生活習慣病予防対策 ~継続につながる運動指導のポイント~

平成 22 年度指導者のための健康・栄養セミナー
生活習慣病予防対策
~継続につながる運動指導のポイント~
講師 大塚フィットネスプロスタッフ 加藤 安子氏
【特定健診保健指導で求められるもの】
皮膚の代謝が良くなる
※ 運 動・栄 養・喫 煙・睡 眠・ストレスのサポート
⑥関節可動域の拡大
・保健指導能力、データを読み取る能力、指
継続することで効果が現れる
導計画能力が必要である
≪ストレッチの注意点≫
≪健康づくり支援のポイント!≫
※反動をつけずに行う⇒ゆっくり伸ばす
無関心期・関心期・準備期の人へのアプローチ
※オーバーストレッチに注意⇒痛みを伴うちょ
※デジタルではなくアナログな指導に!
っと手前までに
①自己観察・・運動のメリット⇒自己改善
※マイペースで行う⇒自分が気持ちいいところ
身体の歪み・左右差・肥満など⇒改善
までにする ②妨げる要因・・ネガティブ⇒ポジティブ
※自然な呼吸でリラックスして行う
きつい、つらい⇒楽しい、気持ちいい
◎伸長する時⇒息を吐く
③継続出来る環境づくり・・サポート増やす
◎脊柱:丸める時⇒吐く 伸ばす時⇒吸う
家族や周りに伝える⇒協力
≪インストラクション≫的確な指導を!
≪体力とは≫
※キューイング(指示)⇒3つのポイント
①行動体力
①<動作>
<柔軟性>・・まず第一に柔軟性を向上させ
・部位:どこを⇒肘を
ることが重要(特に硬い部分、歪み部分)
・方向:どの方向に⇒後ろに向かって
<筋力>・・基礎代謝量を高める
・動作:どう動かすか⇒回しましょう
<全身持久力>・・脂肪燃焼効果
②<注意点>
<瞬発力><敏捷性><筋持久力><調整力>
・呼吸⇒息が止まっていませんか
②防衛体力・・物理化学的、生物的、生理的、
・姿勢⇒正しい動作が出来ていますか
精神的ストレスに耐える能力
・肩⇒力が入っていませんか
※能動的な呼吸法(腹式、胸式、完全呼吸)
・お腹⇒ゆるんでいませんか
ダイナミックストレッチ⇒体力の向上に効果的
③<意識>
リズム運動(歩くこと・噛むこと・リズミカル
・どこを動かしているか意識を向ける⇒肩をほ
な腹式呼吸などのリズム感のある軽い運動)
ぐしている
⇒抗うつ効果のセロトニンを活性化 ・イメージしやすい言葉を用いる
≪ストレッチの効果≫・・運動前後に行う
最後は音楽に合わせて≪リズム呼吸&リズムス
①血液循環の促進
トレッチ≫を全員で楽しく行いました!
身体がぽかぽか温かくなる
※~気持ち良かった!これなら出来そう!~こ
②肉体的・精神的な緊張の緩和
の気持ちが身体を動かす第一歩、きっかけにな
リラクゼーション効果
り継続に繫がるとのことです。
③神経機能の向上
【加藤氏からのメッセージ】
脳・神経の伝達が良くなる
一緒に身体を動かす心地よさを共有し指導を
④怪我の予防
楽しんでください!
(文責 地活 奥野恵理子)
身体が楽に動かせる
⑤老化予防
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