※お申込みの際は必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(毎月分配型/年2回決算型) 投資者の皆さまへ (販売用資料) 追加型投信/海外/債券 当資料のお取扱いにおけるご注意 当資料は大和証券投資信託委託株式会社が作成した販売用資料です。お申込みに あたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書)」の内容を必 ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。 したがって、投資元本が保証されているものではありません。信託財産に生じた利益および 損失はすべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。 投資信託は預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護 の対象ではありません。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は投資者保護基金 の対象ではありません。 当資料は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を 保証するものではありません。運用実績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成 果を示唆・保証するものではありません。また、税金、手数料等を考慮しておりませんので、 投資者の皆さまの実質的な投資成果を示すものではありません。記載内容は資料作成 時点のものであり、予告なく変更されることがあります。 分配金額は収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の 分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。 (2016年3月作成) 2015年6月作成 目次 • • • • • • • • • • • • • • • • ブラジル・レアル建債券3つのポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 金利水準①・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 金利水準②・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 信用力①・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 信用力②・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ブラジル・レアルの動向①・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 ブラジル・レアルの動向②・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 ファンドの目的・特色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 特色①ブラジル・レアル建債券に投資・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 特色②イタウ・アセットマネジメントについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 特色③分配金について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 収益分配金に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン (毎月分配型) 基準価額・純資産、分配の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン (毎月分配型) 主要な資産の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン (毎月分配型) 分配金の計算過程 (1万口当たり、税引前) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン (年2回決算型) 基準価額・純資産、分配の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 ファンドマネージャーのコメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 投資リスク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 ファンドの費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 お申込みメモ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 ・ • • • • 「ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(毎月分配型)」、「ダイワ・ブラジル・レアル債オープン (年2回決算型)」を、それぞれ「毎月分配型」、「年2回決算型」という場合があります。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 1 ブラジル・レアル建債券3つのポイント -信用力- -金利水準- 現在、ブラジル政府は財政立て直しを最優先の 政策として、財政再建策を進めています。 ブラジルの金利は、他の主要国と比較して相対 的に高い水準となっています。 過去にブラジルは、対外債務問題の改善や外貨 準備高の増加等を通じて信用力を高めてきました。 今後投資適格を維持するにあたり、ブラジル政府 にとって、財政の健全化が当面の重要課題となっ ています。 2016 年 1 月 の イ ン フ レ 率 は 、 前 年 同 月 比 で 10.71%とブラジル中央銀行が設定するインフレ 目標レンジの上限を大幅に上回って加速しており、 今後も高金利政策が継続されると考えられます。 -ブラジル・レアルの動向 緊縮財政、インフレ進行や汚職問題、中国株の下 落を背景としたリスク回避の流れ等を受け、2015年 のブラジル・レアルは大幅に下落しました。 