提供できる診療報酬のあり方を模索

平成27年度第2回都道府県医師会長協議会
国の財政状況が厳しい中、国民に必要な医療が
提供できる診療報酬のあり方 を模索
横倉会長
会長 あいさつ
協議会は今村定臣常任
理事の司会で開会。
冒頭のあいさつで、横
倉義武会長は、平成 年
度の診療報酬改定につい
て 触 れ、「現 在、 改 定 の
財源確保に向け努力を重
ねているところである
つくり上げて
に行う医師も地域包括ケ
更に、在宅医療を中心
感を示し、社会人が新た
予想されること」に危機
業者は減っていくことが
上の方が多く、今後の就
討していくとした。
織自らによる解決策も検
た他、並行して医師会組
引き続き重ねていくとし
など、国に対する要望を
た。
中であること等を報告し
的な協定を締結する準備
協同組合連合会」と包括
の た め、「全 日 本 葬 祭 業
村常任理事が、支援団体
についての要望には、今
施 す る 場 合 の 費 用 補 助」
の支援団体連絡協議を実
場 合 の 費 用 補 助」「県 内
護師の年齢構成は 歳以
いくための財
アシステムの一員として
た。
政措置の実現
を守る体制を
の た め に も、 参加すべきであるが、在
の活動は院内事故調査の
ても、現時点では、国の
とから、支援団体につい
ていることを説明。また、 療機関の負担とされるこ
は ん ちゅう
②には、日医役員が他
に看護職を目指す受け皿
範疇であり、院内事故調
宅を企業的に行っている
の2団体の重要な役職を
医療界が一丸
(4) 医 療 事 故 調 査 制
査に関しては基本的に医
の一つとして、准看護師
担い、密接な関係を築い
ケースに対しては、診療
度…今、見直されるべ
き医師会のスタンスに
院内事故調査の費用に関
予算はつけられておら
ついて
負担とされており、支援
療安全調査機構、日本医
け入れ等の調整②日本医
ターから日医への委託事
の職員研修を、支援セン
在、医療機関・支援団体
対象とはされないが、現
団体の活動も公的支援の
のうち、支援団体である
センター」の七つの業務
に規定されている「支援
ことになると説明。
も、医療側の負担で行う
ず、支援団体の連絡調整
・病理解剖の実施受
兵 庫 県 医 師 会 か ら の、 しては、医療機関自らの
北海道医師会からの警
療機能評価機構と日医の
業として実施する方向で
①
部 会 に 関 す る 質 問 に は、 関係並びに支援団体の活
察活動に協力する医師の
動に対する公的援助③医
協議中であるとした。
は、「教 育 研 修」 に 関 わ
医師会に委託可能なもの
厚労省によれば、法律
松本常任理事が、日医で
療事故調査制度開始後の
る医師の部会について
(3)警察活動に協力す
組んでいくとした。
となって対応
も必要になると指摘。今
養成所が存続できるよ
後の中医協の議論におい
う、引き続き全力で取り
と指摘。今後
ても、特に注意して対応
地域や規模をあらかじめ
は、国民医療
ればならない」 制限しておくなどの対応
推進協議会に
していく意向を示し、理
していかなけ
よる国民運動
解を求めた。
題について
(2) 准 看 護 師 養 成 問
を展開すると
ともに、その
一 環 と し て、
月9日に東
は、警察活動に協力する
③については、厚労省
る項目であり、制度開始
福岡県看護協会が、看
に置かれるのが一般的だ
後 当 面 の 間 は、 医 療 機
京・日比谷公
が、会内に第三者的な検
に
証会議を設けることも検
会堂で国民集
─
①には、各地域で「顔
関する質問には、今村常
1月 日に初の連絡協議
の見える関係」の中で連
年度より着手し、本年
会と学術大会を開催した
関・支援団体関係者を対
医師の全国組織化に平成 「検 証 シ ス テ ム」
意 向 を 示 し、 指す活動を行っているこ
と説明。現在、警察庁が
討したいとした。
護資格の一本化を目的に
とについて、他の都道府
携・調整を図る重要性を
准看護師養成の停止を目
県の状況を問う福岡県医
全国の都道府県警察に対
会を開催する
ても、地元選出の国会議
「都 道 府 県 医 師 会 に お い
師会からの質問には、釜
指摘。日医では、各地域
況、待遇、補償等の実態
人管理等の業務の委嘱状
もに、 情報センターと
会議と協力合意するとと
て、全国医学部長病院長
での支援体制構築につい
任理事が回答した。
員に対する働き掛けを強
し、検視立ち会い、留置
同常任理事は、三重県
調査を実施中であり、結
症例受け入れ条件等の協 「医 療 事 故 調 査 等 支 援 団
コストについて
神奈川県医師会からの
体として、相談業務を
制度」を基に策定された
幅広く担いつつ、医師会
組織の取り組みを当局に
認識してもらう中で、国
からの助成等を増強する
よう、強く働き掛けてい
くとして、理解と協力を
求めた。
最低1人は就任すること
が「新型法人」の理事に
た「統括医療法人(仮称) 師会長等の地域の関係者
時間体制などで実施する
象とした教育研修事業を
敏常任理事が回答し
における事案を説明する
果 が ま と ま り 次 第、「警
議中であり、ご遺体の搬
(5) 医 療 事 故 調 査 等
長に対し、
日医としては、 察活動等への協力業務検
とともに、日本看護協会
討委員会」での検討を再
(6) 地 域 医 療 連 携 推
進法人について
どのような医療機能を選
と と も に、「医 療 機 関 が
していきたい」と述べる
診療報酬のあり方を模索
医療が提供できるような
いないとした上で、わが
にあるような合意はして
ており、一部の新聞報道
中で検討する予定となっ
ついて次回改定の議論の
では、在宅専門診療所に
同常任理事は、中医協
はするべきではないとし
も、安易な制限の見直し
みが必要になるとしつつ
医の在宅を補完する仕組
ることから、かかりつけ
できない場合も想定され
けでは量的に十分に対応
かりつけ医の在宅医療だ
その一方で、今後、か
と」「現 在 就 業 す る 准 看
少傾向が続いているこ
看護師の新規養成数は減
設は1校も見られず、准
准看護師養成所の新規開
り、その果たす役割は大
准看護師が就業してお
や勉強会の開催費用の補
察と医師会による研究会
であるが、都道府県の警
が財政措置を講ずるべき
わ ら ず、 平 成 8 年 以 降、 しては、本来、国・行政
きいものであるにもかか
助を予算要望に盛り込む
会の運営経費の補助に関
各都道府県医師会の部
において、日医が提案し
労省の「医療法人の事業
事がまず、同法人は、厚
の質問には、今村常任理
設に関する奈良県医師会
域医療連携推進法人の創
する法律」案における地
を禁止するとともに、医
展 開 等 に 関 す る 検 討 会」 も、出資額に応じた差別
る取り扱いをする場合
り、例外的に定款で異な
議決権を原則としてお
法人の議決権は1社員1
配を避けるために、参加
特定の医療機関による支
(2面に続く)
く」と述べ、都道府県・
う厳しく監視をしてい
不当な事態が起きないよ
病院に支配されるような
に当たり、中小病院が大
て、今後の制度の具体化
と 等 を 挙 げ、「日 医 と し
その上で、
同制度では、 などが規定されているこ
ものであると説明。
択しても、地域の中で安
国においては、在宅も施
「医 療 法 の 一 部 を 改 正
定した運営ができる診療
要望しているとした。
支援団体のランニング
設も活用する日本型のシ
今後も准看護師の新規の
送、保管等の円滑な手配
た。
ステムを構築していく必
開予定であるとした。
したい」と述べた。
要があり、日医としては、 養成が必要であると考え
への謝金と活動中の事故
また、検視立ち会い医
ている旨、改めて強く主
在宅専門診療所の要件
年
張したことを報告した。
緩和は慎重であるべきと
ま た、「平 成
かかりつけ医の外来の延
ていくためには、医療側
心であるべきと考えてい
の要件緩和について
(1) 在 宅 専 門 診 療 所
協 議
しっかりとした国民医療
更に、「年末に向けて、 めるなどの協力をお願い
調した。
Ai
報酬体系が必要だ」と強
末現在、全国で 万人の
財源確保を警察庁に予算
長としての在宅医療が中
も効率的な医療の提供に
する山口県医師会からの
ると改めて主張。
への補償に関する十分な
取り組んでいく必要があ
理事が回答した。
質問には、 松本 純一常任
24
Ai
[email protected]
50
月
る。国の財政状況が厳し
12
が、国民皆保険を堅持し
10
26
12
●勤務医のページ
… ………………… 8面
1299
2015. 10. 20
平成 27 年度第 2 回都道府県医師会長協議会が 9 月 15 日、日医
会館小講堂で開催された。
当日は、10 月から始まる医療事故調査制度の課題など、道県
医師会から事前に寄せられた 8 つの質問・要望に対して、担当
役員が回答した他、日医からは 4 つの事項について報告を行い、
更なる協力を求めた。
い中でも、国民に必要な
34 26
28
●都道府県医師会だより
… ………………… 4面
No.
