詳細はこちら

教育フォーラム
新しいカリキュラムの必要性とその概要
~時代の求める介護福祉士を養成するために~
主担当
加藤 直英(目白大学短期大学部)
・品川 智則(東京 YMCA 医療福祉専門学校)
倉持 千恵子(首都医校)
・戸羽 芳枝(東京豊島 IT 医療福祉専門学校)
1. 趣旨
2008 年に「社会福祉士介護福祉士養成施設指定規則」の改正によって、
「人間と社会」
「介護」
「ここ
ろとからだのしくみ」の 3 領域構成、1800 時間の現行養成カリキュラム(いわゆる「新カリキュラム」
)
が開始され現在に至っています。新カリキュラムは、それ以前のカリキュラムと比較して相当に大き
な変更がなされましたが、現在までこの変更についての学問的及び実践的な点検・評価は十分になさ
れたとは言えません。
他方では、高齢化の進展、認知症高齢者の激増、介護サービス提供体制の限界露呈、国家的な財政
制約等に規定され、介護福祉士に求められる実践力も徐々に変化しており、養成施設ではこうした社
会的ニーズに応えるための教育内容の改善・高度化のための模索を続けています。
本シンポジウムでは、今後求められるであろう介護福祉士の実践力を養成するために必要な教育内
容・カリキュラムを試行的に探っていきます。現行カリキュラムの検討を基礎にそれぞれ養成教育に
携わってきたシンポジストから独自の立場と観点から、求められる新々カリキュラムの内容を提示し
て頂き、会場の参加者と共にその方向性・内容などを検討・模索し、厚生労働省が明示している平成
29 年度までに行うとされている「改正カリキュラム」作成に対して、教育現場からの一つの提案とし
て意義を持つ姿を示します。
2. 特別講師
座
長:本名 端(東洋大学)
発題者:小林 千恵子(金城大学)
:白井 孝子(東京福祉専門学校)
3. タイムスケジュール
11:00~11:05 挨拶・分科会の趣旨説明、講師紹介
11:05~11:10 座長による論点提示
11:10~11:50 発題者の報告(各 20 分 発題順 小林→白井)
11:50~12:10 会場からの意見、質問
12:10~12:20 論点整理と発題者のまとめ発言
12:20~12:30 座長によるまとめ