AVG AntiVirus Business Edition

AVG AntiVirus Business Edition
ユーザー マニュアル
ドキュメント改訂 2015.
07(22.
09.
2015)
Copyright AVG Technologies CZ, s.r.o. All rights reserved.
他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。
目次
4
1 . はじめに
1.1 AVG AntiVirus Business Edition 概要
4
1.2 主な機能
5
1.3 対応オペレーティング システム
6
1.4 最低ハードウェア要件
8
1.5 推奨ハードウェア要件
8
1.6 ネットワーク要件
8
1.7 以前のバージョンからのステーションの移行
9
10
2 . AVG An ti Vi ru s Bu si n e ss Ed i ti o n インストール
2.1 コンポーネント概要
10
2.2 インストールおよび配置場所
11
2.3 ようこそダイアログ
12
2.4 ライセンス認証
13
2.5 インストール タイプ
14
2.6 カスタム オプション
15
2.7 インストールの完了
15
3 . AVG 管理配置ウィザード
17
3.1 はじめに
17
3.2 複数の UpdateProxy ロールの配置
18
3.3 ロールの選択
18
3.4 DataCenter ロール
19
3.5 DataCenter ロール -初回の配置
19
3.6 DataCenter ロール -繰り返し配置
20
3.7 DataCenter ロール -データベース概要
24
3.8 DataCenter ロール ? データ インポート
28
3.9 DataCenter ロール -サーバー アクセス
30
3.10 UpdateProxy ロール
31
3.11 設定の概要
35
36
4 . AVG ネットワーク インストーラ ウィザード基本モード
4.1 コンポーネントの推奨設定
36
4.2 ようこそ
37
4.3 インストール方法
38
4.4 リモート ネットワーク インストール
39
4.5 リモート ネットワーク インストール -最終ステップ
49
4.6 AVG インストール スクリプトの作成
51
57
5 . AVG ネットワーク インストーラ ウィザード高度モード
5.1 ようこそ
57
5.2 インストール方法
58
1
5.3 リモート ネットワーク インストール
59
5.4 リモート ネットワーク インストール -最終ステップ
71
5.5 AVG インストール スクリプトの作成
73
81
6 . AVG 管理コンソール
6.1 AVG 管理コンソールの概要
81
6.2 AVG 管理コンソール インターフェイスの概要
82
6.3 同期処理
94
6.4 ステーション
96
6.5 サーバー
99
6.6 スキャン結果
108
6.7 通知
111
6.8 グラフィック レポート
114
6.9 ライセンス
123
6.10 保留中の要求
124
6.11 ネットワーク インストーラ
124
7 . AVG 管理サーバー
144
8 . AVG 管理 L i te
145
8.1 AVG 管理配置ウィザード Lite
145
8.2 AVG ネットワーク インストーラ ウィザード Lite
147
151
9 . 構成
9.1 ステーション/
グループの共有設定
151
9.2 アプリケーション サーバーの共有設定
163
9.3 AVG 管理サーバーの設定
172
9.4 接続文字列
178
9.5 プロキシ サーバー
179
9.6 AVG 管理コンソール
180
9.7 サイドバー/
デスクトップ ガジェット
189
191
1 0 . 方法.
.
.
10.1 ステーションを AVG DataCenter に接続する方法
191
10.2 異なる DataCenter 間でステーションを移行する方法
193
10.3 ステーションを同期する方法
194
10.4 更新関連の問題を解決する方法
194
10.5 ユーザー インターフェイス言語を変更する方法
196
10.6 Microsoft SQL Server データベース システムの使用方法
197
10.7 ステーションのユーザー アクションを管理する方法
198
10.8 要求の処理およびステータス メッセージ
199
10.9 アクセス権を管理する方法
200
10.10 DataCenter データベースのメンテナンス方法
203
2
204
10.11 AVG セットアップ パラメータの一覧
1 1 . AVG D a ta C e n te r
209
11.1 メンテナンス
209
11.2 パスワード保護
209
11.3 AVG DataCenter を別のデータベースに変換するには
210
11.4 Web インターフェース
210
211
1 2 . 更新
12.1 全般情報
211
12.2 ローカル ネットワーク内での更新
211
213
1 3 . FAQ およびテクニカル サポート
3
1. はじめに
このユーザー マニュアルは、AVG AntiVirus Business Edition の包括的なマニュアルです。
重 要 な注 意 事 項 :
このドキュメントには、他 のユーザーガイド、特 にインターネットセキュリティガイドへの参 照 が記 載 されてい
る場 合 があります。 AVG ユーザーインターフェイスや AVG 詳 細 設 定 /
ファイアウォール設 定 の知 識 がない
場 合 は、http://www.avg.com Web サイトの Support Center/Download/Documentationセクションから、
すべての関 連 ガイドをすべて、あらかじめダウンロードしておくことを強 く推 奨 します。
また、必 要 な情 報 を入 手 するには、アプリケーションで入 手 できるコンテキストヘルプも使 用 できます。
1.1. AVG AntiVirus Business Edition 概要
基 本 的 な接 続 と、リモート管 理 コンポーネントの最 も一 般 的 なデフォルト設 定 における相 互 作 用 については、
AVG AntiVirus Business Edition の簡 易 版 スキームをご覧 ください。
4
1)
AVG DataCenter
は 1つのデータベースとAVG 管 理 サーバーから構 成 されています。AVG 管 理 サーバーは、AVG
DataCenter とステーション間 の橋 渡 し役 としての役 割 を果 たします。AVG 管 理 コンソールは AVG 管 理 サ
ーバーを使 用 して、AVG DataCenter にアクセスし、ステーション設 定 とシステムパラメータを一 元 的 に定 義
できます。AVG ステーションは AVG 管 理 サーバーにアクセスし、セットアップパラメータを読 み込 みます。さら
に、AVG DataCenter に現 在 定 義 されている設 定 とスキャン結 果 を保 存 します。
AVG 管 理 サーバーはローカルアップデートソースとしても機 能 します。UpdateProxy ロールを複 数 のサーバ
ーに展 開 する場 合 は、それをステーションのアップデートに使 用 し、帯 域 幅 やロードのバランスを保 つことが
できます。
2)
AVG 管 理 コンソール
は、AVG ステーションを管 理 するプログラムです。AVG 管 理 サーバーと直 接 通 信 します。
3)
ステーション
AVG 管 理 サーバーと通 信 し、デフォルト設 定 の受 け入 れ、特 定 の設 定 の要 求 、スキャン結 果 を送 信 など
を行 います。
4)
AVG Technologies に社 名 変 更 サーバー
AVG 管 理 サーバーにアップデートファイルを提 供 します。
1.2. 主な機能
AVG AntiVirus Business Edition は次 の機 能 を提 供 します。
リモート インストール
この機 能 を使 用 すると、ローカル ネットワークのすべてのステーションで AVG を容 易 にインストールできま
す。 AVG ネットワーク インストーラ ウィザードによってこのリモート インストールはセキュリティ保 護 されていま
す。このウィザードは、リモート インストールおよびセットアップ インストール プログラムをすべてのリモート ネッ
トワーク ステーションで直 接 実 行 することを可 能 にするインストール スクリプトを作 成 するためのプログラムで
す。
一 元 管 理 されたアップデート
AVG 管 理 コンソールを使 用 すると、ネットワーク内 のすべての AVG ステーションを一 元 的 に更 新 できます。
サーバー ロール
AVG AntiVirus Business Edition は 複 数 のロールで動 作 可 能 であり、各 ロールは個 別 に配 置 できるた
め(
DataCenter ロールはリモート ステーションの管 理 に使 用 され、UpdateProxy ロールは更 新 の管 理 に使
用)
、ユーザーは複 数 の物 理 サーバー間 で負 荷 を分 割 できます。
セキュリティ保 護 された通 信
AVG 管 理 (AVG 管 理 サーバー)とステーション間 のネットワーク通 信 は完 全 に暗 号 化 されています。
5
ネットワークの完 全 リモート管 理
AVG AntiVirus Business Edition の全 機 能 がインストールされていると、次 の点 が保 証 されます。
o
新 しい AVG ネットワーク インストーラ ウィザードにより、すべてのネットワーク ステーションで自 動 リモ
ート AVG インストールが実 現
o
すべてのネットワーク AVG ステーションの現 在 のステータスを継 続 的 に把 握 することが可 能
o
AVG ステーションの構 成 を一 元 的 に制 御 および管 理
AVG 管 理 コンソールおよび AVG DataCenter がインストールされていると、AVG AntiVirus Business
Edition の完 全 な機 能 が実 現 します。
完 全 な機 能 が必 要 ない場 合 は、AVG Admin Lite (インストール スクリプトの作 成 とローカル更 新 ソース)の
みをインストールして配 置 できます。
すべての標 準 機 能 が搭 載 されているだけではなく、AVG AntiVirus Business Edition には、次 のコンポーネ
ントにも対 応 しています(構 成 は AVG 管 理 コンソールから直 接 入 手 可 能 )。
o
スパム対 策 保 護
o
スパイウェア対 策 保 護
o
ファイアウォール保 護
o
オンライン シールド保 護
o
リンクスキャナ保 護
o
ルートキット対 策 保 護
メモ:使 用 している製 品 によって、利 用 可 能 なコンポーネントが異 なります。
下 位 互 換 性 には旧 バージョンからの容 易 な移 行 が含 まれます。
1.3. 対応オペレーティング システム
AVG AntiVirus Business Edition は、次 のオペレーティングシステムでステーションを管 理 /
保 護 するように設 計 さ
れています (
リストの下 に例 外 事 項 があります)
。
MS Windows XP Professional SP2
MS Windows XP Home SP2
MS Windows XP Professional x64 SP1
MS Windows Server 2003 SP1
MS Windows Server 2003 x64
MS Windows 2008 Server
6
MS Windows 2008 Server x64
MS Windows Vista (すべての版 )
MS Windows Vista x64 (すべての版 )
MS Windows 7 (すべての版 )
MS Windows 7 x64 (すべての版 )
MS Windows 8 (すべての版 )
MS Windows 8 x64 (すべての版 )
MS Windows 2012 Server
MS Windows 2012 R2 Server
MS Windows 10 (すべての版 )
MS Windows 10 x64 (すべての版 )
AVG 管 理 コンソール、AVG 管 理 サーバー、および関 連 コンポーネントは、次 のオペレーティングシステムでサポー
トされています。
MS Windows XP Professional SP2
MS Windows XP Home SP2
MS Windows XP Professional x64 SP1
MS Windows Server 2003 SP1
MS Windows Server 2003 x64
MS Windows 2008 Server
MS Windows 2008 Server x64
MS Windows Vista (すべての版 )
MS Windows Vista x64 (すべての版 )
MS Windows 7 (すべての版 )
MS Windows 7 x64 (すべての版 )
MS Windows 8 (すべての版 )
MS Windows 8 x64 (すべての版 )
MS Windows 2012 Server
7
MS Windows 2012 R2 Server
MS Windows 10 (すべての版 )
MS Windows 10 x64 (すべての版 )
1.4. 最低ハードウェア要件
AVG AntiVirus Business Edition の最 小 ハードウェア要 件 と関 連 コンポーネントは次 のとおりです。
Intel Pentium CPU 1.5 GHz
750 MB のハードウェア空 き領 域 (
およびダウンロードしたインストール パッケージ用 の 200MB の領 域 )
512 MB の RAM メモリ
1.5. 推奨ハードウェア要件
AVG AntiVirus Business Edition の推 奨 ハードウェア要 件 は以 下 のとおりです。
Intel Pentium CPU 1.8 GHz
900 MB のハードウェア空 き領 域 (
およびダウンロードしたインストール パッケージ用 の 200MB の領 域 )
512 MB の RAM メモリ
1.6. ネットワーク要件
ステーションへの AVG のリモートインストールを正 常 に実 行 するには、あらかじめ行 うべき手 順 があります。
注 意 :次 の章 を参 照 しても、リモート管 理 /
インストール/
接 続 の問 題 が解 消 されない場 合 は、http://
www.avg.com にある FAQ(よくある質 問 と回 答 )で適 切 な解 決 方 法 を検 索 してください。
1.6.1. ステーションで許可されるポート
個 人 ファイアウォールを使 用 しているネットワーク内 のステーションで AVG リモート インストールを正 常 に実 行 する
には、特 定 のポートやシステム機 能 を許 可 しなければならない可 能 性 があります。
各 ステーションのファイアウォール タイプや設 定 によっては、次 の要 件 が既 に定 義 または許 可 されている場 合 があり
ます。あるいは、同 じ名 前 や説 明 の設 定 が利 用 できない場 合 があります。上 級 ユーザーのみが変 更 作 業 を行 う
ことを強 くお勧 めします。設 定 を変 更 する際 には、ご使 用 のファイアウォールのユーザー マニュアルまたはヘルプ ガイ
ドを必 ず参 照 してください。
Ping (ICMP タイプ 0-着 信 エコー要 求 )
AVG ネットワーク インストーラが電 源 がオンの状 態 で正 常 に稼 動 しているネットワーク ステーションを検 出
できない場 合 にのみこの設 定 を変 更 します。
リモート ステーションで使 用 されているファイアウォール設 定 では、ローカル ネットワーク内 で着 信 ping 要 求
が許 可 されます。多 くの場 合 、この機 能 は ICMP タイプ 0または着 信 エコー要 求 などにあります。正 しく
設 定 すると、AVG ネットワーク インストーラはネットワークのステーションを検 索 できるようになります。
8
RPC: Remote Procedure Call (リモート プロシージャ コール)
リモートステーションで AVG インストールを起 動 できるようにするには、ステーションのファイアウォールで TCP
および UDP ポート 135を許 可 する必 要 があります。
分 散 コンポーネント オブジェクト モデル (
DCOM)
AVG ネットワーク インストーラが使 用 する WMI (Windows Management Instrumentation) が正 常 に動 作
するためには、DCOM ポートを開 く必 要 があります。DCOM ポートは TCP 135 です。ポートを開 くには、次
の手 順 を実 行 します。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
[スタート] [コントロール パネル] の順 にクリックします。
[Windows ファイアウォール] をダブルクリックし、[例 外 ] タブをクリックします。
[ポートの追 加 ] をクリックします。
[名 前 ] ボックスに [DCOM_TCP135] と入 力 し、[ポート番 号 ] ボックスに 135 と入 力 します。
[TCP] をクリックして、[OK] をクリックします。
[OK] をクリックします。
1.6.2. 遠隔管理用に許可されるポート
リモート管 理 が許 可 される必 要 のあるポートが、以 下 にリストされています。
TCP ポート番 号 80上 での通 信
AVG アップデートをインターネットから AVG 管 理 サーバー アップデート プロキシにダウンロードするには、
TCP ポート 80でのこれらのコンポーネントの送 信 通 信 を許 可 する必 要 があります。
TCP ポート 4158
)AVG 管 理 サーバー、AVG ステーション、AVG 管 理 コンソール間 の基 本 通 信 を行 うには、TCP ポート 4158
を許 可 する必 要 があります(既 定 として定 義 済 み)。
このポートは AVG 管 理 サーバー構 成 およびステーション上 の AVG ユーザー インターフェース(メニュー [オプ
ション/
高 度 な設 定 ] - [遠 隔 管 理 ] 経 由 )で変 更 できます。
TCP ポート 6051
このポートは AVG 管 理 サーバーから AVG ステーションへの直 接 メッセージに使 用 されます。
このポートはステーション上 の AVG ユーザー インターフェース(メニュー [オプション/
高 度 な設 定 ] - [遠 隔
管 理 グループ] 経 由 )で変 更 できます。
TCP ポート 6054
このポートは AVG 管 理 サーバーから AVG 管 理 コンソールへの直 接 メッセージに使 用 されます。このポート
は構 成 不 可 です。 このポートが利 用 できない場 合 、AVG 管 理 コンソールはリスニングのためこのポー
トを自 動 的 に開 こうと試 みます。利 用 可 能 なポートが見 つからない場 合 は後 に続 くポート(6055、
6056、…)を開 こうとします。
1.7. 以前のバージョンからのステーションの移行
AVG DataCenter を別 の AVG DataCenter に移 行 する方 法 については、「異 なる DataCenter 間 でステーション
を移 行 する方 法 」に記 載 されています。
9
2. AVG AntiVirus Business Edition インストール
AVG をリモートでステーションにインストールするには、最 初 に、AVG 2013 遠 隔 管 理 およびそのコンポーネントをイ
ンストールする必 要 があります。
処 理 全 体 は基 本 的 に 2つのステップから構 成 されています。
コンポーネントのインストール
配置処理
メモ:ニーズに最 も適 した構 成 を設 定 できるように、最 初 に次 の章 を読 んで、AVG AntiVirus Business Edition イ
ンストールの可 能 性 の概 要 を理 解 しておくことを強 くお勧 めします。特 に、「インストールおよび配 置 場 所 」および
「コンポーネント概 要 」の章 をご確 認 ください。
インストール CD の AVG Admin ディレクトリ内 にある exe ファイルを使 用 して、AVG AntiVirus Business Edition
を起 動 できます。また、最 新 のインストール パッケージは、AVG Web サイト(http://www.avg.com/download)から
いつでもダウンロードできます。
メモ:各 製 品 には 32ビット オペレーティング システム (
x86) と64ビット オペレーティング システム (
x64) 用 の 2種
類 のパッケージがあります。必 ず使 用 しているオペレーティング システムに合 った正 しいインストール パッケージを使
用 してください。
AVG 遠 隔 管 理 をインストールする前 に、AVG Web サイトにアクセスして、最 新 のインストール ファイルを
確 認 してください。
2.1. コンポーネント概要
次 はすべてのコンポーネントの概 要 です。
2.1.1. AVG 管理サーバー配置ウィザード
このウィザードを使 って、AVG AntiVirus Business Edition のサーバーへの配 置 、または複 数 のサーバーへの分 散 を
行 います。
2.1.2. AVG ネットワーク インストーラ
AVG ネットワークインストールウィザードは、数 回 クリックするだけで自 動 的 にリモートステーションへの AVG インスト
ールを行 うことができます。
2.1.3. AVG 管理コンソール
AVG 管 理 コンソールはネットワーク内 のリモート AVG ステーションを管 理 する中 枢 の機 能 です。AVG 管 理 サー
バーやコントロールと通 信 、処 理 を行 い、関 連 イベントを表 示 します。
2.1.4. AVG 管理 Lite
AVG 管 理 ライトは AVG AntiVirus Business Edition の簡 易 インストールに付 けられた名 前 です。ローカルアップ
デートのソースとステーションへの AVG インストールのスクリプト提 供 に限 られており、AVG DataCenter や AVG 管
理 コンソールの機 能 は利 用 できません。
10
2.1.5. AVG 管理サーバー
AVG 管 理 サーバーは、データベース (
AVG DataCenter) にデータを保 存 し、AVG DataCenter とステーション間 の
橋 渡 し役 としての役 割 を果 たします。AVG 管 理 サーバーはローカルアップデートソースとしても機 能 します。
AVG DataCenter は、スキャンやタスク設 定 などを含 むすべての AVG ステーション設 定 を含 んだデータベースで
す。AVG 、および AVG 管 理 コンソールプログラムがインストールされすべてのステーションは、AVG DataCenter と
通 信 します。通 信 は、遠 隔 管 理 コンポーネントが AVG 管 理 サーバーに接 続 されているすべてのステーションに
正 しくインストールされている場 合 のみ利 用 可 能 です。
AVG DataCenter は 1つの埋 め込 みおよび複 数 のスタンドアロン(商 業 用 )SQL データベースシステムをサポート
します。配 置 処 理 中 に特 定 のデータベースシステムを選 択 できます (
AVG 管 理 配 置 ウィザードがインストール後 に
起 動 します)
。
2.1.6. サーバー ロール
AVG 管 理 サーバーのインストール後 に配 置 できる役 割 は 2つあります。役 割 の選 択 は、配 置 プロセスの重 要 な
部 分 です。このプロセスは製 品 インストールの直 後 に開 始 されます。 オプションは次 のとおりです。
DataCenter の役 割
AVG 管 理 コンソールを介 した AVG ステーション構 成 の一 元 管 理 を許 可 し、スキャン結 果 を AVG ステー
ションから収 集 し、コンポーネントの状 態 を表 示 します。そのほかにも、さまざまな機 能 があります。
UpdateProxy の役 割
ステーションへのアップデートのダウンロードや配 布 用 のプロキシサーバーとして動 作 します。
2.2. インストールおよび配置場所
AVG Remote Administration の各 種 コンポーネント/
役 割 を様 々 なサーバー/
ステーションにインストールして配 置 す
ることができます。1つのマシンにすべてをインストールする必 要 はありません。
製 品 のインストールが終 了 したら、異 なるサーバーの役 割 を配 置 できる配 置 プロセスに進 みます。
例 えば、AVG DataCenter の役 割 は、ネットワーク内 の一 部 の中 央 サーバーに配 置 できます。ネットワークまたはス
テーションの数 が大 量 な場 合 は、ProxyServer の役 割 をネットワーク全 体 の複 数 のサーバーに配 置 すると、負 荷
分 散 と適 切 な帯 域 使 用 を達 成 できます。
また、AVG 管 理 コンソール(ステーション管 理 のための中 央 アプリケーション)は、別 のステーションにインストールす
ることもでき、管 理 者 はステーションをどこからでも管 理 を行 うことができます。
11
2.3. ようこそダイアログ
AVG AntiVirus Business Edition がインストールされているオペレーティング システムの言 語 を使 用 して、[ようこそ]
ダイアログが表 示 されます。ロールダウン メニューを使 用 して別 の言 語 に切 り替 えることができます。
[ようこそ]ダイアログの第 2部 ではAVG AntiVirus Business Editionライセンス契 約 の完 全 文 をご覧 いただけます。
画 面 を下 にスクロールしてテキストを読 むか、[印 刷 バージョン] ボタンをクリックしてライセンス契 約 全 文 をインター
ネット ブラウザ ウィンドウで開 いてから印 刷 できます。
読 み終 えたら、[同 意 する] ボタンをクリックして続 行 します。同 意 しない場 合 は、[同 意 しない] ボタンをクリックし
て、インストール処 理 をキャンセルします。
12
2.4. ライセンス認証
このダイアログではライセンス番 号 を入 力 します。[次 へ] ボタンをクリックして続 行 します。
13
2.5. インストール タイプ
このダイアログでは、インストールする遠 隔 管 理 のタイプを選 択 します。 次 のオプションがあります。
エクスプレス インストール
推 奨 オプションです。 標 準 設 定 とコンポーネント構 成 でアプリケーションをインストールします。
カスタム インストール
このオプションでは、インストールするコンポーネントを選 択 できます。
このオプションをクリックするとダイアログの新 しいセクションが表 示 され、AVG AntiVirus Business Edition (お
よびそのコンポーネント)がインストールされるフォルダを指 定 できます。他 のディレクトリを選 択 する場 合 、ディ
レクトリパスを指 定 するか、[参 照 ] ボタンをクリックしてローカル ディスクからディレクトリを選 択 します。
ライト インストール
このオプションでは、UpdateProxy ロールのみの事 前 定 義 された設 定 を含 んだ簡 単 なウィザードにより、製
品 がインストールされます。AVG ネットワーク インストーラ ウィザードでは、シンプルなスクリプトの生 成 の
みが可 能 です。管 理 用 のコンソールはインストールされず、AVG DataCenter も配 置 されません。
ライト インストールの詳 細 については「AVG Admin Lite」の章 を参 照 してください。
オプションのガジェットをデスクトップに追 加 する場 合 は、[AVG 2013 ガジェットをインストールして表 示 する.
.
.
]
チェック ボックス (
Windows Vista および Windows 7 以 降 のオペレーティング システムに対 応 )を選 択 します。この
トピックの詳 細 については、「設 定 /
サイドバー/
デスクトップ ガジェット」の章 を参 照 してください。
14
2.6. カスタム オプション
[インストール タイプ] ダイアログでカスタム インストールを選 択 すると、次 の画 面 が表 示 されます。
インストールする AVG AntiVirus Business Edition コンポーネントを選 択 します。既 定 ではすべての主 要 コンポー
ネントが選 択 されています。設 定 を変 更 する場 合 は、対 応 するチェック ボックスをオンまたはオフにします。インスト
ール処 理 を続 行 には、[次 へ] ボタンをクリックします。
メモ:グラフィック レポートを使 用 する場 合 は、AVG 管 理 サーバーをインストールしたコンピュータと、AVG 管 理 コン
ソールをインストールした各 コンピュータにコンポーネントをインストールします。グラフィックレポートは AVG 管 理 サー
バーにより作 成 され、AVG 管 理 コンソールより確 認 できます。
2.7. インストールの完了
AVG AntiVirus Business Edition およびそのコンポーネントが正 常 にインストールされたことを確 認 するインストール
完 了 ダイアログが表 示 されます。
任 意 で製 品 改 善 プログラムに参 加 することもできます。参 加 するには該 当 するチェック ボックスを選 択 します (
推
奨)
。
15
[OK] ボタンをクリックして、インストールを完 了 します。
インストールが正 常 に完 了 したら、インストール処 理 中 に選 択 した内 容 に応 じて、次 のいずれかのウィザードが自
動 的 に起 動 します。
AVG 管 理 配 置 ウィザード
[インストール タイプ] ダイアログで [完 全 ] または [カスタム インストール] を選 択 した場 合 は、このウィザード
が自 動 的 に開 始 されます。
詳 細 については、「AVG 管 理 配 置 ウィザード」の章 を参 照 してください。
メモ:AVG AntiVirus Business Edition を正 常 に動 作 させるには、このウィザードを完 了 する必 要 がありま
す。
AVG 管 理 配 置 ウィザード Lite
[インストール タイプ] ダイアログで [Lite インストール] を選 択 した場 合 は、このウィザードが開 始 されます。
詳 細 については、「AVG 管 理 配 置 ウィザード Lite」の章 を参 照 してください。
メモ:AVG AntiVirus Business Edition を正 常 に動 作 させるには、このウィザードを完 了 する必 要 がありま
す。
メモ:インストール処 理 中 にエラーが発 生 したり、インストールに失 敗 したりすると、エラー ダイアログが表 示 されま
す。この場 合 は、表 示 された情 報 をコピーし、AVG テクニカル サポート チームに連 絡 してください。お問 い合 わせ
ページ (
)をご利 用 ください。
http://www.avg.com/サポート対 象 。
16
3. AVG 管理配置ウィザード
AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザードは、AVG AntiVirus Business Edition のインストールの直 後 に起 動 します。ま
た、次 の [スタート] メニューのプログラム フォルダからいつでも起 動 できます。[すべてのプログラム/
AVG 2013 遠
隔管理/
AVG 管 理 サーバー展 開 ウィザード]。
このウィザードは選 択 したデータベース エンジン上 にある AVG DataCenter データベースの構 成 処 理 を案 内 しま
す。このウィザードを使 用 すると、ローカル ネットワークの AVG 更 新 を反 映 するように、AVG 管 理 サーバーを設 定
することもできます。ウィザードは次 の概 要 に示 す手 順 で構 成 処 理 を案 内 します。
メモ:ウィザードのナビゲーションは他 のウィザードと同 じです。
[戻 る] ボタンをクリックすると、ウィザードの前 のステップに戻 ります。
[次 へ] ボタンをクリックすると、次 のステップに進 み、現 在 のステージで選 択 したすべてのアクションを実 行 で
きます。
[ヘルプ] ボタンを使 うと、その手 順 に関 連 した総 合 的 な情 報 を表 示 します。
[キャンセル] ボタンをクリックすると、
3.1. はじめに
最 初 のダイアログでは、ウィザードの目 的 の説 明 および 2つの主 なオプションに関 する簡 単 な説 明 が示 されます。
[次 へ] ボタンをクリックして、次 のステップに進 みます。
注 :AVG 管 理 サーバーを正 常 に稼 働 させるために、このウィザードを完 了 することを強 くお勧 めします。
17
3.2. 複数の UpdateProxy ロールの配置
サーバーに AVG AntiVirus Business Edition ロールを配 置 する前 に、次 を参 照 してください。
サーバーのオーバーロードや帯 域 幅 の問 題 を避 けるために、UpdateProxy ロールを複 数 のサーバーに配 置 し、異
なるソースからアップデートを配 布 できます。
サーバーの割 り当 ては、ネットワーク規 模 やサーバーおよびネットワーク仕 様 によって異 なります。一 般 的 には、ネッ
トワークが 150台 のステーションで構 成 されている場 合 、あるいはネットワークが異 なる場 所 の複 数 セグメントに分
割 されている場 合 は、異 なるサーバーに複 数 の UpdateProxy ロールを配 置 して負 荷 を分 散 させることを検 討 する
ようお勧 めします。
UpdateProxy ロールを別 のサーバーに配 置 するには、他 のサーバーでインストールと配 置 処 理 を繰 り返 す必 要 が
あります。
3.3. ロールの選択
この画 面 では、AVG 管 理 サーバーの現 在 の状 態 に関 する情 報 が表 示 されます。 すべてが正 常 な場 合 、それぞ
れの情 報 は緑 色 のテキストで表 示 されます。
これが初 回 実 行 ではなく、すべてが正 常 と思 われる場 合 は(現 時 点 で警 告 やエラーがないなど)、構 成 プロセス
を(変 更 の必 要 がない限 り)再 度 実 行 する必 要 はありません。
構 成 に問 題 がある場 合 は、すぐにその理 由 が表 示 されます。情 報 は赤 で強 調 表 示 されます。そのような場 合 、
ウィザード全 体 を実 行 して、問 題 を修 正 する必 要 があります。
[サーバーの役 割 ] セクションでは、このサーバーで実 行 するサーバーロールを選 択 する必 要 があります。いずれか
のオプションを選 択 する必 要 がありますが、両 方 を選 択 することもできます。オプションは次 のとおりです。
DataCenter の役 割
18
AVG 管 理 コンソールを介 した AVG ステーション構 成 の一 元 管 理 を許 可 し、スキャン結 果 を AVG ステー
ションから収 集 し、コンポーネントの状 態 を表 示 します。そのほかにも、さまざまな機 能 があります。
この役 割 のみをインストールする場 合 は、「DataCenter Role」の章 に進 んでください。
UpdateProxy の役 割
ステーションへのアップデートのダウンロードや配 布 用 のプロキシサーバーとして動 作 します。
この役 割 のみをインストールする場 合 は、「UpdateProxy role」の章 に進 んでください。
両 方 のオプションを選 択 する場 合 は、「DataCenter Role」の章 に進 んでください。
3.4. DataCenter ロール
AVG 管 理 サーバーを初 めて配 置 しているのか、繰 り返 し配 置 しているのかどうかを選 択 します。
AVG 管 理 サーバーを初 めて配 置 します
AVG 管 理 サーバーを既 存 のデータベースの上 に配 置 します
3.5. DataCenter ロール -初回の配置
AVG 管 理 サーバーの現 在 の状 態 ステップで DataCenter ロール (「ロール」セクションを参 照 )を選 択 し、初 めて
アプリケーションを配 置 している場 合 は、次 のダイアログが表 示 されます。
メモ:データベースの配 置 が 2度 目 以 降 の場 合 は、「繰 り返 し配 置 」の章 を参 照 してください。
ニーズに合 わせてデータベース システムを選 択 します。 次 のオプションが利 用 できます。
19
Firebird
このソリューションは 1∼ 150台 のステーションで構 成 される小 規 模 ネットワークに適 しています。このデータ
ベースは AVG AntiVirus Business Edition 標 準 インストールに含 まれています。
さらに、ロールダウン メニューから利 用 する言 語 に応 じて特 定 のデータベース文 字 セットを選 択 できます。
Microsoft SQL Server Express
Microsoft SQL Server Express Editionは Microsoft SQL Server の縮 小 版 で最 大 1,
000台 のステーショ
ンに対 応 できます。この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれていませ
ん。その利 用 は商 業 用 ライセンスによって制 限 されていません。
Microsoft SQL Server
Microsoft SQL Server エンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応
します。この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、Microsoft SQL
Server のライセンスによって使 用 が制 限 されています。
Oracle 10g/11g
このデータベース エンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応 します。
この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、商 業 版 ライセンスによって
使 用 が制 限 されています。
MySQL 5
この データベース エンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応 しま
す。この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、商 業 環 境 での利 用
には商 業 版 ライセンスが必 要 になります。
ウィザードを使 用 して現 在 使 用 しているデータベース タイプ以 外 を選 択 すると、以 前 にエクスポートした AVG
DataCenter の内 容 を新 しく選 択 したデータベース タイプにインポートできます。
「データベース概 要 」の章 を参 照 してください。
3.6. DataCenter ロール -繰り返し配置
通 常 、繰 り返 し配 置 ではステーションの既 存 のデータベースが利 用 できるため、ウィザードはまずその内 容 をバック
アップするように提 案 します。
メモ:
データベースがエラー状 態 の場 合 、バックアップは利 用 できません。
20
バックアップを実 行 するには、[DataCenter データベース バックアップをフォルダに作 成 ] チェック ボックスを選 択
し、任 意 の保 存 場 所 を入 力 します。
次 のダイアログでは DataCenter データベースの状 態 が通 知 されます。DataCenter データベースは最 新 である場 合
と古 くなっている場 合 があります。データベースが最 新 の場 合 、次 の 2つのオプションが利 用 できます。
既 存 の DataCenter データベースを保 持
このオプションはデータベースをそのままの状 態 で保 持 します。データベースのバージョンが最 新 のもので、その
内 容 を維 持 する必 要 がある場 合 はこのオプションを選 択 します。
新 しく空 の DataCenter データベースを作 成
完 全 に新 しいデータベースを作 成 する場 合 はこのオプションを選 択 します (
これまで保 存 されていたデータは
失 われます)
。実 行 する前 に、DataCenter データベースのバックアップを強 くお勧 めします。
DataCenter データベースが古 い場 合 は、既 存 のデータベースを更 新 するか新 しく作 成 するかどうかを確 認 するプロ
ンプトが表 示 されます。
現 在 のデータベースを更 新
このオプションはデータベースを現 在 のバージョンに更 新 します。データベースの内 容 を保 持 する必 要 がある
場 合 は、このオプションを選 択 します。
21
次 のステップで、[ユーザー名 ] と[パスワード] オプションのチェック ボックスを選 択 し、任 意 のユーザー名 とパスワー
ドを入 力 できます。これらは AVG 管 理 コンソールや AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザードの起 動 時 やステーション更
新 の実 行 時 に毎 回 必 要 となります。
メモ:
ユーザー名 とパスワードをここで設 定 する場 合 、すべてのステーションが Datacenter に正 しく接 続 できるよう
に、すべての既 存 のステーションで同 じ値 を手 動 で定 義 する必 要 があります。
次 の 2つのダイアログのうちいずれかが表 示 されます (
表 示 されるダイアログはこれまでの選 択 内 容 によって異 なり
22
ます)
。
既 存 のデータベースを保 持 する場 合 は、「UpdateProxy ロール」の章 を参 照 してください。
新 しいデータベースを作 成 する場 合 は、次 のダイアログが表 示 されます。
ニーズに合 わせてデータベース システムを選 択 します。 次 のオプションが利 用 できます。
Firebird
このソリューションは 1∼ 150台 のステーションで構 成 される小 規 模 ネットワークに適 しています。この
データベースは AVG AntiVirus Business Edition 標 準 インストールに含 まれています。
さらに、ロールダウン メニューから利 用 する言 語 に応 じて特 定 のデータベース文 字 セットを選 択 できま
す。
Microsoft SQL Server Express
Microsoft SQL Server Express Editionは Microsoft SQL Server の縮 小 版 で最 大 1,
000台 のステー
ションに対 応 できます。この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれ
ていません。その利 用 は商 業 用 ライセンスによって制 限 されていません。
Microsoft SQL Server
Microsoft SQL Server エンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに
対 応 します。この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、
Microsoft SQL Server のライセンスによって使 用 が制 限 されています。
Oracle 10g/11g
この データベース エンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応
23
します。この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、商 業 版 ラ
イセンスによって使 用 が制 限 されています。
MySQL 5
この データベース エンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応
します。. この製 品 は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、商 業 環
境 での利 用 には商 業 版 ライセンスが必 要 になります。
ウィザードを使 用 して現 在 使 用 しているデータベース タイプ以 外 を選 択 すると、以 前 にエクスポートした
AVG DataCenter の内 容 を新 しく選 択 したデータベース タイプにインポートできます。
「DataCenter ロール -データベース概 要 」の章 を参 照 してください。
3.7. DataCenter ロール -データベース概要
次 に、AVG AntiVirus Business Edition が対 応 している各 データベースの概 要 を示 します。
3.7.1. Firebird
[Firebird] オプションを選 択 した場 合 は、さらに設 定 を行 う必 要 はなく、次 のステップ(Data Import に進 むことがで
きます。
3.7.2. M S SQL Server Express Edition
DataCenter の保 存 用 に Microsoft SQL Server Express を使 用 する場 合 は、次 の情 報 を入 力 します。
コンピュータ名 - SQL Express Edition をインストールするステーション名 を定 義 します。
インスタンス名 - ステーションに複 数 のインスタンスがインストールされている場 合 に特 定 の SQL Express
Edition インストールを示 します。
24
管 理 者 のユーザー名 ?自 動 的 に事 前 定 義 されるので、変 更 の必 要 はありません。
管 理 者 のパスワード ?データベース管 理 者 のパスワード
データベース名 - あらかじめ定 義 されたデータベース名 を表 示 します。
ユーザー名 - データベース用 の新 しい希 望 するログイン名 を入 力 します(AVG 管 理 サーバー接 続 で利 用
されます)。
ユーザー パスワード - データベース用 の新 しい任 意 のパスワードを入 力 します (
AVG 管 理 サーバー接 続 で
利 用 されます)
。
Microsoft SQL Server Express との接 続 時 に問 題 が発 生 した場 合 は、Microsoft SQL Server データベース シ
ステムの使 用 方 法 の章 で解 決 策 が見 つかるかもしれません。
[次 へ] ボタンを押 して、次 の手 順 「Data Import」に進 みます。
3.7.3. M S SQL Server
以 下 の情 報 を入 力 します。
コンピュータ名 - SQL Server がインストールされているサーバー名 を定 義 します。
インスタンス名 - ステーションに複 数 のインスタンスがインストールされている場 合 は、特 定 の SQL Server イ
ンストールを参 照 します。
管 理 者 のユーザー名 ?データベース管 理 者 のユーザー名 を入 力 する必 要 があります。
管 理 者 のパスワード ?データベース管 理 者 のパスワードを入 力 する必 要 があります。
データベース名 - あらかじめ定 義 されたデータベース名 を表 示 します。
25
ユーザー名 - データベース用 の新 しい希 望 するログイン名 を入 力 します(AVG 管 理 サーバー接 続 で利 用
されます)。
ユーザーパスワード - データベース用 の新 しい希 望 するパスワードを入 力 します(AVG 管 理 サーバー接 続
で利 用 されます)。
Microsoft SQL Server との接 続 時 に問 題 が発 生 した場 合 は、Microsoft SQL Server データベース システムの
使 用 方 法 の章 で解 決 策 が見 つかるかもしれません。
[次 へ] ボタンをクリックして、次 の手 順 の [データ インポート] に進 みます。
3.7.4. Oracle
メモ:データベースを別 のコンピュータで実 行 している場 合 は、最 初 に Oracle データベースのクライアント コンポーネ
ントをそのコンピュータにインストールする必 要 があります。Windows Vista へのインストールには Oracle 11g のクラ
イアントを使 用 することをお勧 めします。
その他 のオペレーティング システム用 のインスタント クライアント:http://www.oracle.com/technetwork /database/
features/instant-client/index.html
次 の情 報 を入 力 します。
コンピュータ名 - Oracle 10g がインストールされているサーバー名 を定 義 します。リモート コンピュータにイン
ストールされている場 合 にのみ、値 を変 更 します。
管 理 者 のユーザー名 ?データベース管 理 者 のユーザー名 を入 力 する必 要 があります。
管 理 者 のパスワード ?データベース管 理 者 のパスワードを入 力 する必 要 があります。
インスタンス名 ?ご使 用 の Oracle のインスタンス名 を入 力 します。
26
ユーザー名 - データベース用 の任 意 のログイン名 が表 示 されます (
AVG 管 理 サーバー接 続 で利 用 されま
す)
。
ユーザー パスワード - データベース用 の新 しい任 意 のパスワードを入 力 します (
AVG 管 理 サーバー接 続 で
利 用 されます)
。
[次 へ] ボタンをクリックして、次 の手 順 の [データ インポート] に進 みます。
3.7.5. M ySQL 5
次 の情 報 を入 力 します。
コンピュータ名 - MySQL 5 がインストールされているサーバー名 を定 義 します。リモート コンピュータにインス
トールされている場 合 にのみ、値 を変 更 します。
サービス名 - MySQL エンジン用 の既 定 のオペレーティング システム サービス名 。初 期 値 を保 持 することを
お勧 めします。
管 理 者 のユーザー名 ?データベース管 理 者 のユーザー名 を入 力 する必 要 があります。
管 理 者 のパスワード ?データベース管 理 者 のパスワードを入 力 する必 要 があります。
データベース名 - あらかじめ定 義 されたデータベース名 を表 示 します。
ユーザー名 - データベース用 の新 しい任 意 のログイン名 を入 力 します (
AVG 管 理 サーバー接 続 で利 用 さ
れます)
。
ユーザー パスワード - データベース用 の新 しい任 意 のパスワードを入 力 します (
AVG 管 理 サーバー接 続 で
利 用 されます)
。
処 理 を進 める前 に次 の注 意 事 項 に目 を通 してください。
27
MySQL Server 5 は max_allowed_packet 変 数 を使 用 して、1パケット当 たりの最 大 サイズを設 定 します。既 定
値 は 1048576バイト (
1MB) ですが、通 常 では AVG 管 理 サーバーの正 常 な動 作 には低 すぎる値 です。この値
を 10MB 以 上 に変 更 することを強 くお勧 めします。変 更 するには、次 の方 法 のいずれかを実 行 します。
現 在 の AVG 管 理 サーバー実 行 でのみ値 を設 定
サーバーが再 起 動 するまで設 定 が適 用 されます。再 起 動 後 は既 定 値 または my.ini の値 が再 度 使 用 され
ます。
メモ:この操 作 を実 行 するには、MySQL ルート権 限 で管 理 者 としてログインする必 要 があります。
MySQL サーバーにログインして次 のコマンドを実 行 します。
set global max_allowed_packet = 10485760
my.ini ファイルの設 定 を変 更 (
永 久 的 に変 更 -推 奨 )
設 定 が永 久 的 に保 存 されます。MySQL サーバーの再 起 動 が必 要 です。
MySQL サーバーの my.ini ファイルを開 きます。
[mysqld] セクションの max_allowed_pack et を次 の値 に変 更 します。
max_allowed_packet = 10485760
mysqld デーモンまたは MySQL サービスを再 起 動 します。
[次 へ] ボタンをクリックして、次 の手 順 の [データ インポート] に進 みます。
3.8. DataCenter ロール ? データ インポート
28
データベースの選 択 を確 定 後 、既 存 のデータを新 しく作 成 したデータベースにインポートすることもできます。ネット
ワークが Active Directory に対 応 している場 合 、次 の 2つのオプションが利 用 できます。
ステーションを Active Directory からインポートする
このオプションを使 用 すると、すべてのステーション名 を Active Directory からデータベースに自 動 的 にインポ
ートできます。インストールするステーションを後 から選 択 できます。
まず、[ステーションを Active Directory からインポートする] チェック ボックスを選 択 します。次 に、インポ
ート元 の Active Directory 対 応 ドメイン名 を入 力 します。
[AD のサブドメインごとにグループを作 成 する] チェック ボックスを選 択 します。これにより、グループが自
動 的 に作 成 され、Active Directory 内 部 で利 用 可 能 なサブドメイン名 に従 ってステーションが並 び替 えられ
ます。
また、現 在 ログインしているユーザー以 外 のユーザーを使 用 する場 合 は、[詳 細 ] ボタンをクリックして、ログ
イン詳 細 情 報 を指 定 できます。
データをフォルダからデータベースにインポートする
実 行 するには、[データをフォルダからデータベースにインポートする] ボックスにチェックを付 けます。フォル
ダの選 択 フィールドが利 用 できるようになります。このボタンをクリックして、バックアップ フォルダを選 択 しま
す。
次 に、インポート元 のファイルが保 存 されているフォルダを検 索 します。
前 の 2012バージョンからアップグレードしている場 合 は、このダイアログで AVG DataCenter 2012 データをイ
ンポートできます。詳 細 については、「AVG DataCenter 2012 からのステーションおよび設 定 のインポート」の
章 をご覧 ください。
メモ:AVG 管 理 サーバーは自 動 データベース バックアップを次 の既 定 のフォルダに作 成 します。
C:\Documents and settings\All users\Application Data\AVG2013\Admin Server Data\DatabaseBackup
以 前 に AVG リモート管 理 を使 用 していたときのデータベース バックアップを使 用 する場 合 は、バックアップ
29
機 能 をオフにしていない限 り、バックアップ ファイルは同 じ場 所 にあります。バックアップ ファイルは
avgexport.dce 形 式 で保 存 されます(
ただし、必 要 に応 じて名 前 を変 更 できます)
。
[次 へ] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 定 します。
3.9. DataCenter ロール -サーバー アクセス
このステップでは [ユーザー名 ] と[パスワード] オプションのチェック ボックスを選 択 し、任 意 のユーザー名 とパスワー
ドを入 力 できます。これらは AVG 管 理 コンソールや AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザードの起 動 時 やステーション更
新 の実 行 時 に毎 回 必 要 となります。
メモ:
ユーザー名 とパスワードをここで設 定 する場 合 、すべてのステーションが Datacenter に正 しく接 続 できるよう
に、すべての既 存 のステーションで同 じ値 を手 動 で定 義 する必 要 があります。
30
3.10. UpdateProxy ロール
[ロールの選 択 ] ダイアログで、Update Proxy ロールの配 置 を選 択 した場 合 、このダイアログが表 示 されます。
更 新 ファイルをダウンロードして保 存 するためのフォルダを選 択 する必 要 があります。 フォルダが存 在 しない場 合 、
作 成 するかどうかを確 認 するメッセージが表 示 されます。
この
ボタンをクリックして、フォルダを選 択 します。完 了 したら、[次 へ] ボタンをクリックして、操 作 を続 行 します。
3.10.1. 更新サーバー
31
このダイアログでは更 新 サーバーを選 択 します。更 新 ファイルは AVG 管 理 サーバーによってこのサーバーからダウン
ロードされます (
配 信 のため)
。これらの設 定 がわからない場 合 は、既 定 の設 定 を使 用 することをお勧 めします。
AVG 2013 がインストールされているステーションと古 い AVG 2012 がインストールされているステーションでは、異 な
る更 新 サーバーから異 なる更 新 パッケージが必 要 になることが想 定 されます。したがって、2つの独 立 したタブを使
用 して、これらのサーバーを個 別 に選 択 できます。
何 らかの理 由 によりスパム対 策 更 新 をダウンロードない場 合 は、[スパム対 策 更 新 のダウンロードを許 可 する]
をオフにします。このチェック ボックスを選 択 すると、スパム対 策 更 新 が Mailshell サーバーから直 接 ダウンロードされ
ます。
スパム対 策 更 新 の詳 細 については、「設 定 /
ステーションの共 有 設 定 /
グループ/
スパム対 策 」の章 を参 照 してく
ださい。
これらのサーバーのいずれかを変 更 する必 要 がある場 合 は、次 のオプションを使 用 します。
新 しい更 新 サーバーを定 義 する場 合 は、[追 加 ] ボタンをクリックします。
完 全 なサーバー アドレスを [URL] フィールドに入 力 します。http:// 接 頭 語 も入 力 します。80以 外 の場 合 はポー
ト番 号 も指 定 します。
次 のボタンも使 用 できます。
編 集 - 選 択 したサーバーのアドレスを変 更 します。
32
削 除 - 選 択 したサーバーのアドレスを削 除 します。
既 定 の設 定 - 現 在 のダイアログの値 を既 定 の設 定 にリセットします。
サーバーは優 先 度 順 に表 示 されています。最 初 のサーバーは必 ず最 優 先 のサーバーであり、アップデートはまずこ
のサーバーからダウンロードされます。順 序 を変 更 する必 要 がある場 合 は、次 のボタンをクリックして変 更 します。
上 に移 動 - 選 択 したサーバーを上 に移 動 します。
下 に移 動 - 選 択 したサーバーを下 に移 動 します。
完 了 したら、[次 へ] ボタンをクリックして操 作 を続 行 します。
このダイアログでは、現 在 配 置 されている AVG 管 理 サーバー URL をステーション設 定 に適 用 される更 新 サーバー
33
のリストに追 加 できます。ここでも、AVG 2013 ステーション用 と古 い AVG 2012 ステーション用 の 2つのタブがありま
す。
ドロップダウン メニューから次 のいずれかを選 択 します。
DC への書 き込 み禁 止 - 現 在 配 置 されている AVG 管 理 サーバー URL が DataCenter 設 定 に書 き込 ま
れなくなります。
アプリケーション サーバー - 現 在 配 置 されている AVG 管 理 サーバー URL はアプリケーション サーバーの
グループ設 定 に保 存 されます。
共 有 設 定 - 現 在 配 置 されている AVG 管 理 サーバー URL はステーションの共 有 設 定 に保 存 されます。
新 しいグループ.