中長期的なブラジル経済への成長期待は、資本 流入や通貨価値の上昇につながると考えられます。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 2 ブラジル・レアル建債券3つのポイント 金利水準① ブラジルの金利は他の主要国と比較して高い水準となっています。 ブラジルと各国の国債利回り比較(残存2年程度の国債利回りを使用) 18 (%) (2016年2月末) 14.7% 15 12 8.5 9 7.5 6 2.5 3 0 ブラジル 南アフリカ インド 中国 2.2 1.8 ニュージーランド オーストラリア 0.8 0.5 0.4 -0.2 -0.6 米国 カナダ 英国 日本 ユーロ圏 -3 ※外貨建資産には為替リスク等があります。 ※税金等諸費用は考慮しておりません。 ※ユーロ圏は残存2年程度のドイツ国債のデータを使用しています。 ※ファンドが上記の利回りで運用されることを示唆するものではありません。 ※インド、南アフリカ、ニュージーランドの国債利回りはブルームバーグ バリューを使用しています。 ブルームバーグ バリューとはブルームバーグが、実際の市場データをもとにした定量分析等を適用して算出する理論値です。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 (出所)ブルームバーグ 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 3 ブラジル・レアル建債券3つのポイント 金利水準② 魅力的な金利水準の背景として、ブラジル中央銀行の設定する高い政策金利が挙げられます。 2016年1月のインフレ率は10.71%と中央銀行のインフレ目標レンジの上限値(6.5%)を大幅に上回って加速しており、 今後も高金利政策が継続することが考えられます。 ブラジルの政策金利とインフレ率の推移 30 (%) (1999年12月末~2016年2月末) 政策金利 25 インフレ率 インフレターゲット 20 15 14.25% 10 10.71% 5 4.50%* 0 '99/12 '01/12 '03/12 '05/12 '07/12 '09/12 '11/12 '13/12 '15/12 *2016年2月末時点では、インフレターゲット4.50%の±2%が政策目標の範囲です。 ※2003年と2004年のインフレターゲットは数回変更が行なわれていますが、各年末値をその年のインフレターゲットとして表示しています。 ※インフレ率は2016年1月までの値。 (出所)ブラジル中央銀行、ブルームバーグ 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 4 ブラジル・レアル建債券3つのポイント 信用力① 対外債務問題を抱えていたブラジルでしたが、2003年頃からの好調な輸出を背景に、2007年に純債権国に転換しています。 外貨準備高は他の新興国と比べても高い水準を維持しています。 対外純資産(対名目GDP比)の推移 10 (%) 主な新興国の外貨準備高の推移 (1998年~2014年) 純債権国に 転換 5 0.9 1.7 3.8 2.4 2.9 4.0 4.2 2.3 0 (億米ドル) (2004年1月末~2016年2月末) ブラジル インド 3,500 インドネシア トルコ 3,000 -5 南アフリカ 2,500 -10 -15 2,000 -20 1,500 -25 1,000 -30 500 -35 -40 4,000 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 ※対外純資産とは、民間部門、政府部門の「対外資産(外貨準備高含む)-対外債務」。 対外純資産残高がプラスに転換するということは、ブラジルの持つ対外資産が 対外債務を上回り、純債権国になったことを表します。 (出所)ブラジル中央銀行 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 0 '04/1 '06/1 '08/1 '10/1 '12/1 '14/1 '16/1 ※南アフリカは2016年1月末までの値。 (出所)ブルームバーグ 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 5 ブラジル・レアル建債券3つのポイント 信用力② 2016年2月17日(現地)に格付会社S&Pがブラジルのソブリン格付け(自国通貨建長期債務格付け)を引き下げた ことで、2007年以降維持してきた投資適格から外れました。 ブラジル政府にとって財政の健全化や政治的混乱の落ち着きなどが当面の重要課題となっています。 政府債務残高(対名目GDP比)は他の主要国と比べて相対的に低い水準にあることがわかります。 格付けの推移 政府債務残高(対名目GDP比)の国際比較 (1998年6月末~2016年2月末) A A‐ 投資適格 BBB+ 300 (%) (2014年) 246.2 250 BBB 200 BBBBB+ 150 BB BB- 132.1 89.4 100 65.2 B+ B 104.8 74.6 50 BCCC+ 0 ’98/6 ’00/6 ’02/6 ’04/6 ’06/6 ’08/6 ’10/6 ’12/6 ’14/6 ※格付けはS&P長期債務格付け(自国通貨建て)を使用しています。 (出所)ブルームバーグ 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 ブラジル ドイツ 英国 米国 イタリア 日本 ※日本はIMF見通し。 (出所) IMF「World Economic Outlook Database October 2015」 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 6 ブラジル・レアル建債券3つのポイント ブラジル・レアルの動向① 2003年~2008年にかけて、海外からの活発な資本流入がブラジル・レアル相場を押し上げました。 海外からの直接投資は高い水準を維持しており、資本流入はブラジル・レアルの下支え要因として期待されます。 