(1) 2015 年 10 月 No.125 公益社団法人長野県介護福祉士会 〒380-0928長野市若里7-1-7 長野県社会福祉総合センター5階 E-mail:[email protected] 平成27年10月10日(土)関東・甲信越ブロック研修会(於 軽井沢プリンスホテル) (関連記事12月号) 目 次 関ブロ研修会写真…………………………………………1 言葉の力シリーズ…………………………………………7 新支部長挨拶………………………………………………2 言葉の力シリーズ…………………………………………8 研修会報告…………………………………………………3 事務局からのお知らせ……………………………………9 研修会報告…………………………………………………4 事務局からのお知らせ…………………………………10 支部・ブロック研修会報告………………………………5 介護職員の集いお知らせ・新会員紹介………………11 言葉の力シリーズ…………………………………………6 ケア輪久・編集後記……………………………………12 北 信 支 部 で は、 今 年 度 も 会 員 皆 さ ん に と っ て 、 充 実 し た 学 び が で き る よ う、 支 部 研 修・ ブ ロ ッ ク 研 修 日 頃 よ り、 長 野 県 介 護 福 祉 士 会 お よ び 、 北 信 支 部 の活動にご理解、ご協力いただき、感謝申し上げます。 職業をとおして社会人として成長できる職場を築け 員 が こ の 仕 事 の 価 値 を 自 分 自 身 で 見 い 出 し、 介 護 の 自 分 自 身 の た め、 現 在 は、 こ れ か ら の 介 護 を 担 う 職 も 言 い ま し ょ う か、 再 燃 し て き て い ま す。 以 前 は、 そ の 後、 入 会 時 の 熱 意 は 空 前 の 灯 と な る 時 期 も あ り ま し た が、 消 え る こ と な く、 今、 妙 な 正 義 感 と で 驚くほどに積極的な行動に出ることができました。 入 会 は、 職 場 の 先 輩 か ら の 攻 撃 に も 屈 せ ず、 自 分 が な り ま し た。 結 果、 職 能 団 体 で あ る 介 護 福 祉 士 会 の に自分も何かしなくてはならないという思いが強く 位 向 上 を 図 り、 社 会 が 介 護 現 場 を 認 め て く れ る よ う ご協力をお願い致します。 る よ う な 計 画 を 立 て て 行 き た い と 思 い ま す。 皆 様 の す。 今 後 も 長 野 県 介 護 福 祉 士 会 を 身 近 に 感 じ て 頂 け かけに多くの研修会にも参加して頂きたいと思いま 話 す る 機 会 に し て 頂 き た い と 思 い ま す。 そ れ を き っ 地 区 の 多 く の 皆 様 方 に 参 加 し て 頂 き、 畠 山 会 長 と お 思 い ま す。 南 信 地 区 か ら 長 野 市 ま で は 行 く こ と が 大変です。今年度は、 畠山会長を南信地区にお呼びし、 て 頂 け る 様、 参 加 し や す い 活 動 を 考 え て 行 き た い と び、活動していくことが大事だという気持ちをわかっ 介 護 の 仕 事 を す る 為 に は 介 護 福 祉 士 会 に 入 会 し、 学 新支部長挨拶 等を中心に活動していきます。研修内容については、 る よ う に、 復 活 し た 熱 意 と 妙 な 正 義 感 で 中 信 地 区 の 今 年 度、 北 信 支 部 長 を 務 め さ せ て い た だ き ま す、 和田と申します。 宜 し く お 願 い 致 し ま す 。 北信支部長 和田 順子 ホ ー ム ペ ー ジ 等 で 確 認 し て い た だ き、 大 勢 の 皆 さ ん 支 部 長 を 務 め さ せ て い た だ け る こ と が 理 想 で す。 何 東信支部長 油井 未知 介 護 に つ い て お 話 し て 頂 く 計 画 を し て い ま す。 南 信 の参加をお待ちし て い ま す 卒宜しくお願い致します。 す る こ と も 多 々 あ る か と 思 い ま す が、 皆 様 に 助 け て たがまだまだわからない事ばかりでご迷惑をお掛け 今 年 度 よ り、 南 信 支 部 長 を さ せ て 頂 く 事 に な り ま し た。 一 年 間 副 支 部 長 を 経 験 し、 支 部 長 に な り ま し もあります。