.
.- 現 在 配 置 されている AVG 管 理 サーバー URL は新 しいグループに保 存 されます。 こ
のオプションを選 択 する場 合 は、グループ名 を選 択 する必 要 があります。任 意 で説 明 も入 力 できます。
新 しいステーション - 現 在 配 置 されている AVG 管 理 サーバー URL は、新 しいステーションのグループ設
定 に保 存 されます。
メモ:ドロップダウン メニューで使 用 できるオプションは 1つのみです。更 新 サーバーの一 覧 はユーザーの選 択 内 容
に応 じて更 新 されます。
更 新 サーバーの一 覧 では上 記 の設 定 を適 用 するサーバーを選 択 します。 前 のダイアログと同 じ機 能 ボタンを使
用 します。
AVG 管 理 サーバーを経 由 でスパム対 策 データベースを直 接 更 新 するには、[スパム対 策 を AVG 管 理 サーバー
経 由 で更 新 する] をオンにします。
メモ:このチェック ボックスを使 用 するには、[AVG 管 理 サーバー UpdateProxy] をリストの最 初 に移 動 します。
[上 に移 動 ] ボタンを使 用 します。
スパム対 策 更 新 の詳 細 については、「設 定 /
ステーションの共 有 設 定 /
グループ/
スパム対 策 」の章 を参 照 してく
ださい。
34
3.11. 設定の概要
このダイアログにはこれまでに選 択 された設 定 の概 要 が表 示 されます。[サーバー ダンプ ファイルを自 動 的 に分
析 に送 信 する] チェックボックスを選 択 すると、AVG 管 理 サーバーがクラッシュした可 能 性 がある場 合 にダンプ ファ
イルを AVG テクニカル サポートに直 接 送 信 し、分 析 を依 頼 できます。
[配 置 ] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 定 します。配 置 処 理 が開 始 します。この処 理 には時 間 がかかる場 合
があります。お待 ちください。
プロセスが完 了 したら、[完 了 ] ボタンをクリックしてウィザードを終 了 します。AVG 管 理 サーバーが起 動 します。
リモート ステーションへの AVG インストールをただちに開 始 する場 合 の詳 細 については、「AVG ネットワーク インス
トーラ ウィザード」の章 を参 照 してください。
関 連 トピック:
AVG 管 理 コンソールで利 用 可 能 なリモート ネットワーク インストーラ
スタンドアロン AVG ネットワーク インストーラ ウィザード基 本 モード
スタンドアロン AVG ネットワーク インストーラ ウィザード高 度 モード
AVG DataCenter へのステーション接 続
複 数 の AVG DataCenter 間 でのステーション移 行
また、AVG 遠 隔 管 理 に関 する他 の操 作 については、一 般 的 な「...の方 法 」の章 も参 照 してください。
35
4. AVG ネットワーク インストーラ ウィザード基本モード
メモ:この章 では、AVG ネットワーク インストーラ ウィザードのスタンドアロン バージョンについて節 召 します。
ネットワーク インストーラ ウィザードは AVG 管 理 コンソールに直 接 含 まれているため、AVG 管 理 コンソールから使
用 すると利 便 性 が高 まります。詳 細 については、「AVG 管 理 コンソール/
ネットワーク インストーラ」の章 を参 照
してください。
AVG ネットワーク インストーラ ウィザードは AVG をステーションにリモートでインストールし、オンサイト インストー
ル用 のインストール スクリプトを作 成 します。
ウィザードは 2つの方 法 で起 動 できます。
[Windows スタートメニュー/
すべてのプログラム/
AVG2013 遠 隔 管 理 /
AVG ネットワーク インストーラ
AVG 管 理 コンソール環 境 の上 部 メニューの [ツール/
AVG をステーションにインストール.
.
.] から起 動 しま
す。
ウィザードは基 本 モードまたは高 度 モードで実 行 できます。ウィザードの最 初 で [高 度 モード] オプションを選 択 す
ることができます。このオプションを選 択 しなかった場 合 は、プログラムは基 本 モード (
一 般 ユーザー向 け)で実 行 さ
れます。
この章 では、簡 単 な設 定 やインストールを希 望 するユーザーに適 した基 本 モードについて説 明 します。インストー
ルには AVG の正 常 かつ包 括 的 な機 能 に必 要 な AVG 情 報 とパラメータが含 まれます。
4.1. コンポーネントの推奨設定
AVG をステーションにインストールする前 に、各 コンポーネントに関 する次 の推 奨 設 定 を確 認 してください。
メモ:AVG ネットワーク インストーラ ウィザードの基 本 モードでは、個 々 のコンポーネントを選 択 してインストールす
ることはできません。カスタム コンポーネントを選 択 するには、ウィザードの高 度 モードを使 用 する必 要 があります。
詳 細 については、「AVG ネットワーク インストーラ ウィザード高 度 モード」の章 を参 照 してください。
次 の AVG コンポーネントは通 常 のワークステーションでのみ利 用 可 能 です。
AVG ファイアウォール
AVG オンライン シールド
AVG パーソナル メール スキャナ
上 記 のコンポーネントではサーバー負 荷 テストが行 われていません。サーバー オペレーティング システム (
ISA、プロ
キシ、メール サーバー、ターミナル サーバーなど)にインストールすると、コンポーネントでサーバー通 信 の障 害 が発
生 するおそれがあります。この問 題 を回 避 するために、サーバー オペレーティング システムに上 記 のコンポーネント
をインストールしないことをお勧 めします。
AVG サーフシールド
このコンポーネントで使 用 する特 殊 なドライバを正 常 に更 新 するために、コンピュータの再 起 動 が必 要 にな
る場 合 があります。したがって、サーバー環 境 へのインストールは推 奨 されません。
メモ:一 部 のサーバー オペレーティング システムがインストールされているコンピュータ (
Windows Server 2003 など)
で、サーバー機 能 を有 効 にせずに、標 準 ワークステーションとして使 用 する場 合 、この制 限 は該 当 しません。
36
4.2. ようこそ
すでに AVG ネットワークインストーラウィザードを使 用 し、カスタマイズされた構 成 を構 成 ファイル(最 終 ステップ
で入 手 可 能 )に保 存 してある場 合 は、[設 定 をロード] ボタンを選 択 して、すぐに設 定 をロードできます。
デフォルトで事 前 設 定 されていた元 の設 定 に戻 るには、[デフォルト設 定 ] ボタンを押 します。
インストール処 理 中 に F2 キーまたは CTRL+S を押 すと、設 定 の進 行 状 況 をいつでも保 存 できます。新 しいダイ
アログが表 示 され、そのダイアログで構 成 ファイル名 を選 択 することができます。
操 作 を続 けるには、[次 へ] ボタンをクリックします。
37
4.3. インストール方法
基 本 モードで続 行 するには、[詳 細 モード] オプションを選 択 しないでください。それ以 外 の場 合 は、「Advanced
Mode」の章 に進 んでください。
ダイアログウィンドウには、インストールスクリプトを作 成 し使 用 するための 2つのオプションのいずれかを選 択 できま
す。
リモートネットワークインストール
このオプションを使 用 すると、ローカル ネットワークで利 用 できるステーション(IP 範 囲 やインポートされたリス
トに基 づいて、ドメイン、Active Directory から選 択 されたコンピュータ)に AVG をインストールできます。
以 前 の AVG DataCenter からステーションを削 除 (および新 しいものに移 動 )する場 合 にもこのオプションを
使 用 できます。
AVG インストールスクリプトの作 成
このオプションを使 用 すると、ローカルインストール用 またはリムーバブルメディア/
ネットワークフォルダからのイ
ンストール用 のインストールスクリプトとバッチファイルを作 成 できます。
38
4.4. リモート ネットワーク インストール
正 常 にリモート インストールを実 行 するために、まずウィザードはターゲット ステーション上 に AVG が既 に存 在 する
かどうかを確 認 します。その後 に、AVG インストール ファイルを転 送 し、それにしたがってインストールを処 理 しま
す。
処 理 を進 める前 に、リモート AVG インストールに関 するネットワーク要 件 と例 外 を確 認 してください。
ポート設 定 の詳 細 については、「ネットワーク要 件 」の章 を参 照 してください。
39
このステップでは次 のインストール パラメータを定 義 する必 要 があります。
ライセンス情 報 ?名 前 、会 社 、およびライセンス番 号 (
必 須 値 )などのライセンス データを入 力 します。
[名 前 ] フィールドに Windows のユーザー名 を使 用 する場 合 は、該 当 のチェック ボックスを選 択 せず既 定 の
システム設 定 を使 用 します。
AVG インストール パッケージを含 むフォルダ - AVG インストール パッケージへの完 全 パスを入 力 するか、
この
ボタンを使 用 して正 しいフォルダを選 択 します。
まだパッケージをダウンロードしていない場 合 は、[ダウンロード] ボタンをクリックしてウィザードを実 行 し、選
択 したフォルダにインストール ファイルをダウンロードします。[ダウンロード] ボタンの上 に、ダウンロードの進
行 状 況 が表 示 されます。
プロキシ設 定 ボタン - インターネットに接 続 するためにプロキシ サーバーが必 要 な場 合 は、[プロキシ設
定 ] ボタンをクリックすると、プロキシ サーバーの詳 細 を入 力 できます。
ライセンス番 号 の変 更 - このボタンをクリックして、AVG のリモート インストールで使 用 する新 しいライセン
ス番 号 を入 力 します。
40
このステップでは次 のオプションを利 用 できます。
メモ:これらの設 定 がわからない場 合 は、デフォルトの設 定 を使 用 することをお勧 めします。
リモート管 理 - AVG DataCenter 接 続 文 字 列 を [AVG DataCenter 接 続 文 字 列 ] フィールドに入 力 しま
す。必 要 に応 じてユーザー名 とパスワードも入 力 します。AVG Admin コンソールを使 用 してステーションを管
理 しない場 合 は、このオプションのチェックを外 します。
新 しいステーションをグループに追 加 する - 新 しいステーションをカスタム グループに自 動 的 に追 加 する
場 合 は、ここでグループ名 を選 択 できます。
カスタム アップグレード サーバー - ステーションで使 用 する更 新 サーバーが既 に存 在 する場 合 は、この
チェック ボックスをオンにして更 新 サーバーのアドレスを入 力 します。
41
ウィザードでは、まずステーションをスキャンしてステータスを確 認 してから、AVG をインストールする必 要 があります。
[ネットワークのスキャン方 法 ] セクションのドロップダウン リストから、ステーションを選 択 する方 法 を選 択 します。
選 択 できるオプションは次 のとおりです。
ドメインのすべてのステーション - このオプションを選 択 すると、ローカル ドメインで利 用 できるすべてのステ
ーションがスキャンされます。
メモ:現 在 のコンピュータがドメインに含 まれている場 合 にのみこのオプションを利 用 できます。
IP 範 囲 を入 力 - このオプションを選 択 すると、特 定 の範 囲 の IP アドレスを選 択 できます。
ステーションをファイルからインポート - 新 しいダイアログが開 き、スキャン対 象 のステーションのリストが含 ま
れたファイルを選 択 できます。ソース テキスト ファイルの各 行 には、ステーション名 または IP アドレスを 1つ
記 述 します。
1 つのステーションを選 択 - このオプションを選 択 すると、特 定 のコンピュータ名 (
DNS 名 )または IP アドレ
スを入 力 できます。
Active Directory から選 択 - Active Directory から特 定 のステーションを直 接 選 択 できます。
メモ:現 在 のコンピュータがドメインに含 まれている場 合 のみ、このオプションを利 用 できます。
[アカウントの一 覧 ] セクションは作 業 を支 援 し、インストール処 理 を迅 速 化 します。リモート ステーションのアクセ
ス権 が AVG をインストールするのに不 十 分 な場 合 は、管 理 者 権 限 を持 つユーザー名 (
管 理 者 グループのメンバ
ーであるユーザー名 )を入 力 するように指 示 されます。すべてのステーションで共 通 の管 理 者 アカウント (
同 じログイ
ン名 とパスワード)がない場 合 は、各 ステーションに関 する情 報 を個 別 に入 力 するように指 示 されます。
このセクションでは、リモート インストールで使 用 するアカウントの一 覧 を作 成 できます。これにより、認 証 資 格 情
報 を複 数 入 力 する手 間 が省 けます。[追 加 ] ボタンをクリックすると、アカウントを一 覧 に追 加 できます。[削 除 ] ボ
42
タンをクリックすると、削 除 できます。後 でまた使 用 するためにアカウントの一 覧 を保 持 する場 合 は、[アカウントの
一 覧 を保 存 する] ボックスにチェックを付 けます。ただし、安 全 性 の理 由 から、この方 法 は推 奨 されません。
警 告 :AVG リモート インストールは対 応 するオペレーティング システムがインストールされているステーションでのみ
実 行 できます。対 応 するオペレーティング システムの一 覧 については、「対 応 オペレーティング システム」の章 を参
照 してください。また、管 理 者 権 限 のあるログイン ユーザー名 が必 要 です。
必 要 に応 じて、「ネットワーク要 件 」の章 も参 照 してください。
4.4.1. ドメインのすべてのステーション
AVG をドメインからリモートですべてのコンピュータにインストールする場 合 、ドメインで利 用 可 能 なステーションのリ
ストを含 む次 のダイアログが表 示 されます。
右 クリックして、追 加 オプションを表 示 します。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
43
4.4.2. IP 範囲を入力
AVG を IP 範 囲 に従 ってリモートにインストールする場 合 は、以 下 のダイアログが表 示 されます。
ここに IP アドレスを入 力 して、スキャン範 囲 を指 定 する必 要 があります。[開 始 ] フィールドには開 始 IP アドレス
を、[終 了 ] フィールドには終 了 IP アドレスを入 力 します。IP アドレス範 囲 を一 覧 に追 加 するには [追 加 ] ボタンを
クリックします。
範 囲 を右 側 の一 覧 から削 除 するには、削 除 する項 目 を選 択 して、[削 除 ] ボタンをクリックします。
IP 範 囲 の選 択 が終 了 したら、[次 へ] ボタンをクリックして次 へ進 んでください。完 了 したら、[ステーションの選 択 ]
ウィンドウが表 示 されます。
44
右 クリックして、追 加 オプションを表 示 します。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
4.4.3. ファイルからのステーションのインポート
注 :このオプションは通 常 、ステーションを別 の AVG DataCenter に移 行 する場 合 に使 用 します。 このトピックの詳
細 については、「Migrate Stations from/to Different DataCenter」の章 を参 照 してください。
ファイルから選 択 したステーションに、AVG をリモートにインストールする場 合 は、ファイルを参 照 するためのダイアロ
グが表 示 されます。 ファイルを参 照 して、選 択 内 容 を確 認 します。ソースファイル形 式 には、シンプルなテキスト形
式 で行 ごとに 1つのステーション名 が含 まれています。
完 了 したら、[ステーションの選 択 ] ウィンドウが表 示 されます。
45
右 クリックすると、追 加 オプションが表 示 されます。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
46
4.4.4. 1 つのステーションを選択
AVG をリモートで 1つのステーションにインストールする場 合 は、次 のダイアログが表 示 されます。
[コンピュータ名 ] または [IP アドレス] フィールドのいずれかをクリックして、適 切 な名 前 または IP アドレスを入 力 し
てください。[OK] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 認 します。AVG インストール用 に選 択 したステーションの
チェックプロセスが開 始 されます。 完 了 したら、[ステーションの選 択 ] ウィンドウが表 示 されます。
右 クリックして、追 加 オプションを表 示 します。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
47
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、リストのすべてのステーションの状 態 をリロードします。[ステー
ションを 1つ追 加 ] では、別 のステーションを 1つ追 加 できます。
リモートネットワークインストール -最 終 ステップの章 に進 んで、リモートインストールプロセスを完 了 します。
4.4.5. Active Directory から選択
ネットワークがドメインベースの場 合 は、Active Directory で選 択 したステーションに、AVG をリモートでインストール
できます。新 しいダイアログが表 示 されます(コンピュータを選 択 するための標 準 的 な Windows ダイアログ)。ステ
ーション名 を手 入 力 するか、検 索 用 のダイアログ詳 細 機 能 を使 用 して、複 数 のステーションを選 択 できます (
セミ
コロンで値 を区 切 ってください)
。
完 了 したら、[ステーションの選 択 ] ウィンドウが表 示 されます。
右 クリックすると、追 加 オプションが表 示 されます。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
48
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
4.5. リモート ネットワーク インストール -最終ステップ
また、リスト内 のステーションをポイントしたときに、数 秒 間 、「ツールチップ」というものを表 示 できます。 ツールチップ
には、ステーションの状 態 およびその他 の詳 細 が表 示 されます。
処 理 を進 める準 備 ができたら、対 象 のステーションを選 択 し、[インストール] ボタンをクリックして、リモートインスト
ールを開 始 します。
リストから一 部 のステーションだけを選 択 した場 合 は、AVG インストールはこれらのステーションのみで実 行 されま
す。それ以 外 の場 合 は、リストされているすべてのステーションでインストールが実 行 されます。
アクセス権 が不 十 分 で、リモート ステーション上 でインストールできない場 合 は、インストール中 にドメイン管 理 者
のログイン/
パスワードを要 求 されます。
49
管 理 者 権 限 付 きのユーザー名 を(管 理 者 のグループのメンバーであるユーザー名 )入 力 します。[OK] をクリックし
て変 更 を確 定 します。
すべてのステーションで共 通 の管 理 者 アカウントがない場 合 は(同 じログイン名 とパスワード)、各 ステーションで情
報 を個 別 に入 力 するように求 められます。
[キャンセル] ボタンを押 すと、現 在 のステーションのインストールがスキップされて、ウィザードはリスト内 の次 のステー
ションでインストールを続 行 します。
AVG は、ステーションに転 送 され、インストールされます。インストールが正 常 に行 われると、各 行 にインストールの
成 功 が表 示 されます(ただし、処 理 にはしばらく時 間 がかかる場 合 があります)。
すべてのステーションがインストールファイルを受 信 し、インストール処 理 が完 了 した時 点 で、[次 へ] ボタンをクリック
してこのダイアログを終 了 できます。
注 :[ステーション/
新 規 ステーション] または[リモート管 理 設 定 ] ダイアログの間 に選 択 したグループのいずれかの
AVG 管 理 コンソールで、最 近 インストールされたステーションを後 で表 示 できます。
不 正 な状 態 にある(リモート インストール失 敗 のため)最 近 インストールしたステーションをリスト表 示 するには、[ス
テーション/
非 準 拠 ステーション] に移 動 します。
最 後 のダイアログには、ステーション上 のアクティビティの短 い概 要 が示 されます。
50
[設 定 を保 存 ] ボタンを使 用 すると、以 前 選 択 した構 成 を保 存 できます。このウィザードを再 度 実 行 したときに、
最 初 の時 点 で設 定 をロードすれば、その構 成 を再 使 用 できます。
[完 了 ] ボタンをクリックして、ウィザードを終 了 します。
4.6. AVG インストール スクリプトの作成
[AVG インストール スクリプトの作 成 ] オプションを選 択 すると、ウィザードによってインストール スクリプトが選 択 し
たディレクトリに作 成 されます。ディレクトリの内 容 を使 用 して CD やネットワーク フォルダからインストールを実 行 し
たり、直 接 ステーションにコピーしたりできます。
このオプションを使 用 して、ネットワーク ステーションやサーバーへのリモート インストールはできません。
51
最 初 のステップでは、このオプションの概 要 を説 明 します。続 行 するには、[次 へ] をクリックします。
このステップでは次 のインストール パラメータを定 義 する必 要 があります。
ライセンス情 報 ?名 前 、会 社 、およびライセンス番 号 (
必 須 値 )などのライセンス データを入 力 します。
[名 前 ] フィールドに Windows のユーザー名 を使 用 する場 合 は、該 当 のチェック ボックスを選 択 せず既 定 の
システム設 定 を使 用 します。
AVG インストール パッケージを含 むフォルダ - AVG インストール パッケージへの完 全 パスを入 力 するか、
この
ボタンを使 用 して正 しいフォルダを選 択 します。
まだパッケージをダウンロードしていない場 合 は、[ダウンロード] ボタンをクリックしてウィザードを実 行 し、選
択 したフォルダにインストール ファイルをダウンロードします。[ダウンロード] ボタンの上 に、ダウンロードの進
52
行 状 況 が表 示 されます。
プロキシ設 定 ボタン - インターネットに接 続 するためにプロキシ サーバーが必 要 な場 合 は、[プロキシ設
定 ] ボタンをクリックすると、プロキシ サーバーの詳 細 を入 力 できます。
ライセンス番 号 の変 更 - このボタンをクリックして、AVG のリモート インストールで使 用 する新 しいライセン
ス番 号 を入 力 します。
このステップでは次 のオプションを利 用 できます。
メモ:これらの設 定 がわからない場 合 は、既 定 の設 定 を使 用 することをお勧 めします。
リモート管 理 - AVG DataCenter 接 続 文 字 列 を [AVG DataCenter 接 続 文 字 列 ] フィールドに入 力 しま
す。必 要 に応 じてユーザー名 とパスワードも入 力 します。AVG Admin コンソールを使 用 してステーションを管
理 しない場 合 は、このオプションのチェックを外 します。
新 しいステーションをグループに追 加 する - 新 しいステーションをカスタム グループに自 動 的 に追 加 する
場 合 は、ここでグループ名 を選 択 できます。
カスタムアップグレードサーバー - ステーションで使 用 するアップデートサーバーが既 に存 在 する場 合 は、こ
のチェックボックスにチェックを入 れそのアドレスを入 力 します。
53
このステップでは、インストール スクリプト ファイル名 、保 存 場 所 、その他 のオプションを指 定 できます。
[ファイル名 定 義 ] では次 のオプションを定 義 します。
インストールを起 動 するファイル名 - インストールの起 動 に使 用 するファイルのカスタム名 を入 力 します。
ファイル拡 張 子 は*.batでなければなりません。
パラメータ付 きのスクリプト ファイル名 - スクリプト パラメータ ファイルのカスタム名 を入 力 します。ファイル
拡 張 子 は*.iniでなければなりません。
[セットアップ ファイルの場 所 ] では次 のオプションを定 義 します。
インストール スクリプト ファイルを保 存 するフォルダを選 択 する - このチェック ボックスにチェックを付 け、
インストール スクリプトを保 存 するカスタム ディレクトリを選 択 します。
AVG 2013 インストール ファイル用 のサブフォルダを作 成 する -AVGセットアップ ファイルをサブフォルダに保
存 する場 合 は、このチェック ボックスをオンにします。
AUTORUN.INF ファイルを作 成 する AVG - スクリプトを CD/DVD または USB フラッシュ ディスクに作 成 し、
挿 入 した時 点 で自 動 的 にインストールを実 行 する場 合 は、このチェック ボックスをオンにして、
AUTORUN.INF を作 成 します。
相 対 パスを有 効 にする - このオプションにチェックを付 けておくことをお勧 めします。相 対 パスは、現 在 のソ
ースディレクトリに対 して相 対 的 です。たとえば、ソースディスクドライブとパスが c:\avginstallation で、このオ
プションをオフにすると、出 力 スクリプトはまったく同 じパスのインストールファイルを検 索 します。多 くの場 合 、
これはスクリプトを実 行 するターゲットステーションで異 なり、スクリプトが動 作 しない可 能 性 があります。
54
このステップでは、セットアップ ファイルと設 定 ファイルをプレビュー表 示 します。最 初 のタブにはセットアップ ファイルに
関 する情 報 が表 示 され、2番 目 のタブには事 前 設 定 された情 報 が表 示 されます。
まだ出 力 パスを入 力 していない場 合 は [スクリプトの保 存 先 フォルダを選 択 ] セクションに入 力 します。
インストール スクリプトをコンパイルして選 択 した場 所 に保 存 するには、[スクリプト作 成 ] ボタンをクリックします。
[設 定 の保 存 ] ボタンを使 用 すると、以 前 に選 択 した設 定 を保 存 できます。このウィザードを再 度 実 行 したとき
に、最 初 の時 点 で設 定 をロードすれば、その設 定 を再 利 用 できます。
[完 了 ] ボタンをクリックして、ウィザードを終 了 します。
作 成 したスクリプト ファイルを使 用 するには複 数 のオプションがあります。以 下 に、最 も一 般 的 な例 を 2つ示 しま
55
す。
フォルダに保 存 したスクリプトを使 用 するには:
1.
以 前 に選 択 したフォルダの内 容 全 体 をステーションにコピーします。
メモ:スクリプトをネットワーク フォルダにコピーした場 合 、ネットワーク上 から直 接 フォルダに移 動 できます。
2.
ステーションでこのフォルダに移 動 して、AvgSetup.bat ファイルを実 行 します。
3.
コマンド ライン ウィンドウが表 示 され、インストールが開 始 されます。
4.
インストールが完 了 した時 点 で、ウィンドウが自 動 的 に閉 じます。
スクリプトは外 付 けハード ドライブや USB フラッシュ ディスクなどのリムーバブル デバイスに保 存 できます。
スクリプトをリムーバブル デバイスから使 用 するには:
1.
リムーバブル デバイスをステーションに挿 入 します。
2.
自 動 実 行 機 能 がステーションのオペレーティング システムで有 効 になっていて、スクリプト準 備 中 に
「autorun.inf」ファイルの作 成 を選 択 した場 合 、インストールは自 動 的 に開 始 されます。
3.
そうでない場 合 は、リムーバブル デバイス ディスクを開 き、手 動 で AvgSetup.bat ファイルを実 行 します。
4.
コマンド ライン ウィンドウが表 示 され、インストールが開 始 されます。
5.
インストールが完 了 した時 点 で、ウィンドウが自 動 的 に閉 じます。
56
5. AVG ネットワーク インストーラ ウィザード高度モード
メモ:この章 では、AVG ネットワーク インストーラ ウィザードのスタンドアロン バージョンについて節 召 します。
ネットワーク インストーラ ウィザードは AVG 管 理 コンソールに直 接 含 まれているため、AVG 管 理 コンソールから使
用 すると利 便 性 が高 まります。詳 細 については、「AVG 管 理 コンソール/
ネットワーク インストーラ」の章 を参 照
してください。
AVG ネットワーク インストーラ ウィザードの高 度 モードでは、AVG をステーションにリモートでインストールし、オ
ンサイト インストール用 のインストール スクリプトを作 成 します。
高 度 モードは必 要 に応 じて手 動 でインストール スクリプト (
機 能 、パラメータ、AVG 動 作 )を設 定 する上 級 ユーザ
ー向 けです。
ウィザードは 2つの方 法 で起 動 できます。
[Windows スタートメニュー/
すべてのプログラム/
AVG 2013 遠 隔 管 理 /
AVG ネットワーク インストーラ]
から起 動 します。
AVG 管 理 コンソール環 境 の上 部 メニューの [ツール/
AVG をステーションにインストール.
.