為替レートの推移 130 海外からの直接投資・証券投資の流出入額の推移 (1997年12月末~2016年2月末) (円/ブラジル・レアル) (ブラジル・レアル/米ドル) 変動為替相場制 へ移行 100 0.5 リーマン・ショック 1,200 (億米ドル) 対内直接投資 1,000 1.5 政権交代不安に よる通貨安 (2001年~2015年) 対内証券投資 800 600 70 40 2.5 汚職問題、 政治不信等 による通貨安 400 3.5 レアル高 対円(左軸) レアル安 10 '97/12 '00/12 対米ドル(上下逆、右軸) '03/12 '06/12 28.05円 4.02レアル 格付会社による 格下げ相次ぐ '09/12 '12/12 4.5 '15/12 200 0 -200 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015 ※2009年までは旧基準。2010年以降は新基準。 (出所)ブルームバーグ 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 (出所)ブラジル中央銀行 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 7 ブラジル・レアル建債券3つのポイント ブラジル・レアルの動向② ブラジル経済は財政再建、インフレ抑制を目的とする「財政・金融引き締め」により、2015年に続き、2016年も マイナス成長の見通しですが、中長期的には回復傾向となることが期待されます。 過去に円は経済成長とともに通貨価値が上昇してきました。経済成長の余地が大きいブラジルは今後、中長期的に 通貨価値が上昇することが予想されます。 ブラジルの実質GDP成長率の推移 10 (2003年~2017年) (%) 7.6 8 6.0 5.7 6 4 2 5.0 3.1 4.0 (見通し) 3.9 2.7 1.8 1.2 0.0 0.1 0 日本の1人当たり名目GDP:1960年から2016年(年次) (米ドル)米ドル円レート:1971年1月末から2016年2月末(月次)(円/米ドル) 50,000 60 米ドル円レート(上下逆、右軸) 45,000 90 日本の1人当たり名目GDP(左軸) 40,000 120 35,000 150 30,000 180 25,000 210 20,000 ブラジル 1人当たり名目GDP 15,000 -0.2 -2 10,000 -4 -6 日本の1人当たり名目GDPと米ドル円レートの推移 -3.8 -3.5 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015 2017 ※2015年はIMF推計値。 (出所) IMF「World Economic Outlook Database October 2015」、 IMF「World Economic Outlook Update January 2016」 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 270 300 5,000 0 240 8,118米ドル (2016年見通し) 1960 1970 1980 1990 2000 2010 330 360 ※日本の1人当たり名目GDPは、1979年までは内閣府、1980年以降はIMF、 2015年以降はIMF見通し。ブラジルの1人当たり名目GDP(2016年)はIMF見通し。 ※ブラジルの1人当たり名目GDPが今後日本と類似した動きをすることを示唆・保証 するものではありません。 (出所)内閣府、ブルームバーグ、 IMF「World Economic Outlook Database October 2015 」 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 8 ファンドの目的・特色 ブラジル・レアル建債券に投資し、信託財産の着実な成長と安定した収益の 確保をめざします。 ブラジル・レアル建債券に投資します。 金利や物価の動向、経済情勢や市場環境等を勘案し、ポートフォリオを構築します。 固定利付債および割引債の組入比率の合計を、信託財産の純資産総額の50%程度以上とします。 投資する債券は、政府、政府関係機関、国際機関等が発行するものとします。 イタウ・ウニバンコ銀行の運用部門である イタウ・アセットマネジメントの助言を受けます。 ※当資料11ページをご参照ください。 当ファンドは、ファミリーファンド方式で運用を行ないます。 ファミリーファンド方式とは、投資者のみなさまからお預かりした資金をまとめてベビーファンド(当ファンド)とし、その資金を主としてマザーファンド (ダイワ・ブラジル・レアル債マザーファンド)の受益証券に投資して、実質的な運用をマザーファンドで行なう仕組みです。 ※マザーファンドの受益証券の組入比率は、通常の状態で信託財産の純資産総額の90%程度以上に維持することを基本とします。 ※為替変動リスクを回避するための為替ヘッジは原則として行ないません。 ※大量の追加設定または解約が発生したとき、市況の急激な変化が予想されるとき、償還の準備に入ったとき等ならびに信託財産の規模によっては、 上記の運用が行なわれないことがあります。 毎月分配型と年2回決算型の2つのファンドがあります。 各ファンド間でスイッチング(乗換え)を行なうことができます。 2つのファンドの運用方針は同一ですが、それぞれ別のファンドとして運用を行なうため、運用実績は異なる場合があります。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 9 特色① ブラジル・レアル建債券に投資 ブラジル・レアル建債券へ投資します。金利や物価の動向、経済情勢や市場環境等を勘案し、ポートフォリオを構築します。 固定利付債および割引債の組入比率の合計を、信託財産の純資産総額の50%程度以上とします。 ブラジル・レアル建てのブラジルの国債には、固定利付債、割引債、変動金利債、 物価連動債等があります。 固定利付債 割引債 国債発行残高(国別) (2015年6月末) 定期的(年2回)に一定の利金が支払われる債券です。 満期までの間に利金の支払いがなく、発行価格が額面価格より 割引かれた形で発行される債券です。 変動金利債 政策金利の日々の実績に連動して元本(償還金額)が増加します。 利金は支払われず、満期まで元本(償還金額)が増加する債券です。 物価連動債 元本(償還金額)と利金が、物価指数に連動して増減する債券です。 利付債で定期的(年2回)に利金が支払われます。 ブラジル・レアル建国債市場について (2015年12月31日時点) 平均残存 時価総額 時価総額 クーポン 銘柄数 種類 時価総額比率 年数 (億レアル) (兆円) 固定利付債 10% 6 4.8 2,798 8.50 12% 7,084 21.51 29% 割引債 0% 11 1.1 変動金利債 0% 10 4.1 6,101 18.53 25% 34% 物価連動債 6% 17 12.9 8,287 25.17 73.70 100% 合計 24,269 ※ANBIMA Market Indexのデータより作成。