大勢の皆様のご参加をお待ちしています。 研修会は。身近な地域の会員同士が交流できる機会で 東信支部にはA∼Eの5つのブロックがあり、各ブ ロックにて様々な研修会を実施しています。ブロック 今 年 度、 東 信 支 部 支 部 長 を 務 め ま す、 油 井 未 知 と 申します。 頂きながら精一杯頑張りたいと思いますので宜しく 南信支部長 柳平 文子 また、今年度北信支部では、十一月に公開セミナー が、 そ し て 在 宅 部 会 の 担 当 に も あ た っ て い ま す 。 こ ち ら も 大 勢 の 皆 さ ん の 参 加 を お 願 い 致 し ま す。 そ し て、 十 月 に は 関 東 ・ 甲 信 越 ブ ロ ッ ク 研 修 会 が 、 軽 井 沢 で 開 催 さ れ ま す。 地 元 開 催 で す の で、 ひ と り も 多くの会員の方に参加していただきたいと思います。 研修会の機会を通して、会員の皆さんの横のつなが りも強くなればと思います。宜しくお願い致します。 勉 強 不 足 の と こ ろ が 多 い で す が、 多 く の 出 会 い が 宝 す る こ と が 出 来 た と 言 わ れ ま す。 私 自 身 は ま だ ま だ し か し、 周 り の 方 々 に お 聞 き す る と、 介 護 福 祉 士 会 に 入 会 し、 良 い 仲 間 や 先 輩 に 出 逢 い、 良 い 仕 事 を す。 さい。よろしくお願いいたしま ありましたら、ぜひご指摘くだ かと思います。お気付きの事が 様にはお気を煩わせる事がある 足で会員の皆様や支部役員の皆 昨 年 度 に 引 き 続 き 支 部 長2 年 目となります。まだまだ経験不 修正をしていきます。 連 絡 方 法 に つ い て、 随 時 検 討・ また、研修会等の告知が支部内の会員の皆様にしっ か り 伝 達 で き る よ う、 連 絡 網・ お願い致します。 感じました。自分自身も介護福祉士会に入ったのは、 定 時 社 員 総 会、 関 東・ 甲 信 越 ブ ロ ッ ク 研 修 会 へ の 参 加 者 を 募 集 し、 改 め て 会 員 の 皆 様 の 関 心 の 低 さ を 平 成8 年 に 松 本 市 社 会 福 祉 協 議 会 で の 訪 問 介 護 員 と し て 働 き 始 め た こ と が、 介 護 の 仕 事 の 第 一 歩 で し 目 的 も な く 誘 わ れ て 入 っ た だ け だ っ た の で、 会 員 の 中信支部長 有賀 佐和子 た。 資 格 取 得 に 恵 ま れ た 職 場 環 境 も あ り 、 ヘ ル パ ー 皆様の気持ちもわかります と こ ろ が 介 護 福 祉 士 取 得 後、 介 護 職 員 の 社 会 的 地 位 の 低 さ を 周 囲 の 人 達 の 言 動 か ら 感 じ 取 る た び に、 に な っ て い る と 本 当 に 感 じ て い ま す。 だ か ら こ そ、 ました。 資格取得も受動的であった自分が専門職としての地 は あ り ま し た が、 介 護 福 祉 士 も 取 得 す る こ と が 出 来 2 級 か ら 始 ま り、 ど ち ら か と 言 う と 受 動 的 な 姿 勢 で (2) 2015 年 10 月 No.125 の山本恭子氏よ ンター副委員長 害者総合支援セ 士 会・ 高 齢 者 障 氏、 長 野 県 弁 護 局長の小池正志 会福祉士会事務 会では長野県社 参 加 し た。 研 修 め、 三 十 八 名 が 員、 非 会 員 含 開 催 さ れ、 会 応等研修会﹂が 見 制 度・ 虐 待 対 利 擁 護・ 成 年 後 八月二十五 日、塩尻市で﹁権 れる事案については、業者の領収書等の証拠資 訴えが聞かれるようになった等の、詐欺が疑わ え て い る、 ご 本 人 か ら〝 お 金 が な い 〟 と い っ た 山本弁護士からは﹁急に室内に高価な家具が増 与 す る 消 費 ト ラ ブ ル は 二 十 万 件 を 超 え て い る。 の消費生活センターに寄せられた、高齢者が関 高齢者の数は全国で七百六十万人に及び、全国 よ る と、 独 居 平成二十七 年高齢白書に に及んだ。 について多岐 たすべき役割 護福祉士が果 の立場から介 等、 権 利 擁 護 携の取り方 他職種との連 律家といった 性、 医 師 や 法 記録の重要 門職としての 相 談 窓 口、 専 場 合 の 通 報・ 等が発生した な勧誘や虐待 の内容は悪質 くも温かい励ましも を 持 っ て ﹂ と、 厳 し あることにプライド た り 得 な い。 