府大キャンパスにおける樹木の観察と 木工クラフトを通した環境学習 井上 大田 河井 佐藤 松嶋 聖日 宗嗣 由季 宥介 芙実 背景 ・近年、環境問題の一つとして外来種の侵入や分布拡大がある。 →在来種の捕食、生息環境の略奪、交雑による遺伝子攪乱によ り、生態系に影響を与えている。 ・里山環境、景観の保全のためには、適度な伐採などの管理が重 要である。 →放置による植生遷移の進行は生物多様性を低下させる。 ・府大キャンパスの樹木の観察や外来種の剪定を通して地域住 民の方に外来種の生態系への影響、生物多様性保全について 知ってもらう。 ・木工クラフトを行うことで資源の有効活用を学んでもらう。 活動内容 ~イベント当日まで~ 4/19 5/2 5/16 6/6 6/12 6/26 7/3 8/6 8/22 8/26 8/27 グループ決定 キャンパスの散策 昨年度の活動内容の説明 方針決定 ⇒ 外来種駆除と木工クラフト 計画の打ち合わせ 計画書の作成 イベント打ち合わせ イベント準備 材料の準備 イベント前日準備 イベント当日 活動目的 府大内にいる植物の理解 外来種の防除 地域住民との交流 イベントに向けて 6/12 6/26 7/3 計画の打ち合わせ 計画書の作成 地域連携の方と イベント打ち合わせ ↓ キャンパスウォッチング 夏休みの工作にぴったり! 木工クラフト イベントに向けて 8/6 8/22 8/26 イベント準備 材料の準備 イベント前日準備 当日タイムスケジュール 全体説明・外来種の説明 中村先生の説明(府大の樹木について) 野外で植物の説明・採取 木工クラフト 参加者の様子 16名の子供たち・保護者が参加された。 子供だけでなく大人も興味を持ってくれて、熱心に説明 を聞いてくれた。 ユニークなアイデアでたくさんのクラフトを作っていた。 完成品 •アンケート結果 全体の印象 次回の参加 とても良かった 12/ 13 良かった 0/ 13 普通 0/ 13 あまり良くなかった 0/ 13 良くなかった 0/ 13 ぜひ参加したい 10/ 13 参加したい 2/ 13 どちらとも言えない 0/ 13 参加したくない 0/ 13 10 •アンケート感想 11 まとめと考察 ①授業を通して府大構内の植物の生態や、外来植物の侵 入状況について地域の人々に知ってもらうことができた。 ②工作を通じて、外来植物の利用や、里山管理に通じる 資源の利用を体験してもらうことができた。 ③イベントを通じて、地域の人々や関係者の方々と交流す ることができた。 12
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