2015 March Vol.47

発行 平成27年3月 中区 広島市議会議員 永田雅紀市政報告誌「トゥーユー」Vol.47
2015
March
Vol.47
永田雅紀後援会
〒730-0822
広島市中区吉島東1-9-5-201
TEL/FAX(082)241-2381
e-mail:[email protected]
http://www.nagatamasanori.com/
kouenkai/kouenkai.html
[CONTENTS]
P1……ごあいさつ/P2・3……平成26年度12月補正予算の概要/P4……後援会事務所開設他
ご あ い さ つ
時下、後援会会員の皆様におかれましては、ご清祥のこととお喜び申し上げます。また、平素は後援会の活動に対し、
ご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。改選間近ではございますが、本年も市政発展に努力を傾注してまい
る所存でございますので、どうかご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年は、広島市においては8月20日の集中豪雨による土砂災害で、74人もの尊い命が失われました。広島市は
被災された皆様の生活再建に引き続き寄り添い、復興に向けたまちづくりビジョンを取りまとめています。一日も早く
災害に強いまちとして復興がなせるよう議会としても尽力しているところでございます。
また、昨年8月と10月にイスラム過激派組織(ISIL国)によって二人の邦人が人質にとられ、1月に明るみに出
ましたが命を奪われることとなりました。日本人はテロの標的と宣告され、在外邦人、渡航予定者に警戒が促され、入
国管理も強化されていますが、国内であっても国境を越えてSNSで組織拡大するテロ集団に対して安全が保障されて
いるとは言い難く、あらためてテロの脅威が実感され、対策が急がれています。
今年は終戦70周年、被爆70周年にあたります。70年間戦争をせず、平和を維持してきた日本ですが、国際社会が刻々
と変化をとげる中で日本が今後も安全で安心して生活できる為にはどうあればいいのか。三だけ主義(今だけ、金だけ、
自分だけ)が蔓延っているといわれていますが、将来を託す次世代の為にも、急速に進む超少子高齢社会を経つつも、
地方創生をからめ、生き生きと安心して生活できるよう着実に政策をうっていかなければならないと考えております。
昨年12月に第5回広島市議会定例会が行われ、代表質問を行いました。限られた誌面ではございますが、議会の報告、
注目事業を掲載させて頂いておりますので、御意見等がございましたら御連絡頂きますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
広島市議会議員
永田雅紀
平成26年度12月補正予算の概要
補正額 39億880万円
特定財源 16億383万6千円 一般財源 23億496万4千円
補正後の額
区 分
補 正 前
補 正 額
補 正 後
一般会計
6,026億5,537万8千円
34億7,640万9千円
6,061億3,178万7千円
特別会計
4,073億100万7千円
3億810万4千円
4,076億911万1千円
企業会計
1,535億5,527万1千円
1億2,428万7千円
1,536億7,955万8千円
全 会 計
1兆1,635億1,165万6千円
39億880万円
1兆1,674億2,045万6千円
補正予算の内訳
事 業 名
説 明
聴覚障害者への
聴覚障害者に対して、ファクスによる避難情報の提供を遅滞なく行うため、防災情報メールの配信と同時に
避難情報の提供
自動送信できるよう、配信システムの改修を行う。
方法の改善
運用開始 27年1月末(予定)
140万円
サイレンの機能
強化
630万円
住民への避難情報の伝達をより的確に行うため、防災行政無線を (債務負担行為の設定)
事 業 名
期 間
利用した遠隔操作や屋外スピーカーの併設などサイレンの機能強
化を図るための電波伝搬調査及び実施設計を行う。
サイレンの機能
強化(実施設計)
限 度 額
27年度
490万円
消防団員の安全
今回の災害現場での夜間活動などに鑑み、消防団員の安全確保に資する装備品の配備を行う。