〔昭和 42 年 3 月 4 日第 3 種郵便物認可〕平成 27 年 10 月 20 日
ス
ー
ュ
ニ
医
日
( 1 )第 1299 号
●定例記者会見
… …………… 2~ 3面
郡市区医師会に理解と協
(1面より)
力を求めた。
努めていくとの考えを示
続き、医の倫理の向上に
日を予定している
お掛けしたことを陳謝し
と な ど を 報 告 し、「当 分
たい」と述べた。その上
めの包括的な規制を定め
て、同県医師会の会員の
る「水銀に関する水俣条
こ
要望。日医としても、国
医療機関名が公表された
─
庫補助から基金に移行し
した。
として、モデル事業への
で、県医師会として引き
以降、水銀を使った製品
れたことから、平成 年
応可能な医師会から順次
は、昭和 年の学校安全
同常任理事は、本制度
ことを紹介。この文書に
た文書が発出されている
配慮することなどを示し
早い段階から基金を活用
後も、都道府県が年度の
く」との意向を表明。今
衝も含めて強く求めてい
きるよう、財務省との折
掛けた。
し、積極的な参加を呼び
催すること」などを紹介
絡協議会を日医会館で開
会医療廃棄物担当理事連
ページ数によっても費用
カラーページの数や総
とを報告。
する準備を進めているこ
費用は
~ 万円になる
関して、その目的は都道
情報システムの再構築に
今村常任理事は、会員
のうちに案内を送付する
えている。日医から近々
ができるようになると考
師会の情報に触れること
り、若手医師が気軽に医
そ の 上 で、「こ れ に よ
に求められることとし
明らかにした。
することを決めたことを
会長を厚生労働省に推薦
後任として、松原謙二副
する鈴木邦彦常任理事の
厳しい攻防が予想される
が、中川俊男副会長と共
に、診療側の主戦投手で
ある松本純一常任理事を
しっかりと支えていって
会 長 は、「横 倉 会 長 の ご
会見に同席した松原副
欲しい」と述べた。
報酬改定において、中医
指導の下、地元で訪問診
つと考えている」とする
でその経験が大いに役立
今後の中医協の議論の中
抱負を語った。
ていきたい」と、今後の
かりと現場の意見を述べ
験を基に、中医協でしっ
横倉会長は、安倍晋三
総理が掲げる「ニッポン
同会長は、まず、安倍
、 く考えを示した。
日に行った記者会見の
内閣総理大臣が9月
う、引き続き努力してい
安倍総理が打ち出した
「新3本の矢」を
高く評価
と と も に、「年 末 に 向 け
を 果 た し た こ と も あ り、 療等に取り組んでいる経
協委員として重要な役割
る他、平成 年度の診療
市で診療所を開設してい
中医協委員に
松原副会長
横倉義武会長は、 月
日に3期6年の中医協
府県医師会との相互利用
ので、ぜひ検討して欲し
委員としての任期を満了
による会員サービスの向
と説明した。
上にあるとし、都道府県
て、①地域包括ケアを構
築 し て い く に 当 た っ て、
同会長は、後任の委員
の「医療分野等ID導入
い」とした。
報 告
医師会と繋がるシステム
◦マイナンバーと医療
つな
に関する検討委員会」で
環境を構築するため、ク
─ ・─
医療等IDの発番方法等
中で、豊かで活力あふれ
資料「マイナンバーと医
とも協力し、その創設を
科医師会、日本薬剤師会
る こ と を 報 告。「日 本 歯
会員情報を一元化し、都
①「日医が管理している
会長から、台風 号の被
長、嘉数研二宮城県医師
そ の 第 一 段 階 と し て、 太 田 照 男 栃 木 県 医 師 会
際に開設し、より地域の
が多いため、診療所を実
療側の委員は病院関係者
出 す 強 い 経 済」「夢 を つ
3本の矢」
(
「希望を生み
策として打ち出した「新
ことで国民の不安を取り
も社会保障を充実させる
の実現のためには、今後
る日本をつくるための方 『1 億 総 活 躍』 プ ラ ン」
スポーツ振興センターと
療分野における番号」を
目指していきたい」と述
等IDについて
なお、協議に先立って、 診療所の役割がますます
打 ち 合 わ せ を 重 ね、「医
基に、マイナンバーの利
道府県医師会と情報を共
であること②現在、日医
害 状 況 の 説 明 と と も に、 実情を熟知している医師
とともに、その実現に向
推 薦 の 委 員 が 2 人 と も、 を高く評価したいとする
っていく必要があるとす
一層安定した社会をつく
除 き、「安 心 に つ な が る
べた。
日医始め都道府県医師会
外科系であるため、内科
に つ な が る 社 会 保 障」) 社会保障」を示し、より
有 化」「都 道 府 県 医 師 会
からの支援に対する感謝
◦水銀血圧計等の回収
の言葉が述べられた。
に関するセミナーにつ
タイムラグの短縮」を目
とで入退会・異動処理の
用機会均等法に基づい
スメントにより、男女雇
会長は、マタニティハラ
その他、小松茨城県医
つ い て は、「大 阪 府 池 田
その上で、松原副会長に
会をつくっていけるよ
なく提供し、安定した社
だ と 考 え て い た と 説 明。 必要とする医療を過不足
供できるよう、地域
のない医療・介護」が提
医を中心とした「切れ目
るとともに、かかりつけ
ひ れ き
指している②新システム
けた所感を披瀝。国民が
羽鳥裕常任理事は、水
の本稼働は来年の2月
が必要
銀が人の健康や環境に与
系であること
えるリスクを低減するた
いて
─
に、新規入会等の会員情
18
報を仮登録してもらうこ
む ぐ 子 育 て 支 援」「安 心
用範囲など、制度の仕組
しては、取り扱う情報の
マイナンバーとは別の医
「問 題 は な い」 と の 回 答
今後、モデル事業によ
療等分野専用の番号(医
機 微 性 が 高 い こ と か ら、
る検証を行い、実務的に
療等ID)が必要になる
を得ていることを説明。
可能となれば、レセプト
と強調した。
その上で、現在、会内
コピーによる請求も可能
とする方向で検討したい
←
る方法を日医から提案し、 みを説明。医療分野に関
療費等の状況」の書類を
小 松 満 茨 城 県 医 師 会 長、 重要になるが、現在の診
て、財務省や支払側との
こ と に 触 れ、「ご 迷 惑 を
優先して手当てするよう
ご 協 力 を お 願 い し た い」
小森貴常任理事は、電
会の制度として発足した
は、「各 事 業 を ど の 事 業
した事業を実施できるよ
日
の間は、日医単独での運
に引き続き厚労省に働き
の製造や輸出入が原則と
用を予定しているが、対
掛けていくとした。
◦電子書籍サービス
そ の た め、「環 境 省 が 「日 医 L i b」 新 機 能
水銀血圧計等の回収に向 「都 道 府 県 医 師 会 報 の
配信機能」準備につい
大阪、福岡でセミナーを
子書籍サービス「日医L
当時、武見太郎元日医会
区分に位置づけるか、都
う、本年度の第2回目や
月
た 継 続 事 業 に つ い て は、 約」が平成 年に採択さ
参加を求めた。
年度地域
医療介護総合確保基金
(8) 平 成
(7) 独 立 行 政 法 人 日
について
と要望した。
量で事業区分間の額の調
あることを報告。
して禁止される見通しで
整を可能とすべき」との
ま た、「都 道 府 県 の 裁
護総合確保基金に関する
年度地域医療介
長野県医師会からの質問
指 摘 に 対 し て は、「基 金
平成
本スポーツ振興センタ
ーへの医療費請求に伴
学校の管理下における
には、釜 常任理事が回
う文書料について
事故等により提出する書
の 配 分 が 『財 務 省 協 議』 け、9月から 月にかけ
とした上で、事業計画の
開 催 す る こ と」「日 医 で
と な っ て い る た め 困 難」 て、東京、仙台、名古屋、 て