会 員 で いかなければ専門職 しそこにトライして 必 要 で あ ろ う。 し か 的知識も医療知識も 援 や 地 域 づ く り、 法 他 職 種 連 携、 家 族 支 はないか﹂といった提起もなされた。 関係者も含め、対応について考えていく時期で 現実にこういったケースはある。そろそろ病院 見人は医療行為に対する同意はできない。だが の保証人について質問が出され、 講師からは﹁後 また会場では身寄りのない高齢者が入院する際 口に立てた﹂といった感想も聞かれた。 たが、制度の大まかな部分は理解できた。入り た。受講生からは ﹁今日初めて聞いた用語もあっ いかなくては高齢者の生活は守れない﹂と話し 場にある介護職が、制度について学び、広めて 池氏からは﹁高齢者の被害状況を最初に知る立 のことは遠慮なく相談してほしい﹂と話す。小 会では無料電話相談も行っているので、お困り 中信支部 上平 佳代子 という問いに、常に応えられるようであってほ フリーダイヤル 0120-65-9674 し い。 そ の た め に は 毎週月・木 13:30 ∼ 16:00 研修会 り、 権 利 擁 護、 料の保存やお金の流れを、日頃からご本人の信 いただいた。 高齢者なんでも無料電話相談 権利擁護・成年後見制度・虐 待対応等研修会に参加して 成 年 後 見 制 度、 頼を受けるヘルパーが観察し、後見人に情報を 長野県介護福祉士会理事でもある小池氏から は﹁ 介 護 福 祉 士 会 会 員 に は〝 専 門 職 と は 何 か 〟 高齢者虐待防止 流してくれることは大変助かる。長野県弁護士 法について講義 が な さ れ た。 そ ひまわり長野 2015 年 10 月 No.125 (3) 論文研究会に参加して 中信支部 井ノ口 薫 て く れ な い か な あ。 誰 も 書 い て く れ な い か ら 自 分 で と い う 間 に 楽 し い 時 間 が 過 ぎ て い き ま す。 誰 か 書 い との議論が楽しく、終了後の昼食の雑談もあり、あっ だ ま だ 修 行 の 最 中 で す が、 先 生 や メ ン バ ー の 皆 さ ん ま す。 今 ま で、 考 え た こ と も な か っ た 世 界 で す。 ま らなかったことを発見し、妙におもしろさを感じてい の援助が大切だということです。 こだわらない﹁必要な時に必要なことを必要なだけ﹂ で き る こ と は 一 緒 に 励 み、 で き な い こ と に は あ ま り 利いたサービスと勘違いしている人が多いとのこと。 る こ と は 失 礼 な 介 護 で あ っ て、 そ れ を あ た か も 気 の 何もかも出来ないかのように先々と手出し口出しす 人﹂に対して、 手出し口出しは無用とおっしゃいます。 ﹁認知症﹂と言ってもその症状は十人十色。認知症 になったとしても、何もかもができなくなったり失く 護を職場全体で目指していきたいと思いました。 く、 ご 本 人 の 持 っ て い る 力 を 最 大 限 に 引 き 出 せ る 介 今回の研修で学んだことを現場に持ち帰り忙しい 日々の中で忘れがちな敬う心を決して忘れることな 書 い て み よ う。 と 思 っ て い る 皆 さ ん、 参 加 し て み ま せ ん か? き っ と 新 し い 世 界 が 待 っ て い ま す。 皆 さ ん のご参加をお待ちしています。 ﹁認知症の人の介護﹂の研修会 で学んだこと 南信支部 北澤 亮子 九月十二日︵土︶に NPO 法人グループもみじ認 知症研究センター理事長の田中正廣先生による研修 会に参加しました。 テーマは﹁認知症の人の理解と関わり方﹂で、 ﹁認 知症﹂の理解ではなく﹁認知症の人﹂の理解というこ い。インスピレーションに任せる。ここまでの話を聞 なってしまうのではなく、むしろ多くが残されている とで、話は進められていきました。 いて、やっと安心した私がいます。いきなり、 ﹁論文 のです。 い や、 難 し い。 で き な い か も し れ な い。 き っ と 無 理 だ。一瞬そう思う自分がいましたが、 ﹁とにかく参加 しい時代を知恵と助け合いで生き抜いてきた人々だ する。 ﹂ことだけはできそうな気がしてきました。 