文書区分 NO.MR0001 再帰反射光の確認方法 発行 2006520 改訂 20100518 株式会社 小松プロセス 再帰反射の仕組みと再帰反射光の確認方法 Ⅰ.再帰反射の仕組み ① 再帰反射とは、特殊な塗装やシートを張り付けたりした面に光を当てると、光源に向けて 選択的に反射する事が、再帰反射と言われる現象です。 (光源以外の方向には光が反射されない。) 一般の鏡の様な鏡面反射やあらゆる方向に反射する乱反射とは異なり、特殊な反射の仕組みです。 <再帰反射の光の進行経路> <鏡面反射の光の進行経路> <乱反射の光の進行方向> Ⅱ.再帰反射光の確認方法 インクやスプレー等で塗付した物の再帰反射光を確認するには、目と光源が近い程、再帰反射光が強く 目の方向に反射してきます。従って目の横にライトを着ける様にして、反射面に光を照射すると、 良く確認出来ます。 光源が目から離れる程、再帰反射光が弱くなっていきます。 強い 弱い 上記の様に、光源が目と反射面とを結ぶ線の延長線上(目の後ろ側でも良い)に有ると、 再帰反射光が強く感じられ、反射面がいかにも発光している様に見えます。 以上
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