立案の段階での工夫を求
も セ ミ ナ ー を 踏 ま え て、 ib」に『都道府県医師
同常任理事は、第1回
答した。
目の内示の後、厚労省か
め る と と も に、「厚 労 省
長が文部省担当局長に対
道府県は厚労省とよく打
30
レセプトコピーで代用す
たと説明。
18
類「医療費等の状況」の
師会からの質問には、道
ら看護師等養成所運営費
で基金の柔軟な配分がで
し、「子 ど も の 健 康 と 幸
ち合わせすべき」という
9
ラウド化を図ることにし
ムの再構築について
10
文書料に関する滋賀県医
永麻里常任理事が回答し
補助金など、継続実施が
福のために『医療費等の
趣 旨 が 込 め ら れ て お り、 翌年度の配分が早期に示
会報』の配信機能を追加
不可欠な既存事業に十分
月2日に都道府県医師
た。
状況』の手数料を無料に
されるよう注視していく
は変わってくるが、初期
する」として以来、関係
都道府県医師会からもそ
とした。
◦日医会員情報システ
医療団体の協力を得なが
の点を指摘して欲しいと
12
ら 年運用され、医療関
係者の社会貢献として大
変意義深いものになって
その上で、同常任理事
いるとの認識を示した。
は、帳票を作成する医療
機関の事務負担の軽減に
15
■■■■■■■■
27
石 川 広 己 常 任 理 事 は、 について検討を行ってい
24
10
35
向けて、昨年度から日本
■■■■■■■■
25
50
29
25
11
27
32
29
第 1299 号( 2 )
ス
ー
ュ
ニ
医
日
平成 27 年 10 月 20 日〔第 3 種郵便物認可〕
→
構築していくことが重要
などの観点から、積極的
予防・健康づくりの推進
念の実現のためには「成
全体で支援するという理
して、子育て世帯を社会
本 健 康 会 議」 に 参 画 し、 検討委員会が中間答申と
と②本年4月に母子保健
になると指摘。
に関与していくとした。
仕組み」についても、
「日
更に、同会長は、地域
包括ケアシステムを
の医療提供者を代表する
アジア大洋州医師会連合 (CMAAO)
ミャンマー総会
国内、国外の災害医療に
対する取り組み、iJM
AT構想に基づく協定の
日の総会全体会議で
締結等について報告した。
カ、マカオであった。総
の安全」の前に「安全な
われ、横倉会長から「食
は、「食 の 安 全 の 確 保 に
会出席者は約 名、来賓 (任 期 2 0 1 5 ─2 0 1
育基本法」の早期の制定
任理事、村田真
「介 護 離 職 ゼ ロ」 を 目
が重要であるとした「少
一弁護士(CM
医師会が、行政と連携し
指して施設整備や介護人
子化対策に関する政策提
年度の介護報酬改定が大
対しては、引き続き、日
での活動を紹介。政府に
と
─
医 師 (J M A
問)、 阿 部 計 大
AAO法律顧
トマー・クロイバー世界
ェン世界医師会議長、オ
としてアーディス・ホヴ
課題」をテーマとした武
安全の確保:今日の重要
が修正され、全会一致で
とを踏まえて、その前文
関する決議」の審議が行
ながら、システムの構築
言書」を取りまとめたこ
幅なマイナスとなり、介
医師会事務総長が招待さ
井常任理事が再任された
材の育成を進めるとした
日医としても、全国の地
護施設・事業所の経営状
JDN代表)が
れた。
て い く 必 要 が あ る と し、 こ と に つ い て は 、 平 成
域医師会が地域包括ケア
医と共に、少子化対策を
出席した。
べきとの発言があったこ
見 太 郎 記 念 講 演 で は、 当決議は採択された。
日 の 総 会 は、「食 の
水の確保」が優先される
システムの構築に積極的
況が厳しくなっているこ
推進していって欲しいと
7年)
。
に関わることを引き続き
とを説明。今後は、経営
等、日医のこれま
支援していくとした。
また、2017年の第
「新 3 本 の 矢」 の 一 つ
必要になるとした。
その下に国民会議を設置
ヤンゴンで開催され、日
め に 担 当 大 臣 を 新 設 し、 合(CMAAO)ミャン
社会づくりに取り組むた
医から橫倉義武会長(C
ル、台湾、タイ)で、欠
フィリピン、シンガポー
シア、韓国、マレーシア、 報告の後、議長・副議長
常任理事による事務総長
リア、バングラディシュ、 した。理事会では、石井
師会(日本、オーストラ
チュン・シン韓国医師会
ミ ャ ン マ ー、 ネ パ ー ル、 選挙では、議長にドン・
香港、インド、インドネ
国際委員会委員長が、副
のレイ・ムラ会長が就任
会長にミャンマー医師会
理 事 が、「日 本 に お け る
日医からは、笠井常任
況報告が行われた。
関する問題と対応等の状
の国における食の安全に
各国医師会からそれぞれ
の役員指名では、次期会
認された。
れぞれ開 催することが承
回総会をマレーシアでそ
講演。
シンポジウムでは、 本で、2018年の第
ミャンマー保健大臣)が
長にラサート・サルンビ
つな
制度への改革」に関して
である「夢をつむぐ子育
関しては、「これまでの日
M A A O 理 事)、 石 井 正
回CMAAO総会を日
は、
乳幼児期から学童期、
て支援」については、①
医の活動を踏まえ、国民
ペ・テット・キン教授(元
就学期、就労期、高齢期
2006年に「子ども支
会議で地域医療の現場か
バット タイ医師会長が、
医師会中 医
にわたる各種保健事業を
援日本医師会宣言」を宣
食品安全の取り組み」と
ま た、「1 億 総 活 躍」
体系化し、生涯保健事業
言した他、母子保健講習
議長にヤィ・ウェイ・チ
ージーランド、スリラン
ャン シンガポール医師
題して、日本の食品安全
がそれぞれ指名された。
チャン香港医師会副会長
財務担当役員にアルビン・
夫常
に対する取り組みを概説
本協議はミャンマ
代表)が出席した。
師 (J M A ─J D N
任理事、阿部計大医
健省のテイン・ウィン国
ウ・ウィン事務局長、保
会のレイ・ムラ会長、ソ
ー側からミャンマー医師
所の関係者が、ミャンマ
JICAミャンマー事務
て、DMATやJMAT
災害医療への備えとし
く 意 向 を 示 す と と も に、
いて、今後も協力してい
医療人材の能力開発につ
国民皆保険の導入並びに
て、ミャンマーにおける
際貢献の推進の一環とし
等について紹介
害の歴史と対策
を通じた健康被
境汚染による食
一連の活動、環
ーの各国医師会に加盟を
オス、ブルネイ、フィジ
は、中国、ベトナム、ラ
た他、加盟推進委員会で
てインド医師会が加わっ
決議委員会に委員長とし
倉会長が、高齢
県 の デ ー ヴ ァ・ マ ン ト
日までカンチャナブリー
総会は、9月
呼び掛けることになった。
者ケアを中心と
ラ・ リ ゾ ー ト に お い て、
カントリーレ
した地域包括ケ
シンポジウムのテーマを
日から
アシステムの構
なお、2016年タイ
築、健康寿命延
ポートでは、横
した。
また、常設委員会では、
するとともに、日医の食
み・備えに関する人材能
ーの医療の将来につ
際局次長、ヨウ・ヘイン
力開発における協力及び
品安全に関する
会第1副会長がそれぞれ
2015 ─2017年
32
再選され、事務総長に石
山田純市総務課医療国際
力開発への協力を要請。
日まで、ミャンマーの
マー総会が9月 日から
として再構築することが
席は、カンボジア、ニュ
する考えを示したことに
肝要であると指摘。
三常任理事(CMAAO
医師会との協議が9月
展開推進室長補佐、在ミ
いて、ミャンマー保
グ国際部長が、それぞれ
日に行われ、日医から横
健省のテイン・テイ
による被災地医療支援の
総会に先立って、ミャン
ン・テー副大臣から
出席した(出席予定であ
実 績 を 紹 介。「D M A T
横倉会長は、医療の国
横倉会長に日医への
