第 1学期号

- 夢 や 希 望 の あ る 、夢 や 希 望 の も て る 学校 づ く り -
第1学期号
H27.7.17発行
発行責任者 佐藤 義明
1 T ime flies! 梅雨明けと ともに夏到来、いよい よ夏休み!
4月8日の始業式と入学式。数ある始業式や入学式の中でも記憶に残るものとなりました。予想
もしていなかった「雪の花びら」に迎えられ、新入生155名を含む生徒総勢480名、全18学
級で大谷中学校の平成27年度が始まりました。
「あっという間に時が過ぎる」ことを、英語で Time flies! と 表現しますが、まさにその表現がぴ
ったりの1学期でした。入学式から振り返ると、支部大会、PTA総会、全国及び県学習状況調査、
地区大会、家庭訪問、中間テスト、生徒総会、いじめ防止強調週間、県大会、小中合同クリーン作
戦 ( み ん キ ラ )、 宿泊 的 行 事 ( 3 年 修学 旅 行 、 1 年 宿 泊 学 習 )、 2 年 職 場 体 験 学 習 、 期 末 テ ス ト、 授
業参観・学年PTA、そして夏休み突入と同時に始まる3年生最後の地区大会と、主なものだけも、
よくこれだけのものを生徒たちもこなしてきたと思います。特に1年生は、目が回るような学校生
活の中で、迷ったり考えたりする暇もなく、気がつくといつの間にか学校生活が軌道に乗っていた
という状況ではなかったでしょうか。保護者の皆様のご理解やご協力の
お陰もあり、生徒たちは本当によく頑張ってくれました。
いよいよ待ちに待った夏休みです。この長い夏休み、生徒たちには、
自分のやりたいこと、やるべきことをしっかり決めて、計画に規則正し
く生活してほしいと思います。保護者の皆様には、お子様とのコミュニ
ケーションをより大切にしていただき、学習面や生活面についてもご指
導くださいますようお願いいたします。
2
元気なあいさつ が響く学校
~オアシスサ運動~
小 山市教育委員会では 、小山市の目指す学校像と して「子どもの瞳が輝き子 ど
もの 笑顔があふれ 元気 なあいさつが響く学校」を 掲げています。あいさつは い
かに時代が変わろうと、人と人をつなげていく潤滑油のようなものです。
今 年 度 本 校 で は 、「 あ い さ つ の 全 校 展 開 」 と 銘 打 っ て 、 本 校 に 古 く か ら 伝 わ る
「オ アシスサ運動」を再 稼働しました。学級、学年 、部活動などのあらゆる場 で、
積極 的な呼びかけをして います。校舎内外には、元 気な声が響き、生徒同士、 教
職員 と生徒が校内であい さつを交わす姿が今までに なく見かけられるようにな りま
した。新しい何かが確実に動き出しています。
3
小 山市中学 生派遣 事業
4
今年も小山市の事業の一環として、夏休みに
各中学校から代表生徒が広島平和記念式典及び
友好都市ケアンズ等に派遣されます。本校から
は、 次の生徒 たちが 派遣され ます。
□広島平 和記念式 典中学 生派遣
古 市香理 さん(2-1)
岡 田夢叶 さん(2-4)
安 達央貴 くん(2-5)
□友好 都市ケ アンズ中 学生派遣
山岸侑 莉さん(3-1)
小野寺 志織さん (3-4)
青柳里 奈さん(3-5)
ま た、昨年 度末に 、中国紹 興市
にも 本校生徒 が派遣 されまし た。
□友好都 市紹興市 中学生 派遣
庄 田ひと みさん(3-4)
子ど もいじ めゼ ロサ ミットか ら…
今年で第3回目を迎える「小山市子どもいじ
めゼロサミット」が5月25日に市文化センタ
ー で 開 催 さ れ 、 本 校 か ら 藤 田 咲 姫 さ ん (3-3)と
武 居 優 輝 く ん (3-5)が 参 加 し 、 い じ め 防 止 向 け
た取組について他校の児
童や生徒たちと活発に意
見交換 しまし た。
藤 田さ ん と 武居 く ん は、
校内でいじめ防止強調週
間 中 の 集 会 (「 夢 や 希 望 の
ある学校づくりのための
集 会 」) で 、 サ ミ ッ ト に 参
加して感じたことを全校
生徒の前で発表してくれ
ました 。
武居 くんの 発表を紹 介します 。
サミットを通して、卒業した小学校でのあいさつ
運 動 や 給 食 時 の 校 内 放 送 で 「 友 だ ち の 輪 」( 友 だ ち
の よ い と こ ろ 紹 介 )な ど 、他 校 の 取 組 を 聞 き な が ら 、
いじめは許せない、絶対にしてはいけないと強く感
じ 、 自 分 自 身 を 再 認 識 でき ま し た 。
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7人の生徒たちは、輝桜祭で貴重な体験や、
体験を通して感じたことや考えたことを発表す
るこ とになっ ていま す。今か ら楽しみ です!
