩間第三小児童クラブ
38
9
8
55
4年
35
11
38
60
3年
38
35
37
宍戸小児童クラブ
2年
0
0
7.各クラブの目標定員
児童クラブ名
定員
児 童 数
27年度
28年度
29年度
30年度
31年度
笠間小児童クラブ
200
200
200
200
200
200
友部小児童クラブ
150
150
190
190
190
190
110
110
友部第二小児童クラブ
北川根小児童クラブ
80
110
49
110
49
49
110
60
60
60
岩間第一小児童クラブ
58
80
80
80
80
80
岩間第三小児童クラブ
55
80
80
80
80
80
整備が必要な児童クラブについては、例年の申込み状況を考慮して総児童数のJおよそ
2∼3割の利用児童数を確保する定員拡大といたします。