岩手医科大学医動物研究センター発生工学支援業務利用内規

岩手医科大学医動物研究センター発生工学支援業務利用内規
(目的)
第1条
岩手医科大学動物研究センター利用内規に基づき、岩手医科大学動物研究センタ
ー(以下「センター」という。
)における発生工学支援業務の利用に関する必要事項を、本
内規に定める。
(利用原則)
第2条 本業務を利用するにあたっては、本内規を遵守しなければならない。
(利用資格)
第3条 センターの利用資格を持つ者。
2 その他、センター長が利用を認めた者。
(対象動物)
第4条 利用資格を持つ者が所有するマウス。
(利用申請)
第5条 本業務を利用しようとする者(以下「利用者」という。
)は、所定の申請書等をセ
ンター長へ提出し、承諾を受けなければならない。
(申請書等の様式)
第6条 本業務に利用に係る申請書等の様式は、次のとおり。
区分
様式
凍結胚作製
凍結胚作製申請および同意書(様式1)
凍結胚保存
凍結胚保存申請書(様式2)
凍結胚保存更新
凍結胚保存更新申請書(様式3)
個体復元
個体復元申請書(様式4)
(利用細則)
第7条
凍結胚作製に必要な動物は、原則として、利用者が供給するものとする。動物数
の目安は、凍結胚作製数 100 個に対し、雄2匹および雌 10 匹。雌雄ともに、10 週齢から
16 週齢が望ましい。
2
凍結胚作製数は、利用者の意向に基づき、利用者とセンターで協議し決定するものと
する。
3
凍結胚作製において、作製数が目標に満たない場合は、利用者とセンターで協議し、
再実施の有無を決定するものとする。
第8条 凍結胚保存の期間は、単年度(4月1日から翌年3月 31 日まで)とする。保存の
継続を希望する利用者は、毎年度末に更新申請を行うものとする。
第9条 個体復元において、産仔数が移植した胚の数の 30%に満たない場合は、利用者と
センターで協議し、再実施の有無を決定するものとする。
第 10 条 利用者あるいはセンターから供給された動物に起因する損害が生じた場合は、重
大な過失があるときを除き、双方ともにその責を問わないものとする。
(利用料金)
第 11 条 本業務の利用に係る消耗品の経費は、利用者の所属講座等が負担することとする。
2 利用者の所属講座等が負担する経費(以下「利用料金」という。)の基準は、次のとおり。
区分
単位
利用料金
凍結胚作製
100 個/系統/件
5,000 円
凍結胚保存
単年度/系統
1,000 円
個体復元
被移植動物1個体/系統/件
4,000 円
3 凍結胚保存において、年度途中の申請であっても、利用料金の日割り計算を行わない。
4
凍結胚作製および個体復元において、再実施に係る消耗品の経費は、センターが負担
する。
(利用料金の支払い)
第 12 条 利用者は、センターより請求を受けた利用料金を、講座研究費又は特研費等から
の振替を以て支払うこととする。なお、支払われた利用料金は返還しない。
(内規の改廃)
第 13 条 本内規の改廃は、岩手医科大学動物研究センター運営委員会の議を経るものとす
る。
(その他)
第 14 条 本内規に定めるもののほか、本業務に関し必要な事項は、個別に協議し決定する
ものとする。
附則
1.この内規は、平成 27 年 9 月 1 日から施行する。