北浜小だより47号 - 高砂市教育委員会

北浜小だより
学びを深める
第 47号
平成27年9月2日 編集 松田敦子
2学期のスタートです
学校で一番長い学期、2 学期のスタートです。始業式で体育館に集まった子ども達は、どの子も充実
した夏休みが過ごせたようで、ひと回り大きくなったように感じました。2学期は、5年生の自然学校、
音楽会、マラソン大会、ふるさと学習の中での 4 年生の稲刈り、4・6年生のかいぼり体験等が予定さ
れています。教科で学んだ知識や技能を生かし、主体的に活動に取り組んで欲しいと願っています。始
業式では、色々な体験の中で感じ、気づいたことを自分なりにまとめたり、調べたりする「自ら学ぶ 2
学期にしましょう」と呼びかけました。与えられたことだけを覚えたり、こなしたりするだけでなく、
色々なことに興味を持ち、主体的に学習に関わる子どもの育成を目指したいと思います。
9 月1日北浜小学校創立記念日
124 周年
明治 25 年 9 月 1 日 西浜に「北濱尋常小学校」ができました。場所は元の西浜の屋台蔵の前だそうで
す。校舎と言っても 8 畳の部屋が 2 つあっただけです。先生は、校長先生を含めて 2 名、馬に乗って通っ
て来られた時もあったそうです。西浜と北脇の子ども達 80 名が通っていました。その頃、牛谷の子ども
達は、中筋や曽根の子ども達と霊松小学校に行っていました。学年は、尋常科が 3 年、補習科が 1 年で、4
年生まででした。当時の子ども達は、皆着物を着て、家で作った草履を履いていました。
10 年後、明治 35 年になって、北脇に新しく校舎が建てられ、その時から牛谷の子ども達が山越えをし
て北濱小学校に通うようになりました。そして明治 41 年から学年が 6 年になりました。
北濱小学校で児童数が一番多かったのは、昭和 60 年頃、578 人もいたそうです。今の 2 倍ですね。長
い歴史を持つ北浜小学校は私達の誇りです。
夏休み 学校がきれいになりました
廊下の壁の汚れが気になっていたところ、先生達がペンキを塗ってくれました。養生のやり方を教えて
くださったのは、本職のペンキ屋さん。学生時代、ペンキ屋さんでアルバイトをしたことがあるという先
生がリーダーとなって手ほどきをしてくれたので、みんな見る間に腕を上げました。しっかり 3 度塗りを
し、職人さんからも褒めていただくほどのできとなりました。真っ白になって廊下が明るくなりました。
給食の調理員さんも、夏休みを利用して、釜のペンキ塗り、給食室の壁のペンキ塗りをしてくださいま
した。中庭や幼稚園跡地は、シルバーさんや教頭先生、用務員さんが何度も草刈りをしてくださいました。
児童トイレ・倉庫、色々なところが磨かれ、整頓され、学校全体がすっきりしました。
ライチ(ウサギ)が手術を受け、元気になりました
飼育委員が世話をしてくれているウサギのライチの毛が何カ所か抜け、血が出ていました。プリンとけ
んかをしているのだろうか、ストレスからだろうか、と気になっ
ていたところ、高砂どうぶつ病院の森脇先生が、診てくださり、
腫瘍が 3 カ所もでき、そこから出血していることが分かりました。8
月 7 日に摘出手術を受け、入院。17 日に元気になって退院してき
ました。ウサギの寿命は5年から 10 年。ライチは 7 歳なので、も
うおばあさんになっていたようです。(この度分かったことです
が、雄だと言われていたライチとプリンは実は、雌でした。ウサ
ギの雌雄は、首で見分けるそうです。首が 2 重で垂れていたら雌
だそうです。)ボランティアでライチの命を助けてくださった森
脇先生、本当にありがとうございました。また、みんなで元気に
なったライチと遊びます。
※足の付け根の黒い所が手術の跡です。