会館だより 2015 年 11 月号 No.317 公益財団法人 日中友好会館 会館だより 2015 年 11 月号 目 No.317 次 行 事 案 内 《日中友好会館美術館》 ・共催展「周恩来総理記念希少品展」 ・貸美術館催事「第 13 回 東瀛印社篆刻展」 ・貸美術館催事「第 18 回 国際水墨画交流展」 ・貸美術館催事「石鼓印象、石鼓印社書画作品展」 《日中友好後楽会》 ・会員総会(もみじの会) 活 動 記 録 ・主催展「百花繚乱 中国リアリズムの煌めき」奈良巡回展が大好評のうちに閉幕 ・後楽会 9 月談話会 ・2015 後楽寮国慶節祝賀会 ・後楽寮のロゴが決まる ・「JENESYS2.0」中国大学生訪日団第 22 陣が来日 会館行事と人の動き 表 紙 『広東っ子の日常』 作者:リー・ジーホア(李智華) 油彩画 高 176cm×幅 200cm 巡回展「百花繚乱 中国リアリズムの煌めき」より 食料店主の日常の何気ない姿。今にも語りかけてくるかのような表情からは庶民生活の活気が伝わって くる。店頭に並ぶ食材や焼き上げられた肉類から、食欲をそそる香りが画面を超えて満ち溢れる。油彩画 ならではの質感表現が発揮された中国リアリズムの真骨頂。 -1- 会館だよ より 2015 年 11 月号 No.317 N ◆ 貸美術館 館催事 「 第 13 回 東瀛印社 社篆刻展 展」 ● 行 事 案 内 ● 日中友好会館美術館 会 期:10 月 30 日㈮~ ~11 月 4 日㈬ ㈬ ◆共催 催展 「周恩 恩来総理記 記念希少 品展」 時 間:10:0 00~17:00 最終 終日は 15:000 まで 主 催:東瀛 瀛印社 会 期:11 月 21 日㈯~11 月 25 2 日㈬ 時 間:10:00~17::00 入場料 料:要問合せ せ 会 場:日中友好会 会館美術館 後 援:中国 国大使館、読 読売新聞社、(公社) 全日 日本書道連盟 盟、全日本篆 篆刻連盟 入場料:無料 入 料 地下 1F 大ホ ホール 主 催:中国国際文 文化交流中心 心、(公財)日 日中 友好会館 後 援:中国駐日大 大使館、(公社)日中友好 好協 会、(一財))日本中国文 文化交流協会 会、 日展会員、全 日 全日本篆刻 連盟理事長 長等を務め る和 和中簡堂が主 主宰する「東 東瀛印社」の の第 13 回 篆刻 刻展を開催い いたします。 。 (一社)日中 中協会、中国 国文化信息協 協会 日展会友 日 3 名、日展入 名 入選者 7 名を を含む会員 観です。会 48 名による展 名 会員は、古典 典を基調と 周恩来 来総理生誕 100 1 周年の際 際の大型テレ レビ 特集アー ートフィルム ム『百年恩来 来』製作過程 程に 収集され れ、長年秘蔵 蔵されていた た中国、世界 界各 国、特に に日本の著名 名人の題辞、書画、撮影 影希 した た本格作品を目指して 日々研鑽に に努め、各 種公 公募展へ作品 品を発表、 新たな篆刻 刻の展開を 希求 求しつつ格調 調ある作品創 創りに取り組んでい ます す。皆様のご高覧ご批 批正をお願い い申し上げ 少品を展 展示します。 当時日中国交正常 常化に尽力し した廖承志、 孫 ます す。 平化、林 林麗韞の題辞 辞や写真、関 関山月、欧陽 陽中 また恒例の併 ま 併催展は、 龍門石窟や や西安碑林 石、沈鵬 鵬ら著名画家 家の作品、今 今回初めて公 公開 の北 北魏造像記の の拓本を展観 観いたしま ます。併せ となるロシア及び日 日本に秘蔵さ されていた重 重要 てご ご観覧いただ だければ幸い いです。 歴史文書 書と、周恩来 来親族らから ら提供された た希 なお、社中展 な 展の開催を お導きくだ ださいまし 少な実物 物史料など貴 貴重な展示品 品が勢ぞろい いし ます。 