Tokai Formula Club Project2015 企画書 Tokai Formula Club 2015 学生フォーミュラとは About Formula SAE 目的・内容 学生フォーミュラは、ものづくりを 通し、自動車産業の発展、振興に貢 献できる人材を育成することを目的 としています。 学生が大会の為に車両を製作し、走 行性能・車両コンセプト・設計・コ ストなどを審査し、ものづくりの総 合力を競います。 種目別配点表 静的審査 コスト 競技規則 車両は、タイヤがボディに覆われて いなく、コップピットがオープンな タイプの「フォーミュラ」スタイル の4輪車両。 エンジンは、排気量610cc以下で4 サイクルのピストンエンジンでなけ ればいけません。 プレゼンテーション デザイン(設計) 静的審査 合計点 100 75 150 325 動的審査 アクセラレーショ ン 75 安全性にはとても厳しく、緻密なレ ギュレーションが設定されています。 スキッドパッド 50 オートクロス 150 車両の部品は、市販されているもの などを使用するのではなく、できる 限り学生自ら製作することが推奨さ れます。 エンデュランス 300 効率 100 動的審査 合計点 675 総合点数 Tokai Formula Club 2015 1,000 Tokai Formula Club About TFC Tokai Formula Club(以下、TFC)は、 「自動車に関する知識を積極的に学び、これによって得た知識から実践的なものづくり を体験することで講義だけでは得られない実践力を身につけ、社会に貢献できるエンジ ニアになること」 を目的として 2002年にプロジェクトを結成し、2003年から学生フォーミュラ大会に 出場しています。 2006年にはアメリカ大会に出場。2007、2014年にはオーストラリア大会に参戦しま した。 TF2014 歴代プロジェクト成績 体制 TFCでは代々、1学年1チームとして3年 生の時に出場する「学年制」を取ってきま した。 2014年度までの体制 2012年度入学生 2014年度大会参戦プロジェクト 2013年度入学生 2015年度大会参戦プロジェクト 2014年度入学生 2016年度大会参戦プロジェクト しかし、「技術継承ができない。」等 の理由から、2015年度は「学年制」を 廃止し、TFCメンバー全員が大会に出場 する体制で挑むことになりました。 2015年度の体制 2013年度入学生 2014年度入学生 2015年度大会参戦プロジェクト Tokai Formula Club 2015 2015年度 大会参戦プロジェクト About TFC 2015 project team 2015 Projectの体制 今までTFCは学年制を取ってきましたが、2015年度プロジェクトは学年を問わず、 TFCメンバー全員で日本大会に臨む体制を取ります。 理由 今までの体制を変更した理由は大きく3つあります。 1. もともとの2015年大会参戦 メンバーの人数が少ない。 2. 前年度の大会参戦チームで得た データ引継ぎの量。 3. ドライバー育成 左の3つの理由の中で最も大きな理由 は、メンバーの人数が少ないことです。 さらにメンバーの意思が定まっていな かった為、製作スケジュールに影響が出 てしまったことから「これからの体制に ついて」と題したメンバー会議を行い、 メンバー各々の意思を固め、体制変更を 行いました。 比較 今までは新機構の開発などに取り組むことができましたが、常に好成績をとるための要素が不 足していました。 今年の体制は、昨年度に比べて新機構を取り入れませんが、昨年度車両のアップデートを行う 為、昨年度以上の結果を見込むことができます。 Tokai Formula Club 2015 2015年度参戦チームの目標 Target Of TFC 2015 Project Team 活動目的 「社会に貢献できるエンジニアになる。」 私たちは、自動車に関する知識を積極的に 学び、これによって得た知識から実践的なも のづくりを体験することで講義だけでは得ら れない実践力を身につけ、社会に貢献できる エンジニアになることを目的として活動して います。 活動目標 「日本大会5位以内。」 2014年度のマシンをアップデートすること で、2014年度チームの総合結果である6位 を上回ることを目標を設定しました。 