2015 年度 札幌麻生脳神経外科病院 看護部 年間教育計画 必須研修 研修名 1. 目的・目標 職場に速やかに適応できるよう、必要な技術が体験できる。 就業前研修 新人入職時 オリエンテーション 1. 2. 3. 職業人、組織人としての立場と役割の動機付けができる。 当院の看護活動の概要を知ることができる。 看護実践のための準備をすることができる。 別紙参照 1. 日常業務を通し、看護手順に基づいた看護技術の経験をす ることができる。 技術の到達度を明確にし、継続した指導が受けられる。 看護師として働いてきた3ヶ月間を振り返る。 看護実践に必要な脳神経外科看護の基本的な知識・技術・ 態度を習得する。 別紙参照 OJT 2. 1. 2. 3か月研修 メンバーシップ研修 1. 8か月研修 1. 2. リーダーになるため に 内容 基本的技術の練習(off-JT、on-JT) フィジカルアセスメント メンバーシップ メンバーシップについて チームにおけるコミュニケーション 解剖生理の学習 医療安全の概念の理解 体位変換技術 脳神経外科看護を担っていくための基礎知識(解剖・生理、疾 患)を習得し、看護実践をする上で安全で安楽なより良い看 護が提供できる。 脳神経、脊髄の解剖・生理 脳梗塞の病態と再発予防 脳内出血の病態 くも膜下出血の病態 看護組織の中で求められる役割を理解する。 リーダーとしての自己の課題を見いだせる。 リーダーの役割と機能 業務リーダーの役割と責任について 看護ケアのマネジメント 当院の組織について 組織から見たリーダーに求められる役割、求められるメンバ ーシップ リーダーがメンバーに期待すること 担当講師 受講者(対象ラダー) 教育担当科長・主任 教育担当科長・主任 看護部長 臨床指導者 Ⅰ 教育担当科長・主任 臨床指導者 Ⅰ 教育担当科長・主任 安全対策委員 Ⅰ ラダーレベルⅢ 教育担当科長・ 教育主任・ 看護科長 Ⅰ Ⅱ 1. 看護過程 2. 1. 看護の展開、生活の支援に必要な情報収集項目を理解でき 問題を抽出することができる。 情報、問題点の抽出、患者目標の設定、計画の立案までを事 例検討し、プライマリー看護師として看護展開できる。 生活支援者として、患者の生活の整えに必要な看護支援を実 践するために、基礎的な知識・技術を学び、看護展開ができ る。 キャリアⅠ 標準的な患者の情報収集、アセスメントをブレインストーミン グを使って行い、看護展開する。 病棟主任・ 病棟臨床指導者 Ⅱ~Ⅲ 摂食・嚥下機能障害 排泄障害 Ⅱ~Ⅲ 高次機能障害 1. プライマリー看護師として生活障害を抱える患者への看護展 開を行い、自分の行った看護がどうであったかを振り返る。 キャリアⅡ 発表はなし。 フォロー、講評は管理職が行い、優秀なレポートは学会発表 を行う。 研修名 1. 目的・目標 当院におけるナースエイドの役割を果たすために、患者の療 養生活を安全、安楽に支援する知識、技術、態度を学ぶ。 内容 1日研修 ナースエイドの役割と患者の生活について 脳神経、脊髄疾患の患者との関わり方 ボディメカニクス 目的・目標 当院の概要・看護部の取り組みを理解する。 看護業務に必要な知識、技術、態度を獲得できる。 内容 病院概要 看護部の取り組み 職務規程 院内感染予防 医慮安全管理体制 個人情報保護 基本的マナー、接遇、身だしなみ。 脳外科において代表的な疾患 ボディメカニクス ナースエイド研修 研修名 1. 2. 中途採用者 オリエンテーション 複雑な問題を持つ(疾患により大きな侵襲を受けている、重 複性生活障害を抱える、社会的な問題を抱える等)受持ち患 者に看護過程を用いて看護展開を行い、展開した事例をケー スレポートにまとめる。 教育担当科長・主任 看護部長 Ⅲ~Ⅳ 担当講師 受講者(対象ラダー) 教育担当科長・主任 看護部長 担当講師 教育担当科長 教育主任 看護部長 受講者(対象ラダー) 4月入職者以降の採用 者 1. 夏期ゼミ ふれあい看護体験 1. 当院の役割、麻生の看護の役割を知り、看護の楽しさを発見 する。 教育担当科長・主任 看護部長 各病棟担当者 看護学生 施設見学や看護師の仕事を体験し、一般市民に看護職やそ の仕事の理解を深めてもらう。 教育担当科長・主任 看護部長 高校生 選択研修・講習 研修名 ボディメカニクス 1. 