ったテイン副大臣は、洪
ャ ン マ ー 日 本 国 大 使 館、
協力要請があったこ
は厚労省の管轄下におけ
協議の中で、ミャンマ
具体的な相談・協議を行
る活動であり、人材の能
ー保健省は日医に対し
うことができるのではな
め欠席)。
者の他、日本側から
て、国民皆保険の導入及
いか」とした。
当日は、日医関係
厚生労働省医政局の
たものである。
水被害への対応関連のた
倉義武会長、笠井 夫常
23
とを受けて開催され
マー政府及びミャンマー
25
33
健診の連携によ
用の鍵」として、開催さ
連携及び研究における活
業」 の 体 系 化、 れることとなった。
る「生涯保健事
伸に向けた各種 「医 学 ジ ャ ー ナ ル: 教 育
16
23
土 生 栄 二 総 務 課 長、 び 災 害 医 療 へ の 取 り 組
14
CMAAOミャンマー
らの意見が反映されるこ
日の開会式では、新
した。
24
会を開催するなど、少子
23
ま た、「企 業 に よ る 健
14
とを望みたい」と述べた。 事 務 総 長)、 笠 井
18
参加医師会は
かりとした財源の確保が
基盤の安定に繋 がるしっ
─
に主体的な役割を果たし
横倉会長、石井・笠井両常任理事が出席
25
安倍総理が打ち出した
アジア大洋州医師会連
60
「予 防 に 重 点 化 し た 医 療
27
化対策を推進してきたこ
─国民皆保険及び災害医療について─
康経営、健康投資を促す
ミャンマー政府及び
ミャンマー医師会と協議
〔第 3 種郵便物認可〕平成 27 年 10 月 20 日
ス
ー
ュ
ニ
医
日
( 3 )第 1299 号
臨床研修医交流会を県と共同で
開催
名を含めた総勢10
学医学部附属病院総合診
研修医同士が交流を深め
を行って頂き、初対面の
ネ ッ ト ワ ー ク を 重 視 し、
問題だが、学校医同士の
と題してご講演頂いた。
医には、後日、県医師会
4名の勝ち残った研修
用)」 策 定 に 向 け た パ
(個 別 検 診・ 検 診 機 関
ん検診チェックリスト
「事 業 評 価 の た め の が
たい。
医像・制度を考えていき
今後も先を見通した学校
療 部 教 授 に、「G M カ ン
フ ァ レ ン ス 栃 木 ─ a ることができるように配
ballpark diagnosis─」 慮した。
一部の指導医も参加し
からプレゼントが贈られ
医
5名の参加者で賑わった。 つつ、研修医全員に〝高
ることも発表され、懇親
択 一 問 題 を 5 題 出 題 し、 会も特別講演を上回る賑
校生クイズ〟形式の二者
太田照男栃木県医師会
長と福田富一栃木県知事
宮原保之同県医師会常任
形式での講演が行われ
手 配 し て お い た こ と も、 の調査研究と県民健康の
各医療機関まで送迎車を
に対して、〝ドクターG〟 ア ル コ ー ル も 入 る の で、
―栃木県医師会―
理事が「栃木県医師会の
保持増進に寄与する」こ
イロット調査に参画
う」「医 師 会
た。どちらの形式の講演
成功の一因だったようで
とを目的として、
鳥取県、
わいだった。懇親会では
入会者を一人
活動」について、森澤隆
も大変好評で、会場は熱
ある。
の あ い さ つ か ら 始 ま り、 勝ち残った4名の研修医
でも増やそ
栃木県保健福祉部医療政
気に包まれていた。
来年も多くの研修医に
鳥取大学医学部、鳥取県
学校保健の専門医とし
等の保健組織
校保健委員会
タートさせた。本制度で
度」を平成 年4月にス
べ き で あ り、
関から指導医の代表の方
所ある。これらの医療機
称 号 を 付 与 し、〝学 校 医
県医師会指定学校医」の
を受けた学校医に「鳥取
なければ学校
指定学校医で
も ち ろ ん、
取県健康対策協議会(健
対 協)」 が 各 種 が ん 検 診
健康増進事業に基づく
得るパイロット調査が実
実際に医療機関の回答を
討するため、一部地域で
この新チェックリスト
学校医活動に見合った学
がん検診のうち、集団検
施されることとなり、健
の精度管理を行ってお
指定学校医になって頂き
校医の待遇改善もできる
診の精度管理指標として
案について、項目の適切
足の問題も絡んで難しい 「事 業 評 価 の た め の チ ェ
対協では大腸がん検診及
地域によっては医師不
と願っている。
ックリスト」が平成 年
性や運用上の問題点を検
対策における行政手続きにおいて、マイ
ナンバー制度が開始されます。
事務局を担当している。
平成 28 年 1 月から、社会保障、税、災害
たい。それを担保として、 り、県医師会が健対協の
マイナンバー制度 について
や検診機関が運用してい
に公表され、既に自治体
査に協力した。
び肺がん検診について調
しかし、近年増加傾向
今後、更なる検診事業の
確 立 さ れ る こ と に よ り、
別検診の精度管理指標が
この調査結果から、個
にある個別検診では、精
る。
度管理指標となるチェッ
資質向上が期待される。
改善支援センターを開
受託事業医療勤務環境
クリスト自体がまだ作成
されておらず、精度管理
が十分でない実態が明ら
かになってきた。
する検討会」等への提案
「が ん 検 診 の あ り 方 に 関
ンターでは、厚生労働省
ことに伴い、鳥取県から
による規定が新設された
療従事者の勤務環境改善
医療法の改正により医
設
を前提に、個別検診用の
そこで国立がん研究セ
チェックリスト案を新た
月1日、センターを開設
の委託事業として本年4
に策定した。
した。
いる。
―3942―6482・医学図書館
―3942―6492・国際課
―3942―6483/ ―3942―6135・医療保険課
提供等を行うことにして
改善に関する調査や情報
際の講師派遣、勤務環境
する研修会等を実施する
その他、労務管理に関
無料で相談に応じている。
ア ド バ イ ザ ー を 派 遣 し、
営コンサルタントなどの
社会保険労務士や医業経
関 か ら の ニ ー ズ に よ り、
づくりに取り組む医療機
また、働きやすい職場
を受け付けている。
し、医療機関からの相談
保険労務士を常時配置
アドバイザーとして社会
関をサポートするための
境改善に取り組む医療機
な事業としては、勤務環
とを目的としており、主
医療の安全を確保するこ
事 者 の 定 着 促 進 を 図 り、
医師・看護師等医療従
マイナンバーキャラクター
―3942―6486・広報・情報課
―3942―6140・情報サービス課
―3942―7027・経理課
―3942―6488・日本医学会
http://www.med.or.jp/japanese/members/
メンバーズルーム
「健 康 に 関 す る 諸 問 題
う」という目
策課長が「栃木県の取り
医師会の三者構成で昭和
特別講演終了後は、会
標に向けた第
参加してもらえるよう
一 歩 と し て、 組み」について、それぞ
場を移して懇親会を実施
に、企画を工夫していき
れ紹介を行った。
した。懇親会では、各医
て活動し、学校保健の質
の活動にも積
初期臨床研修医が勤務
は、 一 定 の 研 修 (単 位) ある。
修医が、首都圏の大学附
に運営委員として参加し
医ができない
46
ま ず、「医 師
メーンイベントの特別
療機関から研修医の紹介
う趣旨で、「臨
の向上と自己研鑽に役立
している基幹型臨床研修
属病院や人気のある医療
手帳〟を発行して研修会
助言・指導を
年1月に発足した「鳥
会や県が研修
講演は、生坂政臣千葉大
最近の新たな取り組み
―鳥取県医師会―
含む保健管理という視点
床研修医交流
つ制度を目的として、「鳥
てくる。ところが、2年
病院は、栃木県内に カ
機関に戻ってしまう。ま
て頂き、研修医にとって
わけではない
行うために
たいと考えている。
