当日の発表演題プログラムを見る - 医療法人医誠会 リハビリテーション部

第 9 回リハビリテーション部
学術集会開催にあたって
この度、無事に第 9 回ホロニクスグループリハビリテーション部学術集会を開催するこ
とができ、大変嬉しく思っています。
今回の学術集会テーマは【医療・介護の一体化】と致しました。グループリハビリテーシ
ョン部は、予防領域としてメディカルフィットネススタジオ梅田・健康運動支援課、医療
領域の急性期病院・回復期病院・療養型病院・精神科病院、介護領域として老人保健施設、
そして今年度から総合在宅サービスセンター(訪問リハ)を開設し、活躍の場が多岐に渡
っています。そこで医療法人医誠会のスタッフとホロニクスヘルスケア株式会社のスタッ
フが今こそ一体となり、領域を超えて患者さん、利用者さんに向き合ってもらいたいとの
思いを込めました。
リハビリテーション部は現在、医療法人医誠会とホロニクスヘルスケア株式会社を併せ
ると理学療法士 166 名、作業療法士 77 名、言語聴覚士 37 名、技師 10 名、受付・助手 18
名の計 308 名となり、部門の可能性と責務の大きさを日々感じています。また、今年度は
念願の 1 日開催となりました。前述のような幅広い領域の年間成果を共有するために 1 日
開催が必要だと考え、受付・助手部門の発表や各部門の症例検討会の中から優秀演題の発
表、そして特別講演 5 演題と、とても深みを持った学術集会の実現となりました。昨年度
までは、この学術集会を若いスタッフの登竜門として位置付けていましたが、今年度から
は各病院、各施設の年間成果を発表する場に移行できたと感じています。
特別講演は、グループ内で初取得となった「回復期セラピストマネジャー」について田
中氏、日々の業務に活用できる「Excel と統計学」について大久保氏、今年度から導入した
「パワリハの概要」について山本氏、昨年度全国学会で発表した「インシデントから考え
るスタッフ教育」について佐々木氏、そして学会の核となる「医療・介護の一体化」につ
いて中脇氏に依頼しました。スタッフ全員が、それぞれの領域で明日からの臨床に活かし
てもらえればと思います。
最後に今回の開催に際し、茨木医誠会病院 有馬大会長をはじめ、各所属長の皆様に感謝
申し上げます。そして、リハビリテーション部スタッフ一人ひとりが、多くの患者さん、
利用者さんに幸せを届けられる存在となれるよう、日々研鑽してくれることを心より願っ
ています。
リハビリテーション部 益原 邦之
プログラム
9:50~10:25
症例発表・受付助手発表 1
座長:城東中央病院:亀井 泰紘
13:55~14:40 研究発表 2
エスペラル東舞鶴:平田 成実
茨木医誠会病院:宮崎 裕也
① バランス機能低下をきたした患者に対して Mini-Balance Evaluation Systems Test を用いて評価・治療を行
った症例
座長:摂津医誠会病院:遠藤 佳幸
児島中央病院:藤川 翔子
⑭ 慢性期統合失調症に対する感覚統合療法を取り入れた園芸療法の効果について
摂津医誠会病院 理学療法士 宮山 尚弘
② 意識障害を背景に摂食嚥下障害を呈した一症例
東春病院:早川 眞理子
東舞鶴医誠会病院 作業療法士 藤原 理恵
⑮ 認知症に対する非薬物療法~回想法における意味ある作業の重要性~
医誠会病院 言語聴覚士 國見 紗希
③ 数値から見た茨木医誠会病院の特徴
橿原リハビリテーション病院 作業療法士 岡井 彩香
⑯ 退院後歩行能力の予後予測 ~BBS 得点からみる~
茨木医誠会病院 受付 鹿住 愛子
10:25~11:10
研究発表 1
座長:医誠会病院:橘 和秀
神崎中央病院 理学療法士 小椋 大地
⑰ できる ADL と、している ADL の統一を目指した情報伝達について
神崎中央病院:今濵 瑛範
摂津医誠会病院:山本 絵理
エスペラル摂津 理学療法士 綾城 裕介
―休憩 15 分―
④ 簡易嚥下誘発試験と改訂水飲みテストの併用による経口摂取開始の検討
14:55~15:20
城東中央病院 言語聴覚士 検校 剛
特別発表
座長:エスペラル東淀川:楠堂 路代
訪問看護ステーション橿原:谷村 賢司
⑤ 回復期リハビリテーション病棟における自宅退院した透析患者の傾向
茨木医誠会病院 理学療法士 松谷 遥
⑥ トイレ動作獲得における当院の整形疾患患者の特徴と考察について
⑱ 人工股関節全置換術後の歩容改善を目指した理学療法の試み
-体性感覚入力から姿勢・運動制御に着目した 1 症例-
城東中央病院 作業療法士 熊谷 直樹
⑦ 訪問リハビリ業務に対する不安感に関する調査研究
茨木医誠会病院 理学療法士 原田 明理砂
⑲ 多職種と連携して BPSD の軽減を試みた症例
訪問看護ステーション上新庄 理学療法士 木村 聡一郎
11:25~12:20
特別講演1
⑧ Excel と統計学
⑨ パワーリハビリテーションの概要とその効果
城東中央病院 受付 大久保 綾
エスペラル近江八幡 理学療法士 山本 俊之
⑩ 医療・介護の一体化
13:20~13:55
エスペラル東舞鶴 作業療法士 岩本 和範
15:20~15:55
神崎中央病院 理学療法士 中脇 さやか
症例発表・受付助手発表 2
座長:児島中央病院:松本 紀子 摂津医誠会病院:大畑 達也
エスペラル井高野:東川 佳代
⑪ 大腿骨頚部骨折を呈した重度認知症患者への理学療法介入
児島中央病院 理学療法士 足立 繁之
⑫ 運動性失語症者に対し代償手段の実用化を目指した症例
エスペラル東淀川 言語聴覚士 澤近 司
⑬ 受付の現状と今後の課題
医誠会病院 受付 奥野 恵梨
特別講演 2
⑳ 回復期セラピストマネージャーの役割
児島中央病院 理学療法士 田中 志穂
㉑ インシデント・アクシデントから考えるスタッフ教育
医誠会病院 作業療法士 佐々木 美幸