目的・目標 早期より離床が図れる技術を身につける。 内容 参加者同士でボディメカニクスの体験(演習) 1. 2. モニター心電図における波形異常に気づける。 速やかに 12 誘導心電図がとれる。 心電図の原理と理解 危険な不整脈と対処 虚血性心疾患の心電図と対処 12 誘導心電図のつけ方 担当講師 受講者(対象ラダー) 教育担当科長・主任 Ⅰ~Ⅳ 未定 Ⅰ~Ⅳ 3 学会認定呼吸療法士 Ⅰ~Ⅳ 皮膚・排泄看護認定看護師 Ⅰ~Ⅲ 教育担当科長 教育主任 看護科長 Ⅰ 呼吸・循環セミナー 1. 2. 呼吸の解剖生理を理解出来る。 酸素療法とモニタリング 呼吸器の構造とメカニズム 酸素療法 SpO2 と血液ガス分析 1. 2. 3. スキントラブル発生要因と機序を知る。 スキントラブルの予防方法を知る。 スキントラブル発生時の対処方法を知る。 皮膚の解剖生理、構造と機能 スキントラブル発生の要因と発生機序 耐圧分散分圧寝具・クッションの使い方 医療用テープの使い方 下痢時のスキンケア 創傷被覆剤の使い方 体位変換、ポジショニング、背抜き、足抜き スキンケア ベーシック 1. メンバーシップ 1. 重症度・医療・看護 必要度研修 ACLS 1. 2. 看護チームにおけるメンバーの役割を理解し、メンバーシップ を発揮できる。 メンバーシップについて チームにおけるコミュニケーション グループワーク 患者の重症度、看護必要度について適切な評価がおこなえ、 部署で指導できる。 評価に際しての基本的な考え方 看護必要度の定義 看護必要度評価の目的 看護必要度評価方法 看護記録記載についての注意事項 必要物品の名前と使い方 救命処置の流れ、実技 薬剤の知識 急変時の対応が速やかにできる。 急変時対応チームとして連携がとれる。 重症度・医療・看護必要度 院内指導者 2 階病棟救急外来スタッフ Ⅳ・科長・主任・臨床 指導者 Ⅰ~Ⅱ 1. 廃用症候群 予防研修 1. 離床できる身体を作るための看護ケアを実践する事ができ る。 脳神経外科看護に必要なフィジカルアセスメントの視点を知 る。 フィジカル アセスメント 1. 「患者中心に考え看護をする事が倫理である」事に気付き、倫 理的感受性を高め、日々の看護実践に活用できる。 看護倫理 脳神経外科 看護ゼミナール 文献検索 伝わる プレゼンテーション 意識 動き 瞳孔 眼球運動 12 脳神経 看護倫理とは 価値観の葛藤と対立 倫理的ジレンマを解決に導くための意志決定のプロセス グループワーク 脳リハ看護認定看護師 皮膚排泄看護認定看護師 言語聴覚士 Ⅰ~Ⅳ 教育担当科長 教育主任 脳リハ看護認定看護師 Ⅰ~Ⅱ 教育担当科長 教育主任 Ⅰ~Ⅳ 病棟科長 Ⅰ~Ⅱ 教育主任 Ⅱ~Ⅳ 教育主任 Ⅱ~Ⅳ 1. 2. 脳神経外科疾患の病態生理・看護ケアの学習。 学んだ事を事例としてまとめる。 受講者が選んだ疾患・患者に沿って、病態生理、看護ケア に至るまでをディスカッションし、ケースとしてまとめて学ん だ成果を発表する。 1. 情報検索に関する方法を学ぶ。 情報検索に関する種類や方法に関する講義 1. 伝わるプレゼンテーションをするために必要な知識・技術を学 ぶことができる。 ケースレポートの書き方 プレゼンテーションとは? プレゼンテーションをするために必要な知識 口演と示説 見やすい、伝わりやすいスライド、原稿の作成 プレゼンテーションをする時の準備と心構え プリセプターの役割を学び、自己課題を見いだすことができ る。 事前課題「後輩への指導場面で解決困難と感じているこ と、不安に思っていること」を挙げる。 新人指導場面における問題と対処方法について検討(GW) 自己のプリセプターとしての課題設定 教育担当科長 教育主任 病棟科長 Ⅱ 病棟と医療生活相談室が関わった退院支援の症例を紹介 し、退院支援に必要な情報とアセスメントのポイントを提示 する。 病棟主任 社会福祉士 Ⅱ~Ⅳ 2. 1. プリセプター 準備研修 1. 在宅支援 廃用症候群とは ボディメカニクス ポジショニング 口腔ケア 病院の役割・自部署の機能を踏まえて、退院支援に必要なア セスメントのポイントについて学ぶ。
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