組織図 2015年参戦プロジェクト TFC2015 エンジン班 シャシ班 マネジメント班 Engine Section Chassis Section Management Section エンジン班 エンジン内部、吸気、排気、冷却、燃料、 オイルライン、駆動、電装 シャシ班 足回り、ステアリング、ブレーキ、 タイヤ、モノコック、エアロ マネジメント班 書類作成、広報活動 Tokai Formula Club 2015 機能美 ~旋回性・加速性・制動性の追及~ 私たちは、レーシングカーは機能的にすることで美しく、速い車両となる、と考えて います。 また、自動車開発において、基本運動である旋回性、加速性、制動性の追求は不可欠 です。学生フォーミュラ大会でも、この3つの性能が審査されるため、いずれの性能 も偏ることなく高い次元で向上させることが求められます。 そのため、私たちはこの3つの性能を追求することで機能美を持った車両となると考 え、コンセプトを「機能美」としました。 開発車両「TF2015」 The Ultimate Formula - TF2015 - TF2015 ホイールベース トレッド (F/R) 1660mm 1300mm / 1250mm 重量 220kg 前後重量配分 50 : 50 シャシ フレーム エアロ エンジン エンジン SUZUKI DL650 (ボアダウン) 型式 V型2気筒 DOHC 目標最大出力 目標最大トルク 制御 77ps / 9000rpm 65nm / 7000rpm MoTeC m400 Tokai Formula Club 2015 サスペンション フルカーボンモノコック アンダーパネル ディフューザー 前後ウィング 前後ダブルウィッシュボーン ステアリング ラック&ピニオン方式 タイヤサイズ 13 inch シフト シーケンシャルシフト シャシコンセプト Concept of Chassis 「タイヤの性能に頼らないシャシ」 車両が走行するうえでタイヤは重要なパーツであり、タイヤの種類や状態 は、走行に多大な影響を与えます。 私たちは車両が加速性・旋回性・制動性を発揮するには、タイヤがいかな る状態でも、それに左右されることなく、車両の性能を出し切れるシャシ にする必要があると考えこのコンセプトを掲げました。 エアロデバイスの採用 コンセプトの実現にはコーナリングフォースの向上が必要であると考えま した。フロント・リアウイング、アンダーパネルを装着し、ダウンフォー スを発生させ、コーナリングフォースを向上させます。 フルカーボンモノコックの採用 TFCでは4年目となるカーボンモノコックを採用し、軽量化と高剛性の 両立を目指します。 Tokai Formula Club 2015 エンジンコンセプト Concept of Engine 「高出力・フラットトルクの実現」 私たちは上記のコンセプトを実現する為に、昨年に引き続きSUZUKI製の V型2気筒エンジン「DL650」の採用を決定しました。 低中速回転域で出力特性を発揮するDL650をベースに、ボアダウン加工 を行います。 低回転から高回転域でのトルクをフラットとし、幅広い回転域で高トルク を発生させることで、扱いやすく、高出力なエンジンを目指します。 前年度エンジンとの比較図(赤グラフが2015年度エンジン) 90.0 70.0 80.0 60.0 70.0 50.0 Power (ps) Torque (Nm) 60.0 40.0 TF2014 DL 30.0 TF2014 DL 40.0 TF2015(目標理論 値) 30.0 TF2015(目標理論値) 20.0 50.0 20.0 10.0 10.0 0.0 0.0 0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 Engine Speed (rpm) トルク 0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 Engine Speed (rpm) 出力 V2エンジン縦置き、プロペラシャフト駆動 昨年同様、エンジンを縦置き化。昨年度はデフケースの破損によりオース トラリア大会はリタイアという結果でした。昨年度のデフケースを見直し、 破損することのないデフケースを設計しました。 