教科名 科目の目標 国語 古典A 武 部 詩 子 担当者 古典としての古文と漢文,古典に関連する文章を読むことによって,我が国の伝統と文化に対する理解を深め,生 涯にわたって古典に親しむ態度を育てる。 履修学年 教科書 科目名 2年生 単位数 大修館書店『古典A 物語選』 副教材 2 一斉授業 授業形態 学習課題ノート(大修館書店) 体型古典文法 七訂版 さくらさく 古文単語 1 学習の到達目標 (1)古典の言葉に慣れ、表現の特色を的確に読みとること。 (2)古典の文章を読み、ものの見方、考え方を広げたり深めたりすること。 (3)古典の言葉の意味・用法を正しく理解し、言語感覚を磨くこと。 (4)文章に現れた人間の考えや感情を読みとり、人間の生き方を理解すること。 2 学習の進め方 (1)文章の内容を的確に読みとったり、文章に描かれた人物・情景・心情などに即して読み味わうこと。 (音読したり、内容について話し合うなどの活動を中心に進める。) (2)作品に込められた古人の思いを理解し、優れた作品に親しむこと。 (有名な作品の音読・暗唱により、古典に対する理解を深める。) (3)古典表現についてその効果を吟味し、現代の表現や推敲に役立てること。 (身近に残る表現や古典常識を理解し、考えを深める。) (4)古典の表現の特色、語句や語彙の成り立ち及び言語の役割について理解を深めること。 (演習プリントを用いて、語彙力を伸ばし、表現力を身に付ける。) 3 学習の留意点 (1) 授業規律を遵守し、主体的に学習に取り組むことを心がけ、常に自分の考えをもって積極的に表現する姿勢を持つこと。 (2) 意欲的に学習に取り組むことを心がけ、積極的に「ノート作り」など心がけること。 (3) 古典特有の表現技巧や語句・語彙について繰り返し学習し理解するようにすること。 (4) 文章を読むことによってものの見方、感じ方、考え方を広くし、人間・社会・自然などについて考えを深めるようにすること。 (5) 課題は期限までに確実に提出すること。 4 評価の観点 評価の観点 ① 関心・意欲・態度 ② 書く能力 評価の割合 評価の方法 国語で伝え合う力を進んで高めるとともに、言語文化に対する 関心を深め、国語を尊重してその向上を図ろうとする。 小計 合計 ・授業態度 5 ・授業出席率 相手や目的、意図に応じた適切な表現による文章を書き、自分 ・提出物の確認 の考えをまとめ、深めている。 ・定期考査 5 10 20 10 30 文章を的確に読み取ったり、目的に応じて幅広く読んだりして、 ・小テスト 5 25 自分の考えを深め、発展させている。 ・定期考査 20 目的や場に応じて効果的に話し的確に聞き取ったり、話し合っ ・授業態度(授業音読、質問に対する回答) ④ 話す能力・聞く能力 たりして、自分の考えをまとめ、深めている。 5 5 ③ 読む能力 ⑤ 知識・理解 伝統的な言語文化及び言葉の特徴やきまり、漢字などについ て理解し、知識を身に付けている。 ・定期考査 30 30 5 年間授業計画 月 時数 1 4 3 3 2 5 3 1 6 6 5 7 単元名 到達目標と学習内容 評価の観点 ① ② ③ ④ ⑤ 春休み明けテスト 【到達目標】用言の活用・接続、主要な助動詞の意味を理解できるようになる。 □動詞・形容詞・形容動詞・主要な助動詞について理解できる。 今昔物語集「安倍晴明」 【到達目標】助動詞を実践的に判別できるようになる。 □文章を正確に読み比べ、その違いを認識する。 □文法事項に則り正確に口語訳する。 宇治拾遺物語「検非違使忠明のこと」 【到達目標】助動詞・助詞に注意しながら口語訳できるようになる。 □登場人物の行動に注目して読み、場面の展開を把握する。 □文法事項に則り正確に口語訳する。 枕草子「中納言参りたまひて」 【到達目標】動作の主語を正確に読み取れるようになる。 □作者と周囲の人物との関わりについて正確に把握する。 □文法事項に則り正確に口語訳する。 方丈記「行く河の流れ」 【到達目標】対句表現や比喩などの習字技巧を理解する。 □作者の思想の基調を理解する。 □文法事項に則り正確に口語訳する。 中間考査 目標 反省 伊勢物語「初冠」 【到達目標】和歌と地の文との関係や表現技巧を理解する。 「月やあらぬ」 □歌物語に触れ、当時の情愛・思想を理解する。 □文法事項に則り正確に口語訳する。 源氏物語「桐壺」 【到達目標】敬語表現の仕組みを理解できるようになる。 □登場人物の関係について理解し、心情を整理する。 □敬語表現を適切に理解し、正確に口語訳する。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 8 4 9 2 1 5 10 4 4 11 4 1 12 5 1 2 7 4 1 3 4 源氏物語「葵」 【到達目標】敬語の種類・敬意の主体・敬意の対象を指摘できるようになる。 □登場人物の関係について理解し、心情を整理する。 □敬語表現を適切に理解し、正確に口語訳する。 故事「漱石枕流」 【到達目標】句法・文の構造が理解できるようになる。 □訓読文に従って正確に読む。 □文法事項に従って正確に口語訳する。 期末考査 目標 反省 史記「鴻門の会」 【到達目標】句法に注意しながら口語訳できるようになる。 □訓読文に従って正確に読む。 □文法事項に従って正確に口語訳する。 □様々な人物像を通して、人間の生き方についての考えを深める。 史記「項王の最期」 【到達目標】句法に注意しながら口語訳できるようになる。 □訓読文に従って正確に読む。 □文法事項に従って正確に口語訳する。 □様々な人物像を通して、人間の生き方についての考えを深める。 【到達目標】近体詩、古体詩の形式や表現を理解し、作者の意図を理解する。 漢詩【近体詩】 「竹里館」「秋浦歌」「江南春」 □丁寧で正確な音読を通して漢詩の韻律に親しむ。 「春夜」「送友人」「月夜」 □近体詩や古体詩の決まり(詩形・押韻・構成・対句)について理解する。 「咸陽城東楼」 □作品に描かれた情景や作者の心情について理解する。 【古体詩】「桃夭」 □漢詩を読み味わうことによって、中国古典文学への関心を高める。 大鏡「道真左遷」 【到達目標】当時の時代背景を理解し、現在の文化と比較できるようになる。 □歴史物語に触れることにより、当時の世相・思想を理解する。 □敬語表現を適切に理解し、正確に口語訳する。 中間考査 目標 反省 平家物語「能登殿最期」 【到達目標】音便に注意しながら口語訳できるようになる。 □軍記物語に触れることにより、当時の世相と無常観を理解する。 □音便に注意しながら音読する。 □文法事項に則って正確に口語訳する。 【到達目標】句法に注意しながら口語訳し、古代思想家の考え方を理解する。 論語 □孔子の門人たちとのやりとりを通して、師弟のあり方や孔子の人柄を考える。 孟子「不忍人之心」 荀子「人之性悪」 □儒家思想の一端を理解する。 和泉式部日記「薫る香に」 【到達目標】古典文法に注意しながら口語訳できるようになる。 □古典文法や重要古語を確認しながら日記文学の文章表現を味わう。 □地の文・会話文・和歌のつながりを把握する。 □登場人物の関係と場面の移り変わりを把握する。 学年末考査 目標 反省 十六夜日記「駿河路」 【到達目標】古典文法に注意しながら口語訳できるようになる。 □古典文法や重要古語を確認しながら日記文学の文章表現を味わう。 □和歌に込められた作者の心情を読み取る。 教科名 科目の目標 国 語 科目名 現代文B ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 箱﨑 薫 担当者 近現代以降の文章を読解し、鑑賞する能力を高めるとともに、ものの見方、感じ方、考え方を深め、自ら進んで表現 し読書することにより、人生を豊にする態度を育成する。 履修学年 2学年 単位数 教科書 新編現代文B(東京書籍) 副教材 2単位 授業形態 新編現代文B 学習課題ノート(東京書籍) 漢字ボックス(浜島書店) 一斉授業 1 学習の到達目標 (1)国語を適切に表現し、的確に理解する能力を伸ばすこと。 (2)思考力を伸ばし、言語感覚を磨くこと。 (3)文章の内容を叙述に即して読み取り、構成を確かめつつ、表現の特色を捉えること。 (4)自己に役立つ表現力、理解力を身につけ、社会生活を充実させる態度を身につけること。 2 学習の進め方と留意点 (1)講義形式(発問と応答) : 内容理解の促進のため、一つ一つの言語の意味を理解し、文のつながりを考える。 (2)振り返り学習 : 副教材のワークを中心に、内容の確認をする。 (3)漢字テスト(読み10問、書き10問) : 基礎基本の定着のため、毎時間実施する。 (4)言語活動 : 論理的に述べ、人の意見を尊重できる態度を身につける。 3 評価の観点 評価の観点 ① 関心・意欲・態度 評価の方法 評価の割合 小計 合計 8割以上の出席をしている。 