医との交流を
深め、異なる
医療機関に勤
務する研修医
同士の交流を
深める」とこ
ろからスター
会」を、栃木県医師会と
指定学校医制度を開始
から「保健教育」への関
栃木県が共同で開催する
極的に参加す
わりに視点を変えて、学
栃木県内の医療機関に
取県医師会指定学校医制
トしようとい
は、毎年相当数の初期臨
ことを企画した。
けんさん
床研修医が新たに赴任し
間の初期臨床研修が終了
た、栃木県内に残った研
興味ある企画を検討した。 や学校保健活動を記録し
関わる必要が
すると、かなりの数の研
修医に関しても、そのほ
が、専門家と
社会環境の変化に伴
も、全ての学
しての適切な
い、学校保健活動の中心
校医の先生に
日 (金) 制としている。
に初めて「臨床研修医交
的役割を受け持つ学校医
た 結 果、 7 月
さまざまな検討を重ね
て頂き、3年ごとの更新
とんどは医師会に入会す
ることなく、勤務医とし
流 会」 を 開 催 す る 運 び と
は、今までの健康診断を
当日は、初期臨床研修
毎月1回開催している市民向け講演会
―3942―6477・施設課
―3942―6139・編集企画室
―3942―6481・企画課
―3942―6487・生涯教育課
―3942―6493・庶務課
―3942―6491・年金・税制課
―3942―6494・人事課
―3942―6490
―3942―6489
03 03
なった。
秘書課
介護保険課
03
て就業している。
03
マイナちゃん
マイナンバー制度については、日医ホー
ムページ・メンバーズルーム(医師会活動について)をご覧
下さい。
03
このような現状認識か
03
03
10
20
03
03
ら、「よ り 多 く の 研 修 医
03
10
病院・診療所・医師会等も民間事業者
としての対応が求められます。
03
in
03
27
03
03
66
03
に栃木県に残ってもらお
日本医師会
03
03
第 1299 号( 4 )
ス
ー
ュ
ニ
医
日
平成 27 年 10 月 20 日〔第 3 種郵便物認可〕
ダイヤルイン
医賠責対策課
一瞬後、周囲四方に2
―3942―6506/
そに彼女は当たり前のよ
んのガラパン、首がしわ
Yシャツ、カールおじさ
ある。緊張した日常での
失態、失敗は山のように
することも禁止だ。
更に身勝手にマーキング
このたくさんの禁止事
項を学習して、ボールも
探させる。大変だ。私の
忘れていたが、社会に
いが生じる〟と言うのは、 つけられる代物ではない。
探し出す。プレーの時間
だが、いろんな仕事に就
昔から友達でいられたの
ない能力があるので、大
ながら歩いてきた。分厚
る少女がキョロキョロし
少し疲れてだいぶ酔って
と。その日の日程を終え
その3 クリーニング
学会中のホテルでのこ
った。
として活躍している。
家庭内では番犬、愛玩犬
ど 広 い 範 囲 で 活 躍 中 だ。
を付けなければならない
ずボールに飼い主の臭い
のは至難の業だろう。ま
ただ、ここまで仕込む
は、その仕事を遊びの一
れない。でも頭の良い犬
へきえきしているかも知
くことを強要されるので
りに設定できる微弱電波
将来、ボールに数千通
人間と犬の古いつなが
が眠っている。以前に同
を発信する微小な装置が
環として理解しているの
じ場所で飼い主がなくし
組み込まれ、それをポケ
が、あのボール、やけに
たボールも眠っているか
ット型レーダーで感知す
りの中で言えば、ゴルフ
麻薬犬は、怪しい荷物
も知れない。それを結構
ることができれば、犬に
で、それほどストレスに
い と、 と い う 訳 で、「何
の前でお座りして「この
な早さで識別しなければ
ならないのではないかと
か袋は?」と机の引き出
荷物が怪しいです」と意
ならない。同時に一緒に
すべすべしている。更に
を見る眼になってしまっ
しを開けるとあった、手
思表示するそうだ。同じ
正規のコース外には、お
た。そうなると先入観が
頃なものが。クリーニン
原理で、ラフに隠れたボ
はまだ歴史が浅い。その
止まらない。周囲は空席
グに出すための備え付け
ーのボールには触れては
フェアウェーに正しくの
それ以前に、ボールを
……」と、喉元まで出か
さんに言ってあげるから
っ……クリーニングに出
置 か れ て い た。「あ れ れ
ニングされた私の衣類が
机の上にきれいにクリー
は大変だ。そこにゴルフ
と打ち込んだ球を探すの
のイタチ、タヌキ、野良
入ってはならない。場内
らない。グリーン内には
でお座りをしなければな
ろう。ごもっとも。
先だろうと指摘されるだ
人間自身を訓練する方が
せることができるように
―3942―6516・日本医師連盟
―3942―8181・感染症危機管理対策室
―3942―7050(防災センター
―3942―6138・地域医療第三課
―5319―3781・電子認証センター
―3942―6137・地域医療第二課
―3942―6512・治験促進センター
―3942―6484・地域医療第一課
うに切符を出し何事もな
し わ の 下 着 の T シ ャ ツ、 ちょっとした失敗は、失
犬、キジ、カラスなどを
く。製品の目新しさ・便
く検札を受け、自分のバ
は」などという心配をよ
利 さ が 強 調 さ れ、「人 に
ッグにしまうと、おもむ
笑と共に一寸の安堵を感
追 い か け て は な ら な い。
優しいデザインです」と
ハンカチ、そして片一方
じる。
私の場合、紙上では到
いう言葉で全てが許され
ろにアンアンだったかノ
だけの靴下。更にもう一
かお出しになられていま
尊敬する今は亡き桂枝雀
愛犬〝桜〟にはとてもし
唖然としながら思わず
せんでした」という添え
〝緊 張 の 緩 和 に こ そ 笑
その内容は、ネクタイ、 底載せることのできない
ているように思う。次世
ンノンだったかを読み始
ても後の祭りである。
代を担う子どもの能力を
つ「靴下は片一方だけし
目を見開いて彼女の横顔
は犬嫌いの人も結構いら
あ ぜん
めた。
すいものを、各メーカー
っしゃるので、愛犬家を
受け入れるゴルフ場と受
師匠の口癖であった。眠
うちひしがれてベッド
緊張の緩和を楽しんでみ
れない時間があった時は
の横を見ると、もう一方
け入れないゴルフ場に分
書きがあった。
どころか何と 歳を超え
たぐらいの普通の娘さん
ではないか。
た金額で会員権を買い取
(一部省略) かれてくるだろう。買っ
短縮にも寄与するし、ロ
てはいかがだろうか?
を凝視した。すると少女
欲しい。
人は不便な環境を改善
しようとする中で進化し
丸まっていたのだった。
れと言ったクレームがた
くさん出てくる可能性も
犬達の一部は社会に貢
ストボールも減る。
ゴルフ犬
ある。
献している。盲導犬、介
大原敬太郎
ことで、弁当の味など分
助犬、警察犬、麻薬犬な
犬には人間の持ってい
ガラで大あくびをしなが
かるはずもなかったのだ
い眼鏡をかけ、口は半開
部屋に戻り、シャワーを
していた。
きで、下顎が突出してい
浴びた。
なのに、あろうことか小
の袋である。これに適当
無理難題を押し付ける訓
勝手に推測している。
生の隣にチョコンと座っ
ー ル の 横 に お 座 り し て、 ラウンドしているメンバ
びただしいロストボール
て し ま っ た。「お 嬢 ち ゃ
に詰めた頃から私の記憶
ならない。バンカー内の
かった時に車掌さんが通
犬が登場する。瞬く間に
練は不要となる。
「ボ ー ル は こ こ で す」 と
ボールは、バンカーの外
いる。
ん、ここはグリーン席と
が薄れていった。
林の中でキンコンカーン
次 の 日 部 屋 に 戻 る と、 教えてくれる。ましてや
り か か っ た。「あ あ、 う
予想外の方向のところで
じゃないんだよ。今車掌
いって誰でも座れる場所
学上問題のある子かな?
