ガイダンス - 電気通信大学キャリア教育部会

ガイダンス 4/14, 21(火) 16:15~ (5時限) 新C棟-103室 度
年
7
2
H
エンジニアリング
デザイン1, 2
ED1;前期2単位
ED2:後期2単位
学部(2), 3, 4年次 対象 【選択科目】 基礎キャリア
教育
UEC 4情報理工学分野
の専門力
ICT技術者の基本的素養に関する講義
実需に則したプロジェクト演習
エンジニアリング
デザイン 1, 2
技術者としての主体的な
行動力と向学心の高揚
【担当教員/企業講師の指導】+【工学的課題解決型学習PBL】で身に付ける
「倫理・キャリア教育科目」推奨コースについて
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「倫理・キャリア教育科目」推奨コースについて
Copyright 2012 UEC
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2015. 4.14 3,4年次 全学科対象 「倫理・キャリア教育科目-選択科目」
エンジニアリングデザイン 1,2 担当教員: 山口 浩一 (先進理工学専攻 教授) 前佛 栄 (キャリア教育部会 特任教
授) 4
H27年度エンジニアリングデザイン担当スタッフ 【担当教員】山口 浩一、前佛 栄 【専門学科教員】 総合情報学科:
梶本 裕之 情報・通信工学科:成見 哲 松浦 基晴 知能機械工学科: 小池 卓二
明 愛国 先進理工学科: 渡辺 昌良 山口 浩一 【ティーチングアシスタント(TA)】 J 科: 中村 拓人
I 科: 佐藤 知哉, 二宮 典彦
M科: 林 直輝
S科: 涌田 理人, 村田 悠馬 IS研: 石関 俊一
【非常勤講師】 岩船 誠司 (東芝ソリューション) 稲田 博記 (東芝ソリューション) 黒田 幸明 (サイバー創研) 中山 良一 (工学院大教授) 福島 理恵子 (東芝研究開発センター) 木村 健人 (CAモバイル) 稲 秀樹 (キヤノン) 【産業界OB(TTA)】 伊藤 俊郎 石田 武久 【企画調査室】 三木 哲也 【技術員】 峯水 延浩 【事務員】 鈴木由美子
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ED授業の目的と育成する能力
目的: 技術者に求められる基本的素養を理解し、 プロジェクト演習(PBL)によって、その素養を身につける。 技術者としての目的意識と向学心を高揚する。 育成する能力: ➀エンジニアリングデザイン能力 ➁グループワーク遂行能力 ➂技術者倫理と法令遵守(コンプライアンス)の素養 ➃コミュニケーション・プレゼンテーション能力 6
PBL (Project Based Learning)
目的に対して、自ら実現形態を構想し、それを実現するための 課題、問題を設定し、 種々の学問的・技術的知識の応用 or 既存の技術の活用により、 想像力を駆使して解決策を導き出す。 (その際、健康・安全性、文化的配慮、経済効果、環境問題への 配慮、倫理的観点などからの検討を含める) そして、導き出した結果が所期の目的、目標に適合しているか どうかを評価する。 また、一連の内容を報告書としてまとめ上げ発表する。
PBL型教育は、エンジニアリングデザイン能力の ほとんど全てを育成することに役立つ
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エンジニアリングデザインに求められる能力
課題設定力
構想力
公衆の健康・安全、文化、経済、環境、倫理等 の観点から問題点を認識する能力
構想したものを 図、文章、式、プログラム等で 表現する能力
創造力
種々の学問、技術 の総合応用能力
これらの問題点から生じる制約条件下で 解を見出す能力
チームワーク力
結果を評価する能力
継続的に計画し実施する能力
コミュニケーション能力 (プレゼンテーション力)
【担当教員/企業講師の指導】+【工学的課題解決型学習(PBL)】
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「エンジニアリングデザイン 1(ED1)」 授業計画
前学期
2単位
4月 ① ガイダンス
8月
② ③ ④ プロジェクト・グループ分け
⑤
⑥
⑦ 基礎プロジェクト講義/演習:
⑧
⑨ プロジェクト遂行の基本
⑩ ⑪
⑫
専門プロジェクト
⑬
演習
⑭
⑮
9月
★専門PBL中間発表会
5月
6月
7月
Copyright 2012 UEC