クーポンは、代表的な銘柄をまとめたものです。 ※時価総額は、2015年12月31日時点の為替レート(1レアル=30.37円)を用いて円換算しています。 ※四捨五入の関係で合計の数値が一致しない場合があります。 ※2015年12月31日時点のブラジル・レアル建国債の特徴をまとめたものであり、今後変更になることがあります。 (出所)ブルームバーグ、ブラジル金融資本市場協会(ANBIMA) 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 国債発行残高 (億米ドル) 国名 1位 米国 143,781 2位 日本 76,351 3位 英国 22,815 4位 イタリア 20,671 5位 フランス 17,902 6位 中国 16,180 7位 ドイツ 13,439 8位 ブラジル 10,826 9位 スペイン 9,342 10位 カナダ 5,320 ※上記は世界銀行が2015年6月末のデータとして公表 している国をランキングしたもので、中央政府等が発行 する債券の合計額です。 (出所)世界銀行「Quarterly Public Sector Debt」 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 10 特色② イタウ・アセットマネジメントについて ブラジル・レアル建債券の運用については、イタウ・ウニバンコ銀行の運用部門である イタウ・アセットマネジメントの助言を受けます。 イタウ・ウニバンコ銀行について イタウ・アセットマネジメントについて 1945年設立 イタウ・アセットマネジメントはイタウ・ウニバンコ銀行の運用部門 ラテンアメリカ地域における大手行の一つ ブラジルで最大級の民間資産運用機関 (運用資産は約1,183億米ドル) ※一任勘定以外の資産を除きます。 拠点数:4,985支店 (2015年12月末時点) (2015年12月末時点) イタウ・アセットマネジメントの強み ●ブラジルにおけるメインプレイヤーとしての存在感 ブラジルの民間資産運用機関で最大の債券ファンド運用額。資産運用機関としてブラジル国内外に240名以上のスタッフ。 ●ブラジル随一のバイサイド・経済リサーチ・チーム 経験豊富なアナリストがマクロ経済や金融制度を分析。ブラジル中央銀行が公表するランキングで上位獲得の実績。 ●ブラジル国内に有する幅広い顧客 機関投資家、資産家、個人顧客に対して資産運用サービスを提供。 ●ブラジル国内で最高の格付けを有する運用機関 格付けは、フィッチでM1(Bra)。ブラジルの運用機関として最高の格付けを有する。 (2015年12月末時点) (出所)イタウ・アセットマネジメント 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 11 特色③ 分配金について 「毎月分配型」と「年2回決算型」の2つのファンドがあります。 毎月分配型 年2回決算型 毎月25日(休業日の場合、翌営業日)に決算を行ない、 収益分配方針に基づいて収益の分配を行ないます。 毎年4月25日および10月25日(休業日の場合、翌営業日)に 決算を行ない、収益分配方針に基づいて収益の分配を行ないます。 [分配方針] [分配方針] 分配対象額は、経費控除後の配当等収益と売買益(評価益を含みます) 等とします。 原則として、継続的な分配を行なうことを目標に分配金額を決定します。 ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行なわないことがあります。 分配対象額は、経費控除後の配当等収益と売買益(評価益を含みます) 等とします。 原則として、信託財産の成長に資することを目的に、基準価額の水準等を 勘案して分配金額を決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、 分配を行なわないことがあります。 ※上記はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆・保証するものではありません。 ※分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。 ※ファンドの基準価額は変動します。投資元本、利回りが保証されているものではありません。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 12 収益分配金に関する留意事項 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 13 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(毎月分配型) 基準価額・純資産、分配の推移 基準価額・純資産の推移 当初設定日(2008年11月12日)~2016年2月29日 22,000 20,000 18,000 分配金再投資基準価額 基準日:2016年2月29日 9,000 8,000 基準価額 7,000 8,000 2,000 ( 5,000 ) 4,000 3,000 6,000 11/4/20 設定時 2016年2月29日 13,830 2008年11月12日 10,000 変化(円) 債券要因 為替要因 信託報酬 要因等 3,830 11,662 -6,433 -1,399 -64.3 % -14.0 % +38.3 % +116.6 % 純資産総額 504億円 期間 1カ月間 3カ月間 6カ月間 1年間 3年間 5年間 年初来 設定来 ブラジル・レアル ファンド -2.9 % -4.3 % -6.8 % -11.0 % -10.8 % -16.0 % -22.7 % -30.8 % -24.7 % -39.3 % -7.4 % -42.2 % -5.4 % -8.9 % +38.3 % -35.3 % 分配の推移(1万口当たり、税引前) 基準価額の設定来変動要因分解 分配金再投資基準価額(円) 億 円 0 16/2/26 13/9/18 4,978円 期間別騰落率 1,000 純資産総額 4,000 純 資 産 総 額 ) 6,000 ( 基 16,000 準 価 14,000 額 12,000 円 10,000 基準価額 決算期 ※当ファンドは第3期から分配を開始しています。 