た文 文化勲章受章 章者・日本藝 本藝術院會員 員の故小林 斗盦 盦先生の御遺 遺作も敬仰 出品いたします。 【問合せ せ】 文化事 事業部 TEL 03-3815-50085 FAX 03-3811-5263 【問 問合せ】 東瀛印社 東 E-maail:[email protected] 和 和中 TEL T 03-32888-0675 - 2 - 会館だよ より 2015 年 11 月号 No.317 N ◆貸美 美術館催事 事 「第 188 回 国際 際水墨画 交流展」 石鼓印社は 石 陜西省宝鶏 鶏市工商行政 政管理局管 轄の の芸術品、書 書法、篆刻、 美術創作を を行う団体 です す。 会 期:11 月 9 日㈪ ㈪~11 月 16 6 日㈰ 時 間:10:00~17::00 本展では、 本 拓本と書道作 拓 作品等 68 点を を展示しま 初日は 14:000~、最終日 日は 15:30 ま まで す。対外文化交 交流の促進と と、陜西省宝 宝鶏市石鼓 主 催:国際水墨画 画交流協会 印社 社の歴史を広 広く知って いただくこ ことを目的 後 援:中国大使館 館文化部、日 日中友好会館 館、 とし しています。 。 東洋美術学 学校、中央美 美術学院、中 中国 美術学院、日貿出版社 社、他(予定 ) 【問 問合せ】 本展事務局 本 入場料:無料 TEL T 03-37722-1506 当協会 会は国際的な な水墨画との の交流、発展 展、 日 中友 好 後 楽 会 人材育成 成を目的とし して活動して ております。 そ の中でも も日中友好会 会館の多大な なるご支援の のも と、過去 去 17 回を数える「国際水墨画交流 流展」 ◆ 会員総会 会(もみ じの会) は個々の の協会員の日 日頃の研究成 成果を一堂に に会 日 時:11 月 26 日㈭ し、当協 協会の特質並 並びに水墨画 画の伝統と幅 幅広 17:30 より り (受付 付:17:00~ ~) 涵徳亭 い表現の の可能性を広 広く一般の方 方々にご理解 解い 会 場:小石 石川後楽園 ただく最 最も重要な発 発表の場とな なっておりま ます。 費 用:会員 員 3,000 円/ /人 非会 会員 4,000 円/人 【問合せ せ】 国際水 水墨画交流協 協会 関・椎 椎名 TEL 033-3359-7439 9 今年も小石川 今 川後楽園内 にて後楽会 会会員総会 (別 別名:もみじの会)と題 題して立食 食パーティ を開 開催します。 。会員が多 多く集まる機 機会です。 ぜひ ひご参加下さい。庭園 は、入園最 最終時間が ◆貸美 美術館催事 事「石鼓 印象、石 石鼓 印社書 書画作品 展」 16:30 ですので、入園さ れる方はご ご注意下さ 会 期:11 月 30 日㈪~12 月 4 日㈮ 【申 申込み・問合 合せ】 時 間:10:00~17::00 い。 後楽会事務局 後 局 小林、緒 緒方、大竹 竹 初日は 15:000~、最終日 日は 15:00 ま まで 主 催:陜西省宝鶏 鶏市政府対外 外事務室、石 石鼓 印社 後 援:中国大使館 館文化部、(一社)日中協 協会 (公財)日中 中友好会館、全日本華僑 僑華 人連合会、全日本華人 人書法家協会 会、 (株)黄山美 美術社、(社) )東京新画派 派 入場料:無料 - 3 - 電話:03-38 電 811-5305 FAX:03-3811-5263 メールアドレス: メ kourakukai@ k @jcfc.or.jp 会館だよ より 2015 年 11 月号 No.317 N ● 活 動 記 録 ● なお、今後の な の巡回スケ ジュールは は以下の通 ◆主催展「百花繚乱 中国リアリ リズ ムの煌 煌めき」奈 奈良巡回展が大好 好評 のうち ちに閉幕 りで です。