Tokai Formula Club 2015 チームメンバー Team Member 佐久間 翼(3年生) チームリーダー エンジン班 前川 昂仁(3年生) 佐藤 礼直(2年生) 田畑 彰訓(3年生) 小林 みひろ(2年生) エンジン班 リーダー 電装 担当 エンジン内部 担当 エンジン内部 担当 エンジン内部 担当 近藤 大智(3年生) 藤井 紘人(2年生) 小田 竜也(2年生) 松井 翼(2年生) オイルライン 担当 冷却 担当 排気 担当 吸気 担当 町井 輝男(3年生) 田村 直(2年生) 町田 尊俊(2年生) 佐藤 大暉(2年生) 燃料 担当 駆動 担当 駆動 担当 電装 担当 下田 大(2年生) 電装 担当 シャシ班 瀬口 篤朗(2年生) 堀井 雄斗(2年生) 平 勇人(2年生) 稲谷 友恭(2年生) シャシ班 リーダー モノコック 担当 モノコック 担当 モノコック 担当 エアロ 担当 赤間 勇太(2年生) 前田 智哉(2年生) 津久井 滉生(2年生) 岡東 宏直(2年生) エアロ 担当 エアロ 担当 タイヤ・ブレーキ 担当 足回り ジオメトリ 担当 森川 遼(2年生) 藤原 健一郎(2年生) 鈴木 悠也(2年生) 田中 祐也(2年生) 足回り ジオメトリ 担当 足回り ステアリング 担当 足回り ペダル 担当 マネジメント班 井上 雅貴(3年生) 宮尾 里奈(2年生) Tokai Formula Club 2015 小川 和輝(2年生) 足回り 担当 スポンサー様 一覧 Sponsor List スズキ 株式会社 様 株式会社 日本ヴューテック 様 株式会社 N.A.C.T 様 有限会社 及川製作所 様 ANSYS .Ink 様 サイバネットシステム株式会社 様 AVO/MoTeC Japan 様 京王観光 様 有限会社 ブライトロジック 様 株式会社 サイアン 様 株式会社 デンソー 様 株式会社 深井製作所 様 新日本フエザーコア 株式会社 様 株式会社 ダサイ 様 株式会社 ダイナテック 様 グッドリッヂジャパン 様 株式会社 CD-adapco 様 株式会社 IDAJ 様 FCデザイン 株式会社 様 日本グッドイヤー 株式会社 様 株式会社 井上ボーリング 様 Tokai Formula Club 2015 武藤工業 株式会社 様 株式会社 SOHC.ENG 様 中山ライニング工業 株式会社 様 株式会社 コーヨー 様 大井松田カートランド 様 株式会社 平塚イトウネジ 様 株式会社 ミスミグループ本社 様 株式会社 コイワイ 様 株式会社 コタキ 様 株式会社 ミクニ 様 NTN 株式会社 様 株式会社 エフ・シー・シー 様 エヌ・イー 有限会社 様 有限会社 サンフレッチェ 様 有限会社丸山ラジエーター工作所 様 有限会社 プラスミュー 様 丸紅情報システムズ 株式会社 様 ダウ化工 株式会社 様 三和メッキ工業 株式会社 様 福岡ゴムタイヤサービス 様 機友会 様 ウエストレーシングカーズ 株式会社 様 高砂産業 株式会社 様 株式会社 東科精機 様 Tokai Formula Club 2015 株式会社 TAN-EI-SYA-WHEEL SUPPLY 様 株式会社 レント 様 トタル・ルブリカンツ・ジャパン 株式会社 様 日信工業 株式会社 様 有限会社 鈴木精機 様 株式会社 ニフコ 様 石原金属化工 株式会社 様 住鉱潤滑 株式会社 様 フェデラルモーグル 株式会社 様 ヘンケルジャパン株式会社 様 Honeywell international Inc 様 講習会参加企業様 本田技研工業 株式会社 様 日産自動車 株式会社 様 Tokai Formula Club 2015 東芝機械株式会社 様 活動 About Enkei Factory 拠点 東海大学 チャレンジセンター ものつくり館1階 〒259-1207 神奈川県平塚市北金目4丁目1−1 http://formula.shn.u-tokai.ac.jp ご連絡先 佐久間 翼 Mail Address : [email protected] 2015年度プロジェクトリーダー アクセス 電車・バスでお越しの方 ・小田急線 (新宿駅より快速急行約60分、 小田原駅より約25分) 東海大学前駅下車 徒歩約20分 ・JR東海道線平塚駅下車東海大学行バス (約30分) 東海大学下車 徒歩約1分 お車でお越しの方 ・東名高速道路 秦野中井ICより15分 ・小田原厚木道路 平塚ICより10分 Tokai Formula Club 2015
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