.] から起 動 しま
す。
ウィザードは基 本 モードまたは高 度 モードで実 行 できます。2つ目 のステップで [高 度 モード] オプションを選 択 でき
ます。このオプションを選 択 しなかった場 合 は、プログラムは基 本 モード (
一 般 ユーザー向 け)で実 行 されます。
この章 では高 度 モードについて説 明 します。
メモ:「コンポーネントの推 奨 設 定 」の章 を読 んでから、AVG のリモート インストールを進 めてください。
5.1. ようこそ
57
すでに AVG ネットワークインストーラウィザードを使 用 し、カスタマイズされた構 成 を構 成 ファイル(最 終 ステップ
で入 手 可 能 )に保 存 してある場 合 は、[設 定 をロード] ボタンを選 択 して、すぐに設 定 をロードできます。
デフォルトで事 前 設 定 されていた元 の設 定 に戻 るには、[デフォルト設 定 ] ボタンを押 します。
インストール処 理 中 に F2 キーまたは CTRL+S を押 すと、設 定 の進 行 状 況 をいつでも保 存 できます。新 しいダイ
アログが表 示 され、そのダイアログで構 成 ファイル名 を選 択 することができます。
操 作 を続 けるには、[次 へ] ボタンをクリックします。
5.2. インストール方法
詳 細 モードで続 行 するには、[詳 細 モード] チェックボックスをオンにします。それ以 外 の場 合 は、「Basic Mode」
の章 に進 んでください。
ダイアログウィンドウには、インストールスクリプトを作 成 し使 用 するための 2つのオプションのいずれかを選 択 できま
す。
リモートネットワークインストール
このオプションを使 用 すると、ローカル ネットワークで利 用 できるステーション(IP 範 囲 やインポートされたリス
トに基 づいて、ドメイン、Active Directory から選 択 されたコンピュータ)に AVG をインストールできます。
以 前 の AVG DataCenter からステーションを削 除 (および新 しいものに移 動 )する場 合 にもこのオプションを
使 用 できます。
AVG インストールスクリプトの作 成
このオプションを使 用 すると、ローカルインストール用 またはリムーバブルメディア/
ネットワークフォルダからのイ
58
ンストール用 のインストールスクリプトとバッチファイルを作 成 できます。
5.3. リモート ネットワーク インストール
正 常 にリモート インストールを実 行 するために、まずウィザードはターゲット ステーション上 に AVG が既 に存 在 する
かどうかを確 認 します。その後 、AVG インストール ファイルを転 送 し、それにしたがってインストールを処 理 します。
処 理 を進 める前 に、リモート AVG インストールに関 するネットワーク要 件 と例 外 を確 認 してください。
ポート設 定 の詳 細 については、「ネットワーク要 件 」の章 を参 照 してください。
59
このステップでは次 のインストール パラメータを定 義 する必 要 があります。
ライセンス情 報 ?名 前 、会 社 、およびライセンス番 号 (
必 須 値 )などのライセンス データを入 力 します。
[名 前 ] フィールドに Windows のユーザー名 を使 用 する場 合 は、該 当 するチェックボックスを選 択 せず、デ
フォルトのシステム設 定 を使 用 します。
AVG インストール パッケージを含 むフォルダ - AVGインストール パッケージへの完 全 パスを入 力 するか、こ
の
ボタンを使 用 して正 しいフォルダを選 択 します。
まだパッケージをダウンロードしていない場 合 は、[ダウンロード] ボタンをクリックしてウィザードを実 行 し、選
択 したフォルダにインストール ファイルをダウンロードします。[ダウンロード] ボタンの上 に、ダウンロードの進
行 状 況 が表 示 されます。
プロキシ設 定 ボタン - インターネットに接 続 するためにプロキシ サーバーが必 要 な場 合 は、[プロキシ設
定 ] ボタンをクリックすると、プロキシ サーバーの詳 細 を入 力 できます。
ライセンス番 号 の変 更 - このボタンをクリックして、AVG のリモート インストールで使 用 する新 しいライセン
ス番 号 を入 力 します。
60
このステップでは、AVG をデフォルトの設 定 でインストールするか、カスタム コンポーネントを選 択 できます。
デフォルトの設 定 を使 用 して AVG をインストール - デフォルトのコンポーネントをインストールする場 合
は、このオプションを選 択 します。
インストールするコンポーネントを選 択 - このオプションを選 択 すると、インストールまたはアンインストール
が可 能 なコンポーネントの一 覧 を示 すツリー構 造 を表 示 できます。AVG コンポーネント一 覧 から次 のコンポ
ーネントを選 択 します。
o
インストールするコンポーネント。次 のように選 択 します
o
アンインストールするコンポーネントまたはインストールしないコンポーネント。次 のように選 択 します
。
o
ブランクにしたコンポーネントにはデフォルトの設 定 が使 用 されます ()。
リモート AVG アンインストール - AVG を削 除 できます。
61
。
[セットアップ パラメータ] セクションでは、次 のオプションを選 択 できます。
インストール後 に Windows ファイアウォールを有 効 にする - AVG ファイアウォール コンポーネントをインス
トールしない場 合 は、インストールの完 了 後 すぐに Windows ファイアウォールを有 効 にできます。
AVG 2013 が既 にインストールされている場 合 はセットアップを終 了 する - AVG 2013 が既 にターゲット
ステーションに存 在 する場 合 、リモート管 理 は実 行 されません。
インストールを妨 害 するすべての実 行 中 アプリケーションを停 止 - リモート インストール プロセスを妨 害
する可 能 性 のあるすべてのアプリケーションを強 制 終 了 します。通 常 は、実 行 中 のメール クライアントやイ
ンターネット ブラウザがこのようなアプリケーションに該 当 します。
必 要 に応 じて AVG 2013 セットアップ完 了 後 にコンピュータを再 起 動 する - 場 合 によっては (
ファイア
ウォール コンポーネントのインストールなど)
、インストールを完 了 するためにコンピュータの再 起 動 が必 要 に
なる場 合 があります。
スケジュール済 みのシステム再 起 動 に関 する通 知 メッセージをリモート コンピュータで表 示 する - 前
のチェックボックスがオンになっている場 合 、再 起 動 が実 行 されるまでの時 間 も定 義 できます。デフォルト値
は 10分 です。
インストール進 行 状 況 の表 示 方 法 を選 択 - ドロップダウン メニューから、次 のいずれかを選 択 します。
o
インストールを表 示 しない - セットアップ処 理 の間 、ログインしているユーザーに対 して情 報 を一 切
表 示 しません。
o
インストールの進 行 状 況 のみを表 示 する - インストール中 にユーザー操 作 は必 要 はありません。
進 行 状 況 のみがステーションに表 示 されます。
o
インストール ウィザードを表 示 する - ステーションにインストール ステップが表 示 され、現 在 ログイン
しているユーザーは、すべてのステップを手 動 で確 定 する必 要 があります。
62
[セットアップ プロパティ] セクションでは、次 のオプションを選 択 できます。
インストール場 所 - インストールの場 所 をカスタマイズする場 合 は、パスをここに入 力 して選 択 できます。デ
フォルトの設 定 を保 持 することをお勧 めします。
セットアップ言 語 - AVG インストールとユーザー インターフェースで使 用 するデフォルトのカスタム言 語 を選
択 します。
AVG2013 セットアップのログ ファイルを保 存 するフォルダを選 択 する - セットアップ ログ ファイルをカスタ
ム フォルダに保 存 する場 合 は、場 所 を選 択 します (
フォルダはターゲット ステーションに存 在 していなければ
なりません)
。
このステップでは次 のオプションを利 用 できます。
メモ:これらの設 定 がわからない場 合 は、デフォルトの設 定 を使 用 することをお勧 めします。
リモート管 理 - AVG DataCenter 接 続 文 字 列 を [AVG DataCenter 接 続 文 字 列 ] フィールドに入 力 しま
す。必 要 に応 じてユーザー名 とパスワードも入 力 します。AVG Admin コンソールを使 用 してステーションを管
理 しない場 合 は、このオプションのチェックを外 します。
新 しいステーションをグループに追 加 する - 新 しいステーションをカスタム グループに自 動 的 に追 加 する
場 合 は、ここでグループ名 を選 択 できます。
カスタム アップデート サーバー - 既 存 のアップデート サーバーをステーションに使 用 させる場 合 は、この
チェックボックスをオンにして、サーバーのアドレスを入 力 します。
63
ウィザードでは、まずステーションをスキャンしてステータスを確 認 してから、AVG をインストールする必 要 があります。
[ネットワークのスキャン方 法 ] セクションのドロップダウン リストから、任 意 のステーションを選 択 する方 法 を選 択 し
ます。選 択 できるオプションは次 のとおりです。
ドメインのすべてのステーション - このオプションを選 択 すると、ローカル ドメインで利 用 できるすべてのステ
ーションがスキャンされます。
メモ:現 在 のコンピュータがドメインに含 まれている場 合 にのみこのオプションを利 用 できます。
IP 範 囲 を入 力 - このオプションを選 択 すると、特 定 の範 囲 の IP アドレスを選 択 できます。
ステーションをファイルからインポート -新 しいダイアログが表 示 され、スキャンするステーションの一 覧 を選
択 できます。ソース テキスト ファイルの各 行 には、ステーション名 または IP アドレスを 1つ記 述 します。
1 つのステーションを選 択 - このオプションを選 択 すると、特 定 のコンピュータ名 (
DNS 名 )または IP アドレ
スを入 力 できます。
Active Directory から選 択 - Active Directory から特 定 のステーションを直 接 選 択 できます。
メモ:現 在 のコンピュータがドメインに含 まれている場 合 のみ、このオプションを利 用 できます。
[アカウントの一 覧 ] セクションは作 業 を支 援 し、インストール処 理 を迅 速 化 します。リモート ステーションのアクセ
ス権 が AVG をインストールするのに不 十 分 な場 合 は、管 理 者 権 限 を持 つユーザー名 (
管 理 者 グループのメンバ
ーであるユーザー名 )を入 力 するように指 示 されます。すべてのステーションで共 通 の管 理 者 アカウント (
同 じログイ
ン名 とパスワード)がない場 合 は、各 ステーションに関 する情 報 を個 別 に入 力 するように指 示 されます。
このセクションでは、リモート インストールで使 用 するアカウントの一 覧 を作 成 できます。これにより、認 証 資 格 情
報 を複 数 入 力 する手 間 が省 けます。[追 加 ] ボタンをクリックすると、アカウントを一 覧 に追 加 できます。[削 除 ] ボ
タンをクリックすると、削 除 できます。後 でまた使 用 するためにアカウントの一 覧 を保 持 する場 合 は、[アカウントの
64
一 覧 を保 存 する] ボックスにチェックを付 けます。ただし、安 全 性 の理 由 から、この方 法 は推 奨 されません。
AVG バージョンを AVG DataCenter から確 認 - ウィザードで各 ステーションの AVG バージョン情 報 を AVG
DataCenter (存 在 する場 合 )から取 得 する場 合 は、このオプションをオンにします。[前 回 のステーション接
続 からの最 大 経 過 時 間 ] フィールドに、前 回 のステーション接 続 からの最 大 経 過 時 間 を示 す値 (
時間単
位 )を入 力 します。
警 告 :AVG リモート インストールは対 応 するオペレーティング システムがインストールされているステーションでのみ
実 行 できます。対 応 するオペレーティング システムの一 覧 については、「対 応 オペレーティング システム」の章 を参
照 してください。また、管 理 者 権 限 のあるログイン ユーザー名 が必 要 です。
必 要 に応 じて、「ネットワーク要 件 」の章 も参 照 してください。
5.3.1. ドメインのすべてのステーション
AVG をドメインからリモートですべてのコンピュータにインストールする場 合 、ドメインで利 用 可 能 なステーションのリ
ストを含 む次 のダイアログが表 示 されます。
右 クリックして、追 加 オプションを表 示 します。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
65
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
5.3.2. IP 範囲を入力
AVG を IP 範 囲 に従 ってリモートにインストールする場 合 は、以 下 のダイアログが表 示 されます。
ここに IP アドレスを入 力 して、スキャン範 囲 を指 定 する必 要 があります。[開 始 ] フィールドに、開 始 する IP アドレ
スを入 力 し、[終 了 ] フィールドに、終 了 するアドレスを入 力 します。[追 加 ] ボタンをクリックして、アドレスをリストに
入 力 します。
右 側 のリストから範 囲 を削 除 するには、削 除 する項 目 を選 択 して、[削 除 ] ボタンをクリックします。
IP 範 囲 の選 択 を終 えたら、[次 へ] ボタンをクリックして、操 作 を続 行 します。 完 了 したら、[ステーションの選 択 ]
ウィンドウが表 示 されます。
66
右 クリックして、追 加 オプションを表 示 します。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
5.3.3. ファイルからのステーションのインポート
注 :このオプションは通 常 、ステーションを別 の AVG DataCenter に移 行 する場 合 に使 用 します。 このトピックの詳
細 については、「Migrate Stations from/to Different DataCenter」の章 を参 照 してください。
ファイルから選 択 したステーションに、AVG をリモートにインストールする場 合 は、ファイルを参 照 するためのダイアロ
グが表 示 されます。 ファイルを参 照 して、選 択 内 容 を確 認 します。ソースファイル形 式 には、シンプルなテキスト形
式 で行 ごとに 1つのステーション名 が含 まれています。
完 了 したら、[ステーションの選 択 ] ウィンドウが表 示 されます。
67
右 クリックすると、追 加 オプションが表 示 されます。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
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5.3.4. 1 つのステーションを選択
AVG をリモートで 1つのステーションにインストールする場 合 は、次 のダイアログが表 示 されます。
[コンピュータ名 ] または [IP アドレス] フィールドのいずれかをクリックして、適 切 な名 前 または IP アドレスを入 力 し
てください。[OK] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 認 します。AVG インストール用 に選 択 したステーションの
チェックプロセスが開 始 されます。 完 了 したら、[ステーションの選 択 ] ウィンドウが表 示 されます。
右 クリックして、追 加 オプションを表 示 します。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
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すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、リストのすべてのステーションの状 態 をリロードします。[ステーショ
ンを 1つ追 加 ] ボタンでは、別 のステーションを 1つ追 加 できます。
リモートネットワークインストール -最 終 ステップの章 に進 んで、リモートインストールプロセスを完 了 します。
5.3.5. Active Directory から選択
ネットワークがドメインベースの場 合 は、Active Directory で選 択 したステーションに、AVG をリモートでインストール
できます。新 しいダイアログが表 示 されます(コンピュータを選 択 するための標 準 的 な Windows ダイアログ)。ステ
ーション名 を手 入 力 するか、検 索 用 のダイアログ詳 細 機 能 を使 用 して、複 数 のステーションを選 択 できます (
セミ
コロンで値 を区 切 ってください)
。
完 了 したら、[ステーションの選 択 ] ウィンドウが表 示 されます。
右 クリックすると、追 加 オプションが表 示 されます。
インストール ログを取 得 する] - 利 用 できる場 合 、ステーションからインストール ログを取 得 します。
AVG がインストールされていないステーションをファイルにエクスポートする - AVG がインストールされて
いないステーションの一 覧 をファイルに作 成 します。
すべてのステーションを選 択 する - 一 覧 のすべてのステーションが選 択 または選 択 解 除 され、[インストー
ル] ボタンが有 効 になります。
70
AVG がインストールされていないステーションを選 択 する - AVG がまだインストールされていないか、
AVG を検 出 できなかったステーションのみが選 択 されます。
[更 新 ] ボタンは、再 度 ステーションをスキャンして、一 覧 のすべてのステーションの状 態 をリロードします。
「リモートネットワークインストール -最 終 ステップ」の章 を参 照 して、リモート インストール処 理 を完 了 します。
5.4. リモート ネットワーク インストール -最終ステップ
また、リスト内 のステーションをポイントしたときに、数 秒 間 、「ツールチップ」というものを表 示 できます。 ツールチップ
には、ステーションの状 態 およびその他 の詳 細 が表 示 されます。
処 理 を進 める準 備 ができたら、対 象 のステーションを選 択 し、[インストール] ボタンをクリックして、リモートインスト
ールを開 始 します。
リストから一 部 のステーションだけを選 択 した場 合 は、AVG インストールはこれらのステーションのみで実 行 されま
す。それ以 外 の場 合 は、リストされているすべてのステーションでインストールが実 行 されます。
アクセス権 が不 十 分 で、リモート ステーション上 で AVG をインストールできない場 合 は、インストール中 にドメイン
管 理 者 のログイン/
パスワードを要 求 されます。
71
管 理 者 権 限 付 きのユーザー名 を(管 理 者 のグループのメンバーであるユーザー名 )入 力 します。[OK] をクリックし
て変 更 を確 定 します。
すべてのステーションで共 通 の管 理 者 アカウントがない場 合 は(同 じログイン名 とパスワード)、各 ステーションで情
報 を個 別 に入 力 するように求 められます。
[キャンセル] ボタンを押 すと、現 在 のステーションのインストールがスキップされて、ウィザードはリスト内 の次 のステー
ションでインストールを続 行 します。
AVG は、ステーションに転 送 されて、インストールされます。インストールが正 常 に行 われると、各 行 にインストール
の成 功 が表 示 されます(ただし、処 理 にはしばらく時 間 がかかる場 合 があります)。
すべてのステーションがインストールファイルを受 信 し、インストール処 理 が完 了 した時 点 で、[次 へ] ボタンをクリック
してこのダイアログを終 了 できます。
注 :[ステーション/
新 規 ステーション] または[リモート管 理 設 定 ] ダイアログの間 に選 択 したグループのいずれかの
AVG 管 理 コンソールで、最 近 インストールされたステーションを後 で表 示 できます。
不 正 な状 態 にある(リモート インストール失 敗 のため)最 近 インストールしたステーションをリスト表 示 するには、[ス
テーション/
非 準 拠 ステーション] に移 動 します。
最 後 のダイアログには、ステーション上 のアクティビティの短 い概 要 が示 されます。
72
[設 定 の保 存 ] ボタンを使 用 すると、以 前 に選 択 した設 定 を保 存 できます。このウィザードを再 度 実 行 したとき
に、最 初 の時 点 で設 定 をロードすれば、その設 定 を再 利 用 できます。
[完 了 ] ボタンをクリックして、ウィザードを終 了 します。
5.5. AVG インストール スクリプトの作成
[AVG インストール スクリプトの作 成 ] オプションを選 択 すると、ウィザードによってインストール スクリプトが選 択 し
たディレクトリに作 成 されます。ディレクトリの内 容 を使 用 して CD やネットワーク フォルダからインストールを実 行 し
たり、直 接 ステーションにコピーしたりできます。
このオプションを使 用 して、ネットワーク ステーションやサーバーへのリモート インストールはできません。
73
最 初 のステップでは、このオプションの概 要 を説 明 します。続 行 するには、[次 へ] をクリックします。
このステップでは次 のインストール パラメータを定 義 する必 要 があります。
ライセンス情 報 ?名 前 、会 社 、およびライセンス番 号 (
必 須 値 )などのライセンス データを入 力 します。
[名 前 ] フィールドに Windows のユーザー名 を使 用 する場 合 は、該 当 するチェックボックスを選 択 せず、デ
フォルトのシステム設 定 を使 用 します。
74
AVG インストール パッケージを含 むフォルダ - AVGインストール パッケージへの完 全 パスを入 力 するか、こ
の
ボタンを使 用 して正 しいフォルダを選 択 します。
まだパッケージをダウンロードしていない場 合 は、[ダウンロード] ボタンをクリックしてウィザードを実 行 し、選
択 したフォルダにインストール ファイルをダウンロードします。[ダウンロード] ボタンの上 に、ダウンロードの進
行 状 況 が表 示 されます。
プロキシ設 定 ボタン - インターネットに接 続 するためにプロキシ サーバーが必 要 な場 合 は、[プロキシ設
定 ] ボタンをクリックすると、プロキシ サーバーの詳 細 を入 力 できます。
ライセンス番 号 の変 更 - このボタンをクリックして、AVG のリモート インストールで使 用 する新 しいライセン
ス番 号 を入 力 します。
このステップでは、AVG をデフォルトの設 定 でインストールするか、カスタム コンポーネントを選 択 できます。
デフォルトの設 定 を使 用 して AVG をインストール - デフォルトのコンポーネントをインストールする場 合
は、このオプションを選 択 します。
インストールするコンポーネントを選 択 - このオプションを選 択 すると、インストールまたはアンインストール
が可 能 なコンポーネントの一 覧 を示 すツリー構 造 を表 示 できます。AVG コンポーネント一 覧 から次 のコンポ
ーネントを選 択 します。
o
インストールするコンポーネント。次 のように選 択 します。
o
アンインストールするコンポーネントまたはインストールしないコンポーネント。次 のように選 択 します。
o
ブランクにしたコンポーネントにはデフォルトの設 定 が使 用 されます ()。
リモート AVG アンインストール - AVG を削 除 できます。
75
[セットアップ パラメータ] セクションでは、次 のオプションを選 択 できます。
インストール後 に Windows ファイアウォールを有 効 にする - AVG ファイアウォール コンポーネントをインス
トールしない場 合 は、インストールの完 了 後 すぐに Windows ファイアウォールを有 効 にできます。
AVG 2013 が既 にインストールされている場 合 はセットアップを終 了 する - AVG 2013 が既 にターゲット
ステーションに存 在 する場 合 、リモート管 理 は実 行 されません。
インストールを妨 害 するすべての実 行 中 アプリケーションを停 止 - リモート インストール プロセスを妨 害
する可 能 性 のあるすべてのアプリケーションを強 制 終 了 します。通 常 は、実 行 中 のメール クライアントやイ
ンターネット ブラウザがこのようなアプリケーションに該 当 します。
必 要 に応 じて AVG 2013 セットアップ完 了 後 にコンピュータを再 起 動 する - 場 合 によっては (
ファイア
ウォール コンポーネントのインストールなど)
、インストールを完 了 するためにコンピュータの再 起 動 が必 要 に
なる場 合 があります。
スケジュール済 みのシステム再 起 動 に関 する通 知 メッセージをリモート コンピュータで表 示 する - 前
のチェックボックスがオンになっている場 合 、再 起 動 が実 行 されるまでの時 間 も定 義 できます。デフォルト値
は 10分 です。
インストール進 行 状 況 の表 示 方 法 を選 択 - ドロップダウン メニューから、次 のいずれかを選 択 します。
o
インストールを表 示 しない - セットアップ処 理 の間 、ログインしているユーザーに対 して情 報 を一 切
表 示 しません。
o
インストールの進 行 状 況 のみを表 示 する - インストール中 にユーザー操 作 は必 要 はありません。
進 行 状 況 のみがステーションに表 示 されます。
o
インストール ウィザードを表 示 する - ステーションにインストール ステップが表 示 され、現 在 ログイン
しているユーザーは、すべてのステップを手 動 で確 定 する必 要 があります。
76
[セットアップ プロパティ] セクションでは、次 のオプションを選 択 できます。
インストール場 所 - インストールの場 所 をカスタマイズする場 合 は、パスをここに入 力 して選 択 できます。デ
フォルトの設 定 を保 持 することをお勧 めします。
セットアップ言 語 - AVG インストールとユーザー インターフェースで使 用 するデフォルトのカスタム言 語 を選
択 します。
AVG2013 セットアップのログ ファイルを保 存 するフォルダを選 択 する - セットアップ ログ ファイルをカスタ
ム フォルダに保 存 する場 合 は、場 所 を選 択 します (
フォルダはターゲット ステーションに存 在 していなければ
なりません)
。
このステップでは次 のオプションを利 用 できます。
メモ:これらの設 定 がわからない場 合 は、デフォルトの設 定 を使 用 することをお勧 めします。
リモート管 理 - AVG DataCenter 接 続 文 字 列 を [AVG DataCenter 接 続 文 字 列 ] フィールドに入 力 しま
す。必 要 に応 じてユーザー名 とパスワードも入 力 します。AVG Admin コンソールを使 用 してステーションを管
理 しない場 合 は、このオプションのチェックを外 します。
新 しいステーションをグループに追 加 する - 新 しいステーションをカスタム グループに自 動 的 に追 加 する
場 合 は、ここでグループ名 を選 択 できます。
カスタム アップデート サーバー - ステーションで使 用 するアップデート サーバーがすでに存 在 する場 合 は、
このチェックボックスをオンにしてサーバーのアドレスを入 力 します。
77
このステップでは、インストール スクリプト ファイル名 、保 存 場 所 、その他 のオプションを指 定 できます。
[ファイル名 定 義 ] では次 のオプションを定 義 します。
インストールを起 動 するファイル名 - インストールの起 動 に使 用 するファイルのカスタム名 を入 力 します。
ファイル拡 張 子 は .bat でなければなりません。
パラメータ付 きのスクリプト ファイル名 - スクリプト パラメータ ファイルのカスタム名 を入 力 します。ファイル
拡 張 子 は .ini でなければなりません。
[セットアップ ファイルの場 所 ] では次 のオプションを定 義 します。
インストール スクリプト ファイルを保 存 するフォルダを選 択 する - このチェックボックスにチェックを付 け、イ
ンストール スクリプトを保 存 するカスタム ディレクトリを選 択 します。
AVG 2013 インストール ファイル用 のサブフォルダを作 成 する -AVGセットアップ ファイルをサブフォルダにコ
ピーして保 存 する場 合 は、このチェックボックスをオンにします。
AUTORUN.INF ファイルを作 成 する AVG - スクリプトを CD/DVD または USB フラッシュ ディスクに作 成 し、
挿 入 した時 点 で自 動 的 にインストールを実 行 する場 合 は、このチェックボックスにチェックを付 けて、
AUTORUN.INF を作 成 します。
相 対 パスを有 効 にする - このオプションにチェックを付 けておくことをお勧 めします。相 対 パスは現 在 のソー
ス ディレクトリを基 準 に相 対 的 に表 されるパスです。たとえば、ソース ディスク ドライブとパスが c:
\avginstallation であり、このオプションをオフにする場 合 、出 力 スクリプトはまったく同 じパスのインストール
ファイルを検 索 します。多 くの場 合 、このパスはスクリプトを実 行 するターゲット ステーションによって異 なるた
め、スクリプトが動 作 しない可 能 性 があります。
78
このステップでは、セットアップ ファイルと設 定 ファイルをプレビュー表 示 します。最 初 のタブにはセットアップ ファイルに
関 する情 報 が表 示 され、2番 目 のタブには事 前 設 定 された値 が表 示 されます。
まだ出 力 パスを入 力 していない場 合 は [スクリプトの保 存 先 フォルダを選 択 ] セクションに入 力 します。
インストール スクリプトをコンパイルして選 択 した場 所 に保 存 するには、[スクリプト作 成 ] ボタンをクリックします。
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[設 定 の保 存 ] ボタンを使 用 すると、それまでに選 択 した設 定 を保 存 できます。このウィザードを再 度 実 行 したとき
に、最 初 の時 点 で設 定 をロードすれば、その設 定 を再 利 用 できます。
[完 了 ] ボタンをクリックして、ウィザードを終 了 します。
作 成 したスクリプト ファイルを使 用 するには複 数 のオプションがあります。以 下 に、最 も一 般 的 な例 を 2つ示 しま
す。
フォルダに保 存 したスクリプトを使 用 するには:
1.
以 前 に選 択 したフォルダの内 容 全 体 をステーションにコピーします。
メモ:スクリプトをネットワーク フォルダにコピーした場 合 、ネットワーク上 から直 接 フォルダに移 動 できます。
2.
ステーションでこのフォルダに移 動 して、AvgSetup.bat ファイルを実 行 します。
3.
コマンド ライン ウィンドウが表 示 され、インストールが開 始 されます。
4.
インストールが完 了 した時 点 で、ウィンドウが自 動 的 に閉 じます。
スクリプトは外 付 けハード ドライブや USB フラッシュ ディスクなどのリムーバブル デバイスに保 存 できます。
スクリプトをリムーバブル デバイスから使 用 するには:
1.
リムーバブル デバイスをステーションに挿 入 します。
2.
自 動 実 行 機 能 がステーションのオペレーティング システムで有 効 になっていて、スクリプト準 備 中 に
autorun.inf ファイルの作 成 を選 択 した場 合 、インストールは自 動 的 に開 始 されます。
3.
そうでない場 合 は、リムーバブル デバイス ディスクを開 き、手 動 で AvgSetup.bat ファイルを実 行 します。
4.
コマンド ライン ウィンドウが表 示 され、インストールが開 始 されます。
5.
インストールが完 了 した時 点 で、ウィンドウが自 動 的 に閉 じます。
80
6. AVG 管理コンソール
6.1. AVG 管理コンソールの概要
AVG 管 理 コンソールはステーションをリモートで管 理 するためのインターフェースです。ネットワーク管 理 者 による
AVG ステーションの設 定 およびステータスのメンテナンス、AVG ステーション上 でのさまざまな操 作 のリモート実 行 を
実 現 します。次 に、このコンソールで実 行 できる操 作 の例 を示 します。
AVG ステーションのコンポーネント状態を監視
AVG ステーションの設定を定義
スキャン結果を確認し、ウイルス感染を管理
AVG ステーションのスキャンまたは更新をリモートで起動
ローカル ネットワーク内 に更 新 ファイルを配 信
ステーションのウイルス隔離室にアクセス AVG
ファイアウォール ログ ファイルの表示
AVG ステーションのリモート インストール
複 数 の方 法 で AVG 管 理 コンソールを起 動 できます。
Windows の [スタート] メニューに移 動 し、[スタート/
すべてのプログラム/
AVG 2013 遠 隔 管 理 /
AVG 管
理 コンソール
Windows デスクトップから [AVG 管 理 コンソール] を選 択 します。
あるいは、Program files フォルダ (
通 常 は c:\Program Files) に移 動 し、AVG\AVG2013 Admin\Console\
を選 択 して、AvgAdminConsole.exe をクリックします。
起 動 中 、AVG 管 理 コンソールは最 後 に使 用 された AVG DataCenter への接 続 を自 動 的 に試 みます。 接 続
に失 敗 した場 合 や AVG 管 理 コンソール を初 めて起 動 する場 合 は、AVG DataCenter 接 続 用 の接 続 文 字 列
の入 力 を求 めるダイアログが表 示 されます。通 信 文 字 列 は AVG ステーションの通 信 文 字 列 と同 じ形 式 です。
詳 細 については、「設 定 /
接 続 文 字 列 」の章 を参 照 してください。
通 常 、AVG 管 理 コンソールが DataCenter と同 じコンピュータにインストールされている場 合 、localhost:4158 と
いう通 信 文 字 列 を使 用 できます。
81
一 般 的 な通 信 文 字 列 の構 成 は、http://server_address:port で、
server_address の部 分 は AVG 管 理 サーバーが稼 動 しているサーバーの名 前 またはアドレスを示 します。
port は AVG 管 理 サーバーのポート番 号 を示 します。既 定 のポートは 4158です。AVG 管 理 サーバーが
この既 定 のポートを使 用 している場 合 は、この番 号 を通 信 文 字 列 に指 定 する必 要 はありません。
DataCenter がパスワード保 護 されている場 合 、ユーザー名 とパスワードを各 フィールドに入 力 する必 要 がありま
す。正 しいパスワードやログイン名 を入 力 しないと、AVG 管 理 コンソールを起 動 できません。
6.2. AVG 管理コンソール インターフェイスの概要
82
AVG 管 理 コンソールインターフェースは完 全 にカスタマイズ可 能 です。ユーザーはニーズに合 わせて個 々 のパネル
の移 動 や、有 効 化 /
無 効 化 ができます。既 定 のビューでは、全 体 の 5つのパネルのうちの 4つのパネル (
[フィルタ]
パネルは表 示 されません)
、ナビゲーション ツール バー、上 部 のメニューが表 示 されます。
6.2.1. 上部のメイン メニュー
上 部 メニューには次 のメニュー項 目 があります。
[DataCenter] メニュー
[DataCenter] メニューには、次 のオプションがあります。
AVG DataCenter に接 続 .
.
.
別 の DataCenter に接 続 できます。
AVG DataCenter 設 定 .
.
.
[ステーションの識 別 ] セクションのドロップダウン メニューを使 用 して [現 在 のビュー] セクション内 でステー
ションを表 示 する方 法 を選 択 できます。
[スキャン結 果 オプション] セクションでは、保 存 するスキャン結 果 を重 大 度 に応 じて選 択 できます。[ルート
キットを含 める] チェック ボックスをオンにすると、ルートキットが検 出 されたスキャン結 果 も保 存 できます。
スキャン結 果 の保 存 期 間 - ステーションからのスキャン結 果 を保 持 する日 数 を入 力 します。既 定 値 は 30
日 です。
83
次 のセクションでは、AVG DataCenter アクセスのセキュリティ保 護 方 法 を選 択 します。
アクセス権 設 定 なし - 既 定 の設 定 。全 ユーザーが AVG DataCenter にアクセスできます (
パスワードは不
要)
。
簡 単 なパスワード保 護 - 新 しいダイアログが開 き、カスタム パスワードを入 力 できます (
確 認 のため両 方
のフィールドに同 じパスワードを入 力 する必 要 があります)
。AVG DataCenter に接 続 するたびに、パスワード
が必 要 になります。
完 全 アクセス制 御 - 詳 細 については、「アクセス権 の管 理 方 法 」の章 を参 照 してください。
データベース エクスポート.
.
.- このダイアログでは、バックアップ ファイルを作 成 して (
DataCenter の内 容 を
ファイルにエクスポートするなど)
、AVG 管 理 コンソールが実 行 されているコンピュータ上 のフォルダに保 存 でき
ます。
終 了 - AVG 管 理 コンソールを終 了 します。
表 示 メニュー
[表 示 ] メニューには、次 のオプションがあります。
パネル
チェック ボックスをオン/
オフにすると、個 々 のメイン インターフェース パネル (
ツールバー、ナビゲーション ツリー
など)の表 示 /
非 表 示 を切 り替 えることができます。
すべてのパネルの元 の位 置 を復 元 するには、[パネルの既 定 の位 置 ] 項 目 をクリックします。 アプリケーショ
ンを再 起 動 すると、パネルが復 元 されます。
非準拠条件.
.
.
84
非 準 拠 として見 なすステーションの状 態 を選 択 できます。すべての使 用 可 能 なビューでは、選 択 内 容 に応
じて、非 準 拠 ステーションが赤 色 で強 調 表 示 されます。
[例 外 .
.
.
] ボタンを使 用 すると、選 択 したルールから除 外 するグループを定 義 できます。
[管 理 サーバーの使 用 ] ボタンをクリックすると、非 準 拠 条 件 を AVG 管 理 サーバーに適 用 できます。これに
より、非 準 拠 ステーション グラフィック レポートを作 成 するときに、これらの条 件 が AVG 管 理 レポート (
Web
インターフェースで利 用 可 能 )で使 用 されます。
既 定 の列 設 定 - このオプションを使 用 すると、インターフェースの列 設 定 を元 の状 態 に戻 すことができま
す。
オプション
[全 般 表 示 オプション ] セクションでは表 示 設 定 ができます。
o
事 前 定 義 された間 隔 で現 在 のビューを定 期 的 に更 新 する - このチェック ボックスをオンにして、
分 単 位 で時 間 値 を選 択 すると、現 在 開 いているビューが自 動 的 かつ定 期 的 に更 新 されます。
o
前 回 のステーション接 続 から次 の期 間 が経 過 していない場 合 は緑 色 で強 調 表 示 する - この
チェック ボックスをオンにして、分 単 位 で時 間 値 を選 択 すると、前 回 接 続 したセルが強 調 表 示 される
ため、ステーションが適 切 に通 信 しているかどうかを確 認 できます。
o
ビューのフォント サイズ - ビューのフォント サイズを選 択 します (
既 定 値 は 11です)
。
[詳 細 表 示 オプション] セクションでは次 の内 容 を選 択 します。
o
1 つのタブですべての列 を表 示 する - このオプションをオンにすると、すべての列 が 1つのタブにグル
ープ化 されます(すべての情 報 へのアクセスが容 易 になります)。
85
o
ナビゲーション ツリーに行 数 を表 示 する - 有 効 にすると、括 弧 で括 られた数 字 がナビゲーション ツ
リーのすべての項 目 に付 きます。この数 は使 用 されている行 数 を示 します。
行 の数 は手 動 またはメニュー項 目 [ナビゲーション ツリーで行 数 を表 示 /
更 新 する] を選 択 して
更 新 できます。また、既 定 では 5分 間 隔 で自 動 的 に更 新 されます (
この間 隔 は事 前 定 義 された
間 隔 の現 在 のビューの [ビュー/
オプション/
定 期 的 な更 新 ] を使 用 して変 更 できます)
。
メモ:行 の数 は、フィルタリング オプション (
特 定 のビューで使 用 および定 義 が可 能 な場 合 )によって
も影 響 されます。
o
時 間 を GMT で表 示 する - このチェック ボックスをオンにすると、すべてのビューのすべての時 間 が
GMT (グリニッジ標 準 時 )に変 換 されます。チェック ボックスをオフにすると、値 はユーザーの現 地 時 間
に戻 ります。
o
以 前 のバージョンの AVG 2012 がインストールされているステーションの設 定 を表 示 する - オン
にすると、ステーションの共 有 設 定 およびグループ設 定 には、AVG 2012 設 定 も表 示 されます(ネット
ワーク内 に AVG 2012 ステーションがある場 合 )。
現 在 開 いているビューを印 刷 する場 合 は、[印 刷 オプション] セクションを利 用 すると便 利 です。列 の幅 が
狭 く、すべてのテキストが表 示 されない場 合 は、印 刷 前 に幅 を調 整 する必 要 があります。このセクションの
ロールダウン メニューを使 用 して、列 幅 を自 動 調 整 するかどうかを選 択 します。[確 認 する] オプションも選
択 できます。この場 合 、印 刷 セッションの前 には必 ず列 幅 を調 整 するかどうかを確 認 するダイアログが表
示 されます。
更 新 -現 在 のビュー セクションに表 示 されるすべてのレコードを更 新 します (
F5 キーボード キーでも使 用 で
きます)
。
ナビゲーション ツリーの行 数 を更 新 する - 括 弧 で括 られたナビゲーション ツリーの行 数 が更 新 されます。
現 在 のビューの内 容 をエクスポート.
.
.
[現 在 のビュー] セクション (
ステーションのリストなど)を .
csv (カンマ区 切 り形 式 )ファイルに保 存 し、MS
Excel や同 様 のスプレッドシート形 式 のアプリケーションに簡 単 にインポートできます。
メモ:CTRL+S キーを押 して、このダイアログを簡 単 に呼 び出 すこともできます。
[すべて選 択 ] ボタンを使 用 してすべての列 名 を選 択 するか、任 意 の列 名 を手 動 で選 択 します。このダイ
86
アログを入 力 する前 に特 定 の行 のみを選 択 し、この行 のみをエクスポートする場 合 は、[選 択 した行 のみ
をエクスポートする] チェック ボックスをオンにします。
出 力 ファイルの場 所 や名 前 を変 更 する場 合 は、[
] ボタンを使 用 します。このボタンをクリックすると、
標 準 の [名 前 を付 けて保 存 ] ダイアログ ボックスが表 示 されます。
[OK] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 定 します。
印刷.
.
.- 標 準 の Windows 印 刷 ダイアログが開 き、現 在 開 いているビューを印 刷 できます。
ステーションの検 索 - この機 能 を使 用 すると、ステーション名 を簡 単 に検 索 できます (
CTRL+F キーボード
ショートカットを使 用 してこのダイアログを開 くこともできます)
。 次 に、ステーション名 またはその一 部 を入 力
します。
次 のステーションを検 索 - この機 能 を使 用 すると、次 の検 索 結 果 に移 動 します (
あるいは F3 キーを使
用)
。
[ツール] メニュー
[ツール] メニューには、次 のオプションがあります。
ステーションの共 有 設 定 .
.
.- ステーションの共 有 設 定 を編 集 するためのダイアログが開 きます(ステーション
の共 有 設 定 の詳 細 については、「設 定 /
ステーションの共 有 設 定 」の章 を参 照 してください)。
ステーションの共 有 ファイアウォール設 定 .
.
.- ファイアウォールの共 有 設 定 を変 更 するためのダイアログを
開 きます。
アプリケーション サーバーの共 有 設 定 .
.
.- アプリケーション サーバーがインストールされているステーション
の共 有 設 定 を編 集 するためのダイアログが開 きます(これらの共 有 設 定 については、「設 定 /
アプリケーショ
ン サーバーの共 有 設 定 」の章 を参 照 してください)。
データベース メンテナンス.
.
.- DataCenter データベースをメンテナンスするためのスクリプトを選 択 するダイア
ログが表 示 されます。 詳 細 については、「DataCenter データベースのメンテナンス方 法 」の章 を参 照 してくだ
さい。
重 複 しているステーションを表 示 .
.
.
87
このダイアログでは、ネットワークで重 複 しているステーション (
同 じ名 前 のステーション)を特 定 できます。
MAC アドレス ID (ネットワークのノートブック コンピュータがネットワーク アダプタを使 用 して接 続 するときと、
WiFi を使 用 して接 続 するときの 2度 表 示 される場 合 )の指 定 中 などには、このように重 複 する可 能 性 が
あります。重 複 するステーションは次 の複 数 の方 法 で特 定 できます。現 在 使 用 している方 法 を変 更 するに
は、ダイアログの右 上 端 のロールダウン メニューを使 用 します。利 用 可 能 な識 別 方 法 は、ステーション名
ステーション名 とドメイン ステーションの IP アドレス ステーションの MAC アドレスです。
リストから選 択 して [削 除 ] ボタンをクリックすると、重 複 したステーションを容 易 に削 除 できます。また、[エク
スポート] ボタンをクリックすると、重 複 する全 ステーションのリストが .csv (カンマ区 切 り形 式 )ファイルに保 存
されます。このファイルは MS Excel などのスプレッドシート アプリケーションにインポートできます。
AVG 管 理 サーバー設 定 .
.
.- AVG 管 理 サーバー設 定 を編 集 するためのダイアログが開 きます AVG 管 理
サーバー設 定 の詳 細 については、「設 定 /
AVG 管 理 サーバー設 定 」の章 を参 照 してください)。
AVG をステーションにインストール.
.
.- AVG 管 理 コンソールに統 合 された AVG ネットワーク インストール
を起 動 します。このウィザードはリモート インストールする AVG ステーションの追 加 手 順 を案 内 します。この
トピックの詳 細 については、「ネットワーク インストーラ」の章 を参 照 してください。
AVG ネットワーク インストーラ ウィザードを実 行 - スタンドアロン AVG ネットワーク インストーラ ウィザー
ドが起 動 し、AVG をステーションにインストールする手 順 を案 内 します。 このトピックの詳 細 については、
「AVG ネットワーク インストーラ」の章 を参 照 してください。
[情 報 ] メニュー
[情 報 ] メニューには、次 のオプションがあります。
ヘルプ - ヘルプ ファイルが開 きます。
新 しい機 能 .
.
.- AVG 管 理 アプリケーションの重 要 な新 機 能 について、段 階 的 な概 要 を表 示 します。
88
更 新 を確 認 .
.
.- AVG 管 理 コンソール の起 動 中 に最 新 バージョンの AVG 管 理 コンソール があるかどう
かを自 動 的 に確 認 します。 このダイアログを開 いて、新 しいバージョンが入 手 可 能 かどうかをすぐにチェック
することもできます。
ダイアログのリンクを使 用 して、最 新 のインストール パッケージを直 接 ダウンロードすることもできます。
起 動 時 の確 認 機 能 を無 効 にするには、[起 動 時 に更 新 を確 認 する] チェック ボックスをオフにします。
最 新 のドキュメントをダウンロードする - AVG Web サイトのドドキュメント ダウンロード ページが既 定 のイ
ンターネット ブラウザで開 きます。
AVG レスキュー CD をダウンロードする - AVG Web サイトのレスキュー CD ダウンロード ページが既 定 の
インターネット ブラウザで開 きます。製 品 をダウンロードするには、AVG レスキュー CD のライセンス番 号 を入
力 する必 要 があります。
製 品 改 善 プログラム - クリックすると、AVG 製 品 改 善 プログラムへの参 加 を有 効 /
無 効 にできます。このプ
ログラムの目 的 はアプリケーションの使 用 状 況 に応 じてユーザーの現 在 のニーズを定 期 的 に分 析 し、コン
ピュータとネットワークのセキュリティを強 化 することです。
AVG 管 理 コンソールについて.
.