授業出席率 5 提出物の期日を守っている。 授業態度 5 10 評論作品の後に、自分の意見を短くまとめられる。 漢字テスト ③ 読む能力 特に、小説作品で場面を表現することが出来ている。 ④ 話す能力・聞く能力 質問事項を的確に理解し、返答できる。 的確に内容を把握している。指示語、接続詞を理解出来ている。 ⑤ 知識・理解 漢字を含む、国語の基礎力が確実に身についている。 ② 書く能力 「書く力」テスト 漢字テスト 授業音読 授業態度 5 10 5 5 5 5 5 定期考査 70 70 4 年間授業計画 月 時数 4 5 4 8 5 6 7 8 1 6 4 7 9 10 11 1 5 7 5 12 1 2 3 1 10 5 1 単元名 随想「心、言葉、きずな」 小説「みどりのゆび」 ☑確認! 到達目標と学習内容 【到達目標】筆者の主張を読み取れたか。 □漢字テスト準2級・ワークの確認 □筆者の考え方や感じ方を読み取る。 □個性的な表現を味わう。 【到達目標】場面や登場人物の心情を的確に読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・語句の確認 □情景や心理描写を的確に捉える。 評論「科学的であるために」 【到達目標】筆者の主張を読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・「書く力」テスト □文章の構成、展開、要旨を的確に捉える。 前期中間考査 詩歌「一つのメルヘン」 「I was born」 随想「さくらさくらさくら」 小説「ナイン」 前期期末考査 評論「ふしぎということ」 小説「山椒魚」 評論「言葉と世界」 後期中間考査 小説「こころ」 読書と人生 学年末考査 評価の観点 ① ② ③ ④ ⑤ ○ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ◎ ○ ○ ◎ ◎ 目標 反省 【到達目標】一つ一つの言葉から、筆者の心情を読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・「書く力」テスト □リズムや表現の特色を味わう。 □言葉からイメージできる世界を通じて、作者の心情を読み取る。 【到達目標】筆者の感じたことや考えを読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認 □「桜」に対する日本人独特の感覚を理解する。 □筆者自作の短歌について、表現の仕方を味わう。 【到達目標】場面や登場人物の心情を的確に読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・語句の確認 □登場人物の過去と現在をまとめる。 □会話文に注目し、心情を的確に読み取る。 目標 反省 【到達目標】筆者の主張を読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・「書く力」テスト □文章の構成、展開、要旨を的確に捉える。 【到達目標】場面や登場人物の心情を的確に読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・語句の確認 □山椒魚の心情にあった読み方が出来る。 □山椒魚と蛙の心情の変化を読み取る。 【到達目標】提示されている問題を性格に把握し、理解する。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・「書く力」テスト □問題提起に対し、筆者がどのような結論を導いていたか。 目標 反省 【到達目標】場面や登場人物の心情を的確に読み取る。 □漢字テスト準2級・ワークの確認・語句の確認 □描かれている登場人物の心情を読み取る。 □近代を代表する作家の表現を味わい、作品を理解する。 【到達目標】本に関する視野を広げる。 □漢字テスト準2級・ワークの確認 □読書が人生で果たす役割を理解する。 □視野を広げ、読書に関する意識を高める。 目標 反省 ◎ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○ ○ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎
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