SHIGA MED.Jo Vol― 8。 ,2015。 3 156 前 壁 新 鮮 心 筋 梗 塞 の 3症 例 ∼心筋宙abilityの 評価 にお ける,胸 部誘導 心電図の意義 を中心 に∼ 9。 豊郷病院 メタボ循環器科・源内クリニ ック 肇 七里 社会医療法人誠光会 草津総合病院 総合 内科 木之下 正 彦 循環器科 松井 俊樹 ,山 岡 栄養科 源正 美也子 ,篠 原 ひづ き 澤 大仁 田展子 治 証 社会保険滋賀病院 +DPP4阻 害 薬 が 奏 効 した重 症 糖 尿 病 の 1例 医療法人浜本内科 浜本 糖 質 制 限が で きず ,玄 米 食 循環器科 西 山 敬 三 ,宮 本 和田 直人 ,上 田 敬 一 蔦本 尚慶 H24/12に チ ャ ンピ ックスで禁煙 で きた50歳 男性が 滋賀医科大学医学部附属病 院 救急 。 集 中治療部 4カ 月後 に全 身倦怠・口渇 で受診 した。毎食 の主食 は 前壁新鮮心筋梗塞 の 3症 例 につ き,心 筋 viabilityを 精 白米 2膳 で タバ コの代 わ りにガム・飴玉 0慢 頭 0ケ ー キ・カス テラが増 えた。 DPP4阻 害薬 +ooGI十 (糖 質制限 評価す る上での心電図の有用性 を経験 した。3症 例 と で きず)玄 米食 によ りHbAlc15。 7→ 5。 9と 著明改善 し も発症約 1週 間後 の初診 .症 例 1で は,PCIが行 われな た.そ の要因 は DPP4阻 害薬 +α GI十 玄米食 よ りも最 か ったため,2週 間後 には RV3,RV4が 消 失 し,RV5 大 の ものは精 白米 2膳 か ら玄米 1膳 へ の変更 +間 食 が減高 した。 症例 2で は Vl∼ 3が 中止 による376g糖 質減 (実 質的糖質制限)と 思われた 浜本 徹 QSパ ター ン,RV4 が 4 1nm,完 全 閉塞 の Seg7に 対 して PCI施 行 .1週 間 後 に V2に 微 小 R,V3に 2 1nmの Rが 再 生 ,RV4は 411m か ら8 1nmに . 10。 症例 3 増高 ,心 筋 シンチで も欠損像 な し。 では心不全状態で来院。 Vl∼ 2が QSパ ター ン,V3∼ 5 の Rも 微小 。 Seg6の 90∼ 99%の 狭窄 に対 して,心 不全 治療 のため 2週 間後 に PCI施 行 。1週 間後 に 5 当 院 に搬 送 さ れ た 心 停 止 患 者 の 発 症 前 ADLと 蘇 生 成 績 に つ い て の 検 討 彦根市立病院 循環器科 mElの RV5が 再 生 .RV4は PC15週 間後か ら再生 し始め ,8カ 池田 智之,林 薫 員鍋奈緒美,椙 本 晃 徹 増大 .PC118日 後 の心筋 シ ンチで も非常 宮澤 豪,下 司 に広 範 囲 の欠損像 を認めたが ,6カ 月後 には正常近 中野 顕,綿 貫 正人 くに戻 った.初 診時心電図上 ,広 範囲 の心筋が既 に壊 日村 月後 7。 5mlnに 好宏 死 に陥って い ると予測 した.こ の驚異的な回復 には 冬 眠心筋 か ら気絶心筋 へ の移行 ,precondidoning効 方法】 2009年 11月 よ り2013年 3月 までに,当 院に搬 【 送された CAに ついて,蘇 生成績 と発症前 の ADLに 心電 図 は心 筋 宙abilityの 果等 の機序 が推測 された。 ついて検討 した。 ADLは 厚生省 の定めた“高齢者の 日 評価 に有用 で あ るが ,こ の症例 の よ うな気絶心筋 に 85歳 以上 の末期高齢者を 常生活 自立度 "で 評価 した。 お い ては無力 で あ る と知 った。 84歳 以下の患者 を比較 した。 , 結果】 調査期間内に当院 に搬送 されたCA415名 の 【 84 うち,85歳 以上の高齢者は151名 (36.4%)で あった。 歳以下の患者 と比較す ると,発 見時の心電図波形は無 CA前 の 脈性VT/Vf:2。 1%vs 4。 7%p=0.41で あった。 ADLは 正常 :25%vs 67%p<0。 01,低 下 :75%vs 33% p<0。 01で あった。 蘇生成績 は,自 己心拍再開(ROSC) 率 は38%vs 35%p=0。 54,1カ 月生存 は1.4%vs 6。 1% 02,1カ 月後 の神経学的予後良好例 は0。 6%vs 3。 8%p=0。 03で あ った。 85歳 以上の患者で心停止前 p=0。 のADLと 蘇生成績 を検討す ると,ROSC率 は差がな かったが,ADL低 下群 では lヵ 月後 の神経学的予後 ―- 156 -一
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