汚れた下着類は〝さら〟 ゴルフ場で活躍する犬を
と、医者の悪い癖で患者 のやつと区分しておかな 訓練できないかと思って
そこへ ~
る。ひょっとしたら遺伝
歳に見え
ら、駅弁をパクつこうと
ったら入りたいとはこの
の靴下が恥ずかしそうに
が協力して考えていって
らの観光客にも分かりや
奪うことなく、世界中か
デザインが変わってい
―3942―7215・女性医師バンク
―3942―6514・医事法・医療安全課
―3942―6136・日医総研
そ
後に、洗浄ボタンを押す
時頃だったろうか、よう
人の笑い声が響き渡った
03
しちゃったんだ !」悔い
―3942―6485
―3947―7815)
03
03
03
まくフォローしなくて
03
総合医療政策課
て対応しているのだろう
か? トイレに入る前に
は、必ず老眼鏡を携帯し
ているか確認するという
友人もいる。自宅で自動
よ
洗浄の便器に慣れてしま
どのボタンスイッチを押
のを忘れて恥ずかしい経
便 器 に 水 を 流 す 時 に、 うと、他所で用を足した
くか横に動かすか。
田辺 道子
進化するトイレ
先日、保育園で聞いた
蛇口の下に手を出したま
したら良いのか迷った人
た。「あ れ、 先 生 ど う し
やく仕事を終えて向かい
第538号より
話。 入 園 し て き た 児 が、
ま立ち尽くしていたとい
ユニバーサルデザイン
医者の知識をひけらか
も多いと思う。センサー
そうとしたばかりか、グ
部 に 手 を か ざ す こ と で、
求め、誰かがつくった快
う。水が出てこない。園
たの?」と言いながらT
いられない。誰でも同様
の駐車場へたどり着い
のだった。
た貧乏根性に全く穴があ
験をしたという話も聞く。 てきた。便利さばかりを
の蛇口は自動ではないの
という名の下に、お年寄
妙に目がさえることがあ
なことを何度か経験して
た。季節は冬、車にはド
その2 グリーンシート
学会でよく列車の旅を
まってしまう。
リーン席という響きに優
水が流れるタイプもあ
り・体の不自由な方のた
適な環境をただ享受して
で、どうしたらよいのか
る。目が不自由な人や字
る。色々なことが脳裏を
いるのではないだろう
ッ サ リ と 雪。「こ れ が 津
楽しむ。少しだけリッチ
03
03
越感までも感じてしまっ
が読めない人はどうやっ
恥ずかしいやら、情け
ないやら
兼平 二郎
かとの議論になったとい
先生の視線の先を追う
か。ホテルやレストラン
軽の大変なところ」など
03
03
いるだけでは、進化は止
分からなかったのだ。
めにということで、次々
数年前に小学校の先生
から聞いた話。便器に便
だけがあり、そこにトイ
レットペーパーはなかっ
た。 先 生 方 が 集 ま っ て、
この生徒はどのようにし
う。きっと、自宅ではウ
よぎるが、特に思わず笑
夜 中 に ふ と 目 が 覚 め、 1年後輩のT先生であっ
ォシュレットでお尻を洗
と、今まさに最後の雪が
の豪華な車は何と私のじ
払われようとしているこ
紙で拭くことを知らなか
だろう?」という出来事
ゃ あ な い。「ひ ょ っ と し
なことをしてしまったん
ったのではないだろう
が鮮明に思い出される。
い、
乾燥させているので、 っ て し ま う、「な ぜ あ ん
か、という話になったと
て こ れ、 T 先 生 の … …
車?」なんと優しい先輩
の洗面台で手を洗おうと
と言いながら、せっせと
優しい先輩
医局にいた頃、夜の
して、どのようにすれば
な気分を味わうのと煩わ
その1
水が出るのか迷ったこと
雪を降ろし終えた頃に背
しさから解放されたいた
なのだろう。
はないだろうか。自動か
めにグリーン席で足を伸
せん」と声を掛けられた。 ばす。その日も席はガラ
後に足音。いぶかしげに
子どものことと笑って
のこと。
03
03
兵庫県
尼医ニュース
20
03
03
03
第81号より
手動か、時には足踏み式
ば、例えばバーを前に引
14
No.500号より
かを考える。手動となれ 「先 生 … … ど う も す い ま
11
13
広島県
佐伯地区医師会会報
てお尻を拭いたのだろう
青森県
南黒医師会報
〔第 3 種郵便物認可〕平成 27 年 10 月 20 日
ス
ー
ュ
ニ
医
日
( 5 )第 1299 号
ついても分かりやすく解
に、最先端のがん治療に
体的に紹介するととも
さまざまな取り組みを具
が道民向けに行っている
ートなど、北海道医師会
の推進やがん患者のサポ
性を指摘した。
康を意識することの重要
紹介し、若いうちから健
のためのピロリ菌検査も
実施している胃がん予防
長)が、中学生を対象に
科消化器科クリニック院
療の重要性を改めて強調
して、早期発見・早期治
減らすことができる」と
き、がんが原因の死亡を
きれば適切な治療がで
合が多いが、早期発見で
には既に進行している場
に検診を受けることの重
説するなど、道民に早期
ん治療として、北大が開
ンター長は、最先端のが
道大学病院陽子線治療セ
その他、白土博樹北海
治療を推進する北海道医
を高め、早期発見・早期
事は、がんに対する関心
ことを目的として、平成
を住民に理解してもらう
おける地域医師会の役割
本事業は、地域医療に
%はピロリ菌の感染に
授 が、「胃 が ん の 原 因 の
ん予防内科学講座特任教
大学大学院医学研究科が
ついて、浅香正博北海道
と言われている胃がんに
年5万人前後が亡くなる
VTRでは、まず、毎
た」と説明した。
んも治せるようになっ
し切れなかった小さなが
め、安全性の面から治療
射できるようになったた
射線をピンポイントで照
治 療 装 置」 を 紹 介。「放
ことになる」として、が
ように体制が整備される
いがん医療を受けられる
録 制 度 に 触 れ、「よ り 良
月から始まる全国がん登
価するとともに、来年1
師会の取り組みを高く評
また、石川広己常任理
要性を訴えるものとなっ
発した「動体追跡陽子線
した。
た。
元年から実施しているも
月3日
ん検診の早期受診にもつ
した。
北海道の現状を憂慮。そ (土) に、 北 海 道 文 化 放
なお、番組は
の 罹 患 率・ 死 亡 率 が 高
説。ピロリ菌に関しては、 く、検診率が低いという
道南、渡島半島南西部に
お し ま
連携と地域の支援~」を
◇中部ブロック(担当:三重県医師会)
日 時:12 月 20 日(日)13 時 35 分~ 15 時 35 分
場 所:名古屋市内ホテル
◇関東甲信越・東京ブロック(担当:日本医師会)
日 時:平成 28 年 1 月 23 日(土)15 時~ 17 時
場 所:日本医師会館
問い合わせ先 女性医師支援センター(女性医師バンク)
03―3942―7397
03―3942―6512 30
登録件数
された。
求 人 1,091 件(延 べ 4,911 登録件数
件)
、 求 職 187 名(延 べ 756 名)、
就業及び再研修決定
441
件(平成
27 年 9 月 30 日現在)
★★★★★★★
送で 分番組として放送
びに北海道文化放送の協
◇近畿ブロック(担当:兵庫県医師会)
日 時:11 月 28 日(土)15 時 30 分~ 17 時 30 分
場 所:神戸市内ホテル
状がなく、症状が出た時
の 上 で、「が ん は 自 覚 症
◇北海道・東北ブロック(担当:福島県医師会)
日 時:11 月 21 日(土)15 時~ 17 時
場 所:コラッセふくしま
ある福島町で、小笠原実
◇中国四国ブロック(担当:岡山県医師会)
日 時:11 月 14 日(土)15 時~ 17 時 30 分
場 所:岡山コンベンションセンター
テーマに、早期発見・早
◇九州ブロック(担当:宮崎県医師会)
日 時:10 月 31 日(土)14 時~ 16 時
場 所:宮崎市内ホテル
力の下、札幌市内のスタ
日本医師会女性医師支援センターでは、地域からの声をお聞かせ頂
くと同時に、女性医師支援センター事業へのご理解を深めて頂くとい
う双方向による情報の伝達並びに各地域内での情報交換の機会とし
て、平成 21 年度より標記会議を全国 6 ブロックにて開催している。
今年度も、引き続き、各ブロックでの開催をお願いしており、開
催日程は以下のとおりである。女性医師支援を進めるため、積極的
な参加をお願いしたい。
渡島医師会長(小笠原内
ジオで行われた。
女性医師支援センター事業ブロック別会議
期治療のためのがん検診
10
防の可能性がある」と解
番組に出演した長瀬清
番 組 で は、「北 海 道 発
よるものであり、適切な
がんは防げる。~医療の
ので、今回が今年度最初
ットワーク」の収録が9
「日 本 医 師 会 テ レ ビ 健
月 日、北海道医師会並
ながることに期待感を示
98
北海道医師会長は、がん
テーマに
除菌処置を行うことで予
~医療の連携と地域の支援~」を
の収録となった。
「北海道発 がんは防げる。
康講座 ─ふれあい健康ネ
日本医師会テレビ健康講座(北海道)
12
第 1299 号( 6 )
ス
ー
ュ
ニ
医
日
平成 27 年 10 月 20 日〔第 3 種郵便物認可〕
平成 年度家族計画・
母体保護法指導者講習会
から(一瀬篤厚労省雇用
⑤指定発言 ─行政の立場
さん達の、医療の不確実
故 調 査・ 支 援 セ ン タ ー」
くことだ。
最近、診療中に、患者
機関の管理者は「医療事
どが起きた場合に、医療
予期しない死亡事故な
②若年妊娠と児童虐待
均等・児童家庭局母子保
先 生 俺 み た い に な る ものだ。
私達の周囲では、ヒヤ
な 」という番組がある。
に報告し、同時に院内で
ハット(小さなしくじり) まった。
(仮)(光田信明大阪府立
健課長)
性への理解不足、無理解
が隠れているとはよく聞
母子保健総合医療センタ
◆問い合わせ先:
リ・ハット事象の報告な
しくじり先生
ー産科主任部長)
有名人が自身のさまざま
んと呼び、苦笑を誘った
③若年妊娠者に対する社
日医地域医療第三課〔
某民放局に「しくじり
会 的 支 援 (仮)(水 主 川
も事故調査を始めなけれ
どが、自身の「し
を感じる。
な失敗談を、教訓を含め
しては、たとえ
3 9 4 2 ─8 1 8 1
くじり」を報告す
それが不可抗力
─
る 機 会 の 代 表 だ。
に よ る も の で あ っ て も、 なため、県医師会の助力
純聖マリアンナ医科大学
紹介していく。当然、暗
しかし、医療の領
患者サイドへの不利益の
ただし、現在米国に滞
◆応募期限:平成 年1
滞在費の一部支給
3 9 4 6 ─6 2 9
─
この制度が、医療側の
が必要だ。
は、自院だけでは不可能
小規模クリニックで
ばいけない。
い話が多いはずだが、見
域では、当然のことなが
責任追及のみに使われる
医療行為に関
終わってもあまり重苦し
ら関係者が真剣に再発防
1回の重大事故の背後
存在自体を許さないとい
う風潮だ。困ったもので
ことが決してないような
止対策に取り組む。
在中の方、他の団体等か
[email protected].