ぜひ現 現代中国美 術のパワー ーをご体感 くだ ださい。 ジュール 巡回スケジ 日中友 友好会館美術 術館で 5 年に に 1 回開催さ され るおなじ じみの「現代 代中国の美術 術」。7 回目と とな ・奈 奈良県立美術 術館 る今回は は、 「現代中国 国の美術」と という名前は は引 き継ぎつ つつ新たに「百家繚乱 2015 2 年 8 月 18 日~9 月 23 日 了しました。 終了 中国リアリ リズ ムの煌め めき」という う題名を付け け、日本各地 地 5 ・身 身延町なかとみ現代工芸 芸美術館(山梨県) 2015 2 年 10 月 2 日~11 月 15 日 か所を巡 巡回いたしま ます。 開催中 開 ・長 長崎県美術館 館 2015 2 年 12 月 12 日~20016 年 1 月 31 3 日 ・日 日中友好会館 館美術館 2016 2 年 2 月 25 日~4 月 10 日 ・福 福岡アジア美 美術館 2016 2 年 4 月 16 日~5 月 22 日 (詳 詳細は各美術 術館に直接 お問い合わ わせ下さい) 開幕式 式テープカット ト 第1会 会場である奈 奈良県立美術 術館での展覧 覧会 が 9 月 233 日、大好評 評のうちに閉幕しまし した。 会期中 中は学芸課長 長の南城守氏 氏によるギャ ャラ リートー ークや JAZZ コンサート トなどの多彩 彩な イベントも開催され れ、延べ 9,0 000 人近い来 来場 者がありました。ア アンケートで では「初めて て中 国現代美 美術に触れた たが、非常に に見応えがあ あっ た」、「リアリズム表 表現の緻密さ さに感動した た」 といった た声が寄せら られました。 南 南城学芸課長に によるギャラリ リートーク - 4 - (文 文化事業部) 会館だより 2015 年 11 月号 ◆後楽会 9 月談話会 No.317 国大使館の郭燕公使の挨拶、来賓の祝辞と続 9 月 16 日、 江蘇省で弁護士として勤務され、 現在は明治大学大学院法学研究科博士課程に 留学されている後楽寮生の趙銀仁さんを講師 に迎え、 「中国の婚姻・不動産に関する法律の き、寮生は懇談食事会の際、後楽寮の大先輩 でもある老華僑の方達とも交流ができたよう です。そして寮生代表者から廖会長へ、でき たばかりの後楽寮のロゴ入りシャツを贈呈し ました。 諸問題」と題した講義を行いました。 有名映画の主人公たちを例にあげながら、 婚約破棄した場合の結納金や嫁入り道具の返 還、離婚時の財産(特に住宅)の分与、子供 の親権と養育費などに関する中国の法律「新 婚姻法」を分かり易く説明いただきました。 参加者も真剣に聞き入った様子で、講義後に は多くの質問があがりました。 寮生代表が廖会長へロゴ入り T シャツを贈呈 夜には後楽寮の国慶節祝賀会が大ホールで 行われ、お世話になっている友好団体の方や 寮生のホームステイでのホストファミリーな ど約 200 名が参加しました。まず、宮本副会 講師の趙銀仁さん 長、中国大使館教育処の白剛公使参事官の挨 拶がありました。その後、留学生事業部の夏 講義後の交流夕食会では、会員と寮生との 部長が近々離任される白公使参事官への感謝 交流が盛んに行なわれ賑やかな会となりまし を述べました。また白公使参事官が 1990 年か た。 ら 1992 年まで留学生事業部の前身である後 (後楽会事務局) 楽寮事務室で勤務されていたことも紹介され、 後楽寮のロゴの説明と共に T シャツを贈呈し ました。続いて寮生委員長の挨拶の後、寮生 ◆2015 後楽寮国慶節祝賀会 たちのパフォーマンスが始まりました。 