こ の 先 ど う 進 む の か、 不 安 で い っ ぱ い で す が、 先 生 と 先 輩 方、 仲 間 に 支 え ら れ て 、 な ん と か な り そ う ということを念頭に置いて関わることの大切さを学 田 中 先 生 は そ う い っ た﹁ す べ て の こ と を し て き た な 気 配 を 感 じ て い る 今 の 自 分 が い ま す。 先 生 は、 メ びました。 糸 を ほ ぐ し、 整 理 し て い き ま す 。 そ の 先 に 思 い も よ ン バ ー の 思 い を 十 分 に 聞 き な が ら、 絡 み 合 っ て い る 記憶は脳と心にあり、こちらからの強烈な刺激は良 くも悪くも心の部分に記憶として残るということ、厳 認知症の有無に関わらず、その人自身をよく知るこ とが大切だそうです。 とは?﹂に始まり、どうしよう、なんだか難しそうだ。 1回の研修会に参加する。テーマは特に決めなくてよ そして、まず、自分が考えていることを文章にして みる。他の人の話を聞いて、参考にする。とにかく月 発表に興味を持つ こ と が 大 切 と 学 び ま し た 。 こ と。 ま た、 先 輩 の 発 表 し た 論 文 を 読 み 込 み 、 他 の なことを考えて発表している人がいるか調べてみる え た い の か を 明 確 に し て い く こ と。 実 際 に 同 じ よ う ら 始 ま り ま し た。 自 分 が 何 を 書 き た い の か 、 何 を 伝 の 書 き 方 ﹂﹁ 論 文 と は ﹂﹁ 文 章 と は ﹂ と い う と こ ろ か 次 に、 研 究 会 の 内 容 を ご 紹 介 し ま す 。 第 1 回 め の 講 義 は﹁ 日 々 の 実 践 を も と に し た 調 査 の 仕 方 ・ 論 文 介護サービス学会 な ど で の 発 表 を 目 指 し て い ま す 。 士 が 集 ま っ て い ま す。 そ し て、 全 国 大 会・ 関 ブ ロ・ を 経 験 し て い る 方 ま で、 様 々 な 職 場 で 働 く 介 護 福 祉 の よ う に 初 め て の 参 加 の 者 か ら、 学 会 な ど で の 発 表 て 十 時 ∼ 十 二 時 に 開 催 し て い ま す。 メ ン バ ー は、 私 論 文 研 究 会 は、 長 野 大 学 の 中 島 豊 先 生 を 講 師 に、 毎 月 1 回、 第 3 金 曜 日 に 松 本 市 ﹁ な ん な ん 広 場 ﹂ に (4) 2015 年 10 月 No.125 支部・ブロック研修会 る と、 そ の す き 間 か ら 尿 が 外 側 へ と、 流 れ 出 す そ う ことが出来るが尿道口と吸収体の間にすき間が出来 と に よ っ て、 尿 を 素 早 く 吸 収 体 の 内 側 に 閉 じ 込 め る し 合 い の 中 で 薬 に 関 し て 困 っ た 時 は、 利 用 者 の 方 の 剤 師 の 方 に 直 接 質 問 し、 答 え て い た だ き ま し た。 話 飲 み 忘 れ・ 飲 み す ぎ 時 の 対 応、 薬 の 特 性 に つ い て 薬 する﹁どうしたらいいのだろう?﹂という疑問や薬の るようにあてる、ソケイ線の内側にフィットさせる、 モレはつきものですが、モレを防ぐあて方は、パッ ド の 先 端 を つ ま み な が ら あ て る、 尿 道 口 に 密 着 さ せ カプセルをしてしまう事できちんとした効果が得ら 品 が あ り、 注 意 が 必 要 だ と い う 事 や 錠 剤 の 粉 砕 や 脱 特 に ワ ル フ ァ リ ン 服 用 時、 作 用 を 減 弱 し て し ま う 食 後 半 は、 グ ル ー プ ワ ー ク を 行 い、 日 頃 現 場 で 直 面 ついても教えていただきました。 護師・関係者に伝える事が大切だと感じました。 研 修 を 終 え、 利 用 者 の 方 の 状 態 を き ち ん と 医 師・ 看 医師の指示で処方されている薬を利用者の方が服 用 し て い る 様 子 を 身 近 で 見 て い る 私 達 で す。 今 回 の に感じました。 連携を取ってゆくための良いきっかけになったよう また、薬剤師の皆さんからも介護の現場の声を聞く 事ができ、良い機会となったとの感想が聞かれ、今後、 の言葉をいただき、薬剤師の方が身近に感じました。 かかりつけ薬局の薬剤師に気軽に相談してほしいと です。 