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長里小学校だより
平成２７年５月１９日
№３
ながさと
文責小関英明
【学校教育目標】
豊かな感性と高い知性，強い体と意志を持ち，
自主的・自発的な実践力に富む児童を育成する。
【児童像】
かしこく
＜図書ボランティア＞
図書ボランティア「たん
ぽぽ」の皆さんによる読み
語りがありました。子ども
たちは瞳を輝かせて聞いて
いました。中には身体を乗
り出して，食い入るように
見ている子もいました。子
どもたちはこの時間を楽し
みにしているようです。朝
のお忙しい時間帯ですが，
「たんぽぽ」の皆さんよろ
しくお願いいたします。
本校では，一年間で一人
１００冊以上読むことを目
標にしています。ご家庭で
もたまにはテレビを消して，
家族で読書を楽しんでみま
せんか。
やさしく
たくましく
＜体力向上＞
今，学校では，体
力テストの時期です。
左はシャトルランの
様子です。昨年度の
体力テストの結果か
ら，子どもたちにも
っと体力をつける必要があると考えていま
す。そこで，今年度，
週１回ですが，火曜日
の朝の時間 (アスパラタ
イム )に全校で体力向上
に向けて取り組んでい
ます。右は今月の鬼ご
っこの様子です。みん
な一生懸命走りまわっ
ていました。歩いて登
下校することも体力の
向上に繋がります。
＜長崎県校長会研究大会（ジャパネットたかた前社長；高田明氏講演より）＞
高田氏のお話しの中で，印象に残った言葉がありました。一部紹介します。
『大切なのは，ミッション（目標），パッション（情熱），アクション（行動）。人を感じる心，
本質を見極める力，勇気を持って行動する力。』
『過去にとらわれない。未来を考えない。一番大事なのは今。今を最善を尽くして生きる。』
『ブレイクスルー思考とは、目の前にある壁（問題や障害物）そのものに価値を見出し、すべて
「順調な試練」として受け止めることにより、その壁を自分の中に吸収しながら成長をはかり、
一見閉じられているかのように見える状況を楽々と突破していくような発想法。』
ＣＭでのあの声が特徴的ですが，やはり一代であれだけの企業を創り上げた方は違いますね。
子育てや教育にも通じるものがあります。心に残る講演でした。
＜主体性と個性＞
私の教員生活も３３年を過ぎました。その中で，「子どもの主体性を大事にした教育をしてい
こう」とか「個性を大事にした教育をしていこう」とか言われた時代がありました。
そこで，辞典を引いてみると（旺文社国語辞典より）
「主体性」・・・自分の考えや立場をきちんともち，他から影響されずに行動できる性質
「個性」・・・・ひとりの人だけがもっていて，その人と他とを区別させる特殊な性質・性格
とあります。この主体性や個性を大事にするということは，教師や親が強制したり抑制したりし
てはいけない，ということなのでしょうか。いやそうではありません。親が何も言わなくても，
自分から片付けたり勉強したりする子どもが育つはずがありません。身につくまでの躾や指導が
あったはずです。躾や教育の前提は，子どもはまだ未熟で発展途上にあり一人前ではないという
ことです。できないことをできるようにする，わからないことをわかるようにすることが私たち
大人の役目です。時にそれが子どもの意志や欲求や気分に反したとしてもやらせなくてはなりま
せん。たまに「お出かけしたから宿題ができなかった」「 ○ ○ の試合があったから宿題ができな
かった」と言い訳する子どもがいます。社会に出てそのような言い訳が通用するでしょうか。皆
さんどう思われますか？

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