第87期 分配金合計額 第3期~第76期 第77期~第84期 第85期~第86期 (年/月) (’09/2~’15/3)(’15/4~’15/11) (’15/12~’16/1)(’16/2) 分配金 合計9,050円 各60円 各40円 40円 (1万口当たり、税引前) 9,650円 ※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。※基準価額の計算において、運用管理費用(信託報酬)は控除しています (「ファンドの費用」をご覧ください)。※「期間別騰落率」の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間とし、当該ファンドの「分配金再投資基準価額」を用いた騰落率を表しています。為替の騰落 率は、わが国の対顧客電信売買相場の仲値を採用し、算出しています。※実際のファンドでは、課税条件によって投資者ごとの騰落率は異なります。また、換金時の費用・税金等は考慮していません。 ※「基準価額の設定来変動要因分解」は、基準価額の変動要因の傾向を把握するために大和投資信託が日々のデータを基に簡便法により算出した概算値であり、実際の基準価額の変動を正確に 説明するものではありません。四捨五入の関係で合計の数値が一致しない場合があります。「基準価額の設定来変動要因分解」の計算に当たっては、「分配金再投資基準価額」を用いています。なお、 金融取引税は債券要因に含まれます。信託報酬要因等には、信託報酬のほか、コスト等その他の要因が含まれることがあります。※分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あら かじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。※上記は過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 14 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(毎月分配型) 主要な資産の状況 基準日:2016年2月29日 ※比率は、純資産総額に対するものです。 資産別構成 外国債券 債券 ポートフォリオ特性値 資産 銘柄数 比率 12 98.8% コール・ローン、その他※ 合計 1.2% *外貨キャッシュ、経過利息等を含みます。 債券 種別構成 国債 割 引 債 物価連動債 種別 12 100.0% 10.9 11.3 2.1 3.2 直接利回り(%) 最終利回り(%) 修正デュレーション 残存年数 合計98.8% 通貨別構成 比率 98.8% 55.6% 43.2% 債券 格付別構成 ブラジル・レアル 日本円 合計100.0% 通貨 銘柄名 Notas do Tesouro Nacional Serie Letras do Tesouro Nacional Letras do Tesouro Nacional Letras do Tesouro Nacional Letras do Tesouro Nacional Notas do Tesouro Nacional Serie Letras do Tesouro Nacional Letras do Tesouro Nacional Notas do Tesouro Nacional Serie Notas do Tesouro Nacional Serie B B B B 種類 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 ブラジル国債 格付別 比率 --------- 100.0% ※「債券 格付別構成」の比率は、債券ポートフォリオに 対するものです。 比率 99.0% 1.0% 組入上位10銘柄 Brazil Brazil Brazil Brazil Brazil Brazil Brazil Brazil Brazil Brazil AAA AA A BBB BB以下 合計100.0% 種別 物価連動債 割 引 債 割 引 債 割 引 債 割 引 債 物価連動債 割 引 債 割 引 債 物価連動債 物価連動債 合計96.0% 利率(%) 6 --------6 ----6 6 償還日 2016/08/15 2017/07/01 2018/01/01 2019/01/01 2017/01/01 2022/08/15 2018/07/01 2016/07/01 2035/05/15 2045/05/15 比率 27.1% 10.9% 10.9% 10.4% 9.7% 8.8% 7.8% 6.0% 2.4% 2.1% ※比率の合計が四捨五入の関係で一致しない、または100%にならないことがあります。 ※格付別構成について、日系発行体はR&I、JCR、Moody’s、S&P、Fitchの順で格付けを採用し、海外発行体はMoody’s、S&Pの格付けの高い方を採用し、算出しています。 ※上記は過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 15 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(毎月分配型) 分配金の計算過程(1万口当たり、税引前) (2016年2月末時点) (単位:円、1万口当たり、税引前) 配当等収益 有価証券売買等損益 経費控除後 配当等収益① 第76期 第77期 第78期 第79期 第80期 第81期 第82期 第83期 第84期 第85期 第86期 第87期 2015/3/25 分配金内訳 2015/4/27 分配金内訳 2015/5/25 分配金内訳 2015/6/25 分配金内訳 2015/7/27 分配金内訳 2015/8/25 分配金内訳 2015/9/25 分配金内訳 2015/10/26 分配金内訳 2015/11/25 分配金内訳 2015/12/25 分配金内訳 2016/1/25 分配金内訳 2016/2/25 分配金内訳 51 61 50 54 52 43 48 50 51 47 47 45 43 43 60 60 42 42 51 51 43 43 36 36 42 42 49 49 50 50 41 40 41 40 38 38 △ 687 421 △ 101 116 △ 576 △ 608 △ 630 186 383 △ 493 △ 211 △ 41 経費控除後・ 繰越欠損補填後 売買益② 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 分配準備 積立金③ 220 47 172 0 171 18 153 9 144 17 126 24 102 18 83 11 72 10 61 0 62 0 63 2 収益 調整金④ 60 0 62 0 62 0 63 0 63 0 65 0 65 0 65 0 66 0 66 0 66 0 67 0 分配対象額 (分配金支払い前) ①+②+③+④ 323 293 276 267 250 226 208 197 187 168 169 168 分配金 分配金支払い後 基準価額 90 6,652 60 7,066 60 6,948 60 7,049 60 6,456 60 5,822 60 5,174 60 5,344 60 5,711 40 5,216 40 5,006 40 4,963 分配開始以降の分配金合計額 (1万口当たり、税引前) ※円未満は四捨五入しています。