9 月 26 日に東京華僑総会と後楽寮で国慶節 祝賀会が行われました。 まず、寮生のピアノ演奏に合わせ、東京芸 術大学オペラ科修士課程の歌から始まり、女 まず東京華僑総会にて 250 名参加者の祝賀 性グループとチアグループの華やかなダンス、 パーティが行われました。会館からは武田理 琵琶や古筝の独奏、ピアノと古筝の合奏など 事長、鄭中国代表理事、そして留学生事業部 がありました。後半は男女 4 名による詩の朗 職員と後楽寮生が参加しました。まず中国国 読、ピアノ演奏と指揮による「後楽寮の歌」 歌斉唱の後、東京華僑総会の廖雅彦会長と中 と「若者たち」を 20 名以上の寮生で合唱しま - 5 - 会館だより 2015 年 11 月号 した。最後は 3 名の男性寮生が「大中国」と No.317 ◆後楽寮のロゴが決まる いう歌で締めくくり、第 1 部が終了しました。 この度、後楽寮の素 第 2 部では会場を後楽寮食堂に移し、中国 晴らしいロゴが決定 外交部より派遣された後楽寮調理師による料 しました。かねてから 理を味わいながら歓談後、ここでも楽器演奏 伝統ある後楽寮を象 やダンス、マジックや寸劇など多種多彩なパ 徴し、かつ今後の寮生 フォーマンスやゲーム、ビンゴ大会が始まり 活動に利用できるロ ました。後半にはここ数年行われている寮生 ゴを作成したいとの や職員によるファッションショーがありまし 寮生委員会からの提 た。 案で、今年初めよりデザインを募集しました。 7 月初旬、当会館主催の「経営はビジュア ル的に考えよう 中国企業ロゴデザイン秀作 展」が催された際、中国側主催者 PAOSGROUP 上海の代表であり、文化研究者・ロゴデザイ ナーでもある王超鷹主席が来日されました。 そこで留学生事業部より、王氏に寮生向けの 講座を依頼しました。王氏は講座の開催を快 モンゴル族の寮生が民族衣装で登場 諾していただいただけでなく、寮生より応募 されたアイデアを基に、ボランティアで後楽 寮生達は民族衣装やおしゃれな洋服を着て 寮のロゴデザインを作ってくださいました。 男女ペアになり、1 組ずつが会場を練り歩き、 見ている寮生からは拍手喝采を浴びました。 賑やかな雰囲気の中、招待客や寮生達は夜遅 くまで楽しんでいました。 寮生達は毎年夏ごろから合唱練習を始め、1 ヶ月前になると寮生委員会を中心にプログラ ムの決定や事前準備、そして個人練習などが 始まります。今年も勉強や研究で忙しい中、 朝早くや帰寮後の遅い時間などにそれぞれの 王超鷹氏による講座 寮生がスケジュールを合わせ一生懸命練習し ていました。祝賀会では 1 人 1 人が十分に練 習の成果を発揮し、招待客にも喜んでいただ けたようです。 ロゴは写真のように R という文字が基とな り長く連なっています。これは人(中国語で REN)と人とが支え合い、協力することによっ 1 年が経つのは早いもので、一息つけば年 て道(ROAD)が長く続くこと、それによって 末から春節の準備が始まります。春節祝賀会 日中友好も長く続いていくということをコン では新しい寮生委員を中心に、どんなパフォ セプトとしています。 ーマンスが見られるか今から楽しみです。 9 月 17 日に中国大使館へロゴ入りグッズを (留学生事業部) 持参し、程永華大使へ贈呈。また、前文にも - 6 - 会館だより 2015 年 11 月号 No.317 出ましたが、東京華僑総会の廖雅彦会長や中 ある新潟県を訪問し、同じ専門を学ぶ日本の 国大使館教育処の白剛公使参事官にも贈呈し 大学生との交流や、専門分野に関する視察・ ました。そして、後楽寮国慶節祝賀会の際に 参観のほか、 「クールジャパン」をテーマとし もロゴ入りクリアケースにプログラムを入れ たさまざまなプログラムに参加し、政治・歴 て参加者全員にお配りし、大変好評でした。 