.- 著 作 権 情 報 とアプリケーション/
データベース バージョン番 号 を表 示 しま
す。
6.2.2. ナビゲーション ツリー
ナビゲーション ツリーには、階 層 順 に編 成 されたすべてのグループが含 まれています。グループは、ステーションと
その構 成 のリスト、スキャンの結 果 表 などのデータ構 成 レビューです。グループの内 容 自 体 は、現 在 のビューの中
央 のテーブルに表 示 されます。
89
ナビゲーション ツリーでは、次 の項 目 が表 示 されます。
ステーション
サーバー
スキャン結 果
通知
グラフィック レポート
ライセンス
保 留 中 の要 求
ネットワーク インストーラ
各 項 目 については、該 当 する章 を参 照 してください。
90
6.2.3. 記録セクション
画 面 の [現 在 のビュー] セクションにある中 央 の表 には、ナビゲーション ツリーで選 択 したグループのデータが表 示
されます。特 定 のビューに関 する大 量 のデータが含 まれる場 合 があります (
例 :ステーション/
ユーザー情 報 )が、関
連 するデータがグループに編 成 されるため、対 応 するタブを選 択 するとすべてのグループを表 示 できます。
中 央 の表 からレコードを選 択 するには、任 意 のレコードをクリックする必 要 があります。同 時 に複 数 のレコードを選
択 できます。CTRL キー (
新 しいレコードを現 在 の選 択 内 容 に追 加 )か、SHIFT キー (
最 初 に選 択 したレコードと
最 後 に強 調 表 示 させたレコードの間 にある全 レコードを選 択 )を使 用 できます。選 択 したレコードを右 クリックする
と、コンテキスト メニューが開 きます。コンテキスト メニューから現 在 の選 択 項 目 に関 するさまざまなアクションを
呼 び出 せます。
表 示 対 象 の特 定 の列 のみを選 択 するには、任 意 の列 を右 クリックして [列 の非 表 示 ] を選 択 するか、このメニュ
ーから [複 数 列 の非 表 示 ] を選 択 して一 度 に複 数 の列 を選 択 します。
ここでは、表 示 または非 表 示 にする列 をオンまたはオフにすることができます。 [すべて選 択 ] ボタンを使 用 すると、
すべての列 が表 示 されます。
また、任 意 の列 を表 示 するカスタム タブを選 択 したビューに追 加 することもできます。 任 意 のタブを右 クリックして、
コンテキスト メニューから [カスタムタブを追 加 ] を選 択 します。 新 しいダイアログが表 示 されます。
91
カスタム タブ名 を入 力 して、タブ内 で表 示 する列 を選 択 し、[OK] をクリックして選 択 内 容 を確 定 します。 また、
[すべて選 択 ] ボタンをクリックして、すべての列 を選 択 することもできます。
カスタム タブの作 成 後 は、任 意 のタブを右 クリックしてから、[カスタム タブの削 除 ] を選 択 すると、タブを簡 単 に削
除 できます。 既 存 のタブを変 更 するには、同 じメニューから [カスタム タブの変 更 ] をクリックします。
Ctrl キーとF キーを同 時 に押 すと、ステーション名 を簡 単 に検 索 できます。 次 に、ステーション名 またはその一 部 を
入 力 します。入 力 すると同 時 に結 果 が強 調 表 示 されます。
F3 キーを押 すと、次 の検 索 結 果 に移 動 します。
6.2.4. ステータス パネル
AVG 管 理 コンソールのこの部 分 では、アプリケーション機 能 、AVG ステーションとの通 信 、検 出 された問 題 、陽
性 のスキャン結 果 警 告 などに関 するさまざまなシステム通 知 と情 報 が表 示 されます。
デフォルトではステータスウィンドウパネルは画 面 の右 側 にあります。 パネルが非 表 示 の場 合 は、表 示 /
パネルメ
ニューのステータスウィンドウアイテムをクリックしてアクティブにできます。
ステータスメッセージの機 能 の詳 細 については、「Requests handling and status messages」の章 を参 照 してくださ
い。
[ステータス] ウィンドウ領 域 を右 クリックすると、次 の複 数 のオプションから選 択 を行 うことができます。
92
すべて表 示 - ステータスウィンドウはすべてのメッセージを表 示 します。
エラーと警 告 を表 示 - ステータスウィンドウは、エラーおよび警 告 メッセージのみを表 示 します。
エラーを表 示 - ステータスウィンドウは、エラーメッセージのみを表 示 します。
メッセージフィルタリングを有 効 化 .
.
.
このオプションでは、より広 範 なパラメーターに従 ってメッセージをフィルタできます。ドロップダウンメニューから、
表 示 するメッセージのタイプを選 択 できます。
[受 信 者 /
送 信 者 ] セクションには 2つのチェックボックスがあります。上 のチェックボックス、[送 信 者 からの
み] をオンにすると、ユーザーは固 有 の送 信 者 を選 択 できるコンテキストメニューにアクセスできます。その送
信 者 のメッセージはステータスウィンドウパネルに表 示 されます。下 のチェックボックス、[次 を含 む受 信 者 の
み] をオンにすると、ステーションの 1つのグループを含 むメッセージのみを表 示 することができます(このグルー
プはコンテキストメニューから選 択 します)。
最 後 に、[受 信 時 刻 ] 領 域 で、[開 始 ] または [終 了 ](あるいは両 方 )チェックボックスをオンにして、メッセー
ジを表 示 する時 間 間 隔 を設 定 できます。それよりも古 いか新 しいメッセージは表 示 されません。
メッセージフィルタを無 効 化 - メッセージフィルタがオフに切 り替 わります。
ウィンドウの内 容 を保 存 .
.
.- ウィンドウの内 容 が随 時 テキストファイルに保 存 されます。
93
6.2.5. フィルタ パネル
フィルタパネルには現 在 のビューで利 用 できるフィルタリングオプションのリストが表 示 されます。選 択 したビューで利
用 できるフィルタがある場 合 にのみ、リストがアクティブになります。
個 々 のフィルタの説 明 については、各 ツリーアイテムの章 を参 照 してください。
ステーション
サーバー(アプリケーションサーバー)
スキャン結 果
グラフィックレポート
リクエストの保 留
既 定 では [フィルタ] パネルは非 表 示 ですが、[表 示 /
パネル] メニューの [フィルタ] ウィンドウをクリックすると簡 単 に
表 示 できます。その後 、画 面 の左 下 に表 示 されます。
6.3. 同期処理
AVGリモート管 理 によって管 理 されているステーションは定 期 的 に AVG DataCenter との同 期 を実 行 します。こ
の処 理 には次 の同 期 が含 まれます。
ステーション設 定
スキャン結 果
ステーション コンポーネント状 態
また、正 常 な同 期 に必 要 な接 続 要 件 に関 する詳 細 は、「Network Requirements」の章 を参 照 する必 要 がある
場 合 があります。
6.3.1. ステーション設定の同期化
ステーション設 定 の同 期 中 :
必 須 設 定 は DataCenter からステーションに移 行 されます。
任 意 設 定 はステーションから DataCenter へ移 行 されます。
同 期 は定 期 的 に実 行 されます。 既 定 では、設 定 の同 期 プロセスは 60分 間 隔 で実 行 されます。 すべてのステー
94
ションの同 期 期 間 を変 更 するには、次 の手 順 に従 います。
1.
AVG 管 理 コンソールで、[ツール] を選 択 し、ステーションの共 有 設 定 アイテムを選 択 します。
2.
Remote Administration ノードを選 択 します。
3.
[おきに構 成 を同 期 ] ドロップダウンメニューから、必 要 な値 を選 択 します。[OK] ボタンをクリックして、ダイア
ログを閉 じます。
4.
すべてのステーションが同 期 するまでお待 ちください
あるいは、すべてのステーションで強 制 即 時 同 期 ができます。ナビゲーションツリーのステーションのノードをクリック
し、コンテキストメニューから [設 定 の同 期 化 ] を選 択 します。
注 :グループ内 のステーションの実 の設 定 を変 更 する場 合 は、ステーション/
グループ名 を右 クリックして、コンテキ
ストメニューから [グループの共 有 設 定 ] を選 択 してから、ステップ 2を繰 り返 してください。
また、同 期 は以 下 のタイミングで実 行 されます。
ステーションの電 源 がオンになるときおよびオンラインになるときは常 に、遅 くともその期 間 中 に設 定 が同 期 さ
れます。
ステーションが初 めて AVG DataCenter に接 続 するとき、設 定 は即 時 同 期 されます。
1つまたは複 数 のステーションの設 定 が変 更 され、AVG 管 理 コンソールから確 認 されるとき。
AVG 管 理 コンソールから即 時 設 定 同 期 をリクエストすることもできます。 ナビゲーションツリーのステーションの
ノードまたはステーションビューの特 定 のステーションを右 クリックし、コンテキストメニューから [設 定 の同 期 化 ] を選
択 します。
6.3.2. スキャン結果の同期化
この同 期 処 理 は、ステーションから AVG DataCenter にデータを送 信 します。これは以 下 のタイミングで実 行 されま
す。
ステーションの電 源 がオンまたはオンラインになるとき (
遅 くとも 20分 以 内 )
。
スキャンの完 了 後 あるいは常 駐 シールドによって感 染 が検 出 された後 即 時 。
AVG ユーザーインターフェイスのステーション上 のユーザーによって行 われたスキャン結 果 の修 正 (修 復 、ウイ
ルス隔 離 室 に移 動 等 )があった場 合 すぐあるいは遅 くとも 20分 以 内 。
AVG 管 理 コンソールから即 時 スキャン結 果 同 期 をリクエストすることもできます。 ナビゲーションツリーのステ
ーションのノードあるいはステーションビューの特 定 のステーションを単 純 に右 クリックし、コンテキストメニューから [タ
スク関 連 のスキャン/
スキャン結 果 の要 求 ] を選 択 します。
6.3.3. ステーション コンポーネント状態の同期化
この同 期 処 理 は、ステーションから AVG DataCenter にデータを送 信 します。この処 理 は次 のタイミングで実 行 され
ます。
ステーションの電 源 がオンまたはオンラインになるとき (
即時)
。
95
コンポーネントの状 態 が変 更 になったとき (
5分 以 内 )
。
AVG 管 理 コンソールから即 時 同 期 化 をリクエストすることもできます。 ナビゲーション ツリーでステーションのノ
ードを選 択 し、ステーション ビューで右 クリックし、コンテキスト メニューから [ステーション設 定 /
コンポーネントの状
態 の更 新 ] を選 択 します。
6.4. ステーション
ステーションアイテムでは、現 在 AVG DataCenter で管 理 されているすべてのステーションに関 する複 雑 な情 報 を
表 示 できます。ステーションのレコードは、ステーションが最 初 に AVG DataCenter にログインしたときに作 成 されま
す。
ステーションのグループを作 成 したり(ビューセクションに表 示 されているステーションのグループのテーブルでコンテキ
ストメニューを使 用 )、1つのステーションを特 定 のグループに割 り当 てたりすることができます。
デフォルトでは、ステーションは 3つのグループに分 かれます。
非 準 拠 ステーション - 非 準 拠 状 態 (事 前 定 義 された条 件 に一 致 しないなど)にあるステーションが含 まれ
ます。
AVG ファイアウォールがあるステーション - ファイアウォールコンポーネントがインストールされたステーション
のリストが含 まれます。
新 規 ステーション - 管 理 者 が定 義 したグループに割 り当 てられていないステーションのみが含 まれます。
各 グループの詳 細 については、以 下 の章 を参 照 してください。
[現 在 のビュー] セクションでは、特 定 のステーションに関 連 した情 報 を表 示 できます。タブを使 用 して、情 報 は複
数 のカテゴリーに分 類 されます。
[ステーション] タブ
各 ステーションに関 する一 般 的 な情 報 が含 まれています(名 前 、ドメイン、グループ、最 後 の通 信 など)。
[詳 細 ] タブ
IP アドレス、MAC アドレス、オペレーティング システム、再 起 動 要 求 などステーションに関 する詳 細 情 報 が
表 示 されます。
[バージョン] タブ
各 ステーションの AVG のバージョン、ウイルスベース、スパイウェア対 策 ベース、スパム対 策 ベースのバージョ
ン情 報 が表 示 されます。
[コンポーネントの状 態 ] タブ
各 ステーションのコンポーネントの状 態 についての概 要 が表 示 されます。
その他 の一 般 オプションと設 定 に関 する情 報 については、「設 定 /
AVG Admin コンソール」の章 を参 照 してくださ
い。
96
6.4.1. 非準拠ステーション
アプリケーションの上 部 メニューの [ビュー] メニューの [非 準 拠 条 件 .
.
.
] 項 目 を選 択 すると、[非 準 拠 条 件 ] ダイア
ログが表 示 されます。
このダイアログでは、非 準 拠 と見 なされるステーションの条 件 を指 定 できます。
条 件 は次 のとおりです。
AVG バージョンが古 い - ステーションの AVG バージョンが最 新 ではない場 合 に、ステーションは非 準 拠 と
見 なされます。
スキャン エンジンのバージョンが古 い -スキャン エンジンのバージョンが古 い場 合 に、ステーションは
非 準 拠 と見 なされます。
ウイルス データベースのリリース データが より古 い -このオプションを使 用 する場 合 、古 いウイルス データ
ベースが強 調 表 示 されます。
前 回 のステーション通 信 から次 の期 間 が経 過 - 指 定 された時 間 または日 数 以 上 (
時 間 には通 常 の数
値 を入 力 し、日 数 には 7日 の 7d のように数 値 に d を付 けて入 力 します)ステーションと通 信 していない場
合 、ステーションは非 準 拠 と見 なされます。
高 い危 険 性 感 染 の未 除 去 - 未 除 去 の危 険 性 の高 い感 染 があるステーションが強 調 表 示 されます。
中 程 度 の危 険 性 の感 染 の未 除 去 - 未 除 去 の中 程 度 の危 険 性 の感 染 があるステーションが強 調 表 示
されます。
除 去 されていないルートキット - このオプションをオンにすると、ルートキットが除 去 されていないステーショ
ンが強 調 表 示 されます。
97
不 適 切 なコンポーネントの状 態 :ファイアウォール - このオプションをオンにすると、ファイアウォール コンポ
ーネントが不 適 切 な状 態 になっているステーションが強 調 表 示 されます。
不 適 切 なコンポーネントの状 態 :ライセンス - このオプションをオンにすると、ライセンスコンポーネントが不
適 切 な状 態 になっているステーションが強 調 表 示 されます。
不 適 切 なコンポーネントの状 態 :コンピューター - このオプションをオンにすると、コンピューターコンポーネ
ントが不 適 切 な状 態 になっているステーションが強 調 表 示 されます。
前 回 のスキャン実 行 から次 の期 間 が経 過 - このオプションをオンにすると、完 全 コンピュータ スキャンまた
はスケジュール スキャンが長 期 間 実 行 されていないステーションが強 調 表 示 されます。時 間 単 位 または日
数 で指 定 できます。
ステーションのライセンスが次 の期 間 内 に有 効 期 限 切 れになる -このオプションにチェックを付 ける
と、ライセンス切 れになったステーションまたはまもなくライセンス切 れになるステーションが強 調 表 示
されます。時 間 単 位 (
7など)または日 数 単 位 (
15など)で期 間 を指 定 できます。
次 のボタンを利 用 できます。
例外.
.
.- 選 択 されたルールから除 外 するグループを定 義 できます。
管 理 サーバーで使 用 する - 非 準 拠 条 件 を AVG 管 理 サーバーに適 用 します (
非 準 拠 ステーション グラ
フィック レポートの作 成 時 に AVG 管 理 レポートで使 用 )
。
[OK] ボタンをクリックして選 択 内 容 を確 定 するか、[キャンセル] をクリックして閉 じます。
6.4.2. AVG ファイアウォールのあるステーション
AVG ファイアウォール搭 載 ステーション グループには、ファイアウォールが有 効 になっているすべてのステーションの
リストがあります。
マウスをダブルクリックするか、Enter キーを押 して、[ファイアウォール構 成 ] ダイアログを開 きます。安 全 上 の理 由 に
より、特 定 の設 定 のみを変 更 できます。
6.4.3. 新規ステーション
ユーザーが定 義 したグループに割 り当 てられていないステーションのみが含 まれます。
6.4.4. フィルタリング
リストされている各 種 フィルタを現 在 のビューに適 用 できます。既 定 では左 端 のフィルタ パネルのフィルタを使 用 で
きます。
既 定 ではフィルタパネルは画 面 の左 側 にあります。 パネルが非 表 示 の場 合 は、[表 示 /
パネル] メニューの [フィル
タ ウィンドウ] 項 目 をクリックすると、パネルがアクティブになります。
テキスト フィルタ内 では、簡 単 なワイルドカード アスタリスク文 字 (
*
)を使 用 できます。ワイルドカード文 字 は任 意
の文 字 または文 字 列 に置 き換 わります。例 えば、Station name フィルタに適 用 される Stat* 文 字 列 は、
Station01, Station02 なども表 示 します。
ステーションのフィルタリングオプションは次 のとおりです。
注 :フィルタを使 用 するには、名 前 の隣 のチェックボックスをクリックして、行 をダブルクリックして値 を入 力 します。結
98
果 は即 時 表 示 されます。
ステーション名
除 外 するカスタム ステーション名 を入 力 します。
ステーションの説 明
フィルタするカスタムステーションの説 明 を入 力 します。
ステーションのドメイン
フィルタするカスタムステーションのドメイン名 を入 力 します。
ステーションの IP アドレス
フィルタするカスタムステーションの IP アドレスを入 力 します。
ステーションオペレーティングシステム
フィルタで除 外 するカスタムオペレーティングシステム名 またはその一 部 を入 力 します。例 えば、Windows XP
をインストールしたすべてのステーションのみを表 示 する場 合 は、次 の文 字 列 を入 力 します。
*XP*
感 染 したステーション
このオプションをオンにして、感 染 したステーションをフィルタします。
リモートインストールの後 、ステーションが接 続 されていません
このオプションをオンにして、リモートインストール後 に接 続 できなかったステーションのみを表 示 します。
再 起 動 が必 要 です
このオプションをオンにして、再 起 動 が必 要 なステーションのみを表 示 します。
フィルタを無 効 にするには、名 前 の隣 のチェックボックスをオフにするか、フィルタ ウィンドウを右 クリックして、コンテキ
スト メニューから [すべてのフィルタをオフにする] を選 択 します。
メモ:すべてのフィルタでは、大 文 字 と小 文 字 が区 別 されません。
6.5. サーバー
[サーバー] アイテムには、AVG アプリケーションサーバーコンポーネントがインストールされたすべての配 置 サーバー
とステーションの概 要 が示 されます。
6.5.1. AVG 管理サーバー
このアイテムは、インストール済 みの AVG 管 理 サーバーのリストを表 示 します。 任 意 のサーバーをダブルクリックす
ると、指 定 されたサーバーの構 成 ダイアログが開 き、サーバー設 定 を変 更 できます。
他 のオプションや設 定 の詳 細 については、「設 定 /
AVG Admin Server 設 定 」の章 を参 照 してください。
99
6.5.2. アプリケーション サーバー
この項 目 には AVG アプリケーション サーバーがインストールされているステーションの一 覧 が表 示 されます。
[現 在 のビュー] セクションには、特 定 のステーションに関 連 した情 報 が表 示 されます。情 報 はタブによって複 数 のカ
テゴリに分 類 されます。
[サーバー] タブ
各 ステーションに関 する全 般 情 報 が表 示 されます (
名 前 、ドメイン、グループ、前 回 の通 信 など)
。
[詳 細 ] タブ
IP アドレス、MAC アドレス、オペレーティング システム、再 起 動 要 求 などステーションに関 する詳 細 情 報 が
表 示 されます。
[バージョン] タブ
各 ステーションの AVG のバージョン、ウイルス ベース、スパイウェア対 策 ベースのバージョン情 報 が表 示 され
ます。
[コンポーネントの状 態 ] タブ
各 ステーションのコンポーネントの状 態 についての概 要 が表 示 されます。
その他 の一 般 オプションと設 定 に関 する情 報 については、「設 定 /
AVG Admin コンソール」の章 を参 照 してくださ
い。
左 側 のツリーにある [アプリケーション サーバー] 項 目 を右 クリックすると、アプリケーション サーバーに適 用 するオ
プションを次 から選 択 できます。
アプリケーション サーバーの共 有 設 定 - アプリケーション サーバーの高 度 な共 有 設 定 ダイアログを開 きま
す。
アプリケーション サーバーのアクセス制 御 .
.
.
フル アクセス制 御 機 能 (
AVG Admin コンソールのメイン メニュー上 部 の [DataCenter] メニュー、
[DataCenter 設 定 ] メニュー項 目 )を使 用 して 1つ以 上 のユーザー アカウントを作 成 している場 合 は、この
機 能 を使 用 して選 択 したステーションのグループ (
この場 合 はアプリケーション サーバー)にアクセス権 を設
定 する機 能 が利 用 できます。
アカウント名 のいずれかをダブルクリックすると、ロールダウン メニューが表 示 されます。あるいは、右 クリックす
ると、同 じ内 容 のコンテキスト メニューが表 示 されます。ここからアクセス権 の種 類 を選 択 できます。
o
フル アクセス - 選 択 したユーザー アカウントはグループへのフル アクセスを持 ちます。
o
読 み取 り専 用 - 選 択 したユーザー アカウントではグループの表 示 のみが可 能 です。
o
アクセス禁 止 - 選 択 したユーザーはグループにアクセスできません。
設 定 の同 期 化 - グループ内 のすべてのステーションに設 定 の即 時 同 期 化 を要 求 します。
プログラム アップデートの実 行 を要 求 - グループのすべてのステーションに対 してプログラムのアップデート
100
処 理 の開 始 を要 求 します。
ウイルス データベース アップデートの実 行 を要 求 - グループのすべてのステーションに対 してウイルス デー
タベースのアップデート処 理 の開 始 を要 求 します。
最 新 のウイルス対 策 データベース アップデートのロールバックを要 求 - グループ内 のすべてのステーショ
ンに以 前 のウイルス データベース バージョンを使 用 し、最 新 の内 容 を破 棄 するように要 求 します。
一 時 アップデート ファイルを削 除 - すべてのステーションに対 して一 時 更 新 ファイルの削 除 を要 求 しま
す。
スキャン結 果 を要 求 - グループ内 のすべてのステーションにスキャン結 果 を要 求 します。
アプリケーション サーバー ビューのステーションを右 クリックをすると、次 のオプションを選 択 できます。
ステーション概 要 - ステーション概 要 ダイアログが開 き、ステーションに関 する詳 細 情 報 が整 理 されて表 示
されます。このダイアログには次 の機 能 ボタンがあります。
設 定 - ステーション設 定 が開 きます。
ファイアウォール設 定 - 現 在 のステーションのファイアウォール設 定 が表 示 されます。ファイアウォール
コンポーネントがインストールされている場 合 のみ利 用 できます。
エクスポート - 情 報 を .
csv ファイルにエクスポートできます。
閉 じる - ダイアログを閉 じます。
ステーション設 定 :
o
設 定 - ステーション設 定 が開 きます。
o
ファイアウォール設 定 - 現 在 のステーションのファイアウォール設 定 が表 示 されます。ファイアウォール
コンポーネントがインストールされている場 合 のみ利 用 できます。
o
設 定 の同 期 化 - はステーションの設 定 を AVG DataCenter と即 時 同 期 化 するように要 求 します。
o
コンポーネント状 態 の更 新 - はすべてのコンポーネントの状 態 を更 新 します。
o
設 定 のコピー先 - 新 しいダイアログが開 きます。
101
このダイアログを使 用 して、グループ、ステーション、アプリケーション サーバー間 でアプリケーション サーバー
設 定 をコピーします。ロールダウン メニューからグループを選 択 するか、グループ名 またはステーション名 の横
のチェックボックスにチェックを付 けて別 のグループまたはステーションを選 択 すると、設 定 のコピ先 を選 択 でき
ます。完 了 したら、[OK] ボタンをクリックして選 択 内 容 を確 定 します。
o
設 定 のインポート.
.
.?選 択 した設 定 ファイルから設 定 をロードし、選 択 したアプリケーション サーバ
ーに適 用 できます。このファイル (
.pck 形 式 )にはファイアウォール設 定 が含 まれる場 合 と含 まれない
場 合 があります (
作 成 時 に使 用 したステーションとステーション グループによって異 なります)
。設 定 ファ
イルの作 成 については、次 の [設 定 のエクスポート.
.
.
] 項 目 を参 照 してください。
o
設 定 のエクスポート.
.
.?選 択 したアプリケーション サーバーの設 定 (
ファイアウォールが 1つ以 上 の
ステーションに導 入 されている場 合 はファイアウォール設 定 を含 む)を 1つの設 定 ファイル (
.pck 形
式 )に保 存 できます。このファイルを保 存 する場 所 を指 定 する必 要 があります。設 定 ファイルの設 定
は任 意 のステーション、アプリケーション サーバーまたはステーション グループに適 用 できます (
上記の
[設 定 のインポート.
.
.
] 項 目 を使 用 )
。
o
ステーションの説 明
選 択 したステーションの概 要 説 明 をこのダイアログのテキスト ボックスに入 力 し、[OK] をクリックします。
o
ステーションに定 義 を要 求 - は選 択 したステーションに定 義 を要 求 します。利 用 可 能 な場 合 は、
102
定 義 が [定 義 ] 列 に表 示 されます。
o
ステーションのシャットダウンまたは再 起 動
このダイアログで選 択 したステーションをシャットダウンまたは再 起 動 できます。最 初 のロールダウン メニューか
ら処 理 を選 択 し、次 のロールダウン メニューから遅 延 を選 択 します。
スキャン関 連 のタスク
o
- スキャン結 果 を要 求 - 選 択 したステーションにスキャン結 果 を要 求 します。
o
感 染 したスキャン結 果 の表 示 - 選 択 したステーションで実 行 した検 査 の結 果 のうち、感 染 を含 む
内 容 のみを表 示 します。
o
ウイルス隔 離 室 の表 示 - 選 択 したステーションのウイルス隔 離 室 の内 容 を表 示 します。
[更 新 ] ボタンをクリックすると、ウイルス隔 離 室 の最 新 の結 果 を取 得 します。各 脅 威 を処 理 する場 合 は、
次 のボタンのいずれかを使 用 します。
復 元 - ステーションで復 元 する脅 威 を選 択 して、このボタンをクリックします。
削 除 - 選 択 した脅 威 を削 除 するにはこのボタンを使 用 します。
103
o
スキャンを管 理 - この機 能 を使 用 してスキャンの表 示 と管 理 を行 うには、該 当 するステーションが実
行 中 で、DataCenter に接 続 している状 態 でなければなりません。次 の制 御 オプションを利 用 できま
す。
更 新 - スキャンに関 する最 新 情 報 をステーションから取 得 します。
開 始 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを開 始 します。
再 開 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを再 開 します。
一 時 停 止 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを一 時 停 止 します。
停 止 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを停 止 します。
ウィンドウを閉 じるには、[閉 じる] ボタンをクリックします。
o
選 択 したステーションでスキャンを起 動
新 しいダイアログが表 示 されます。コンピュータ全 体 をスキャンするか、スケジュール スキャンを実 行 するか、
ルートキット対 策 スキャンを実 行 するかをロールダウン メニューから選 択 します。[OK] ボタンをクリックして、
選 択 したステーションに要 求 を送 信 します。
アップデート関 連 のタスク:
o
プログラム アップデートの実 行 を要 求 - 選 択 したステーションに対 してプログラムのアップデート処
理 の開 始 を要 求 します。
104
o
ウイルス データベース アップデートの実 行 を要 求 - 選 択 したステーションに対 してウイルス データ
ベースのアップデート処 理 の開 始 を要 求 します。
o
最 新 のウイルス対 策 データベース アップデートのロールバックを要 求 - 選 択 したステーションに、
以 前 のウイルスデータベース バージョンを適 用 し、最 新 の内 容 を破 棄 するように要 求 します。
o
一 時 アップデート ファイルを削 除 - 選 択 したステーションに対 して一 時 更 新 ファイルの削 除 を要 求
します。
ステーション統 計 情 報 :
o
ファイアウォール ログを表 示 する - 選 択 したステーションのファイアウォール通 信 ログを表 示 します。
o
選 択 したステーションのイベントを表 示 する - 選 択 したステーションに関 連 するイベントを表 示 し
ます。
o
イベント履 歴 ログを表 示 する - 選 択 したステーションのイベント履 歴 ログを表 示 します。
o
診 断 データを収 集 する - 選 択 したステーションに対 して診 断 データの収 集 を要 求 します。このデー
タは AVG テクニカル サポートに直 接 送 信 するか、追 加 処 理 のためローカルで保 存 できます。
[次 へ] ボタンをクリックし、診 断 データのダウンロードを開 始 します。ダウンロード処 理 には多 少 時 間 がかか
る場 合 があります。お待 ちください。完 了 後 、次 のダイアログが表 示 されます。
[保 存 ] ボタンをクリックすると、ハード ドライブにデータを保 存 します。このデータは後 で利 用 できます (
メール
で送 信 など)
。内 容 を直 接 送 信 する場 合 は、[送 信 ] をクリックします。
105
メール アドレスとステーションの問 題 に関 する簡 単 な説 明 を次 のフィールドに入 力 します。さらにファイルを追
加 する場 合 は、[添 付 ] ボタンを使 用 し、ファイルを選 択 します (
スクリーンショットや以 前 に AVG テクニカル
サポートから要 求 されたログなど)
。不 要 な添 付 ファイルを削 除 するには、ファイルを選 択 して [削 除 ] ボタン
をクリックします。
ネットワークでプロキシ サーバーを使 用 している場 合 は、[プロキシ設 定 ] ダイアログを開 き、プロキシ サーバ
ーの詳 細 を入 力 します。
処 理 を完 了 するには、[送 信 ] ボタンをクリックします。
o
新 しいレポートの作 成 - グラフィック レポート作 成 ダイアログを開 始 します。
ステーションの削 除 - ステーションを AVG DataCenter から削 除 します。
サーバー プラグイン統 計 情 報 の表 示 - 選 択 したサーバー コンポーネントの統 計 情 報 を表 示 します。[リ
ロード] ボタンを使 用 して最 新 の結 果 を表 示 し、[統 計 情 報 のリセット] ボタンで現 在 の値 を削 除 、[詳 細
を表 示 ] ボタンでログを表 示 します。
ステーションの利 用 可 能 性 確 認
106
このダイアログでは、利 用 可 能 な (
オンライン)ステーションと利 用 不 可 能 な (
オフライン)ステーションを検 索
できます。名 前 の右 側 の列 に各 ステーションの状 態 が表 示 されます。再 度 使 用 状 況 を確 認 するには、[再
度 確 認 ] ボタンをクリックするか、ステーション名 をダブルクリックします。
その他 のオプションと個 別 のアプリケーション サーバーの設 定 については、「設 定 /
アプリケーションの共 有 設 定 」
の章 を参 照 してください。
6.5.3. フィルタリング
リストされている各 種 フィルタを現 在 のビューに適 用 できます。既 定 では左 端 のフィルタ パネルのフィルタを使 用 で
きます。
既 定 ではフィルタパネルは画 面 の左 側 にあります。 パネルが非 表 示 の場 合 は、[表 示 /
パネル] メニューの [フィル
タ ウィンドウ] 項 目 をクリックすると、パネルがアクティブになります。
テキスト フィルタ内 では、簡 単 なワイルドカード アスタリスク文 字 (
*
)を使 用 できます。ワイルドカード文 字 は任 意
の文 字 または文 字 列 に置 き換 わります。例 えば、Station name フィルタに適 用 される Stat* 文 字 列 は、
Station01, Station02 なども表 示 します。
サーバーのフィルタリングオプションは次 のとおりです。
注 :フィルタを使 用 するには、名 前 の隣 のチェックボックスをクリックして、行 をダブルクリックして値 を入 力 します。結
果 は即 時 表 示 されます。
ステーション名
除 外 するカスタム ステーション名 を入 力 します。
ステーションの説 明
フィルタするカスタムステーションの説 明 を入 力 します。
ステーションのドメイン
フィルタするカスタムステーションのドメイン名 を入 力 します。
ステーションの IP アドレス
107
フィルタするカスタムステーションの IP アドレスを入 力 します。
ステーションオペレーティングシステム
フィルタで除 外 するカスタムオペレーティングシステム名 またはその一 部 を入 力 します。例 えば、Windows
Server 2003 をインストールしたすべてのステーションのみを表 示 する場 合 は、次 の文 字 列 を入 力 します。
*Server 2003*
感 染 したステーション
このオプションをオンにして、感 染 したステーションをフィルタします。
リモートインストールの後 、ステーションが接 続 されていません
このオプションをオンにして、リモートインストール後 に接 続 できなかったステーションのみを表 示 します。
再 起 動 が必 要 です
このオプションをオンにして、再 起 動 が必 要 なステーションのみを表 示 します。
フィルタを無 効 にするには、名 前 の隣 のチェックボックスをオフにするか、フィルタ ウィンドウを右 クリックして、コンテキ
スト メニューから [すべてのフィルタをオフにする] を選 択 します。
メモ:すべてのフィルタでは、大 文 字 と小 文 字 が区 別 されません。
6.6. スキャン結果
この項 目 には、ステーション上 のすべてのスキャン結 果 の概 要 (
常 駐 シールドまたはオンライン シールドの結 果 も含
む)と、特 定 のスキャンに関 連 した詳 細 情 報 が表 示 されます。既 定 ではスキャン結 果 がステーションから定 期 的 に
取 得 されるように設 定 されていますが、必 要 に応 じて手 動 で要 求 できます。
個 々 のステーション - ステーション/
グループ ビューのステーション名 を右 クリックして、[タスク関 連 のスキャ
ン/
スキャン結 果 の要 求 ] 項 目 を選 択 します。
グループのすべてのステーション - グループ名 を右 クリックして、[スキャン結 果 を要 求 ] 項 目 を選 択 しま
す。
すべてのステーション - メイン ツリーの [ステーション] 項 目 を右 クリックして、[スキャン結 果 を要 求 ] 項 目
を選 択 します。
右 クリックで表 示 されるコンテキスト メニューには、次 のオプションがあります。
スキャン結 果 の削 除 - 選 択 したスキャン結 果 を削 除 します。
スキャン結 果 の確 認 - 選 択 したスキャン結 果 を確 認 済 みにします。[確 認 時 間 ] 列 には、確 認 日 時 が表
示 されます。 また、他 のレポートで許 可 されたスキャン結 果 からの感 染 数 は表 示 されません。
スキャン結 果 の更 新 - 選 択 したスキャン結 果 すべてを再 度 同 期 します。
スキャン結 果 詳 細
このオプションを使 用 すると、特 定 のスキャン結 果 が表 示 されます。
108
検 出 されたウイルスによっては、複 数 のタブが表 示 される場 合 があります。各 タブには検 出 内 容 の一 覧 (
感 染 、ス
パイウェアなど)が表 示 されます。各 タブでは次 のオプションが利 用 できます。
確 認 - このボタンを使 用 すると、検 査 結 果 を確 認 済 みにし、他 のレポートで許 可 された検 査 からの感 染
数 が表 示 されません。
閉 じる - ウィンドウを閉 じます。
選 択 した脅 威 の除 去 - 選 択 した脅 威 のみを除 去 します。
すべての脅 威 の除 去 - リストのすべての脅 威 を除 去 します。
前 へ - データが存 在 する場 合 は、スキャン結 果 ビューに前 のスキャン結 果 を表 示 します。
次 へ - データが存 在 する場 合 は、スキャン結 果 ビューに次 のスキャン結 果 を表 示 します。
スキャン結 果 をファイルにエクスポート - このリンクをクリックすると、一 覧 表 示 されたスキャン結 果 をテキス
ト ファイル (
.
csv) に保 存 します。
スキャン結 果 の印 刷 - このリンクをクリックすると、標 準 印 刷 ダイアログが開 き、結 果 を印 刷 できます。
一 覧 の検 出 内 容 を右 クリックすると、次 のアクションを選 択 できます (
実 行 できるアクションはファイル/
感 染 タイプに
よって異 なります)
。
修 復 - 選 択 した検 出 内 容 の修 復 をステーションに要 求 します。
109
削 除 - 選 択 した検 出 内 容 の削 除 をステーションに要 求 します。
ウイルス隔 離 室 に移 動 - 選 択 した検 出 内 容 のウイルス隔 離 室 への移 動 をステーションに要 求 します。
例 外 として追 加 - 選 択 した検 出 内 容 の例 外 作 成 をステーションに要 求 します。AVG はこのファイルを無
視 し、レポート表 示 しません。
ステーションがアクティブな場 合 、処 理 は要 求 後 に即 時 実 行 されます。 ステーションが現 在 アクティブではない場
合 (
AVG DataCenter に接 続 していない場 合 など)
、すべての保 留 中 の操 作 は次 回 ステーションが接 続 したときに
処 理 されます。
アクションの要 求 後 、AVG ステーションがアクティブではない場 合 、要 求 した検 査 結 果 の検 出 が試 行 され、すべて
の選 択 した感 染 が処 理 されます。
次 の一 覧 のアクション結 果 の状 態 のいずれかが [状 態 ] 列 に表 示 されます。状 態 は次 のとおりです。
感 染 - ファイルは感 染 しています。
修 復 - ファイルの感 染 は修 復 されました。
隔 離 室 に移 動 ?ファイルはステーション上 のウイルス隔 離 室 に移 動 されました。
復 元 - ファイルは隔 離 室 から復 元 されました。
例 外 に追 加 ?感 染 は例 外 として追 加 されたため、脅 威 とは見 なされなくなります。
アクションを完 了 するためにリブートが必 要 です - アクションを完 了 するためにはステーションの再 起 動 が
必 要 です。
誤 った検 出 - 実 際 に感 染 していないファイルが誤 って検 出 されました。
6.6.1. フィルタリング
リストされている各 種 フィルタを現 在 のビューに適 用 できます。既 定 では左 端 のフィルタ パネルのフィルタを使 用 で
きます。
既 定 ではフィルタパネルは画 面 の左 側 にあります。 パネルが非 表 示 の場 合 は、[表 示 /
パネル] メニューの [フィル
タ ウィンドウ] 項 目 をクリックすると、パネルがアクティブになります。
テキスト フィルタ内 では、簡 単 なワイルドカード アスタリスク文 字 (
*
)を使 用 できます。ワイルドカード文 字 は任 意
の文 字 または文 字 列 に置 き換 わります。たとえば、Station name フィルタで Stat* 文 字 列 を使 用 すると、
Station01, Station02 なども表 示 されます。
スキャン結 果 のフィルタリング オプションは次 のとおりです。
メモ:フィルタを使 用 するには、名 前 の横 のチェック ボックスをクリックし、行 をダブルクリックして値 を入 力 します。結
果 は即 時 表 示 されます。
ステーション名
除 外 するカスタム ステーション名 を入 力 します。
ステーションの説 明
110
除 外 するカスタム ステーションの説 明 を入 力 します。
スキャン名
除 外 するカスタム スキャン名 を入 力 します。
ユーザー名
除 外 するカスタム ユーザー名 を入 力 します。
重要度
ドロップダウン メニューから任 意 の重 要 度 を選 択 します。
ルートキットを含 める
スキャン結 果 にルートキットが含 まれる場 合 に除 外 するかどうかを選 択 します。
未確認
このフィルタは未 確 認 のスキャン結 果 のみを表 示 します。
フィルタを無 効 にするには、名 前 の横 のチェック ボックスをオフにするか、フィルタ ウィンドウを右 クリックして、コンテキ
スト メニューから [すべてのフィルタをオフにする] を選 択 します。
メモ:すべてのフィルタでは、大 文 字 と小 文 字 が区 別 されません。
6.7. 通知
通 知 アイテムは、実 行 された通 知 アクションから選 択 できます。これらの通 知 を一 度 設 定 すると、AVG Admin
コンソール内 の各 種 イベントについてメールで管 理 者 に通 知 できます。
注 意 :メール通 知 を適 切 に行 うには、[構 成 /AVG Admin サーバー設 定 /メール] タブで SMTP サーバーを適 切
に定 義 する必 要 があります。
通 知 を有 効 にするには、行 を右 クリックして、コンテキスト メニューから [有 効 化 ] を選 択 する必 要 があります。
行 (
特 定 の通 知 など)をダブルクリックすると、[通 知 設 定 ] ダイアログが開 き、さらにカスタマイズできます (
以 下 の章
を参 照 )
。
111
6.7.1. [状態] タブ
このタブでは、通 知 を送 信 する条 件 をカスタマイズできます。
[条 件 が満 たされたときに通 知 メッセージを送 信 する] チェックボックスにチェックを付 けると、上 記 のパラメータま
たは条 件 が全 体 的 に満 たされた時 点 でメールが送 信 されます。
また、条 件 をチェックする期 間 も選 択 できます。
通 知 メッセージが送 信 されるのに必 要 となるイベントの発 生 回 数 をカスタマイズする場 合 は、[複 数 のグループを
1 つのメッセージにグループ化 する] チェックボックスにチェックを付 けます。
特 定 の通 知 では、一 部 の条 件 パラメータが利 用 でき、該 当 する行 をダブルクリックして必 要 な値 を入 力 すると、
パラメータを変 更 できます。
112
6.7.2. [メッセージ] タブ
このタブでは通 知 メッセージ自 体 をカスタマイズできます。
AVG Admin サーバーがメールの送 信 用 に正 しく設 定 されていない場 合 は、[AVG Admin サーバー設 定 ] ボタン
をクリックして設 定 を修 正 する必 要 があります。詳 細 については、「設 定 /
AVG Admin サーバー設 定 /
メール タ
ブ」の章 を参 照 してください。
使 用 可 能 なフィールドは次 のとおりです。
宛 先 ?メッセージの受 信 者 のアドレスを入 力 します (
[email protected] の形 式 で)
。
件名
通 知 ヘッダー
通知本文
通 知 フッター
メッセージ内 に表 示 するカスタム テキストをこれらのフィールドに入 力 するか、マクロを使 用 して変 数 を入 力 できま
す。変 数 (
マクロ)を使 用 するには、各 メッセージ部 の横 にある [マクロの挿 入 ] ボタンをクリックします。
113
メッセージが AVG DataCenter から送 信 されるときに、変 数 は実 際 の値 に変 換 されます。使 用 可 能 な変 数 (
マク
ロ)は次 のとおりです。
%AVG_StationName% ?ステーション名
%AVG_StationDomain% ?ステーションが存 在 するドメイン名 (
該 当 する場 合 )
%AVG_GroupName% ?ステーションが属 するグループ名
%AVG_IPAddress% ?ステーションの IP アドレス
%AVG_MACAddress% ?ステーションの MAC アドレス
%AVG_LastCall% ?前 回 AVG DataCenter に接 続 した時 刻
%AVG_WinVersion% - MS Windows のバージョン
%AVG_AvgVersion% ?ステーションの AVG バージョン
%Antivirus_Version% ?ウイルス対 策 データベースのバージョン
%Antivirus_ReleaseDate% - ウイルス対 策 データベースのリリースデータ
%AVG_StationDesc% - ステーションの説 明
6.8. グラフィック レポート
メモ:AVG 管 理 サーバーでグラフィック レポートを作 成 する場 合 は、AVG 管 理 サーバーもコンピュータにインスト
ールされている場 合 にのみレポートを生 成 できます。
グラフィック レポートを使 用 すると、ユーザーは迅 速 かつ容 易 に、整 理 されたレポートを生 成 できます。 レポートに
は各 種 概 要 や統 計 が表 示 されます。グラフィック レポートには、メイン AVG 管 理 コンソールのナビゲーション ツリー
からアクセスできます。
レポートは AVG 管 理 サーバーのインストール中 に選 択 された言 語 で常 に生 成 されます。
次 の 2つの方 法 のいずれかでレポートを作 成 できます。
[グラフィック レポート/
レポート スケジュール] に移 動 して、新 しいレポート スケジュールを定 義 します。
114
ステーションまたはサーバーを直 接 選 択 し、右 クリック コンテキスト メニューから [新 しいレポートの作 成 ] を
選 択 します。グループの場 合 にも同 じ方 法 が当 てはまります。
いずれの場 合 にも、レポート スケジュール定 義 ウィザードが起 動 し、レポートのプロパティを選 択 できます。詳 細
については、次 の「レポート スケジュール」の章 を参 照 してください。
メモ:作 成 されたレポートは、AVG2013 データ フォルダ (
C:\Documents and Settings\All Users\Application data
\avg2013\Admin Server Data\Reports など)のハードウェア上 の一 時 的 な場 所 に物 理 的 に保 存 されます。作 成
された各 レポートは一 定 のハードドライブ容 量 を消 費 します (
およそ 0.
