JJ-201.01 第8版への改訂について 2015/03/04 SWG1502 リーダ 中村

JJ-201.01 第8版への改訂について
2015/03/04
SWG1502 リーダ
中村信之(OKI)
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改訂の背景
• 総務省「0AB-J IP電話の品質要件の在り方に関する研究会」によっ
て,JJ-201.01を用いたIP電話品質の測定方法に関して通信事業者
毎のバラつきが大きいという指摘があった.
• 測定条件を揃える為にTTCへのプロジェクト委託があり,成果をTR1054(1.1版)として制定予定である.
• 上記の流れを受け,大きく次の2点について改訂を提案する.
– JJ-201.01は国際標準に則った測定法を規定し,測定条件・ガイドラインは
TR-1054を用いることとする.
– 6.3節の標準系,限界系の記述をプロジェクトでの議論内容に揃える
– その他,Editorialな修正等
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改訂案 1/
• 「3.規定範囲」
– 下記の文言を追加し,測定条件はTR-1054を参照する
ように明示
– 追加:
• “また、本標準を用いてIP電話の通話品質を測定する際のガ
イドラインとして「IP電話の通話品質測定ガイドライン(TR1054)」を制定し、本標準で規定していない測定パラメータ等
を補完している。本標準と併せて参照いただきたい。”
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改訂案 2/
• 「6.3 パラメータの測定条件」
– 95%値算出に標準系の測定データを用いることとする
記述を下記のように修正
– 前:
• 以上より、95%値算出には標準系の測定データを用いること
とする 。なお、最悪値の参考値として限界系の平均特性また
は分布特性を評価することが望ましい。
– 後:
• 以上より、一般的な評価については標準系における平均特性
を測定し、厳しい評価については限界系における95%値を測
定することなど、評価目的に応じて評価条件を選定する。
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