大谷中を代表して参加したので、いじめに対して
学校全体が高い意識をもてるように大谷中生一人一
人 に 伝 え て い く こ と が 、私 の 役 目 だ と 思 って いま す 。
いじめゼロサミットに参加したという自覚と責任
をもって行動し、気になることを見かけたら、積極
的に声をかけたいと思うし、勇気をもって皆で声を
か け 合 っ て 、小 山 市 一 番 の 学 校 に し て い きま しょ う 。
いじめ防止強調週間で私は生徒たちに、次の
こと お願いし ました 。
〇今やるべきことに一生懸命に取り組むこと
で、自分 を大切 にす る こと 。
〇 一生懸命 やって いる、頑 張ってい る
友だち 、仲 間を大 切に する こと 。
それは、自分を大切に思えない者は、他人も
大切 にできな いから です。
〇 自分で 考え、判断 し、行動す る こと 。
(主体 性、自 主性、自 律心)
私 た ち 大 人 は 、「 い じ め は 駄 目 だ 、 や っ て は
いけない」と繰り返し何度も指導することはで
きます。でも結局のところ、最後は生徒たちが
が内面的に成長しなければ、同じことを繰り返
して しまいか ねませ ん。
〇 挑戦し、役割 を果た し、感 謝す るこ と 。
人任せにすることなく自分の役割を果そうと
する気持ちがなければ、うまくいかないことは
全て人に責任を転嫁します。また、自分を取り
巻く人たちに感謝できるようになれば、不平・
不満も呑み込めるようになり、次第に不平もな
くな ってくる ものと 信じてい ます。
このような生徒たちを育てることを大切にし
たいと思います。生徒が主体的になる、生徒が
前面に出る、生徒の考えが反映される教育活動
が展開される学校づくり、すなわち生徒にとっ
て「夢や希望のもてる学校」ということになる
でし ょうか。
特に、夏季休業中の生活については、安全・
安心が第一ですので、各ご家庭でも外出、通信
機 器 の 利 用 、 交 通 安 全 等 に つ い て 、「 我 が 家 の
ルール」をお子様と確認し合うなど、ご指導を
お願い いたし ます。
【 行 事 の 一 コマ 】
左 上: 1 年 生 野 外 炊 飯
右 上: 2 年 生
陸上自衛隊にて
左:3年生東大寺の鹿と
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生徒が安全に登下校できるかどうかは、大切
な生徒を預かる学校としては、最も気を遣うと
ころです。多くの生徒は、交通ルール
を守って安全を心がけながら登下校を
しています。私たちも毎朝、生徒を正
門付近や北門付近で出迎えるととも
に、下校時には下校完了後に青パトで学区内の
巡回をしています。また、交通安全教室等で、
「自転車利用5則」の徹底を通して、安全な自
転車の 乗り方 を指導し ています 。
自 転車利用 5則とは …
1 自 転車 は 、 車 道 が 原 則 、歩 道は 例 外
2 車 道 は 左側 を通 行
3 歩 道 は 歩 行 者 優 先 で 、車 道 寄 り を 徐 行
4 安 全 ル ール を守 る
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授 業参観に 多くの 保護 者の 皆様が 来校
今年度2度目となる授業参観を去る7月8日
(水)に実施したところ、平日にもかかわらず
310余名(65%の参加率)の方々にご来校
いた だきまし た。あ りがとう ございま した。
教 科担任の 授業を 参観後、各学 年「学年 懇談」
を行いました。どの学年も大きな行事の後でし
たので、学習や生活、進路、夏季休業中の生活
等の説明後に、行事の様子が映像や生徒の感想
等で紹介されました。各学年行事は次の通り。
1 年 宿泊 学習 6/13-15 2 泊3日
(国立那 須甲子 青少年自 然の家)
2 年 職場 体験学 習 6/16-17 2日間
(市内各 事業所 )
3年 修学旅行
6/13-15 2泊3 日
(京都・ 奈良方 面)
交通 安全は 誰の た め?