管理対策
トランシーバー ヘッドライト等
1,414万6千円
新規採用者等の
中小企業における新規採用者等の定着率を図るため、新規採用者 (債務負担行為の設定)
職場定着支援事
等に対する研修・カウンセリングや、企業の職場環境改善に資す
業
る取組などの支援を行う。
125万円
事 業 名
新規採用者等の
職場定着支援業
務委託
期 間
27年度
商店街「まちゼ
固定客の獲得による売上増加によって従業員の賃金引上げを図る (債務負担行為の設定)
ミ」開催支援モ
ため、各店舗の店主等が講師となり、顧客に知識や技術を伝える
デル事業
商店街のイベント「まちゼミ」の開催を支援するモデル事業を行
19万5千円
う。
事 業 名
商店街「まちゼ
ミ」開催支援業
務委託
期 間
27年度
限 度 額
1,375万円
限 度 額
332万4千円
この度の議会においても、昨年の豪雨災害に対する強化事業のための予算措置が行われていま
す。
特別警戒区域や警戒区域は、災害の危険度の高い区域であり、いち早く避難等の措置を必要とする区域と位
置づけられますが、この度の被災地の中にはその特別警戒区域や警戒区域と判断されるべき区域が含まれてお
り、国をはじめとする行政の造成の許認可、その後の対象地域への災害対策の在り方に問題があったと言わざ
るをえません。このような区域を開発し生活する為の建物を建てる上での防災措置を強化
し、許認可をする国をはじめとする公的機関は万全に開発されるよう制度をあらためる必
要に迫られています。例えば、考えうる最大限の危機管理がなされるよう開発業者に防災
設備整備までを義務付けることなどが考えられます。
また、緊急雇用創出事業臨時特例交付金事業を活用し、新規採用者の定着率向上と商店
街の活性化を図る事業も合わせて予算措置が行われています。国が方向性を示し地方に配
分されるわけですが、このような資金の活用事業はこれまで補助金交付期間内でとりたて
て大きな成果を上げることなく、期間終了と共に取り組みも終了してきています。本市の
問題点を探り出し国にもフィードバックして更に成果を上げて行きたいものです。
コメント
(2)
永田議員一般質問(平成26年12月議会で登壇)
人口減少社会について
広島市の特徴を捉えるうえ
で人口動態や所得分布等あ
らゆるデータを把握し、分析をされ
ていることと思いますが、人口の減
少を食い止める手立てをどのように
お考えなのかお伺いいたします。
質問
答弁 人口動態を分析し、人口の長期的な見通しの上に、
施策の基本的な方向性を示し、施策を展開してい
くことは、大変重要であります。
そこで、本市の人口動態に目を向けますと、東京などの
大都市圏を除いた地域における傾向と同様、若者の減少傾
向が見受けられます。
こうした若者の減少に歯止めをかけるためには、子ども
を生み育てやすい環境づくり、若者を引き付けるまちの魅
力づくり、この三つが重要であると考えます。
雇用の場を確保し、就業機会の充実を図ることを目的に、
西風新都を中心とした企業立地の促進、地域の大学や企業
と連携した有給長期インターンシップ、失業中の若者の就
業体験事業などに取り組んでいます。
次に保育園の整備を中心とした待機児童対策、児童館整
備の推進や民間放課後児童クラブの補助などの学童関連の
支援などに取り組んでいます。
・人口減少社会に対し、広島市はどのような政策を打って
いくのか。
地方の活性化について
子育て支援や女性の社会進出には、待
機児童対策は重要であり、広島市は待
機児童対策として保育園の増園等を行い待機児
童ゼロを目指しておられますが、現在の状況が
どのようになっているのかお伺いいたします。
マイナンバー制度について
マイナンバー制度の導入に向けた本市の取組状況
についてお伺いいたします。
また、本市の独自事務においても、条例を定めてマイナ
ンバーを利用すれば市民の利便性が向上すると考えますが、
どのように取り組むのかお伺いいたします。
質問
平成27年10月のマイナンバーの通知及び平成28年
1月からのマイナンバーの利用開始に向け、住民
記録システム等においてマイナンバーの管理と他機関との
情報連携を行うための改修を行っています。
また、本市が独自に実施している事務でのマイナンバー
