第3回＿名経営者決断の背景 04.10.4 5:34 PM ページ70 名経営者高度成決断長の背の景パラダイムを日銀総裁、通産省への反逆生ＰＨＰ総合研究所松下理念研究部副主任研究員んだ壮大なわたなべゆうすけ計画第三回川崎製鉄初代社長西山彌太郎 70 第3回＿名経営者決断の背景 04.10.4 5:34 PM ページ71 図表 1・西山彌太郎の略年譜ゆるぎ 1893年（明治26年）神奈川県淘綾郡吾妻村に生まれる 1913年（大正 2 年）第一高等学校工科入学 1916年（大正 5 年）東京帝国大学工学部鉄冶金科に入学 1919年（大正 8 年）同大学卒業、川崎造船所に入社 1926年（昭和元年）多胡ミツと結婚 1933年（昭和 8 年）製鈑工場製鋼課長に就任 1938年（昭和13年）製鈑工場所長に就任 1942年（昭和17年）取締役に就任 1944年（昭和19年）軍需会社法により製鈑工場の生産担当者に 1949年（昭和24年）一貫製鉄所構想具体化、立地調査を指示する 1950年（昭和25年）川崎製鉄初代社長に就任、千葉銑鋼一貫製鉄所建設計画書を通産省に提出 1953年（昭和28年）千葉製鉄所第一溶鉱炉操業開始 1954年（昭和29年）世界銀行借款獲得に奔走 1965年（昭和40年）取締役会長を兼任 1966年（昭和41年） 7月に社長辞任、8月8日死去なぜ銑鋼一貫方式なのか 71 ｜ PHP Business Review 第3回＿名経営者決断の背景 04.10.4 5:34 PM ページ72 図表 2・主要国の粗鋼生産高の推移（万トン） 16,000 15,000 14,000 12,290 米国 12,000 11,175 10,000 ソ連日本 8,000 6,000 西ドイツ 4,604 4,000 イギリス 2,336 2,000 フランス 2,155 0 1950年 55年世界粗鋼生産に対するシェアのソ連推移（％） 60年 65年 70年 73年 75年 79年日本フランスイギリス西ドイツ米国（参考資料：米川伸一・下川浩一・山崎広明編『戦後日本経営史第Ⅰ巻』東洋経済新報社）革千新葉性製と鉄産所みのの苦しみ 72 第3回＿名経営者決断の背景 04.10.4 5:34 PM ページ73 名経営者決断の背景第三回西山彌太郎産業界に与えた影響ここのの決リ断ーあダりーゆえに 73 ｜ PHP Business Review 第3回＿名経営者決断の背景 04.10.4 5:34 PM ページ74 図表 3・西山彌太郎の決断のポイント幼少からの鉄への愛着高い専門知識に支えられた予見国家的見地に立った経営観ダイヤモンド社、一九七〇年ダイヤモンド社編﹃経営管理観︹財界人思想全集第三巻︺﹄書、二〇〇一年佐々木聡編﹃日本の戦後企業家史反骨の系譜﹄有斐閣選吹き﹄有斐閣、一九九八年ブック日本企業の経営行動４企業家の群像と時代の息伊丹敬之・加護野忠男・宮本又郎・米倉誠一郎編﹃ケース米倉誠一郎﹃経営革命の構造﹄岩波新書、一九九九年梶原一明﹃決断の経営史﹄経済界、二〇〇〇年年︵現ＰＨＰ文庫、二〇〇四年︶会田雄次﹃歴史を変えた決断の瞬間﹄角川書店、一九八四巻﹄東洋経済新報社、一九九一年壮大な工場計画業界を活性化、日本経済の成長パラダイムの創出米六今﹃西一鉄川二井山九鋼伸年達弥七新一夫太一聞・﹃郎年社下鉄追編川ひ悼著浩と集﹃一す﹄鉄・じ西鋼山︱山巨崎評記人広伝念伝明西事編山業西﹃弥会山戦太、弥後郎一太日﹄九郎本ア六﹄経ル七鉄営プ年鋼史ス新、聞第一社九 Ⅰ 、九六四年西山彌太郎﹃鉄づくり・会社づくり﹄ダイヤモンド社、一参考文献 74