平成 27 年度介護報酬改定等にかかる事業所説明会 平成 27 年 3 月 24 日 鳥取県国民健康保険団体連合会 1.平成 27 年度介護報酬改正に伴う留意事項 (1) 平成 27 年4月介護保険制度改正の概要について(別添資料を参照) (2) 国保連合会への介護報酬請求にあたっての留意事項について ① 初回の報酬請求にあたって ・ 報酬改定後の初回請求は平成 27 年5月からとなります。5 月 10 日の締め切りまでに請求いただきますようお願いします。 ※5 月 10 日は日曜日ですが、連合会窓口での受付対応は行います。(9 時から 17 時まで) ② 請求様式、インターフェースの確認について ・ 紙帳票で提出される場合、様式については必ず平成 27 年度報酬改定に対応したものをご利用ください。 ・ サービスコード、単位数については平成 27 年 4 月施行版をご利用ください。 ・ 電子媒体(CD・FD)、伝送(インターネット・ISDN)で請求される場合は、インターフェースが変更になっている部分がありますので、お使いの請求 ソフト会社やベンダーにご確認いただき、報酬改正に対応したもので請求いただきますようお願いします。 (平成 27 年度改正に対応した様式、サービスコード表については、連合会ホームページ(http://www.kokuho-tottori.or.jp) に掲載する予定です。) ③ 加算の算定要件の確認、届出の提出について ・ 加算等で算定要件が変更になっているものは確認していただき、届出が必要なものについては、県、市町村、福祉事務所等の関係機関へ速やかに 提出していただきますようお願いします。届出がなされていない場合、請求した内容が正当と認められず返戻扱いとなりますのでご注意ください。 ※3 ページ以降の「(参考)加算・届出関係の変更箇所」をご確認ください。 1 ④ 国保連合会ホームページの活用について ・ 報酬改正に伴って厚生労働省から発出される予定の疑義解釈、Q&A については連合会ホームページに掲載する予定ですのでご活用ください。 ・ 毎回、報酬改定の時期は、事業所から国保連合会への問い合わせが多数寄せられます。電話が混み合いつながりにくい場合があります。FAX での問 い合わせにご協力お願いします。 ・ よくある問い合わせについては取り纏めて、FAQ 方式でホームページに掲載、参照できるようにする予定ですのでこちらもご活用ください。 (3)国保中央会伝送通信ソフトのご案内 ○国保中央会介護伝送ソフト(Ver.6)は、平成 27 年 4 月報酬改正に対応した Ver.7 がリリースされますので対応をお願いします。 ① 現在 Ver.6 を利用している事業所 平成 27 年 5 月請求(平成 27 年 4 月サービス分)からは Ver.7 を利用していただきますようお願いします。Ver.6 のサポートは平成 27 年 4 月 末で終了となります。 ② これから伝送ソフトの導入を検討されている事業所 新たに伝送通信ソフトの利用を希望される場合は、国保中央会介護伝送ソフト受付センター(問い合わせ先は下記に記載)へ申込みを行ってく ださい。 なお、介護伝送ソフト Ver.7 のリリースは平成 27 年 4 月下旬の予定ですので、利用できるのは平成 27 年 5 月請求からとなります。 【お問い合わせ先】 国保中央会介護伝送ソフト受付センター E-mail : [email protected] FAX : 03-5928-0223 TEL : 03-5928-0456(受付時間 平日 10:00~17:00) 利用申し込みページ : http://www.kokuho.or.jp/system/software.html 2 (参考)加算・届出関係の変更箇所 項番 現行 サービス種類 1 11:訪問介護 「特定事業所加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 (20%加算) 「3:加算Ⅱ」 (10%加算) 「4:加算Ⅲ」 (10%加算) 2 11:訪問介護 12:訪問入浴介護 15:通所介護 16:通所リハビリ 21:短期入所生活介護 22:短期入所療養介護 23:短期入所療養介護 24:予防短期生活介護 25:予防短期老健施設 26:予防短期医療施設 27:特定施設生活短期 28:地域特定施設短期 32:認知症型共同生活 33:特定施設生活介護 35:予防特定施設介護 