1∼ 0.
5MB ですが、ステーションの数 が多
い場 合 にはこれ以 上 の領 域 が使 用 される場 合 があります)
。したがって、ディスク空 き容 量 が十 分 ではない場 合
は、合 理 的 な数 のレポートだけを作 成 するか、古 いレポートを削 除 することをお勧 めします。
AVG 管 理 コンソール データのエクスポート/
インポート (DataCenter/データベース エクスポートで利 用 可 能 )中
は、レポート スケジュールと作 成 されたレポートのみが処 理 されます。レポート テンプレートのエクスポート/
インポー
トは行 われません。
以 前 にエクスポートされたデータをインポートすると、AVG 管 理 サーバーを再 起 動 するまでグラフィック レポートを利
用 できません。
6.8.1. レポート テンプレート
レポート作 成 時 にすぐに使 用 できるあらかじめ定 義 されたテンプレートがあります。一 部 のテンプレートでは追 加 パ
ラメータを設 定 して、より正 確 なレポートを作 成 できます。
レポートをこのメニューから直 接 作 成 する場 合 は、作 成 するレポートを右 クリックして、[レポートをテンプレートか
ら作 成 ] メニュー項 目 を選 択 します。 レポート レイアウトのプレビューだけを表 示 するには、[テンプレート プレビュ
ー.
.
.
] を選 択 します。
すべてのステーション - AVG 管 理 コンソールに登 録 されているすべてのステーションを表 示 します。
使 用 可 能 なパラメータは次 のとおりです。
-
感 染 オブジェクトの最 小 数 - ステーションの最 小 感 染 オブジェクト数 を入 力 します。0=このパラメ
ーターを無 効 にします。
-
開 始 IP アドレス - 開 始 IP アドレスを指 定 します。
-
グラフ タイプ - 任 意 のグラフ タイプ (
既 定 は円 グラフ)を選 択 します。
-
グループ化 - 結 果 データが選 択 した列 でグループ化 されます。
非 準 拠 ステーション - [表 示 /
非 準 拠 条 件 ] メニューの条 件 に従 って非 準 拠 状 態 のステーションを表 示 し
ます。
AVG バージョンごとのステーション - すべてのステーションを AVG バージョンで並 び替 えて表 示 します。
使 用 可 能 なパラメータは次 のとおりです。
-
グラフ タイプ - 任 意 のグラフ タイプ (
既 定 は円 グラフ)を選 択 します。
N 日 よりも長 く通 信 していないステーション
使 用 可 能 なパラメータは次 のとおりです。
115
-
日 数 - ステーションが通 信 していない日 数 を選 択 します。
-
グラフ タイプ - 任 意 のグラフ タイプ (
既 定 は円 グラフ)を選 択 します。
-
グループ化 - 結 果 データが選 択 した列 でグループ化 されます。
最 も感 染 しているステーション - 上 位 の感 染 ステーションを表 示 します。
使 用 可 能 なパラメータは次 のとおりです。
-
レポートのステーション数 - レポートのステーション数 を制 限 します。0=無 制 限 。
-
グラフ タイプ - 任 意 のグラフ タイプ (
既 定 は円 グラフ)を選 択 します。
-
重 要 度 - レポートに含 めるスキャン結 果 の最 低 重 要 度 を選 択 します。
-
ルートキットを含 める - レポートにルートキットを含 めるかどうかを選 択 します。
-
グループ化 - 結 果 データが選 択 した列 でグループ化 されます。
-
開 始 日 付 - データを選 択 する期 間 (
昨 日 、先 週 、先 月 、昨 年 、無 制 限 )の開 始 日 付 を指 定 しま
す。
-
終 了 日 付 - データを選 択 する期 間 (
昨 日 、先 週 、先 月 、昨 年 、無 制 限 )の終 了 日 付 を指 定 しま
す。
-
脅 威 のみを含 める - 確 認 済 みの脅 威 、未 確 認 の脅 威 、すべての脅 威 のいずれを含 めるかを選 択
します。
最 も多 い脅 威 - すべてのステーションで検 出 された上 位 の脅 威 をレポートに表 示 します。
使 用 可 能 なパラメータは次 のとおりです。
-
レポートのウイルス数 - レポートのウイルス数 を制 限 します。0=無 制 限 。
-
期 間 - データを選 択 する期 間 (
昨 日 、先 週 、先 月 、昨 年 、無 制 限 )を指 定 します。
-
グラフ タイプ - 任 意 のグラフ タイプ (
既 定 は円 グラフ)を選 択 します。
-
グループ化 - 結 果 データが選 択 した列 でグループ化 されます。
-
重 要 度 - レポートに含 めるスキャン結 果 の最 低 重 要 度 を選 択 します。
-
ルートキットを含 める - レポートにルートキットを含 めるかどうかを選 択 します。
ウイルス スキャン レポート - このレポートにはウイルスのステータスが表 示 されます。
使 用 可 能 なパラメータは次 のとおりです。
-
期 間 - データを選 択 する期 間 (
昨 日 、先 週 、先 月 、昨 年 、無 制 限 )を指 定 します。
-
重 要 度 - レポートに含 めるスキャン結 果 の最 低 重 要 度 を選 択 します。
116
-
ルートキットを含 める - レポートにルートキットを含 めるかどうかを選 択 します。
ステーションのウイルス - このレポートにはステーションのウイルスが表 示 されます。
使 用 可 能 なパラメータは次 のとおりです。
-
期 間 - データを選 択 する期 間 (
昨 日 、先 週 、先 月 、昨 年 、無 制 限 )を指 定 します。
-
重 要 度 - レポートに含 めるスキャン結 果 の最 低 重 要 度 を選 択 します。
-
ルートキットを含 める - レポートにルートキットを含 めるかどうかを選 択 します。
-
グループ化 - 結 果 データが選 択 した列 でグループ化 されます。
6.8.2. レポート スケジュール
このグループでは、グラフィック レポート スケジュールの作 成 、編 集 、表 示 ができます。 右 クリック コンテキスト メニュ
ーから個 別 または複 数 のレポートに適 用 するアクションを選 択 できます。
編 集 - 選 択 したスケジュールの編 集 ダイアログが開 きます。
新 しいスケジュールの定 義 - 新 しいレポート スケジュールを作 成 するウィザードが起 動 します。
レポート スケジュールが有 効 - 選 択 したレポートを有 効 /
無 効 にする場 合 にこの機 能 を使 用 します。
削 除 - 選 択 したレポートを AVG DataCenter から削 除 します。
デフォルトでは、使 用 できるスケジュールはありません。新 しいスケジュール済 みレポートを準 備 するには、レポート
スケジュール エリアを右 クリックして、[新 しいスケジュールの定 義 ] をメニューから選 択 します。
117
メモ:[ステーション/
サーバー/
グループ] ビューのグループからも、ステーションを選 択 し、右 クリック コンテキスト メ
ニューで [新 しいレポートの作 成 ] を選 択 すると、レポートを作 成 できます。
新 しいダイアログが表 示 されます。
118
名 前 と説 明 を入 力 します。[次 へ] ボタンをクリックして、次 のダイアログに進 みます。
ロールオーバー メニューから、レポートで使 用 するテンプレートを選 択 します。
左 側 で含 めるグループを選 択 し、右 側 でレポートに表 示 するステーションを選 択 します。
119
選 択 したレポートでさらにパラメータを使 用 できる場 合 は、必 要 な値 を入 力 するかデフォルト値 を使 用 します。テン
プレートの詳 細 については、上 述 の [レポート テンプレート] セクションを参 照 してください。準 備 ができたら、[次 へ]
ボタンをクリックします。
このダイアログではレポートに含 める列 を選 択 できます。[すべて選 択 ] ボタンをクリックしてすべての列 を含 めるか、
[デフォルト値 を選 択 ] ボタンをクリックしてデフォルト値 を使 用 します。列 の順 序 を変 更 するには、移 動 する列 を
選 択 してから該 当 するアクションを選 択 します。
最 上 位 に移 動 - 選 択 した列 を最 上 位 に移 動 します。
上 に移 動 - 選 択 した列 を 1つ上 に移 動 します。
120
下 に移 動 - 選 択 した列 を 1つ下 に移 動 します。
最 下 位 に移 動 - 選 択 した列 を最 下 位 に移 動 します。
このダイアログでは、指 定 の時 間 に一 度 だけレポートを作 成 するか、定 期 的 に作 成 するかを選 択 します。
特 定 の時 刻 に一 度 だけ作 成 する - 正 確 な作 成 日 時 を選 択 します。
定 期 的 に作 成 する - 作 成 の期 間 (日 次 、週 次 、月 次 )と最 初 の作 成 日 時 を選 択 します。
[次 へ] ボタンをクリックして、次 の処 理 に進 みます。
121
レポートの作 成 時 にレポートまたは通 知 をメールで送 信 する場 合 は、[レポート作 成 後 にレポートをメールで送
信 する] チェックボックスをオンにします。
メール機 能 を有 効 にするには、まず AVG Admin サーバー (
[メール] タブ)で SMTP 設 定 を行 う必 要 があります。
[AVG Admin サーバー設 定 ] をクリックして、SMTP/メール設 定 を行 います。
メモ:メール送 信 のための AVG Admin サーバー設 定 を行 う方 法 については、「設 定 /
AVG Admin サーバー設 定 」
の章 の「メール タブ」のトピックを参 照 してください。
すでに AVG Admin サーバー設 定 の [メール] タブで設 定 を行 った場 合 は、該 当 するフィールドにあらかじめ定 義 さ
れた値 が表 示 されるはずです。表 示 されない場 合 は、AVG Admin サーバー設 定 を確 認 するか、カスタム値 を入
力 します。
添 付 ファイルとしてレポートを直 接 受 信 する場 合 は、[添 付 ファイルとしてレポートを送 信 する] チェックボックスを
オンにします。
レポートを添 付 ファイルとして受 信 しない場 合 は、通 知 メールのみを受 信 するため、AVG Admin コンソールでレポ
ートを手 動 で確 認 する必 要 があります。
準 備 ができたら、[次 へ] ボタンをクリックして、最 後 の画 面 に進 みます。
次 の画 面 では、すべての設 定 が正 しいかどうかを確 認 し、[完 了 ] ボタンをクリックして処 理 を確 定 します。
6.8.3. 作成されたレポート
このグループには現 在 作 成 されたすべてのレポートの一 覧 が表 示 されます。
レポートを開 くには、選 択 した行 を右 クリックしてコンテキスト メニューから [表 示 .
.
.
] 項 目 を選 択 します。
レポートを削 除 するには、選 択 した行 を右 クリックし、コンテキスト メニューから [削 除 ] 項 目 を選 択 します。
任 意 の作 成 済 みのレポートを開 き、レポートをプリンタで印 刷 したり、html ファイルと関 連 する図 を含 む zip アーカ
イブ ファイルとして保 存 したりできます。
6.8.4. フィルタリング
リストされた各 種 フィルタを 生 成 されたレポートビューに適 用 できます。 既 定 では左 端 のフィルタ パネルのフィル
タを使 用 できます。
既 定 ではフィルタパネルは画 面 の左 側 にあります。 パネルが非 表 示 の場 合 は、[表 示 /
パネル] メニューの [フィル
タ ウィンドウ] 項 目 をクリックすると、パネルがアクティブになります。
テキスト フィルタ内 では、簡 単 なワイルドカード アスタリスク文 字 (
*
)を使 用 できます。ワイルドカード文 字 は任 意
の文 字 または文 字 列 に置 き換 わります。たとえば、Station name フィルタで Stat* 文 字 列 を使 用 すると、
Station01, Station02 なども表 示 されます。
生 成 されたレポートのフィルタリング オプションは次 のとおりです。
メモ:フィルタを使 用 するには、名 前 の横 のチェック ボックスをクリックし、行 をダブルクリックして値 を入 力 します。結
果 は即 時 表 示 されます。
レポート テンプレート
122
ロールダウン メニューから、フィルタで除 外 するレポート テンプレート名 を選 択 します。
スケジュール名
除 外 するカスタム レポート スケジュール名 を入 力 します。
日付
除 外 するカスタム日 時 値 を入 力 します。
フィルタを無 効 にするには、名 前 の横 のチェック ボックスをオフにするか、フィルタ ウィンドウを右 クリックして、コンテキ
スト メニューから [すべてのフィルタをオフにする] を選 択 します。
メモ:すべてのフィルタでは、大 文 字 と小 文 字 が区 別 されません。
6.9. ライセンス
このアイテムには使 用 されている全 ライセンス番 号 の概 要 が示 されます。既 存 のすべてのライセンス番 号 の監 視
や、個 々 のステーションや複 数 のステーションのライセンス番 号 の追 加 または更 新 を簡 単 に行 うことができます。
6.9.1. 共有設定
ビューにはすべてのグループの一 覧 が表 示 されます (
カスタム グループも含 む)
。
右 クリック コンテキスト メニューから、各 グループに対 して次 のオプションを使 用 できます。
必 須 - 選 択 したグループに対 して、指 定 したライセンス番 号 の使 用 を必 須 に設 定 します。つまり、このグル
ープのすべてのステーションがこの番 号 を使 用 します。
ライセンス番 号 の変 更 - 新 しいダイアログが開 き、別 のライセンス番 号 を入 力 できます。
変 更 したら、そのライセンス番 号 が特 定 のグループのすべてのステーションに適 用 されます。
メモ:同 期 処 理 が開 始 されると、新 しいライセンス番 号 が個 別 のステーションに配 置 されます。同 期 処 理 の詳 細
については、「同 期 処 理 」の章 を参 照 してください。
6.9.2. ステーション
ビューには、すべてのステーションのリストが表 示 されます。右 クリックのコンテキストメニューから、各 ステーションに対
して以 下 のオプションを使 用 できます。
必 須 - 選 択 したステーションに対 して、指 定 されたライセンス番 号 の使 用 を必 須 としてマークします。
ライセンス番 号 の変 更 - 新 しいダイアログが開 き、別 のライセンス番 号 を入 力 できます。
変 更 したら、そのライセンス番 号 が特 定 のグループのすべてのステーションに適 用 されます。
メモ:同 期 処 理 が開 始 されると、新 しいライセンス番 号 が個 別 のステーションに配 置 されます。同 期 処 理 の詳 細
については、「同 期 処 理 」の章 を参 照 してください。
123
6.10. 保留中の要求
このアイテムを使 用 すると、AVG 管 理 コンソールから送 信 された、現 在 保 留 中 のすべてのリクエストを表 示 できま
す。 また、リクエストを右 クリックして、コンテキストメニューの [選 択 されたリクエストを削 除 ] を選 択 して、リクエス
トを削 除 することもできます。
6.10.1. フィルタリング
リストされている各 種 フィルタを保 留 中 の要 求 ビューに適 用 できます。既 定 では左 端 のフィルタ パネルのフィルタ
を使 用 できます。
既 定 ではフィルタパネルは画 面 の左 側 にあります。 パネルが非 表 示 の場 合 は、[表 示 /
パネル] メニューの [フィル
タ ウィンドウ] 項 目 をクリックすると、パネルがアクティブになります。
テキスト フィルタ内 では、簡 単 なワイルドカード アスタリスク文 字 (
*
)を使 用 できます。ワイルドカード文 字 は任 意
の文 字 または文 字 列 に置 き換 わります。たとえば、Station name フィルタで Stat* 文 字 列 を使 用 すると、
Station01, Station02 なども表 示 されます。
保 留 中 の要 求 のフィルタリング オプションは次 のとおりです。
メモ:フィルタを使 用 するには、名 前 の横 のチェック ボックスをクリックし、行 をダブルクリックして値 を入 力 します。結
果 は即 時 表 示 されます。
要 求 タイプ
フィールドをダブルクリックして要 求 タイプ ドロップダウン メニューを開 き、除 外 する要 求 タイプを 1つ選 択 しま
す。
ステーション名
フィールドをダブルクリックして、除 外 するカスタム ステーション名 を入 力 します。
日付
除 外 するカスタム日 時 値 を入 力 します。
フィルタを無 効 にするには、名 前 の横 のチェック ボックスをオフにするか、フィルタ ウィンドウを右 クリックして、コンテキ
スト メニューから [すべてのフィルタをオフにする] を選 択 します。
メモ:すべてのフィルタでは、大 文 字 と小 文 字 が区 別 されません。
6.11. ネットワーク インストーラ
この統 合 されたネットワーク インストーラを使 用 することで、リモート インストール用 のステーションを追 加 /
削 除 する
とともに、インストール ステータスを監 視 できます。
メモ:このオプションはネットワーク インストールでのみ利 用 できます。インストール スクリプトを作 成 する場 合 は、ス
タンドアロンの AVG ネットワーク インストーラ ウィザードを使 用 する必 要 があります。
リモート インストール用 の新 しいステーションを追 加 するには、ネットワーク インストーラ ノード名 を右 クリックし、コ
ンテキスト メニューから [新 しいステーションの追 加 ] を選 択 します。[ネットワーク スキャン] ダイアログが表 示 さ
れます。詳 細 については、「ネットワーク スキャン」の章 を参 照 してください。
124
その他 のコンテキスト メニュー項 目 は次 のとおりです。
ネットワーク スキャンの進 行 状 況 を表 示
ネットワーク スキャンの進 行 状 況 の概 要 が表 示 されます。[中 断 ] ボタンをクリックすると、スキャン処 理 が停
止 します。[一 時 停 止 ] ボタンをクリックすると、処 理 を一 時 的 に停 止 できます (
[続 行 ] ボタンをクリックする
とスキャンが再 開 されます)
。
すべてのステーション一 覧 のインポート.
.
.- 追 加 したステーションのリストを .
csv ファイルにエクスポートで
きます。
すべてのステーションのインストール.
.
.- 一 覧 のすべてのステーションでインストールを開 始 します。
6.11.1. ネットワーク スキャン
ステーションとリモート インストールを追 加 する前 に、次 の章 を参 照 してください。
コンポーネントの推 奨 設 定
ネットワーク要 件
ステーションをリモートでインストールする前 に、簡 単 なウィザードを使 用 してステーションを追 加 する必 要 がありま
す。ステーションを追 加 するには、ネットワーク インストーラ ノード名 を右 クリックして、コンテキスト メニューから
[新 しいステーションの追 加 ] をクリックします。[ネットワーク スキャン] ダイアログが表 示 されます。
125
[ネットワークのスキャン方 法 ] セクションのドロップダウン リストから、ステーションを選 択 する方 法 を選 択 します。
選 択 できるオプションは次 のとおりです。
ドメインのすべてのステーション - このオプションを選 択 すると、ローカル ドメインで利 用 できるすべてのステ
ーションがスキャンされます。
IP 範 囲 を入 力 - このオプションを選 択 すると、特 定 の範 囲 の IP アドレスを選 択 できます。
ステーションをファイルからインポート -新 しいダイアログが表 示 され、スキャンするステーションの一 覧 を選
択 できます。ソース テキスト ファイルの各 行 には、ステーション名 または IP アドレスを 1つ記 述 します。
1 つのステーションを選 択 - このオプションを選 択 すると、特 定 のコンピュータ名 (
DNS 名 )または IP アドレ
スを入 力 できます。
Active Directory から選 択 - Active Directory から特 定 のステーションを直 接 選 択 できます。
メモ:現 在 のコンピュータがドメインに含 まれている場 合 のみ、このオプションを利 用 できます。
[アカウントの一 覧 ] セクションは作 業 を支 援 し、インストール処 理 を迅 速 化 します。リモート ステーションのアクセ
ス権 が AVG をインストールするのに不 十 分 な場 合 は、管 理 者 権 限 を持 つユーザー名 (
管 理 者 グループのメンバ
ーであるユーザー名 )を入 力 するように指 示 されます。すべてのステーションで共 通 の管 理 者 アカウント (
同 じログイ
ン名 とパスワード)がない場 合 は、各 ステーションに関 する情 報 を個 別 に入 力 するように指 示 されます。
このセクションでは、リモート インストールで使 用 するアカウントの一 覧 を作 成 できます。これにより、認 証 資 格 情
報 を複 数 入 力 する手 間 が省 けます。[追 加 ] ボタンをクリックすると、アカウントを一 覧 に追 加 できます。[削 除 ] ボ
タンをクリックすると、削 除 できます。後 でまた使 用 するためにアカウントの一 覧 を保 持 する場 合 は、[アカウントの
一 覧 を保 存 する] ボックスにチェックを付 けます。ただし、安 全 性 の理 由 から、この方 法 は推 奨 されません。
必 要 なパラメータをすべて選 択 したら、[次 へ] ボタンをクリックして続 行 します。
126
ドメインのすべてのステーションを追 加 する場 合 は、ネットワーク スキャン ダイアログが表 示 されます。
このダイアログにはネットワーク スキャンの進 行 状 況 の概 要 が表 示 されます。スキャンが停 止 するまで待 機 する必
要 はありません。[閉 じる] ボタンをクリックしてダイアログを閉 じ、そのままコンソールを使 用 して作 業 ができます。こ
のダイアログを再 度 開 くには、ネットワーク インストーラ ノード名 を右 クリックして、コンテキスト メニューから [ネッ
トワーク スキャンの進 行 状 況 の表 示 ] を選 択 します。
このダイアログで [中 断 ] ボタンをクリックすると、スキャン処 理 を停 止 できます。[一 時 停 止 ] ボタンをクリックすると、
処 理 を一 時 的 に停 止 できます (
[続 行 ] ボタンをクリックするとスキャンが再 開 されます)
。
ステーションの追 加 が完 了 したら、「リモート ネットワーク インストール」の章 で必 要 なステーションをリモート イン
ストールする手 順 を確 認 してください。
127
IP 範 囲 に従 ってステーションを追 加 する場 合 は、次 のダイアログが表 示 されます。
ここに IP アドレスを入 力 して、スキャン範 囲 を指 定 する必 要 があります。[開 始 ] フィールドには開 始 IP アドレス
を、[終 了 ] フィールドには終 了 IP アドレスを入 力 します。IP アドレス範 囲 を一 覧 に追 加 するには [追 加 ] ボタンを
クリックします。
範 囲 を右 側 の一 覧 から削 除 するには、削 除 する項 目 を選 択 して、[削 除 ] ボタンをクリックします。
IP 範 囲 の選 択 が終 了 したら、[次 へ] ボタンをクリックして続 行 します。[ネットワーク スキャン] ウィンドウが表 示 さ
れます。
128
このダイアログにはネットワーク スキャンの進 行 状 況 の概 要 が表 示 されます。スキャンが停 止 するまで待 機 する必
要 はありません。[閉 じる] ボタンをクリックしてダイアログを閉 じ、そのままコンソールを使 用 して作 業 ができます。こ
のダイアログを再 度 開 くには、ネットワーク インストーラ ノード名 を右 クリックして、コンテキスト メニューから [ネッ
トワーク スキャンの進 行 状 況 の表 示 ] を選 択 します。
このダイアログで [中 断 ] ボタンをクリックすると、スキャン処 理 を停 止 できます。[一 時 停 止 ] ボタンをクリックすると、
処 理 を一 時 的 に停 止 できます (
[続 行 ] ボタンをクリックするとスキャンが再 開 されます)
。
ステーションの追 加 が完 了 したら、「リモート ネットワーク インストール」の章 で必 要 なステーションをリモート イン
ストールする手 順 を確 認 してください。
ファイルから選 択 したステーションを追 加 する場 合 は、ファイルを参 照 するためのダイアログが表 示 されます。 ファイ
ルを参 照 して、選 択 内 容 を確 認 します。ソース ファイル形 式 はシンプルなテキスト形 式 で、各 行 にステーション名
を 1つ記 述 します。
完 了 すると、ネットワーク スキャン ダイアログが表 示 されます。
129
このダイアログにはネットワーク スキャンの進 行 状 況 の概 要 が表 示 されます。スキャンが停 止 するまで待 機 する必
要 はありません。[閉 じる] ボタンをクリックしてダイアログを閉 じ、そのままコンソールを使 用 して作 業 ができます。こ
のダイアログを再 度 開 くには、ネットワーク インストーラ ノード名 を右 クリックして、コンテキスト メニューから [ネッ
トワーク スキャンの進 行 状 況 の表 示 ] を選 択 します。
このダイアログで [中 断 ] ボタンをクリックすると、スキャン処 理 を停 止 できます。[一 時 停 止 ] ボタンをクリックすると、
処 理 を一 時 的 に停 止 できます (
[続 行 ] ボタンをクリックするとスキャンが再 開 されます)
。
ステーションの追 加 が完 了 したら、「リモート ネットワーク インストール」の章 で必 要 なステーションをリモート イン
ストールする手 順 を確 認 してください。
1 つのステーションのみを追 加 する場 合 は、次 のダイアログが表 示 されます。
[コンピュータ名 ] または [IP アドレス] フィールドのいずれかをクリックして、適 切 な名 前 または IP アドレスを入 力 し
てください。[OK] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 定 します。ネットワーク スキャン ウィンドウが開 きます。
130
このダイアログにはネットワーク スキャンの進 行 状 況 の概 要 が表 示 されます。スキャンが停 止 するまで待 機 する必
要 はありません。[閉 じる] ボタンをクリックしてダイアログを閉 じ、そのままコンソールを使 用 して作 業 ができます。こ
のダイアログを再 度 開 くには、ネットワーク インストーラ ノード名 を右 クリックして、コンテキスト メニューから [ネッ
トワーク スキャンの進 行 状 況 の表 示 ] を選 択 します。
このダイアログで [中 断 ] ボタンをクリックすると、スキャン処 理 を停 止 できます。[一 時 停 止 ] ボタンをクリックすると、
処 理 を一 時 的 に停 止 できます (
[続 行 ] ボタンをクリックするとスキャンが再 開 されます)
。
ステーションの追 加 が完 了 したら、「リモート ネットワーク インストール」の章 で必 要 なステーションをリモート イン
ストールする手 順 を確 認 してください。
ネットワークがドメインベースの場 合 は、Active Directory で選 択 したステーションを追 加 できます。新 しいダイアログ
が表 示 されます(コンピュータを選 択 するための標 準 的 な Windows ダイアログ)。ステーション名 を手 入 力 するか、
検 索 用 のダイアログ詳 細 機 能 を使 用 して、複 数 のステーションを選 択 できます (
セミコロンで値 を区 切 ってくださ
い)
。
完 了 すると、ネットワーク スキャン ダイアログが表 示 されます。
131
このダイアログにはネットワーク スキャンの進 行 状 況 の概 要 が表 示 されます。スキャンが停 止 するまで待 機 する必
要 はありません。[閉 じる] ボタンをクリックしてダイアログを閉 じ、そのままコンソールを使 用 して作 業 ができます。こ
のダイアログを再 度 開 くには、ネットワーク インストーラ ノード名 を右 クリックして、コンテキスト メニューから [ネッ
トワーク スキャンの進 行 状 況 の表 示 ] を選 択 します。
このダイアログで [中 断 ] ボタンをクリックすると、スキャン処 理 を停 止 できます。[一 時 停 止 ] ボタンをクリックすると、
処 理 を一 時 的 に停 止 できます (
[続 行 ] ボタンをクリックするとスキャンが再 開 されます)
。
ステーションの追 加 が完 了 したら、「リモート ネットワーク インストール」の章 で必 要 なステーションをリモート イン
ストールする手 順 を確 認 してください。
6.11.2. リモート ネットワーク インストール
リモート インストールを実 行 するステーションを追 加 するとすぐに、AVG 管 理 サーバーはステーションの状 態 を確 認
し始 めます。スキャンされたステーションがオンラインか、AVG が既 にインストールされているかどうか、インストールさ
れている場 合 はそのバージョンに関 する情 報 をただちに確 認 できます。右 クリック コンテキスト メニューを使 用 する
と、追 加 されたステーションで次 の操 作 を実 行 できます。
選 択 したステーションの状 態 の再 確 認 - ステーションの状 態 とAVG バージョンを再 度 確 認 します。
選 択 したステーションの削 除 - 選 択 したステーションを一 覧 から削 除 します。
リモート インストールのアカウントの一 覧 の修 正 - 新 しいダイアログを表 示 します。
132
このダイアログの目 的 は、操 作 を支 援 し、インストール処 理 を迅 速 化 することです。リモート ステーションの
アクセス権 が AVG をインストールするのに不 十 分 な場 合 は、管 理 者 権 限 を持 つユーザー名 (
管 理 者 グル
ープのメンバーであるユーザー名 )を入 力 するように指 示 されます。すべてのステーションで共 通 の管 理 者 ア
カウント (
同 じログイン名 とパスワード)がない場 合 は、各 ステーションに関 する情 報 を個 別 に入 力 するよう
に指 示 されます。
このダイアログでは、リモート インストールで使 用 するアカウントの一 覧 を修 正 できます。この方 法 を使 用 す
ることで、認 証 資 格 情 報 を複 数 入 力 する手 間 が省 けます。[追 加 ] ボタンをクリックすると、アカウントを一
覧 に追 加 できます。[削 除 ] ボタンをクリックすると、削 除 されます。
選 択 したステーション リストをエクスポートする - 選 択 したステーションを .