現場では常に、勉強会にてオムツのあてかたなど、 全員で実践していますが、詳しく説明していただき、 また職場の勉強会にて再度確認していきたいと思い ま す。 実 技 だ け で な く、 心 の こ も っ た 声 掛 け や 支 援 を心がけたいと思います。 ﹁薬の事で困っていませんか?﹂ に参加して 東信支部Cブロック 竹内 英美子 九 月 十 七 日︵ 木 ︶C ブ ロ ッ ク 研 修 会 が 行 わ れ、 小 諸北佐久薬剤師会在宅推進委員会 坂本千鶴先生よ り、 ﹁薬の事で困っていませんか?﹂というテーマで 研修をしていただきました。 こ の 日 は、 薬 剤 師 会 の 全 面 協 力 に よ り 薬 剤 師 会 か ら 坂 本 先 生 他。 四 名 の 薬 剤 師 の 方 も 参 加 し て く だ さ り、 日 頃、 私 た ち が 介 護 の 現 場 で 感 じ る 疑 問 や 問 題 についても知ることができました。 テ ー プ は ク ロ ス に 装 着 す る。 オ ム ツ は お 腹 周 り よ り れ な か っ た り、 副 作 用 の 原 因 に な っ て し ま っ た り す 研 修 会 前 半 で は、 薬 の 服 用 上 の 注 意 点 や 薬 と 食 品 の 相 互 作 用 に つ い て 教 え て い た だ き ま し た。 中 で も 太もも周りのサイズで選ぶと尿漏れ解消になるよう る と い う 事 は、 日 々 の 現 場 で 注 意 が 必 要 だ と 感 じ ま 排尿回数はオムツのパッケージに記載されていま す が、 1 回 約 1 5 0 を 目 安 に 、 利 用 者 様 の 回 数 で c c 選 ぶ と 良 い そ う で す。 尿 道 口 に オ ム ツ が 密 着 す る こ し た。 そ の 他、 薬 の 特 性 や 糖 尿 病 治 療 薬 と 低 血 糖 に です。 ことができるので 、 と て も 便 利 に な り ま し た 。 ド な ど、 沢 山 発 売 さ れ て い ま す 。 利 用 す る 側 で 選 ぶ オムツも種類が豊富にあり、立位交換自立支援パッ ド、肌にやさしい弱酸性p hコントロール素材のパッ らに、自立度にも あ わ せ た 選 択 も あ り ま す 。 ド 1 枚 が 適 当。 コ ス ト ダ ウ ン に も つ な が り ま す 。 さ の悪影響につながります。基本はアウター1枚+パッ 漏れが心配で、重ねてしまうことや交換時に尿パッ ド を 引 き 抜 く な ど、 ど れ も 失 禁 が な く て も、 皮 膚 へ あります。 ま し た。 サ イ ズ、 タ イ プ 、 吸 収 力 、 使 用 場 面 な ど が 選 択 す る 際 の ポ イ ン ト が あ り、 装 着 方 法 な ど 勉 強 し 私たちは日頃、頻繁に目にしているオムツですが、 利 用 者 様 に 心 地 よ く、 装 着 し て い た だ く た め に も、 の研修会が、開催 さ れ ま し た 。 七月十七日 介護老人福祉施設ふれあいの里にて 白 十 字 の 阿 部 様 に よ る、 お む つ・ 介 護 用 品 に つ い て 諏訪ブロック研修会 林 順子 ﹁おむつ・介護用品について﹂ 2015 年 10 月 No.125 (5) 2015 年 10 月 No.125 (6) 言葉の力シリーズ 長野県介護福祉士会支部役員さんの声 長野県介護福祉士会支部役員さん 60 名(男性 17 名 女性 43 名)に介護職員として、 介護福祉士会の役員としての思いを聞いてみました。 20 代…15 名、30 代…19 名、40 代…11 名、50 代…12 名、60 代…3 名 また経験年数では、3 年の方から 20 年以上の方と幅広い世代の方の思いが聞けました。 (7) 2015 年 10 月 No.125 2015 年 10 月 No.125 (8) ★長野県介護福祉士会の役員を始めた理由は? ➡ほとんどの方が、前任の役員からの依頼でした。 中には、 ・自分のためで、役員の仲間との繋がりや研修会の参加で視野が広がるから。 ・自分の職場、地域において活動の内容を還元できると感じたから。 ・介護福祉士の専門性を郊外的にアピールできる機会だと思ったから。 などの理由もありました。 ★役員をやっていてのメリットは? ➡悩みの相談ができ、学ぶ機会が増え、自分の足りないところに気づくことができる。 ➡県内あちこちに行けるのが楽しい。 ➡自己研鑽の為にもなる。 などありました。