の利用などについては、市民の利便性の向上や行政運営の
効率化、費用対効果などの観点から検討を進めています。
答弁
国は、マイナンバーカードの普
及を図るため、カードに様々な
機能を付加しようとしていますが、市と
してどう取り組まれるのかお伺いいたし
ます。
質問
具体的には、健康保険証としての機能や各種国家
資格等を証明する機能などを付加することを検討
するとともに、各自治体においても印鑑登録証や施設利用
カードなど独自の機能を付加することの検討を促していま
す。
本市としては、新たにシステム改修が必要となることか
ら、市民の利便性の向上や費用対効果等の観点から慎重に
検討する必要があると考えています。
答弁
質問
待機児童が10月1日現在で前年度比123人減の828
人となっています。
今後、平成27年4月に向け、待機児童が多い安佐南区や
西区などにおいて、保育園の新設や分園の整備、認定こど
も園化などにより950人分、認可外保育施設の認可施設へ
の移行や子ども・子育て支援新制度の先取りである小規模
保育事業により570人分の合計1,520人分の受入枠を確保す
ることにしています。
こうした受入枠の確保と同時に、保育士の確保対策とし
て、合同就職面接会を開催することにしています。
また、賃金改善の費用を補助するとともに、非常勤保育
士等の更なる処遇改善により就業が促進されるよう、賃金
を上乗せ支給するための費用を補助することにしています。
答弁
多くの市民にマイナンバーカードの利用を普及
させるためには、市民に正しく利用法を周知させ
る必要があると考えますが、広報についてどのように取り
組まれるのかお伺いいたします。
質問
現在、制度の概要についてホームページで広報し
ており、今後、国において、具体的な事務の検
討が進み、マイナンバーの通知やマイナンバーカード交付
等の諸手続き等が明らかになる段階に応じて適宜、ホーム
ページの更新や広報紙への掲載、リーフレットの作成・配
布等により広く周知していきたいと考えています。
答弁
・マイナンバーの独自利用についてどのように考えている
のか。
(枠外は関連質問。詳細は広島市議会HPに掲載されています)
・ワークライフマネジメントという考え方に対しどのよう
に考えているのか。
・中小企業支援についてどのように考えているのか。
・地域防災力の強化が必要と考えるが、どのように考えて
いるのか。
(3)
平成27年度中区の主な事業
事 業 名
説 明
事 業 名
説 明
集会所整備 江波東集会所福祉環境整備
消防施設整 白島出張所建替え
平成28年度完成予定 地域商業自 広島金座街商店街振興組合への補助
備
立促進事業 カラー舗装改修及びアーケード照明
中島児童館新設実施設計等
児童館整備
費補助金
LED化
平成29年度開設予定
基町住宅再整備
耐震補強工事実施設計
附設駐車場整備
保育園整備 基町、竹屋、吉島、本川、神崎、舟入 住宅整備
基町第十八アパート
平成28年度完成予定
一般整備
校舎耐震補強工事
基町、吉島東、広瀬
校舎耐震改築工事
小学校整備
本川
空調設備設置工事
基町、吉島東、広瀬、舟入
道路整備
平和大橋歩道橋整備
平成30年度末完成予定
空調設備設置工事
吉島、江波
中学校整備
天井等落下防止対策
江波
後援会事務所を開設いたしました。
どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
広島市中区吉島東一丁目4−12 佐々木ビル1F
TEL・FAX(082)242−3341
南千田
羽衣
交番
吉 島 通 り
自信と誇りが持てる広島づくりに邁進します。
皆様の声は
です。
お 願 い
永田雅紀君は、愛情ある教育、活力を生む政策、心のかよう福祉を政策の三本の柱と
して「生き生きと安心して生活できる広島市」を目指し、市政発展に日々努力を重ね活
動してきております。
「皆様の声は力」です。どうか、同封しております後援会入会のリーフレットで新規
入会者を御紹介下さり後援会の拡大にご協力下さいますよう宜しくお願い申し上げま
す。
永田雅紀後援会とは
(4)
永田雅紀後援会は、永田雅紀君を後援する事により、広島市政の発展と住民
福祉の向上を図り、あわせて会員相互の親睦を深めることを目的とします。