36:地域特定施設介護 37:予防認知症型 38:認知症型短期 39:予防認知症型短期 51:介護福祉施設 52:介護保険施設 53:介護医療施設 54:地域老人福祉施設 61:予防訪問介護 62:予防訪問入浴介護 65:予防通所介護 「介護職員処遇改善加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 「3:加算Ⅱ」 「4:加算Ⅲ」 改正後 「特定事業所加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 (20%加算) 「3:加算Ⅱ」 (10%加算) 「4:加算Ⅲ」 (10%加算) 「5:加算Ⅳ」 (5%加算) 「介護職員処遇改善加算」 「1:なし」 「5:加算Ⅰ」(新設) 「2:加算Ⅱ」 「3:加算Ⅲ」 「4:加算Ⅳ」 ・既存届出が「加算Ⅰ」の場合「加算Ⅱ」とみなす。 ・既存届出が「加算Ⅱ」の場合「加算Ⅲ」とみなす。 ・既存届出が「加算Ⅲ」の場合「加算Ⅳ」とみなす。 「5:加算Ⅰ」の算定を行うためには、新たな加算の届出が必要となる。 (キャリアパス要件①及び②、定量的要件を満たす場合に算定可能) 【キャリアパス要件】 ① 次に掲げる要件の全てに適合すること。 a 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の要件 (介護職員の賃金に関するものを含む。)を定めていること。 b aの要件について書面をもって作成し、全ての介護職員に周知 していること。 ② 次に掲げる要件の全てに適合すること。 a 介護職員の資質の向上の支援に関する計画を策定し、当該計 画に係る研修の実施又は研修の機会を確保していること。 b aについて、全ての介護職員に周知していること。 3 66:予防通所リハビリ 71:夜間対応訪問介護 72:認知症型通所介護 73:小規模多機能型 74:予防認知症型通所 75:予防小規模多機能 76:定期巡回随時対応 77:複合型サービス 3 12:訪問入浴介護 62:予防訪問入浴介護 4 5 【定量的要件】 平成二十七年四月から②の届出の日の属する月の前月までに実施した 介護職員の処遇改善の内容(賃金改善に関するものを除く。)及び当該 介護職員の処遇改善に要した費用を全ての職員に周知していること。 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「2:あり」 24 単位/回 15:通所介護 22:短期入所療養介護 23:短期入所療養介護 25:予防短期老健施設 26:予防短期医療施設 32:認知症型共同生活 37:予防認知症型 38:認知症型短期 39:予防認知症型短期 51:介護福祉施設 52:介護保険施設 53:介護医療施設 54:地域老人福祉施設 75:予防小規模多機能 76:定期巡回随時対応 77:複合型サービス 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 12 単位/回 「3:加算Ⅱ」 6 単位/回 「4:加算Ⅲ」 6 単位/回 16:通所リハビリ 「認知症型短期集中リハビリテーション実施加算」 「1:なし」 「2:あり」 240 単位/日 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「3:加算Ⅰイ」 36 単位/回 「2:加算Ⅰロ」 24 単位/回 ・既存届出が「2:あり」の場合「2:加算Ⅰロ」とみなす。 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「5:加算Ⅰイ」 18 単位/回 「2:加算Ⅰロ」 12 単位/回 「3:加算Ⅱ」 6 単位/回 「4:加算Ⅲ」 6 単位/回 ・既存届出が「2:あり」の場合「2:加算Ⅰロ」とみなす。 「認知症型短期集中リハビリテーション実施加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 240 単位/日 「3:加算Ⅱ」 1,920 単位/月 4 ・既存届出が「2:あり」の場合「2:加算Ⅰ」とみなす。 