csv ファイルにエクスポートしま
す。
選 択 したステーションをインストールする - [リモート ネットワーク インストール] が表 示 され、ネットワー
ク インストール処 理 を案 内 します。
警 告 :AVG リモート インストールは対 応 オペレーティング システムがインストールされているステーションでのみ実 行
できます。対 応 するオペレーティング システムの一 覧 については、「対 応 オペレーティング システム」の章 を参 照 して
ください。また、管 理 者 権 限 のあるログイン ユーザー名 が必 要 です。
必 要 に応 じて、「ネットワーク要 件 」の章 も参 照 してください。
基 本 リモート ネットワーク インストールまたは高 度 リモート ネットワーク インストールのいずれかを選 択 できます。
基 本 リモート ネットワーク インストール - 通 常 ユーザーの場 合 に推 奨 されるインストール方 法 です。
高 度 リモート ネットワーク インストール - 上 級 者 ユーザーの場 合 に推 奨 されるインストール方 法 です。
リモート ステーションのインストールを開 始 する前 に、次 の章 を参 照 することをお勧 めします。
コンポーネントの推 奨 設 定
ネットワーク要 件
メモ:この章 では、AVG 管 理 コンソールで利 用 できるネットワーク インストーラの基 本 セットアップ方 法 について
説 明 します。 詳 細 設 定 が必 要 な場 合 は、「高 度 なリモート ネットワーク インストール」の章 を参 照 してくださ
い。
このウィザードでは簡 単 な数 ステップによって AVG をリモートでインストールできます。
133
既 にウィザードを使 用 してカスタマイズされた設 定 を設 定 ファイル (
最 終 ステップで入 手 可 能 )に保 存 してある場 合
は、[設 定 をロード] ボタンをクリックするとすぐに設 定 をロードできます。
事 前 設 定 されているデフォルトの設 定 に戻 るには、[デフォルト設 定 ] ボタンをクリックします。
インストール処 理 中 に F2 キーまたは CTRL+S を押 すと、設 定 の進 行 状 況 をいつでも保 存 できます。新 しいダイ
アログが表 示 され、設 定 ファイル名 を選 択 できます。
インストール全 体 でデフォルトの設 定 を使 用 する場 合 は、いつでも [スキップ] ボタンを使 用 して、最 後 のインスト
ール ステップに進 むことができます (
詳 細 については次 を参 照 )
。
続 行 するには、[次 へ] ボタンをクリックします。
134
正 常 にリモート インストールを実 行 するために、まずウィザードはターゲット ステーション上 に AVG が既 に存 在 する
かどうかを確 認 します。その後 で、AVG インストール ファイルを転 送 し、それにしたがってインストールを処 理 しま
す。
処 理 を進 める前 に、リモート AVG インストールに関 するネットワーク要 件 と例 外 を確 認 してください。
ポート設 定 の詳 細 については、「ネットワーク要 件 」の章 を参 照 してください。
135
このステップでは次 のインストール パラメータを定 義 する必 要 があります。
ライセンス情 報 ?名 前 、会 社 、およびライセンス番 号 (
必 須 値 )などのライセンス データを入 力 します。
[名 前 ] フィールドに Windows のユーザー名 を使 用 する場 合 は、該 当 するチェックボックスを選 択 せず、デ
フォルトのシステム設 定 を使 用 します。
AVG インストール パッケージの選 択 - デフォルトの設 定 を保 持 して Admin サーバーに最 新 のパッケージ
をダウンロードさせるか、ロールダウン メニューからカスタム パスを選 択 します。カスタム パスを選 択 する場 合
は、AVG インストール パッケージへの完 全 パスを指 定 するか、この
選 択 します。
ボタンを使 用 して適 切 なフォルダを
Admin サーバー側 にインストール パッケージを保 存 - ここでは次 の操 作 を実 行 するかどうかを指 定 でき
ます。
インストール完 了 後 にインストール パッケージを Admin サーバーから削 除
指 定 した期 間 (
週 )が経 過 した後 にインストール パッケージを削 除
このステップでは次 のオプションを利 用 できます。
メモ:これらの設 定 がわからない場 合 は、デフォルトの設 定 を使 用 することをお勧 めします。
リモート管 理 - AVG DataCenter 接 続 文 字 列 を [AVG DataCenter 接 続 文 字 列 ] フィールドに入 力 しま
す。必 要 に応 じてユーザー名 とパスワードも入 力 します。AVG Admin コンソールを使 用 してステーションを管
理 しない場 合 は、このオプションのチェックを外 します。
新 しいステーションをグループに追 加 する - 新 しいステーションをカスタム グループに自 動 的 に追 加 する
場 合 は、ここでグループ名 を選 択 できます。
カスタム アップグレード サーバー - ステーションで使 用 するアップグレード サーバーが既 に存 在 する場 合
136
は、このチェックボックスにチェックを付 けてアップデート サーバーのアドレスを入 力 します。
完 了 したら、[完 了 ] ボタンをクリックしてリモート インストールを開 始 します。ネットワーク インストーラ ビューでは
インストールの状 態 を確 認 できます。
[設 定 を保 存 する] オプションを使 用 すると、使 用 した設 定 を保 存 できます。
メモ:不 正 な状 態 にある (
リモート インストール失 敗 のため)最 近 インストールしたステーションを一 覧 表 示 するに
は、[ステーション/
非 準 拠 ステーション] に移 動 します。
メモ:この章 では、AVG Admin コンソールで利 用 できるネットワーク インストーラの高 度 なセットアップ方 法 につい
て説 明 します。 詳 細 設 定 が必 要 ない場 合 は、「基 本 リモート ネットワーク インストール」の章 を参 照 してくだ
さい。
このウィザードでは簡 単 な数 ステップによって AVG をリモートでステーションにインストールできます。
既 にウィザードを使 用 してカスタマイズされた設 定 を設 定 ファイル (
最 終 ステップで入 手 可 能 )に保 存 してある場 合
は、[設 定 をロード] ボタンをクリックするとすぐに設 定 をロードできます。
事 前 設 定 されているデフォルトの設 定 に戻 るには、[デフォルト設 定 ] ボタンをクリックします。
インストール処 理 中 に F2 キーまたは CTRL+S を押 すと、設 定 の進 行 状 況 をいつでも保 存 できます。新 しいダイ
アログが表 示 され、設 定 ファイル名 を選 択 できます。
インストール全 体 でデフォルトの設 定 を使 用 する場 合 は、いつでも [スキップ] ボタンを使 用 して、最 後 のインスト
ール ステップに進 むことができます (
詳 細 については次 を参 照 )
。
137
続 行 するには、[次 へ] ボタンをクリックします。
正 常 にリモート インストールを実 行 するために、まずウィザードはターゲット ステーション上 に AVG が既 に存 在 する
かどうかを確 認 します。その後 で、AVG インストール ファイルを転 送 し、それにしたがってインストールを処 理 しま
す。
処 理 を進 める前 に、リモート AVG インストールに関 するネットワーク要 件 と例 外 を確 認 してください。
ポート設 定 の詳 細 については、「ネットワーク要 件 」の章 を参 照 してください。
138
このステップでは次 のインストール パラメータを定 義 する必 要 があります。
ライセンス情 報 ?名 前 、会 社 、およびライセンス番 号 (
必 須 値 )などのライセンス データを入 力 します。
[名 前 ] フィールドに Windows のユーザー名 を使 用 する場 合 は、該 当 するチェックボックスを選 択 せず、デ
フォルトのシステム設 定 を使 用 します。
AVG インストール パッケージの選 択 - デフォルトの設 定 を保 持 して Admin サーバーに最 新 のパッケージ
をダウンロードさせるか、ロールダウン メニューからカスタム パスを選 択 します。カスタム パスを選 択 する場 合
は、AVG インストール パッケージへの完 全 パスを指 定 するか、この
選 択 します。
ボタンを使 用 して適 切 なフォルダを
Admin サーバー側 にインストール パッケージを保 存 - ここでは次 の操 作 を実 行 するかどうかを指 定 でき
ます。
インストール完 了 後 にインストール パッケージを Admin サーバーから削 除
指 定 した期 間 (
週 )が経 過 した後 にインストール パッケージを削 除
139
このステップでは、AVG をデフォルトの設 定 でインストールするか、カスタム コンポーネントを選 択 できます。
デフォルトの設 定 を使 用 して AVG をインストール - デフォルトのコンポーネントをインストールする場 合
は、このオプションを選 択 します。
インストールするコンポーネントを選 択 - このオプションを選 択 すると、インストールまたはアンインストール
が可 能 なコンポーネントの一 覧 を示 すツリー構 造 を表 示 できます。AVG コンポーネント一 覧 から次 のコンポ
ーネントを選 択 します。
o
インストールするコンポーネント。次 のように選 択 します。
o
アンインストールするコンポーネントまたはインストールしないコンポーネント。次 のように選 択 します。
o
ブランクにしたコンポーネントにはデフォルトの設 定 が使 用 されます ()。
リモート AVG アンインストール - AVG を削 除 できます。
140
[セットアップ パラメータ] セクションでは、次 のオプションを選 択 できます。
インストール後 に Windows ファイアウォールを有 効 にする - AVG ファイアウォール コンポーネントをインス
トールしない場 合 は、インストールの完 了 後 すぐに Windows ファイアウォールを有 効 にできます。
AVG 2013 が既 にインストールされている場 合 はセットアップを終 了 する - AVG 2013 が既 にターゲット
ステーションに存 在 する場 合 、リモート管 理 は実 行 されません。
インストールを妨 害 するすべての実 行 中 アプリケーションを停 止 - リモート インストール プロセスを妨 害
する可 能 性 のあるすべてのアプリケーションを強 制 終 了 します。通 常 は、実 行 中 のメール クライアントやイ
ンターネット ブラウザがこのようなアプリケーションに該 当 します。
必 要 に応 じて AVG 2013 セットアップ完 了 後 にコンピュータを再 起 動 する - 場 合 によっては (
ファイア
ウォール コンポーネントのインストールなど)
、インストールを完 了 するためにコンピュータの再 起 動 が必 要 に
なる場 合 があります。
スケジュール済 みのシステム再 起 動 に関 する通 知 メッセージをリモート コンピュータで表 示 する - 前
のチェックボックスがオンになっている場 合 、再 起 動 が実 行 されるまでの時 間 も定 義 できます。デフォルト値
は 10分 です。
インストール進 行 状 況 の表 示 方 法 を選 択 - ドロップダウン メニューから、次 のいずれかを選 択 します。
o
インストールを表 示 しない - セットアップ処 理 の間 、ログインしているユーザーに対 して情 報 を一 切
表 示 しません。
o
インストールの進 行 状 況 のみを表 示 する - インストール中 にユーザー操 作 は必 要 はありません。
進 行 状 況 のみがステーションに表 示 されます。
o
インストール ウィザードを表 示 する - ステーションにインストール ステップが表 示 され、現 在 ログイン
しているユーザーは、すべてのステップを手 動 で確 定 する必 要 があります。
141
[セットアップ プロパティ] セクションでは、次 のオプションを選 択 できます。
インストール場 所 - インストールの場 所 をカスタマイズする場 合 は、パスをここに入 力 して選 択 できます。デ
フォルトの設 定 を保 持 することをお勧 めします。
セットアップ言 語 - AVG インストールとユーザー インターフェースで使 用 するデフォルトのカスタム言 語 を選
択 します。
AVG2013 セットアップのログ ファイルを保 存 するフォルダを選 択 する - セットアップ ログ ファイルをカスタ
ム フォルダに保 存 する場 合 は、場 所 を選 択 します (
フォルダはターゲット ステーションに存 在 していなければ
なりません)
。
この最 終 ステップでは、次 のオプションが利 用 できます。
メモ:これらの設 定 がわからない場 合 は、デフォルトの設 定 を使 用 することをお勧 めします。
リモート管 理 - AVG DataCenter 接 続 文 字 列 を [AVG DataCenter 接 続 文 字 列 ] フィールドに入 力 しま
す。必 要 に応 じてユーザー名 とパスワードも入 力 します。AVG Admin コンソールを使 用 してステーションを管
理 しない場 合 は、このオプションのチェックを外 します。
新 しいステーションをグループに追 加 する - 新 しいステーションをカスタム グループに自 動 的 に追 加 する
場 合 は、ここでグループ名 を選 択 できます。
カスタム アップグレード サーバー - ステーションで使 用 するアップグレード サーバーが既 に存 在 する場 合
は、このチェックボックスにチェックを付 けてアップデート サーバーのアドレスを入 力 します。
完 了 したら、[完 了 ] ボタンをクリックしてリモート インストールを開 始 します。ネットワーク インストーラ ビューでは
インストールの状 態 を確 認 できます。
[設 定 を保 存 する] オプションを使 用 すると、使 用 した設 定 を保 存 できます。
142
メモ:不 正 な状 態 にある (
リモート インストール失 敗 のため)最 近 インストールしたステーションを一 覧 表 示 するに
は、[ステーション/
非 準 拠 ステーション] に移 動 します。
143
7. AVG 管理サーバー
AVG 管 理 サーバーは AVG ステーションとサーバー上 の AVG DataCenter 間 の通 信 を確 保 するために使 用 しま
す。AVG ステーションは AVG 管 理 サーバー経 由 で、Windows オペレーティングシステムインストールの一 部 である
TCP プロトコル(または正 確 には HTTP プロトコル)を使 用 して AVG DataCenter に接 続 します。したがって、AVG
ステーションはサードパーティ製 のコンポーネントを使 用 せずに、遠 隔 管 理 システムに接 続 できます。
AVG 管 理 サーバーは、UpdatePloxy ロールを配 置 することにより、ローカルネットワークのステーションにアップデー
トをダウンロードし配 布 する、プロキシサーバーとして機 能 します。
基 本 的 には、アップデートファイルを AVG ステーションに配 布 する非 常 にシンプルなウェブサーバーとして機 能 しま
す。アップデートファイルは AVG の中 央 アップデートサーバーから一 度 だけダウンロードされるため、特 に大 規 模
ネットワークにおけるインターネット接 続 リンク負 荷 を大 幅 に削 減 できます。
AVG 管 理 サーバーは配 置 された時 点 で、自 動 的 に起 動 します。起 動 しない場 合 は、手 動 で次 の方 法 で起 動
できます。 [すべてのプログラム/
AVG 2013 リモート管 理 ] の [AVG 管 理 サーバー モニター] を選 択 し、[サーバ
ーを起 動 ] をクリックします。
AVG 管 理 サーバーの設 定 に関 する詳 細 については、[設 定 /
AVG 管 理 サーバー設 定 の章 を参 照 してください。
144
8. AVG 管理 Lite
AVG 管 理 ライトは AVG リモートインストールの簡 易 バージョンです。これには、AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザー
ドライトとAVG ネットワークインストールウィザードライトが含 まれています。管 理 コンソール (
AVG 管 理 コンソールな
ど)や、高 度 なオプションが利 用 できません。
AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザードライト - アップデートプロキシロールの配 置 のみが可 能 です。
AVG ネットワークインストールウィザードライト - AVG インストールスクリプトの作 成 のみが可 能 です。
AVG 管 理 ライト機 能 のみをインストールして使 用 する場 合 は、 [ライトインストール] オプションを AVG AntiVirus
Business Edition インストールの途 中 で選 択 する必 要 があります (
詳 細 については、インストールの種 類 の章 を参
照 してください)
。
8.1. AVG 管理配置ウィザード Lite
最 初 のダイアログはこのウィザードの目 的 を説 明 します。[次 へ] ボタンをクリックして、次 のステップに進 みます。
注 意 :リモート ネットワークインストールを進 めるには、このウィザードを完 了 する必 要 があります。
145
8.1.1. 設定の概要
この章 では、サーバーに配 置 される設 定 の概 要 を説 明 します。基 本 的 には UpdateProxy ロールのみがサーバー
に配 置 されます。UpdateProxy ロールは更 新 をステーションにダウンロードして配 布 するためのプロキシ サーバーと
して機 能 します。
このウィザードでは C: ドライブ (
既 定 )または概 要 で指 定 されているドライブに更 新 フォルダを作 成 します。
[サーバー ダンプ ファイルを自 動 的 に分 析 に送 信 する] チェックボックスを選 択 すると、AVG 管 理 サーバーがク
ラッシュした可 能 性 がある場 合 にダンプ ファイルを AVG テクニカル サポートに直 接 送 信 し、分 析 を依 頼 できます。
146
8.1.2. 完了
すべてが問 題 なく完 了 した場 合 は、上 記 のようなダイアログが表 示 されます。[完 了 ] をクリックしてウィザードを終
了 し、AVG ネットワークインストーラウィザードライトに進 んでください。
8.2. AVG ネットワーク インストーラ ウィザード Lite
147
AVG ネットワークインストールウィザードライトは AVG スクリプト作 成 プロセスを簡 単 に案 内 します。後 に、その
スクリプトを AVG をステーションにインストールする際 に使 用 できます。
8.2.1. インストール設定
要 求 された値 を入 力 します。 [ライセンス番 号 ] は必 ず入 力 しなければならない必 須 フィールドです。 あるいは、
[名 前 ] や [会 社 ] チェック ボックスをオンにして、適 切 な値 を入 力 できます。
[ライセンス番 号 の変 更 ] ボタンをクリックして、AVG インストール用 の新 しいライセンス番 号 を入 力 できます。
148
8.2.2. AVG インストール スクリプトの作成
このダイアログではインストールスクリプトの保 存 場 所 を選 択 する必 要 があります。この場 所 に最 新 の AVG インス
トールパッケージが含 まれていない場 合 、[次 へ] ボタンをクリックすると、ウィザードはインターネットからファイルをダウ
ンロードしようとします。この場 合 は、インターネットが利 用 できることを確 認 します。
次 のいずれかを選 択 できます。
ポータブルデータストレージメディア(USB ドライブ)
リムーバブル USB デバイスを挿 入 していない場 合 は挿 入 します(フラッシュドライブ、外 付 けハードドライブ
など)。[更 新 ] ボタンをクリックして、ドロップダウンリストのデバイスを表 示 します。ドライブが書 き込 み保 護 さ
れていないことを確 認 します。
フォルダ
このオプションを選 択 するとスクリプトを格 納 するフォルダを選 択 できます。ネットワークフォルダを選 択 した場
合 、正 しい書 き込 みアクセス権 があることを確 認 します。
149
8.2.3. 完了
スクリプトが正 常 に作 成 された場 合 は、このようなダイアログが表 示 されます。[完 了 ] ボタンをクリックして、ウィザー
ドを終 了 します。
フォルダに保 存 したスクリプトを使 用 するには:
1.
以 前 に選 択 したフォルダの内 容 全 体 をステーションにコピーします。
メモ:スクリプトをネットワーク フォルダにコピーした場 合 、ネットワーク上 から直 接 フォルダに移 動 できます。
2.
ステーションでこのフォルダに移 動 して、AvgSetup.bat ファイルを実 行 します。
3.
コマンド ライン ウィンドウが表 示 され、インストールが開 始 されます。
4.
インストールが完 了 した時 点 で、ウィンドウが自 動 的 に閉 じます。
スクリプトをリムーバブル デバイスから使 用 するには:
1.
リムーバブル デバイスをステーションに挿 入 します。
2.
ステーションのオペレーションシステムで自 動 実 行 機 能 が有 効 となっている場 合 、自 動 的 にインストールを開
始 します。
3.
そうでない場 合 は、リムーバブル デバイス ディスクを開 き、手 動 で AvgSetup.bat ファイルを実 行 します。
4.
コマンド ライン ウィンドウが表 示 され、インストールが開 始 されます。
5.
インストールが完 了 した時 点 で、ウィンドウが自 動 的 に閉 じます。
150
9. 構成
この章 では AVG AntiVirus Business Edition の異 なる部 分 の設 定 オプションについて説 明 しています。
9.1. ステーション/
グループの共有設定
このダイアログでは、ステーションの共 有 設 定 を定 義 できます。オプションは、ステーションのオプションとまったく同 じ
です。ただし、いくつかのオプションは例 外 で、以 下 の章 にその説 明 が記 載 されています。他 のアイテムの構 成 の
詳 細 が必 要 な場 合 は、http://www.avg.com からダウンロードできる『AVG Internet Security ユーザー ガイド』また
は疑 問 符 ボタンによるコンテキストヘルプを参 照 することをお勧 めします。
注 :[デフォルト] ボタンを使 用 すると、現 在 のダイアログの元 の設 定 を復 元 できます。
9.1.1. 一般的な管理および優先レベル
ステーションやグループに該 当 するすべての設 定 値 は必 須 値 として定 義 したり任 意 の値 として(既 定 設 定 )定 義
することができます。コンテキストメニュー (
マウスの右 ボタン)で、値 を必 須 から任 意 に変 更 できます。
個 々 の優 先 度 は、次 のように設 定 されます(最 高 から最 低 の順 に並 び替 え)
ステーションの共 有 設 定
ステーションの共 有 設 定 (
上 部 のトップメニューの [ツール] からアクセス)で必 須 として定 義 されている共 有
設 定 は、常 に最 高 優 先 度 が設 定 されます。つまり、上 述 に設 定 リストで必 須 として設 定 された項 目 は、
151
より低 い優 先 順 位 で変 更 することはできません。
グループの共 有 設 定
ステーション グループ (
ステーション枝 部 のコンテキスト メニューを右 クリックして、特 定 のグループ ワークスペ
ースから利 用 できるグループの共 有 設 定 アイテム)で必 須 として定 義 されている共 有 設 定 は、特 定 のステ
ーション設 定 よりも優 先 度 が高 くなりますが、ステーションの共 有 設 定 よりは優 先 度 が低 くなります。
個 別 のステーションの設 定
ステーションの特 定 の設 定 は、最 も優 先 順 位 が低 いものとみなされています。つまり、上 述 のより優 先 順 位
の高 いアイテムで必 須 として設 定 されたすべてのアイテムは、変 更 することができません。
ステーションの個 々 の設 定 には、ステーションを右 クリックし、[ステーション設 定 >設 定 ] を選 択 するとアク
セスできます。
デフォルトでは、必 須 アイテムは太 字 で表 示 され、特 定 のアイテムのロックアイコンをクリックしてコンテキストメニュー
から、[必 須 アイテム] の値 を選 択 するだけで変 更 できます。
コンテキストメニューには、次 のオプションもあります。
すべて必 須 - 必 須 フラグを現 在 のダイアログのすべてのアイテムに設 定 します。
すべて監 視 - 現 在 のダイアログのすべてのアイテムの必 須 フラグをリセットします。
アイテムを必 須 としてマークすると、ローカルステーションのユーザーはそのようなアイテムをカスタマイズできるようにな
ります。
個 々 のレベルは、各 アイテムの隣 のアイコンによって区 別 されます。一 般 に、必 須 として設 定 されたアイテムは、黒
い「ロック済 み」ロックアイコンでマークされます。 赤 いロックのアイコンは、その設 定 がすでに [ステーションの共 有 設
定 ] (最 高 レベル)で必 須 として設 定 されていることを意 味 し、青 いロックは、その設 定 が [グループの共 有 設 定 ] で
必 須 として設 定 されていることを意 味 します。
注 :ロックアイコンは、ステーションでは使 用 できません。
152
9.1.2. 遠隔管理
AVG 管 理 コンソールの [遠 隔 管 理 ] 設 定 には、(
ステーション設 定 よりも)さらに詳 細 な設 定 があります。
次 の設 定 があります。
次 の間 隔 で設 定 を同 期 化 する - 自 動 同 期 処 理 を実 行 する間 隔 を選 択 します(選 択 した間 隔 でステ
ーションの同 期 が試 行 されます。新 しい変 更 の有 無 を検 出 して、変 更 点 のみが転 送 されます)。
次 の間 隔 でサーバーからメッセージを取 得 する - AVG 管 理 コンソールを呼 び出 してサーバーから要 求 を
取 得 する頻 度 を選 択 します。
ステーションの起 動 後 に特 定 の保 留 中 の要 求 の処 理 を遅 延 させる - ステーションが利 用 可 能 になっ
た後 、AVG 管 理 サーバーが保 留 中 の要 求 の処 理 を開 始 するまで待 機 する時 間 を選 択 します。
ファイアウォール設 定 を同 期 化 する - ファイアウォール設 定 の同 期 が必 要 でない場 合 は、このオプションを
オフにして、データ フローを軽 減 し、ネットワーク トラフィックを緩 和 することをお勧 めします。
9.1.3. 許可されたアクション
AVG 管 理 コンソールから、許 可 されたアクション項 目 のステーションでの使 用 を有 効 /
無 効 にできます。グループ/
ス
テーションの共 有 設 定 あるいは個 々 のステーション設 定 で指 定 できます。
この機 能 はメイン ツリーの [リモート管 理 ] 項 目 に許 可 されたアクションとして表 示 されます。
153
次 のチェック ボックスのチェックを外 すと、ステーション ユーザーによるこの機 能 の使 用 を禁 止 できます。
ライセンス番 号 の変 更 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによるライセンス番 号 の変 更 を
禁 止 します。
高 度 な設 定 ダイアログへのアクセス - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーが高 度 な設 定 を
開 き、編 集 することを禁 止 します。
ウイルス隔 離 室 へのアクセス - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによるウイルス隔 離 室 への
アクセスを禁 止 します。
ウイルス隔 離 室 からのアイテムの復 元 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによるウイルス
隔 離 室 からのファイルの復 元 を禁 止 します。
ウイルス隔 離 室 からのアイテムの削 除 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによるウイルス
隔 離 室 からのファイルの削 除 を禁 止 します。
バグ レポートの送 信 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによるバグ レポートの送 信 を禁 止
します。
新 しい 例 外 の作 成 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによる例 外 の作 成 を禁 止 します。
AVG ユーザー インターフェースへのアクセス - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによる
AVG ユーザー インターフェースへのアクセスを禁 止 します。
154
即 時 アップデートの起 動 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによる即 時 アップデートの起
動 を禁 止 します。
AVG を一 時 的 に無 効 化 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによる AVG 保 護 の一 時 的
な無 効 化 操 作 を禁 止 します。
イベント履 歴 のクリア - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによるイベント履 歴 のクリアを禁 止
します。
AVG トレイの終 了 - チェックされていない場 合 、ステーション ユーザーによる AVG トレイ アイコンの終 了 を
禁 止 します。
ユーザーがパスワードを入 力 した場 合 に禁 止 されたアクションを使 用 させるには、[許 可 されていないアクションに
アクセスするためのパスワードを有 効 にする.
.
.
] をクリックし、新 しいダイアログで、新 しいパスワード (
確 認 のため
2 度 )を入 力 します。
ユーザーが禁 止 されたアクションにアクセスしようとするたびにこのパスワードが要 求 されます。
メモ:ステーションが同 期 された時 点 で、変 更 が有 効 になります。同 期 化 処 理 の詳 細 については、「同 期 化 処
理 」の章 を参 照 してください。
9.1.4. ライセンス
[ライセンス] 設 定 は AVG 管 理 コンソールでのみ可 能 です。
次 のオプションを設 定 できます。
155
所 有 者 名 - 所 有 者 の名 前 を入 力 します。
会 社 - 会 社 名 を入 力 します。
ライセンス番 号 - 製 品 番 号 を入 力 します。
[有 効 期 限 切 れメッセージ] セクションでは、ライセンスが有 効 期 限 切 れになったときに有 効 期 限 切 れダイアログ
を表 示 するかどうかを選 択 できます。
有 効 期 限 切 れダイアログを表 示 する - いずれかのオプションを選 択 します。カスタム メッセージを表 示 す
る場 合 は、最 後 のオプションを選 択 して、値 を [カスタム メッセージ] フィールドに入 力 します。
9.1.5. 構成のコピー
あらかじめ定 義 されたスケジュール設 定 をステーション/
グループの共 有 設 定 (あるいはシングルステーションの設 定 )
から、グループ、複 数 のグループ、または共 有 設 定 にコピーできます。
左 のツリーで、[スケジュール] 項 目 から選 択 するサブアイテムを右 クリックし、コンテキストメニューから [コピー] を選
択 します。新 しいダイアログが表 示 されます。
156
ドロップダウンメニューから設 定 のコピー先 を選 択 します。グループ、ステーションの共 有 設 定 、アプリケーションサー
バーの共 有 設 定 を選 択 できます。
[ステーション] オプションを選 択 した場 合 は、ドロップダウンメニューの [コピー元 グループ] ボタンが利 用 可 能 とな
り、ステーションのリストからグループを選 択 できます。次 に、設 定 をコピーするステーションを個 別 に選 択 します。
157
9.1.6. スケジュール スキャン
新 しくスケジュールされたスキャンを定 義 するときには、事 前 定 義 されたオプションを使 用 して、[コンピュータ全 体
をスキャン] するか [特 定 のファイルまたはフォルダをスキャン] するかを選 択 できます。
2 番 目 のオプションでは、スキャンするカスタム セクションを選 択 できます。
ローカル ハード ドライブ:<Loc>
すべてのローカル (
固 定 )ドライブがスキャンされます。
マイ ドキュメント フォルダ:<Doc>
次 の場 所 がスキャンされます。
C:\Documents and Settings\<現 在 のユーザー>
現 在 のユーザー処 理 中 にログインしているユーザーを指 します。
共 有 ドキュメント:<DocAll>
次 の場 所 がスキャンされます。
C:\Documents and Settings\All Users
プログラム ファイル:<Prg>
158
プログラム ファイル (
C:\Program Files\ など)の場 所 がスキャンされます。
Windows フォルダ:<WinDir>
Windows フォルダ (
C:\Windows など)がスキャンされます。
システム フォルダ:<SysDir>
Windows システム フォルダ (
C:\Windows\System32 など)がスキャンされます。
システム ドライブ:<SysDrv>
システム ドライブ (
C:\ など)がスキャンされます。
一 時 ファイル フォルダ:<Temp>
次 の場 所 がスキャンされます。
C:\Documents and Settings\<ユーザー>\Local Settings\Temp
<ユーザー>はユーザー プロファイル名 を指 します。
インターネット一 時 ファイル:<Web>
MS Internet Explorer キャッシュ ディレクトリがスキャンされます。
C:\Documents and Settings\<ユーザー>\Local Settings\Temporary Internet Files
<ユーザー>はユーザー プロファイル名 を指 します。
警告:
すべてのスケジュール スキャンは SYSTEM ユーザー アカウントで実 行 されるため、Windows のセキュリティ
ポリシーにより、現 在 、一 部 の場 所 (
<Web>、<Temp>、または <Doc>) を正 常 にスキャンできません。
9.1.7. グループ/
サーバーへの値の移動
特 定 の構 成 を限 られた数 のステーショングループのみに適 用 する必 要 があり、[ステーションの共 有 設 定 ](他 のす
べての継 承 グループに適 用 される)内 で構 成 を設 定 したくないか、またはできない場 合 は、次 のオプションを使 用
できます。
[ステーションの共 有 設 定 ] を開 き、移 動 する値 が含 まれるコンフィグレーションダイアログを選 択 します。
159
事 前 定 義 された値 を他 のすべてのグループ設 定 に移 動 するには、選 択 したチェックボックスをオンにして、コンテキ
ストメニューから [値 をグループに移 動 ] を選 択 します。 選 択 した構 成 アイテムの隣 にあるロックアイコンが変 更 さ
れます。
選 択 した設 定 を他 のグループ設 定 に移 動 するには、[OK] または [適 用 ] ボタンをクリックします。
注 意 :[OK] または [適 用 ] ボタンをクリックする前 に、設 定 の値 を変 更 したり、そのステータスを変 更 したりすると、
変 更 は適 用 されず、構 成 はコピーされません。
同 様 に、[アプリケーションサーバーの共 有 設 定 ] を処 理 して、選 択 した構 成 をすべてのサーバーに移 動 すること
もできます。このコンテキスト メニュー項 目 名 は、[サーバーへの値 の移 動 ] です。
また、グループ設 定 の値 を [ステーションの共 有 設 定 ] に移 動 する場 合 もあります。
160
グループの構 成 を [ステーションの共 有 設 定 ] に移 動 するには、選 択 したチェックボックスを右 クリックして、コンテ
キストメニューから [値 を共 有 設 定 に移 動 ] を選 択 します。 選 択 した構 成 アイテムの隣 にあるロックアイコンが変
更 されます。
[OK] または [適 用 ] ボタンをクリックすると、値 は [ステーションの共 有 設 定 ] に移 動 し、必 須 として設 定 されま
す。 他 のグループでは、「監 視 」として設 定 されます。これは、必 須 フラグをすべてのグループからまとめて容 易 に削
除 するために使 用 できます。
同 様 に、アプリケーションサーバーの個 々 のサーバー設 定 を処 理 して、選 択 した構 成 を [アプリケーションサーバ
ーの共 有 設 定 ] に移 動 できます。 このコンテキスト メニュー項 目 名 は、[値 を共 有 設 定 に移 動 ] です。
9.1.8. スパム対策
AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザード中 に UpdateProxy ロールを配 置 すると、スパム対 策 アップデートを直 接
Mailshell サーバーからダウンロードし、AVG 管 理 サーバーを使 ってステーション間 に配 布 するかどうかを選 択 できま
す。
AVG 管 理 サーバー設 定 ダイアログの [UpdateProxy タブ] から、スパム対 策 アップデートのダウンロードのオン/
オフ
を変 更 できます。
また、スパム対 策 アップデートは共 有 設 定 から手 動 で変 更 することもできます。これを実 行 するには、AVG 管 理 コ
ンソールの上 部 メニューの [ツール/
ステーションの共 有 設 定 ] 項 目 へ移 動 します。次 に、[スパム対 策 /
エキスパ
ート設 定 /
インターネット接 続 ] を選 択 します。
[プロキシサーバー] ダイアログで、ポート番 号 (
デフォルト値 4158)を含 む AVG 管 理 サーバーアドレスを入 力 して
ください。
161
AVG 管 理 サーバーがユーザー名 とパスワードを使 用 している場 合 は、[プロキシ認 証 ] ダイアログを開 き、正 しい
ユーザー名 とパスワードを入 力 してください。
162
注 意 :同 様 に [グループ共 有 設 定 ] または、必 要 に応 じて個 別 のステーション用 に手 動 で設 定 をアップデートで
きます。
9.2. アプリケーション サーバーの共有設定
このダイアログでは、アプリケーション サーバーの共 有 設 定 を定 義 できます。一 部 のオプションを除 き、ほとんどのオ
プションはステーションのオプションとまったく同 じです。一 部 の例 外 については、次 の章 を参 照 してください。他 の項
目 の構 成 の詳 細 については、http://www.avg.com から『AVG Email Server Edition ユーザー ガイド』をダウンロー
ドするか、疑 問 符 ボタンをクリックしてコンテキスト ヘルプを参 照 することをお勧 めします。
メモ:[デフォルトの設 定 ] ボタンを使 用 すると、現 在 のダイアログの元 の設 定 を復 元 できます。
9.2.1. 概要
各 サーバー コンポーネントの基 本 概 要
Anti-Spam Server for MS Exchange
すべての受 信 メールをチェックし、望 ましくないメールをスパムとしてマークします。複 数 の分 析 手 法 を使 用 し
て各 メールを処 理 し、望 ましくないメールからの最 大 限 の保 護 を提 供 します。
MS Exchange 向 けメール スキャナ (
転 送 エージェントのルーティング)
MS Exchange HUB ロールを経 由 するすべての着 信 、送 信 、および内 部 メールをチェックします。
163
MS Exchange 2007/2010 で使 用 でき、HUB ロールのみにインストールできます。
MS Exchange 向 けメール スキャナ (
SMTP 転 送 エージェント)
MS Exchange SMTP インターフェース経 由 で着 信 したすべてのメールをチェックします。
MS Exchange 2007/2010 でのみ使 用 でき、EDGE ロールおよび HUB ロールの両 方 にインストールできま
す。
MS Exchange 向 けメール スキャナ (
VSAPI)
ユーザーのメールボックスに保 存 されているすべてのメールをチェックします。ウイルスを検 出 すると、ウイルス
隔 離 室 に移 動 するか、完 全 に削 除 します。
MS SharePoint 向 けドキュメントスキャナ
Sharepoint サーバーを使 用 してダウンロードまたはアップロードする間 にドキュメントをスキャンします。ウイル
スが検 出 されると、ウイルス隔 離 室 に移 動 されるか、完 全 に削 除 されます。
9.2.2. M S Exchange 向けスパム対策サーバー
Anti-Spam Server for MS Exchange でのみ利 用 できるオプションはステーションの場 合 とまったく同 じです。ただ
し、あらかじめ設 定 された既 定 値 は異 なります。個 々 のオプションの詳 細 については、『AVG Internet Security ま
たは Email Server ユーザー ガイド』を http://www.avg.com からダウンロードして参 照 するか、コンテキスト ヘルプを
参 照 してください。
164
9.2.3. M S Exchange 向けメール スキャナ (ルーティング TA)
この項 目 には [MS Exchange 向 けメール スキャナ (
ルーティングTA)] の設 定 が含 まれます。
[基 本 設 定 ] セクションには次 のオプションがあります。
コンポーネントを有 効 にする - チェックを外 すと、コンポーネント全 体 が無 効 になります。
言 語 - 任 意 のコンポーネント言 語 を選 択 します。
メッセージを認 証 する - すべてのスキャン済 みメッセージに認 証 を追 加 する場 合 はこのオプションにチェック
を付 けます。次 のフィールドでメッセージをカスタマイズできます。
[スキャン プロパティ] セクション:
ヒューリスティックを使 用 - スキャン時 にヒューリスティック分 析 方 式 を有 効 にするには、このオプションに
チェックを付 けます。
不 審 なプログラムとスパイウェア脅 威 を報 告 する - このオプションにチェックを付 けると、不 審 なプログラム
とスパイウェアの存 在 を報 告 します。
不 審 なプログラムの拡 張 設 定 を報 告 する - チェックを付 けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 しま
す。スパイウェアは、製 造 元 から直 接 取 得 する場 合 には完 全 に問 題 がなく無 害 なプログラムですが、後 か
ら悪 意 のある目 的 で悪 用 されるおそれのあるプログラムです。また、常 に無 害 ですが、望 ましくないプログラ
ムもあります (
各 種 ツールバーなど)
。この機 能 はコンピュータ セキュリティと快 適 性 をさらに高 めるための追 加
的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっていま
す。メモ:この検 出 機 能 は前 のオプションの追 加 機 能 です。したがって、基 本 タイプのスパイウェアに対 する
保 護 を適 用 する場 合 には、必 ず前 のボックスにもチェックを付 けてください。
165
アーカイブ内 部 をスキャン - アーカイブ ファイル内 (
zip、rar など)もスキャンする場 合 は、このオプションに
チェックを付 けます。
[メール添 付 ファイルの報 告 ] セクションでは、スキャン中 に報 告 する項 目 を選 択 できます。チェックを付 けると、こ
のような項 目 を含 むメールの件 名 に [INFORMATION] タグが追 加 されます。これはデフォルトの設 定 で、[検 出 アク
ション] セクションの [情 報 ] の部 分 で簡 単 に修 正 できます (
次 を参 照 )
。
次 のオプションが利 用 可 能 です。
パスワード保 護 されたアーカイブを報 告 する
パスワード保 護 されたドキュメントを報 告 する
マクロを含 むファイルを報 告 する
非 表 示 の拡 張 子 を報 告 する
またツリー構 造 では次 の下 位 項 目 も利 用 できます。
検 出 アクション
メール フィルタリング
9.2.4. M S Exchange 向けメール スキャナ (SM TP TA)
MS Exchange (SMTP TA) 向 けメール スキャナ (
SMTP トランスポート エージェント)
の設 定 はトランスポート
エージェントのルーティングと全 く同 じです。詳 細 については、前 述 の「MS Exchange向 けメール スキャナ (
ルー
ティング TA)」の章 をご覧 ください。
またツリー構 造 では次 の下 位 項 目 も利 用 できます。
検 出 アクション
メール フィルタリング
166
9.2.5. M S Exchange 向けメール スキャナ (VSAPI)
この項 目 には MS Exchange 向 けメール スキャナ (VSAPI) の設 定 が含 まれます。
[基 本 設 定 ] セクションには次 のオプションがあります。
コンポーネントを有 効 にする - チェックを外 すと、コンポーネント全 体 が無 効 になります。
言 語 - 任 意 のコンポーネント言 語 を選 択 します。
[スキャン設 定 ] セクション:
バックグラウンド スキャン - ここでバックグラウンド スキャン処 理 を有 効 /
無 効 にできます。バックグラウンド
スキャンは VSAPI 2.0/2.5 アプリケーション インターフェース機 能 の 1つです。Exchange Messaging
Database のスレッド化 されたスキャンを提 供 します。最 新 の AVG ウイルス ベース アップデートでスキャンさ
れていないアイテムがユーザーのメールボックス フォルダで見 つかった場 合 は、AVG for Exchange Server に
送 信 されてスキャンされます。検 査 されていないオブジェクトのスキャンと検 索 は並 行 して実 行 されます。
各 データベースには特 定 の低 優 先 度 スレッドが使 用 されます。これにより、他 のタスク (
Microsoft Exchange
データベースのメール メッセージ ストレージなど)が常 に優 先 的 に実 行 されることが保 証 されます。
プロアクティブ スキャン (
受 信 メッセージ)
ここで VSAPI 2.0/2.5 のプロアクティブ スキャン機 能 を有 効 /
無 効 にできます。アイテムがフォルダに配 信 され
た後 、クライアントによる要 求 がない場 合 に、このスキャンが実 行 されます。
メッセージが Exchage 保 管 庫 に送 信 されるとすぐに、低 優 先 度 でグローバル スキャンの待 ち行 列 に入 りま
す(
最 大 30アイテム)
。先 入 れ先 出 し (
FIFO) ベースでスキャンされます。待 ち行 列 にあるアイテムがアクセス
されると、高 優 先 度 に変 更 されます。
167
メモ:オーバーフローしたメッセージはスキャンされない状 態 で保 存 されます。
メモ:[バックグラウンド スキャン] と[プロアクティブ スキャン] オプションを無 効 にしても、ユーザーが MS Outlook
クライアントでメッセージをダウンロードするときには、オンアクセス スキャナが有 効 になります。
RTF のスキャン - ここで RTF ファイル タイプをスキャンするかどうかを指 定 できます。
スキャン スレッド数 - デフォルトではスキャン処理はスレッド化され、一定レベルの並列性によりスキャン パ
フォーマンス全体が向上します。ここでスレッド数 を変 更 できます。
デフォルトのスレッド数 は「プロセッサ数 」の 2倍 +1です。
スレッドの最 小 数 は「プロセッサ数 」+1を 2で割 った数 です。
スレッドの最 大 数 は「プロセッサ数 」の 5倍 +1です。
値 が最 小 値 未 満 または最 大 値 より大 きく設 定 されている場 合 は、デフォルト値 が使 用 されます。
スキャン タイムアウト - 1 つのスレッドがスキャン中 のメッセージにアクセスする最 大 継 続 間 隔 (
秒 数 )です
(デフォルト値 は 180秒 )
。
[スキャン プロパティ] セクション:
ヒューリスティック分 析 を使 用 - スキャン時 にヒューリスティック分 析 方 式 を有 効 にするには、このボックスに
チェックを付 けます。
不 審 なプログラムとスパイウェア脅 威 を報 告 する - このオプションにチェックを付 けると、不 審 なプログラム
とスパイウェアの存 在 を報 告 します。
不 審 なプログラムの拡 張 設 定 を報 告 する - チェックを付 けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 しま
す。スパイウェアは、製 造 元 から直 接 取 得 する場 合 には完 全 に問 題 がなく無 害 なプログラムですが、後 か
ら悪 意 のある目 的 で悪 用 されるおそれのあるプログラムです。また、常 に無 害 ですが、望 ましくないプログラ
ムもあります (
各 種 ツールバーなど)
。この機 能 はコンピュータ セキュリティと快 適 性 をさらに高 めるための追 加
的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっていま
す。メモ:この検 出 機 能 は前 のオプションの追 加 機 能 です。したがって、基 本 タイプのスパイウェアに対 する
保 護 を適 用 する場 合 には、必 ず前 のボックスにもチェックを付 けてください。