○ 飲酒 運 転 ・ 二 人 乗 り ・ 並 進 の 禁 止
○ 夜 間 は ラ イ ト を点 灯
○ 交 差 点 で の 信 号遵 守 と 一 時 停 止 ・ 安 全 確 認
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子 ど も は ヘ ル メ ット を 着 用
し か し 、 時 々 地 域 の 方 々 か ら 、「 中 学 生 の 自
転車の乗り方が悪い」とのお叱りを受けること
があり 、その 都度指導 を繰り返 していま す。
道路交通法が改正され、この6月から施行さ
れました。この改正により、交通の危険を生じ
さ せ る 違 反 を 繰 り 返 す 自 転 車 の 運 転 者 (14歳 以
上 )に は 、 安 全 運 転 を 行 わ せ る た め 講 習 の 受 講
が義務づけられます。以下は、その違反です。
※ 14に は 、ス マ ホを 見な が ら運 転 など も 含ま れま す 。
これを機会に各ご家庭でも、お子様と改正道
路交通法や安全で安心な自転車の乗り方等につ
いてご 確認い ただけれ ばと思い ます。
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第 1回学校評 議員会 開催
6月2 9日
学校評議員会とは、地域社会に開かれた学校
づくりを推進するために、地域住民の代表から
なる方々が、校長の求めに応じて、学校の教育
目標や計画、地域との連携の進め方などの学校
運営に関して、個別または一堂に会して意見を
述べ るもので す。
今年度は、次の5名の方々が、本校学校評議
員と して年間 3回に わたって 来校しま す。
大 関洋子 様 民 生委員
齊藤 貴子 様 民 生委員
木 村正二 様 同 窓会長
村 下純子 様 元 PTA会 長
鈴 木 孝 様 前 PTA会 長
第1回目の今回は、各教室を回って授業参観
をした後、学校経営方針等の説明を行い、意見
や情 報の交換 を行い ました。
評 議員の方 々から は、
○経営方針を受けた教育活動を通して、教育
の成果を 上げて ほしい。
○授業を受ける生徒様子がよくなってきた。
などの、励ましやお褒めの言葉をいただきまし
た。また、そのほかには「子どもたちの言葉遣
い 」 や 「 学 力 向 上 に 向 け た 学 校 の 取 組 」「 生 徒
の 出 席 状 況 」「 小 中 一 貫 教 育 」「 小 6 か ら 中 1 へ
の学校生活の急激な変化」などが話題となりま
した 。
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「子 どもの 瞳が輝 く学 校」
(1)「子ども の瞳が 輝く学校 」とは…
生徒が授業中に目を輝かせて授業を受ける姿
を、小山市教育委員会がこのように表現したも
のです。生徒が瞳が輝かせて授業に集中できる
ような授業づくりをとおして、生徒一人一人の
学力を向上を図っていかなければなりません。
学力向上は、学校として最も重要な課題の一つ
であり、よりよい授業づくりは一人一人の教職
員に とって、 永遠の 課題です 。
このことから、本校では
全教員が一人一研究授業を
行い、教員が相互に授業を
参観して、生徒たちの学び
の姿を通して、授業改善の
方向を話し合いながら、授
業力向上を図る取組をしています。1学期も、
既に 9名の教 員が研 究授業を 行いまし た。
認め合い、高め合える集団」となるよう教職員
で共通理解を図って取り組んでいます。これを
私たち は、「 学業指導」 と呼んで います。
【 学 業 指 導 で 目指 す 学 級 づく り】
(3)「 各家庭 でできる こと、家 庭の役 割」
ここで保護者の皆様に一つ質問をします。次
の質問 につい て、ど の程度把 握されて います か。
子どもたちの学力を伸ばすことは、もちろん
学校の重要や役割の一つですが、子どもの「自
ら学ぶ意欲や態度」を育てるためには、家庭に
おける保護者のかかわりがとても大切だと言わ
れています。是非とも、お子様の学校での学習
や家庭学習について、積極的に関心をもってい
ただき、お子様との会話を通して、学習意欲を
高め、家庭学習の習慣化へとつなげていただき
たいと 思いま す。
県の教育委員会の資料から、参考までに学習
習慣を支えるための家庭役割を4つにまとめた
ものを 載せま すので、 是非ご一 読くださ い。
(2)「学びに 向かう 集団づく り」
学力を伸ばそうとするときに、学習時間やテ
ストの点数、また問題集を何頁進めたかなどが
よく問題になりますが、それと同じくらい大切
なことがあります。それは、生徒が所属する集
団がどのように育っているかということです。
ですから、学級担任の学
級経営や教科担任による
教科経営、授業運営はと
