ACTIVE 国本女子中学校・高等学校学校便り第１３号平成２７年１０月１７日校長岡本喜美子こころざし記念祭が近づきました。今年のテーマは志世界に羽ばたけです。幼稚園・小学校・中学校・高等学校・同窓会・保護者の会・売店と学園全体が喜多見キャンパスを目いっぱい使って開催する文化祭です。参加団体は、クラス、学年、教科、部活動と様々です。発表の形も、舞台発表、展示発表、試合、飲食の提供、とこれも様々。国本学園の園児・児童・生徒たちが多方面にわたる学習の成果を発表いたします。記念祭のパンフレットをご覧いただいて、両日の参観スケジュールを組んで計画的に廻っていただければうれしいです。初日２４日（土）は有木メモリアルホール、通称 M ホールでは、 10:00 から幼・小・中・高が一緒に演奏するオータムコンサートから記念祭がスタートします。その後は、 11:30 から軽音楽部の３つのバンドが演奏を披露、14:15 からバスケットボール部が公開試合を実施します。ラウンジでは、11:10 から中学校英語科の「歌と語りでつづるサウンド・オブ・ミュージック」、 13:00 からは、吹奏楽部がアンサンブルをメインに演奏会を開きます。夏の吹奏楽コンクールで東京都第 1 位、10 月 11 日の東日本学校吹奏楽大会での金賞という評価は、一人ひとりが担当する楽器の技量が確かであること、サウンドが美しいことが評価されてたと思います。受賞を支えた個々人の演奏力を、アンサンブルの形でお楽しみいただきたいと思います。テニスコートでは、 11:10 から高校２年選抜の「エイサー」。 11:40 からは高校３年選抜の「竹ダンス」を披露いたします。どちらも記念祭に欠かせないプログラムです。２階の廊下から眺めるのも一興です。２５日（日）は、メモリアルホールでは、高２エイサーが 11:10 ～、ダンス部による発表が 13:00 から、そして軽音楽部は 14:00 からの演奏です。ラウンジでは、邦楽部による箏の演奏が 10:00 から。中学校英語科の「歌と語りでつづるサウンド・オブ・ミュージック」は 11:30 から、吹奏楽部によるアンサンブル・コンサートが 12:40 からございます。展示発表では、各クラスが教科の学習や行事（中３はカナダ語学研修、高２は沖縄修学旅行での平和学習など）と連携した内容で、また各教科が平素の学習活動の成果を、ホームルームや M ホール地下の被服室・書道室・美術室で発表いたします。部活動による展示発表は、写真部､漫画研究部など、茶道部は茶道室でお茶会を開催しています。ぜひお立ち寄りください。お菓子を用意してお待ちしています。高校３年生は、西校舎３階にて多彩なメニューの食堂を開店します。１階生徒玄関内および西校舎３階のチケット売り場でチケットをご購入の上、お立ち寄りください。夏休みに工夫した味付けで、皆さまの来店をお待ちしております本年度の記念祭のポスターおよび冊子の表紙は、高校１年の山内愛美さんの作品。チケットの図案は、小学校２年生の癸生川雄也くんの作品です。来年度もまた、ふるって応募してください。返信欄学校便り第１３号を読みました該当するところに○をつけてください。よろしかったらお名前を！中高 1 2 3 母父（）地域表彰吹奏楽部第 15 回東日本学校吹奏楽大会において、北海道・東北・北陸・東関東・西関東・東京の６支部から３校、計１８校の中で、めでたく金賞を受賞しました！おめでとう！朝日新聞の報道によると、『国本女子中高は、中学生３人と高校生２５人のメンバーで、保科洋作曲「復興」を力強く奏でた。』とありました。他に東京立正（東京）、越谷北（埼玉）、千葉市立稲毛、鎌ケ谷（千葉）が金賞、東京から出場のもう１校、玉川学園が銀賞を受賞しました。東京から出場して金賞をいただいた杉並第一小・東京立正高校と国本女子の演奏の様子が写真で紹介されています。大会が開催された札幌市まで、中高の教職員も何名か応援に出かけ、本番の演奏を生で聴いて参りました。また、保護者の皆さまも多く応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございました。中間テスト直後の大会参加であり、なんと言っても遠い場所でしたから、疲れもあったかと思いますが、１４日（水）の朝礼で、全員揃って元気よく、受賞の報告とお礼の挨拶をしてくれました。日々研鑽を積んで、今後もさらに活躍を！ ☆卒業生、同窓生やそのご家族から、応援やご支援をいただきました。ありがとうございました。雑感弱小と言われていたラグビー日本代表チームが強豪南アフリカチームを破る快挙が伝えられ、にわかにラグビー熱が高まりました。短期間に日本チームを強くした監督の指導に注目が集まっています。体の小さい日本チームが、体格で遙かに勝っている外国チームに勝つ為には、これまでとは異なる効果的な攻撃や守備のやり方を研究し、チームの技として身につけることが必要でした。チームを率いていたエディ監督は、科学的に考えた方法の意義を選手に深く理解させ、猛練習で体力の向上と合わせて身につけさせました。「必要な準備をしてきた。あとは信じて発揮するのみ。」と自信をもって臨む日本チームは頼もしく見えました。ただ「言われたことを信じて行えば出来る」という精神主義ではなく、「主体的に動くこと」を与えたように思います。（男子柔道チームの不振を思い出します。）他方、残念なニュースも多く伝えられています。高い技術と誠実さを持っていると信頼されていたドイツで、その高い技術が正しく使われず、消費者を裏切る不誠実な方向で使われていたこと。日本でも有名な大きな企業が同様な不正をしていたことがいくつも発覚しています。今は、マンションの基礎工事でのデータ改ざんが大問題になっています。また、電車の安全運行を妨げるケーブルの切断が、なんと保守管理を担当していた電気工事技師によって行われた、というニュースもありました。「つまらない日常が嫌になってやった」と供述しています。モラル、誠実さ、人としての生き方の根底になるものが危うい、支えられていない･･･。しっかりと根付かせるには、家庭、学校、社会がその役目を大きな自覚をもって果たさねばなりません。本校では校訓に基づいて指導しておりますが、さらに心して参ります。 ☆ ご注意ください。１０月１０日は目の愛護デーでしたが、携帯電話等様々な機器の画面を長時間見続けていることで、成長期にある児童・生徒の視力低下が問題になっているそうです。長時間にわたってゲームやラインなどで画面を見続けると、目が乾燥したり、目の筋力が緊張し続けることで衰えが早くなったりするそうです。目ばかりでなく、指先しか使わない時間が増えることで、全身の運動に費やす時間が極端に減り、筋肉や骨の成長に悪影響を及ぼしているようです。子どもの年齢にもかかわらず老化現象と同じ現象が起こっており、老化の若年化として専門医は深刻に受け止めているようです。スポーツの秋・食欲の秋です。適度な運動をし、バランスの良い食事を摂り、充分に睡眠を取って、健康を維持・増進を心がけましょう。それにしても、変化を好まない日本人に対して、異なる方法論で指導して成果を上げた監督、従って結果を出した選手、両方の目標に向かう気持ちの強さに感服します。「練習だけではだめで、試合に出てこそ、つかめるものがある。」ということを一流の選手が語っていたと記憶しています。高校野球なども勝ち進む中でぐんぐん力を伸ばす様子が見てとれます。スポーツに限らず、全力で「こと」に向かった経験によって、実力が蓄積されるということでしょう。あなたは、全力で何かに向かっていますか？