工学的課題(設定)について各担
当教員/講師陣から候補項目につ
いてガイダンス
受講生は興味のある課題について
参集し、PJ-グループを作り、設
定課題について議論を進める
各プロジェクトに共通するプロジェ
クト(PJ)管理遂行の基本を講義と
演習を通じて習得
各プロジェクト毎に設定課題を遂
行する。(PJ実験計画書/PJ仕様
書を先ず作成)
9 「エンジニアリングデザイン 2(ED2)」 授業計画
後学期
10月
11月
12月
2月末~3月
①
②
③ ④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
ガイダンス-実業に則したエンジニア
リングデザインとはー 及び、前期「プ
ロジェクト遂行の基本」(概要再講義)
専門プロジェクト
講義/演習
(内、企業トップからの
特別講義を含む )
~
1月
2単位
⑮ 専門プロジェクト
最終発表会
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各グループ単位でのプロジェクト 推進(高度化,実業化視点での 検討)
各グループ単位でのプロジェクト 取りまとめ
本学幹部役員(学長,理事等)及
び教員、外部関係者の出席の もと発表 10 エンジニアリングデザイン1
(前期)授業計画 1回目 (4/14,新C-103室): ガイダンス(1): 本科目の概要説明(山口, 前佛, 担当教員)
2回目(4/21): ガイダンス(2): 昨年度の専門プロジェクトの内容説明(非常勤講師による 講義説明及び昨年の受講学生による専門プロジェクト演習結果の紹介を
含む)(山口,前佛,企業非常勤講師他)
3回目(4/28): ガイダンス(3): 専門プロジェクト演習に向けての非常勤講師講演 4回目(5/12): 基礎プロジェクト演習ガイド:「基礎プロジェクト演習」のためのグループ分け,
予備的グループワークを含む (前佛,山口)
5回目(5/19): 基礎プロジェクト演習ガイド:「プロジェクト遂行の基本」の概要を分かりやすく 解説,予備的グループワークを含む (前佛,山口)
6回目(5/26): 「プロジェクト遂行の基本(1)」 東芝ソリューションからの非常勤講師
(岩船,稲田)による講義及び基礎プロジェクト演習
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7回目(6/2): 「プロジェクト遂行の基本(2)」(岩船,稲田)
8回目(6/9): 「プロジェクトの遂行の手法 」: 情報理工学分野のエンジニアリング・ デザインにとって共通的に必要(基本的)な要求仕様書の書き方, 他の文書と要求仕様書の関係(岩船,稲田)
9回目(6/16): プロジェクト管理(PMBOK)の基本(事例的講義:社会との係わり <顧客>強調),プロジェクト計画書の作成 演習課題 (岩船,稲田)
10回目(6/23): 基礎プロジェクト発表会 (岩船,稲田)
11回目(6/30): 「専門プロジェクトとは演習とは」(山口,前佛): ・「エンジニアリングデザインで修得すべき能力について」(三木) ・専門プロジェクト演習ガイダンス(再グループ分けとテーマについて の討論)(黒田、中山、福島他) ★テーマ設定は、各学科専門分野(メディア, 情報・通信, 知能機械・制御, デバイス・ マテリアル等)から、企業が抱える現実ニーズ、環境等の社会ニースを勘案して 各学科専門教員および企業・非常勤講師の指導を受けて自ら行う。 12
12回目(7/7): ED1専門プロジェクト演習(1): (企業非常勤講師からの課題候補項目についての講義とグループ議論)
13回目(7/14): ED1専門プロジェクト演習(2): (企業非常勤講師からの課題候補項目についての講義とグループ議論)
14回目(7/21): ED1専門プロジェクト演習(3): (企業非常勤講師からの課題候補項目についての講義とグループ議論)
専門プロジェクト演習(グループ討論および中間取りまとめ) 15回目(7/28): ED1専門プロジェクト演習(4): 専門プロジェクト演習(グループ討論および中間取りまとめ) 中間発表会(後日決定): ED1専門プロジェクト演習 前期試験期間、夏休み期間においても講義/演習を随時行う。 (グループでの自主的なPJ活動となる) 13
成績評価方法および評価基準
〔評価方法〕 講義におけるレポート(20%),グループによる課題解決(60%),報告書(20%) とする.その上で出席点を,減点方式で評価する.