ても 重要で す。本校では、
所属する集団が「互いに
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みんなでキラキラ大作戦実施
6月11日(木)
13:30~15:30
大谷中学校区の小中一貫教育の特色と言える小中学校児童生徒合同での清掃活動です。歴史を重
ね、今年で10年目を迎えます。昨年度も時間をかけ準備をしましたが、台風の影響で急遽中止に
なり、生徒たちの多くはとても残念がっていました。
この活動の趣旨は大きく二つあります。
子どもたちが「毎日お世話になっている学校」、
「今
ま で お 世 話 に な っ て き た 学 校 」、 そ し て 特 に 小 学 生
に と っ て は 、「 今 後 母 校 と な る 学 校 」 に 、「 清 掃 と い
う奉仕を通して恩返しをする」というのが一つ。
二つ目は、この活動では小学生と中学生が一緒に
協力して清掃を行います。中学生は先輩として、し
っかり清掃する姿を見せなければなりません。また、
各 学校の 清掃担当箇 所数
小学生に掃除の仕方を優しく教えたり、頑張ってい
る小学生を励ましたりします。そんな中学生の姿か
大谷中学校
33箇所
ら、小学生は、「大谷中学校の先輩 はすごい」とか、
大谷東小学校 49箇所
「先輩のようになりたい」などと感じてくれること
大谷南小学校 31箇所
が期待されています。
Wow! Good job, kids!
この日、小中学校間の移動時間や開会式、閉会式
So many places to clean!
の時間もあり、クリーン作戦の時間は正味45分間
でしたが、小グループに分かれ中学生がリードして、自己紹介にはじまり活動手順の確認、そして
清掃と一生懸命活動していました。大谷東小と大谷南小で活動した生徒の感想を紹介します。
今日は「みんなでキラキラ大作戦」を終えて、小学生
と触れ合え、ちゃんと掃除もできて、とてもよかった。
花の雑草取りや石取りなどたくさんできてよかった。
小学生の自己紹介がとても面白かったし、本当にかわ
いいなあと思いました。来年は高校生なので出来ない
けど、来年も頑張ってほしいです。3-3 中山力翔くん
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リーダーとして「みんキラ大作戦」に参加しました。
小学生は昼休みでしたが、チャイムが鳴ると直ぐに並
ぶ姿が見られました。私はトイレを掃除しました、中
学校よりもきれいでした。小学生の取り組む態度も素
晴らしく、びっくりしました。今回、小学生と協力し
て掃除をすることができ、普段なかなかきれいに出来
ない場所もきれいにすることが出来ました。小学生の
皆さん、ありがとうございました。 3-4 舟橋茉啓さん
大 谷中学校 第2代応 援団の 着実 な進 歩
7 月 1 5 日 ( 水 )、 3 年 生 最 後 の 大 会 を 前 に
部活動集会が開かれ、各部長より大会に臨む力
強 い 決 意 発 表 が あ り ま し た 。「 全 力 で 最 後 の 大
会 を や り き り た い 」「 後 輩 に し っ か り と 部 活 動
のバトンを渡せるよう、大会で先輩としての姿
を見せたい」といった決意を聞き、成長ぶりを
大変 頼もしく 感じま した。
大谷中応援団も第2代目となり、日に日に演
技の質や迫力を高めています。この集会の最後
も応援団が締めくくりました。実は、これに先
立ち、彼らは県立栃木高等学校を訪問して、栃
高の応援団から指南を受けていました。高校生
の演舞に圧倒された後、細かい部分で指導を受
け、最後に本校の応援を披露して、大きな拍手
とお 褒めの言 葉をも らって帰 校しまし た。
みるみるうちに声の出し方、演技の機敏さ、
体の反り方や太鼓の打ち方まで変わってきまし
た。やはり、自分たちよりも格上のものに触れ
て受ける刺激は、教育効果抜群だと改めて思い
ます 。全ての 教育や 指導に通 ずるもの です。
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P T Aレク レー ション 大 会
6月 21日( 日)
150名を超える保護者の方々にお集まりい
ただき、約3時間にわたり各クラス対抗でビー
チボールバレー大会を行いました。大変な盛り
上がりを見せ、3年5組が昨年に引き続き連続
優 勝 し ま し た 。「 と て も 楽 し か っ た 」 を 86.3%
の参 加者が回 答して います。
※応援団 とビーチボー ルバレー大会 の様子は、大谷中HPに近日中にアップします。
【御礼】保護者の皆様には、陰に陽に、1学期お世話に
なりました。心より御礼申しあげます。
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