6 16:通所リハビリ 65:予防通所介護 66:予防リハビリ 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 12 単位/回 「3:加算Ⅱ」 6 単位/回 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「4:加算Ⅰイ」 18 単位/回 「2:加算Ⅰロ」 12 単位/回 「3:加算Ⅱ」 6 単位/回 72:認知症型通所介護 ・既存届出が「2:加算Ⅰ」の場合「2:加算Ⅰロ」とみなす。 74:予防認知症型通所 (予防通所介護・予防通所リハビリ) 【要支援1】 「2:加算Ⅰ」 48 単位/人・月 「3:加算Ⅱ」 24 単位/人・月 【要支援2】 「2:加算Ⅰ」 「3:加算Ⅱ」 7 21:短期入所生活介護 24:予防短期生活介護 8 23:短期入所生活介護 26:予防短期医療施設 53:介護療養施設 (予防通所介護・予防通所リハビリ) 【要支援1】 「4:加算Ⅰイ」 72 単位/人・月 「2:加算Ⅰロ」 48 単位/人・月 「3:加算Ⅱ」 24 単位/人・月 【要支援2】 「4:加算Ⅰイ」 144 単位/人・月 「2:加算Ⅰロ」 48 単位/人・月 「3:加算Ⅱ」 24 単位/人・月 「サービス提供体制強化加算(単独型、併設型)」 「サービス提供体制強化加算(空床型)」 「1:なし」 「5:加算Ⅰイ」 18 単位/回 「2:加算Ⅰロ」 12 単位/回 「3:加算Ⅱ」 6単位/回 「4:加算Ⅲ」 6単位/回 96 単位/人・月 48 単位/人・月 「サービス提供体制強化加算(単独型、併設型)」 「サービス提供体制強化加算(空床型)」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 12 単位/回 「3:加算Ⅱ」 6 単位/回 「4:加算Ⅲ」 6 単位/回 ・既存届出が「2:加算Ⅰ」の場合「2:加算Ⅰロ」とみなす。 施設区分 1 の「人員配置区分」 「2:Ⅰ型(療養機能強化型以外)」 「5:Ⅰ型(療養機能強化型 A)」 「6:Ⅰ型(療養機能強化型 B)」 「3:Ⅱ型(療養機能強化型以外)」 「7:Ⅱ型(療養機能強化型)」 「4:Ⅲ型」 施設区分 1 の「人員配置区分」 「2:Ⅰ型」 「3:Ⅱ型」 「4:Ⅲ型」 5 9 33:特定施設生活介護 35:予防特定施設介護 ・既存届出が「2:Ⅰ型」 の場合「2:Ⅰ型(療養機能強化型以外)」 とみなす。 ・既存届出が「3:Ⅱ型」 の場合「3:Ⅱ型(療養機能強化型以外)」 とみなす。 施設区分2の「人員配置区分」 「1:Ⅰ型(療養機能強化型以外)」 「3:Ⅰ型(療養機能強化型 A)」 「4:Ⅰ型(療養機能強化型 B)」 「2:Ⅱ型」 施設区分2の「人員配置区分」 「1:Ⅰ型」 「2:Ⅱ型」 ・既存届出が「1:Ⅰ型」の場合は 「1:Ⅰ型(療養機能強化型以 外)」とみなす。 10 43:居宅介護支援 なし 施設区分6、7の「人員配置区分」(新設) 「1:療養機能強化型以外」 「2:療養機能強化型 A」 「3:療養機能強化型 B」 施設区分 3 と7の人員配置区分」 「2:外部サービス利用型」 施設区分 3 と7の人員配置区分」 「1:一般型」 「2:外部サービス利用型」 「特定事業所加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 500 単位/月 「3:加算Ⅱ」 300 単位/月 「特定事業所加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 500 単位/月 「3:加算Ⅱ」 400 単位/月 「4:加算Ⅲ」 300 単位/月 6 11 71:夜間対応訪問介護 ・「4:加算Ⅲ」に該当する場合は新たな加算の届出が必要 ・「加算Ⅰ」「加算Ⅱ」については、要件の見直しを踏まえ、新しい要件に即し て届出を行うよう留意が必要。 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「4:加算Ⅰイ」 18 単位/回 「2:加算Ⅰロ」 12 単位/回 「5:加算Ⅱイ」 126 単位/回 「3:加算Ⅱロ」 84 単位/回 「サービス提供体制強化加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 12 単位/回 「3:加算Ⅱ」 84 単位/回 13 73:小規模多機能型 「看護職員配置加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 900 単位/月 「3:加算Ⅱ」 700 単位/月 14 36:地域特定施設介護 なし 15 68:小規模多機能型居 なし 既存届出が「2:加算Ⅰ」の場合「2:加算Ⅰロ」とみなす。 