そんな中、 月1日か
( )
程度、括約筋の強弱、肛
門の深さなどが違うた
め、微妙な加減が求めら
れる。
学会や論文では、新し
い治療法・術式が次々と
して、痔核の結紮切除術、
本書では、基本術式と
著
肛門手術は、アッペ・
痔瘻の切開開放術などを
登場して注目を浴びてい
るが、まずは基本術式を
習得し、しかる後に新し
い治療法・術式を試みる
ヘモ・ヘルニアと総称さ
取り上げ、筆者の長年の
べきであろう。
れるように外科の初歩的
経験から得た術式への工
けっさつ
な手術の一つとされ、術
手術を成功させる上で大
イラストとコラムで徹底
有用な一冊と言える。
的に解説しており、大変
肛門の機能温存、形成面
への配慮が必要なだけで
発行 金原出版株式会社
3
─ 811 7
─ 184
す れ ば よ い の で は な く、 定価 10260円(税
込)
また、単に病変を切除
きな要素を占める。
り、
独自の工夫や按配が、 夫やこだわりを、豊富な
あんばい
式自体は極めて単純であ
岩垂純一
─痔核・痔瘻・裂肛─
肛門基本術式の実
際
書籍紹介
ら医療事故調査制度が始
運用が切に望まれる。
ある。
う。
来沖当初、私も、「平安山」
なかんだかり
回の軽微な事故
読めず、「へいあんやま」 があり、更にその背後に
には、
掲載の募集要項をご参照
日医国際課〔〒 ─86
は約300回のヒヤリ・
さ ん、「な か む ら ?」 さ
月~平成 年6月(約
の専門家・研究者がフェ
ら奨学金を受けている方
健医療分野の研究者。
歳未満の医師または保
◆応募資格:原則として
の上、ご応募願いたい。
望者は日医ホームページ 「仲 村 渠」 な ど の 名 字 が
ることになったので、希
(直)〕
④ 性 教 育 の 重 要 性 (仮) ※当日、会館内に託児所
い気持ちにならない。番
病院産科副部長)
を設置予定。利用希望者
組構成のなせる技だろ
て」
は、申込時にご連絡願い
ハーバード大学公衆衛生大学院
武見国際保健プログラム
のフェロー募集
日 (土) ① 若 年 妊 娠 の 全 体 像 と 課
題 (仮)(安 達 知 子 総 合 (種 部 恭 子 女 性 ク リ ニ ッ
たい。
月
クWe富山院長・富山県
◆ 日 時:
午後1~4時
院副院長・産婦人科部長) 医師会常任理事)
◆参加費:無料
日
◆申込方法:都道府県医
月
師会を通じて行う。
◆ 申 込 締 切:
(火)
◆主なプログラム
置したもので、世界各国
ローとして選考され、研
より毎年 名程度の中堅
113
・講演
「わ が 国 の 成 育 医 療 の 課
武見プログラムは、1
医会長の構想である「医
究活動を行っている。
983年に武見太郎元日
療資源の開発と配分」に
【特別出演】ギインズ(国会議員バンド)
03
の果た
す 役 割」(五 十 嵐 隆 国 立
着目したハーバード大学
〕
or.jp
日(金)(消印有効) 5、
28
◆問い合わせ・応募先:
15
<クラシック部門>
山口慶子(宮城県)
東京ドクターズカルテット(東京都)
小田原医師会合唱団(神奈川県)
愛知県医師会交響楽団有志/ Aichi Doctor Soloists(愛知県)
Joy’s Trio(愛知県)
ヴィヴァーチェ(京都府)
S’amuser(福岡県)
16
題と健やか親子
29
カ月)
21 東京都文京区本駒
◆ 派 遣 費 用: 往 復 旅 費、 込 2 ─ ─
─
3
9 4 2 ─6 4 8 9 (直)、
29
成育医療研究センター理
28
【出演ユニット】
<ポピュラー部門>
Nossa Bossa Nova(神奈川県)
Gifu HOT SURGEONS(岐阜県)
TUMBAO(兵庫県)
浪夢(長崎県)
事長)
◆派遣期間:平成 年8
申込締切:12 月8日(火)必着
28
申し込み・問い合わせ先:
日医 年金・税制課 クリスマス・チャリティコンサート係
〔〒113-8621 東京都文京区本駒込 2-28-16 03-3946-2121(代)
、
03-3942-6503、 [email protected]〕
※未就学児童の入場は、ご遠慮下さい。
今 年 も 下 記 の と お り、 は、応募対象とならない。 月
2名のフェローを募集す
申込方法:鑑賞希望者は、日医ホームページ(メンバーズルーム)から
専用申込用紙をダウンロードするか、必要事項〔①郵便番号②住所③氏
名④入場券枚数⑤電話番号⑥ FAX 番号( FAX で申し込みをする方のみ)〕
を漏れなく記入の上、「クリスマス・チャリティコンサート鑑賞希望」 と明
記し、FAX、メール、郵送のいずれかの方法により、申し込み願いたい。
申し込みされた方には、後日、入場ハガキを送付する。ただし、申
込希望が多数の場合は先着順とし、定員になり次第締め切る。
が、日医の協力の下に同
入場料:無料(ただし、当日、会場にて募金を募る。集まった募金は、
小児難病の患者団体への寄付を予定している)
・シンポジウム
場所:日医会館 大講堂(東京都文京区本駒込 2-28-16)
大学公衆衛生大学院に設
日時:12 月13日(日)午前 11時 30 分開場・12 時開演
03
【司会】橋谷能理子(フリーアナウンサー)
40
10
日医では、昨年に引き続き、日医会員を含むユニットが演奏する、チ
ャリティを目的とした「第2回医師たちによるクリスマス・チャリティコ
ンサート」を開催する。
都道府県・郡市区医師会のご協力の下、出演希望を募ったところ、定
数を大きく上回る応募があり、選考の結果、出演ユニットが決定した。
コンサートは、下記のとおり開催するので、ぜひお申し込み願いたい。
10
なく、症例ごとに病変の
03
11
【プロゲスト】東儀秀樹(雅楽師)
10
28
11
21
へ ん ざ ん
母子保健センター愛育病
03
◆場所:日医会館大講堂
◆主催:日医・厚生労働省
27
11
鑑賞者募集
テーマ「若年妊娠につい
第2回 医師たちによるクリスマス・チャリティコンサート
〔第 3 種郵便物認可〕平成 27 年 10 月 20 日
ス
ー
ュ
ニ
医
日
( 7 )第 1299 号
その二つの機能を、少
か。それは高齢化とパラ
になってからでしょう
のは2000年代ぐらい
した。大きくなってきた
鄭 1990年頃、総
合診療は弱小の診療科で
いいことだと思います。
は、患者さんにとっては
をしていくということ
のない中でもきちんと話
もドクター同士が、時間
と残っています。
あって、その風潮がずっ
つでも相談できる体制が
行います。システム上で
カルなども含め多職種で
情報を蓄積します。
しずつ書き込んで必要な
の背景や既往歴なども少
で、診察ごとに患者さん
最後まで完了するもの
した。1枚だけで診療が
したシステムをつくりま
中させる、ICTを利用
ピューターの一画面に集
いう、全ての情報をコン
尿病ナビゲーション」と
効 率 化 す る 目 的 で、「糖
されている糖尿病診断を
の中で最も治療が組織化
そのため、生活習慣病
おく必要があります。
る病態を簡潔にまとめて
分かるよう、自分が考え
んや他科の医師が見ても
の専門であれば、患者さ
私のように内分泌代謝
のようなイメージを持ち
るという、ピラミッド型
て、診療所などが下にあ
佐々木 地域連携と言
うと基幹病院が上にあっ
下さい。
ために」についてご発言
泉 「勤 務 医 が 地 域 医
師会に参画して活躍する
思います。
することが必要になると