中でも、他の施設の方との交流ができ、意見交換もできるとの意見がありま した。 ★長野県介護福祉士会に求めることは? ➡会費に見合った研修や特典があればいい。 ➡ポイント制を見直してほしい ( 溜まりにくい……) ➡介護福祉士会への入会や研修会への参加は個人のスキルアップの為が主なので、強要されるべ きものではないと思う。 ➡役員の後任を見つけなければ、役員を交代出来ない制度をやめていただきたい。 役員は負担も大きく辞めたいと思うが、辞められない不安がある。それで組織が成り立たない なら、それまでの組織だと思う。一般会員の中から本会の方で指名等で決めてほしい。 などが上がりました。 中でも、入会のメリットが明確にならないと入会勧誘も厳しいとの意見が多かったです。 ★一般会員さんに求めることは? ➡ケアワークには目を通していただきたい。 ➡役員をすることで、介護福祉士会の事が見えてくるので、役員になるのも大事。 ➡もっと会の活動に興味をもってほしい。 ➡資格を取って修了ではなく、資格を取って生涯研修という意識をもってほしい。 などありました。 中でも、学ぶだけではなく、他の地域にの方との交流・情報交換などの目的でもあるため、研 修会へ参加して欲しい。という意見が多かったです。 ご協力ありがとうございました (9) 2015 年 10 月 No.125 「介護職員の集い」のお知らせ 組織委員会では、昨年に引き続き、今年度も「介護職員の集い」を開催します。 目 的 介護職員同士の情報交換を図り、仲間作りを行う事で横のつながりを深める事は勿論の事、 会員の減少を防止し新規加入の促進を図るため、会員の方・非会員の方・介護福祉士会に興 味のある方・これから介護福祉士の受験をされる方を誘い合って、介護の悩みや日頃の思い を語り合いましょう。 大勢の方の参加をお待ちしています。 開催日時・場所 北信支部 11月27日(金)19時より 花の舞 長野駅東口店 東信支部 11月 6日(金)19時より 佐久プラザボール 中信支部 11月19日(木) 時間・場所未定 南信支部 11月 5日(木)19時より 諏訪地区 詳細については、各支部ごとに組織委員がお誘いの通知をします。 新会員インタビュー ①入会のきっかけは?②介護の仕事の魅力は何だと思いますか?③つらい事、 改善してほしいと思うことは?④介護福祉士会に、どんなことを期待しますか? ⑤自分の癒しになること、好きなことは何ですか?⑥職場名、氏名 ①専門学校時代の先生のすすめ。 ①研修をうけることがきっかけ。 ②笑顔がある。 ②利用者との関わり。自分の技術を常に ③介護の暗いイメージ(介護系の)学生 の少人数化。 伸ばせ ること。 ③卒業してから、まだ日が浅く何とも ④介護のイメージアップ ④初めての研修で何もわからなくて ⑤支援した後に「ありがとう」と言って ⑤カラオケに行く友達とゲームをする 下さる事。 名前を覚えて呼んで下さ ⑥介護老人保健施設 コンフォート岡田 る事。 中沢祐太 ⑥介護老人保健施設 コンフォート岡田 草野麻耶 (10) 2015 年 10 月 No.125 平成 27 年度「公開セミナー」のお知らせ 1 日 時 平成 27 年 11 月 8 日(日) 受付 11:30 開会 12:00 閉会 15:00 2 会 場 長野市松代文化ホール 長野市松代 515-2 ☎026-278-4373 3 内 容 ・睡眠研修会 (12:00~13:00) 研修内容 「交代制勤務の負担を軽減する眠りのヒント」 ・講演会 (13:20~14:50) 演 題 「認知症高齢者への倫理的対応」仮題 講 師 中村裕子 氏 (日本ヒューマンヘルスケア研究所 代表取締役・所長) 4 参 加 費 入場無料 在宅部会「エンドオブライフケアについて」研修会のお知らせ 1 日 時 平成27年11月21日(土) 受付 9:30∼ 講義 10:00∼12:00 2 会 場 篠ノ井市民会館(長野市篠ノ井御幣川280番地) 3 講 師 厚生連北信総合病院 訪問看護ステーションなかの 管理者 花岡 雅子氏 4 内 容 「エンドオブライフケア」 5 受 講 料 会員 無料 非会員 1000円 6 定員締切 70名 11月14日まで 障害者支援のための研修開催要綱 1 趣 旨 障害者支援の施策が目まぐるしく変わるなかで、障害者支援に関わる介護福祉士が実践的 にも理論的にも力量を高めていくことは喫緊の課題です。しかしながら、それを支えてい く研修体系の確立へのムーブメントは緒についたところです。