アーカイブ内 部 をスキャン - アーカイブ ファイル内 (
zip、rar など)もスキャンする場 合 は、このオプションに
チェックを付 けます。
[メール添 付 ファイルの報 告 ] セクションでは、スキャン中 に報 告 する項 目 を選 択 できます。デフォルトの設 定 は
[検 出 アクション] セクションの [情 報 ] の部 分 で簡 単 に修 正 できます (
下 記 を参 照 )
。
次 のオプションが利 用 可 能 です。
パスワード保 護 されたアーカイブを報 告 する
パスワード保 護 されたドキュメントを報 告 する
マクロを含 むファイルを報 告 する
非 表 示 の拡 張 子 を報 告 する
またツリー構 造 では次 の下 位 項 目 も利 用 できます。
168
検 出 アクション
メール フィルタリング
9.2.6. M S SharePoint 向けドキュメント スキャナ
この項 目 には、MS SharePoint 向 けドキュメントスキャナ の設 定 が含 まれます。
[スキャン プロパティ] セクション:
ヒューリスティックを使 用 - スキャン時 にヒューリスティック分 析 方 式 を有 効 にするには、このオプションに
チェックを付 けます。
不 審 なプログラムとスパイウェア脅 威 を報 告 する - このオプションにチェックを付 けると、不 審 なプログラム
とスパイウェアの存 在 を報 告 します。
不 審 なプログラムの拡 張 設 定 を報 告 する - チェックを付 けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 しま
す。スパイウェアは、製 造 元 から直 接 取 得 する場 合 には完 全 に問 題 がなく無 害 なプログラムですが、後 か
ら悪 意 のある目 的 で悪 用 されるおそれのあるプログラムです。また、常 に無 害 ですが、望 ましくないプログラ
ムもあります (
各 種 ツールバーなど)
。この機 能 はコンピュータ セキュリティと快 適 性 をさらに高 めるための追 加
的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっていま
す。メモ:この検 出 機 能 は前 のオプションの追 加 機 能 です。したがって、基 本 タイプのスパイウェアに対 する
保 護 を適 用 する場 合 には、必 ず前 のボックスにもチェックを付 けてください。
アーカイブ内 部 をスキャンする - アーカイブファイル内 (zip、rar など)もスキャンする場 合 はこのオプション
のチェックをオンにします。
[報 告 ] セクションではスキャン中 に報 告 するアイテムを選 択 できます。報 告 は [情 報 ] の重 要 度 を含 みます。既
169
定 のアクションは [検 出 アクション] セクションの [情 報 ] 部 で簡 単 に修 正 できます (
次 を参 照 )
。
次 のオプションが利 用 可 能 です。
パスワード保 護 されたアーカイブを報 告 する
パスワード保 護 されたドキュメントを報 告 する
マクロを含 むファイルを報 告 する
非 表 示 の拡 張 子 を報 告 する
ツリー構 造 では次 の下 位 項 目 も利 用 できます。
検 出 アクション
9.2.7. 検出アクション
[検 出 アクション] サブアイテムでは、スキャン処 理 中 の自 動 アクションを選 択 できます。
このアクションは以 下 のアイテムで利 用 可 能 です。
高 い危 険 性 の検 出 ?削 除 される必 要 のある危 険 なアイテムです。
中 程 度 の危 険 性 の検 出 ?危 険 な可 能 性 があるアイテムで、削 除 するか保 持 するかをユーザーが判 断 し
ます。
危 険 性 検 出 の情 報 ?情 報 提 供 のためのアイテム。
170
ロールダウン メニューを使 い、各 アイテムのアクションを選 択 します。
なし - アクションは行 われません。
ウイルス隔 離 室 に移 動 - 既 知 の脅 威 はウイルス隔 離 室 に移 動 されます。
削 除 - 既 知 の脅 威 は削 除 されます。
既 知 のアイテムや脅 威 を含 むメッセージのカスタムの件 名 テキストを選 択 するには、[...を含 む件 名 をマークする]
ボックスにチェックを付 け、希 望 の値 を入 力 します。
注 意 :最 後 の機 能 は MS Exchange VSAPI 向 けメール スキャナおよび Document Scanner for MS Sharepoint
では利 用 できません。
9.2.8. メール フィルタリング
[メールフィルタリング] サブアイテムでは、自 動 的 に削 除 する添 付 ファイル(ある場 合 )を選 択 できます。 次 のオプ
ションが利 用 可 能 です。
添 付 ファイルを削 除 - このボックスをオンにして、機 能 を有 効 にします。
すべての実 行 可 能 ファイルを削 除 - すべての実 行 可 能 ファイルが削 除 されます。
すべてのドキュメントを削 除 - すべてのドキュメント ファイルが削 除 されます。
コンマで区 切 られた拡 張 子 でファイルを削 除 - 自 動 的 に削 除 するボックスをファイル拡 張 子 で埋 めま
す。拡 張 子 をコンマで区 切 ります。
171
除 外 された添 付 ファイルをウイルス隔 離 室 に移 動 する - 除 外 された添 付 ファイルを完 全 に削 除 しない
場 合 にはチェックを付 けます。このボックスを選 択 すると、ダイアログで選 択 されたすべての添 付 ファイルが自
動 的 にウイルス隔 離 室 環 境 に移 動 されます。潜 在 的 に悪 意 のあるファイルを保 存 するための安 全 な場 所
です。このようなファイルを脅 威 を引 き起 こさずに表 示 および検 査 できます。
9.3. AVG 管理サーバーの設定
AVG 管 理 サーバーモニターは AVG 管 理 サーバーインストールの一 部 です。AVG 管 理 サーバー モニターはシ
ステム トレイにアイコンを表 示 します。アイコンの色 は AVG 管 理 サーバーの状 態 を示 します。アイコンをダブルクリッ
クすると[AVG 管 理 サーバー モニター] ダイアログが開 き、サーバー処 理 の基 本 情 報 が表 示 されます。
アイコンが利 用 できない場 合 は、Windows の [スタート] メニューから [すべてのプログラム/
AVG 遠 隔 管 理 ] をク
リックし、[AVG 管 理 サーバー モニター] を選 択 すると、AVG 管 理 サーバー モニターを起 動 できます。
[AVG 管 理 サーバー モニター] ダイアログには次 のコントロール ボタンがあります。
サーバーの停 止 - AVG 管 理 サーバーを停 止 します。
サーバーの一 時 停 止 - AVG 管 理 サーバーを一 時 停 止 し、プログラムの実 行 は継 続 します。
サーバーを再 起 動 –
サーバー設 定 - AVG 管 理 サーバー設 定 を設 定 します。
Windows の起 動 時 に AVG 管 理 サーバーモニターを自 動 的 に起 動 しない場 合 は、[起 動 時 に AVG 管 理 サ
ーバー モニターを実 行 する] チェック ボックスのチェックを外 します (
推 奨 されません)
。
172
9.3.1. [全般] タブ
このタブには次 のオプションがあります。
ライセンス] セクション
新 しいライセンス番 号 および個 人 /
勤 務 先 の詳 細 を入 力 するには、[変 更 ] ボタンをクリックします。
新 しいライセンス番 号 はネットワーク ライセンスに対 応 している必 要 があります。つまり、遠 隔 管 理 が有 効 で
なければなりません。
接 続 ] セクション
ここでは、ポート番 号 とローカル アドレスを変 更 できます。
o
ポート - 既 定 のポート値 は 4158です。[既 定 のポートを設 定 ] ボタンをクリックすると、既 定 値 をい
つでもリセットできます。
o
ローカル アドレス - 受 信 接 続 のローカル アドレスを指 定 します。既 定 値 は空 で、任 意 のローカル
アドレスを示 します。指 定 した名 前 によって複 数 の名 前 解 決 が実 行 される場 合 は、最 初 の使 用 可
能 な名 前 が使 用 されます (
サーバーはすべての名 前 を試 行 します)
。
o
IPv4/IPv6 を使 用 する - 接 続 中 に使 用 するインターネット プロトコルのバージョンを指 定 します (
既
定 の設 定 は IPv6 ではなくIPv4 です)
。
173
サーバー アクセス] セクション
AVG DataCenter にアクセスするには、このセクションで選 択 したユーザー名 とパスワードを入 力 する必 要 が
あります。値 は任 意 ですが、セキュリティ向 上 のため設 定 することをお勧 めします。
メモ:このユーザー名 とパスワードを使 用 して、ステーションとAVG DataCenter を接 続 します。 つまり、ステー
ションを AVG DataCenter に(AVG ネットワークインストーラ ウィザードまたは手 動 で)接 続 するには、これら
の値 を正 確 に入 力 する必 要 があります。
その他 ] セクション
[サーバー ダンプ ファイルを自 動 的 に分 析 に送 信 する] チェックボックスを選 択 すると、AVG 管 理 サーバ
ーがクラッシュした可 能 性 がある場 合 にダンプ ファイルを AVG テクニカル サポートに直 接 送 信 し、
分 析 を依 頼 できます。
9.3.2. [DataCenter] タブ
このタブには次 のオプションがあります。
[データベース システム設 定 ] セクションにはデータベース オプションが表 示 されます。[データベース システム] を
変 更 するには、ドロップダウン メニューから他 の項 目 を選 択 します。
Firebird
このデータベース エンジンは 1∼ 150台 のステーションで構 成 される小 規 模 ネットワークに適 しています。こ
174
のデータベースは AVG AntiVirus Business Edition 標 準 インストールに含 まれています。
データベース ファイルの場 所 を変 更 するには、[データベース ファイル] フィールドのパスを変 更 します。
MS SQL Server Express
Microsoft SQL Server の縮 小 版 で最 大 1000台 のステーションに対 応 しています。この製 品 は AVG
AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれていません。その利 用 は商 業 用 ライセンスによっ
て制 限 されていません。
データベース名 を変 更 するには、[データベース名 ] フィールドにカスタム値 を入 力 します。
MS SQL Server
このエンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応 しています。この製 品
は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、Microsoft SQL Server のライセンス
によって使 用 が制 限 されています。
データベース名 を変 更 するには、[データベース名 ] フィールドにカスタム値 を入 力 します。
Oracle
このエンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応 しています。この製 品
は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、商 業 版 ライセンスによって使 用 が
制 限 されています。
MySQL
このエンジンは 1,
001台 以 上 のステーションから構 成 される大 規 模 ネットワークに対 応 しています。この製 品
は AVG AntiVirus Business Edition の標 準 インストールには含 まれず、商 業 環 境 での利 用 には商 業 版 ラ
イセンスが必 要 になります。
[データベース アクセス] セクションでは、次 のパラメータを変 更 できます (
データベース エンジンによっては利 用 でき
ない場 合 があります)
。
ユーザー名 - AVG 管 理 配 置 ウィザードでデータベース作 成 時 に選 択 したデータベース ユーザー名 。
パスワード - AVG 管 理 配 置 ウィザードでデータベース作 成 時 に選 択 したデータベース パスワード。
コンピュータ名 - データベースが配 置 されているコンピュータ名 を入 力 します。
インスタンス - 複 数 のインスタンスがステーションにインストールされている場 合 は、特 定 の SQL Server/
Oracle インストールを参 照 します。
[DataCenter 設 定 ] セクションには次 のオプションがあります。
定 期 データベース バックアップを実 行 する - チェックを付 けると、AVG 管 理 サーバーは自 動 的 にデータベ
ース バックアップを作 成 します。バックアップのタイミングと頻 度 を選 択 できます。
バックアップ ファイルは次 の場 所 に保 存 されます。
C:\Documents and settings\All users\Application Data\AVG2013\Admin Server Data\DatabaseBackup
175
フォルダは違 いがわかりやすいように、年 月年 時 間 の形 式 で名 前 がつけられています。
9.3.3. [UpdateProxy] タブ
このタブには次 のオプションがあります。
ファイルフォルダのアップデート - ダウンロードしたアップデートファイルが格 納 されるディレクトリへの完 全 パ
ス名 (C:\AVGUpdate など)を入 力 します。
ダウンロード ソース] セクション (
AVG 2013 と古 い AVG 2012 がインストールされているステーション用 の 2
つの個 別 のタブ)
優 先 順 にソートされている使 用 可 能 なアップデートサーバーのリストがあります。上 位 サーバーが最 初 に使
用 されます。 オプションは次 のとおりです。
追 加 - 新 しいアップデートサーバーを追 加 するためのダイアログが表 示 されます。
編 集 - 選 択 したエントリを編 集 できます。
削 除 - 選 択 したエントリを削 除 できます。
デフォルト - 元 のアップデートサーバー設 定 が復 元 されます。
上 に移 動 - サーバーの優 先 順 位 を上 げることができます。
176
下 に移 動 - サーバーの優 先 順 位 を下 げることができます。
また、特 定 のエントリをオンまたはオフにすることもできます。AVG 管 理 サーバーは、オンになっているエントリ
のみを対 象 にします。
スパム対 策 アップデートをダウンロード - スパム対 策 アップデートをダウンロードしたくない場 合 は、このオプ
ションをオフにします。
注 :スパム対 策 アップデートは、Mailshell サーバーから直 接 ダウンロードできます。
スパム対 策 アップデートの詳 細 については、「Configuration/Shared Settings for Stations/Groups/AntiSpam」の章 を参 照 してください。
インターネット接 続
ネットワークにプロキシサーバーが必 要 な場 合 は、ここに入 力 できます。[プロキシサーバーを使 用 ] チェッ
クボックスをオンにして、プロキシサーバーのアドレスとポート番 号 を入 力 します。
サーバーが正 常 に接 続 するためにログインが必 要 な場 合 は、[認 証 ] チェックボックスをオンにして、ユーザー
名 とパスワードを入 力 します。
9.3.4. [メール] タブ
このタブには次 のオプションがあります。
177
グラフィックレポートをメールで送 信 するか、通 知 を受 信 するには、初 めにこのタブを設 定 する必 要 があります。
注 意 :入 力 が必 要 な重 要 フィールドは [メール送 信 用 サーバー (
SMTP)] セクションにあります (
次 を参 照 )
。レポ
ート スケジュール定 義 ウィザードでは、他 のフィールド (
To/件 名 /
本 文 )も選 択 できますが、ここで入 力 するすべての
値 がデフォルトと見 なされます。
[メッセージ ヘッダー] セクションには次 のフィールドがあります。
To - レポートの送 信 先 のメール アドレスを 1つ以 上 指 定 します。各 項 目 はカンマで区 切 ります。このフィー
ルドは、レポート スケジュールの定 義 中 にも入 力 できます。
コピー ?任 意 の値 です。 -レポートの送 信 先 のメール アドレスを 1つ以 上 指 定 します。個 々 のアイテムは
カンマで区 切 ります。
BCC ?任 意 の値 です。ブラインド コピーとしてレポートを送 信 する 1つ以 上 のメール アドレスを指 定 しま
す。このアドレスは他 の受 信 者 には表 示 されません。個 々 のアイテムはカンマで区 切 ります。
From ?任 意 の値 です。送 信 者 のメール アドレスまたは送 信 者 名 とメール アドレスを角 括 弧 で指 定 します
<[email protected]> 。
Reply to ?任 意 の値 です。返 信 先 のメール アドレスを指 定 します。
件 名 - レポートを識 別 するためのテキストを入 力 します。
[送 信 メール用 サーバー (SMTP)] セクションにはカスタマイズ可 能 な次 のフィールドがあります。
SMTP サーバー - SMTP サーバー アドレスを入 力 します (
IP アドレスまたはドメイン名 )
。
SMTP ポート - SMTP サーバーポート番 号 を指 定 します。 デフォルト値 は 25です。
SMTP サーバーがメールの送 信 に認 証 を必 要 とする場 合 は、ログイン情 報 を次 に入 力 します。
SMTP ログイン - ユーザー名 を指 定 します。
SMTP パスワード - パスワードを指 定 します。
メール プロパティを確 認 するには、[テスト メールを送 信 ] ボタンを使 用 し、入 力 した SMTP サーバー経 由 であら
かじめ設 定 されているメール受 信 者 にテスト メッセージを送 信 できます。
[OK] ボタンで、サーバー設 定 のすべての変 更 を確 定 します。ただし、変 更 内 容 は、新 しい設 定 でサーバーが再
起 動 した後 に適 用 されます。[AVG Admin サーバー] が起 動 している場 合 は、サーバーの再 起 動 を要 求 するダ
イアログが表 示 されます (
サーバーは再 起 動 中 アクセスできなくなることにご注 意 ください)
。
9.4. 接続文字列
ステーションは AVG DataCenter に接 続 文 字 列 と呼 ばれるものを経 由 して接 続 します。この文 字 列 は AVG 管
理 サーバーアドレスとポート番 号 を含 みます。例 :
ローカルホスト:4158
ステーションを AVG DataCenter にを接 続 し、 AVG 管 理 コンソールで管 理 するには、[リモート管 理 ] コンポーネン
トがステーションにインストールされている必 要 があります。このコンポーネントのインストール中 は、AVG DataCenter
への接 続 文 字 列 の入 力 を要 求 されます。AVG DataCenter にステーションが接 続 すると、AVG 管 理 コンソールか
178
らステーションを管 理 できるようになります。接 続 文 字 列 は後 ほどステーションの AVG ユーザーインターフェース (
[ツ
ールメニュー/
高 度 な設 定 ]) から変 更 が可 能 です。
AVG 管 理 コンソールから AVG DataCenter に接 続 するには、次 の手 順 に従 います。
1.
[AVG 管 理 コンソール] の上 部 メニューの [DataCenter] をクリックし、[AVG DataCenter に接 続 ] アイテムを
選 択 します。
2.
新 しいサーバーアドレスとポート番 号 を入 力 し、必 要 に応 じてユーザー名 とパスワードを入 力 します。
3.
[OK] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 定 します。
9.5. プロキシ サーバー
この章 では、インターネットプロキシサーバー関 連 の問 題 について説 明 します。
一 般 に、プロキシサーバーという語 は、外 部 ネットワークリソースへのアクセスを許 可 するプライベートネットワーク上
のサーバーを指 します。
AVG AntiVirus Business Edition 内 では、プロキシ サーバーの使 用 については、基 本 的 に 2つのオプションがあり
ます。
1.
自 身 のプロキシサーバーを使 用 して、AVG アップデートサーバーに接 続 します。その場 合 は、すべてのステ
ーションでプロキシサーバー設 定 を定 義 する必 要 があります。それには、次 の手 順 に従 います。
[AVG 管 理 コンソール] の上 部 メニュー、[ツール] から [ステーションの共 有 設 定 ] アイテムを選 択
します。
[アップデート] に移 動 して、[プロキシ] アイテムを選 択 します。
ダイアログの右 側 で、[プロキシを使 用 ] を選 択 し、ご使 用 のネットワーク設 定 に応 じて [手 動 ] また
は [自 動 ] 構 成 を定 義 します。
[OK]をクリックし、変 更 を確 定 します。
すべてのステーションが同 期 するまでお待 ちください(デフォルトの同 期 時 間 は 60分 間 )。
あるいは、すべてのステーションの強 制 即 時 同 期 を実 行 できます。[ステーション] ノードを右 クリックし、コンテキスト
メニューから [設 定 を同 期 ] を選 択 します。
2.
AVG 管 理 サーバーの UpdateProxy 役 割 を配 置 して、公 式 AVG アップデートサーバーとステーションとの
間 の仲 介 者 として動 作 させます。UpdateProxy により、DetaCenter に接 続 された AVG ステーションによっ
てリクエストされたすべての必 要 なアップデートファイルがダウンロードされます。UpdateProxy を使 用 すること
で、帯 域 が保 持 されます。複 数 の UpdateProxy サーバーを配 置 し、複 数 のサーバー間 で負 荷 を分 散 する
こともできます(ただし、ネットワーク規 模 による)。
UpdateProxy 役 割 を AVG 管 理 サーバーに配 置 するには、Windows [スタート] メニューから [すべてのプ
ログラム/
AVG 2013 遠 隔 管 理 /
AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザード] アイテムを選 択 し、ウィザードの手
順 2で、[UpdateProxy ロール] チェックボックスをオンにして、残 りの手 順 を完 了 します。
また、AVG 管 理 サーバーが AVG アップデートサーバーからのアップデートファイルのダウンロードすることを許 可 する
ように、インターネットプロキシサーバーを設 定 する必 要 がある場 合 は、次 の手 順 に従 います。
179
[AVG 管 理 サーバー設 定 ] を AVG 管 理 コンソールの [ツール] メニューから開 きます。
[UpdateProxy] タブに移 動 し、[インターネット接 続 ] セクションで、[プロキシサーバーを使 用 ] オプションを
オンにします。 プロキシサーバー詳 細 を入 力 し、[OK] をクリックして、選 択 内 容 を確 認 します。
9.6. AVG 管理コンソール
9.6.1. コンテキスト メニュー
左 側 のツリーの [ステーション] 項 目 を右 クリックすると、新 しいコンテキスト メニューが表 示 され、次 のオプションを
利 用 できます。
新 しいグループ - 新 しいグループを作 成 します (
グループの詳 細 については、「ステーション グループ」の章
を参 照 してください)
。
設 定 の同 期 化 - ステーションと設 定 の即 時 同 期 化 を要 求 します。
プログラム アップデートの実 行 を要 求 - すべてのステーションに対 してプログラムのアップデート処 理 の開
始 を要 求 します。
ウイルス データベース アップデートの実 行 を要 求 - すべてのステーションに対 してウイルス データベースの
アップデート処 理 の開 始 を要 求 します。
最 新 のウイルス対 策 データベース アップデートのロールバックを要 求 - すべてのステーションに以 前 のウ
イルス データベース バージョンを使 用 し、最 新 の内 容 を破 棄 するように要 求 します。
一 時 アップデート ファイルを削 除 - すべてのステーションに対 して一 時 更 新 ファイルの削 除 を要 求 しま
す。
スキャン結 果 を要 求 - すべてのステーションにスキャン結 果 を要 求 します。
新 しいレポートの作 成 - グラフィック レポート作 成 ダイアログが開 きます。
左 側 のツリーまたは既 存 のグループの [ステーション] 項 目 を右 クリックすると、新 しいコンテキスト メニューが表 示 さ
れ、次 のオプションを利 用 できます。
新 しいグループ - 新 しいグループを作 成 します (
グループの詳 細 については、「ステーション グループ」の章
を参 照 してください)
。
グループの編 集 - グループ名 と説 明 を変 更 できます (
新 しいステーション グループには適 用 されません)
。
グループの削 除 - 選 択 したグループを削 除 できます (
新 しいステーション グループには適 用 されません)
。
グループのアクセス制 御
フル アクセス制 御 機 能 (
AVG Admin コンソールのメイン メニュー上 部 の [DataCenter] メニュー、
[DataCenter 設 定 ] メニュー項 目 )を使 用 して 1つ以 上 のユーザー アカウントを作 成 している場 合 は、この
機 能 を使 用 してステーションの選 択 したグループにアクセス権 を設 定 する機 能 が利 用 できます。
アカウント名 のいずれかをダブルクリックすると、ロールダウン メニューが表 示 されます。あるいは、右 クリックす
180
ると、同 じ内 容 のコンテキスト メニューが表 示 されます。ここからアクセス権 の種 類 を選 択 できます。
o
フル アクセス - 選 択 したユーザー アカウントはグループへのフル アクセスを持 ちます。
o
読 み取 り専 用 - 選 択 したユーザー アカウントではグループの表 示 のみが可 能 です。
o
アクセス禁 止 - 選 択 したユーザー アカウントはグループにアクセスできません。
グループ設 定
o
グループの共 有 設 定 - グループの共 有 設 定 を開 きます。
o
グループのファイアウォール共 有 設 定 - グループで共 有 する [ファイアウォール設 定 ] が開 きます。
o
設 定 の同 期 化 - ステーションと設 定 の即 時 同 期 化 を要 求 します。
o
設 定 のコピー先 - 新 しいダイアログが開 きます。
このダイアログを使 用 して、グループ、ステーション、アプリケーション サーバー間 でグループ設 定 をコピーしま
す。ロールダウンメニューからグループを選 択 するか、グループ名 またはステーション名 の隣 のチェックボックス
にチェックを付 けて別 のグループまたはステーションを選 択 すると、設 定 をコピーする先 のオブジェクトを選 択
できます。完 了 したら、[OK] ボタンをクリックして選 択 内 容 を確 認 します。
o
設 定 のインポート.
.
.?選 択 した設 定 ファイルから設 定 をロードし、選 択 したステーション グループに
適 用 できます。このファイル (
.
pck 形 式 )にはファイアウォール設 定 が含 まれる場 合 と含 まれない場 合
があります (
作 成 時 に使 用 したステーションとステーション グループによって異 なります)
。設 定 ファイル
の作 成 については、次 の [設 定 のエクスポート.
.
.
] 項 目 を参 照 してください。
o
設 定 のエクスポート.
.
.?選 択 したステーション グループの設 定 (
ファイアウォールが 1つ以 上 のステ
ーションに導 入 されている場 合 はファイアウォール設 定 を含 む)を 1つの設 定 ファイル (
.
pck 形 式 )に
保 存 できます。このファイルを保 存 する場 所 を指 定 する必 要 があります。設 定 ファイルの設 定 は任
意 のステーションまたはステーション グループに適 用 できます (
上 記 の [設 定 のインポート.
.
.
] 項目を
使用)
。
181
アップデート関 連 のタスク
o
プログラム アップデートの実 行 を要 求 - すべてのステーションに対 してプログラムのアップデート処
理 の開 始 を要 求 します。
o
ウイルス データベース アップデートの実 行 を要 求 - すべてのステーションに対 してウイルス データベ
ースのアップデート処 理 の開 始 を要 求 します。
o
最 新 のウイルス対 策 データベース アップデートのロールバックを要 求 - 選 択 したステーションに、
以 前 のウイルス データベース バージョンを適 用 し、最 新 の内 容 を破 棄 するように要 求 します。
o
一 時 アップデート ファイルを削 除 - すべての新 しいステーションに対 して一 時 更 新 ファイルの削 除
を要 求 します。
スキャン結 果 を要 求 - すべてのステーションにスキャン結 果 を要 求 します。
新 しいレポートの作 成 - グラフィック レポート作 成 ダイアログが開 きます。
[現 在 のビュー] セクション (
ステーションを右 クリック)では、他 の右 クリック コンテキスト メニュー コントロールを利 用
できます。
ステーション概 要 - ステーション概 要 ダイアログが開 き、ステーションに関 する詳 細 情 報 が整 理 されて表 示
されます。このダイアログには次 の機 能 ボタンがあります。
設 定 - ステーション設 定 が開 きます。
ファイアウォール設 定 - 現 在 のステーションのファイアウォール設 定 が表 示 されます。ファイアウォール
コンポーネントがインストールされている場 合 のみ利 用 できます。
エクスポート - 情 報 を .
csv ファイルにエクスポートできます。
閉 じる - ダイアログを閉 じます。
ステーション設 定 :
o
設 定 - ステーション設 定 が開 きます。
o
ファイアウォール設 定 - 現 在 のステーションのファイアウォール設 定 が表 示 されます。ファイアウォール
コンポーネントがインストールされている場 合 のみ利 用 できます。
o
設 定 の同 期 化 - はステーションの設 定 を AVG DataCenter と即 時 同 期 化 するように要 求 します。
o
コンポーネント状 態 の更 新 - はすべてのコンポーネントの状 態 を更 新 します。
o
設 定 のコピー先 - 新 しいダイアログが開 きます。
182
このダイアログを使 用 して、グループ、ステーション、アプリケーション サーバー間 でアプリケーション サーバー
設 定 をコピーします。ロールダウン メニューからグループを選 択 するか、グループ名 またはステーション名 の横
のチェックボックスにチェックを付 けて別 のグループまたはステーションを選 択 すると、設 定 のコピ先 を選 択 でき
ます。完 了 したら、[OK] ボタンをクリックして選 択 内 容 を確 定 します。
o
設 定 のインポート.
.
.?選 択 した設 定 ファイルから設 定 をロードし、選 択 したアプリケーション サーバ
ーに適 用 できます。このファイル (
.pck 形 式 )にはファイアウォール設 定 が含 まれる場 合 と含 まれない
場 合 があります (
作 成 時 に使 用 したステーションとステーション グループによって異 なります)
。設 定 ファ
イルの作 成 については、次 の [設 定 のエクスポート.
.
.
] 項 目 を参 照 してください。
o
設 定 のエクスポート.
.
.?選 択 したアプリケーション サーバーの設 定 (
ファイアウォールが 1つ以 上 の
ステーションに導 入 されている場 合 はファイアウォール設 定 を含 む)を 1つの設 定 ファイル (
.pck 形
式 )に保 存 できます。このファイルを保 存 する場 所 を指 定 する必 要 があります。設 定 ファイルの設 定
は任 意 のステーション、アプリケーション サーバーまたはステーション グループに適 用 できます (
上記の
[設 定 のインポート.
.
.
] 項 目 を使 用 )
。
o
ステーションの説 明
選 択 したステーションの概 要 説 明 をこのダイアログのテキスト ボックスに入 力 し、[OK] をクリックします。
o
ステーションに定 義 を要 求 - は選 択 したステーションに定 義 を要 求 します。利 用 可 能 な場 合 は、
183
定 義 が [定 義 ] 列 に表 示 されます。
o
ステーションのシャットダウンまたは再 起 動
このダイアログで選 択 したステーションをシャットダウンまたは再 起 動 できます。最 初 のロールダウン メニューか
ら処 理 を選 択 し、次 のロールダウン メニューから遅 延 を選 択 します。
スキャン関 連 のタスク
o
- スキャン結 果 を要 求 - 選 択 したステーションにスキャン結 果 を要 求 します。
o
感 染 したスキャン結 果 の表 示 - 選 択 したステーションで実 行 した検 査 の結 果 のうち、感 染 を含 む
内 容 のみを表 示 します。
o
ウイルス隔 離 室 の表 示 - 選 択 したステーションのウイルス隔 離 室 の内 容 を表 示 します。
[更 新 ] ボタンをクリックすると、ウイルス隔 離 室 の最 新 の結 果 を取 得 します。各 脅 威 を処 理 する場 合 は、
次 のボタンのいずれかを使 用 します。
復 元 - ステーションで復 元 する脅 威 を選 択 して、このボタンをクリックします。
削 除 - 選 択 した脅 威 を削 除 するにはこのボタンを使 用 します。
184
o
スキャンを管 理 - この機 能 を使 用 してスキャンの表 示 と管 理 を行 うには、該 当 するステーションが実
行 中 で、DataCenter に接 続 している状 態 でなければなりません。次 の制 御 オプションを利 用 できま
す。
更 新 - スキャンに関 する最 新 情 報 をステーションから取 得 します。
開 始 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを開 始 します。
再 開 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを再 開 します。
一 時 停 止 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを一 時 停 止 します。
停 止 - リモート ステーション上 で選 択 したスキャンを停 止 します。
ウィンドウを閉 じるには、[閉 じる] ボタンをクリックします。
o
選 択 したステーションでスキャンを起 動
新 しいダイアログが表 示 されます。コンピュータ全 体 をスキャンするか、スケジュール スキャンを実 行 するか、
ルートキット対 策 スキャンを実 行 するかをロールダウン メニューから選 択 します。[OK] ボタンをクリックして、
選 択 したステーションに要 求 を送 信 します。
アップデート関 連 のタスク:
o
プログラム アップデートの実 行 を要 求 - 選 択 したステーションに対 してプログラムのアップデート処
理 の開 始 を要 求 します。
185
o
ウイルス データベース アップデートの実 行 を要 求 - 選 択 したステーションに対 してウイルス データ
ベースのアップデート処 理 の開 始 を要 求 します。
o
最 新 のウイルス対 策 データベース アップデートのロールバックを要 求 - 選 択 したステーションに、
以 前 のウイルスデータベース バージョンを適 用 し、最 新 の内 容 を破 棄 するように要 求 します。
o
一 時 アップデート ファイルを削 除 - 選 択 したステーションに対 して一 時 更 新 ファイルの削 除 を要 求
します。
ステーション統 計 情 報 :
o
ファイアウォール ログを表 示 する - 選 択 したステーションのファイアウォール通 信 ログを表 示 します。
o
選 択 したステーションのイベントを表 示 する - 選 択 したステーションに関 連 するイベントを表 示 し
ます。
o
イベント履 歴 ログを表 示 する - 選 択 したステーションのイベント履 歴 ログを表 示 します。
o
メール スキャナとスパム対 策 コンポーネントの統 計 情 報 の表 示 - メール スキャナとスパム対 策 コ
ンポーネントの統 計 情 報 画 面 が開 きます。
o
診 断 データを収 集 する - 選 択 したステーションに対 して診 断 データの収 集 を要 求 します。このデー
タは AVG テクニカル サポートに直 接 送 信 するか、追 加 処 理 のためローカルで保 存 できます。
[次 へ] ボタンをクリックし、診 断 データのダウンロードを開 始 します。ダウンロード処 理 には多 少 時 間 がかか
る場 合 があります。お待 ちください。完 了 後 、次 のダイアログが表 示 されます。
186
[保 存 ] ボタンをクリックすると、ハード ドライブにデータを保 存 します。このデータは後 で利 用 できます (
メール
で送 信 など)
。内 容 を直 接 送 信 する場 合 は、[送 信 ] をクリックします。
メール アドレスとステーションの問 題 に関 する簡 単 な説 明 を次 のフィールドに入 力 します。さらにファイルを追
加 する場 合 は、[添 付 ] ボタンを使 用 し、ファイルを選 択 します (
スクリーンショットや以 前 に AVG テクニカル
サポートから要 求 されたログなど)
。不 要 な添 付 ファイルを削 除 するには、ファイルを選 択 して [削 除 ] ボタン
をクリックします。
ネットワークでプロキシ サーバーを使 用 している場 合 は、[プロキシ設 定 ] ダイアログを開 き、プロキシ サーバ
ーの詳 細 を入 力 します。
処 理 を完 了 するには、[送 信 ] ボタンをクリックします。
o
新 しいレポートの作 成 - グラフィック レポート作 成 ダイアログが開 きます。
グループに追 加 - 選 択 したステーションをグループに追 加 します。
グループから削 除 - 選 択 したステーションをユーザーが作 成 したグループから削 除 します。
ステーションの削 除 - ステーションを AVG DataCenter から削 除 します。
ステーションの利 用 可 能 性 確 認
187
このダイアログでは、利 用 可 能 な (
オンライン)ステーションと利 用 不 可 能 な (
オフライン)ステーションを検 索
できます。名 前 の右 側 の列 に各 ステーションの状 態 が表 示 されます。再 度 使 用 状 況 を確 認 するには、[再
度 確 認 ] ボタンをクリックするか、ステーション名 をダブルクリックします。
9.6.2. ステーション グループ
管 理 者 は、必 要 に応 じてステーションを定 義 することができます。定 義 後 、グループ内 のすべてのオブジェクトは、
このグループ用 に設 定 されている構 成 を継 承 します。
このように、管 理 者 はグループ構 成 を定 義 し、特 定 のステーション用 に設 定 されていた以 前 の構 成 を、ステーショ
ンをグループに割 り当 てるだけで、変 更 できます。ステーションのグループへの割 り当 てによって、管 理 は大 幅 に容
易 になり、ステーション数 が 1つの画 面 の記 録 数 を超 過 した場 合 に、割 り当 てを使 用 します(20∼ 25オブジェクト
など)。
ステーショングループの作 成 と管 理 の手 順 は両 方 の場 合 で同 じです。以 下 に、ステーションのそれぞれの手 順 につ
いて説 明 します。
新 しいグループの作 成
新 しいグループを作 成 するには、次 の手 順 に従 います。
o
ナビゲーションツリーで、ステーショングループを右 クリックします。
o
コンテキストメニューから、[新 規 グループ] アイテムを選 択 して、名 前 を指 定 します。
o
Enter ボタンを押 して、グループの作 成 を確 定 します。
グループの作 成 後 、新 しい共 有 設 定 オブジェクトが AVG DataCenter 内 にすぐに作 成 され、さらに編 集 す
ることができます。新 しいグループのすべてのメンバーは、このオブジェクトの構 成 を自 動 的 に共 有 します。
グループの削 除
グループの削 除 手 順 は、グループの作 成 手 順 と似 ています。
o
削 除 するグループ名 を右 クリックします。
o
新 しく開 いたコンテキストメニューで、[グループを削 除 ] アイテムを選 択 します。
188
同 じコンテキストメニューを使 用 して、グループの名 前 を変 更 することもできます([グループを編 集 ] アイテム
を使 用 )。
グループ間 のステーションの移 動
1 台 以 上 のステーションをグループ間 で簡 単 に移 動 できます。移 動 する場 合 は、1台 以 上 のステーションを
選 択 して、左 マウス ボタンをクリックして押 したまま、カーソルをターゲット グループにドラッグします。マウス ボ
タンを放 すと、移 動 が完 了 します。
コンテキスト メニューの [グループに追 加 ] 項 目 を使 用 して、ステーションをステーションに割 り当 てることがで
きます。 一 度 に複 数 のステーションを強 調 表 示 して割 り当 てることが可 能 です。
新 規 ステーショングループは、削 除 できない特 殊 なシステムグループです。AVG DataCenter に新 しく接 続 したス
テーションは、リモートインストール中 に別 のグループに割 り当 てられていない場 合 は、自 動 的 にこのグループに割 り
当 てられます。すべてのステーションが、上 位 ステーショングループで表 示 されます。
9.7. サイドバー/
デスクトップ ガジェット
任 意 で、AVG 遠 隔 管 理 に関 する情 報 をサイドバー/
デスクトップ ガジェットに表 示 できます。
メモ:Windows デスクトップ ガジェット (
Windows Vista では Windows サイドバー)は Windows Vista とWindows
7 オペレーティング システムで利 用 できます。基 本 的 にはデスクトップの横 にサイドバーが表 示 されます。これらのガ
ジェットを使 用 すると、統 計 情 報 の表 示 やログイン画 面 の表 示 などさまざまなタスクを実 行 できます。
Windows で AVG 遠 隔 管 理 の Windows サイトバー/
ガジェットを使 用 するには、まずインストールする必 要 があり
ます。セットアップ ダイアログのチェック ボックスを選 択 (
既 定 のオプション)を選 択 します (
詳 細 については、「インス
トール タイプ」の章 を参 照 )
。
有 効 にするには、Windows デスクトップの [ガジェット] セクションに移 動 します (
通 常 はデスクトップを右 クリックし
て、コンテキスト メニューから [ガジェット] を選 択 )
。 画 面 で AVG 遠 隔 管 理 ガジェット (
AVG ロゴ)を選 択 し、デス
クトップの任 意 の場 所 にドラッグします。
次 のような別 ウィンドウがデスクトップに表 示 されます。
[非 準 拠 ステーション] リンクをクリックすると、非 準 拠 状 態 のステーションの一 覧 がブラウザ ウィンドウに表 示
されます。 オプション]アイコン ( ) をクリックすると、AVG DataCenter のログイン画 面 が開 きます。
189
このフォームを使 用 すると、別 の DataCenter に簡 単 に接 続 し、適 切 な結 果 をガジェットに表 示 させることができま
す。
190
10. 方法.
.
.
この章 では、選 択 したタスクを AVG AntiVirus Business Edition で実 行 する方 法 について説 明 します。 現 在 、対
象 となっているトピックは次 のとおりです。
統 計 をAVG DataCenter に接 続 するには
異 なるデータセンター間 でステーションを移 行 するには
ステーションを同 期 するには
アップデート関 連 の問 題 を解 決 するには
ユーザーインターフェイス言 語 を変 更 するには
Microsoft SQL Server データベース システムの使 用 方 法
ステーションのユーザーアクションを管 理 するには
リクエストの処 理 およびステータスメッセージ
アクセス権 を管 理 するには
DataCenter データベースを保 守 するには
AVG セットアップパラメーターのリスト
注 意 :次 の章 を参 照 しても、リモート管 理 /
インストール/
接 続 の問 題 が解 消 されない場 合 は、http://
www.avg.comにある FAQ(よくある質 問 と回 答 )で適 切 な解 決 方 法 を検 索 してください。
10.1. ステーションを AVG DataCenter に接続する方法
AVG DataCenter に接 続 するには基 本 的 に 2つのオプションがあります。
AVG ネットワークインストールウィザード
手動接続
10.1.1. ステーションを手動で接続する方法
AVG を手 動 でネットワークの各 ステーションまたはサーバーに直 接 インストールし、AVG AntiVirus Business
Edition へ手 動 で接 続 できます。このオプションはすべての Windows プラットフォームで利 用 可 能 です。
AVG ステーションを正 常 にリモート管 理 するためには、遠 隔 管 理 コンポーネントを AVG インストールプロセスに含
める必 要 があります。このコンポーネントが正 しくインストールされた後 、手 動 で正 しい AVG DataCenter 接 続 文 字
列 を指 定 する必 要 があります。
接 続 文 字 列 に関 する詳 細 については、接 続 文 字 列 の章 をご覧 ください。
AVG のインストールに関 する詳 細 については、AVG 2013 インターネットセキュリティ(またはご使 用 の製 品 )ユー
ザーマニュアルをご覧 ください。次 の AVG ウェブサイトの [ダウンロード] セクションからダウンロードが可 能 です
(http://www.avg.com)。
191
注 意 :AVG DataCenter 接 続 文 字 列 を AVG ステーションへのインストール中 に直 接 入 力 することもできます。
文 字 列 を直 接 ステーションに入 力 するには、AVG ユーザーインターフェースを開 き、上 部 メニューの [オプション/
高
度 な設 定 ] から [高 度 な設 定 ] へ移 動 します。 [遠 隔 管 理 ] グループを選 択 します。
ダイアログの右 側 で、次 の入 力 項 目 に入 力 します。
サーバー - AVG DataCenter サーバー名 または IP アドレスを入 力 します。
ポート - AVG DataCenter サーバーポートを入 力 します(既 定 は 4158)。
AVG DataCenter が接 続 にユーザー名 とパスワードを必 要 とする場 合 は、これらの情 報 を入 力 します。
ログイン名 - ユーザー名 を入 力 します。
パスワード - パスワードを入 力 します。
[受 信 メッセージ用 ポート] を既 定 値 のままにすることをお勧 めします。
すべての必 要 な情 報 を入 力 し、[テスト接 続 ] ボタンをクリックして接 続 を確 認 します。失 敗 した場 合 は、ネットワ
ーク要 件 の章 に解 決 策 が記 載 されている場 合 がありますので、参 照 してください。
192
10.2. 異なる DataCenter 間でステーションを移行する方法
この章 では、別 の AVG DataCenter からステーションを移 行 する方 法 について説 明 します。 次 の 2つのトピックを
扱 います。
AVG DataCenter 2012 からのステーションおよび設 定 のインポート
他 の AVG DataCenter へのステーションの移 行
10.2.1. AVG DataCenter 2012 からのステーションおよび設定のインポート
AVG AntiVirus Business Edition の新 しいバージョンは以 前 のバージョンと下 位 互 換 性 がありますが、新 しいデー
タベースを作 成 するときに、AVG DataCenter 2012 ステーションを AVG 管 理 配 置 ウィザードでインポートすることも
できます。
インポート手 順 :
1.
AVG DataCenter 2012 のエクスポートを準 備 します。.
それには、AVG 管 理 コンソール 2012を開 いて、[DataCenter] メニューから [データセンターのエクスポート]
を選 択 します。 目 的 のフォルダを選 択 して、[OK] をクリックします。
注 :複 数 のファイルがエクスポートされるので、目 的 のフォルダは空 である必 要 があります。
2.
AVG 管 理 配 置 ウィザード2013を開 きます。 新 しい空 の DataCenter データベースを作 成 することを選 択
し、データのインポート手 順 の間 に、以 前 の 2012データをエクスポートしたフォルダを選 択 します。
3.
配 置 プロセスを通 常 どおりに終 了 します。
10.2.2. 他の AVG DataCenter へのステーションの移行
ステーションを異 なる AVG DataCenter に移 動 するには、まず、AVG 管 理 サーバーを別 のコンピュータに配
置 する必 要 があります(まだ配 置 していない場 合 )。
新 しい AVG Datacenter が準 備 できた時 点 で、接 続 するすべてのステーションの新 しい接 続 文 字 列 を入 力 する
必 要 があります。
新 しい設 定 をステーションに反 映 させるには、次 の手 順 に従 います。
1.