部分で地域の人達と連携
りますので、顔の見える
のものが伝わることにあ
的な目的はテキスト以上
りは手段であって、最終
ただし、情報のやりと
ま見られます。
院の電子カルテをそのま
のインターネットから当
って、認められれば自宅
んの公開申請をしてもら
医であれば、その患者さ
介された先生がもし登録
あります。ですから、紹
スできるという仕組みが
ルテにWebからアクセ
混乱も少なくて済むとい
動くので、地域や行政の
すると全体が同じように
で、地域の医師会と連携
きな流れが変わる時点
せん。しかし、医療の大
だけでは一部しか叶いま
と思った時に自分の病院
あることを実現したい
組みました。
生じないような形で取り
交えて、地域での不足を
と連携して、薬剤師会も
た時期です。地域医師会
薬剤の極端な不足が生じ
医師会との連携が必要
にしています。
二度顔合わせをするよう
院に勤めますので、メン
川村 稚内に来る医師
は、ほとんど私どもの病
ってきています。
ので、意識もだいぶ変わ
て勉強会を行っています
医療、医師会を本部とし
が、平時の医療と有事の
わき市に向かったのです
齊藤 東日本大震災の
際に私は被災地であるい
行き着いたわけです。
分かるサマリーシートに
者さんの情報がひと目で
見つけようと努力し、患
通の最大公約数は何かを
うした問題に対して、共
な問題が分かります。そ
から見た病院のさまざま
て活動しています。病院
が地区医師会の理事とし
師 会 主 催 と 病 院 主 催 で、 提供することが医師会に
バーが変わるごとに、医
て、8の字を描くように
は、 東 日 本 大 震 災 の 後、 から見た医師会、医師会
だと一番強く感じたの
交点をそこに置いて、見
て、活動の場をある程度
じられる勤務医を発掘し
そういうことに喜びを感
せ た 実 感 を 持 ち ま し た。
クな社会システムを動か
えないようなダイナミッ
たことに、大学では味わ
として、地域連携の会を
当院の取り組みの一例
ました。
多数出席するようになり
は、院長も参加するので、
の若手医師との懇談会に
また、同医師会と当院
したりしています。
を出したり、医師会が行
ういう所に各部門が演題
年開催していますが、そ
鄭 東京都の世田谷区
医師会は独自の学会を毎
ストとスペシャリストの
える会」や、ジェネラリ
は、「地 域 連 携 を 共 に 考
師会との共同作業として
その他、我々の科と医
目の当たりにしています。
が違うのだということを
は、医師会別に相当活動
ですから、地域連携の
話もそうですが、院内で
せるための情報交換会な
も、専門外の医療関係者
カルパスとして渡して
していかないと、地域連
やって診るかという話に
全体で1人の患者をどう
また、私は勤務医です
ども行っています。
や患者さんにとっては数
て機能していると思って
っている学術活動に参加
当然、臓器別の診療科
字 の 羅 列 に 過 ぎ ま せ ん。 携はうまくいかないと思
会と季節ごとに1回開い
大学が、東京 区の医師
は、医療連携の会を我々
もう一つの例として
ュニケーションの場とし
り、「顔 の 見 え る」 コ ミ
連携などについて話した
開催しています。近隣の
が診たほうが、明らかに
致すると、物事は大きく
いう活動をきちんとマネ
患者さんのアウトカムが
十分な説明文が必要で
地域の診療所の先生達と
示ができることです。
治療まで含めた治療の提
専門性を高めて、先端の
う な こ と。 も う 一 つ は、
診てトリアージをするよ
ます。一つは、総合的に
をテーマに
勤務医 の参画 と
活躍 の場 の整備」
泉(司会)「院内での
連携」についてご発言下
さい。
と思った時に、院内での
患者さんのやりとりは比
較的やりやすくできてい
ますので、関係のある科
に電話1本掛けてお願い
に情報があるべきか。
人数の所では1人でやら
レルで、患者さん層は単
データ加工し、患者さん
ますけれども、それが問
ました。医師会にはこう
うようなこともあります。 事にうまく機能させてい
で、昔は誰かが必ず夜残
川 村 病 院 の 中 で は、 な け れ ば い け な い し 、 大
例えば自分の科ではない 規 模 の 病 院 で は 分 業 し
一の診療科で完結しない
へはサマリーや電子作文
題だと思います。基幹病
っていて相談できる、い
て、機能的に回せる仕組
ような人達がとても増え
として印刷するのです。
院も診療所も中小病院も
日開催
みが必要だと思います。
てきて、総合内科に頼み
我々が一生懸命作成し
勤務医座談会(第 回) 月
例えば、私の場合、乳
やすいというようなこと
たデータ表を、クリティ
知識レベルを均てん化さ
房に関わる悩みは、そこ
が起きてきたというのが
して診てもらうというよ
うな流れで、何とかつな
は重要です。
から派生したことも含め
背景にあるのかも知れま
地域医師会を中心とした
てセンターで管理します
「
が、「そ れ 以 外 か な」 と
せん。
センター内で孤軍奮闘
いいというような病状の
す。
います。
医師会長や所属の開業医
するより、機能的に早く
時には、我々は患者さん
ています。その懇親会で
ージする力があるのだと
診断ができるということ
を抱えるつもりは全然な
動きます。この点で、医
ながら地域医療
は総合診療科です。
で、理想にはまだ到達し
は顔の見える連携の中で
師会は大きなパ
連携を育ててき
の先生方と、実際に病診
ていませんが、大きな病
いので、専門の診療科に
情報のやりとりなどはや
ワーを秘めてい
病院としても、3、4
思いました。
院ならではの機能的に診
お願いをしているのです
っていますので、医師会
ます。
情報入力は、コメディ
思った時にお願いするの
いでいます。
鄭 院内連携は常時行
っており、他科依頼とい
断から治療につなげると
が、往々にして戻ってく
に入る前と後で意識が変
私は、患者さ
年前から医師会と連携し
わったということは、正
録医の名から地域医療連
んを紹介し合い
携室に申請して、電子カ
齊藤 光江 (順天堂大学医学部乳腺・内分泌外科教授)
佐々木春明 (昭和大学藤が丘病院副院長)
鄭
東孝 (東京医療センター総合内科医長)
笠井 夫 (日医常任理事)
(敬称略)
泉 良平 【司会】(日医勤務医委員会委員長・富山県医師会副会長)
川村 光弘 (市立稚内病院副院長)
幸原 晴彦 (大阪南医療センター第三内科医長)
23
うような仕組みもありま
いう仕組みをつくろうと
ることが多いです。
直あまりありません。
っています。
幸原 医師会と病院が
医 師 会 に 入 る 前 か ら、 求めるもののニーズが一
しています。
幸原 例えば患者さん
鄭 当院には登録医制
が 一 斉 に 受 診 さ れ て も、 度というものがあり、登
といけない。その時いか
別 で 出 発 し た の で す が、 1人の医師が診断しない
幸原 晴彦 氏
す。また、各診療科で予
約の枠もあるので、シス
齊藤 光江 氏
8
佐々木 私の病院の内
科はもともと七つの臓器
川村 光弘 氏
7
全体を診ようということ
勤務医座談会出席者
テムとしてできないとい
うことはありません。
齊藤 医師に求められ
るものは二つあると思い
鄭 東孝 氏
佐々木 春明 氏
2
泉委員長
第 1299 号( 8 )
ス
ュ
ー
ニ
医
日
平成 27 年 10 月 20 日〔第 3 種郵便物認可〕