長野県介護福祉士会は、研修 会を実施しながらその結果等を踏まえ、さらに、障害者支援に特化した研修体系の確立を目 指します。 2 研 修 目 的 障害者総合支援法施行や介護保険制度改正など制度が大きく変化する中で、障害者支援に 従事する介護福祉士には、変化し続ける福祉動向にいち早く対応するとともに、多様化する 利用者の個別ニーズを適切に受け止め対応するより高い専門性が求められています。そのよ うな状況の中、本研修は、障害者支援の専門性を有する介護福祉士として、職務にあたるた めの基本姿勢や事業所・施設内及び関係機関、団体と連携を図りながら質の高い支援を提供 するための基礎的な知識・技術等を習得することを目的としています。 3 期 日 平成 27 年 11 月 21 日(土)∼平成 27 年 11 月 22 日(日) 平成 27 年 12 月 19 日(土)∼平成 27 年 12 月 20 日(日) 4 日間 4 時 間 午前 9 時から午後 5 時まで 5 会 場 JA 長野県ビル12F 会議室 12C (長野市北石堂町1177-3 ℡026-236-3600) 6 内 容 1日目・2日目「障害理解の基礎研修」 3日目・4日目「重度障害者の生活支援」 7 参加対象者 長野県介護福祉士会会員または障害者支援に携わっている介護福祉士 8 参 加 定 員 60名 9 参 加 費 用 会 員:4 日間 20,000 円 3 日間 15,000 円 2 日間 10,000 円 1 日間 5,000 円 非会員:4 日間 32,000 円 3 日間 24,000 円 2 日間 16,000 円 1 日間 8,000 円 (テキスト代込) ※1 ∼ 3 日間の研修も可能 10 申 込 締 切 平成 27 年 11 月 16 日(月) 必着 (11) 2015 年 10 月 No.125 潜在介護福祉士就労支援研修のお知らせ 「資格は持っているけど、何年も現場から離れているから不安だわ。一から勉強しないとだめかなあ∼」 そんな思いをお持ちの介護福祉士の方にカリキュラムをご用意しました。 1 日 時 平成 27 年 11 月 20 日(金)受付 9:00 講義・演習9:30∼ 16:00 2 場 所 長野県社会福祉総合センター2階 共用 A 会議室 3 講義内容 対人援助職の基本姿勢と職業倫理、コミュニケーション 介護技術(移動・移乗・更衣)・意見交換 4 受 講 料 無料 5 受講要件 介護福祉士 6 申込締切 平成27 年 11 月 9 日(月) 7 申込方法 ホームページの「長野県介護福祉士会研修申込書」により事務局に FAX(026-223-6679)で申込みしてください。 平成 27 年度キネステティクス ® ベーシックコース講習会のお知らせ 1 日 時 平成 28 年 1 月 10 日(日)、1 月 17 日(日)、2 月 7 日(日) 3 日間 2 内 容 ∼ 1日目 キネステティクス ® ベーシックコース 時間割 ・インタラクション(感覚・動きの要素・インタラクションのパターン) 17:30 ・機能解剖(骨と筋肉・マスとつなぎ・オリエンテーション) ∼ 2日目 10:00 9:30 ・人の動き(パラレル / スパイラル・保つ動きと運ぶ動き) ・力(引き / 押し) ∼ 3 日目 17:30 9:30 ・人の機能(体位 / 基本体位・その場の動き / 移動))・環境 17:30 3 受講対象者 介護福祉士、看護、介護に関わっている方 4 定 員 50 名 5 受 講 料 会 員 20,000 円(テキスト代込) 非会員 30,000 円(テキスト代込) 6 受 講 会 場 JA 長野県ビル 12 階(長野市北石堂町 1177-3 ℡026-236-3600) 1 月 10 日、1 月 17 日は 12A 会議室 2 月 7 日は 12B 会議室 7 申 込 締 切 平成 27 年 11 月 30 日(月)必着 お問い合わせ・各研修会等の申込先 公益社団法人 長野県介護福祉士会 〒380−0928 長野市若里7-1-7 長野県社会福祉総合センター5階 TEL026−223−6670 FAX 026−223−6679 各研修会等の詳細内容・申込書はホームページからお取り下さい ホームページ 長野県介護福祉士会 検索 ↑ ﹁ケア輪久﹂ に目指しています。 介 護 保 険 の 度 重 な る 改 定 に よ り、 一 部 の 方 の 2 割 負 担・ 特 養 入 所 者 の 介 護 度 3 以 上 の 限 定 化、 補 足 給 付 要 件 の 引 き 上 げ、 要 支 援 者 の 市 町 村 移 行 等、 利 用 者 様 や 家 族 の 方 々 の 生 活 や 経 済 を 圧 迫 し て い ま す。 