史・文化・社会に関する包括的な対日理解を 11 月の後楽会(中国)友好聯誼会(後楽寮 OB、 深めた。 OG 会)にも持参し、参加者に配布する予定で 法学・国際関係をテーマに活動 す。 訪日団は、まず宮本雄二日中友好会館副会 長より、「21 世紀という時代を生きるという ことの意味は何か」をテーマに講義を受けた。 団員からの質問は、日本人の中国文化への理 解度、日中間の誤解について、日中韓の FTA と TPP のいずれを重視するかなど多岐にわた った。また、訪問した法政大学と新潟大学で は、それぞれ日本人の中国認識と日本国憲法 に関する模擬授業を受けた。これらを通じて、 団員達は異なる視点を持つことの重要性を感 後楽寮のロゴ入りグッズ じ、日本の法律に興味を持ったようだった。 今後、後楽寮のイベント等ではこのロゴを 寮生委員に積極的に活用してもらい、より一 層寮生どうしの結束が深まるデザインとして 浸透していければと思っています。 (留学生事業部) ◆「JENESYS2.0」中国大学生訪日団 第 22 陣が来日 一行 100 名が東京・新潟を訪問 法政大学学生との自由討論 法学分団は最高裁判所と法務史料展示室を 9 月 13 日から 9 月 20 日までの 8 日間、中 国大学生訪日団第 22 陣(団長=王占起 中国 視察し、国際関係分団は造幣局東京支局を視 日本友好協会・政治交流部部長)が来日した。 察して、日本の司法制度や貨幣制度について 本団は、遼寧省、黒龍江省、吉林省で法学と 理解を深めた。また、東京都内の清掃工場を 国際関係を学ぶ大学生と引率の計 100 名で、 視察し、進んだごみ処理設備を目の当たりに 外務省が実施する「JENESYS2.0」の一環とし したほか、日本の政治の中心である国会議事 て招聘した。 堂を視察した。 訪日団は、東京及び黒龍江省の友好省県で - 7 - 会館だより 2015 年 11 月号 No.317 そのほか一行は、東京と新潟で浅草、皇居・ 日本の大学生と交流、同世代の友情を育む 中国大学生は、東京と新潟で 3 校の大学生 と交流し友情を育んだ。法政大学では、どう したら日中の学生交流が深められるかをテー 二重橋、弥彦神社などを参観し、さまざまな プログラムを通して「クールジャパン」を体 感し、包括的な日本理解に努めた。 マに自由討論を行った。新潟県立大学からは 「大学での模擬授業と講義を通じて、日本 中国留学経験のある学生が交流に参加し、流 の法律に興味を持ち、中日関係に対して新た 暢な中国語で留学経験や中国語学習経験等を な認識と理解が得られた」 「街での人々の抗議 述べた。新潟大学では同じ専門を学ぶ学生と、 活動を見て、日本では人権が尊重され、知る それぞれの講義内容や流行等について話が弾 権利と表現する権利が保障されていることが んだ。日本の大学生との交流後には、 「日本語 分かった」 (法学分団)、 「外交は政府だけが行 を勉強してみたい」 「新潟が気に入り留学した うものではなく、民間レベルまで深く浸透す いと思った」等の声が聞かれた。 べきだと強く感じた」 「立場や国籍が違えば見 方も異なる。21 世紀に生きる我々若者が何を 地方の魅力を満喫 すべきか考えさせられた」 (国際関係分団) 、 新潟では、森邦雄副知事への表敬訪問や県 国際課より「新潟県の中国との交流」につい て紹介を受けた他、地元農家を訪問して稲刈 りや、新米のこしひかりでのおむすび作りを 体験した。出来上がったおむすびや自家製漬 「佐渡島で『トキの森公園』を訪れ、中日両 国の友好の象徴である朱鷺が大切に保護され ているのを知り、日本の人々の中国人への友 情を深く感じた」等、中国大学生からは思い 思いの感想が聞かれた。 