・評価者は、担当教員/企業講師、TTA/TA及び「エンジニアリングデザイン」外部評価 委員会メンバーが任に当たる。また学生個人の自己評価も評価の参考材料とする。 〔評価基準〕 以下の観点で,いずれもの能力が十分に確認できた場合に100点とし, 部分的に不十 分だがほぼ能力が認められれば60点とする. (1) 講義での課題に対して,十分考察し結果をレポートにまとめることができること. (2) PBLにおいて,講義で学んだことを応用し,課題に対して有効な結果を導き出す ことができること. (3) PBLにおいて,他と協調して目的を達する案を出し,計画的にそれを実現し結果 を評価し,それを第三者に分かりやすく説明することができること. (4) PBLで行ったことの報告者が,第3者に分かるように記述できること. (5) 技術者倫理(情報リテラシー)の基本的な考え方を理解していること.
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エンジニアリングデザイン担当教員等の専門分野・キーワードリスト
担当者名
専門分野1
専門分野2
J科
梶本 裕之
ヒューマンインタフェースバーチャルリアリティ
I 科
成見 哲
情報・通信
I 科
松浦 基晴
M科
キーワード1
キーワード2
キーワード3
触覚
医療福祉
エンタテインメント
FPGA等のハードウェア
コンピュータシステム
デジタルサイネージ
電子回路
情報・通信
光・電子計測
光ファイバ通信
レーザ
通信ネットワーク
小池 卓二
知能機械・制御
光・電子計測
聴覚
振動計測
シミュレーション
M科
明 愛国
知能機械・制御
ロボット
メカトロ機器
S科
渡辺 昌良
光・電子計測
デバイス・材料
レーザー
量子エレクトロニクス
非線形光学
S科
山口 浩一
デバイス・材料
光・電子計測
太陽電池
LED
センサー
非常勤講師岩船 誠司
情報・通信
ソフトウェア
プロジェクトマネジメント
非常勤講師稲田 博記
非常勤講師黒田 幸明
情報・通信
メディア
ITサービス
実証実験
企業人脈
非常勤講師中山 良一
知能機械・制御
ロボット、工学教育
エンジニアリングデザイン 教育手法
非常勤講師福島 恵理子 デバイス・材料
その他
3Dディスプレイ
UXD(経験価値デザイン) 男女共同参画
非常勤講師木村 健人
非常勤講師稲 秀樹
光・電子計測
デバイス・材料
形状計測
画像、信号処理
リソグラフィー
特任教授 前佛 栄
デバイス・材料
メディア
光ディスク・LED
e-­‐Learning 環境
セキュリティ・倫理
特任教授 三木 哲也
情報・通信
電波・ワイヤレス
通信ネットワーク 光通信・無線通信
E-­‐learning
カメラ・ディスプレイ
4K/8K超高精細度映像
映像符号化技術
撮像・表示技術
移動ロボット
TTA
石田 武久
放送映像メディア
TTA
伊藤 俊郎
製品構想=設計情報+媒 設計=機能構造+工程構 生産=設計を媒体(材料)
知能機械・制御(もの造
デバイス・材料(価値工学)
体
想
り)
へ転写
技術員 峯水 延浩
情報・通信
メディア
エリア放送
センサーネットワーク
デジタルサイネージ
15
H26年度 ED-プロジェクト
Engineering Design < P J 活動>
電子掲示板
PJ
エリア
ワンセグ
放送PJ
<自ら設定した課題への取組>
食堂
混雑解消
PJ
April 2015
デリバリーサービス
“Karere”
PJ
対戦
ト
ネッ ーム
ゲ
PJ
16
H26年度 ED-プロジェクト (1)
April 2015
17
H26年度 ED-プロジェクト (2)
<受講生感想>①プロジェクト活動で一年間の経験や発表練習は今後役にたてることがで
きる。この授業をとって良かった。ありがとうございました。 ②多数人での開発を経験す
ることがきました。また、仕様書の作成などといったことも、企業の方から 教えてもらい、
とても勉強させてもらえよかったです。 ③専門的なことを、機材も買って頂いて作業がで
きてよかった。普段の生活では絶対触れないであろう技術にも触れられ自分の幅が広がった。
またPJ管理など、学生ではすることのないようなことも経験できた。一年通してきっかった
が、良い経験になりました。ありがとうございました。
みなさん! ED-PJを通して、技術者の主体的活動力を培ってみませんか!!
April 2015
18
連絡等
【エンジニアリングデザイン・ホームページ】 hTp://www.ce.uec.ac.jp/ 【メールアドレス】 担当教員全体: ed-­‐[email protected] 山口: [email protected] 前佛: [email protected] 19