ま た、 介 護 報 酬 の 空の高さに秋を感じ、目にもお腹にも美味し 季節となりました。利用者様も外出も屋内活動 よ う な 状 況 に な る の か、 仲 間 と と も に 学 び、 人 手 不 足 も 深 刻 な 問 題 で す。 何 が 原 因 で こ の ◎所属 南信支部 山口とよ子 ◎勤務先 上伊那医療生活協同組合 も最適な時期ですね。それぞれの方のニーズに 対象となる利用者様が安心して心豊かな生活 引き下げによる事業所への影響は顕著ですし、 合わせてアクティビティーを考えていきたい が 営 め、 少 し で も 改 善 し て い け る よ う に な れ 体験することにより、その方の望みを真ん中に ばかりを考えていました。その後様々な現場を ただけるか、また来たいと思ってまらえるか、 気付き︵築き・気配り︶・工夫・健康・志高く います。日々の中で感じる、感謝︵感動・感激︶ ・ けないものを獲得しながらこの仕事を続けて ﹁3 K ﹂ と 良 く な い イ メ ー ジ の 介 護 の 仕 事 で す が、 我 々 介 護 従 事 者 は そ の よ う な こ と に 負 ば良いと思います。 おき、その方も含めご家族や他職種の方々とと の頭文字をとって、﹁上伊那介護かきくけこ= くじけそうなことも疲れ切ってしまうこと も 時 と し て あ り ま す が、 利 用 者 様 が そ の 人 ら もに、望みや思いを叶えることの重要性を学ん 私の勤務している上伊那医療生協の事業所 は、上伊那2市3町3村、人口約十八万人くら し く 暮 ら し 生 き て い る 姿 に、 と も に 歩 ん で い 5K﹂を理念に掲げ、やりがいと誇りを持って、 いの地域に点在しています。回復期リハビリと き た い と 勇 気 づ け ら れ、 ま た 明 日 も が ん ば ろ できました。この業界に十五年奥が深く学びや 療養病床等、約百六十床の病院を母体として、 う と 心 を 新 た に す る も の で す。 県 内 の 介 護 福 介護福祉の仕事を追求していきたいと奮闘し 老人保健施設・複合型の総合ケアセンター2か 祉士の皆さんともこのような思いや現実を共 達成に終わりは無い介護の仕事ですが、仲間と 所・介護単独ケアセンター1カ所、病院周辺の 有 し て い け れ ば 心 強 い と 思 い ま す の で、 活 発 ています。 在宅関連事業所群等を運営しており、医療と介 に交流していきましょう。 し続けられる地域づくりを、地域の方々ととも 護と福祉のネットワークづくり、安心して暮ら ともに探求していきたいと思っています。 というのも、私は通所系の職場での経験が長 く、どのようにしたらその方が一日楽しんでい ものです。 (12) 2015 年 10 月 No.125 ◆◇編集後記◆◇ 今年度より広報委員となりました。 原稿を書く事が得意な方ではありませ ん が、 い ろ い ろ な 方 々 と の 出 会 い の 中 で、 自 分 で 感 じ た 事 を 記 事 に し、 取 材 に 行 き 写 真 を 撮 り た い と 思 い ま す。 出 会いを大切にたくさんの思い出を作り たいです。 訪 問 の 仕 事 を し て い る 私 は、 こ の 夏 熱中症に悩まされました。﹁全然熱くな い よ!﹂ と、 汗 び っ し ょ り か い て い る 利用者様が、最近の雨に、﹁やっと、こ れ か ら 野 菜 や 稲 が よ く 育 っ て い く ね! 美味しい野菜ができるのうれしいね!﹂ と 話 さ れ 小 雨 の 中、 庭 の デ ッ キ か ら 空 を待ち遠しそうに眺めている姿に思わ ず ク ス っ と 笑 っ て し ま い ま し た。 離 職 率 の 高 い 介 護 の 世 界 で、 ま だ ま だ 頑 張 れそうです。 季 節 の 変 わ り 目・・・ 体 調 を 崩 さ れ る 方 も 多 い と 思 い ま す が、 気 持 ち だ け は 誰 よ り も 強 く!? 仕 事 に 邁 進 し て い きたいと思っています。 こ れ か ら 取 材 に 行 き ま す。 不 慣 れ で すのでご迷惑をおかけすることもある と思いますが是非ご協力していただけ ると、嬉しいです。 よろしくお願いいたします。 林
© Copyright 2024 ExpyDoc