グループ2

骨粗鬆症
問) 骨粗鬆症の好発部位は( )であ る。
答え)大腿骨頸部
問) 次の製剤を作用を骨吸収抑制と骨形成促進 の二つのグループに分けよ。
1.エストロゲン製剤
2.カルシトニン製剤
3.ビスホスホネート製剤
4.活性ビタミンD3
5.ビタミンK2 製剤
答え) 骨吸収抑制 1.エストロゲン製剤
2.カルシトニン製剤
3.ビスホスホネート製剤
骨形成促進
4.活性ビタミンD3
5.ビタミンK2 製剤
1. 骨の成分を二つに分類し、含まれる成分を書け
2. 1.骨の細胞を三つ答えよ
2 骨吸収と骨形成に関与する細胞を書き、簡潔に説明せよ
3 骨量に関与する因子を書け
3. 骨粗鬆症は(①)を持つ人に起こる骨格の疾患、(②)の問題及び
(③)の不足である。④と⑤の成分比は一定
4. 骨粗鬆症の後発部位を答えよ
5 骨粗鬆症の発症要因
6 病型分類
7 骨粗鬆症の診断
8 骨粗鬆症の基準
9 骨粗鬆症の危険因子を答えよ
10 次の骨粗鬆症の治療薬の作用を書け
SERM
カルシトニン製剤
植物由来フラボノイド
ビスホスホネート
活性ビタミン D3 製剤
ビタミン k2 製剤
11 次の分類に当てはまる薬剤を書け
SERM
カルシトニン製剤
植物由来フラボノイド
ビスホスホネート
活性ビタミン D3 製剤
ビタミン k2 製剤
12 選択的エストロゲン受容体調整薬はどれか。1つ選べ。
a メナテトレノン
b ラロキシフェン
c エルカトニン
d カルシトリオール
e
エチドロン酸二ナトリウム
13 オステオカルシンの生成を促進する骨粗鬆症治療薬はどれか。1つ選べ。
a エルカトニン
b メナテトレイン
c ラロキシフェン
d カルシトリオール
e エチドロン酸二ナトリウム
骨粗鬆症 解答
1)
骨塩
骨基質
2)
ヒドロキシアパタイト コバルト マンガン
コラーゲン、オステオカルシン
1 破骨細胞
骨芽細胞
細胞 水
鉄
骨細胞 骨の衝撃感知に関与
2 骨吸収;破骨細胞
酸プロテアーゼで骨基質分解吸収、骨塩溶解
血中へ Ca 供給
骨形成;骨芽細胞
類骨形成
血中より Ca をとる
3 骨吸収促進
パラトルモン(副甲状腺ホルモン)
甲状腺ホルモン
グルココルチコイド
骨吸収抑制
エストロゲン
骨形成促進
カルシトニン(骨形成促進、骨吸収抑制)
活性ビタミン D(1α
25-(OH)2-D3)
IGF
3)①骨密度の問題 ②骨強度上
4)脊椎
③骨量の絶対量 ④骨塩 ⑤タンパク性
大腿骨頸部 橈骨
5)多因子疾患
骨密度低下
骨質の劣化
6)
閉経後骨粗鬆症(Ⅰ型:高回転型)
破骨細胞の活性化
骨吸収の亢進
老人性骨粗鬆症(Ⅱ型:低回転型)
活性ビタミン D3 産生低下
骨形成低下
続発性骨粗鬆症
7)骨量測定
二重 X 線吸収法
定量的 CT 測定法
8)YAM 80%
YAM
70%
9)年齢
性別
未満 且つ
未満
高齢でリスク大
女性がリスク大
低骨密度
脆弱骨折あり
基質
骨折既往
喫煙
男性がリスク大
アルコール飲酒
ステロイド使用
骨折家族歴
運動
10)骨吸収抑制
骨吸収抑制
骨吸収抑制
骨吸収抑制
骨形成促進 腎 Ca 再吸収、小腸 Ca 吸収促進
オステオカルシンのカルボシル化 骨形成促進 骨吸収抑
11)ラロキシフェン
エルカルシトニン カルシトニン
イプリフラボン
メナトレノン
カルシトリオール アルファカルシドール
エチドロン酸二ナトリウム アレンドロン酸ナトリウム リセドロン酸ナトリウム
12
b
ラロキシフェンは、SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレータ)と呼ばれ、
エストロゲン様の骨吸収抑制作用を示すが、乳癌などの副作用が起きにくい。
13 a
ビタミンK製剤であるメナテトレノンは、カルシトリオール存在下でオステオカル
シンの生合成を促進するため、骨粗鬆症の治療に用いられる。
・エルカトニンは、破骨細胞による骨吸収を抑制する作用に加えて、骨痛に対す
る鎮静作用を持つ。
→○ 骨吸収抑制作用および鎮痛作用を有し骨粗鬆症に用いられる。
・カルシトリオールは、小腸からの Ca2+吸収を抑制し、骨形成促進作用を示す。
→× 小腸からの Ca2+吸収を促進する。 活性型ビタミンD3製剤である。