AVG 管 理 コンソールで、[ツール] を選 択 し、ステーションの共 有 設 定 アイテムを選 択 します。
2.
Remote Administration を選 択 します。
3.
新 しいサーバーアドレスとポート番 号 を入 力 します。[OK] ボタンをクリックして、ダイアログを閉 じます。
4.
すべてのステーションが同 期 するまでお待 ちください(デフォルトの同 期 時 間 は 60分 間 )。
あるいは、すべてのステーションで強 制 即 時 同 期 ができます。ナビゲーションツリーのステーションのノードをクリック
し、コンテキストメニューから [設 定 の同 期 化 ] を選 択 します。
ステーションが正 常 に移 行 されたことを検 証 するには、新 しい AVG DataCenter に接 続 します。
193
1.
[AVG 管 理 コンソール] で、上 部 メニューの [DataCenter] をクリックして、[AVG DataCenter に接 続 ] アイテ
ムを選 択 します。
2.
新 しいサーバーアドレスとポート番 号 を入 力 するか、必 要 に応 じてユーザー名 をパスワードを入 力 します。
3.
[OK] ボタンをクリックして、選 択 内 容 を確 認 します。
また、AVG DataCenter の既 存 の内 容 全 体 をエクスポートし、新 しく作 成 された DataCenter にインポートします。
それには、次 の手 順 に従 います。
1.
既 存 の AVG DataCenter の内 容 をエクスポートするには、[DataCenter/データベースエクスポート] 上 部 メ
ニューアイテムに移 動 します。
2.
インストール先 フォルダを選 択 するように求 められます。選 択 を確 認 したら、エクスポートが開 始 されます。
3.
データを新 しい AVG DataCenter に戻 すには、データをインポートするサーバーで AVG 管 理 サーバー配 置
ウィザードを実 行 する必 要 があります。ウィザードを進 め、データベース更 新 /
作 成 ステップで、[新 しい空
の DataCenter データベース] を作 成 します。
4.
データインポートステップに進 み、[フォルダからデータベースにデータをインポートする] チェックボックスに
チェックを付 け、最 近 エクスポート/
保 存 されたバックアップフォルダへのパスを入 力 します。
5.
選 択 内 容 を確 認 し、ウィザードを終 了 します。完 了 したら、元 のデータは、新 しい AVG DataCenter で利
用 できます。
10.3. ステーションを同期する方法
同 期 プロセスは、「AVG Admin Console/Synchronization process」の章 で説 明 しています。
10.4. 更新関連の問題を解決する方法
アップデートがリモートでトリガーされない場 合 、ステーションが最 新 ではない場 合 、DataCenter に正 しく接 続 され
ていることを確 認 する必 要 があります。次 の手 順 に従 うことをお勧 めします。
ステーションが正 常 に応 答 する場 合 は、まず、表 示 するステーションを手 動 で更 新 します。それには、AVG 管 理
コンソールでステーションノードまたはステーションビューの特 定 のステーションを右 クリックして、コンテキスト メニュ
ーから、[更 新 関 連 のタスク/
ウイルス データベース アップデートを要 求 ] 項 目 を選 択 します。 AVG 管 理 コンソ
ールのステータスウィンドウを見 て、エラーメッセージをチェックします。
更 新 を確 実 に完 了 させるには、設 定 を同 期 し(ステーションノードまたはステーション ビューの特 定 のステーション
を右 クリックし、コンテキスト メニューから、[ステーション設 定 /
コンポーネントの状 態 を更 新 ] を選 択 )、ステーショ
ン ビューで [バージョン] タブを開 きます。 ここでは、すべてのデータベースがアップデートされたかどうかを確 認 できま
す。
更 新 が成 功 した場 合 、しばらくたった後 に、ステーションは再 度 古 くなるので、次 の設 定 を確 認 します。
1.
上 部 メニューの [ツール] から、[ステーションの共 有 設 定 ] アイテムを選 択 します。
2.
[スケジュール に移 動 して、[ウイルスデータベースのアップデートスケジュール] を選 択 します。
3.
) ダイアログの右 側 で、[このタスクを有 効 化 ] チェックボックスがオンになっていて、スケジュールが正 しく定 義 さ
れていることを確 認 します。[OK] をクリックして、ダイアログを閉 じ、変 更 を確 定 します。
194
注 意 :[プログラムのアップデート スケジュール] でもこのアクションを繰 り返 す必 要 があります。
4.
ステーション ノードまたはステーション ビューの特 定 のステーションを右 クリックし、コンテキスト メニューから
[ステーション (
グループ)設 定 /
設 定 を同 期 ] を選 択 します。
アップデートについて、以 前 のステップの間 にエラーが表 示 されるか、ステーションでまだ非 準 拠 状 態 が消 えない場
合 は、これらのステップを続 行 してください。
1.
上 部 メニューの [ツール] から、[ステーションの共 有 設 定 ] アイテムを選 択 します。
2.
[アップデート] に移 動 し、[URL] を選 択 します。
3.
) ダイアログの右 側 で、正 しいアップデートアドレスが入 力 されていることを確 認 します。例 えば、AVG 管 理
サーバーの UpdateProxy の役 割 を使 用 している場 合 、ご使 用 の AVG 管 理 サーバーアドレスが表 示 され
ている必 要 があります。表 示 されていない場 合 、デフォルトの AVG アップデートサーバーが表 示 されている
はずです(以 下 を参 照 )。
4.
) 必 要 に応 じて、アドレスを訂 正 し、[OK] をクリックして、変 更 内 容 を確 定 します。
5.
すべてのステーションが同 期 するまでお待 ちください(デフォルトの同 期 時 間 は 60分 間 )。
あるいは、すべてのステーションの強 制 即 時 同 期 を実 行 できます。[ステーション] ノードを右 クリックし、コンテキスト
メニューから [設 定 を同 期 ] を選 択 します。
インターネット接 続 が正 常 に動 作 しているにもかかわらず、AVG 管 理 サーバーがまったくアップデートされない場 合
は、まず、AVG 管 理 サーバーステータスページを確 認 してください。それには、Web ブラウザに正 しいポート番 号
(デフォルト 4158)とIP アドレスまたはドメイン名 を入 力 します。例 :
http://localhost:4158/
[UpdateProxy サーバーロール] セクションでは、UpdateProxy ステータスとダウンロード/
アップロード統 計 が
表 示 されます。
これが正 しくない場 合 や、エラーがある場 合 は、AVG 管 理 サーバーの UpdateProxy の役 割 を再 度 配 置 してくださ
い。それには、再 び AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザードを実 行 します -「AVG 管 理 配 置 ウィザード」の章 に記 載 の
ステップに従 ってください。
「Configuration of update servers」ステップで、アップデートサーバーが正 しく設 定 されているかどうかを確 認 して
ください。 デフォルトのアップデートサーバーは次 のとおりです。
プライマリアップデート サーバー アドレス:
http://update.avg.com/softw/13/update - AVG 2013 がインストールされているステーションの場 合
http://update.avg.com/softw/12/update - 古 い AVG 2012 がインストールされているステーションの場 合
バックアップ更 新 サーバー アドレス:
http://backup.avg.cz/softw/13/update - AVG 2013 がインストールされているステーションの場 合
http://backup.avg.cz/softw/12/update - 古 い AVG 2012 がインストールされているステーションの場 合
すべてのステップを確 認 して、ウィザードを終 了 します。
195
10.5. ユーザー インターフェイス言語を変更する方法
AVG のインストール中 に、使 用 するユーザー インターフェース言 語 を選 択 できます。何 らかの理 由 により、アプリケ
ーションを別 の言 語 で使 用 する必 要 がある場 合 は、次 の手 順 で変 更 できます。
AVG コンポーネントの起 動 時 にこのコマンド ライン パラメータを使 用 すると、ユーザー インターフェース言 語 を変 更
できます。
パラメータ
意味
/LNG=xxxx
目 的 の言 語 バージョンが利 用 可 能 な場 合 は、その言 語 が使 用 されます。それ
以 外 の場 合 、アプリケーションはオペレーティング システムの言 語 に応 じて言 語
を選 択 します。
設 定 可 能 な値 は次 のとおりです。
CZ - チェコ語 ユーザーインターフェース
US - 英 語 ユーザーインターフェース
GE - ドイツ語 ユーザー インターフェース
FR - フランス語 ユーザー インターフェース
PB - ポルトガル語 (
ブラジル)ユーザー インターフェース
IT - イタリア語 ユーザーインターフェース
ES - スペイン語 ユーザー インターフェース
PL - ポーランド語 ユーザー インターフェース
JP - 日 本 語 ユーザー インターフェース
KO - 韓 国 語 ユーザー インターフェース
PT - ポルトガル語 ユーザー インターフェース
RU - ロシア語 ユーザー インターフェース
TR - トルコ語 ユーザー インターフェース
ZT - 中 国 語 (
繁 体 )ユーザー インターフェース
ZH - 中 国 語 (
簡 体 )ユーザー インターフェース
使用例:
196
Windows [スタート] メニュー から [ファイル名 を指 定 して実 行 ] を選 択 し、目 的 のコンポーネント、パス、適 切 なパ
ラメータを入 力 します。例 :
メモ:ここでは AVG を次 の場 所 にインストールしたことを想 定 しています。
C:\Program Files\AVG\AVG2013 Admin\
インストール場 所 がこの場 所 ではない場 合 は、パスを適 宜 変 更 してください。
AVG 管 理 コンソールをドイツ語 で起 動 する場 合 :
"C:\Program Files\AVG\AVG2013 Admin\Console\AVGAdminConsole.exe" /lng=ge
AVG ネットワーク インストール ウィザードをドイツ語 で起 動 する場 合 :
"C:\Program Files\AVG\AVG2013 Admin\Console\AVGNetworkInstaller.exe" /lng=ge
AVG 管 理 配 置 ウィザードをドイツ語 で起 動 する場 合 :
"C:\Program Files\AVG\AVG2013 Admin\Server\AVGAdminServerWizard.exe" /lng=ge
AVG 管 理 サーバー モニターをドイツ語 で起 動 する場 合 :
"C:\Program Files\AVG\AVG2013 Admin\Server\AVGAdminServerMonitor.exe" /lng=ge
10.6. M icrosoft SQL Server データベース システムの使用方法
データセンターにデータを保 管 するために Microsoft SQL Server (または Microsoft SQL Server Express) を使 用 す
る場 合 、まず – にインストールする必 要 があります。これは AVG AntiVirus Business Edition インストールには含 ま
れていないため、AVG 管 理 配 置 ウィザードを使 用 してパラメータを生 成 することはできません。
SQL Server のインストール時 、AVG 2013 遠 隔 管 理 では、Microsoft SQL データベースにアクセスする管 理 者 権
限 が必 要 であることを覚 えておくことが重 要 です。そのため、SQL Server インストールのデータベース エンジンの
設 定 ステップで、混 合 認 証 モード (事 前 に選 択 した Windows 認 証 モードとは別 ) を選 択 し、SQL Server の
システム管 理 者 アカウント(
または複 数 のアカウント)にパスワードを指 定 する必 要 があります。
197
このパスワードは、[Microsoft SQL Server 認 証 資 格 情 報 ] ダイアログの [管 理 者 のパスワード] フィールドに入
力 する必 要 があります。
10.7. ステーションのユーザー アクションを管理する方法
この章 では、管 理 者 がリモートでステーションの AVG ユーザーの操 作 を制 御 する方 法 の例 を簡 単 に説 明 していま
す。
既 定 では、AVG ユーザーインターフェースでのすべての操 作 は、ローカルステーションのユーザーが変 更 および中 断
できるようになっています。
主 なユーザーアクセス管 理 には 3つの方 法 があります。
許 可 されたアクション
[許 可 されたアクション] を管 理 することでローカルステーションのそれぞれの操 作 を禁 止 することが可 能 です。
詳 細 は、設 定 /
ステーション共 有 設 定 /
グループ/
許 可 されたアクションの章 を参 照 してください。
必須設定
[必 須 /
監 視 設 定 ] を使 用 して、ステーション設 定 内 のさまざまなアクションを無 効 化 /
有 効 化 できます。アイ
テムを必 須 としてマークすることで、ローカルステーションのユーザーがアイテムをカスタマイズできなくなります。
詳 細 は、設 定 /
ステーション共 有 設 定 /
グループ/
一 般 コントロールと優 先 レベルの章 を参 照 してくださ
い。
スケジュールされたスキャンのキャンセル
198
ローカルユーザーによる実 行 中 のスケジュールされたスキャンの停 止 を許 可 するかどうかを決 定 できます。こ
れは、ステーション/
グループの共 有 設 定 または個 々 のステーション設 定 で実 行 できます。これを実 行 するに
は、[スケジュール/
スケジュール済 みスキャン] スキャンアイテムに移 動 し、ダイアログの右 側 の部 分 で、
[ユーザーによる実 行 中 のタスクの停 止 を許 可 する] チェックボックスにチェックを付 けます。
10.8. 要求の処理およびステータス メッセージ
この章 では、AVG DataCenter 内 でのリクエスト、その扱 い、および処 理 について説 明 します。
1 つのステーションに送 信 されたリクエスト
リクエストが AVG 管 理 コンソールから送 信 された場 合 (設 定 の同 期 、アップデート実 行 など)、メッセージが
[ステータス] ウィンドウに表 示 され、同 時 に、リクエストが AVG DataCenter に格 納 されます。
その後 、ステーションはリクエストの通 知 を受 信 し、オンラインの場 合 は即 座 に処 理 を開 始 します。 結 果 に
関 する情 報 は、AVG DataCenter に戻 され、すぐに [ステータス] ウィンドウに表 示 されます。エラーメッセージ
が赤 い色 で表 示 されます。
特 別 な場 合 には、2つの状 況 が生 じることがあります。
ステーションはオンラインでも、何 らかの理 由 により、リクエストを許 可 できない場 合 (通 知 ポートが何
らかの理 由 により、正 常 に動 作 していないなど)、サーバーは定 期 的 にリクエストを配 信 しようとしま
す(デフォルトの間 隔 は 5分 です)。
注 :この間 隔 は、ステーション/
グループの共 有 設 定 、[リモート管 理 ] アイテム、[高 度 な設 定 ] セクショ
ン、[次 の間 隔 でサーバーからメッセージを取 得 ] ドロップダウンメニューで変 更 できます。
ステーションがオフラインで、オンライン直 後 にリクエストを受 信 します。
より時 間 がかかる特 別 なリクエストの場 合 、ステータスウィンドウにより、ステーションがリクエストの処 理 を開
始 したことを告 げるメッセージが表 示 され、処 理 が完 了 すると結 果 もすぐに表 示 されます。
グループ/
すべてのステーションに送 信 されたリクエスト
一 部 のリクエストはグループまたはすべてのステーションに送 信 できます(グループ名 またはステーションアイテ
ムを右 クリックして、コンテキストメニューからアクションを選 択 します)。
このような結 果 は AVG DataCenter に格 納 され、AVG 管 理 サーバーによって、選 択 されたグループの個 々
のステーションに配 信 されます。また、ステーションごとに結 果 も後 で個 別 に表 示 されます。
複 製 されたリクエスト
1 つのステーションに対 して同 じリクエストが複 数 回 送 信 される場 合 、AVG DataCenter には保 存 されず、ス
テーションは最 初 のリクエストだけを処 理 します。
これは、オフラインステーションにも当 てはまります。つまり、重 複 するリクエストは廃 棄 されるので、リクエスト
を複 数 送 信 する必 要 はありません。
リクエストの有 効 期 限
30 日 以 内 に処 理 されないリクエストは、AVG DataCenter から削 除 されます。
199
10.9. アクセス権を管理する方法
複 数 の人 が AVG 管 理 コンソールにアクセスして、異 なるレベルでステーション/
設 定 を管 理 する必 要 がある場 合
は、さまざまなアクセス権 を持 つ複 数 のユーザーアカウントを作 成 できます。
AVG DataCenter へのアクセスを AVG 管 理 コンソールで管 理 するには、DataCenter 上 部 メニューに移 動 して、
[AVG DataCenter 設 定 ] アイテムを選 択 します。
ダイアログ下 部 で、[完 全 アクセス管 理 ] オプションを選 択 します。 新 しいダイアログが表 示 されます。
200
[アカウントリスト] セクションには、現 在 使 用 可 能 なユーザー名 とその状 態 のリストがあります。デフォルトでは、使
用 可 能 なアカウントは、空 のパスワードを持 つ管 理 者 だけです。 このアカウントを今 後 の使 用 のために維 持 する
場 合 は、最 初 に適 切 なパスワードを選 択 することを強 くお勧 めします(その方 法 については以 下 を参 照 してくださ
い)。右 マウスボタンのコンテキストメニューには以 下 のオプションがあります。
有効
既 存 のアカウント名 を右 クリックすると、そのアカウントを有 効 または無 効 にすることができます。 少 なくとも 1
つのアカウントを有 効 にする必 要 があります。
新 しいアカウント
このオプションを選 択 して、新 しいユーザーアカウントを作 成 します。
201
アカウント名 とパスワード(確 認 のため 2回 )を入 力 します。
[SSO 用 の関 連 する Windows システムログイン] フィールドは、既 存 の Windows システムログイン名 を
入 力 するために使 用 できます。 このユーザー名 で Windows にログインすると、パスワードを入 力 せずに、
AVG DataCenter にもログインできます。 アカウント名 またはパスワードは、Windows システムのログイン名 と
同 じである必 要 はありません。
アカウントの説 明 を任 意 で入 力 できます。
アカウントの編 集 .
.
このオプションにより、既 存 のアカウントを編 集 することができます。
アカウントのクローン
既 存 のアカウントを右 クリックして、このオプションを選 択 し、その設 定 を新 しいアカウントに複 製 します。 新
しいアカウント名 、パスワード、その他 を入 力 するように求 められます。
アカウントの削 除
このオプションを使 用 すると、既 存 のアカウントを削 除 できます。
アカウントごとに、アカウント権 限 の数 とグループアクセスオプションが一 致 します。 デフォルトでは、すべてのアクショ
ンがあらかじめ許 可 されています。設 定 を変 更 するには、変 更 するアカウントの名 前 をクリックして、[アカウント権
限 ] タブまたは [グループアクセス] タブのいずれかのダイアログの右 側 にある項 目 を変 更 します。
[アカウント権 限 ] タブ
このタブには、選 択 したアカウント名 で使 用 できるアクションのリストがあります。アクションを禁 止 するには、
そのアクション名 の隣 のチェックボックスをオフにします。カテゴリーの名 前 (ステーション、スキャンなど)の隣 の
チェックボックスをオフにすると、そのカテゴリーのすべてのアクションが禁 止 されます。
202
[グループアクセス] タブ
[グループアクセス] タブを使 用 すると、ステーションのユーザー定 義 グループにアクセス権 を設 定 できます。 こ
のグループのいずれかをダブルクリックし、ドロップダウンメニューを表 示 します(あるいは、右 クリックして同 じ
内 容 のコンテキストメニューを表 示 します)。ここで、権 限 タイプを選 択 します。
アカウントのユーザーに対 し、グループへの完 全 アクセスを付 与 したり、[閲 覧 のみ] を選 択 してグループの
表 示 のみを許 可 したり、[アクセス権 なし] オプションを選 択 してグループへのアクセスを完 全 に禁 止 したりす
ることができます。
10.10. DataCenter データベースのメンテナンス方法
AVG DataCenter データベースのは、[ツール/
データベース保 守 ] 上 部 メニューから簡 単 にアクセスできる事 前 定
義 されたスクリプトにより、簡 単 に保 守 できます。
あらかじめ定 義 されたスクリプトは次 のとおりです。
同 じ ID でステーションを統 合
このスクリプトを選 択 すると、選 択 したステーション識 別 方 法 で AVG DataCenter から重 複 したステーション
が削 除 されます。例 えば、識 別 方 法 が ID アドレスの場 合 、同 じ IP アドレスのすべてのステーションが削 除
されます。削 除 されたステーションの個 々 の設 定 は削 除 され、最 新 のステーションのみが保 持 されます。
AVG DataCenter に所 有 者 がないオブジェクトを削 除
このスクリプトを選 択 すると、AVG DataCenter に存 在 しなくなったステーションの設 定 、ルール、およびスケ
ジュール済 みタスクは、AVG DataCenter から削 除 されます。
未 使 用 のアップデートサーバーを削 除
このスクリプトを選 択 すると、AVG DataCenter と7日 以 上 通 信 していないすべてのアップデートサーバーが
203
削 除 されます。
古 い Alert Manager イベントを AVG DataCenter から削 除
このスクリプトを選 択 すると、7日 以 上 経 過 したすべての Alert Manager イベントが AVG DataCenter から
削 除 されます。
スクリプトを使 用 するには、適 用 するスクリプトをオンにして、[スクリプトの実 行 ] ボタンをクリックします。 データベー
スの保 守 プロセスにはしばらく時 間 がかかる場 合 があります。
また、[カスタムスクリプトのロード] ボタンを使 用 すると、カスタム SQL スクリプトファイルを手 動 で選 択 できます。こ
のオプションは、上 級 ユーザーのみが使 用 することをお勧 めします。
10.11. AVG セットアップ パラメータの一覧
次 の表 は利 用 可 能 な AVG セットアップ パラメータの一 覧 です。上 級 ユーザーはインストール スクリプトの編 集 や
新 規 のスクリプト作 成 など AVG インストールをカスタマイズする際 にこのパラメータを利 用 できます。AVG の任 意 の
コンポーネントや設 定 などをサイレント モードでインストールするために、これらのパラメータのほとんどが AVG ネット
ワーク インストーラで自 動 的 に使 用 されています。
構文:
Setup /パラメータ名 =<パラメータ値 >
あるいは
Setup /パラメータ名
使用例:
setup.exe /UILevel=silent
avg_ipw_x86_all_2013_1109a3125.exe /SelectedLanguage=1033
任 意 のパラメータと値 のリストを使 用 して、mfaconf.txt ファイルを作 成 (
修 正 )することもできます。
AppMode=Setup
UILevel=silent
SelectedLanguage=1033
メモ:MFA という略 語 は MSI インストールの GUI を提 供 し、インストールを監 視 する MSI フロントエンド アプリケー
ション (
Front-end application) のことです。特 に明 記 されていない場 合 、コマンド ラインまたは MFA 設 定 ファイルで
上 記 のパラメータを使 用 できます。
複 数 のパラメータがありますが、各 パラメータの使 用 方 法 については、オプションとともに括 弧 書 きで示 されていま
す。
ブール値 - 0 または 1(
true/false) の数 値 。例 :/
InstallToolbar=1 はこの機 能 をインストールします。
整 数 - 数 値 。例 :/
Maintenance=2
204
文 字 列 - 許 可 された値 または記 述 子 内 で指 定 された文 字 列 値 。
例 :/
TemporaryPath="C:\Temporary Folder\MFATemp"
値 なし - 一 部 のパラメータは特 定 の値 を指 定 せずに使 用 できます。例 :/
EnableWinFW
パラメータ名
説明
許 可 された値
TemporaryPath=<文 字 列 > インストール一 時 フォルダへの完 全 パスを
指 定 します。
LoggerPath=<文 字 列 >
インストール ログ フォルダへの完 全 パスを
指 定 します。
UILevel=<文 字 列 >
ユーザー インターフェースの表 示 レベルを定 最 低 - 進 行 状 況 のみが表 示 されます。
義 します。
サイレント - ダイアログは一 切 表 示 され
ません。
標 準 - 標 準 のダイアログが表 示 されま
す。
ConfigFilePath=<文 字 列 > 代 替 MFA 設 定 ファイル (
コマンド ラインでのみ使 用 可 能 )への完 全 パスを定 義 しま
す。
InstallFeatures=<文 字 列 > インストールする機 能 のリスト。
カンマまたはセミコロンで区 切 られた機 能
ID のリスト。次 の表 に設 定 可 能 な ID を
示 します。
RemoveFeatures=<文 字 列 アンインストールされる機 能 またはインスト パイプ (
|)、カンマ、セミコロンのいずれかで
>
ールしない機 能 のリスト。
区 切 られた機 能 ID のリスト。次 の表 に
設 定 可 能 な ID を示 します。
RestartDelay=<整 数 >
コンピュータの再 起 動 を遅 延 させる時 間 。 時 間 (
秒)
。
再 起 動 前 にカウントダウン システム ダイア
ログが表 示 されます (
サイレント UILevel が
設 定 されている場 合 にも表 示 )
。
AppMode=<文 字 列 >
実 行 する機 能 を定 義 します。
SETUP - アプリケーション セットアップを
起 動 します。
UPDATE - アプリケーション アップデートを
起 動 します。
TargetInstallationPath=<文 インストール パスを定 義 します。デフォルト値 は C:\Program Files\AVG\AVG2013 で
字列>
す。
LicenseKey=<文 字 列 >
インストールで使 用 するライセンス キーを定 義 します。
InstallToolbar=<ブール値 > ツールバーがインストールされるかどうかを 1 - インストールされます
定 義 します。
0 - インストールされません
205
ChangeBrowserSearchProvi デフォルトの検 索 エンジン プロバイダを変
der=<ブール値 >
更 するかどうかを定 義 します。(
パラメータ
InstallToolbar=1 の場 合 にのみ有 効 )
1 - プロバイダが変 更 されます
0 - プロバイダは変 更 されません
SelectedLanguage=<整 数 >インストールで使 用 する言 語 を表 す数 値 (
この章 の最 後 の表 に ID の一 覧 がありま
す)
。
InstallSidebar=<ブール値 > サイドバー ガジェットをインストールするかど1 - インストールされます
うかを定 義 します。
0 - インストールされません
ParticipateProductImprovem ステーションが製 品 改 善 プログラムに参 加 1 - 参 加 します
ent=<ブール値 >
するかどうかを定 義 します。
0 - 参 加 しません
DataCenterSpec=<文 字 列 DataCenter 接 続 文 字 列 を定 義 します。 myserver:4158
>
EnableWinFW
Windows ファイアウォールをオンにします。AVG ファイアウォールがインストールされて
いる場 合 、このパラメータは無 視 されます。
DisableWinFW
Windows ファイアウォールをオフにします。
DontRestart
インストールまたはアンインストール後 に再 起 動 しません。
Maintenance=<整 数 >
対 応 しているメンテナンス モード (
アンイン 0 - 機 能 の追 加 と削 除 モードを起 動 しま
ストール、機 能 の追 加 と削 除 、再 インスト す
ール/
修 復 )のいずれかでセットアップを実
行 します。
1 - 修 復 モードを起 動 します
2 - アンインストール モードを起 動 します
DisableScan
インストール後 にすべてのデフォルトのスキャン計 画 を無 効 にします。
KillProcessesIfNeeded
インストールを妨 害 するプロセスを停 止 します。
次 に、InstallFeatures パラメータとRemoveFeatures パラメータで利 用 可 能 な機 能 (
コンポーネント)値 の一 覧 を
示 します。
メモ:機 能 を実 際 にインストールできるかどうかは、その機 能 がインストール パッケージに存 在 するかどうか、ライセ
ンス番 号 、インストール先 PC にインストールしなければならない他 のソフトウェア (
プラグインの場 合 )によって大 き
く影 響 されます。
機能名
機 能 の説 明
fea_FW
AVG ファイアウォール
fea_OnlnSc
AVG オンライン シールド
206
LinkScnFea
AVG リンクスキャナ
fea_SrchSrf__Surf
AVG サーフシールド
fea_AntiRk
AVG ルートキット対 策
fea_SysTool
AVG システム ツール
fea_Client
AVG リモート管 理 ライブラリ
LanguagesFea
すべての言 語 (
あるいは製 品 で利 用 可 能 な言 語 )
EmailPluginsFea
AVG メール プラグイン
fea_Emails__Bat
TheBat! 向 け AVG メール プラグイン
fea_Emails__Outlook
Microsoft Outlook 向 け AVG メール プラグイン
fea_Emails__Thunder
Mozilla Thunderbird 向 けメール プラグイン
fea_Emails__EMC
AVG メール スキャナ
fea_AntiSpm
AVG スパム対 策
fea_Office
MS Office 2000 - 2007 向 けプラグイン
fea_SrvAddI__ExAS
MS Exchange Server 向 け AVG スパム対 策
fea_SrvAddI__ExSmtp
MS Exchange Server 向 けメール スキャナ (
SMTP TA)
fea_SrvAddI__ExRte
MS Exchange Server 向 けメール スキャナ (
ルーティング
TA)
fea_SrvAddI__ExVS
MS Exchange Server 向 けメール スキャナ (
VSAPI)
fea_SrvAddI__Shrp
MS Sharepoint Server 向 けファイル スキャナ
次 に、SelectedLanguage パラメータの言 語 コードの一 覧 を示 します。
1029
チェコ語
1036
フランス語
207
1031
ドイツ語
1038
ハンガリー語
1040
イタリア語
1041
日本語
1043
オランダ語
1046
ポルトガル語 (
ブラジル)
2070
ポルトガル語 (
ポルトガル)
1045
ポーランド語
2074
セルビア語
1051
スロバキア語
1034
スペイン語
1030
デンマーク語
1033
英語 (
米国)
1049
ロシア語
1042
韓国語
1057
インドネシア語
16393
英語 (
インド)
1086
マレー語
1055
トルコ語
3076
中国語 (
簡体字)
2052
中国語 (
繁体字)
208
11. AVG DataCenter
AVG DataCenter はデータベースとAVG 管 理 サーバーから構 成 されています。AVG 管 理 サーバーは、AVG
DataCenter とステーション間 の橋 渡 し役 としての役 割 を果 たします。AVG 管 理 コンソールは AVG 管 理 サーバーを
使 用 して、AVG DataCenter にアクセスし、ステーション設 定 とシステムパラメータを一 元 的 に定 義 できます。AVG
ステーションは AVG 管 理 サーバーにアクセスし、セットアップパラメータを読 み込 みます。また、AVG DataCenter に
現 在 定 義 されている設 定 とスキャン結 果 を保 存 します。
ステーションとの通 信 は [リモート管 理 ] コンポーネントがすべてのステーションに正 しくインストールされ、AVG
DataCenter に接 続 されている場 合 のみ利 用 可 能 です。
AVG DataCenter は実 装 SQL データベースを含 みます。または、ローカルネットワーク内 で同 じまたは別 のコンピュ
ータで実 行 している別 のデータベースに接 続 できます。
注 意 :特 定 のデータベースエンジンではコンピュータの接 続 可 能 数 が制 限 される可 能 性 があります。このトピックに
関 する詳 細 については、DataCenter ロールの章 を参 照 してください。
11.1. メンテナンス
長 期 間 、AVG AntiVirus Business Edition を使 用 (AVG 管 理 コンソールなど)すると、AVG DataCenter に矛 盾
や重 複 が発 生 する可 能 性 があります。 すると、ネットワーク負 荷 が増 加 して、メンテナンス オプションが悪 化 しま
す。AVG DataCenter のメンテナンスが容 易 になるように、使 用 頻 度 の高 い保 守 操 作 を実 行 するためのスクリプト
を複 数 用 意 してあります。メンテナンスの間 (スクリプトが有 効 な場 合 )、AVG DataCenter はロックされ、ユーザー
はアクセスできません。
メンテナンス スクリプトは、AVG 管 理 コンソールの [ツール/
データベース保 守 ] から入 手 できます。
11.2. パスワード保護
AVG Datacenter データベースとAVG 管 理 サーバーのアクセスをパスワード保 護 できます。
AVG Datacenter データベースへのアクセス
データベース アクセス用 のユーザー名 とパスワードは必 須 で、[AVG 管 理 サーバー設 定 ] [DataCenter] タ
ブ、[データベース] セクションで変 更 できます。
注 意 :内 部 Firebird データベースのログイン詳 細 情 報 は事 前 定 義 されているため変 更 できません。
AVG 管 理 サーバーへのアクセス
任 意 で、AVG 管 理 サーバーアクセス用 のユーザー名 とパスワードを設 定 できます。この場 合 は、[AVG 管 理
サーバー設 定 ] [全 般 ] タブ、[サーバー アクセス] セクションに移 動 します。
このユーザー名 とパスワードは、ステーションとAVG DataCenter の接 続 のために適 用 されます。 ステーション
を AVG DataCenter に(AVG ネットワークインストーラウィザードまたはマニュアルで)接 続 するには、値 を正
確 ににゅうりょくするひつようがあります。
複 数 の人 が AVG 管 理 コンソールにアクセスして、異 なるレベルでステーション/
設 定 を管 理 する必 要 がある場 合
は、さまざまなアクセス権 を持 つ複 数 のユーザーアカウントを作 成 できます。
AVG DataCenter へのアクセスを AVG 管 理 コンソールで管 理 するには、DataCenter 上 部 メニューに移 動 して、
[AVG DataCenter 設 定 ] アイテムを選 択 します。このトピックに関 する詳 細 については、「アクセス権 の管 理 方
209
法 」の章 を参 照 してください。
11.3. AVG DataCenter を別のデータベースに変換するには
AVG 管 理 サーバー配 置 ウィザードは既 存 の AVG DataCenter からその他 のデータベースフォーマットへ自 動 変 換
が可 能 です。
[エキスポート/
インポート] 機 能 を利 用 し、AVG DataCenter 間 で変 換 することもできます。 AVG 管 理 コンソールか
ら AVG DataCenter をポータブルテキスト形 式 でエキスポートすることが可 能 です (
メニュー [DataCenter/データベ
ースエキスポート])。また AVG 管 理 配 置 ウィザード中 にデータをインポートすることもできます。
ウィザードに関 する詳 細 については、AVG 管 理 配 置 ウィザードの章 をご覧 ください。
11.4. Web インターフェース
AVG 管 理 サーバーには、そのステータス、役 割 の詳 細 、その他 の情 報 が表 示 された Web インターフェイスが備
わっています。
ご使 用 のインターネットブラウザに接 続 文 字 列 を入 力 すると、ステータスページにアクセスできます。
http://localhost:4158/
ここで、localhost はご使 用 の AVG 管 理 サーバーアドレスを表 し、4158 はデフォルトのポート番 号 を表 します。
DataCenter および UpdateProxy の役 割 の概 要 といった基 本 的 な情 報 以 外 では、次 のボタンを使 用 できます。
すべてのステーションのリスト - DataCenter によって現 在 保 持 されているすべてのステーションがリストされ
ます。
非 準 拠 ステーションのリスト - 現 在 、エラー状 態 にあるすべてのステーションがリストされます。
サーバーの処 理 対 象 のステーションのリスト - UpdateProxy の役 割 がインストールされている場 合 にだ
け、このオプションを使 用 できます。このサーバーからアップデートを受 信 しているステーションをリストするに
は、このボタンを使 用 します。
210
12. 更新
12.1. 全般情報
AVG は 2つの選 択 可 能 なアップデート レベルを提 供 します。
定 義 アップデートには、信 頼 できるウイルス対 策 、スパム対 策 、およびマルウェア対 策 保 護 に必 要 な変 更
が含 まれています。通 常 、コードの変 更 は含 まれす、定 義 データベースのみをアップデートします。このアップ
デートは、提 供 され次 第 、すぐに適 用 する必 要 があります。
プログラムのアップデートには、各 種 プログラム変 更 、修 正 、改 良 点 が含 まれています。
アップデートをスケジュールするときには、ダウンロードと適 用 の優 先 レベルを選 択 できます。
2 種 類 のアップデートがあります。
オンデマンド アップデートは、必 要 に応 じていつでも実 行 できる即 時 AVG アップデートです。
定 期 アップデート - AVG ではアップデート計 画 を事 前 に設 定 することも可 能 です。定 期 アップデートは設
定 に従 って定 期 的 に実 行 されます。新 しいアップデート ファイルが指 定 された場 所 にある場 合 、インター
ネットから直 接 ダウンロードされます。あるいは、ネットワーク ディレクトリを介 してダウンロードされます。新 し
いアップデートがない場 合 は何 も実 行 されません。
メモ:スケジュールしたプログラムのアップデートの時 間 がスケジュール スキャンの時 間 と同 じになった場 合 は、アップ
デート処 理 が優 先 され、スキャンは中 断 されます。
12.2. ローカル ネットワーク内での更新
AVG ステーションは、AVG Technologies Web サーバーから直 接 アップデートを行 うことができます。 また、アップデ
ートファイルを LAN サーバーにダウンロードして、AVG ステーションをローカルアップデート用 に構 成 することができま
す。
小 規 模 なネットワーク(通 常 は 20∼ 25ステーション)の場 合 は、インターネットから直 接 アップデートすることをお
勧 めします。AVG アップデートファイルは、必 要 なファイルが最 小 の容 量 でダウンロードできるように設 計 されていま
す。
ネットワークが 50以 上 のステーションで構 成 されている場 合 、入 手 可 能 なすべてのアップデートファイルのミラーリン
グをローカルネットワーク内 で保 持 することをお勧 めします。AVG ステーションが最 新 のファイルを使 用 してプログラ
ム/
ウイルスアップデートを実 行 できるように、(以 前 の全 AVG バージョンアップデートで使 用 可 能 な)アップデート
ファイルはすべて、このようにダウンロードする必 要 があります。
通 常 、アップデートファイルローカルミラーリングには 2つのオプションがあります。推 奨 するオプションは、複 数 のサー
バーにも配 置 できる UpdateProxy の役 割 を使 用 する方 法 です。詳 細 については、「Deploying multiple
UpdateProxy roles」の章 を参 照 してください。
UpdateProxy の役 割 を使 用 することで、AVG 管 理 サーバーは自 動 的 に、必 要 なアップデートファイルをすべてダウ
ンロードすることができます。その後 、AVG ステーションは AVG 管 理 サーバーが実 行 されているコンピュータ上 のアッ
プデートファイルを検 索 します。このオプションは、ローカルネットワーク内 でアップデートファイルを配 布 する方 法 とし
てよく使 用 されています。
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ただし、この種 のアップデートには、他 の Web サーバーを使 用 することも可 能 です。サーバーは、AVG ステーション
がアクセスできる隔 離 されたフォルダを共 有 する必 要 があるだけです。 例 えば、Microsoft Information Server を使
用 している場 合 、アクセス可 能 なすべてのフォルダのルートは通 常 、"
C:\InetPub\wwwroot" です。 Web インター
フェイスがアクセスできる C:\InetPub\wwwroot\avgupdate フォルダが、"
localweb" というWeb サーバー上 にあるとしま
す。 Web HTTP)クライアントは、URL http://localweb/avgupdate によって、このディレクトリ内 のドキュメントとファイ
ルにアクセスできます。AVG はこれらのステップに従 って、同 じ URL http://localweb/avgupdate をアップデート用 に
使 用 します。
配 布 用 のアップデート ファイルは、http://www.avg.com ウェブサイトのサポート センター/
ダウンロード セクションか
らダウンロードできます。
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13. FAQ およびテクニカル サポート
購 入 に関 する問 題 や技 術 的 な問 題 など、AVG AntiVirus Business Edition に関 する問 題 がある場 合 は、AVG
Web サイト(http://www.avg.com/faq の FAQ を参 照 してください。
この方 法 でヘルプが見 つからない場 合 は、メールでテクニカル サポート部 門 までお問 い合 わせください。 AVG アプ
リケーションのシステム メニューにあるヘルプ/
メールによるサポートで利 用 できるお問 い合 わせフォームを使 用 して
ください。
このマニュアルを読 んでも、どのレベルまたはタイプの AVG AntiVirus Business Edition 機 能 が最 適 なのかが不
明 な場 合 は、AVG Technologies に社 名 変 更 テクニカル サポート部 門 :http://www.avg.com/support-existing ま
でお問 い合 わせください。
ご使 用 のネットワークで、AVG 実 装 の最 適 なソリューションを見 つけるお手 伝 いができるように、次 の情 報 をご用
意 ください。
ネットワークの規 模 (
ファイル サーバー タイプ、ネットワーク ステーションの数 )
ネットワーク内 のステーション上 のオペレーティング システム
ステーションの平 均 的 な HW パラメータ (
あるいは、最 小 パラメータ)
LAN または WAN、および WAN の接 続 の質
AVG AntiVirus Business Edition への要 望 (
管 理 者 の要 件 、および管 理 範 囲 )
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