物を食べながら、地元農家の人々とも心を通 今回の経験は、学生たちの個々の学びや今 わせた。また、日中友好のシンボル朱鷺の生 後の将来の目標に、何らかの形で確実につな 息地である佐渡島を訪れ、トキの森公園や歴 がっていくに違いない。本団の受け入れにご 史的建造物の多く残る相川地区、佐渡金山を 協力下さった関係機関・関係者の皆様に、こ 参観した。団員は行く先々で歓迎を受け、新 の場を借りて厚く御礼申し上げたい。 潟の人々の中国への友情を感じることができ た。佐渡では和風温泉旅館にも宿泊し、地元 料理を堪能したほか、民謡を鑑賞する機会も 得て、新潟と佐渡島の魅力を満喫したようだ った。 新潟市の農家で稲刈りを体験 - 8 - (総合交流部) 会館だより 2015 年 11 月号 会館行事と人の動き No.317 9/1~30 ● 会館行事 9/ 3~9/ 6貸美術館催事「第 26 回日中友好自詠詩書展」 9/ 3、9/17後楽会気功・中国画教室 9/ 8~9/12上海工芸美術博物館代表団 来日(東京・富山) 9/ 8~9/16「JENESYS2.0」2015 年度中国高校生訪日団第 2 陣 来日(9/9 同団歓迎会) 9/11第 17 回理事会 9/13~9/20「JENESYS2.0」中国大学生訪日団第 22 陣 来日(9/14 同団歓迎会、9/19 歓送報告会) 9/16後楽会談話会・交流夕食会「中国の婚姻・不動産に関する法律の諸問題」 (講師:趙銀仁) 9/26後楽寮国慶節祝賀会 9/30後楽会中国旅行結団式・説明会 ● 来館・訪問・面会 9/ 1元後楽寮生 敦煌研究院『敦煌研究』編集部 趙声良編集長 来館(留学生事業部) 9/ 3元後楽寮生 北京郵電大学世紀学院外事処 丁世涛処長 来館(武田理事長、留学生事業部) 9/ 7元寮生 中国国家発展改革委員会対外経済研究所 劉錦明所長助理 来館(留学生事業部) 9/11劉智剛副会長 会食(鄭理事、荒井常務理事) 9/15元後楽寮 汲建魁調理師 来館(留学生事業部) 9/16Beach side studio 北嶋健樹社長 来館(武田理事長、鄭理事、荒井常務理事、資産管理部) 公益法人協会 訪問(荒井常務理事) 9/17中華人民共和国駐日本国大使館 程永華特命全権大使 訪問 (江田会長、宮本副会長、武田理事長、鄭理事、荒井常務理事) 中資企業協会 訪問(鄭理事) 9/19キヤノングローバル戦略研究所 瀬口清之研究主幹 講演会(荒井常務理事) 9/28日本ファシリティーソルーション㈱ 岡英樹社長 他 (武田理事長、荒井常務理事、資産管理部) ● 行事参加、その他の活動 9/ 3中国大使館 閲兵式観覧(後楽寮生) 新東京丸 東京湾視察(後楽寮生) 9/16外国人おもてなし力 レベルアップ交流会(留学生事業部、後楽寮生) 9/17北京市通州区政府代表団通訳(後楽寮生) 9/24唐山皮影展開幕式(鄭理事) 9/25中国大使館教育処懇親会(武田理事長、鄭理事、留学生事業部) 9/26東京華僑総会国慶節祝賀会(武田理事長、鄭理事、留学生事業部、後楽寮生) 9/29中国大使館 中華人民共和国成立 66 周年祝賀レセプション (江田会長、武田理事長、鄭理事、荒井常務理事 他) 2015 年 11 月 1 日発行 第 317 号 発行 公益財団法人 日中友好会館 〒112-0004 東京都文京区後楽 1 丁目 5 番 3 号 電話(03)3811‐5317 FAX(03)3811‐5263 http://www.jcfc.or.jp/
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