既存届出が「3:加算Ⅱ」の場合「3:加算Ⅱロ」とみなす。 「看護職員配置加算」 「1:なし」 「2:加算Ⅰ」 900 単位/月 「3:加算Ⅱ」 700 単位/月 「4:加算Ⅲ」 480 単位/月 「施設等の区分」に新設 「3:養護老人ホーム」 「7:サテライト型養護老人ホーム」 サービスコードの追加 宅介護(短期利用型) 69:介護予防小規模多 機能型居宅介護(短期 利用型) 79:複合型サービス(看 護小規模多機能型居宅 介護・短期利用型) 7 2.平成 27 年 4 月法改正以外について (1)介護保険請求でよくある問い合わせと対応 【届出関係】 Q1 A1 介護保険の事業所を新たに開設するが、国保連合会へ届出を行う必要はあるでしょうか。 · 県の指定を受けた事業所が国保連合会に介護給付費の請求を行うにあたっては介護給付費等の請求及び受領に関する届出の提出が必要と なります。用紙(A4 用紙 1 枚)については国保連合会のホームページから PDF ファイルをダウンロード可能です。 · 届出理由は「1:新規」となります。記載方法については記載要領(様式と同様にダウンロード可能です。)を参照ください。 · 届出を提出する際に、介護報酬を振込する口座の通帳の写し(表紙とカタカナで口座名義人が記載されているページの 2 箇所)を添付してい ただくようお願いします。 Q2 連合会に提出した内容に変更がある場合、どのように届出を行ったらいいでしょうか。 A2 届内容に変更が生じた場合は、介護給付費等の請求及び受領に関する届出に変更となる内容を記載し提出してください。 ○必須事項(共通):事業所番号・事業所名称・所在地・郵便番号・TEL・FAX ①口座名義人が変更になった場合(届出理由:2)、振込先及び口座番号が変更になった場合(届出理由:4) · 必須事項:振込先銀行名及び支店名、口座番号・種別、口座名義人(カナ・漢字) · 「振込開始年月日」のところに変更となる月を記載してください。(4月審査分から変更の場合、5 月末の振込から適用されます。) · 口座情報が変更になる場合、通帳の写しを添付してください。 ②請求方法の変更の場合(届出理由:3) · 紙→FD・CD へ変更する場合、請求媒体欄の「4.磁気(FD・CD)」に○をします。 · 「1.伝送(ISDN)」に切り替えの場合は「接続先電話番号」を記載が必要です。 8 · 「変更審査年月の(○年○月審査分より)」に切り替えを希望する年月を記載します。 · 振込先に変更がない場合は、口座情報欄は空欄で構いません。 ③伝送(ISDN)の接続先番号が変更となる場合(届出理由:5) · 請求媒体欄の「1.伝送(ISDN)」に○をします。 · 変更後の接続先番号を記載します。(誤った番号を登録してしまうと接続できなくなるので注意) · 具体的な変更日の希望があれば、備考欄に記載してください。 · 接続先電話番号を変更した場合、現在使用している ID・パスワードは引き続き利用できます。 【請求関係】 Q3 A3 伝送で請求データを送ったが、その後誤りが見つかったので訂正したいのですが。 · 既に請求を行ったデータに修正箇所が見つかった場合は、訂正分を含む全てのデータを差替える必要があります。毎月 10 日の 24 時まででした ら、取消電文を送って請求データの取り消しを行った後に訂正分を再送信することで差し替えが可能となります。(操作についてはご使用の伝送ソ フトによって異なりますので保守担当へご確認ください) · 取り消しを行わずに請求を行うと重複請求となりますのでお気を付けください。また、11 日以降に請求の差し替えを希望される場合、取消電文を 送信はできませんので、連合会へ別途ご連絡ください。 Q4 A4 普段は伝送で請求を行っているが、パソコンの調子が悪く、今月だけは電子媒体(CD・FD)で請求したいのですが。 · 連合会へ届出を行っている請求媒体と異なる方法で請求される場合は、事前にその旨をご連絡ください。こちらから照会のため連絡させていただく 場合もあります。 · やむを得ない事情で短期間(1、2 ヶ月)であれば、介護給付費等の請求及び受領に関する届出の提出は不要です。 9 【審査結果】 Q5 A5 連合会から送付される審査結果の見方を教えてください。 · 連合会から事業所へ送付する審査結果関係の帳票は以下のとおりです。各帳票に記載してあるエラーコード等の情報は「介護給付費請求の手引き (審査結果帳票の解説)」を参照してください。 ① 介護保険審査増減点通知書 審査を行った結果、単位数に増減があったものの一覧です。(被保険者別) ② 請求明細書・給付管理票(保留)一覧表 審査を行った結果、返戻もしくは保留となった明細書又は給付管理票の一覧です。(被保険者別) ③ 介護保険審査決定増減表 ①と②の件数、単位数を集計した帳票です。(保険者別) Q6 A6 返戻と保留の違いについて教えてください。 · 「返戻」とは請求した明細書のうち、請求内容に不備があったため決定にならなかったものです。「保留」とは明細書に対応する給付管理票の内容に不 備があったため、一時的に審査を保留している状態です。この場合、給付管理票の内容が訂正され正当と見なされた段階で、自動的に再度審査が行 われ、決定となります。 · 「返戻」となった明細書については翌月以降再提出が必要ですが、「保留」については一旦審査を預かっている状態なので再提出は不要となります。ただ し、「保留」状態のまま 3 ヶ月が経過すると自動的に「返戻」扱いとなり再提出が必要となります。 ※ 「請求明細書・給付管理票(保留)一覧表」の右端の備考欄に「保留」とあればその明細書は「保留」、「返戻」もしくは英数字 4 桁のコードがある ものについては「返戻」扱いとなります。 10 Q7 請求内容はあっているようですが、返戻(保留)になりました。どのようなことが考えられますか。 A7 · 「請求明細書・給付管理票(保留)一覧表」の内容と備考欄をご確認ください。備考欄に英数字のコードがある場合、「介護給付費請求の手引き (審査結果帳票の解説)」を参照しエラーコードの内容を確認してください。 · 請求した内容が間違っていないのに返戻となる場合、以下のようなことが考えられます。 ①対応する給付管理票が存在しないため 明細書の提出はあるものの、そのサービス計画をまとめた給付管理票が提出されていない、もしくは返戻になっているため。 ⇒給付管理を行っている居宅介護支援事業所へ連絡を取り、給付管理票の再提出、訂正を依頼してください。 ②登録されている台帳(受給者・事業所)の内容と不一致のため 事業所台帳又は受給者台帳に登録されている情報と請求された内容が一致しない場合エラーとなり返戻となります。受給者の区分変更(要介護度 の変更等)の申請が決定されていない状態で請求を行うと返戻となります(エラーコード:12PA) ※ 変更申請が行われた場合、その結果が受給者台帳に反映されるまで 1 ヶ月以上かかります。 ⇒申請が決定になっているかどうかは各市町村の介護担当課へご確認ください。 · 請求明細書と受給者台帳の要介護が異なっている場合は返戻となります。(エラーコード:12QJ) Q8 給付管理票が返戻になりました。再提出する場合は作成区分「新規」か「修正」のどちらで出せばよいでしょうか。 A8 · 返戻となった給付管理票を再提出する場合、作成区分「新規」で提出してください。「修正」で提出した場合は返戻となります。(エラーコード:ANN9) · 作成区分「修正」は既に審査決定となっているものについて、内容を訂正する場合に(「新規」で提出すると返戻となります。(エラーコード:ANNJ) 11 【過誤】 Q9 過去に提出した介護給付費について、請求内容に誤りがあることが判明したため訂正したいのですが。 A9 · 既に審査決定となっている介護給付費請求明細書について、内容の修正を行いたい場合は、一旦過誤で取り下げを行い、その後で修正した明細書を 請求してください。 · 過誤申出については、受付は連合会でなく各市町村で承っております。 · 具体的な手続きの方法、提出書類についてはそれぞれの市町村によって異なりますのでご確認ください。 · 過誤を行う場合、申請を行ってから処理完了まで 1~2 ヶ月かかります。処理結果は連合会から「介護給付費過誤決定通知書」にてお知らせいたしま す。 · 過誤処理が完了していない状態で再請求を行っても重複と見なされ返戻になるのでお気を付け下さい。 · 県の指導等により、遡って大量に過誤が発生する場合は、「同月過誤」という処理方法もありますので、市町村の介護担当者にご相談ください。 【過誤にあたっての留意事項】 ・ 過誤調整と同月に同一受給者の給付管理票の修正はできません。