下段の数値は、分配金の内訳です。 ※上記は過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 9,650円 ※当ファンドは第3期から分配を開始しています。 ※分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。 ■分配準備積立金…… 期中の配当等収益や有価証券売買益などのうち、当期の分配金に充当しなかった部分は、分配準備金として積立てます。分配準備積立金は、次期以降の 分配金に充当することができます。 ■収益調整金…………追加型の投資信託において、追加設定が行なわれることによる既存投資者への分配対象額の希薄化を防ぐために設けられた勘定です。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 16 ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(年2回決算型) 基準価額・純資産、分配の推移 基準価額・純資産の推移 当初設定日(2008年11月12日)~2016年2月29日 22,000 20,000 分配金再投資基準価額 基準価額 基準日:2016年2月29日 160 円 12,000 60 10,000 40 100 ( 80 ) 11/4/20 設定時 13/9/18 0 16/2/26 2016年2月29日 13,914 2008年11月12日 10,000 変化(円) 債券要因 為替要因 信託報酬 要因等 3,914 11,728 -6,405 -1,409 -64.0% -14.1% +39.1 % +117.3 % 13,790円 19億円 期間別騰落率 期間 1カ月間 3カ月間 6カ月間 1年間 3年間 5年間 年初来 設定来 ブラジル・レアル ファンド -2.9 % -4.3 % -6.7 % -11.0 % -10.8 % -16.0 % -22.7 % -30.8 % -24.6 % -39.3 % -7.2 % -42.2 % -5.4 % -8.9 % +39.1 % -35.3 % 分配の推移(1万口当たり、税引前) 基準価額の設定来変動要因分解 分配金再投資基準価額(円) 億 円 20 純資産総額 6,000 純 資 産 総 額 ) 120 ( 18,000 基 準 16,000 価 額 14,000 8,000 基準価額 純資産総額 140 決算期 第1期~第13期 第14期 (年/月) (’09/4~’15/4) (’15/10) 分配金 各10円 10円 分配金合計額 (1万口当たり、税引前) 140円 ※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。※基準価額の計算において、運用管理費用(信託報酬)は控除しています (「ファンドの費用」をご覧ください)。※「期間別騰落率」の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間とし、当該ファンドの「分配金再投資基準価額」を用いた騰落率を表しています。為替の騰落 率は、わが国の対顧客電信売買相場の仲値を採用し、算出しています。※実際のファンドでは、課税条件によって投資者ごとの騰落率は異なります。また、換金時の費用・税金等は考慮していません。 ※「基準価額の設定来変動要因分解」は、基準価額の変動要因の傾向を把握するために大和投資信託が日々のデータを基に簡便法により算出した概算値であり、実際の基準価額の変動を正確に 説明するものではありません。四捨五入の関係で合計の数値が一致しない場合があります。「基準価額の設定来変動要因分解」の計算に当たっては、「分配金再投資基準価額」を用いています。なお、 金融取引税は債券要因に含まれます。信託報酬要因等には、信託報酬のほか、コスト等その他の要因が含まれることがあります。※分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あら かじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。※上記は過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 17 ファンドマネージャーのコメント 【ブラジル投資環境】 経済ファンダメンタルズ:政府は歳出削減策を提案 ブラジル経済はブラジル・レアル安により輸出環境が好転していますが、内需の不振と高インフレにより、引き続き厳しい経済環境にも直面しています。景気対策については、 ブラジル政府は歳出削減案を議会に提出していることから、財政発動の余地は少ない状況にあるとみられます。インフレについては、レアル安によるインフレ懸念が残存していま す。しかし、足元では降雨によりダムの水位が回復しているため、火力発電から水力発電へ一部切り替えられる見込みであり、それに伴い早晩電力料金が引き下げられること でインフレ懸念の後退が見込まれます。財政については、景気低迷により歳入見通しに不透明感があるとして、政府はプライマリー・バランス(基礎的財政収支)の目標値に 対GDP(国内総生産)比で-1%程度までの幅を持たせる必要性を訴えました。なお、格付会社ムーディーズ・インベスター・サービスとスタンダード・アンド・プアーズは、ブラジ ルの政治環境の悪化や高水準の公的債務残高に対する懸念などから格付けを投機的格付け水準に引き下げました。 債券市場:金利が低下 2月の債券市場は、利上げ期待の後退や政府の歳出削減案を好感し、短中期ゾーンを中心に金利が低下しました。 