ストップ!川内原発再稼動1・25全国集会に参加 2014

2015 年 1 月 28 日 NO354 号
ストップ!川内原発再稼動1・25全国集会に参加
1月25日(日)
、川内(せんだい)原発のある鹿
児島県の天文館公園で、
「ストップ!川内原発再稼
動1・25全国集会」が開催され全国から300
0人が集いました。民医連も地元鹿児島や九州・
沖縄地協を中心に参加。京都民医連からも代表し
て2名参加しました。
集会の主催者は「30キロ圏内の自治体で再稼
動を認めたのは原発のある薩摩川内市のみで、姶
良市議会は原発の廃炉さえ要求している、多くの
住民は認めていない。
」
「再稼動阻止に向けた緊急署名などで絶対に再稼動させない運動をより一層進めよう」と呼び掛けま
した。さらに、原発をなくす全国連絡会を代表して岸本全日本民医連事務局長があいさつ、首都圏反原発連合や福島からの
避難者、地元川内の方、福井でたたかっている方などたくさんの方が次々と壇上してアピール。
「昨日初めて全国の金曜行動
の代表者が集まって交流し、全国300ヶ所以上で
行動が取り組まれていることがわかった。なかなか
人が集まらない所もあるが、全国でこんなにたくさ
んやっている。励ましあいながら頑張ろう」と訴え
た金曜曜行動全国交流会の訴えが参加者の胸に響き
ました。
集会後は会場となった天文館公園から鹿児島中央
駅前までの2・5キロをパレード。
「再稼動反対!」
を沿道の人々に訴えました。
川内原発は、昨年11月に地元の薩摩川内市と鹿
児島県が再稼動に同意。今年4月以降に再稼動が狙
われています。
再稼動させない運動をみんなで取り組みましょう。(事務局S)
2014 避難者集団健診「こども健康診断」結果報告会開催
1/25(日)10:00~13:00、京都民医連太子道診療所にて昨年 12/14
に実施した「こどもの健康診断」(避難者集団健診)の結果報告
会が行われ、29 家族が訪れました。全体の結果概要について尾
崎医師から説明が行われ、クイー医師から健診当日におこなった
「福島原発事故で京都近郊へ避難している住民に対する生活と
健康状態の調査結果」のまとめの報告も行いました。その後、個
別面談で家族毎に、保険医協会の福光医師、クイー医師、尾崎医
師の 3 名が看護師とペアで、一人ひとりの結果について疑問質問
に答えながら丁寧に説明を行いました。フロアではビデオでアニ
メを上映して、こども達に見てもらったりリラックスしてもらう
ように工夫していました。
「無料で健診を受けさせていただき本当にありがとうございました。市内で受ける事ができ助かりました。その後の結果報
告会、全体のお話もとてもためになりました。自分の子供の症状が特異なものか、全体と比べると分るので理解しやすくな
りました。」「震災から 2 年たって家族で避難しましたが、こどもが被ばくしているのではないかと不安でした。実際に健
診を受けて、数字で結果が見られて良かったです。まだこれから何年も健診を受けて、これからどうなるのか調べていかな
いといけないと思いました。」と、感想が寄せられています。(事務局M)
健康権の探求は、民医連の看護実践そのもの
2014 年度近畿地協看護管理者研修会が、1月 21 日-22 日 ANA クラウンプ
ラザホテル神戸で開催され 92 名が参加し健康権について学びました。北海道
勤医協看護部長加地尋美氏の講演「私たちはなぜ健康権にとりくむのか 自
己責任論と対峙する民医連看護」では、健康権の探求は民医連の看護実践そ
のものであり、健康の社会的決定要因は、格差社会の中で健康の剥奪要因に
わることを学び、グループワークで「健康を阻害していると思われる社会的
な困難事例」について、タブレットやスマートフォンを使い健康権の視点か
ら、なぜ?と事例を深め学ん
だことをプレゼンテーション
しました。困難と思われる患
者の背景には、自己責任でな
い貧困、孤独、社会の歪み等
があることが理解でき、厳しい状況の中で一生懸命生きてきた患者への共感
に変わり、「WHO の最高基準の健康を誰もが実感できる世の中にしていか
なければと改めて思った。」「崖の下の救急車でなく、崖の上で何が起こっ
ているか考え行動する事が必要。」等の感想が寄せられ、民医連の看護の視
点を確認する有意義な研修になりました。1 月 17 日は、阪神淡路大震災20
年の Memorial Day、KOBE から FUKUSHIMA への寄せ書きを福島民医連
に送ることにしました。(事務局S)
全日本民医連 第1回中長期経営計画セミナー
1 月 24 日~25 日、全日本民医連第 1 回中長期経営計画作
成セミナーが有明TFTビルで開催されました。参加者
は106名(61法人 46県連中 36県連が参加)。
計画作成づくりに焦点をあてたセミナーで実務的作業が
あり、参加者全員がノートパソコンをもって東京に集結
しました。医療介護を取り巻く情勢は経営的に非常に厳
しい状況となっています。また建設コストの高騰、さら
なる消費税の増税が企まれる中、大型リニューアル計画
を控えている法人が多く、中長期計画作成・資金計画等
は、その裏付けとして、また意思決定をする上でも非常
に重要になっています。セミナーはまず公認会計士講座で意義と実務ポイントを学習し、実践としてエクセルをつかって資
金計画を作成しました。翌日は作成した資金計画に基づき、グループワークで意見交換を行いました。私個人の感想ですが、
財務会計や管理会計の実践的経験が薄く、知識も不足している私は、途中から経営幹部のスピードについていけなくなりま
したが、チェックや分析視点などわかっていなかったことが飛び交う会場の中にいて、自分の不足している点が非常に明確
になりました。経営部担当としてそのことを学習して深め、組織的に、そして実践的に活かせるように、日常の業務の中で
かえしていきたいです。(事務局S)
1 月 28(水)~2 月 3 日(火)
月日
県連会議日程
9:30 事務系常任理事会 /県連B
13:30 リーダー研修委員会 /県連C
1月28日 水 14:00 運動部 /県連A
16:00 研修医会議 /中央病院
18:00 共済会理事会 /県連B-TV
1月29日 木 15:00 保健予防委員会 /県連B-TV
10:00 近畿地協経営委員会 /大阪民医連事務局
14:00 地協県連事務局長研修会 /
14:30厚生事業協 近畿ブロック協議会/大阪
1月30日 金
1月31日 土
全日本・府関係会議
13:00 看護職就職相談会 /キャンパスプラザ京都
13:30京都府プラットホーム会議
14:30 県連理事会 /県連AB
14:30 教育委員会管理者研修会 /中小企業会館801
2月1日 日
2月2日 月
15:00 教育委員会 /県連C
2月3日 火 15:30 研修医会議 /中央病院
18:30 常任理事会 /中央病院
8:00近畿地協医師臨床研修委員会
10:00近畿地協第12回研修医症例発表会