先に給付管理票の修正を行い、翌月に過誤を行うようにしてください。 ・ 縦覧点検により発生する過誤の場合は、保険者への申出は不要です。連合会へ返送する縦覧審査結果確認票の「過誤をする」に○が記載されているもの については連合会が過誤申請の手続きを行います。 ・ 過誤取下げ後、請求内容に修正を行う場合は、対応する給付管理票の状況を確認(支援事業所のケアマネージャーに連絡する等)を行い、給付管理の 単位数上限を超えないようにしてください。(上限を上回ったものについては査定となります) 12 (2)インターネット請求についてよくある問い合わせと対応 Q1 インターネット請求への切り替えたいのですが、どのような手続きが必要でしょうか。 A1 介護給付費等の請求及び受領に関する届出を提出してください。 · 届出理由「3 請求方法の変更」と請求媒体欄の「7.伝送(インターネット)」に○をします。(口座情報欄は記載不要です。) · 切り替えを希望する請求月の前月中旬(4 月請求から切り替えなら 3 月中旬)に、インターネット請求で利用する ID とパスワード、および電子証明書発 行用パスワードを記載した用紙を郵送にて申込みのあった事業所へ送付します。 · 発行した ID・パスワードを利用し電子請求受付システム(お使いの PC から Internet Explore 等のブラウザを利用)にログインし、電子証明書の発行申 請を行ってください。 ※詳細については国保連合会のホームページに記載しておりますのでご確認ください。 Q2 一度インターネット請求の申し込みを行ったが、その後都合が変わったので、元に戻したいのですが。 A2 · インターネット請求の申し込みを行った後に、請求方法の再変更が生じた場合は国保連合会にご連絡ください。 その際に以下の点について確認させていただきます。 ① 「電子証明書」の発行の有無(既に発行申請を行っている場合は失効手続きを行う必要があるため) ② 請求を再変更する期間(一時的なものであれば届出は不要) · 再度インターネット請求への切り替えを希望される場合、再度介護給付費等の請求及び受領に関する届出を提出してください。その場合、最初に発行した ID とパスワードは無効となりますのでご留意ください。 13 Q3 電子請求受付システムへログインできません。 A3 · ID・パスワードが正しく入力されているかご確認ください。なお、電子請求受付システムはセキュリティ上、誤った ID パスワードを複数回入力すると、ロックさ れ、一定時間ログイン不可となります。解除の手続きは連合会で行いますのでロックされた場合はご連絡ください。 Q4 インターネット請求を行ったのですが、請求内容に誤りが見つかったので請求を差替えたいのですが。 A4 · 毎月 10 日の 24 時までであれば、請求ソフトの連絡電文機能を使って、請求データの取り消しを行った上再請求することで差し替えが可能です。11 日以 降にインターネット請求を行おうとした場合、システムが自動的に請求を弾いてしまいます。 · 連合会に連絡いただくことで、再請求が行えるように対応いたします。 Q5 代理人請求とはどのようなものでしょうか、また手続き方法について教えてください。 A5 · 代理人請求とは、複数の事業所を抱えている法人が「代理人」となることで、1つの「電子証明書」で複数事業所の請求が行える仕組みです。通常は 1 事 業所につき 1 つの「電子証明書」が必要ですが、「代理人」となることで経費の節減することができます。 · 代理人請求を行うにあたっては、まず包括する全ての介護事業所分の介護給付費等の請求及び受領に関する届出を提出してください。(代理人申請を 行う際に事業所 ID が必要となります) · 「電子請求システム(代理人」のメニューから「代理人申請」を選択し、必要な情報の登録を行ってください。手続きの最後に申請データを送信後、出力さ れる用紙と必要書類(印鑑証明・登記簿謄本)を添付して郵送してください。連合会で受領後内容を精査し、代理人用の ID とパスワードを発行しま す。 電子証明書発行手数料(有効期間 3 年間) ・ 介護事業所電子証明書 13,200 円 ・ 介護・障害共通証明書 13,900 円 ※委任事業所に障害者総合支援の事業所が含まれる場合は共通証明書が必要になります。 14
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