為替市場:ブラジル・レアルは下落 2月のブラジル・レアルは下落しました。中国経済や米国経済など世界経済の先行き不透明感の高まりや原油価格の乱高下などを背景に、為替市場でリスク回避姿勢が強まった ため、円高が進行し、レアルをはじめとする新興国通貨や資源国通貨は下落しました。 【ファンドの運用状況】 2月の月間騰落率:【毎月分配型】-2.9%、【年2回決算型】-2.9%、設定来騰落率:【毎月分配型】+38.3% 、【年2回決算型】+39.1% 債券の利息収入と債券価格の上昇がプラス寄与となりましたが、通貨の下落により基準価額は下落しました。 運用のポイント 債券ポートフォリオは、名目債(一般に割引債と利付債を言います)と物価連動債の双方からなるブラジル国債ポートフォリオで運用しました。物価連動債の利回りには物価上昇 分が含まれないため、利回りは相対的に低く表示されます。当ファンドは物価上昇分も考慮して投資を行ない、引き続き高い利回りを享受しています。 【今後の展望・運用方針】 経済・金融政策の軌道修正 ブラジルは景気低迷と高インフレの中で、財政が悪化しています。これまで政府と中央銀行は景気対策を後回しにして、財政健全化のための緊縮財政政策とインフレ沈静化のため の高金利政策を優先してきました。しかし、ルセフ大統領の支持率低迷が続く中、レビ前財務相に比べて拡張的な財政政策に前向きなバルボザ財務相の就任や、財政規律に対す る政府のコミットメント低下、高インフレ下での利上げ見送りなどにみられるように、政府と中央銀行は軌道修正を始めたとみられます。 こうした軌道修正の動きにより、レビ前財務相の緊縮政策に否定的だった議会からの抵抗が和らぎ、経済運営の手詰まり感が解消されることが期待される一方で、手綱が緩まりかね ない政策運営として市場からの信頼を損なう可能性もあり、注意が必要と思われます。なお急激な市場の変動に対して、中央銀行は通貨スワップなどによる米ドル売りレアル買い介入 を、財務省は国債のバイバック(買い戻し)をそれぞれ必要に応じて実施し、市場の安定化に努めることが期待されます。 ブラジル国債の高位組み入れを保ち、高利回りのポートフォリオで運用 緊縮財政と金融引き締めは、中長期的に見るとブラジル債券の好材料であり、ブラジル・レアルの信認も高めると期待されます。足元では政策に軌道修正の動きが見られるため、政 策当局者の意図を考慮した上で、当ファンドは金利リスクやインフレリスクに留意しながら、種別構成にも柔軟に調整しつつ、引き続きブラジル国債を高位に組み入れて運用します。 ※ファンドマネージャーのコメントは、2016年2月29日時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。 当資料中のいかなる内容も将来の成果を示唆・保証するものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 18 投資リスク 基準価額の変動要因 当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、 これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属します。 投資信託は預貯金とは異なります。 主な変動要因 公社債の 価格変動 価格変動リスク・ 信用リスク 固定利付債券および割引債券の価格は、一般に名目金利が低下した場合には上昇し、名目金利が上昇した場合には下落 します。 変動金利債券は、市場の金利変動に応じて利率が調整される債券です。このような特徴があるため、金利低下局面では有利 な金利を続けて得ることができなくなります。 物価連動債券は、物価変動などにより、元本や利払い額が変動するリスクがあります。物価が下落した場合や金利が上昇した 場合には、一般的に物価連動債券の価格が下落します。上記のほか、公社債への投資にあたっては、発行体において利払い や償還金の支払いが遅延したり、支払いが滞るリスクが生じる可能性があります。 新興国の公社債は、先進国の公社債と比較して価格変動が大きく、債務不履行が生じるリスクがより高いものになると考え られます。組入公社債の価格が下落した場合には、基準価額が下落する要因となり、投資元本を割込むことがあります。 為替変動リスク 外貨建資産については、資産自体の価格変動のほか、当該外貨の円に対する為替レートの変動の影響を受けます。組入 外貨建資産について、当該外貨の為替レートが円高方向に進んだ場合には、基準価額が下落する要因となり、投資元本を 割込むことがあります。 特に、新興国の為替レートは短期間に大幅に変動することがあり、先進国と比較して、相対的に高い為替変動リスクがあります。 カントリー・リスク 投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化等により市場に混乱が生じた場合、または取引に対して新たな規制が 設けられた場合には、基準価額が予想外に下落したり、方針に沿った運用が困難となることがあります。新興国への投資には、 先進国と比べて大きなカントリー・リスクが伴います。 ※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 19 投資リスク その他 イ.解約資金を手当てするため組入証券を売却する際、市場規模や市場動向によっては市場実勢を押下げ、当初期待 される価格で売却できないこともあります。この場合、基準価額が下落する要因となります。 ロ.ブラジル国内債券投資に伴い、ブラジル・レアルを取得する為替取引に対しては、金融取引税が課され、基準価額を 下落させる要因となります。 なお、平成27年10月末日現在、税率は0%です。 ※ブラジルにおける当該関係法令等が改正された場合には、前記の取扱いが変更されることがあります。 ※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。 その他の留意点 当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。 リスクの管理体制 委託会社では、取締役会が決定した運用リスク管理に関する基本方針に基づき、運用本部から独立した部署および会議体が直接的 または間接的に運用本部へのモニタリング・監視を通し、運用リスクの管理を行ないます。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 20 ファンドの費用 当ファンドのご購入時や運用期間中には以下の費用がかかります。(消費税率8%の場合) ※くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。 購入時手数料率 <お客さまが直接的に負担する費用> 料率等 費用の内容 購入金額 手数料率(税込) 購入時の商品説明または 商品情報の提供、投資 購入金額に右記に定める購入時手数料率を乗じて得た額とします。 購入金額:(申込受付日の翌営業日の基準価額/1万口)×購入口数 情報の提供、取引執行 等の対価です。 5,000万円未満 3.24% 5,000万円以上5億円未満 1.62% ありません。 ― 5億円以上10億円未満 1.08% 信託財産留保額 ありません。 ― 10億円以上 0.54% 購入時手数料 スイッチング時の 購入時手数料 (ご参考) 口数指定で購入する場合 例えば、基準価額10,000円の時に100万口ご購入いただく場合は、次のように計算します。 購入金額=(10,000円/1万口)×100万口=100万円 購入時手数料=購入金額(100万円)×3.24%(税込)=32,400円 となり、購入金額に購入時手数料を加えた合計額103万2,400円をお支払いいただくこととなります。 金額指定で購入する場合 購入金額に購入時手数料を加えた合計額が指定金額(お支払いいただく金額)となるよう 購入口数を計算します。 例えば、100万円の金額指定で購入する場合、指定金額の100万円の中から購入時手数料 (税込)をいただきますので、100万円全額が当該投資信託の購入金額とはなりません。 <お客さまが信託財産で間接的に負担する費用> 料率等 費用の内容 運用管理費用の総額は、毎日、信託財産の純資産総額に対して左記の率を乗じて得た額とします。 運用管理費用は、毎計算期末または信託終了のときに信託財産中から支弁します。 運用管理費用 (信託報酬) 年率1.4472%(税込) その他の費用・ 手数料 監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、資産を外国で保管 「その他の費用・手数料」について する場合の費用等を信託財産でご負担いただきます。 は、運用状況等により変動する ※ブラジル国内債券投資に伴い、ブラジル・レアルを取得する為替取引に対しては金融取引税が課されます。なお、 ため、事前に料率、上限額等を 平成27年10月末日現在、税率は0%です。ブラジルにおける当該関係法令等が改正された場合には、前記の 示すことができません。 取扱いが変更されることがあります。 ※「ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(毎月分配型)」、「ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(年2回決算型)」の2つのファンド間でスイッチング(乗換え)を行なうことができます。 ※購入時手数料について、くわしくは販売会社にお問合わせください。 ※手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 21 お申込みメモ ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(毎月分配型)/ダイワ・ブラジル・レアル債オープン(年2回決算型) 購入単位 1,000円以上1円単位※または1,000口以上1口単位 ※購入時手数料および購入時手数料に対する消費税等に相当する金額を含めて、1,000円以上1円単位でご購入いただけます。 *スイッチングの場合は、1口単位です。 購入・換金価額 購入および換金申込受付日の翌営業日の基準価額(1万口当たり) 換金代金 原則として換金申込受付日から起算して5営業日目からお支払いします。 申込受付中止日 サンパウロ証券取引所、ニューヨークの銀行またはロンドンの銀行のいずれかの休業日 (注)申込受付中止日は、販売会社または委託会社にお問合わせください。 申込締切時間 午後3時まで(販売会社所定の事務手続きが完了したもの) 換金制限 信託財産の資金管理を円滑に行なうために大口の換金申込には制限があります。 購入・換金申込受付の 中止および取消し 金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情(投資対象国における非常事態による市場の閉鎖または 流動性の極端な減少ならびに資金の受渡しに関する障害等)が発生した場合には、購入、換金の申込みの受付けを中止すること、すでに受付けた 購入の申込みを取消すことがあります。 信託期間 無期限(平成20年11月12日当初設定) 繰上償還 次のいずれかの場合には、委託会社は、事前に受益者の意向を確認し、受託会社と合意のうえ、信託契約を解約し、信託を終了させること (繰上償還)ができます。 ●受益権の口数が30億口を下回ることとなった場合 ●信託契約を解約することが受益者のために有利であると認めるとき ●やむを得ない事情が発生したとき 決算日 [毎月分配型]毎月25日(休業日の場合、翌営業日) [年2回決算型]毎年4月25日および10月25日(休業日の場合、翌営業日) 収益分配 [毎月分配型]年12回、収益分配方針に基づいて収益の分配を行ないます。 [年2回決算型]年2回、収益分配方針に基づいて収益の分配を行ないます。 (注)当ファンドには、「分配金再投資コース」と「分配金支払いコース」があります。 ◎「分配金再投資コース」をご利用の場合 収益分配金は、税金を差引いた後、無手数料で自動的に再投資されます。 ◎「分配金支払 い コース」をご利用の場合 収益分配金は、税金を差引いた後、原則として決算日から起算して5営業日までにお支払いします。 課税関係 課税上は株式投資信託として取扱われます。配当控除、益金不算入制度の適用はありません。公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制 度の適用対象です(平成26年1月1日以降)。なお、当ファンドの非課税口座における取扱いは販売会社により異なる場合がありますので、くわしくは、 販売会社にお問合わせください。 ※平成27年10月末現在のものであり、税法が改正された場合等には変更される場合があります。 委託会社 大和証券投資信託委託株式会社 受託会社 三井住友信託銀行株式会社 販売会社 大和証券株式会社 表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 22
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